JPH08235591A - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JPH08235591A
JPH08235591A JP3408095A JP3408095A JPH08235591A JP H08235591 A JPH08235591 A JP H08235591A JP 3408095 A JP3408095 A JP 3408095A JP 3408095 A JP3408095 A JP 3408095A JP H08235591 A JPH08235591 A JP H08235591A
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JP
Japan
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data
synchronization
resynchronization
signal
window signal
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JP3408095A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Chiba
宣裕 千葉
Yasuo Iwasaki
康夫 岩崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学式ディスク等の所定の記録媒体の各セク
タに記録された同期データが検出されない場合であって
も、各セクタ内の再同期データを正常に検出することが
できるデータ再生装置を提供する。 【構成】 セクタの先頭の同期データを検出できた場合
には、同期データのタイミングを示す検出信号S164
を活性化し、検出信号S164に基づいて生成された第
1の再同期ウィンドウ信号S170が活性化している期
間内に再同期データを検出する。同期データを検出でき
なかった場合には、同期ウィンドウ信号SWの中央の位
置に基づいて生成される第2の再同期ウィンドウ信号S
172が活性化している期間内に再同期データを検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定の記録媒体、例えば
光学式ディスクの各セクタに記録された参照データ、同
期データおよび再同期データを検出し、これらを用いて
データを再生するデータ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク等の記録媒体にはセクタ
単位でデータが記録されており、このセクタそれぞれに
は同期検出のために用いられる同期データおよび再同期
データが記録されている。データ再生装置は、記録媒体
から読み出した再生データから、各セクタの先頭に記録
された同期データ、および、各セクタの途中に記録され
た再同期データを検出し、検出した同期出データおよび
再同期データを用いて同期を確立し、各セクタに記録さ
れたデータ(記録データ)を再生する。
【0003】従来のデータ再生装置において、同期デー
タおよび再同期データを検出する同期検出回路は、一般
的に、同期データの位置を示す同期窓信号(同期ウィン
ドウ信号)を生成し、同期窓信号が活性化(アサート)
している位置で同期データを検出し、さらに、同期デー
タが検出されたタイミングに基づいて再同期データの位
置を示す再同期窓信号(再同期ウィンドウ信号)を活性
化し、再同期窓信号が活性化している位置で再同期デー
タを検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、従来のデータ再
生装置の同期検出回路は、同期データが検出されなかっ
た場合一般的に、同期窓信号が活性化しているタイミン
グの最後で強制的に同期データが検出されたとみなし、
同期窓信号の最後のタイミングに基づいて再同期窓信号
を生成するように構成されていた。このため、同期デー
タが検出されなかった場合の再同期窓信号のタイミング
は、再同期データが検出される本来の位置よりも後で活
性化し、再同期データが検出されない確率が高くなって
しまうという問題があった。
【0005】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、例えば光学式ディスクの各セ
クタに記録された同期データが検出されなかった場合に
も、再同期データを検出することができる確率を高め、
各セクタに記録された記録データをより信頼性高く再生
可能なデータ再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るデータ再生装置は、先頭領域に参
照データ、データ領域に同期データおよび再同期データ
を有する所定の記録媒体のセクタそれぞれから再生信号
を読み出し、少なくとも前記同期データおよび前記再同
期データを用いて前記再生信号から前記セクタそれぞれ
に記録されたデータを再生するデータ再生装置であっ
て、前記再生信号から参照データを検出する参照データ
検出回路と、前記参照データが検出されたタイミングに
基づいて、前記同期データの位置を示す同期窓信号を生
成する同期窓信号生成回路と、前記同期窓信号が示すタ
イミングで前記再生信号から前記同期データを検出する
同期データ検出回路と、前記同期データが検出されたタ
イミングに基づいて、前記再同期データの位置を示す第
1の再同期窓信号を生成する第1の再同期窓信号生成回
路と、前記同期窓信号に基づいて、前記再同期データの
位置を示す第2の再同期窓信号を生成する第2の再同期
窓信号生成回路と、前記同期データが検出された場合に
は前記第1の再同期窓信号を選択し、前記同期データが
検出されなかった場合には前記第2の再同期窓信号を選
択して選択信号として出力する選択回路と、前記選択信
号が示すタイミングで前記再同期データを検出する再同
期データ検出回路とを有する。
【0007】好適には、前記第2の再同期窓信号生成手
段は、前記同期窓信号の所定の位置から所定の時間が経
過した時点で前記第2の再同期窓信号を生成する。
【0008】
【作用】本発明に係るデータ再生装置は、光学式ディス
ク等の記録媒体に設けられた各セクタに記録されたセク
タマーク等の参照データ、同期データおよび再同期デー
タを用いて各セクタに記録された記録データを再生する
装置であって、参照データ検出回路は、光学式ディスク
から読み出された再生信号から参照データを検出する。
同期窓信号生成回路は、例えば、参照データが検出され
てから再生信号に同期したクロック信号を所定の周期だ
け計数することにより、同期データの位置を示す同期窓
信号を活性化する。
【0009】同期データ検出回路は、同期窓信号が活性
化している間だけ、再生信号から同期データを検出す
る。第1の再同期窓信号生成回路は、同期データが検出
されてからクロック信号を所定の周期だけ計数すること
により、再同期データの位置を示し、その検出に用いら
れる第1の再同期窓信号を生成する。第2の再同期窓信
号生成回路は、例えば、同期窓信号の中心からクロック
信号を所定の周期だけ計数することにより、再同期デー
タの位置を示し、その検出に用いられる第2の再同期窓
信号を生成する。
【0010】選択回路は、同期データが検出された場合
には第1の再同期窓信号を選択し、同期データが検出さ
れなかった場合には第2の再同期窓信号を選択して選択
信号として出力する。再同期データ検出回路は、選択信
号、つまり、同期データが検出されたセクタにおいては
第1の再同期窓信号、同期データが検出されなかったセ
クタにおいては第2の再同期窓信号が活性化している間
だけ再同期データを検出する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。まず、本
発明に係る光学式ディスク再生装置1(図3)の説明に
先立ち、図1および図2を参照して光磁気ディスク12
に設けられたセクタの構成を説明する。図1は、図3に
示す本発明に係る光学式ディスク再生装置1の光磁気デ
ィスク12のセクタ40の構成を示す図である。図2
は、図1に示したセクタ40のデータ領域の記録フォー
マットを示す図である。
【0012】図1に示すように、光磁気ディスク12の
セクタ40は、セクタマーク領域(SM)32、アドレ
ス領域34およびデータ領域36から構成されており、
セクタマーク領域32には所定のデータパターンを有す
るリファレンスデータ(参照データ)が記録されてお
り、アドレス領域34にはセクタアドレス等の制御用デ
ータが記録されており、データ領域36は所定の記録フ
ォーマット(図2)でデータが記録されている。
【0013】セクタ40のデータ領域36の記録フォー
マットは、図2に示す通りである。つまり、データ領域
36には、同期データ(同期バイト)SB1〜SB3、
記録データD1〜D20、再同期データ(再同期バイ
ト)RS1、記録データD21〜D40、再同期データ
RS2、…、データD1024、DMポインタデータ
(DMポインタバイト)P1,1〜P3,4、CRCデ
ータC1〜C4、再同期データRS52、誤り訂正デー
タE1,1〜E10,16の順番に、これらのデータが
記録されている。
【0014】なお、データ領域36において、誤り訂正
データE1,1〜E1,16、E2,1〜E2,16、
…、E10,16は、それぞれ記録データD1,D1
1,D21〜D1021,DMポインタデータP2,
3、記録データD2,D12,D22〜D1022,D
MポインタデータP2,4、…、記録データD10〜D
1020,DMポインタデータP2,2,CRCデータ
C4に対応する。また、データ領域36において、同期
データSB1〜SB3は先頭の3バイトに記録されてお
り、再同期データRS1〜RS59は、それぞれの間に
20バイトのデータ等を挟んで記録されており、記録デ
ータD1〜D1024、DMポインタデータP1,1〜
P3,4およびCRCデータC1〜C4を再生する際の
同期確立のために用いられる。
【0015】以下、図3および図4を参照して、本発明
に係る光学式ディスク再生装置1の構成を説明する。図
3は、本発明に係る光学式ディスク再生装置1の構成を
示す図である。図4は、図3に示した同期・再同期検出
回路(SRD回路)16の構成を示す図である。
【0016】図3に示すように、光学式ディスク再生装
置1は、ディスク系10、再生増幅回路14、同期・再
同期検出回路(SRD)16、水平・垂直変換回路(H
VM)18、誤り訂正回路20、垂直・水平変換回路
(VHM)22、データインターフェース回路(DIF
回路)24および制御回路30から構成されており、デ
ィスク系10は、レーザーダイオード(LD)100、
RF信号検出器102およびディスク駆動系104から
構成されている。
【0017】これらの構成部分により、光学式ディスク
再生装置1は、図1に示したセクタ40それぞれのデー
タ領域36に、図2に示した記録フォーマットで記録さ
れている記録データD1〜D1024等を、同期データ
SB1〜SB3および再同期データRS1〜RS59を
用いて再生する。
【0018】ディスク系10は、制御回路30の制御に
従って、ディスク駆動系104により光磁気ディスク1
2を回転させ、レーザーダイオード100により光磁気
ディスク12に対してレーザー光線を照射し、光磁気デ
ィスク12で反射されたレーザー光線をRF信号検出器
102により検出し、再生信号を生成して再生増幅回路
14に対して出力する。再生増幅回路14は、再生信号
を増幅し、再生信号S14として同期・再同期検出回路
16に対して出力する。
【0019】同期・再同期検出回路16は、再生信号か
ら、図2に示した同期データSB1〜SB3および再同
期データRS1〜RS59を検出し、同期検出信号C1
6(C16a,C16b)として制御回路30に出力
し、再生信号S14をディジタル形式の信号に変換して
再生データS16として水平・垂直変換回路18に対し
て出力する。なお、同期・再同期検出回路16の構成お
よび動作は、図4および図5を参照して後述する。
【0020】水平・垂直変換回路18は、同期・再同期
検出回路16で検出された同期データおよび再同期デー
タに基づく制御回路30の制御に従って、図2に示した
各データを記憶し、水平方向と垂直方向を入れ換える。
つまり、上述のように、誤り訂正データE1,1〜E
1,16、E2,1〜E2,16、…、E10,16
を、それぞれ記録データD1,D11,D21〜D10
21,DMポインタデータP2,3、記録データD2,
D12,D22〜D1022,DMポインタデータP
2,4、…、記録データD10〜D1020,DMポイ
ンタデータP2,2,CRCデータC4に対応付けた配
列に変換し、誤り訂正回路20に対して出力する。
【0021】誤り訂正回路20は、同期・再同期検出回
路16で検出された同期データおよび再同期データに基
づく制御回路30の制御に従って、誤り訂正データE
1,1〜E1,16で記録データD1,D11,D21
〜D1021,DMポインタデータP2,3の誤り訂正
を行い、誤り訂正データE2,1〜E2,16で記録デ
ータD2,D12,D22〜D1022,DMポインタ
データP2,4の誤り訂正を行うといったように、誤り
訂正データE1,1〜E10,16を用いて、それぞれ
対応する記録データD1〜D1024、DMポインタデ
ータP1,1〜P3,4およびCRCデータC1〜C4
の誤り訂正を順次、行い、誤り訂正後の記録データD1
〜D1024、DMポインタデータP1,1〜P3,4
およびCRCデータC1〜C4を垂直・水平変換回路2
2に対して出力する。
【0022】垂直・水平変換回路22は、誤り訂正回路
20により誤り訂正された後の記録データD1〜D10
24、DMポインタデータP1,1〜P3,4およびC
RCデータC1〜C4の水平方向と垂直方向とを入替
え、図2に示した配列に戻したこれらのデータをDIF
回路24に対して出力する。DIF回路24は、DIF
回路24から入力された記録データD1〜D1024、
DMポインタデータP1,1〜P3,4およびCRCデ
ータC1〜C4を、順次、シリアル形式の再生データD
OUTとして出力する。
【0023】以下、同期・再同期検出回路16の構成を
説明する。図4に示すように、同期・再同期検出回路1
6は、タイミング信号発生回路(TG回路)160、参
照データ検出回路(REFD)162、同期データ検出
回路(SD)164、同期窓信号生成回路(SWG)1
66、同期検出回路168、第1の再同期窓信号生成回
路(RWG1)170、第2の再同期窓信号生成回路
(RWG2)172、セレクタ回路(SEL)174、
再同期データ検出回路(RD)176および変換回路1
78から構成される。
【0024】TG回路160は、再生信号S14に同期
したクロック信号CKを生成し、光学式ディスク再生装
置1の各部分に対して出力する。変換回路178は、再
生信号をディジタル形式の再生データS16に変換し、
水平・垂直変換回路18および同期データ検出回路16
4、参照データ検出回路162および再同期データ検出
回路176に対して出力する。参照データ検出回路16
2は、再生データS16から、図1に示したセクタマー
ク領域32に記録された参照データを検出する。参照デ
ータ検出回路162は、参照データを検出したタイミン
グで検出信号S162を活性化(アサート;論理値1)
にして同期窓信号生成回路166に対して出力する。
【0025】同期データ検出回路164は、再生データ
S16から図2に示した同期データSB1〜SB3を検
出する。同期データ検出回路164は、同期データSB
1〜SB3を検出した場合に検出信号S164を活性化
して同期検出回路168および再同期窓信号生成回路1
70に対して出力する。同期窓信号生成回路166は、
参照データ検出回路162から入力された検出信号S1
62が活性化したタイミングに基づいて、同期データの
位置を示す同期窓信号(同期ウィンドウ信号)SWを生
成し、同期データ検出回路164、同期検出回路168
および再同期窓信号生成回路172に対して出力する。
【0026】同期検出回路168は、検出信号S164
と同期窓信号SWとに基づいて、同期データ検出回路1
64が同期データを検出したか否かを判断し、同期デー
タ検出回路164が同期窓信号SWが活性化している間
に同期データを検出した場合には選択信号SLを活性化
し、検出しなかった場合には選択信号SLを不活性化
(ネゲート;論理値0)にしてセレクタ回路174に対
して主力する。
【0027】さらに、同期検出回路168は、同期デー
タ検出回路164で同期データが検出された場合には検
出信号S164をそのまま同期検出信号C16aとして
制御回路30に対して出力し、同期データ検出回路16
4で同期データが検出されなかった場合には、同期窓信
号の最後の部分で活性化する信号を生成して同期検出信
号C16aとして制御回路30に対して出力する。
【0028】再同期窓信号生成回路170は、検出信号
S164が活性化したタイミングに基づいて、図2に示
した再同期データRS1〜RS59それぞれの位置を示
す第1の再同期窓信号(再同期ウィンドウ信号)S17
0を活性化し、セレクタ回路174に対して出力する。
再同期窓信号生成回路172は、同期窓信号生成回路1
66の活性化した部分の所定の位置、例えば中央の部分
からクロック信号CKを所定の周期だけ計数し、図2に
示した再同期データRS1〜RS59それぞれの位置を
示す第2の再同期窓信号S172を活性化し、セレクタ
回路174に対して出力する。
【0029】セレクタ回路174は、同期検出回路16
8から入力された選択信号SLが活性化している場合に
は、再同期窓信号S170を選択して再同期窓信号S1
74として再同期データ検出回路176に対して出力
し、同期検出回路168から入力された選択信号SLが
不活性である場合には、再同期窓信号S172を選択し
て再同期窓信号S174として再同期データ検出回路1
76に対して出力する。つまり、セレクタ回路174
は、同期データ検出回路164で、図2に示した同期デ
ータSB1〜SB3が検出された場合には第1の再同期
窓信号S170を選択し、検出されなかった場合には第
2の再同期窓信号S172を選択して再同期データ検出
回路176に対して出力する。
【0030】再同期データ検出回路176は、再同期窓
信号S174が活性化している期間だけ、図2に示した
再同期データRS1〜RS59をそれぞれ検出し、再同
期データRS1〜RS59が検出されたタイミングを示
す同期検出信号C16bを活性化して制御回路30に対
して出力する。
【0031】以上述べた各構成部分により、同期・再同
期検出回路16は、同期データ検出回路164が同期デ
ータSB1〜SB3を検出できた場合には、同期データ
SB1〜SB3が検出されたタイミングを示す同期検出
信号C16aを活性化し、同期検出信号C16a(検出
信号S164)に基づいて生成された第1の再同期窓信
号S170が活性化している期間内に再同期データRS
1〜RS59が検出されたタイミングを示す同期検出信
号C16bを活性化して制御回路30に対して出力す
る。
【0032】また、同期・再同期検出回路16は、同期
データ検出回路164が同期データSB1〜SB3を検
出できなかった場合には、同期窓信号SWの活性化した
部分の最後のタイミングを示す同期検出信号C16aを
活性化し、同期窓信号SWが活性化している期間の所定
のタイミング(例えば中央)から所定の時間差ごとに活
性化される第2の再同期窓信号S172が活性化してい
る期間内に再同期データRS1〜RS59が検出された
タイミングを示す同期検出信号C16bを活性化して制
御回路30に対して出力する。なお、いずれの場合も、
再同期データRS1〜RS59が正しく検出されている
限り、同期・再同期検出回路16が出力する同期検出信
号C16bのタイミングは同じになる。
【0033】以下、さらに図5を参照して光学式ディス
ク再生装置1の動作を説明する。図5は、図3に示した
同期・再同期検出回路16の動作を示すタイミングチャ
ートであって、(A)は参照データ検出回路162から
出力される検出信号S162を示し、(B)は同期窓信
号生成回路166から出力される同期窓信号SWを示
し、(C)は同期データ検出回路164から出力される
検出信号S164を示し、(D)は再同期窓信号生成回
路170から出力される第1の再同期窓信号S170を
示し、(E)は再同期窓信号生成回路172から出力さ
れる第2の再同期窓信号S172を示す。
【0034】光磁気ディスク12から読み出された再生
信号S14は同期・再同期検出回路16に入力される。
同期・再同期検出回路16において、変換回路178は
再生信号S14をディジタル形式の再生データS16に
変換し、TG回路160は再生信号S14に同期したク
ロック信号CKを生成する。参照データ検出回路162
は、図1に示したセクタマーク領域32に記録された参
照データを検出し、図5(A)に示すタイミングで検出
信号S162を活性化する。
【0035】同期窓信号生成回路166は、検出信号S
162が活性化されたタイミングから、例えばクロック
信号CKを所定の回数計数して時間T1 の間、図5
(B)に示すように同期窓信号SWを活性化して出力す
る。同期データ検出回路164は、同期窓信号SWが活
性化している間だけ図2に示した同期データSB1〜S
B3を検出する。
【0036】再同期窓信号生成回路170は、例えば検
出信号S164の立ち下がり点からクロック信号CKを
所定の周期だけ計数し、検出信号S164の立ち下がり
点から時間T3 だけ遅れた時点で最初に活性化し、これ
以降、時間T4 の間隔をおいて時間T2 の間だけ活性化
し、図5(D)に示す再同期データRS1〜RS59
(図2)それぞれの位置を示す第1の再同期窓信号S1
70を生成してセレクタ回路174に入力する。
【0037】再同期窓信号生成回路172は、例えば同
期窓信号SWが活性化している期間の中央からクロック
信号CKを所定の周期だけ計数し、時間T3 ’だけ遅れ
た時点で最初に活性化し、これ以降、時間T4 の間隔を
おいて時間T2 の間だけ活性化し、図5(E)に示す再
同期データRS1〜RS59(図2)それぞれの位置を
示す第2の再同期窓信号S172を生成してセレクタ回
路174に入力する。
【0038】同期検出回路168は、同期窓信号SWと
検出信号S164に基づいて、選択信号SLを生成して
セレクタ回路174に対して出力し、同期データSB1
〜SB3の位置を示す同期検出信号S16aを生成して
制御回路30に対して出力する。セレクタ回路174
は、選択信号SLの値に応じて第1の再同期窓信号S1
70または第2の再同期窓信号S170のいずれかを選
択して再同期窓信号S174として同期検出回路168
に対して出力する。同期検出回路168は、再同期窓信
号S174が活性化している間だけ再同期データRS1
〜RS59を検出し、再同期データRS1〜RS59が
検出されたタイミングで活性化する検出信号C16bを
生成して制御回路30に対して出力する。
【0039】制御回路30は、検出信号C16(C16
a,C16b)に基づいて水平・垂直変換回路18を制
御して再生データS16の配列を変換させ、誤り訂正回
路20を制御して、誤り訂正データE1,1〜E10,
16を用いて記録データD1〜D1024,DMポイン
タデータP1,1〜P3,4およびCRCデータC1〜
C4に対して誤り訂正を行わせ、垂直・水平変換回路2
2を制御して誤り訂正されたこれらのデータを図2に示
した元の配列に戻し、DIF回路24を介してシリアル
形式の再生データDOUTとして出力させる。
【0040】以上説明した本発明に係る光学式ディスク
再生装置1は、従来の光学式ディスク再生装置と異な
り、同期データSB1〜SB3が検出されなかった場合
に用いられる第2の再生窓信号S172を、同期窓信号
SWの活性化している期間の中央のタイミングに基づい
て生成しているので、同期データSB1〜SB3が検出
されているか否かに係わらず、再同期データRS1〜R
S59が正常に検出される確率が高い。従って、何らか
の理由により同期データSB1〜SB3が検出されなか
ったデータ領域36に記録されたデータも、信頼性高く
再生することができる。
【0041】なお、光学式ディスク再生装置1は、適切
な変形により、図2に示した以外の記録フォーマットで
光磁気ディスク12に記録されている記録データの再生
にも用いることができる。また、光学式ディスク再生装
置1は、適切な変形により、光磁気ディスク12に限ら
ず、光ディスク、ハードディスクあるいは磁気ディスク
の再生にも用いることができる。
【0042】また、光学式ディスク再生装置1の各構成
要素は、それぞれハードウェア的に構成されているか、
あるいは、同等の機能を有するソフトウェアとして実現
されているかを問わない。以上述べた実施例に示した
他、本発明に係るデータ再生装置は、種々の構成をとる
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るデータ
再生装置によれば、例えば光学式ディスクの各セクタに
記録された同期データが検出されなかった場合にも、再
同期データを検出することができる確率を高ることがで
きる。また、本発明に係るデータ再生装置によれば、各
セクタに記録された記録データをより信頼性高く再生可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示す本発明に係る光学式ディスク再生装
置の光磁気ディスクのセクタの構成を示す図である。
【図2】図1に示したセクタのデータ領域の記録フォー
マットを示す図である。
【図3】本発明に係る光学式ディスク再生装置の構成を
示す図である。
【図4】図3に示した同期・再同期検出回路の構成を示
す図である。
【図5】図3に示した同期・再同期検出回路の動作を示
すタイミングチャートであって、(A)〜(E)は、そ
れぞれ図3に示した同名の各信号を示す。
【符号の説明】
1…光学式ディスク再生装置、10…ディスク系、10
0…レーザーダイオード、102…RF信号検出器、1
04…ディスク駆動系、12…光磁気ディスク、14…
再生増幅回路、16…同期・再同期検出回路、160…
TG回路、162…参照データ検出回路、164…同期
データ検出回路、166…同期窓信号生成回路、168
…同期検出回路、170,172…再同期窓信号生成回
路、174…セレクタ回路、176…再同期データ検出
回路、178…変換回路、18…水平・垂直変換回路、
20…誤り訂正回路、22…垂直・水平変換回路、24
…DIF回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先頭領域に参照データ、データ領域に同期
    データおよび再同期データを有する所定の記録媒体のセ
    クタそれぞれから再生信号を読み出し、少なくとも前記
    同期データおよび前記再同期データを用いて前記再生信
    号から前記セクタそれぞれに記録されたデータを再生す
    るデータ再生装置であって、 前記再生信号から参照データを検出する参照データ検出
    回路と、 前記参照データが検出されたタイミングに基づいて、前
    記同期データの位置を示す同期窓信号を生成する同期窓
    信号生成回路と、 前記同期窓信号が示すタイミングで前記再生信号から前
    記同期データを検出する同期データ検出回路と、 前記同期データが検出されたタイミングに基づいて、前
    記再同期データの位置を示す第1の再同期窓信号を生成
    する第1の再同期窓信号生成回路と、 前記同期窓信号に基づいて、前記再同期データの位置を
    示す第2の再同期窓信号を生成する第2の再同期窓信号
    生成回路と、 前記同期データが検出された場合には前記第1の再同期
    窓信号を選択し、前記同期データが検出されなかった場
    合には前記第2の再同期窓信号を選択して選択信号とし
    て出力する選択回路と、 前記選択信号が示すタイミングで前記再同期データを検
    出する再同期データ検出回路とを有するデータ再生装
    置。
  2. 【請求項2】前記第2の再同期窓信号生成手段は、前記
    同期窓信号の所定の位置から所定の時間が経過した時点
    で前記第2の再同期窓信号を生成する請求項1に記載の
    データ再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266335A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Nec Electronics Corp 同期検出方法及び回路

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