JPH08237658A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08237658A
JPH08237658A JP6172995A JP6172995A JPH08237658A JP H08237658 A JPH08237658 A JP H08237658A JP 6172995 A JP6172995 A JP 6172995A JP 6172995 A JP6172995 A JP 6172995A JP H08237658 A JPH08237658 A JP H08237658A
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spatial frequency
pixels
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JP6172995A
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Toshikimi Iwata
利王 岩田
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 解像度の劣化をなるべく回避しながらブロッ
ク歪を抑える。 【構成】 フレームを多数のブロックに分け、ブロック
単位でDCT符号化した画像データをデコーダ1で復号
し、ディジタル画像信号PTを出力する。水平方向選別
回路10と垂直方向選別回路20によりディジタル画像
信号PTの表す画像の内、ブロック境界線近傍の画素を
選別する。そして、空間周波数フィルタ30とセレクタ
50により、ディジタル画像信号PTの表す画像の内、
ブロック境界線近傍の画素の高域空間周波数成分を除去
し、他の画素はそのままにしたディジタル画像信号PT
´を作成して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に係り、特
に1フレームまたは1フィールドを多数のブロックに分
け、各ブロック単位でDCT,アダマール変換等の直交
変換をしてフレーム内符号化をしたり、ブロックマッチ
ング法で動き検出して動き補償(MC)付予測によるフ
レーム(フィールド)間符号化をした際に生じるブロッ
ク歪を抑制できるようにした画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像はそのままでは情報量が極めて大き
いことから情報量を圧縮して蓄積、伝送を行い、再生、
受信時に伸長して元の画像を得るようにしている。画像
を高能率で符号化し、データ量を圧縮する手法としてフ
レーム(フィールド)間符号化とフレーム(フィール
ド)内符号化の2種類がある。前者の代表的なものにフ
レーム(フィールド)間の同じ位置の画素値の差分を符
号化するフレーム(フィールド)間予測符号化がある。
後者の代表的なものに、DCT(離散コサイン変換)に
よる直交変換符号化がある。これは、1フレーム(1フ
ィールド)を多数のブロックに分割し、各ブロックをD
CT(離散コサイン変換)によりDCT係数に変換し、
符号化するものである。通常は、これら2種類の手法を
組み合わせたハイブリッド符号化を行い、フレーム(フ
ィールド)間予測符号化によって得られたフレーム(フ
ィールド)間の差分をDCT係数に変換し、符号化する
ことで高い圧縮率を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DCT
などのブロック単位で符号化する手法では、復号後の画
像に、フレーム(フィールド)を多数のブロックに分割
して処理したことによるブロック歪が発生し、ブロック
が見えて画質が劣化するという問題があった。とくに、
フレーム(フィールド)間予測符号化においては動きの
大きいフレームでは情報量が増大して、ブロック歪が顕
著になるという問題があった。本発明は上記した従来技
術の問題に鑑み、解像度の劣化をなるべく回避しながら
ブロック歪を抑えることのできる画像処理装置を提供す
ることを目的とする。また、構成の比較的簡単な画像処
理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置で
は、フレームまたはフィールドを多数のブロックに分
け、各ブロック単位で符号化された画像を復号する復号
手段を備えた画像処理装置において、復号後の画像の
内、ブロック境界線近傍の画素を選別する選別手段と、
復号後の画像に対し、選別手段で選別されたブロック境
界線近傍の画素の高域空間周波数成分を除去し、他の画
素はそのままにする高域空間周波数成分除去手段を設け
たことを特徴としている。
【0005】本発明の他の画像処理装置では、復号後の
画像の内、フレームまたはフィールド間の変化が大きい
画素を検出する検出手段を設け、高域空間周波数成分除
去手段は、復号後の画像に対し、選別手段で選別された
ブロック境界線近傍の画素で、かつ、検出手段で検出さ
れたフレームまたはフィールド間の変化が大きい画素に
対し高域空間周波数成分を除去し、他の画素はそのまま
にするようにしたこと、を特徴としている。
【0006】本発明の更に他の画像処理装置では、高域
空間周波数成分除去手段による高域空間周波数成分の除
去は、復号後の画像中の着目画素周辺の画素を平均化
し、着目画素に置き換えて行うこと、を特徴としてい
る。
【0007】本発明の他の画像処理装置では、高域空間
周波数成分除去手段による高域空間周波数成分の除去
は、横のブロック境界線近傍の画素に対し水平方向の高
域空間周波数成分を除去し、縦のブロック境界線近傍の
画素に対し垂直方向の高域空間周波数成分を除去して行
うようにしたこと、を特徴としている。
【0008】本発明の他の画像処理装置では、高域空間
周波数成分除去手段による水平方向の高域空間周波数成
分の除去は、復号後の画像中の着目画素周辺で水平方向
の画素を平均化し、着目画素に置き換えて行い、垂直方
向の高域空間周波数成分の除去は、復号後の画像中の着
目画素周辺で垂直方向の画素を平均化し、着目画素に置
き換えて行うこと、を特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の画像処理装置によれば、復号後の画像
の内、ブロック境界線近傍の画素を選別し、復号後の画
像に対し、ブロック境界線近傍の画素の高域空間周波数
成分を除去し、他の画素はそのままにする。これによ
り、ブロック内の解像度の劣化を回避しながらブロック
境界線近傍でのブロック歪を目立たなくすることができ
る。
【0010】本発明の他の画像処理装置によれば、復号
後の画像の内、フレームまたはフィールド間の変化が大
きい画素を検出し、復号後の画像に対し、ブロック境界
線近傍の画素で、かつ、フレームまたはフィールド間の
変化が大きい画素に対し高域空間周波数成分を除去し、
他の画素はそのままにする。これにより、動きの大きな
フレームまたはフィールドについてブロック内の解像度
の劣化を回避しながらブロック境界線でのブロック歪を
目立たなくすることができ、動きがないか小さなフレー
ムまたはフィールドについてはフレームまたはフィール
ド全体にわたり良好な解像度を維持することができる。
【0011】本発明の更に他の画像処理装置によれば、
高域空間周波数成分の除去は、復号された画像中の着目
画素周辺の画素を平均化し、着目画素に置き換えること
で行う。これにより、簡単な構成で高域空間周波数成分
を除去することができる。
【0012】本発明の他の画像処理装置によれば、縦の
ブロック境界線近傍の画素に対し水平方向の高域空間周
波数成分を除去し、横のブロック境界線近傍の画素に対
し垂直方向の高域空間周波数成分を除去して行う。これ
により、ブロック境界線近傍での解像度の劣化を最小限
に抑えながら、ブロック歪を目立たなくすることができ
る。
【0013】本発明の他の画像処理装置によれば、水平
方向の高域空間周波数成分の除去は、復号後の画像中の
着目画素周辺で水平方向の画素を平均化し、着目画素に
置き換えて行い、垂直方向の高域空間周波数成分の除去
は、復号後の画像中の着目画素周辺で垂直方向の画素を
平均化し、着目画素に置き換えて行う。これにより、簡
単な構成で水平方向の高域空間周波数成分の除去と垂直
方向の高域空間周波数成分の除去をすることができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る画像処理装置
の回路図である。ここでは画像サイズが縦×横=352
×240のモノクロ画像を対象とし(図3(1)参
照)、各画素の画素値は0〜255の28 段階に量子化
されており、黒レベル=16、白レベル=235とす
る。1はフレーム間予測符号化によるフレーム間符号化
とDCT符号化によるフレーム内符号化を組み合わせた
ハイブリッド符号化により高能率符号化された画像デー
タを復号するデコーダであり、このデコーダ1は復号後
の画像をノンインタレース方式で走査したディジタル画
像信号PTを出力するとともに、ディジタル画像信号P
Tの出力に同期したピクセルクロックPCK、ラインク
ロックLCK、フレームクロックFCKを出力する。図
2に示す如く、ピクセルクロックPCKは画素のサンプ
リング周波数と同じ周期のクロック、ラインクロックL
CKは1ラインの開始タイミングからPCKのパルス幅
より少し長い期間Hレベルとなるクロック、フレームク
ロックFCKは1フレームの先頭ラインの開始タイミン
グから1/2ラインの間Hレベルとなるクロックであ
る。
【0015】DCT符号化の手法を図3を参照して説明
する。図3(1)に示す如く、DCT符号化は1フレー
ムを縦×横=16×16の大きさのブロックに分け、ブ
ロック単位でDCT係数に変換し、符号化して行う。D
CT符号化された画像データを復号したままのディジタ
ル画像信号PTでは、ブロック歪によりブロックの境界
が見えてしまう。後述するように、本実施例では、ブロ
ック境界近傍の画素を選別して高域空間周波数成分を除
去(減衰)させることにより、ブロック内の解像度の劣
化を回避しながらブロック境界でのブロック歪を目立た
なくする。
【0016】画素の座標とブロックの座標の関係を述べ
ておくと、1フレームの各画素(ピクセル)の座標をP
(x,y)〔x=0〜351、y=0〜239〕、ブロ
ックの座標をB(i,j)〔i=0〜21、j=0〜1
4〕として、図3(2)に示す如く、各ブロックB
(i,j)の境界線の直ぐ内側の画素のx,y座標は、 V1 の範囲・・x=16i,y=16j〜16j+15 V2 の範囲・・x=16i+15,y=16j〜16j+15 H1 の範囲・・x=16i〜16i+15,y=16j H2 の範囲・・x=16i〜16i+15,y=16j+15 である。
【0017】図1に戻って、2はフレーム間で一定以上
の動き(一定以上の大きな変化)のあった画素を検出す
る動き検出回路であり、この内、3はデコーダ1から入
力されたディジタル画像信号PTを1フレーム分だけ遅
延させる1フレームディレイ回路、4はディジタル画像
信号から1フレームディレイ回路の出力を減算してフレ
ーム中の各画素につき、1フレーム前の同じ位置の画素
値から変化した値(差分)を求める減算器、5は減算器
で求めた差分の絶対値と20を比較し、20を超えたと
き画素値が大きく変化したことを示すHを出力し、20
以下のときLを出力する比較回路、6は比較回路5の出
力を1ライン分遅延させて第1セレクト信号Aとして出
力する1ラインディレイ回路である。
【0018】10はディジタル画像信号PTの示す画像
中で、水平方向の位置がブロックの縦の境界線近傍とな
っている画素を選別するための水平方向選別回路であ
り、この内、11はカウンタで、ラインクロックLCK
がHの間にクリアされ、その後、ピクセルクロックPC
Kが入力される度に0から15までを巡回的に計数す
る。図3の画像において、画素のx座標がブロックB
(i,j)の左側の縦の境界線の直ぐ右側に相当する1
6i〔但し、i=0〜21〕のときカウンタ11の計数
値は0となり、x=16i+1のとき計数値=1、x=
16i+2のとき計数値=2、・・・、x=16i+1
4のとき計数値=14である。x座標がブロックの右側
の縦の境界の直ぐ左側に相当する16(i+1)+15
のときカウンタ11の計数値は15となる。12は比較
回路であり、カウンタ11の計数値が0または15と一
致するときHレベルを出力し、計数値が0または15と
一致しないときLレベルを出力する。13は比較回路1
2の出力を1ライン分遅延させて第2セレクト信号Bと
して出力する1ラインディレイ回路である。
【0019】20はディジタル画像信号PTの示す画像
中で、垂直方向の位置がブロックの横の境界線近傍とな
っている画素を選別するための垂直方向選別回路であ
り、この内、21はカウンタで、フレームクロックFC
KがHの間にクリアされ、その後、ラインクロックLC
Kが入力される度に0から15までを巡回的に計数す
る。図3の画像において、画素のy座標がブロックB
(i,j)の上側の横の境界線の直ぐ下側に相当する1
6j〔但し、j=0〜14〕のときカウンタ21の計数
値は0となり、y=16j+1のとき計数値=1、y=
16j+2のとき計数値=2、・・・、y=16j+1
4のとき計数値=14である。y座標がブロックの下側
の横の境界線の直ぐ上側に相当する16(j+1)+1
5のときカウンタ21の計数値は15となる。22は比
較回路であり、カウンタ21の計数値が0または15と
一致するときHレベルを出力し、計数値が0または15
と一致しないときLレベルを出力する。23は比較回路
22の出力を1ライン分遅延させて第3セレクト信号C
として出力する1ラインディレイ回路である。水平方向
選別回路20と垂直方向選別回路30により、デコーダ
1で復号された画像の内、ブロック境界線近傍の画素の
選別がされる。
【0020】ディジタル映像信号PTの現在の画素位置
がP(x,y+1)とすると、動き検出回路2の1ライ
ンディレイ回路6の出力は画素位置がP(x,y)の画
素についての一定以上の動き(一定以上の大きな変化)
の有無を示し(1;動き有り、0;動き無し)、水平方
向選別回路10の1ラインディレイ回路13の出力は画
素位置がP(x,y)の画素についてブロックの縦の境
界線の直ぐ右側または左側の画素であるか否かを示し
(1;縦の境界線近傍、0;縦の境界線近傍以外)、垂
直方向選別回路20の1ラインディレイ回路23の出力
は画素位置がP(x,y)の画素についてブロックの横
の境界線の直ぐ下側または上側の画素であるか否かを示
す(1;横の境界線近傍、0;横の境界線近傍以外)。
【0021】30は空間周波数フィルタであり、ディジ
タル映像信号PTを基に、水平方向及び垂直方向の高域
空間周波数成分を除去した信号、水平方向の高域空間周
波数成分を除去した信号、垂直方向の高域空間周波数成
分を除去した信号を出力する。また、ディジタル映像信
号PTを単に1ライン分遅延させた信号も出力する。空
間周波数フィルタ30の内、31は239画素分のディ
レイ回路、32と33は各々、1画素分のディレイ回
路、34は239画素分のディレイ回路である。35は
ディジタル映像信号PT及び各ディレイ回路31〜34
の出力を加算する加算器、36は加算器35の出力に1
/5を乗じる乗算器、37は各ディレイ回路31〜33
の出力を加算する加算器、38は加算器37の出力に1
/3を乗じる乗算器、39はディジタル映像信号PT及
びディレイ回路32,34の出力を加算する加算器、4
0は加算器39の出力に1/3を乗じる乗算器である。
【0022】ディジタル画像信号PTの或る時点の画素
がP(x,y+1)〔但し、x≠0,351〕とする
と、ディレイ回路31〜34の出力画素はそれぞれP
(x+1,y)、P(x,y)、P(x−1,y)、P
(x,y−1)であり、互いに隣接関係となる。よっ
て、乗算器36からは画素P(x,y)を中心にして水
平方向と垂直方向に隣接する5つの画素の平均値が画素
P(x,y)の値に代えて出力されることになる。5つ
の画素の平均を取ることで元のP(x,y)の画素に対
し水平方向と垂直方向の高域空間周波数成分が除去(減
衰)される。また、乗算器38からは画素P(x,y)
を中心にして水平方向に隣接する3つの画素の平均値が
画素P(x,y)の値に代えて出力されることになり、
水平方向の高域空間周波数成分が除去される。更に、乗
算器40からは画素P(x,y)を中心にして垂直方向
に隣接する3つの画素の平均値が画素P(x,y)の値
に代えて出力されることになり、垂直方向の高域空間周
波数成分が除去される。
【0023】50は空間周波数フィルタ30の各乗算器
36,38,40と、ディレイ回路32からの入力S1
〜S4 の中から択一的に1つを選択して出力するセレク
タであり、前述した動き検出回路2、水平方向選別回路
10、垂直方向選別回路20からの第1〜第3セレクト
信号A〜Cの組み合わせに応じた入力Sk を選択するこ
とで、ディジタル画像信号PTの表す画像の内、ブロッ
ク境界近傍の画素については周囲の画素との平均化によ
り高域空間周波数成分を除去し、ブロック近傍以外の画
素はそのままにしたディジタル画像信号PT´を出力す
る。第1〜第3セレクト信号A〜Cの組み合わせとセレ
クタ50の出力の対応関係は次の表1の通りである。
【0024】
【表1】
【0025】次に、上記した実施例の動作を図4を参照
して説明する。図4は空間周波数フィルタ30とセレク
タ50の動作説明図である。説明の都合上、デコーダ1
から出力されるディジタル画像信号PTの現在の画素を
P(x,y+1)とする。デコーダ1で復号されたディ
ジタル画像信号PTの画素位置がP(0,0)、P
(1,0)、P(2,0)、・・、P(231,0)、
P(0,1)、P(2,0)、・・、P(231,
1)、・・、P(x,y+1)と変わると、動き検出回
路2はディジタル画像信号PTより常に1ライン分遅れ
た画素P(x,y)の動きの有無を示す第1セレクト信
号Aを出力し、水平方向選別回路10はディジタル画像
信号PTの現在の画素P(x,y+1)より常に1ライ
ン分遅れた画素P(x,y)の位置がブロックの左側縦
の境界線の直ぐ右側または右側縦の境界線の直ぐ左側か
否かを示す第2セレクト信号Bを出力し、垂直方向選別
回路20はディジタル画像信号PTの画素P(x,y+
1)より常に1ライン分遅れた画素P(x,y)の位置
がブロックの上側横の境界線の直ぐ下側または下側横の
境界線の直ぐ上側か否かを示す第3セレクト信号Cを出
力する。
【0026】一方、空間周波数フィルタ30のディレイ
回路32はディジタル画像信号PTより単に1ライン分
遅れた画素を出力し、ディジタル画像信号PTの現在の
画素がP(x,y+1)であるとき、ディレイ回路32
の出力は画素P(x,y)である。動き検出回路2か
ら、画素P(x,y)に動きが無いことを示すLレベル
の第1セレクト信号Aが出力されているとき、セレクタ
50はディレイ回路32から入力したS4 を選択して出
力するので、1フレーム全ての画素について動きがなか
った場合、セレクタ50からはディジタル画像信号PT
を1ライン分遅らしただけのディジタル画像信号PT´
が出力され、解像度が劣化することはない。
【0027】動き検出回路2から、画素P(x,y)に
動きが有ることを示すHレベルの第1セレクト信号Aが
出力されているとき、セレクタ50は第2,第3セレク
ト信号B,Cの組み合わせに応じて表1に従い、乗算器
36,38,40から入力したS1 〜S3 から1つを選
択して出力する。図4に示す如く、画素P(x,y)が
ブロックB(i,j)の中に入っているものとすると、
画素P(x,y)のx座標がブロックB(i,j)の左
側縦の境界線の直ぐ右側となる16iまたは右側縦の境
界線の直ぐ左側となる16i+15のとき、水平方向選
別回路10はHレベルを出力し、16i+1〜16i+
14の間はLレベルを出力する。一方、画素P(x,
y)のy座標がブロックB(i,j)の上側横の境界線
の直ぐ下側となる16jまたは下側横の境界線の直ぐ上
側となる16j+15のとき、垂直方向選別回路20は
Hレベルを出力し、16j+1〜16j+14の間はL
レベルを出力する。
【0028】よって、P(x,y)がブロックB(i,
j)の隅となっているx=16i,y=16j、x=1
6i+15,y=16j、x=16i,y=16j+1
5、x=16i+15,y=16j+15のいずれかの
場合(図4のP1 〜P4 参照)、第2,第3セレクト信
号B,CがともにHレベルとなり、第1セレクト信号A
もHレベルであればセレクタ50は乗算器36からの入
力S1 を選択する。この結果、元のディジタル画像信号
PTの画素P(x,y)が着目画素P1 〜P4のいずれ
かのとき、これらの着目画素に一定以上の動きがあって
ブロック歪が目立つ可能性が有れば、着目画素と、該着
目画素を挟んで水平方向及び垂直方向に隣接する4つの
画素を含めた5つの画素値の平均値で着目画素を置き換
えた画素値が出力されるので、水平方向及び垂直方向の
高域空間周波数成分が除去され、ブロックの隅のブロッ
ク歪が目立たなくなる。
【0029】また、P(x,y)がP1 〜P4 以外でブ
ロックB(i,j)の左側縦の境界線の直ぐ右側または
右側縦の境界線の直ぐ左側となるx=16i,y=16
j+1〜16j+14、x=16i+15,y=16j
+1〜16j+14の場合(図4のP5 、P6 参照)、
第2セレクト信号BがHレベル、第3セレクト信号Cが
Lレベルとなり、第1セレクト信号AもHレベルであれ
ばセレクタ50は乗算器38からの入力S2 を選択す
る。この結果、元のディジタル画像信号PTの画素P
(x,y)が着目画素P5 (x=16i,y=16j+
1〜16j+14のいずれか)または着目画素P6 (x
=16i+15,y=16j+1〜16j+14)のと
き、これらの着目画素に一定以上の動きがあってブロッ
ク歪が目立つ可能性が有れば、着目画素と、該着目画素
を挟んで水平方向に隣接する2つの画素を含めた3つの
画素値の平均値で着目画素を置き換えた画素値が出力さ
れるので、ブロックB(i,j)の縦の境界線を横切る
水平方向の高域空間周波数成分が除去される。よって、
ブロックB(i,j)の縦の境界が目立たなくなる。
【0030】また、P(x,y)がP1 〜P4 以外でブ
ロックB(i,j)の上側の横の境界線の直ぐ下側また
は下側の横の境界線の直ぐ上側となるx=16i+1〜
16i+14,y=16j、x=16i+1〜16i+
14,y=16j+15の場合(図4のP7 、P8
照)、第2セレクト信号BがLレベル、第3セレクト信
号CがHレベルとなり、第1セレクト信号AもHレベル
であればセレクタ50は乗算器40からの入力S3 を選
択する。この結果、元のディジタル画像信号PTの画素
P(x,y)が着目画素P7 (x=16i+1〜16i
+14のいずれか,y=16j)または着目画素P
8 (x=16i+1〜16i+14のいずれか,y=1
6j+15)のとき、これらの着目画素に一定以上の動
きがあってブロック歪が目立つ可能性が有れば、着目画
素と、該着目画素を挟んで垂直方向に隣接する2つの画
素を含めた3つの画素値の平均値で着目画素を置き換え
た画素値が出力されるので、ブロックB(i,j)の横
の境界線を横切る垂直方向の高域空間周波数成分が除去
される。よって、ブロックB(i,j)の横の境界が目
立たなくなる。
【0031】ディジタル画像信号PTの画素P(x,
y)がブロックB(i,j)の境界近傍でなく内部に存
在し、x=16i+1〜16i+14、y=16j+1
〜16j+14の場合(着目画素P9 参照)、第2,第
3セレクト信号B,CはともにLレベルとなる。この場
合、第1セレクト信号Aのレベルに関わらず、セレクタ
50はディレイ回路32からの入力S4 を選択するの
で、ディジタル画像信号PTの画素P(x,y)がその
まま出力されることになり、ブロック内部の解像度が劣
化するのが回避される。なお、画素P(x,y)がブロ
ックB(i,j)の境界近傍にあって、第2セレクト信
号Bまたは第3セレクト信号Cのいずれかまたは両方が
Hレベルであっても、画素P(x,y)に動きがなく、
動き検出回路2から出力された第1セレクト信号AがL
レベルであれば、セレクタ50はディレイ回路32から
の入力S4 を選択するので、ディジタル画像信号PTの
画素P(x,y)がそのまま出力されることになり、ブ
ロック境界近傍の解像度が不必要に劣化するのが回避さ
れる。
【0032】この実施例によれば、デコーダ1で復号後
のディジタル画像信号PTの表す画像の内、ブロック境
界近傍の画素を水平方向選別回路10と垂直方向選別回
路20により選別し、また、フレーム間で一定以上の変
化をしている画素を動き検出回路2により検出する。そ
して、空間周波数フィルタ30とセレクタ50とによ
り、復号後の画像に対し、ブロック境界近傍の画素で、
かつ、フレーム間の変化が大きい画素に対し高域空間周
波数成分を除去し、他の画素はそのままにした画像を作
成し、ディジタル画像信号PT´として出力する。これ
により、動きの大きなフレームでとくに目立つブロック
境界でのブロック歪に対し、ブロック内の解像度の劣化
を回避しながら抑制することができる。一方、動きがな
いか小さなフレームについてはフレーム全体にわたり良
好な解像度を維持することができ、フレームの一部の領
域だけに動きが有る場合、該領域についてブロック内の
解像度の劣化を回避しながらブロック境界でのブロック
歪を目立たなくすることができ、動きがないか小さい他
の領域は良好な解像度に保つことができる。
【0033】また、ブロックの隅を除くブロックの縦の
境界線近傍の画素についての高域空間周波数成分の除去
は、復号された画像中の着目画素及び水平方向に隣接す
る画素を平均化し、着目画素に置き換えて行うので、簡
単な構成で高域空間周波数成分を除去することができ、
また、ブロックの縦の境界線でのブロック歪の低減とは
無関係な垂直方向に隣接する画素を合わせた平均化(垂
直方向の高域空間周波数成分の除去)をしないので、ブ
ロックの縦の境界線近傍での垂直方向の解像度が劣化す
るのを回避できる。反対に、ブロックの隅を除くブロッ
クの横の境界線近傍の画素についての高域空間周波数成
分の除去は、復号された画像中の着目画素及び垂直方向
に隣接する画素を平均化し、着目画素に置き換えて行う
ので、簡単な構成で高域空間周波数成分を除去すること
ができ、また、横の境界線でのブロック歪の低減とは無
関係な水平方向に隣接する画素を合わせた平均化(水平
方向の高域空間周波数成分の除去)をしないので、ブロ
ックの横の境界線近傍での水平方向の解像度が劣化する
のを回避できる。
【0034】なお、上記した実施例では、ブロック境界
線近傍の画素の内、図4のP1 〜P4 だけ水平方向及び
垂直方向に隣接する画素との平均を取って高域周波数成
分の除去を行うようにしたが、P5 〜P8 の場合も、水
平方向及び垂直方向に隣接する画素との平均を取って高
域周波数成分の除去を行うようにしても良い。また、ブ
ロック境界線近傍の画素であってもフレーム間で一定以
上の大きさの変化がないものについては、高域空間周波
数成分の除去をしないようにしたが、フレーム間での画
素値の変化の有無に関わらず、ブロック境界線近傍の画
素であれば無条件に高域空間周波数成分を除去するよう
にしても良い。この場合、動き検出回路2を省略し、セ
レクタ50は第2,第3セレクト信号B,Cの組み合わ
せに応じて次の表2に従い、入力S1 〜S4 の中から1
つを選択して出力すれば良い。
【0035】
【表2】
【0036】また、上記した実施例ではフレーム間での
予測符号化と、フレーム内でのDCT符号化を組み合わ
せてハイブリッド符号化された画像データを復号して得
た画像を対象にしてブロック歪を低減する場合を例に挙
げたが、本発明は何らこれに限定されず、フィールド間
での予測符号化と、フィールド内でのDCT符号化を組
み合わせてハイブリッド符号化された画像データを復号
して得た画像についても、図1中の1フレームディレイ
回路3を1フィールドディレイ回路に置き換え、フレー
ムクロックFCKをフィールドクロックに置き換えるな
どすれば、同様にブロック歪の除去を行うことができ
る。
【0037】また、画像の符号化方式は、DCTによる
フレーム内符号化またはフィールド内符号化と、フレー
ム間予測符号化またはフィールド間予測符号化を組み合
わせたハイブリッド符号化に何ら限定されず、アダマー
ル変換等の他の直交変換符号化によるフレーム内符号化
またはフィールド内符号化と、ブロックマッチング法に
基づきフレームまたはフィールドをブロックに分割し、
ブロック単位で動き検出を行う動き補償(MC)付フレ
ーム予測符号化または動き補償(MC)付フィールド予
測符号化など、他の符号化方式を組み合わせたものであ
っても良い。また、DCT、アダマール変換等の直交変
換符号化によるフレーム内符号化またはフィールド内符
号化だけ行うもの、または、動き補償(MC)付フレー
ム予測符号化または動き補償(MC)付フィールド予測
符号化によるフレーム間符号化またはフィールド間符号
化だけ行うものであっても良く、要は、フレームまたは
フィールドをブロックに分割してブロック単位で符号化
処理したものであれば良く、デコーダにより符号化方式
に対応した復号化方式で復号した画像に対し、ブロック
歪を低減することができる。
【0038】また、上記した実施例ではモノクロ画像を
例に挙げて説明したが、本発明は何らこれに限定される
ものではなく、例えば、カラー画像であってもR,G,
Bの別に上記した実施例と同様の処理を行うことで、ブ
ロック歪の低減を図ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明の画像処理装置によれば、復号後
の画像の内、ブロック境界線近傍の画素を選別し、復号
後の画像に対し、ブロック境界線近傍の画素の高域空間
周波数成分を除去し、他の画素はそのままにするように
したので、ブロック内の解像度の劣化を回避しながらブ
ロック境界でのブロック歪を目立たなくすることができ
る。
【0040】本発明の他の画像処理装置によれば、復号
後の画像の内、フレームまたはフィールド間の変化が大
きい画素を検出し、復号後の画像に対し、ブロック境界
線近傍の画素で、かつ、フレームまたはフィールド間の
変化が大きい画素に対し高域空間周波数成分を除去し、
他の画素はそのままにするようにしたので、動きの大き
なフレームまたはフィールドについてブロック内の解像
度の劣化を回避しながらブロック境界線でのブロック歪
を目立たなくすることができ、動きがないか小さなフレ
ームまたはフィールドについてはフレームまたはフィー
ルド全体にわたり良好な解像度を維持することができ
る。
【0041】本発明の更に他の画像処理装置によれば、
高域空間周波数成分の除去は、復号された画像中の着目
画素周辺の画素を平均化し、着目画素に置き換えること
で行うようにしたので、簡単な構成で高域空間周波数成
分を除去することができる。
【0042】本発明の他の画像処理装置によれば、縦の
ブロック境界線近傍の画素に対し水平方向の高域空間周
波数成分を除去し、横のブロック境界線近傍の画素に対
し垂直方向の高域空間周波数成分を除去して行うように
したので、ブロック境界線近傍での解像度の劣化を最小
限に抑えながら、ブロック歪を目立たなくすることがで
きる。
【0043】本発明の他の画像処理装置によれば、水平
方向の高域空間周波数成分の除去は、復号後の画像中の
着目画素周辺で水平方向の画素を平均化し、着目画素に
置き換えて行い、垂直方向の高域空間周波数成分の除去
は、復号後の画像中の着目画素周辺で垂直方向の画素を
平均化し、着目画素に置き換えて行うようにしたので、
簡単な構成で水平方向の高域空間周波数成分の除去と垂
直方向の高域空間周波数成分の除去をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像処理装置の回路図
である。
【図2】デコーダの出力するディジタル画像信号と各種
クロックの関係を示す線図である。
【図3】フレーム中でのブロックの大きさと位置関係を
示す説明図である。
【図4】空間周波数フィルタとセレクタの動作を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 デコーダ 2 動き検出回路 10 水平方向選別回路 20 垂直方向選
別回路 30 空間周波数フィルタ 50 セレクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームまたはフィールドを多数のブロ
    ックに分け、各ブロック単位で符号化された画像を復号
    する復号手段を備えた画像処理装置において、 復号後の画像の内、ブロック境界線近傍の画素を選別す
    る選別手段と、 復号後の画像に対し、選別手段で選別されたブロック境
    界線近傍の画素の高域空間周波数成分を除去し、他の画
    素はそのままにする高域空間周波数成分除去手段を設け
    たこと、 を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 復号後の画像の内、フレーム間またはフ
    ィールド間での変化が大きい画素を検出する検出手段を
    設け、 高域空間周波数成分除去手段は、復号後の画像に対し、
    選別手段で選別されたブロック境界線近傍の画素で、か
    つ、検出手段で検出されたフレームまたはフィールド間
    の変化が大きい画素に対し高域空間周波数成分を除去
    し、他の画素はそのままにするようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 高域空間周波数成分除去手段による高域
    空間周波数成分の除去は、復号後の画像中の着目画素周
    辺の画素を平均化し、着目画素に置き換えて行うこと、 を特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 高域空間周波数成分除去手段による高域
    空間周波数成分の除去は、縦のブロック境界線近傍の画
    素に対し水平方向の高域空間周波数成分を除去し、横の
    ブロック境界線近傍の画素に対し垂直方向の高域空間周
    波数成分を除去して行うようにしたこと、 を特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 高域空間周波数成分除去手段による水平
    方向の高域空間周波数成分の除去は、復号後の画像中の
    着目画素周辺で水平方向の画素を平均化し、着目画素に
    置き換えて行い、垂直方向の高域空間周波数成分の除去
    は、復号後の画像中の着目画素周辺で垂直方向の画素を
    平均化し、着目画素に置き換えて行うこと、 を特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998054892A1 (en) * 1997-05-28 1998-12-03 Sony Corporation Block distortion reduction method and device and encoding method and device

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WO1998054892A1 (en) * 1997-05-28 1998-12-03 Sony Corporation Block distortion reduction method and device and encoding method and device
US6434275B1 (en) 1997-05-28 2002-08-13 Sony Corporation Block distortion reduction method and device and encoding method and device

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