JPH08236916A - 半田ボール搭載方法及び装置 - Google Patents

半田ボール搭載方法及び装置

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JPH08236916A
JPH08236916A JP4175995A JP4175995A JPH08236916A JP H08236916 A JPH08236916 A JP H08236916A JP 4175995 A JP4175995 A JP 4175995A JP 4175995 A JP4175995 A JP 4175995A JP H08236916 A JPH08236916 A JP H08236916A
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JP
Japan
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solder ball
solder balls
solder
array
mask
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Withdrawn
Application number
JP4175995A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Kadowaki
徹二 門脇
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to JP4175995A priority Critical patent/JPH08236916A/ja
Publication of JPH08236916A publication Critical patent/JPH08236916A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3478Applying solder preforms; Transferring prefabricated solder patterns

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は半田ボール搭載装置に関し、半田ボ
ールのパッド上への搭載を効率良く行うことを目的とす
る。 【構成】 半田ボール搭載装置30は、半田ボール40
を貯留する容器31と、容器31の底面に設けてある半
田ボール配列・供給装置32とを有する。装置32は、
半田ボールを所定の配列に並べる配列用マスク60と、
並べられた半田ボールを横にずらすシャッタ用マスク6
1と、横にずらされた半田ボールを、配列を維持したま
ま、パッド上にまで供給する供給用マスク62とを有す
るよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、BGA(ball grid ar
ray)タイプの半導体パッケージの製造に適用される半田
ボール搭載方法及び装置に関する。BGAタイプ半導体
パッケージのバンプは、基板のパッド上に半田フラック
ス膜を形成する工程、各パッド上に一つずつ半田ボール
を搭載する工程、半田ボールを溶融させるリフロー工程
を得て形成される。
【0002】ここで、バンプを能率良く形成するために
は、半田ボールを搭載する工程の動作が短時間で完了す
ることが必要である。また、バンプを欠落なく信頼性良
く形成するためには、半田ボールを搭載する工程の動作
が信頼性良く行われることが必要である。
【0003】
【従来の技術】従来の半田ボールの搭載方法とその搭載
装置が、特開平4−65130号公報に示されている。
この半田ボール搭載装置10は、図12に示すように、
概略、半田ボール容器11と、半田ボールキャリア12
と、半田ボールキャリアと半田ボール容器とを動かす駆
動装置13とを有する構成である。
【0004】半田ボール容器11は、多数の半田ボール
を収容する。半田ボールキャリア12は、複数の半田ボ
ールをパッドの配列に対応するように配列させると共
に、これを保持する。駆動装置13は、半田ボールキャ
リア12の半田ボール容器11への重ね合せ、半田ボー
ル容器11の引っくり返し、半田ボールキャリア12の
半田ボール容器11からの分離等を行なう。
【0005】半田ボール搭載装置10は、図13に示す
ように動作する。 半田ボールキャリア12を半田ボール容器11上へ
重ね合わせる。 半田ボール容器11を半田ボールキャリア12と共
に天地逆にする。 半田ボール容器11の姿勢を元に戻す。
【0006】これにより、半田ボールキャリア12は、
図14に示すように、マスク16の各透孔17内に嵌合
した半田ボール15を、吸引した状態で保持する。半田
ボール15は、パッドに対応した配列で並んでいる。 半田ボールキャリア12を半田ボール容器11から
分離させる。
【0007】 基板が半田ボールキャリア12の下側
に搬送されてきたときに、半田ボールキャリア12は、
ボールの吸引保持を解除する。これにより、半田ボール
が、半田フラックス膜を有するパッド上に搭載される。
【0008】半田ボール搭載は、上記〜の一連の動
作を繰り返すことによって行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半田ボール搭載
装置10によれば、半田ボールを搭載するために、5つ
もの工程が必要であり、しかも、各工程は、前の工程が
完了した後に行われるものである。
【0010】このため、半田ボールを搭載するためのサ
イクルタイムが、相当に長くなっていた。また、吸引す
ることによって、半田ボール15を、透孔17に一部嵌
合した状態で保持し、また吸引を断つことによって、半
田ボール15の保持を解除する構成であるため、透孔1
7が小さ目の場合には、吸引力が不足して半田ボールの
吸着ミスが生じ、一部のバンプに半田ボールが搭載され
ないことが起こる虞れがあった。
【0011】また、半田ボール15の一部がマスク16
の下面より突き出しているため、半田ボールの吸引を解
除するときのマスク16とLSIパッケージ基板18と
の間の間隔aは、比較的大きく定めてある。このため、
LSIパッケージ基板18の反りによっては、半田ボー
ルは、符号15aで示すように、透孔17より完全に抜
け出して透孔17による位置規制が解除された状態とな
って、傾斜しているパッド19上に載り、転げて、パッ
ド19からずれてしまうことが起きる虞れもあった。
【0012】そこで、本発明は、上記課題を解決した半
田ボール搭載方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
上の各パッド上に半田ボールを搭載する半田ボール搭載
方法において、半田ボールが収容されている容器から、
半田ボールを、上記パッドの配列に対応する配列に並ん
だ状態で、上記パッド上に供給するように構成したもの
である。
【0014】請求項2の発明は、半田ボールを収容する
容器と、半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応す
る配列に並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田
ボール配列・供給手段とを有する構成としたものであ
る。
【0015】請求項3の発明は、半田ボールを収容する
容器と、半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応す
る配列に並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田
ボール配列・供給手段と、上記並べられたボールを上記
パッド上に供給する力を流体力学的に付与する供給補助
手段とを有する構成としたものである。
【0016】請求項4の発明は、半田ボールを収容する
容器と、半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応す
る配列に並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田
ボール配列・供給手段と、上記容器内に収容されている
半田ボールを攪拌する手段を有する構成としたものであ
る。
【0017】請求項5の発明は、半田ボールを収容する
容器と、半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応す
る配列に並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田
ボール配列・供給手段と、半田ボールを供給する前に、
上記半田ボール配列・供給手段における半田ボールの配
列状態を検査する手段とを有し、上記検査手段による検
査結果が正常である場合にのみ、上記半田ボールを上記
パッド上に供給する構成としたものである。
【0018】請求項6の発明は、半田ボールを収容する
容器と、半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応す
る配列に並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田
ボール配列・供給手段と、上記容器内に半田ボールを補
給する手段を有する構成としたものである。
【0019】請求項7の発明は、上記半田ボール配列・
供給手段は、所定の配列で並んだ透孔を有する配列用マ
スクと、上記配列用マスクの透孔と同じ配列で並んだ透
孔を有し、上記透孔が上記配列用マスクの透孔に対して
ずれており、且つ上記配列用マスクの下側の位置に設け
られた供給用マスクと、上記基板上のパッドに対応する
配列で並んだ透孔を有し、上記配列用マスクと上記供給
用マスクとの間に、摺動可能に設けてあるシャッタ用マ
スクと、該シャッタ用マスクを、該シャッタ用マスクの
透孔が上記配列用マスクの透孔と一致した位置と、該シ
ャッタ用マスクの透孔が上記供給用マスクの透孔と一致
した位置との間で往復移動させる手段を有する構成とし
たものである。
【0020】請求項8の発明は、該供給用マスクより下
方に突出しており、且つ上記供給用マスクの透孔と連通
する透孔を有する凸部を有する構成としたものである。
【0021】
【作用】請求項1の半田ボール搭載方法の発明におい
て、半田ボールを容器から所定の配列状態で供給する構
成は、容器を反転させたりすることを不要とするように
作用する。
【0022】請求項2の半田ボール搭載装置の発明にお
いて、半田ボール配列・供給手段を容器に設けた構成
は、半田ボールが所定の配列とされて、容器から供給さ
せるように作用すると共に、半田ボールが配列された状
態で、半田ボールが半田ボール配列・供給手段より下方
に突き出ないように作用する。
【0023】請求項3の半田ボール搭載装置の発明にお
いて、半田ボール供給補助手段は、配列された各半田ボ
ールのパッド上への移動を促すように作用する。請求項
4の半田ボール搭載装置の発明において、半田ボール攪
拌手段を設けた構成は、容器内の半田ボールがくっつき
合って凝集しないように作用する。
【0024】請求項5の半田ボール搭載装置の発明にお
いて、検査手段を設けた構成は、半田ボールの配列の状
態が正常であるか否かを確認するように作用する。請求
項6の半田ボール搭載装置の発明において、半田ボール
補給手段を設けた構成は、容器内の半田ボールの量が所
定以下には減らないように作用する。
【0025】請求項7の半田ボール搭載装置の発明にお
いて、配列用マスクは、半田ボールをパッドに対応する
配列に並べるように作用する。また、シャッタ用マスク
は、半田ボールをパッドに対応する配列に並べると共
に、半田ボールを所定の配列に並んだ状態のままずらす
ように作用する。供給用マスクは、半田ボールを所定の
配列に並んだ状態を維持しつつパッド上に導くように作
用する。
【0026】請求項8の半田ボール搭載装置の発明にお
いて、凸部は、凹部を有する基板の凹部の底面に接近し
うるように作用する。
【0027】
【実施例】図2は、本発明の一実施例になる半田ボール
搭載装置30を示す。図1は、図2の装置30の構成を
概略的に示す。図1及び図2に示すように、半田ボール
搭載装置30は、大略、容器(ホッパ)31と、半田ボ
ール配列・供給装置32と、半田ボール供給補助装置3
3と、半田ボール攪拌装置34と、半田ボール配列状態
検査装置35と、半田ボール補給装置36と、昇降装置
37と、基板位置決め台38と、LSIパッケージ(ワ
ーク)搬送装置39とを有する。
【0028】容器31は、半田ボール40を貯留する。
半田ボール配列・供給装置32は、容器31の底部に設
けてあり、容器31の底部から、半田ボール40を、基
板上のパッドの配列に対応した配列に並べて、パッド上
に供給する。
【0029】半田ボール供給補助装置33は、半田ボー
ルのパッド上への移動を、流体力学的な力によって補助
する。これによって、半田ボール40の供給が円滑にな
される。半田ボール攪拌装置34は、容器31内に貯留
して径が約0.2mmの半田ボール39を攪拌して、半
田ボールが凝集するブリッジ現像を防止する。これによ
って、半田ボールの配列が円滑になされる。
【0030】半田ボール配列状態検査装置35は、半田
ボールを供給する前に、半田ボールが正しく配列して並
んでいるか否かを検査する。これによって、例えば一の
パッド上に半田ボールが搭載されないという搭載漏れの
発生が未然に防止される。半田ボール補給装置36は、
容器31内が半田ボールが減ってきたときに、半田ボー
ルを容器31内に補給する。
【0031】昇降装置37は、容器31及び、半田ボー
ル配列・供給装置32を、基板位置決め台38に対して
昇降させる。基板位置決め台38は、LSIパッケージ
の基板を位置決めする。LSIパッケージ搬送装置39
は、半田ボール未搭載のLSIパッケージを台38上に
搬入し、半田ボールが搭載されたLSIパッケージを台
38上から搬出する。
【0032】次に、半田ボール搭載装置30の概略動
作、即ち、半田ボール搭載装置30を構成する各装置3
2〜37,39の概略動作について、図3(A)乃至
(G)を参照して説明する。各装置32〜37,39
は、コンピュータ(図示せず)に制御されて動作する。
【0033】半田ボール攪拌装置34は、図3(A)に
示すように、間欠的に動作する。昇降装置37は、図3
(B)に示すように動作する。図4は容器31が上昇さ
れたときの状態を示す。LSIパッケージ搬送装置39
は、図3(C)に示すように、半田ボール未搭載のLS
Iパッケージ41を位置決め台38上に搬入する動作
と、半田ボールが搭載されたLSIパッケージ41A
(図6参照)を位置決め台38上から搬出する動作を行
う。
【0034】半田ボール配列・供給装置32は、図3
(D)に示すように動作する。半田ボールをパッド上に
供給する動作を行っている間に、次回に供給される半田
ボールを配列させる動作が行われる。半田ボール供給補
助装置33は、図3(E)に示すように、上記の装置3
2が供給動作を行っている間、動作する。
【0035】半田ボール配列状態検査装置35は、図3
(F)に示すように、半田ボール配列・供給装置32に
よる、半田ボールの配列Aが完了した後の段階であっ
て、且つ半田ボールの供給Bを行う前の段階において行
う。半田ボール補給装置36は、図3(G)に示すよう
に、容器31内の半田ボールが減ってきたときに動作す
る。
【0036】次に、半田ボール搭載装置30を構成す
る、上記の容器31及び各装置32〜37等の構成及び
動作について、各装置32〜37等に分けて説明する。 〔容器31〕図2に示すように、容器31は、透明であ
り、内部が、大略すり鉢形状を有する。
【0037】容器31の上側は、蓋50によって密封さ
れている。 〔半田ボール配列・供給装置32〕半田ボール配列・供
給装置32は、図2に示すように、大略、厚板形状を有
し、容器31の底面に取り付けてあり、容器31の底部
開口51を塞いでいる。
【0038】図5及び図6に併せて示すように、半田ボ
ール配列・供給装置32は、配列用マスク60と、シャ
ッタ用マスク61と、供給用マスク62と、シャッタ用
マスク移動装置63とを有する。配列用マスク60は、
複数の透孔64を有し、容器31の底面に固定してあ
る。
【0039】シャッタ用マスク61は、半田ボール40
の径dより若干大きい厚さt1 を有し、複数の透孔65
を有する。供給用マスク62は、複数の透孔66を有
し、配列用マスク60に固定してあり、配線用マスク6
0より下方に若干離れた位置にある。
【0040】配線用マスク60と供給用マスク62との
間に偏平な隙間67が形成してある。この隙間67内
に、上記のシャッタ用マスク61がX1 ,X2 方向に移
動可能に挿入してある。
【0041】シャッタ用マスク移動装置63は、プラン
ジャソレノイド68と戻し用引張りコイルばね69とよ
りなり、シャッタ用マスク61を、透孔65のピッチp
の約1/2だけ移動させる。透孔64,65,66は、
LSIパッケージ41の基板42の裏面(上方を向いて
いる)上のパッド43の配列に対応した配列とされて、
ピッチpで並んでいる。
【0042】各パッド43上には、半田フラックス膜4
4が転写して形成してある。透孔66は、透孔64に対
して、X1 方向にP/2ずれている。プランジャソレノ
イド68がオフであるときには、シャッタマスク61
は、ばね69によってX2 方向に移動して、位置Q1
位置しており、装置32は、図5に示す状態にある。
【0043】透孔65は、透孔66に対してずれてお
り、透孔64と一致している。プランジャソレノイド6
8がオンとされると、シャッタマスク61は、X1 方向
に、位置Q2 まで移動し、装置32は、図6に示す状態
に切り換わる。透孔65は、今度は、透孔64に対して
ずれ、透孔66と一致する。
【0044】次に、半田ボールの配列及び落下供給につ
いて説明する。図7(A)乃至(D)は、容器31内に
貯留されている半田ボールを配列し、落下させて供給す
る動作を表わす。ここで、半田ボールを表わす符号40
に付けた添字は、パッド上に供給される順番を意味す
る。
【0045】装置32が図5に示す状態にあるとき、図
7(A)に示すようにシャッタ用マスク61の各透孔6
5には、半田ボール40-1が入り込んでおり、配列用マ
スク60の各透孔64には、半田ボール40-2が入り込
んでいる。半田ボール40-2は、パッド43の配列に対
応するように配列に並んでいる。
【0046】この状態で、図7(B)に示すように、透
孔66がパッド43と対向するように位置決めされる。
この後、プランジャソレノイド68がオンとされる。こ
れにより、図7(B)示すように、シャッタ用マスク6
1がX1 方向にp/2移動し、半田ボール40-1が配列
を保ちつつ透孔66上に到る。
【0047】半田ボール40-1は、支持を解除されて、
透孔66内に落下する。各半田ボール40-1は、透孔6
6に案内されつつ、即ち配列を維持しつつ落下し、図7
(C)に示すように、パッド43上にまで供給されて、
パッド43上に搭載される。
【0048】装置32が上動すると、図7(D)に示す
ように、各半田ボール40-1は、半田フラックス膜44
の粘着力によって、各パッド43上に搭載された状態に
保持される。なお、半田ボール60-2は、シャッタ用マ
スク61により保持されて、透孔64内に保たれる。
【0049】プランジャソレノイド68がオフとされる
と、シャッタ用マスク61がX2 方向に移動して戻り、
装置32は、図7(A)に示す元の状態となる。これに
より、半田ボール40-2が、透孔65内に落とし込まれ
る。また、容器31内の半田ボール40-3が透孔64内
に入り込み、パッド43の配列に対応して配列された状
態とされる(図3(D)参照)。
【0050】上記より分かるように、半田ボール供給動
作は、図7(A)より開始し、同図(B),(C),
(D)を経て、同図(A)の状態に戻って終了する。次
に供給される半田ボールを配列させる動作は、図7
(D)から図7(A)に戻るとき、即ち、半田ボール供
給動作の終了直前に行われる。
【0051】各半田ボール40は、透孔64→透孔65
→透孔66を通って、パッド43上に供給される。ま
た、図5に示すように、透孔65,66は、夫々、上端
側に、上方に向かって、末拡がりのテーパ部65a,6
6aを有する。
【0052】上記構成の半田ボール配列・供給装置32
は、次に挙げる特長を有する。 半田ボール搭載装置30のサイクルタイムT1 (図
3(D)参照)が短い。半田ボールは、容器41の底部
から配列された状態で供給される。このため、半田ボー
ルを配列するために、容器を反転させる等の動作が必要
でない。
【0053】また、半田ボールを配列させる動作は、半
田ボールを供給する動作が完了した後に行われるのでは
なく、半田ボールを供給する動作が完了する直前に行わ
れ、半田ボールを配列するためだけに要する時間は零で
ある。このことによって、半田ボール搭載のサイクルタ
イムT1 は、従来の装置のサイクルタイムに比べて大幅
に短い。
【0054】 半田ボール40の供給の信頼性が高
い。テーパ部65a,66aによって、半田ボール40
の透孔64から透孔65内への進入、透孔65から透孔
66内への進入は、円滑に行われる。よって、半田ボー
ル40は、途中で引っ掛かることなく、円滑に先に進ん
で供給される。
【0055】 半田ボール40のパッド43上への搭
載の信頼性が高い。半田ボール40は、自重により落下
して、図7(B)から図7(C)の状態に到る。このた
め、透孔66の下端は、開口となっており、図7(B)
の状態において、半田ボールが供給用マスク62の下面
62aより下方へ突き出してはいない。
【0056】このため、半田ボール搭載装置30は基板
42に十分に近接した位置に位置決めされる。隙間b
は、例えば0.1mmと狭い。このため、基板42が図
7(C)中、二点鎖線で示すように反っている場合(反
りは、図14と同程度である)であっても、供給用マス
ク62の下面62aと基板42との間隔b1 は、半田ボ
ール40の径以上には拡がりにくい。
【0057】このため、落下してパッド上に載った半田
ボール40は、二点鎖線で示すように、依然として頂部
側が透孔66内に少し入っており、透孔66の淵に引っ
かかって転がり出すことを制限され、パッド43上に載
った状態に保たれる。これにより、基板42に反りがあ
る状態において、従来の装置に比べて、半田ボール40
をパッド43上に、信頼性良く搭載することが出来る。
【0058】なお、上記の隙間bは、図2中、供給用マ
スク62の下面62aの周囲に固定してある高さ規制用
スペーサ70によって精度良く定まる。 LSIパッケージ41の品種の変更に対して対応が
し易い。LSIパッケージ41の品種が変わると、基板
42上のパッド43の配列が異なる。
【0059】しかし、パッドのピッチは変わらない。そ
こで、シャッタ用マスク61を、LSIパッケージの品
種毎に用意しておく。各シャッタ用マスク61は、LS
Iパッケージのパッド配列に対応した配列の透孔を有す
る。
【0060】シャッタ用マスク61を、LSIパッケー
ジの品種に対応したシャッタ用マスクと交換する。これ
により、半田ボールは、シャッタ用マスクの透孔の配列
に対応した配列に並べられ、この状態を維持して供給用
マスク62を通してパッド上に供給される。
【0061】〔半田ボール供給補助装置33〕図2に示
すように、半田ボール供給補助装置33は、第1の装置
と第2の装置とよりなる。第1の装置は、シール片80
と、吸引路81と、真空源82と、電磁弁83とよりな
る。
【0062】シール片80は、供給用マスク62の周囲
を取り囲んで設けてある。容器31が下降した図2に示
す状態において、シール片80は、位置決め台33の上
面33aに当接しており、供給用マスク62と位置決め
台38との間に、偏平な密閉空間84を形成する。
【0063】吸引路81は、位置決め台38の内部に形
成してある。吸引路81の一端側の開口81aは、位置
決め台38の上面38aであって、上記密閉空間84に
臨んでいる。真空源82は、吸引器81の開口81bと
接続してある。
【0064】電磁弁83は、真空源82と吸引器81と
の間に設けてある。容器31が図4に示す上昇位置HU
から下降して図1に示す下降位置HD へ到ると、密封空
間84が形成され、電磁弁83が開いて、真空源82に
よって、密閉空間84内の空気が吸引される。
【0065】図8に示すように、半田ボール40には、
重力Gに加えて真空源82による吸引力Sが作用する。
半田ボール40は、重力Gと吸引力Sとによって、透明
66内を通って下降し、パッド43上に供給される。
【0066】従って、半田ボール40が単に重力によっ
てのみ、落下してパッド43上に搭載される場合に比べ
て、半田ボール40は途中で引っ掛かることなくより確
実に落下して、且つより強い力でもってパッド43上に
搭載される。なお、上記の真空源82による吸引によっ
て、基板42は、位置決め台38上に吸着される。
【0067】また、前記の高さ規制用スペーサ70によ
って、上記の密閉空間84を形成するようにしてもよ
い。また、第2の装置は、図8に示すように、透孔64
の径d1 、透孔65の径d 2 、透孔66の径d3 を、d
1 >d2 >d3 とした構成、及び後述する気体吹出ノズ
ル90を容器31に設けた構成よりなる。
【0068】上記真空源82による吸引動作に同期し
て、気体吹出ノズル90から、例えば窒素ガスが吹き出
る。窒素ガスは、上記真空源82による吸引によって、
図8中、符号85で示すように、透孔64→透孔65→
透孔66の順で流れる。
【0069】こゝで、d1 >d2 >d3 であるため、窒
素ガスの流速は、先に行く程速くなり、圧力は、逆に先
に行く程低くなる。即ち、透孔64内の圧力をP1 ,透
孔66内の圧力をP2 とすると、P1 >P2 となる。半
田ボール40は、この圧力差(P1 −P2 )によって力
Dを追加的に作用される。
【0070】従って、半田ボール40は、更に確実に落
下し、且つ更に強い力でもってパッド43上に搭載され
る。 〔半田ボール攪拌装置34〕図2に示すように、半田ボ
ール攪拌装置33は、第1の装置と第2の装置とよりな
る。
【0071】第1の装置は、図2に示すように、気体吹
出ノズル90と、圧力気体源91と、電磁弁92とより
なる。気体吹出ノズル90は、蓋50に取り付けてあ
り、容器31の中央に位置している。
【0072】ノズル90は、円錐台を上下逆向きとした
形状を有し、径が約0.5mmの多数の孔を有する。電
磁弁92が開かれると、ノズル90から高圧の窒素ガス
が勢いよく吹き出し、容器31内において半田ボール4
0が攪拌される。
【0073】これにより、図9に示すブリッジが形成さ
れることが防止される。こゝで、ブリッジとは、図9に
示すように、二つの半田ボール40-10 ,40 -11 が突
き合わされた状態となって、配列用マスク60の透孔6
4の開口をまたぐ状態となることをいう。
【0074】このブリッジが形成されると、半田ボール
が透孔64内に入らなくなって、半田ボールを配列する
動作が正常に行われなくなる。第2の装置は、図2に示
すように、振動発生器93よりなる。振動発生器93
は、エアーバイブレータ、或いはソレノイド方式又はモ
ータ振り子方式等のものであり、容器31の下部寄りの
個所の両側に取り付けてある。
【0075】振動発生器93が動作すると、容器31が
振動し、半田ボールが攪拌され、上記ブリッジが形成さ
れることが防止される。なお、振動発生器93はユニッ
ト化された構造を有し、設置個所の変更及び増設は簡単
である。
【0076】上記のように本実施例の装置30によれ
ば、半田ボールがブリッジを形成することが起きないた
め、配列用マスク60の全部の透孔64内に半田ボール
が正常に入り込み、半田ボールを配列する動作が、信頼
性良くなされる。 〔半田ボール配列状態検査装置35〕半田ボール配列状
態検査装置35は、図10に示すように、基板100上
に、複数の検査ピン101が植設された構成を有する。
【0077】検査ピン101は、供給用マスク62の透
孔66の配置に対応した配置で並んでいる。検査装置3
5は、検査ピン101がスイッチのコンタクトを構成
し、検査ピン101が半田ボール40に当接した場合
に、スイッチがオンとなり、検査ピン102が半田ボー
ル40に当接しないとスイッチがオフのままであり、全
部のスイッチがオンとなると、正常と判断し、オフまで
であるスイッチが一つでもあると、異常と判断する構成
である。
【0078】検査は次のように行われる。 図7(A)の状態において、検査ピン101を各透
孔66内に入れる。 シャッタ用マスク61をX1 方向に移動させる。 検査ピン101を少し上動させ、半田ボール40に
突き当て、半田ボール40を、検査ピン101と配線用
マスク60との間に挟み込む。
【0079】図10中、検査ピン101-1は、半田ボー
ル40を突き当たっており、スイッチはオンとなる。検
査ピン101-2は、半田ボールに当たっていず、スイッ
チはオンとはならず、オフのままである。
【0080】検査ピン101-3は、シャッタ用マスク6
1に当たっており、スイッチはオンとなる。各検査ピン
101が構成するスイッチの状態に基づいて、半田ボー
ル40の配列が正常か否かが判断される。正常でない場
合には、その旨の信号が出力され、半田ボール配列動作
がし直される。
【0081】 シャッタ用マスク61がX2 方向に移
動されて、元の位置に戻される。これにより、半田ボー
ル40は、透孔66の位置からずらされる。 検査ピン101が透孔66より抜け出る。検査の結
果、半田ボールが正常に配列されていると判断された場
合には、装置30の動作は先に進む。
【0082】半田ボールが正常に配列されていないと判
断された場合には、装置30は、半田ボール配列動作を
し直し、その後、上記の検査を行う。上記のように、半
田ボールの供給は、半田ボールが正常に配列されたこと
を確認してから行われる。
【0083】よって、半田ボール40を基板42の全部
のパッド43上へ搭載する動作は、搭載漏れを起こすこ
となく、信頼性良く行われる。 〔半田ボール補給装置36〕図2に示すように、半田ボ
ール補給装置36は、半田ボール貯蔵タンク110と、
圧力気体源91と、電磁弁111と、半田ボール搬送用
チューブ112と、発光部材113と、受光部材114
とを有する。
【0084】半田ボール貯蔵タンク110は、容器31
よりも高い位置に設置してあり、半田ボール40が貯蔵
してある。タンク110は、下半分の部分に、逆円錐形
状の管部115と、これに直角に交差する管部116と
を有する。
【0085】管部116は、圧気供給部116aと、拡
張部116bとを有する。チューブ112では、可撓性
を有し、一端は、タンク110の半田ボール排出口11
7に接続してあり、他端は、容器31の上部寄りの部位
にある半田ボール供給口118に接続してある。
【0086】発光部材113と受光部材114とは、容
器31のうち底部寄りの部分を間に挟んで、対向して設
けてある。通常は、発光部材113からの光は半田ボー
ルによって遮られており、受光部材114は発光部材1
13からの光を受光していない。容器31内の半田ボー
ルが減ってくると、発光部材113からの光が透明な容
器31を横切り、受光部材114が発光部材113から
の光を受光して、半田ボールが減ったことを検出する。
【0087】半田ボール補給装置36は、以下のように
動作する。受光部材114が発光部材113からの光を
受光すると、制御装置(図示せず)より制御信号が出力
されて、電磁弁111が開く。これにより、圧力気体源
91よりの圧力気体が管部116に送られ、トリーチェ
リーの原理によって、気体が管部115を通ってタンク
110内の気体と混じり、タンク110内の半田ボール
40が拡張部116bへ取り出される。
【0088】取り出された半田ボール40は、気体の流
れによって、チューブ112を通って、容器31内に供
給される。即ち、容器31内の半田ボールの量が減る
と、タンク110内の半田ボール40が一定量ずつ自動
的に、容器31内に補給される。
【0089】このことにより、半田ボール搭載動作は、
途中で装置30の動作を停止しての半田ボール補給作業
を行うことなく、連続して行われる。また、半田ボール
が異常に減少したことにより配列不足が起き、結果とし
て搭載漏れとなることが未然に防止される。
【0090】〔昇降装置37〕例えばシリンダ機構より
なる構成であり、容器31を位置HU とHD との間で昇
降させる。 〔基板位置決め台38〕基板が載置される
基板載置部120を有する。基板45は、基板載置部1
20に載置され、ここに真空吸着される。
【0091】〔LSIパッケージ搬送装置39〕ロボッ
トよりなる構成を有する。次に、本発明の変形例につい
て説明する。図11の半田ボール搭載装置30Aは、供
給用マスク62の下面に、供給用アダプタマスク130
を取り付けてなる構成を有する。
【0092】供給用アダプタマスク130は、下方に突
出した凸部130aを有する。凸部130aには、供給
用マスク62の透孔66と連通する透孔131が形成し
てある。この装置30Aは、基板42Aに適用される。
【0093】基板42Aは、凹部42Aaを有し、この
凹部42Aaの底面に、パッドが並んでいる構成であ
る。凸部130aが凹部42Aa内に嵌合した状態とさ
れ、この状態で半田ボールを配列して供給する動作が行
われる。
【0094】半田ボール40は、供給マスク62の透孔
66及び供給用アダプタマスク130の透孔131を通
って、パッド上に供給される。また、供給用アダプタマ
スク130を追加して設ける代わりに、供給用マスク6
2自体の形状を、上記の凸部130aを有する形状とし
てもよい。
【0095】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の発明によ
れば、容器を反転させる動作等が不要となり、半田ボー
ルの搭載動作を開始してから、次の半田ボール搭載動作
を開始するまでの間の時間であるサイクルタイムを短縮
し得、よって、半田ボールの搭載を従来に比べて能率良
く行うことが出来る。
【0096】請求項2の発明によれば、容器を反転させ
る動作等が不要となるため、サイクルタイムの短縮を図
ることが出来、よって、半田ボールの搭載を従来に比べ
て能率良く行うことが出来る。また、容器を反転させる
機構が不要であるため、装置の小型化を図ることが出来
る。
【0097】また、半田ボールを配列させた状態におい
て、半田ボールが半田ボール配列・供給手段より下方に
突き出さないため、半田ボール配列・供給手段を、基板
に十分に接近させることが出来る。これによって、半田
ボールの径が例えば0.2mm程度と小さい場合であっ
ても、基板が反っている場合に、半田ボールがバンプ上
から転がってずれてしまうことを効果的に防止すること
が出来、よって、半田バンプのパッド上への搭載を信頼
性良く行うことが出来る。
【0098】請求項3の発明によれば、半田ボールが途
中で引っ掛かってしまうようなことが起きず半田ボール
を単に重力によってパッド上にまで供給する構成に比べ
て、半田ボールのパッド上への供給をより確実に行うこ
とが出来、よって半田ボールを全部のパッド上に搭載す
る動作を信頼性良く行うことが出来る。
【0099】請求項4の発明によれば、容器内の半田ボ
ールが滞ることなく円滑に反だボール配列・供給手段に
供給されるようにすることが出来、よって、半田ボール
をパッド上に搭載する動作を、搭載漏れなく信頼性良く
行うことが出来る。請求項5の発明によれば、半田ボー
ルを配列したら、そのまま供給するのではなく、半田ボ
ールの配列の状態が正常であることを確認してから供給
する構成であるため、半田ボールの搭載漏れが起きず、
半田ボールをパッド上に搭載する動作を信頼性良く行う
ことが出来る。
【0100】請求項6の発明によれば、半田ボール搭載
動作を途中で動作を停止しての半田ボール補給作業を行
うことなく、連続して行うことが出来る。また、容器内
の半田ボールの量が異常なまで減ってしまい、一部のパ
ッド上に半田ボールの配列が正常に行われなくなり、一
部のパッド上に半田ボールが搭載されないという搭載漏
れの発生を防止出来る。
【0101】請求項7の発明によれば、簡単な構成によ
って、半田ボールを配列させる動作、及び半田ボールを
配列を維持したまま、パッド上に供給する動作を安定に
行うことが出来る。また、シャッタ用マスクを交換する
ことだけで、パッドの配列の変更に簡単に対応すること
が出来る。
【0102】請求項8の発明によれば、半田ボールを、
凹部を有する基板の凹部の底面上のパッド上に搭載する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の半田ボール搭載装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例になる半田ボール搭載装置を
示す図である。
【図3】図1及び図2の半田ボール搭載装置の動作を説
明するための図である。
【図4】容器が上昇されたときの状態を示す図である。
【図5】図2中の半田ボール配列・供給装置の動作前の
状態を示す図である。
【図6】図5の半田ボール配列・供給装置の半田ボール
供給直後の状態を示す図である。
【図7】半田ボール供給動作及び半田ボール配列動作を
説明する図である。
【図8】半田ボールの供給の補助を説明するための図で
ある。
【図9】半田ボールによるブリッジの形成を説明する図
である。
【図10】半田ボール配列状態の検査を説明するための
図である。
【図11】本発明の半田ボール搭載装置の変形例を示す
図である。
【図12】従来の半田ボール搭載装置の概略図である。
【図13】図12の装置の半田ボール搭載動作を説明す
るための図である。
【図14】半田ボール搭載不良が起き易い理由を説明す
るための図である。
【符号の説明】
30 半田ボール搭載装置 31 半田ボール収容容器 32 半田ボール配列・供給装置 33 半田ボール供給補助装置 34 半田ボール攪拌装置 35 残留半田ボール有無検査装置 36 半田ボール補給装置 37 昇降装置 38 基板位置決め台 39 LSIパッケージ(ワーク)搬送装置 40 半田ボール 41 LSIパッケージ 42,42A 基板 42Aa 凹部 43 パッド 44 半田フラックス膜 50 蓋 51 底部開口 60 配列用マスク 61 シャッタ用マスク 62 供給用マスク 63 シャッタ用マスク移動装置 64,65,66 透孔 67 偏平な隙間 68 プランジャソレノイド 69 戻し用引張コイルばね 70 高さ規制用スペーサ 80 シール片 81 吸引路 82 真空源 83 電磁弁 84 密封空間 85 窒素ガスの流れ 90 気体噴出ノズル 91 圧力気体源 92 電磁弁 93 振動発生器 100 基板 101 ,101-1,101-2,101-3 検査ピン 110 半田ボール貯蔵タンク 111 電磁弁 112 半田ボール搬送用チューブ 113 発光部材 114 受光部材 115,116 管部 116a 圧気供給部 116b 拡張部 117 半田ボール排出口 118 半田ボール供給口 120 基板載置部 130 供給用アダプタマスク 130a 凸部 131 透孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の各パッド上に半田ボールを搭載
    する半田ボール搭載方法において、 半田ボールが収容されている容器から、半田ボールを、
    上記パッドの配列に対応する配列に並んだ状態で、上記
    パッド上に供給するように構成したことを特徴とする半
    田ボール搭載方法。
  2. 【請求項2】 半田ボールを収容する容器と、 半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応する配列に
    並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田ボール配
    列・供給手段とを有することを特徴とする半田ボール搭
    載装置。
  3. 【請求項3】 半田ボールを収容する容器と、 半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応する配列に
    並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田ボール配
    列・供給手段と、 上記並べられたボールを上記パッド上に供給する力を流
    体力学的に付与する供給補助手段とを有することを特徴
    とする半田ボール搭載装置。
  4. 【請求項4】 半田ボールを収容する容器と、 半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応する配列に
    並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田ボール配
    列・供給手段と、 上記容器内に収容されている半田ボールを攪拌する手段
    とを有することを特徴とする半田ボール搭載装置。
  5. 【請求項5】 半田ボールを収容する容器と、 半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応する配列に
    並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田ボール配
    列・供給手段と、 半田ボールを供給する前に、上記半田ボール配列・供給
    手段における半田ボールの配列状態を検査する手段とを
    有し、 上記検査手段による検査結果が正常である場合にのみ、
    上記半田ボールを上記パッド上に供給する構成としたこ
    とを特徴とする半田ボール搭載装置。
  6. 【請求項6】 半田ボールを収容する容器と、 半田ボールを、基板上のパッドの配列に対応する配列に
    並べ、その状態で上記パッド上に供給する半田ボール配
    列・供給手段と、 上記容器内に半田ボールを補給する手段とを有すること
    を特徴とする半田ボール搭載装置。
  7. 【請求項7】 上記半田ボール配列・供給手段は、 所定の配列で並んだ透孔を有する配列用マスクと、上記
    配列用マスクの透孔と同じ配列で並んだ透孔を有し、上
    記透孔が上記配列用マスクの透孔に対してずれており、
    且つ上記配列用マスクの下側の位置に設けられた供給用
    マスクと、 上記基板上のパッドに対応する配列で並んだ透孔を有
    し、上記配列用マスクと上記供給用マスクとの間に、摺
    動可能に設けてあるシャッタ用マスクと、 該シャッタ用マスクを、該シャッタ用マスクの透孔が上
    記配列用マスクの透孔と一致した位置と、該シャッタ用
    マスクの透孔が上記供給用マスクの透孔と一致した位置
    との間で往復移動させる手段とを有することを特徴とす
    る請求項2乃至6項のうちいずれか一項記載の半田ボー
    ル搭載装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、該供給用マスクより
    下方に突出しており、且つ上記供給用マスクの透孔と連
    通する透孔を有する凸部を有する構成としたことを特徴
    とする半田ボール搭載装置。
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