JPH0822556A - テクスチャマッピング装置 - Google Patents

テクスチャマッピング装置

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JPH0822556A
JPH0822556A JP6157675A JP15767594A JPH0822556A JP H0822556 A JPH0822556 A JP H0822556A JP 6157675 A JP6157675 A JP 6157675A JP 15767594 A JP15767594 A JP 15767594A JP H0822556 A JPH0822556 A JP H0822556A
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frame
texture
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JP6157675A
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Yasuhiro Izawa
康浩 井澤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/04Texture mapping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テクスチャマッピングにおける特殊効果を1
枚のテクスチャマップで可能とするテクスチャマッピン
グ装置を提供することを目的としている。 【構成】 テクスチャ平面の所望の領域の画素情報を、
ディスプレイ平面の所望の領域の図形データ上に投影す
るテクスチャマッピング装置において、各ドットに対応
するアドレスデータを入力として対応したアドレスの色
情報データが読み出されるマップメモリと、フレームご
とに変更したい色情報データ及び輝度値を格納するため
のレジスタ71と、このレジスタ71から色情報データ
とマップメモリから読み出した色情報データを比較し、
両データの一致あるいは不一致かを判定するための判定
回路72と、この判定回路72の結果から通常の輝度値
かフレームごとに変更する輝度値かを選択するためのセ
レクタ73と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テクスチャ平面の所
望の領域の画素情報をディスプレイ平面の所望の領域の
図形データ上に投影するテクスチャマッピング装置に関
し、特にフレームごとに色や輝度を変更する特殊効果を
行うことができるテクスチャマッピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、予め画像入力装置により取り
込まれた図形データ、或いは図形描画装置により描画さ
れた図形データ等の所望の領域を所望の立体図形の表面
に投影することにより、デザイン設計、映像効果の確認
等を行う要求が強く、このような要求を満足させるため
に、所望の2次元図形を所望の3次元図形上に投影して
表示させるテクスチャマッピング装置がある。
【0003】このテクスチャマッピング装置としては、
2次元のテクスチャ原図をスキャンライン方向の線分に
分解し、ディスプレイ面においてスキャンライン方向に
走査しながら逆透視変換を各画素単位で行うようにして
いるのが提案されている。
【0004】上記の構成のものにおいては、1画素単位
にマトリクス演算を行う必要があるため、処理速度が遅
くなるという問題がある。また、テクスチャ原図を構成
する単位多角形と、ディスプレイ面における単位多角形
との組み合わせによっては、正確なマッピングを行うこ
とができず、ディスプレイ面において表示される図形デ
ータの品質が低下してしまうという問題があった。
【0005】上記の問題点を解決し、余分なメモリを必
要とせず、正確にかつ高速にテクスチャ原図のマッピン
グを行う装置が特開昭63−80375号に開示されて
いる。
【0006】この装置は、2次元のテクスチャマップを
物体表面(ポリゴンなど)に投影する装置であり、I/
Oインターフェース、メモリ、辺補間(辺ディジタル微
分解析(DDA))回路、線分補間(スキャンDDA)
回路、マッピングメモリ、乗算回路等で構成されてい
る。
【0007】テクスチャマッピングは、メモリが高価で
あった過去においては贅沢なものであった。しかし、ハ
ードウエアの進歩の目覚ましい現在では、ある程度低価
になってきており、上記した装置はゲームなどにも使わ
れるようになってきた。
【0008】一般にテクスチャマップはフレームバッフ
ァ中の絵のように、格子状に配置された値として準備さ
れている。例えば、一枚のテクスチャマップが縦横25
6ドット×256ドットの場合、216個の色データが必
要となる。色データをR,G,Bの各8ビットとすると
3×8ビット×216=1.5Mビットのメモリが必要と
なる。それが1フレーム中に数枚あるいはそれ以上のテ
クスチャマップが使われる。
【0009】更に、特殊効果としてテクスチャマップの
1部分の色や輝度をフレームごとに変えたい場合、例え
ば、地球が回転している場面でアフリカ大陸だけを目立
たせるために点滅させるような場合、アフリカ大陸が除
々に明るくなっていくテクスチャマップを何十枚も用意
しなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、特殊
効果のためには、例えば1.5Mビットのメモリを何十
個も必要とし、回路規模が大きくなると共に、コストも
非常に高くなり実用上問題がある。
【0011】そこで、本発明では、上記のテクスチャマ
ッピングにおける特殊効果を1枚のテクスチャマップで
可能とする特殊効果を備えたテクスチャマッピング装置
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明
は、テクスチャ平面の所望の領域の画素情報を、ディス
プレイ平面の所望の領域の図形データ上に投影するテク
スチャマッピング装置において、各ドットに対応するア
ドレスデータを入力として対応したアドレスの色情報デ
ータが読み出されるマップメモリと、フレームごとに変
更したい色情報データ及び輝度値を格納するための記憶
手段と、この記憶手段から色情報データとマップメモリ
から読み出した色情報データを比較し、両データの一致
あるいは不一致かを判定するための判定手段と、この判
定手段の結果から通常の輝度値かフレームごとに変更す
る輝度値かを選択するための選択手段と、を備えること
を特徴とする。
【0013】更に、この発明は、上記記憶手段にマップ
メモリからの色情報データを加算又は減算する値を格納
し、上記判定手段の判定結果に応じてマップメモリから
読み出した色情報に上記記憶手段に格納された加算又は
減算する値を加算又は減算する手段を備えたことを特徴
とする。
【0014】又、この発明の第2の発明は、テクスチャ
平面の所望の領域の画素情報を、ディスプレイ平面の所
望の領域の図形データ上に投影するテクスチャマッピン
グ装置において、フレームごとには変更しない通常領域
とフレームごとに色や輝度を変更する特殊効果用領域が
設けられ、各ドットに対応するアドレスデータを入力と
して対応したアドレスの色情報データが読み出されるル
ックアップテーブルメモリと、各ドットに対応する上記
ルックアップテーブルメモリのアドレスを格納するマッ
プメモリと、フレームごとに変更したいルックアップテ
ーブルアドレス及び輝度値を格納するための記憶手段
と、この記憶手段からルックアップテーブルアドレスと
マップメモリから読み出したルックアップテーブルアド
レスを比較し、両データの一致あるいは不一致かを判定
するための判定手段と、この判定手段の結果から通常の
輝度値かフレームごとに変更する輝度値かを選択するた
めの選択手段と、上記判定手段の判定結果に応じてルッ
クアップテーブルメモリから読み出した情報を加算又は
減算する手段を備えることを特徴とする。
【0015】更に、この発明は、前記記憶手段にフレー
ムごとにテクスチャマップの任意の場所の輝度値や色情
報を別々に格納することを特徴とする。
【0016】
【作用】この発明の第1の発明のテクスチャマッピング
装置においては、フレームごとにテクスチャマップの任
意の場所(色でその場所を指定)の輝度値を変更できる
ため、複数のテクスチャマップを使わなくても特殊効果
を表現できる。
【0017】更に、マップメモリから読み出した色情報
を加算又は減算することで、フレームごとにテクスチャ
マップの任意の場所(色指定)の輝度値だけでなく色情
報を簡単に変更できるため、除々に夕日に染まっていく
飛行機などの特殊効果が表現できる。
【0018】この発明の第2の発明のテクスチャマッピ
ング装置においては、フレームごとに変更できるテクス
チャマップの任意の場所を色ではなくルックアップテー
ブルを通常領域と特殊効果用領域の領域に分けることが
可能なため、その2領域の区別が簡単にでき、又、その
2領域に同じ色を使用できる。
【0019】更に、フレームごとにテクスチャマップの
任意の場所の輝度値や色を別々に格納することで、例え
ば、一枚のテクスチャマップに10機分の戦闘機の絵を
入れておき、それぞれの戦闘機に対して別々にフレーム
ごとに色や輝度値を変更されるような表現が可能とな
る。
【0020】
【実施例】図1は、この発明の基本的な特殊効果用回路
を備えた第1の発明のテクスチャマッピング装置を示す
ブロック図である。
【0021】この装置には、スクリーン上(ディスプレ
イ平面)におけるポリゴンの3次元座標データ(x,
y,z)と、輝度データ(I)と、テクスチャマップの
2次元座標データ(u,v)と、このポリゴン又はオブ
ジェクトのコマンド等の描画データが、図示しない上位
CPUから与えられ、この描画データがメモリ1に格納
される。
【0022】また、CPUからのCOMPデータなどの
CPUデータがCPUインターフェース2に与えられ
る。そして、メモリ1に格納された上記描画データとC
PUインタフェース2からのCPUデータが補間処理の
ディジタル微分解析(DDA)を行うための前処理用回
路3に与えられる。このDDA前処理用回路3はメモリ
1から読み出したポリゴンの頂点データに基づいて、辺
補間動作を行うための辺の選択や、ポリゴンの分割処理
などを行い、そのデータが辺DDA回路4に転送され
る。
【0023】この辺DDA回路4は、ポリゴンの各頂点
データからポリゴンをスキャンライン(走査線)上の線
分に変換するもので、ディジタル微分解析により辺の補
間動作を行う。補間されたデータはスキャンラインDD
A回路5に与えられる。このスキャンラインDDA回路
5は、辺DDA回路4から出力された線分データを画
素、すなわち点(DOT)に変換するもので、ディジタ
ル微分解析で線分間のDOTを補間し、算出する。この
スキャンDDA回路5から出力される3次元座標データ
(x,y,z)は図示しないフレームメモリに与えら
れ、輝度値(I)はこの発明の特徴とする特殊効果用回
路7に、テクスチャマップの2次元座標データ(u,
v)から算出されたMAPアドレスは、テクスチャマッ
プの色情報(R,G,B)を格納したマップメモリ6に
与えられる。
【0024】辺DDA回路4及びスキャンDDA回路5
は、例えば、減算回路と減算結果を累積加算する加算回
路で構成され、各補間処理を平行して処理できるように
構成される。
【0025】特殊効果用回路7は、スキャンDDA回路
5から出力された輝度値(I)とマップメモリ6から出
力された色情報(R,G,B)と、CPUインターフェ
ース2からのCOMPデータを入力として、このDOT
に必要な変更後の輝度値(I’)、色情報(RGB’)
に変換し、この変換されたI’、RGB’を乗算回路8
に与える。乗算回路8は、これらデータを入力として、
I’とRGB’とを乗算し、実際の色情報(R,G,
B)に変換し、フレームメモリに供給する。
【0026】図2は、図1における特殊効果用回路7の
具体的構成例を示すブロック図である。この図2に示す
実施例は、輝度のみを部分的に変更させる特殊効果を行
うものである。
【0027】図2のように、CPUインターフェース2
に与えられるCPUデータの中の特殊効果用コマンドの
SPデータが特殊効果用回路2のレジスタ71に与えら
れる。このSPデータは、テクスチャマップでフレーム
ごとに変更したい色、すなわちこの色で変更したい部分
を指定するためのデータ(CRGB)とフレームごとに
変更する輝度値データ(CI)とを備える。CRGB
は、例えば、テクスチャマップ上で緑色(R=0,G=
255,B=0)を変更したい場合には、CRGB=
{0,255,0}というデータが与えられる。そし
て、この緑色で指定された領域が特殊効果としてフレー
ムごとにその輝度値が変更される。
【0028】レジスタ71から読み出されたCRGB
は、判定回路72に与えられ、この判定回路72にてテ
クスチャマップから取り出した色情報(RGB)とCR
GBを比較判定し、両者の色が一致するか否かの判定結
果をセレクタ73に与える。セレクタ73には、フレー
ムごとに変更する輝度値データ(CI)とスキャンDD
A5からの輝度値(I)が与えられ、判定回路72の判
定結果に基づいて通常の輝度値(I)かフレームごとに
変更するための輝度値(CI)を選択する。
【0029】判定回路72に与えられるCRGBとRG
Bデータに基づき、フレームごとに変更したいデータの
時には、判定回路72からは、フレームごとに変更する
ための輝度値(CI)を選択するようにセレクタ73へ
判定結果データを送る。すなわち、CRGBとRGBが
一致した場合には、セレクタ73はフレームごとに変更
するための輝度値(CI)を選択し、CRGBとRGB
が不一致の時には通常の輝度値(I)を選択して出力す
る。このように処理することで、例えば、ビルにテクス
チャマップの窓のところの輝度値を小さくしておき、夜
になると、窓の輝度値を大きくすると、部屋の照明がつ
いたように見える。
【0030】なお、判定回路72はRGBデータが24
ビットの場合、24ビットすべてについて比較判定を行
うことが可能であるが、それ以下のビット数でも比較判
定を行うことが可能である。つまり、比較判定を行うビ
ット数を任意に指定することで、選択する自由度が大き
くなるためである。
【0031】図3は、図2の回路にさらに加算回路を加
え、輝度値とRGBを変更させる特殊効果用回路を示す
ブロック図である。この加算回路74はテクスチャマッ
プ上のRGBデータと、CPUインターフェース2側か
らのSPデータの加算(又は減算)値データ(ARG
B)を判定回路72からの命令により加算(又は減算)
するための回路である。
【0032】この図3のものでは、レジスタ71に上述
した図2のCRGB,CIのデータに更にARGBがC
PUインターフェース2から与えられる。判定回路72
にて、CRGBとRGBデータに基づき、フレームごと
に変更したいデータか否か判定し、その判定結果をセレ
クタ73及び加算回路74へ判定結果データを送る。
【0033】セレクタ73では、判定結果に基づき通常
の輝度値(I)かフレームごとに変更するための輝度値
(CI)を選択し、出力する。
【0034】また、加算回路74では、判定回路72か
ら色データを変更する判定結果が得られた時に、レジス
タ71から与えられるARGBとRGBの加算(減算)
処理を行い、変更したRGB’を出力する。
【0035】この加算回路74を図2の回路に付け加え
ることによって、輝度だけでなく、色データも変更でき
るようになり、大いに有効である。
【0036】このように、この実施例ではフレームごと
にテクスチャマップの任意の場所(色指定)の輝度値だ
けでなく色情報を簡単に変更できるため、除々に夕日に
染まっていく飛行機などの特殊効果が表現できる。
【0037】図4は色数が少ない場合に特に効果がある
特殊効果用回路を備えたこの発明の第2のテクスチャマ
ッピング装置を示すブロック図である。この図4に示す
装置は、図1に示す装置において、マップメモリから出
力されるデータを色情報(R,G,B)からルックアッ
プテーブル(LUT)のアドレスに置き換え、新たにル
ックアップテーブルメモリ(LUT RAM)9を追加
したものである。
【0038】このルックアップテーブルメモリ(LUT
RAM)9のフォーマットを図5に示す。このルック
アップテーブルメモリ9は、図5に示すように、テクス
チャマップ上でフレームごとに輝度値や色データを変更
したい領域の色情報を格納する特殊効果用領域と、通常
領域(フレームごとに輝度値や色データを変更させない
領域)の2つの領域に分けられており、マップメモリ6
aにデータを格納するときに、このルックアップテーブ
ルメモリ(LUT RAM)9にもデータが格納されて
いる。
【0039】このようなルックアップテーブルメモリ9
を使用することで、図6に示すように、テクスチャマッ
プ上で、特殊効果に使用する領域と通常の領域にまった
く同じ色を使用することができる。又、ゲームなどのソ
フトを作る側から見ても完全に2つの領域が分かれてい
るため、容易にソフトを作ることが可能となる。さらに
マップメモリ6aの容量も下げることが可能となり有効
である。
【0040】上述したように、この実施例では、マップ
メモリ6aからはルックアップテーブル(LUT)アド
レスが特殊効果用回路7aに与えられ、この特殊効果用
回路7aからルックアップテーブルメモリ(LUT R
AM)9をアクセスし、ルックアップテーブルメモリ9
から通常領域或いは特殊効果用領域のR,G,Bデータ
を読み出し、特殊効果用回路7aにて特殊効果処理を行
うようにしている。
【0041】図7は、図4における特殊効果用回路7a
の具体的構成例を示すブロック図である。この図7に示
す実施例は、輝度並びに色データを部分的に変更させる
特殊効果を行うものである。
【0042】図7に示すように、CPUインターフェー
ス2に与えられるCPUデータの中の特殊効果用コマン
ドのSPデータが特殊効果用回路2のレジスタ71に与
えられる。このSPデータは、テクスチャマップでフレ
ームごとに変更する部分の色を指定するためのルックア
ップテーブルアドレスのデータ(CLAD)とフレーム
ごとに変更する輝度値データ(CI)、色データを変更
させるためのARGBと、を備える。
【0043】レジスタ71から読み出されたCLAD
は、判定回路72aに与えられ、この判定回路72aに
てテクスチャマップ上のルックアップアドレスデータと
CLADを比較判定し、その判定結果をセレクタ73及
び加算回路74にそれぞれ与える。セレクタ73には、
フレームごとに変更する輝度値データ(CI)とスキャ
ンDDA5からの輝度値(I)が与えられ、判定回路7
2aの判定結果に基づいて通常の輝度値(I)かフレー
ムごとに変更するための輝度値(CI)を選択する。
【0044】この実施例では、フレームごとに変更でき
るテクスチャマップの任意の場所を色ではなくルックア
ップテーブルメモリ9を通常領域と特殊効果用領域の領
域に分けている。このため、その2領域の区別が簡単に
でき、又、その2領域に同じ色を使用できる。
【0045】また、加算回路74では、判定回路72か
ら色データを変更する判定結果が得られた時に、レジス
タ71から与えられるARGBとルックアップテーブル
メモリ9から与えられる特殊効果用領域のRGBの加算
(減算)処理を行い、変更したRGB’を出力する。
【0046】上述した各特殊効果用回路7aは内部にレ
ジスタが1つの場合について述べてきたが、レジスタを
複数個あるいはレジスタの代わりにRAMを用いること
により、表現豊かな映像を作ることが可能となる。図8
にRAMを用いた場合のブロック図を示す。
【0047】図8に示すように、CPUインターフェー
スから転送されるSPデータ及びルックアップテーブル
アドレスがセレクタ75に与えられ、このセレクタ75
をコントローラ77にて制御し、ランダム・アクセス・
メモリ(RAM)76の所定領域に格納する。すなわ
ち、フレームごとにテクスチャマップの任意の場所の輝
度値や色を別々に変更するためのデータが格納される。
例えば、一枚のテクスチャマップに10機分の戦闘機の
絵を入れておき、それぞれの戦闘機に対して別々にフレ
ームごとに色や輝度値を変更されるような表現を可能と
するデータが格納される。
【0048】コントローラ77により、RAM76をア
クセスし、RAM76より、判定回路72a、加算回路
74、セレクタ73にそれぞれデータが転送されるよう
に構成されている。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
発明のテクスチャマッピング装置においては、フレーム
ごとにテクスチャマップの任意の場所(色でその場所を
指定)の輝度値を変更できるため、複数のテクスチャマ
ップを使わなくても特殊効果を表現でき、又、マップメ
モリのコストダウンも期待できる。
【0050】更に、マップメモリから読み出した色情報
を加算又は減算することで、フレームごとにテクスチャ
マップの任意の場所(色指定)の輝度値だけでなく色情
報を簡単に変更できるため、除々に夕日に染まっていく
飛行機などの特殊効果が表現できる。
【0051】又、この発明の第2のテクスチャマッピン
グ装置においては、フレームごとに変更できるテクスチ
ャマップの任意の場所を色ではなくルックアップテーブ
ルを通常領域と特殊効果用領域の領域に分けることが可
能なため、その2領域の区別が簡単にでき、又、その2
領域に同じ色を使用できる。
【0052】更に、フレームごとにテクスチャマップの
任意の場所の輝度値や色を別々格納することで、フレー
ムごとにテクスチャマップの任意の場所の輝度値や色を
別々に変更することができる。従って、例えば、一枚の
テクスチャマップに10機分の戦闘機の絵を入れてお
き、それぞれの戦闘機に対して別々にフレームごとに色
や輝度値を変更されるような表現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本的な特殊効果用回路を備えた第
1の発明のテクスチャマッピング装置の実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の実施例における特殊効果用回路7の具体
的構成例を示すブロック図である。
【図3】この発明に用いられる輝度値とRGBを変更さ
せる特殊効果用回路を示すブロック図である。
【図4】この発明の特殊効果用回路を備えた第2の発明
のテクスチャマッピング装置の実施例を示すブロック図
である。
【図5】ルックアップテーブルメモリ(LUT RA
M)のフォーマットを示す模式図である。
【図6】テクスチャマップの一例を示す模式図である。
【図7】図4の実施例における特殊効果用回路の具体的
構成例を示すブロック図である。
【図8】この発明の特殊効果用回路の更に異なる実施例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
7 特殊効果用回路 6 マップメモリ 71 レジスタ(記憶手段) 72 判定回路 73 セレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テクスチャ平面の所望の領域の画素情報
    を、ディスプレイ平面の所望の領域の図形データ上に投
    影するテクスチャマッピング装置において、各ドットに
    対応するアドレスデータを入力として対応したアドレス
    の色情報データが読み出されるマップメモリと、フレー
    ムごとに変更したい色情報データ及び輝度値を格納する
    ための記憶手段と、この記憶手段から色情報データとマ
    ップメモリから読み出した色情報データを比較し、両デ
    ータの一致あるいは不一致かを判定するための判定手段
    と、この判定手段の結果から通常の輝度値かフレームご
    とに変更する輝度値かを選択するための選択手段と、を
    備えることを特徴とするテクスチャマッピング装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶手段にマップメモリからの色情
    報データを加算又は減算する値を格納し、上記判定手段
    の判定結果に応じてマップメモリから読み出した色情報
    に上記記憶手段に格納された加算又は減算する値を加算
    又は減算する手段を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載のテクスチャマッピング装置。
  3. 【請求項3】 テクスチャ平面の所望の領域の画素情報
    を、ディスプレイ平面の所望の領域の図形データ上に投
    影するテクスチャマッピング装置において、フレームご
    とには変更しない通常領域とフレームごとに色や輝度を
    変更する特殊効果用領域が設けられ、各ドットに対応す
    るアドレスデータを入力として対応したアドレスの色情
    報データが読み出されるルックアップテーブルメモリ
    と、各ドットに対応する上記ルックアップテーブルメモ
    リのアドレスを格納するマップメモリと、フレームごと
    に変更したいルックアップテーブルアドレス及び輝度値
    を格納するための記憶手段と、この記憶手段からルック
    アップテーブルアドレスとマップメモリから読み出した
    ルックアップテーブルアドレスを比較し、両データの一
    致あるいは不一致かを判定するための判定手段と、この
    判定手段の結果から通常の輝度値か、フレームごとに変
    更する輝度値かを選択するための選択手段と、上記判定
    手段の判定結果に応じてルックアップテーブルメモリか
    ら読み出した情報を加算又は減算する手段を備えること
    を特徴とするテクスチャマッピング装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段にフレームごとにテクスチ
    ャマップの任意の場所の輝度値や色情報を別々に格納す
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    のテクスチャマッピング装置。
JP6157675A 1994-07-08 1994-07-08 テクスチャマッピング装置 Pending JPH0822556A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6157675A JPH0822556A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 テクスチャマッピング装置
US08/499,437 US6211885B1 (en) 1994-07-08 1995-07-07 Apparatus for outputting an image in which data of points on texture pattern are mapped to data of dots on display plane

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6157675A JPH0822556A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 テクスチャマッピング装置

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JPH0822556A true JPH0822556A (ja) 1996-01-23

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ID=15654933

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6157675A Pending JPH0822556A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 テクスチャマッピング装置

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US (1) US6211885B1 (ja)
JP (1) JPH0822556A (ja)

Cited By (3)

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