JPH08228632A - 鑑賞魚用水槽の水質表示方式と水質表示装置 - Google Patents
鑑賞魚用水槽の水質表示方式と水質表示装置Info
- Publication number
- JPH08228632A JPH08228632A JP7806795A JP7806795A JPH08228632A JP H08228632 A JPH08228632 A JP H08228632A JP 7806795 A JP7806795 A JP 7806795A JP 7806795 A JP7806795 A JP 7806795A JP H08228632 A JPH08228632 A JP H08228632A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water quality
- water
- indicating
- fish
- aquarium
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単でランニングコストのかからない鑑賞魚用
水槽の水質表示を可能にする。 【構成】発信器（１）、可変抵抗器（２）、電極
（３）、測定対象水（４）、切り替えスイッチ（５）、
交流電圧計（６）より構成される。
水槽の水質表示を可能にする。 【構成】発信器（１）、可変抵抗器（２）、電極
（３）、測定対象水（４）、切り替えスイッチ（５）、
交流電圧計（６）より構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鑑賞魚用水槽の水替え時
期を表示する簡易型の水質表示方式と水質表示装置であ
る。本発明は電極を用いて電気的に水の抵抗を測定して
水質を表示する方式と装置であり何等の薬品類を使用し
ないため、簡単に鑑賞魚用水槽内の水質のチェックに利
用できるものである。
期を表示する簡易型の水質表示方式と水質表示装置であ
る。本発明は電極を用いて電気的に水の抵抗を測定して
水質を表示する方式と装置であり何等の薬品類を使用し
ないため、簡単に鑑賞魚用水槽内の水質のチェックに利
用できるものである。
【０００２】
【従来の技術】水槽内の水質の変化を調べる場合、一般
的には様々な試薬を用いてそれぞれの成分を測定する必
要がある。この方法では測定ごとに水槽内から一定量の
水を取り試薬をいれるという煩わしさと費用の負担があ
る。
的には様々な試薬を用いてそれぞれの成分を測定する必
要がある。この方法では測定ごとに水槽内から一定量の
水を取り試薬をいれるという煩わしさと費用の負担があ
る。
【０００３】
（イ）水質のチェックが簡単にできない。 （ロ）ランニングコストがかかる。 という欠点を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では鑑賞魚用水槽
内で一般的に使用されている水質改善剤、各種飼料、除
病剤が水中に含まれていても、水質の汚れが主に硝酸塩
濃度に関係し、その時の水の抵抗値（インピーダンス）
が硝酸塩濃度にほぼ反比例するという現象を利用したも
ので、試薬や器具などが一切不要なほか電気的な方法で
測定、表示をしているため簡単に水質のチェックが可能
である。
内で一般的に使用されている水質改善剤、各種飼料、除
病剤が水中に含まれていても、水質の汚れが主に硝酸塩
濃度に関係し、その時の水の抵抗値（インピーダンス）
が硝酸塩濃度にほぼ反比例するという現象を利用したも
ので、試薬や器具などが一切不要なほか電気的な方法で
測定、表示をしているため簡単に水質のチェックが可能
である。
【０００５】
【実施例１】図１は本発明を鑑賞魚用水槽の水質表示に
応用した場合の基本構成図を示す。発信器（１）から出
力された交流信号は可変抵抗器（２）と測定対象水
（４）中の電極（３）で構成される直列回路に加えられ
る。測定対象水（４）の抵抗値（インイーダンス）は切
り替えスイッチ（５）を交互に切り替えながら可変抵抗
器（２）を調整して交流電圧計（６）の値が両方で同じ
値になった時、可変抵抗器の抵坑値をもってその値とす
る。この時測定用の信号は鑑賞魚用水槽内の測定対象水
（４）が電気分解されるのを防ぐため交流とし、その周
波数は電極の面積、配線の浮遊容量の影響をさけるため
約１ＫＨｚとする。一般的に物体の抵抗値は次式で表さ
れる。 ここで ρは抵抗率［Ω・ｃｍ］、Ｌは長さ［ｃｍ］、
Ｓは面積［ｃｍ２］を示す。ここで例えばＬ＝１［ｃ
ｍ］Ｓ＝１［ｃｍ２］とすると抵抗値Ｒは Ｒ＝ρとな
り物体の抵抗率で決定される。そこで鑑賞魚用水槽内の
測定対象水（４）の水質が変化し抵抗率が減少するとそ
の抵抗値が減少することになる。この抵抗値の変化が測
定対象水（４）の水質の変化となる。
応用した場合の基本構成図を示す。発信器（１）から出
力された交流信号は可変抵抗器（２）と測定対象水
（４）中の電極（３）で構成される直列回路に加えられ
る。測定対象水（４）の抵抗値（インイーダンス）は切
り替えスイッチ（５）を交互に切り替えながら可変抵抗
器（２）を調整して交流電圧計（６）の値が両方で同じ
値になった時、可変抵抗器の抵坑値をもってその値とす
る。この時測定用の信号は鑑賞魚用水槽内の測定対象水
（４）が電気分解されるのを防ぐため交流とし、その周
波数は電極の面積、配線の浮遊容量の影響をさけるため
約１ＫＨｚとする。一般的に物体の抵抗値は次式で表さ
れる。 ここで ρは抵抗率［Ω・ｃｍ］、Ｌは長さ［ｃｍ］、
Ｓは面積［ｃｍ２］を示す。ここで例えばＬ＝１［ｃ
ｍ］Ｓ＝１［ｃｍ２］とすると抵抗値Ｒは Ｒ＝ρとな
り物体の抵抗率で決定される。そこで鑑賞魚用水槽内の
測定対象水（４）の水質が変化し抵抗率が減少するとそ
の抵抗値が減少することになる。この抵抗値の変化が測
定対象水（４）の水質の変化となる。
【０００６】
【実施例２】図２に本発明をより簡単に実施出来る例を
示す。可変抵抗器（２）で水替え時または基準設定時に
直流電流計（９）の読みがゼロになるよう調整、プリセ
ットする。その後、測定対象水（４）の水質の劣化に伴
う抵抗値の変化よって電圧計の読みが変化する。
示す。可変抵抗器（２）で水替え時または基準設定時に
直流電流計（９）の読みがゼロになるよう調整、プリセ
ットする。その後、測定対象水（４）の水質の劣化に伴
う抵抗値の変化よって電圧計の読みが変化する。
【０００７】
【実施例３】本発明の装置の概略図を図３に示す。電極
に接触する水の面積を一定にするためと水替え時期表示
装置（１０）を水槽内へ落とさないために電極部（１
５）は分離し浮力で水面に浮く構造になっている。使用
法としては、まず電極（３）とフローター／接続部（１
３）を測定対象水（４）中に入れ、その状態で電源スイ
ッチ（１４）を押す。すると水替え時期表示装置（１
０）の回路が動作し、ケーブル（１２）を経由して電極
（３）間の測定対象水の抵抗値（インピーダンス）を測
定しその値を水替え時期表示灯（１１）に表示する。
に接触する水の面積を一定にするためと水替え時期表示
装置（１０）を水槽内へ落とさないために電極部（１
５）は分離し浮力で水面に浮く構造になっている。使用
法としては、まず電極（３）とフローター／接続部（１
３）を測定対象水（４）中に入れ、その状態で電源スイ
ッチ（１４）を押す。すると水替え時期表示装置（１
０）の回路が動作し、ケーブル（１２）を経由して電極
（３）間の測定対象水の抵抗値（インピーダンス）を測
定しその値を水替え時期表示灯（１１）に表示する。
【０００８】
【本発明の効果】鑑賞魚用水槽の水質の変化は食物連鎖
サイクルによるバクテリア、有機物の発生などで避けら
れない現象であるが、本発明の装置を用いることにより
鑑賞魚用水槽内の汚染物質である硝酸塩の濃度を測定対
象水の抵坑値（インピーダンス）の変化で知ることがで
きる。ランニングコストもかからず測定の煩雑さもほと
んどない。また測定原理が単純で明解であるため他の水
質検査などにも応用が可能である。
サイクルによるバクテリア、有機物の発生などで避けら
れない現象であるが、本発明の装置を用いることにより
鑑賞魚用水槽内の汚染物質である硝酸塩の濃度を測定対
象水の抵坑値（インピーダンス）の変化で知ることがで
きる。ランニングコストもかからず測定の煩雑さもほと
んどない。また測定原理が単純で明解であるため他の水
質検査などにも応用が可能である。
【０００９】
【図１】図１は本発明の実施例１の構成図を示す。
【図２】図２は本発明の実施例２の構成図を示す。
【図３】図３は本発明の装置の実施例を示す。
Claims (3)
- 【請求項１】電極を用いた鑑賞魚用水槽の簡易型水質表
示方式 - 【請求項２】プリセットによって鑑賞魚用水槽内の硝酸
塩物質濃度以外の影響を排除して水質を表示する回路方
式 - 【請求項３】浮力を利用したフロート電極を用いた鑑賞
魚用水槽の簡易型水替え時期表示装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7806795A JPH08228632A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 鑑賞魚用水槽の水質表示方式と水質表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7806795A JPH08228632A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 鑑賞魚用水槽の水質表示方式と水質表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08228632A true JPH08228632A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13651506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7806795A Pending JPH08228632A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 鑑賞魚用水槽の水質表示方式と水質表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08228632A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0829231A2 (en) | 1996-08-29 | 1998-03-18 | Hamamatsu Photonics K.K. | Three-dimensional shape measuring apparatus |
| CN109709166A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-05-03 | 浙江欧意智能厨房股份有限公司 | 一种洗碗机洁净度检测方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61199299A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-03 | Nec Corp | 音声信号記憶再生装置 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP7806795A patent/JPH08228632A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61199299A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-03 | Nec Corp | 音声信号記憶再生装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0829231A2 (en) | 1996-08-29 | 1998-03-18 | Hamamatsu Photonics K.K. | Three-dimensional shape measuring apparatus |
| CN109709166A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-05-03 | 浙江欧意智能厨房股份有限公司 | 一种洗碗机洁净度检测方法 |
| CN109709166B (zh) * | 2018-12-06 | 2021-09-17 | 浙江欧意智能厨房股份有限公司 | 一种洗碗机洁净度检测方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970401 |