JPH08236608A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH08236608A
JPH08236608A JP6513495A JP6513495A JPH08236608A JP H08236608 A JPH08236608 A JP H08236608A JP 6513495 A JP6513495 A JP 6513495A JP 6513495 A JP6513495 A JP 6513495A JP H08236608 A JPH08236608 A JP H08236608A
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JP
Japan
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insulating film
field shield
silicon oxide
film
gate electrode
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6513495A
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English (en)
Inventor
Tomofune Tani
智船 谷
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素子分離を行う際のパターニング後の寸法変
換差をより小さくして、従来以上に微細化、高集積化を
図る。 【構成】 シリコン基板1上に、絶縁膜2、多結晶シリ
コン膜、酸化シリコン膜を順次堆積させ、フォトリソグ
ラフィーによりレジストを形成し、更にレジストをマス
クとして、ウェットエッチングにより酸化シリコン膜を
パターニングし、フィールド・シールドのゲート上部絶
縁膜6を形成する。レジストはアッシングによって除去
する。次に、フィールド・シールドのゲート上部絶縁膜
6をマスクとして、多結晶シリコン膜に対してドライエ
ッチングを行い、フィールド・シールドのゲート電極7
を形成する。その後、フィールド・シールドのゲート電
極7の側壁部に熱酸化を行ってゲート電極7の側壁の露
出した部分に酸化シリコン膜8を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィールドシールド技
術によって素子分離を行う半導体装置の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、シリコン基板上に
形成される各素子を相互に電気的に分離(素子分離)す
る方法として、LOCOS(Local Oxidation of Silicon) 法
が広く用いられている。しかし、この LOCOS法では、素
子分離領域を形成するときに発生する、いわゆるバーズ
・ビークによる寸法変換差が、集積回路の微細化、高集
積化を図る上で障害となる。かかる問題を解決する方法
として、フィールドシールド(Field-Shield)素子分離技
術が提案されている。これは、素子分離領域にシールド
電極を形成し、このシールド電極の電位を固定すること
によって、素子分離領域の寄生MOSトランジスタの電
位をカットオフする技術である。かかる技術について
は、例えば、「FULLY PLANARIZED 0.5μm TECHNOLOGIES
FOR 16M DRAM (IEDM Tech. Dig. p246 (1988) )」に
おいて説明されている。
【0003】図5〜図8は、このフィールドシールド技
術に基づく半導体装置の製造方法の一部を示した概略断
面図である。この方法は、以下の手順によって行われ
る。まず、図5に示すように、シリコン基板101上に
酸化シリコン膜102、多結晶シリコン膜103、酸化
シリコン膜104を順次堆積させ、その後、フォトリソ
グラフィーを行い、レジスト201を形成する。ここ
で、レジスト201の幅の寸法をbとする。次に、図6
に示すように、エッチングによって酸化シリコン膜10
4及び多結晶シリコン膜103をパターニングし、レジ
スト201を除去する。
【0004】次に、表面全体に酸化膜を堆積させ、その
後、これを酸化シリコン膜104の高さまでエッチバッ
クする。これにより、図7に示すように、多結晶シリコ
ン膜103、酸化シリコン膜104の側壁にサイドウォ
ール絶縁膜105が形成される。ここで、サイドウォー
ル絶縁膜105の幅をaとし、素子分離領域の幅をcと
する。図7から分かるように、ゲート絶縁膜102、多
結晶シリコン膜103、酸化シリコン膜104はそれぞ
れ、フィールドシールドのゲート絶縁膜、ゲート電極、
ゲート上部絶縁膜となる。
【0005】更に、ゲート絶縁膜106、ゲート電極1
07、ゲート上部絶縁膜108を順次形成したあと、そ
の両側面にサイドウォール絶縁膜109を形成し、更に
不純物拡散領域110を形成する。最後に金属配線層と
なるソース/ドレイン多結晶シリコン111を堆積させ
て、図8に示すようなMOSトランジスタを完成する。
上記の方法を用いて作製した半導体装置には、 LOCOS法
で作製した場合のようなバーズビークは生じないため、
その分、寸法変換差は低減される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィー
ルドシールド技術を用いた場合であっても、図7に示す
ように、フィールドシールドの内側壁にサイドウォール
絶縁膜105を形成しているので、この厚さaに起因し
て、やはりパターニング後の寸法変換差c−bはゼロに
はならず、このことが、半導体装置の微細化、高集積化
を図る上で問題となっていた。
【0007】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
のであり、素子分離を行う際のパターニング後の寸法変
換差をより小さくして、従来以上に微細化、高集積化を
図ることができる半導体装置の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、半導体基板上に第一の絶縁膜、多結晶シ
リコン膜、酸化シリコン膜をこの順に堆積させる工程
と、前記酸化シリコン膜をパターニングしてフィールド
シールドのゲート上部絶縁膜を形成する工程と、前記ゲ
ート上部絶縁膜をマスクとして前記多結晶シリコン膜を
パターニングし、フィールドシールドのゲート電極を形
成する工程と、前記ゲート電極の露出した側壁部を熱酸
化して第二の絶縁膜を形成する工程と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明は、前記の構成により、フィールドシー
ルドのゲート電極を形成し、その側壁部を熱酸化して第
二の絶縁膜とすることにより、これを活性領域に形成さ
れるMOSトランジスタとの絶縁に利用することができ
るので、従来のように、フィールドシールドのゲート電
極の側壁に別にサイドウォール絶縁膜を形成する必要が
ない。このため、従来のフィールドシールド技術に比べ
て寸法変換差を小さくできる。
【0010】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。図1〜図4は、本発明の一実施例であ
る半導体装置の製造方法の工程の一部を順に示した概略
断面図である。
【0011】まず、図1に示すように、シリコン基板1
上に、絶縁膜2、多結晶シリコン膜3、酸化シリコン膜
4を順次堆積させる。ここで、絶縁膜2は、窒化シリコ
ン膜と酸化シリコン膜の複合膜とする。次に、図2に示
すように、レジスト5を形成し、更にこのレジスト5を
マスクとして、フォトリソグラフィー法により酸化膜4
をパターニングし、フィールドシールドのゲート上部絶
縁膜6を形成する。このとき、ゲート上部絶縁膜6の断
面は、レジスト5の影響によって、下部に行くほど幅が
広がるテーパー状となる。ここで、同図の中央部分は活
性領域20、その両側の部分は素子分離領域21とな
る。
【0012】このあと、レジスト5をアッシング(灰
化)によって除去する。次に、フィールドシールドのゲ
ート上部絶縁膜6をマスクとして、多結晶シリコン膜3
に対してドライエッチングを行い、図3に示すように、
フィールドシールドのゲート電極7を形成する。
【0013】その後、フィールドシールドのゲート電極
7の側壁部を絶縁化するため、熱酸化を行う。この酸化
によって、ゲート電極7の側壁の露出した部分には、図
4に示すように、酸化シリコン膜8が形成される。以上
の工程によって素子分離の形成は完了する。
【0014】以後、活性領域20において、ゲート絶縁
膜、ゲート電極、ゲート上部絶縁膜等(図示せず)を順
次形成してMOSトランジスタを作製するが、本実施例
では、ゲート電極7の側壁部に酸化シリコン膜8が形成
されているため、図7の従来技術で述べたように、サイ
ドウォール絶縁膜109を形成する必要がない。このた
め、パターニング後の寸法変換差を抑えることができ、
素子分離幅を狭めることが可能となる。このため、ウェ
ハーの表面全体に占める活性領域の割合を増加させるこ
とができ、半導体装置の微細化、高集積化を図ることが
可能となる。
【0015】また、フィールドシールドのゲート上部絶
縁膜6をウェットエッチングする際にその時間を調節す
ることにより、フォトリソグラフィーの露光限界より
も、ゲート上部絶縁膜6の幅dを小さくすることが可能
となり、その分、更に微細化、高集積化が図られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィールドシールド技術によって素子分離を行う際に、
フィールドシールドのゲート電極の側壁部を酸化して絶
縁化し、これを絶縁膜として利用するため、従来のよう
にフィールドシールドのゲート電極の側壁部に別に絶縁
用のサイドウォールを形成する必要がなく、したがっ
て、このサイドウォールの厚さに起因する寸法変換差が
低減される。また、フィールドシールドのゲート上部絶
縁膜をウェットエッチングする際にその時間を調節する
ことにより、フォトリソグラフィーの露光限界よりも該
ゲート上部絶縁膜の幅を小さくすることができる。した
がって、ウェハー上に作製される半導体装置をより微細
化、高集積化することが可能となる半導体装置の製造方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の製造工程を説明するための
概略断面図である。
【図2】本発明の一実施例の製造工程を説明するための
概略断面図である。
【図3】本発明の一実施例の製造工程を説明するための
概略断面図である。
【図4】本発明の一実施例の製造工程を説明するための
概略断面図である。
【図5】従来技術の製造工程を説明するための概略断面
図である。
【図6】従来技術の製造工程を説明するための概略断面
図である。
【図7】従来技術の製造工程を説明するための概略断面
図である。
【図8】従来技術の製造工程を説明するための概略断面
図である。
【符号の説明】
1、101 シリコン基板 2、102 絶縁膜 3、103 多結晶シリコン膜 4、104 酸化シリコン膜 5 レジスト 6 フィールドシールドのゲート上部絶縁膜 7 フィールドシールドのゲート電極 8 側壁部の酸化シリコン膜 20、120 活性領域 21、121 素子分離領域 105、109 サイドウォール 106 ゲート絶縁膜 107 ゲート電極 108 ゲート上部絶縁膜 110 不純物拡散層 111 ソース/ドレイン多結晶シリコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜、多結晶シリコン
    膜、酸化シリコン膜を順次堆積させる工程と、 前記酸化シリコン膜をパターニングしてフィールドシー
    ルドのゲート上部絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート上部絶縁膜をマスクとして前記多結晶シリコ
    ン膜をパターニングし、フィールドシールドのゲート電
    極を形成する工程と、 前記ゲート電極の露出した側壁部を熱酸化して第二の絶
    縁膜を形成する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP6513495A 1995-02-28 1995-02-28 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH08236608A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980058440A (ko) * 1996-12-30 1998-10-07 김영환 반도체 소자의 게이트 전극 형성 방법
US7282429B2 (en) * 2004-08-26 2007-10-16 Mosel Vitelic, Inc. Method of manufacturing Schottky diode device

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Effective date: 20020507