JPH08231385A - 経皮投与薬用支持体 - Google Patents

経皮投与薬用支持体

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JPH08231385A
JPH08231385A JP7068582A JP6858295A JPH08231385A JP H08231385 A JPH08231385 A JP H08231385A JP 7068582 A JP7068582 A JP 7068582A JP 6858295 A JP6858295 A JP 6858295A JP H08231385 A JPH08231385 A JP H08231385A
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明 飯田
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正志 幸原
Tetsuyuki Yamamoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬物の浸透拡散がなく、しかも柔軟性に優れ
た経皮投与薬用支持体を提供する。 【構成】 厚さ1〜10μmのバリヤーフィルムと、秤
量5〜20g/m2 の不織布からなる軟質フィルムとを
接着した積層フィルムであって、バリヤーフィルム側の
面を蛇腹構造に成形してなる経皮投与薬用支持体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟性、薬物の浸透拡
散防止性に優れた経皮投与薬用支持体に関する。
【0002】
【従来の技術】経皮投与薬は、粘着剤層中に薬物を含有
させ、この粘着剤層を支持体に塗布して構成してなるも
のである。この経皮投与薬は、皮膚、粘膜等に貼り付
け、皮膚、粘膜等より直接薬物を吸収させて治療を行う
目的で使用され、例えば、消炎鎮痛剤、皮膚疾患用テー
プ剤、鎮痒パッチ、創傷用剤等として広く用いられてい
る。これらは、局所治療薬として用いられてきたが、最
近では全身治療薬として経皮治療システム(TTS)が
開発されるようになってきた。
【0003】このような用途としては、例えば、乗物酔
い止め剤、狭心症薬、更年期症薬等を挙げることができ
る。このように治療の範囲が広がっているので、経皮投
与薬に使用される支持体に対する要求は厳しくなってき
ている。経皮投与薬用支持体に要求される品質として特
に重要なものは、柔軟性と薬物の浸透拡散の防止性であ
る。
【0004】柔軟性は、肌への馴染みやすさに関係し、
これが不足する支持体を用いた製品は剥がれやすく、ま
た、皮膚から剥がすときも応力集中が生じやすく、痛み
が激しいばかりでなく、皮膚を傷めてしまう欠点があ
る。薬物の浸透拡散が生じると、支持体が膨潤したり、
粘着剤中の薬物が減少して所定の治療効果を損なう等の
欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在用いられている経
皮投与薬用支持体としては、軟質ポリ塩化ビニルフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレー
トフィルム、ポリウレタンフィルム等のプラスチックフ
ィルム;アルミ蒸着フィルム、不織布、織布、編布等を
挙げることができる。プラスチックフィルム、アルミ蒸
着フィルム等は、薬物の浸透拡散防止性に優れ、なかで
も、ポリエチレンテレフタレートフィルムは薬物の吸
収、吸着がなく、拡散浸透性防止に優れているが、柔軟
性が乏しい等の欠点があった。不織布、織布、編布等
は、柔軟性に優れているが、多孔質なので、薬物が放散
しやすい欠点があった。
【0006】特開平5−309128号公報には、厚み
0.5〜6μmのポリエステル系フィルムと、秤量5〜
20g/m2 のポリエステル系不織布とを積層してなる
支持体の不織布面に粘着剤層を積層してなる貼付剤が開
示されている。このものは薬物浸透拡散防止性には優れ
ているが、柔軟性は不充分であった。
【0007】本発明は、上記に鑑み、薬物の浸透拡散が
なく、しかも柔軟性に優れた経皮投与薬用支持体を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、経皮投
与薬用支持体を、厚さ1〜10μmのバリヤーフィルム
と、秤量5〜20g/m2 の不織布からなる軟質フィル
ムとを接着した積層フィルムであって、バリヤーフィル
ム側の面を蛇腹構造に成形したものにより構成するとこ
ろにある。
【0009】上記バリヤーフィルムは、厚さ1〜10μ
mである。1μm未満であると薬物浸透拡散防止性が悪
く、10μmを超えると柔軟性が不足するので、上記範
囲に限定される。より好ましくは1.5〜8μmであ
る。
【0010】上記バリヤーフィルムの材料としては、例
えば、ポリエチレンテレフタレート(以下「PET」と
いう)、ポリアクリロニトリル、ナイロン6、ナイロン
66、芳香族ナイロン、ポリビニルアルコール等を挙げ
ることができる。なかでも、10μm以下の薄層が容易
に得られることから、PETが好ましい。上記バリヤー
フィルムとしては、ガラス転移温度70℃以上のものが
用いられる。上記バリヤーフィルムは、押出法によって
成形したシートを、2軸延伸する等の既存の方法で製造
することかできる。
【0011】上記軟質フィルムは、秤量5〜20g/m
2 の不織布からなるものであり、材質としては、例え
ば、ポリエステル、レーヨン、ポリアミド、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアラ
ミド、ポリウレタン等からなるものが用いられる。上記
不織布は、薬物の吸収、吸着が少なく、薬物浸透拡散防
止性がよい点より、ポリエステル系のものが好ましく、
なかでも、軟質のフィルムが容易に得られることから、
PETからなるものが好ましい。上記不織布は、秤量5
〜20g/m2 である。5g/m2 未満であると、粘着
剤との接着性が低下し、20g/m2 を超えると、柔軟
性が不足するので、上記範囲に限定される。より好まし
くは8〜17g/m2 である。
【0012】本発明に係る積層フィルムは、上記バリヤ
ーフィルムの片側に、接着剤を乾燥後1〜10μmの厚
さになるように塗工し、上記軟質フィルムと貼り合わせ
て接着して得ることができる。上記接着剤としては特に
限定されず、例えば、ポリウレタン系、ポリエステル
系、アクリル系等の接着剤等を挙げることができる。
【0013】本発明の経皮投与薬用支持体は、上記積層
フィルムを180〜250℃に加熱し、バリヤーフィル
ム側の面を、所定の形状と逆の形状に彫った金属ロール
に向けて、ゴムロールの間で加圧し、蛇腹構造に加工し
て得ることができる。彫刻の深さは、蛇腹の深さの5倍
程度のものを用いる。蛇腹構造の深さは加圧したときの
圧力と温度にも影響されるので、彫刻の深さ、圧力、温
度を制御して蛇腹の深さを所定の深さにする。
【0014】本発明の経皮投与薬用支持体は、バリヤー
フィルム層側全面に図1のように蛇腹構造を施され、フ
ィルムの縦方向、横方向とも、断面の一部又は全部が、
図1のようになることが好ましい。1方向だけ加工した
場合には、1方向だけしか柔軟性が得られず皮膚の2次
元的な動きに追随できない。
【0015】上記蛇腹構造の谷の深さ(d)は、バリヤ
ーフィルムの厚さ(a)の3倍以上50倍以下である。
(d)が(a)の3倍未満であると、柔軟性が不足し、
50倍を超えると、谷間部分のフィルムが薄くなり強度
が不足する。より好ましくは5倍以上40倍以下であ
る。
【0016】上記蛇腹構造の山の幅(b)は、0.2〜
5mmであり、山の幅は一定でなくともよい。(b)が
0.2mm未満であっても5mmを超えても柔軟性が不
足する。より好ましくは、0.3〜4mmである。上記
蛇腹構造の谷の幅(c)は、0.2〜5mmであり、谷
の幅は一定でなくともよい。(c)が0.2mm未満で
あっても5mmを超えても柔軟性が不足する。より好ま
しくは、0.3〜4mmである。
【0017】上記蛇腹構造において、谷の部分の面積に
対し山の部分の面積は、25〜400%である。25%
未満であっても400%を超えても、柔軟性が不足す
る。より好ましくは30〜350%である。
【0018】上記蛇腹構造の断面の形状のパターン例を
図2に示す。図2中、(1)〜(4)のように、山部及
び谷部がとがっていても平坦であってもよい。平坦な場
合の山と谷の幅は(4)に示す。また、図3のように不
連続の構造であってもよい。
【0019】本発明の経皮投与薬用支持体は、蛇腹構造
に加工されたバリヤーフィルム側の面又は不織布側の面
に、薬物を添加した粘着剤を塗工して、経皮投与薬とし
て用いることができる。バリヤーフィルム面に塗工した
場合は、断面よりの放散が少ないので薬物浸透拡散防止
性の点で好ましいが、不織布側の面に粘着剤を塗工した
場合より、柔軟性がやや劣るので、バリヤーフィルムの
厚さを薄くする必要がある。
【0020】本発明の経皮投与薬用支持体において、バ
リヤーフィルムに粘着剤が接着しにくいときは、プライ
マーを0.5〜5g/m2 塗布してもよい。上記プライ
マーとしては、粘着剤の成分によって異なるが、ポリエ
ステル系、アクリル系、塩素化ポリプロピレン(PP)
系、酢酸ビニル系のポリマー等を挙げることができる。
【0021】本発明の経皮投与薬用支持体に適用する薬
物としては経皮的に体内に吸収されて薬理効果を発揮す
るものであれば特に限定されず、例えば、抗炎症剤、鎮
痛剤、局所刺激剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、血行
促進剤、催眠鎮静剤、精神安定剤、抗高血圧剤、抗菌性
剤質、冠血管拡張剤等を挙げることができる。これらの
うち、治療目的に応じて少なくとも1種を選択使用する
ことができる。
【0022】上記抗炎症剤、鎮痛剤としては特に限定さ
れず、例えば、インドメタシン、ケプトプロフェン、フ
ルルビプロフェン、サリチル酸モノグリコールエステ
ル、サリチル酸メチル等を挙げることができる。
【0023】上記冠血管拡張剤としては特に限定され
ず、例えばニトログリセリン、ニトログリコール、ペン
タエリスリトールテトラナイトレート、イソソルビドジ
ナイトレート等を挙げることができる。上記抗ヒスタミ
ン剤としては特に限定されず、例えば、塩酸ジフェンヒ
ドラミン、塩酸イソチベンジル、クロルフェニラミン等
を挙げることができる。
【0024】上記粘着剤の主成分として用いるポリマー
としては特に限定されず、例えば、天然ゴム、ポリイソ
プレン、ポリイソブチレン、シリコンゴム、スチレン−
イソプレンブロック共重合体、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル等を挙げることができる。更に添加
剤として、粘着付与剤、軟化剤、充填剤、抗酸化剤等を
添加してもよい。
【0025】上記薬物を含有した粘着剤を塗工する方法
としては、溶剤に溶解して塗工後乾燥する方法、溶融し
て押出機よりシート状に押し出す方法等を用いることが
できる。これらの方法により、支持体に直接塗工しても
よいし、離形紙に塗工した後支持体と貼り合わせてもよ
い。
【0026】
【作用】本発明の経皮投与薬用支持体は、不織布が繊維
のからまり等によりバリヤーフィルムに均一に接合する
ので、機械特性の異方性が少なく、支持体の柔軟性の異
方性がなく、使用感に優れる。
【0027】
【実施例】以下に実施例及び比較例を掲げて本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定さ
れるものではない。
【0028】実施例1 バリヤーフィルムとして、PETフィルムを用いた。P
ETフィルムの製造は、押出機より成形したシートを2
軸延伸により3.5μmにして行った。不織布は10g
/m2 のPET不織布を用いた。PETフィルムに乾燥
後厚さ1μmになるようにポリエステル系2液型接着剤
を塗工し、これをPET不織布と接着して積層フィルム
を得た。上記ポリエステル系2液型接着剤は、バイロン
30SS(固形分30%、東洋紡社製)100重量部
に、イソシアネート系硬化剤コロネートL(日本ポリウ
レタン社製)2重量部加えたものを用いた。この積層フ
ィルムのPETフィルム面を230℃に加熱して、図4
のIの蛇腹パターンになるように彫刻した鉄製ロールと
ゴムロールの間で、圧力1000kg/mで加圧し、P
ETフィルム面を蛇腹状に成形した。蛇腹構造の寸法を
表1に示した。つぎに、ポリエステル系プライマーであ
るケミットK−1294(東レ社製)を、トルエン/メ
チルエチルケトン(重量比2/1)の混合溶媒に15重
量%に溶解して、グラビヤコーターで乾燥後1g/m2
になるようにPETフィルム面に塗工した。以上のよう
にして経皮投与薬用支持体を成形した。
【0029】評価 (1)柔軟性 JIS K 6732「農業用ポリ塩化ビニルフィル
ム」に従って、引っ張り試験を行い、10%モジュラス
を測定した。 ○ 3.5N未満 △ 3.5N以上〜4.5N未満 × 4.5N以上
【0030】(2)皮膚刺激性 支持体の蛇腹加工側に、薬物を含有した粘着剤を塗布し
て粘着製品を作成した。粘着剤は以下の処方に従って調
製した。天然ゴム100重量部に、水素添加ロジン酸エ
ステル10重量部を添加したものを、トルエンに、20
重量%になるように溶解した。更に、サリチル酸モノエ
ステルグリコールを2重量%になるように溶解した。こ
の薬物含有粘着剤溶液を離形紙上に、乾燥後15μmに
なるように塗工して溶剤を乾燥して、支持体と貼り合わ
せて経皮投与薬を作成した。この粘着製品を6×8cm
にカットし10名の胸に貼付した。12時間後剥離し、
1時間後に皮膚面を観察した。 ○ 変化なし △ やや紅斑がある × 明らかに紅斑がある
【0031】(3)接着性 (2)で作成した粘着製品を20mm×150mmにカ
ットし、ベークライト板に2kgのローラーで貼付け、
1時間後に支持体より剥離して糊残りが生じているかを
確認した。 ○ 糊残りなし △ 部分的に糊残りがある × 全面に糊残りがある
【0032】(4)薬剤浸透拡散防止性 粘着製品を作成後すみやかに6×8cmにカットして、
40℃×3カ月静置した。その後、粘着剤中のサリチル
酸グリコールを定量して残存量を調べた。 ○ 95%以上〜100%以下 △ 90%以上〜95%未満 × 90%未満 評価結果を表1に示した。
【0033】実施例2〜11 図4のI、II及びIIIに示した構造で、表1及び表
2に示した構成のものになるように実施例1と同様に製
造して、経皮投与薬を得た。ただし、プライマー塗布
は、蛇腹加工側に粘着剤層を貼り合わせる場合のみ行っ
た。その評価結果を表1及び表2に示した。
【0034】比較例1〜9 図4のI及びIIIに示した構造で、表3及び表4に示
した構成のものになるように実施例1と同様に製造し
て、経皮投与薬を得た。ただし、プライマー塗布は、蛇
腹加工側に粘着剤層を貼り合わせる場合のみ行った。そ
の評価結果を表3及び表4に示した。
【0035】比較例10 PETフィルム側を蛇腹構造に成形しなかったこと以外
は実施例1と同様に製造して、経皮投与薬を得た。その
評価結果を表4に示した。
【0036】比較例11 ポリ塩化ビニル樹脂100重量部にポリエステル系可塑
剤55重量部Ca−Zn系安定剤1.5重量部を加えて
カレンダーロールで100μmのフィルムを作成し、こ
れに実施例1の粘着剤層を貼り合わせて、経皮投与薬を
得た。その評価結果を表3に示した。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
【発明の効果】本発明の経皮投与薬用支持体は、上述の
構成よりなるので、薬物の浸透拡散がなく柔軟性に優れ
ることにより、支持体の膨潤、粘着剤中の薬物の減少が
なく、皮膚に貼ったときに剥がれにくく、皮膚から剥が
すときに皮膚を傷めることがない経皮投与薬を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の経皮投与薬用支持体の蛇腹構造の断面
の概略図。
【図2】蛇腹構造の断面の形状のパターン例を示す図。
【図3】蛇腹構造の不連続な断面パターンを示す図。
【図4】実施例の蛇腹構造を示す図。実線は山線を表
し、点線は谷線を表す。
【符号の説明】
a PETフィルム層の厚さ b 山の幅 b1 山の縦の長さ b2 山の横の長さ c 谷の幅 c1 谷の縦の長さ c2 谷の横の長さ d 谷の深さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ1〜10μmのバリヤーフィルム
    と、秤量5〜20g/m2 の不織布からなる軟質フィル
    ムとを接着した積層フィルムであって、バリヤーフィル
    ム側の面を蛇腹構造に成形してなることを特徴とする経
    皮投与薬用支持体。
  2. 【請求項2】 蛇腹構造が、フィルムの断面の一部又は
    全部において、縦方向、横方向とも、谷の深さが、バリ
    ヤーフィルムの厚さの3倍以上50倍以下であり、山の
    幅と谷の幅が0.2〜5mmであり、谷の部分の面積に
    対し山の部分の面積が25〜400%である請求項1記
    載の経皮投与薬用支持体。
  3. 【請求項3】 バリヤーフィルムが、ポリエチレンテレ
    フタレートからなるものである請求項1又は2記載の経
    皮投与薬用支持体。
  4. 【請求項4】 不織布が、ポリエステル系のものである
    請求項1、2又は3記載の経皮投与薬用支持体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10167955A (ja) * 1996-12-05 1998-06-23 Toyobo Co Ltd 経皮薬剤用基材
US7988990B2 (en) 2003-01-28 2011-08-02 Teikoku Seiyaku Co., Ltd. Thin aqueous cataplasm
JP2019090006A (ja) * 2017-11-10 2019-06-13 凸版印刷株式会社 フィルム、および積層体
JP2020169137A (ja) * 2019-04-03 2020-10-15 凸版印刷株式会社 貼付剤支持体用フィルム、積層体、及び貼付剤
JP2020172447A (ja) * 2019-04-08 2020-10-22 凸版印刷株式会社 貼付剤支持体用フィルム、積層体、及び貼付剤

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