JPH08224052A - 防藻アンカーボルト - Google Patents
防藻アンカーボルトInfo
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- JPH08224052A JPH08224052A JP7030725A JP3072595A JPH08224052A JP H08224052 A JPH08224052 A JP H08224052A JP 7030725 A JP7030725 A JP 7030725A JP 3072595 A JP3072595 A JP 3072595A JP H08224052 A JPH08224052 A JP H08224052A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
藻対策として壁または樋に銅板を取り付けるための固定
具として使用されるアンカーボルトにおいて、施工後に
外面露出部分が完全に銅で覆ることを特徴とするアンカ
ーボルトを提供することを目的とする。 【構成】 水と接触する壁または樋の表面に銅板を張り
付けるための固定具として使用されるプラスチック製ス
リーブと銅製ピンからなるアンカーボルトにおいて、銅
製ピンはピン頭部の外周がピン胴部側に折り曲げられ、
かつ折り曲げられた銅製ピン頭部の内径・奥行を施工後
にプラスチック製のスリーブのつば部を完全に覆う大き
さにすることを特徴とする防藻アンカーボルト。
Description
川、用水路、ダム、プール、下水処理場等の水と接触す
る壁または樋の表面に、防藻対策として銅板を取り付け
るための固定具として使用するアンカーボルトの改良に
関するものである。
類が越流樋周辺で繁殖し、美観を損なうとともに不快昆
虫であるユスリカの幼虫の生息場所ともなり、下水処理
場周辺住民からの苦情が相次いでいた。付着した藻は清
掃により除去されることが多いが、多大な労力と時間を
費やすため、防藻塗料・タイル張り等の処置を施して対
応することも行われていた。しかしこの方法では防藻効
果が長期的に持続しないため、定期的に防藻塗料の塗り
直し張り直し等を行わなければならなかった。
ート壁であった越流樋等の壁に銅板を張り付けるという
方法が多く採用されるようになった。この方法を用いる
ことにより銅板から殺藻効果がある銅イオンが溶出し、
従来のコンクリート壁のままの越流樋と比較すると、付
着する藻の量は1/2〜1/3に減少し、ユスリカの幼
虫の発生数も大幅に減少させることに成功した。
に銅板を取付ける際に使用されるアンカーボルトは、銅
屋根等の工事に使用していたアンカーボルトをそのまま
使用していたため、施工後に一部プラスチック等の銅で
はない部分(スリーブつば部)が露出してしまい、この
部分から藻が発生してしまうため、防藻対策上、完全な
ものとはいえなかった。
ようにピン(2)、スリーブ本体(3a)とスリーブつ
ば部(3b)からなるスリーブ(3)、ワッシャー
(4)から構成されており、ピン(2)は鍛圧銅材、ス
リーブ(3)はポリアミド樹脂等のプラスチック、ワッ
シャー(4)は銅板からなり、これらの部品を図5に示
すごとく組み合わせ、銅板(5)を張り付けるために銅
板を貫通し、コンクリート壁(6)に打ち込まれ使用さ
れていた。図5からも分かるように、施工後のアンカー
ボルトは、プラスチック製のスリーブ(3)のスリーブ
つば部(3b)が露出してしまっていた。
々検討の結果、施工後の外面露出部分が完全に銅で覆わ
れたアンカーボルトを提供するものである。
の表面に銅板を張り付けるための固定具として使用され
るプラスチック製スリーブと銅製ピンからなるアンカー
ボルトにおいて、銅製ピンはピン頭部の外周がピン胴部
側に折り曲げられ、かつ折り曲げられた銅製ピン頭部の
内径・奥行を施工後にプラスチック製のスリーブのつば
部を完全に覆う大きさにすることを特徴とする防藻アン
カーボルトである。
池、防火水槽、河川、用水路、農業用水路、ダム、プー
ル、下水処理場等の水と接触する壁または樋に用いられ
るものである。
側に折り曲げる理由は、折り曲げることによって生じる
ピン頭部内の空間の内径・奥行をプラスチックスリーブ
のつば部の外周・厚みより大きくすることで、プラスチ
ック部分が露出せず、完全に銅で覆われることにより、
藻の発生を抑えることができるからである。
説明する。
示すようにピン頭部(12a)の外周をピン胴部(12
b)側に折り曲げたピン(以下カーリングピン(12)
と記す)、スリーブ本体(3a)とスリーブつば部(3
b)からなるスリーブ(3)、から構成されている。カ
ーリングピン(12)は無酸素銅からなる鍛圧銅材であ
り、頭部を除いた部分の径が3mm、長さが25mm、
頭部の外径が15mm、頭部の高さが3mmであり、内
径が13mm、奥行が2mmである。スリーブ(3)は
ポリアミド樹脂からなり、スリーブ本体(3a)は外径
5mm、長さ30mmであり、カーリングピン(12)
を挿入する孔の径は、入口部分が3mm、底の部分が2
mmと、テーパー状になっている。また、固定後にカー
リングピンの頭部に完全に覆われるスリーブつば部(3
b)の径は10mmで、厚さが1.5mmである。これ
らの部品を図2に示すように、まずスリーブ(3)のス
リーブ本体(3a)と同径の孔をコンクリート壁(6)
と銅板(5)に空け、該孔にスリーブを挿入し、後にカ
ーリングピン(12)を打ち込むことによりスリーブ
(3)のスリーブ本体(3a)の径を拡大させて固定す
るものである。
ングピン(12)により、プラスチック製(ポリアミド
樹脂製)のスリーブ(3)のスリーブつば部(3b)を
完全に覆うことができ、また、従来のアンカーボルトで
はワッシャー(4)が必要であったが、本発明において
は省略することができ、かつ、ワッシャーよりも優れた
効果を奏するものである。
水処理場等の水と接触する壁または樋等に発生する藻を
従来よりもさらに抑えることができる等、工業上および
環境上有用な効果をもたらすものである。
側面図である。図1(B)は本発明に係わるアンカーボ
ルトの断面図である。
付後の断面図である。
ボルトのその他の実施例の断面図である。
ある。図4(B)は従来のアンカーボルトの断面図であ
る。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】水と接触する壁または樋の表面に銅板を張
り付けるための固定具として使用されるプラスチック製
スリーブと銅製ピンからなるアンカーボルトにおいて、
銅製ピンはピン頭部の外周がピン胴部側に折り曲げら
れ、かつ折り曲げられた銅製ピン頭部の内径・奥行を施
工後にプラスチック製のスリーブのつば部を完全に覆う
大きさにすることを特徴とする防藻アンカーボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03072595A JP3354334B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 防藻アンカーボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03072595A JP3354334B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 防藻アンカーボルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08224052A true JPH08224052A (ja) | 1996-09-03 |
JP3354334B2 JP3354334B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=12311638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03072595A Expired - Fee Related JP3354334B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 防藻アンカーボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3354334B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100482536B1 (ko) * | 2002-10-18 | 2005-04-14 | (주)한림종합건축사사무소 | 석재 옹벽구조 및 그의 시공방법 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP03072595A patent/JP3354334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100482536B1 (ko) * | 2002-10-18 | 2005-04-14 | (주)한림종합건축사사무소 | 석재 옹벽구조 및 그의 시공방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3354334B2 (ja) | 2002-12-09 |
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