JPH08223706A - 電気自動車用充電器 - Google Patents
電気自動車用充電器Info
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- JPH08223706A JPH08223706A JP7029008A JP2900895A JPH08223706A JP H08223706 A JPH08223706 A JP H08223706A JP 7029008 A JP7029008 A JP 7029008A JP 2900895 A JP2900895 A JP 2900895A JP H08223706 A JPH08223706 A JP H08223706A
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- Japan
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- power source
- fixed excitation
- winding
- excitation winding
- inverter
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
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- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気自動車の専用バッテリ充電器を除いたも
のである。 【構成】 固定励磁巻線３ａの電流制御用４象限チョッ
パ回路４を充電器とし、Ｈ−ＰＭ３の固定励磁巻線３ａ
を直流又は交流リアクトルとして、外部商用電源１２よ
りバッテッリ１に充電できるようにした。
のである。 【構成】 固定励磁巻線３ａの電流制御用４象限チョッ
パ回路４を充電器とし、Ｈ−ＰＭ３の固定励磁巻線３ａ
を直流又は交流リアクトルとして、外部商用電源１２よ
りバッテッリ１に充電できるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車に係り、特
にハイブリッド励磁形永久磁石モータのための駆動系を
その電源であるバッテリの充電器に兼用させたものであ
る。
にハイブリッド励磁形永久磁石モータのための駆動系を
その電源であるバッテリの充電器に兼用させたものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】電気自動車用モータとして、本出願人に
よって平成５年特許願第２４２４７５号の如きハイブリ
ッド励磁形永久磁石モータ（以下Ｈ−ＰＭと称す）が提
案されている。Ｈ−ＰＭは、界磁磁束を永久磁石と固定
励磁巻線とにより作り、この固定励磁巻線の電流を制御
することにより回転数やトルクに応じて広い速度範囲に
わたって効率良く制御するようにたモータである。図５
は、このＨ−ＰＭを電気自動車の駆動系に用いたブロッ
ク図であり、電源であるバッテリ１の直流出力はインバ
ータ２を介してＨ−ＰＭ３の固定子巻線に３相交流を通
電すると共にインバータ２と並列な４象限チョッパ回路
４を介してＨ−ＰＭ３の固定励磁巻線３ａに正・負両方
向の電流を流すようになっている。そして、インバータ
２及び４象限チョッパ回路４それぞれの制御は制御回路
５によって行なわれる。
よって平成５年特許願第２４２４７５号の如きハイブリ
ッド励磁形永久磁石モータ（以下Ｈ−ＰＭと称す）が提
案されている。Ｈ−ＰＭは、界磁磁束を永久磁石と固定
励磁巻線とにより作り、この固定励磁巻線の電流を制御
することにより回転数やトルクに応じて広い速度範囲に
わたって効率良く制御するようにたモータである。図５
は、このＨ−ＰＭを電気自動車の駆動系に用いたブロッ
ク図であり、電源であるバッテリ１の直流出力はインバ
ータ２を介してＨ−ＰＭ３の固定子巻線に３相交流を通
電すると共にインバータ２と並列な４象限チョッパ回路
４を介してＨ−ＰＭ３の固定励磁巻線３ａに正・負両方
向の電流を流すようになっている。そして、インバータ
２及び４象限チョッパ回路４それぞれの制御は制御回路
５によって行なわれる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】Ｈ−ＰＭ３を用いた電
気自動車にあっては、その構成上バッテリの充電が必要
不可欠となるのであるが、この場合充電は図６に示す如
き専用の充電器によって外部の商用電源から電力を得る
ことにより行なわれる。すなわち、図６は昇圧チョッパ
回路であり、商用電源（図示省略）に接続された整流器
６を介してトランジスタＴｒ2 のオンにより直流リアク
トルＬに電流が流れ、電磁エネルギが蓄積される。次い
で、トランジスタＴｒ2 のオフによりダイオードＤ1 を
介して直流リアクトルＬのエネルギがバッテリ１に充電
される。こうして、バッテリ１への充電が可能となるの
であるが、検出器８にて充電電流を検出することにより
トランジスタＴｒ2 のオン時間をコントローラ７にて制
御すれば、充電電流制御が行なえる。以上の結果、従来
のバッテリの充電には専用の充電器の使用が不可欠であ
り、また、充電器内部には嵩の大きな直流リアクトルＬ
が必要となり、充電器自体の大形化につながっている。
気自動車にあっては、その構成上バッテリの充電が必要
不可欠となるのであるが、この場合充電は図６に示す如
き専用の充電器によって外部の商用電源から電力を得る
ことにより行なわれる。すなわち、図６は昇圧チョッパ
回路であり、商用電源（図示省略）に接続された整流器
６を介してトランジスタＴｒ2 のオンにより直流リアク
トルＬに電流が流れ、電磁エネルギが蓄積される。次い
で、トランジスタＴｒ2 のオフによりダイオードＤ1 を
介して直流リアクトルＬのエネルギがバッテリ１に充電
される。こうして、バッテリ１への充電が可能となるの
であるが、検出器８にて充電電流を検出することにより
トランジスタＴｒ2 のオン時間をコントローラ７にて制
御すれば、充電電流制御が行なえる。以上の結果、従来
のバッテリの充電には専用の充電器の使用が不可欠であ
り、また、充電器内部には嵩の大きな直流リアクトルＬ
が必要となり、充電器自体の大形化につながっている。
【０００４】本発明は、上述の問題に鑑み、外部の充電
器を無くすようにした電気自動車用充電器の提供を目的
とする。
器を無くすようにした電気自動車用充電器の提供を目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、以下の構成を特徴とする。 （１）直流電源をインバータを介してモータの固定子巻
線に接続すると共に上記インバータに対して並列接続さ
れた４象限チョッパ回路を介して上記モータの固定励磁
巻線に接続する駆動系を有する電気自動車において、商
用電源に接続される整流回路の直流出力の一方を開閉ス
イッチを介して上記固定励磁巻線に接続し上記整流回路
の直流出力の他方を上記４象限チョッパ回路の直流電源
接続端に接続したことを特徴とする。 （２）直流電源をインバータを介してモータの固定子巻
線に接続すると共に上記インバータに対して並列接続さ
れた４象限チョッパ回路を介して上記モータの固定励磁
巻線に接続する駆動系を有する電気自動車において、上
記４象限チョッパ回路と上記固定励磁巻線との間に切替
スイッチを設け、この切替スイッチの一側の投入にて短
絡し他側の投入して商用電源に接続され得る整流回路を
上記固定励磁巻線と直列に接続することを特徴とする。 （３）直流電源をインバータを介してモータの固定子巻
線に接続すると共に上記インバータに対して並列接続さ
れた４象限チョッパ回路を介して上記モータの固定励磁
巻線に接続する駆動系を有する電気自動車において、上
記４象限チョッパ回路と上記固定励磁巻線との間に切替
スイッチを設け、この切替スイッチの一側の投入にて短
絡し他側の投入にて商用電源と直列に接続し得ることを
特徴とする。 （４）直流電源をインバータを介してモータの固定子巻
線に接続すると共に上記インバータに対して並列接続さ
れた４象限チョッパ回路を介して上記モータの固定励磁
巻線に接続する駆動系を有する電気自動車において、上
記固定励磁巻線を複数巻線の全部又一部としてこの複数
巻線相互を電磁結合可能とし、上記複数巻線のひとつに
商用電源を接続すると共に上記複数巻線の残りを変圧器
二次側としたことを特徴とする。
発明は、以下の構成を特徴とする。 （１）直流電源をインバータを介してモータの固定子巻
線に接続すると共に上記インバータに対して並列接続さ
れた４象限チョッパ回路を介して上記モータの固定励磁
巻線に接続する駆動系を有する電気自動車において、商
用電源に接続される整流回路の直流出力の一方を開閉ス
イッチを介して上記固定励磁巻線に接続し上記整流回路
の直流出力の他方を上記４象限チョッパ回路の直流電源
接続端に接続したことを特徴とする。 （２）直流電源をインバータを介してモータの固定子巻
線に接続すると共に上記インバータに対して並列接続さ
れた４象限チョッパ回路を介して上記モータの固定励磁
巻線に接続する駆動系を有する電気自動車において、上
記４象限チョッパ回路と上記固定励磁巻線との間に切替
スイッチを設け、この切替スイッチの一側の投入にて短
絡し他側の投入して商用電源に接続され得る整流回路を
上記固定励磁巻線と直列に接続することを特徴とする。 （３）直流電源をインバータを介してモータの固定子巻
線に接続すると共に上記インバータに対して並列接続さ
れた４象限チョッパ回路を介して上記モータの固定励磁
巻線に接続する駆動系を有する電気自動車において、上
記４象限チョッパ回路と上記固定励磁巻線との間に切替
スイッチを設け、この切替スイッチの一側の投入にて短
絡し他側の投入にて商用電源と直列に接続し得ることを
特徴とする。 （４）直流電源をインバータを介してモータの固定子巻
線に接続すると共に上記インバータに対して並列接続さ
れた４象限チョッパ回路を介して上記モータの固定励磁
巻線に接続する駆動系を有する電気自動車において、上
記固定励磁巻線を複数巻線の全部又一部としてこの複数
巻線相互を電磁結合可能とし、上記複数巻線のひとつに
商用電源を接続すると共に上記複数巻線の残りを変圧器
二次側としたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】４象限チョッパと固定励磁巻線とを利用して充
電回路を形成することにより、固定励磁巻線通電回路を
充電回路に兼用させることができる。
電回路を形成することにより、固定励磁巻線通電回路を
充電回路に兼用させることができる。
【０００７】
【実施例】ここで、図１〜図４を参照して本発明の実施
例を説明する。なお、図６と同一部分には同符号を付
す。図１は、本発明の一実施例である。図１において、
４象限チョッパ回路４の２本のアームの中点は、直流リ
アクトルともなる固定励磁巻線３ａが接続されている。
そして、このアーム中点と固定励磁巻線３ａとを接続す
るラインから分岐して開閉スイッチ１０が接続され、こ
の開閉スイッチ１０と４象限チョッパ回路４の各アーム
の片側（図１で負側）との間には、単相整流器１１が接
続されている。そして、この整流器１１は外部商用電源
１２に接続できるようになっている。
例を説明する。なお、図６と同一部分には同符号を付
す。図１は、本発明の一実施例である。図１において、
４象限チョッパ回路４の２本のアームの中点は、直流リ
アクトルともなる固定励磁巻線３ａが接続されている。
そして、このアーム中点と固定励磁巻線３ａとを接続す
るラインから分岐して開閉スイッチ１０が接続され、こ
の開閉スイッチ１０と４象限チョッパ回路４の各アーム
の片側（図１で負側）との間には、単相整流器１１が接
続されている。そして、この整流器１１は外部商用電源
１２に接続できるようになっている。
【０００８】かかる構成にあって、開閉スイッチ１０
は、Ｈ−ＰＭ駆動時にてオフされ、整流器１１は駆動系
から外されることになる。他方、充電動作時には、開閉
スイッチ１０がオンされ、商用電源１２が整流器１１を
介して固定励磁巻線３ａ及び４象限チョッパ回路４に加
えられることになる。すなわち、４象限チョッパ回路４
にあって、トランジスタＴｒ1 ，Ｔｒ2 ，Ｔｒ4 はオフ
のままで、トランジスタＴｒ3 をオンすると、整流器＋
側から固定励磁巻線３ａを通ってトランジスタＴｒ3 を
介して電流が流れ、固定励磁巻線３ａにエネルギが蓄積
される。ついで、トランジスタＴｒ3 をオフすると固定
励磁巻線３ａに蓄積されたエネルギにてダイオードＤ1
を通じて電流が流れバッテリ１に充電が行なわれる。こ
の場合、充電電流の制御はチョッパ制御用の電流検出器
と制御回路５を用いてトランジスタＴｒ3 のオン−オフ
時間を制御することにより実現できる。電流検出器は充
電電流制御用にも用いており、また制御回路５を充電器
コントローラとして用いている。
は、Ｈ−ＰＭ駆動時にてオフされ、整流器１１は駆動系
から外されることになる。他方、充電動作時には、開閉
スイッチ１０がオンされ、商用電源１２が整流器１１を
介して固定励磁巻線３ａ及び４象限チョッパ回路４に加
えられることになる。すなわち、４象限チョッパ回路４
にあって、トランジスタＴｒ1 ，Ｔｒ2 ，Ｔｒ4 はオフ
のままで、トランジスタＴｒ3 をオンすると、整流器＋
側から固定励磁巻線３ａを通ってトランジスタＴｒ3 を
介して電流が流れ、固定励磁巻線３ａにエネルギが蓄積
される。ついで、トランジスタＴｒ3 をオフすると固定
励磁巻線３ａに蓄積されたエネルギにてダイオードＤ1
を通じて電流が流れバッテリ１に充電が行なわれる。こ
の場合、充電電流の制御はチョッパ制御用の電流検出器
と制御回路５を用いてトランジスタＴｒ3 のオン−オフ
時間を制御することにより実現できる。電流検出器は充
電電流制御用にも用いており、また制御回路５を充電器
コントローラとして用いている。
【０００９】図２は他の実施例である。図１に示す開閉
スイッチ１０の代りに切替スイッチ１３を備え、単相整
流器１１を固定励磁巻線３ａに対して直列接続となるよ
うに結線したものである。切替スイッチ１３の接続は、
一側の投入にて充電動作となって固定励磁巻線３ａと単
相整流器１１とを直列接続し、他型の切替にて整流器１
１を外して駆動動作を行なわしめるものである。すなわ
ち、充電動作ではトランジスタＴｒ1 ，Ｔｒ2 ，Ｔｒ4
をオフしてトランジスタＴｒ3 をオンして固定励磁巻線
３ａにエネルギを蓄積し、ついでトランジスタＴｒ3 を
オフして固定励磁巻線３ａのエネルギにてダイオードＤ
1 ，Ｄ4 を介してバッテリ充電する。この場合も、充電
電流の制御は、トランジスタＴｒ3 のオン・オフ時間を
制御することにより実現できる。
スイッチ１０の代りに切替スイッチ１３を備え、単相整
流器１１を固定励磁巻線３ａに対して直列接続となるよ
うに結線したものである。切替スイッチ１３の接続は、
一側の投入にて充電動作となって固定励磁巻線３ａと単
相整流器１１とを直列接続し、他型の切替にて整流器１
１を外して駆動動作を行なわしめるものである。すなわ
ち、充電動作ではトランジスタＴｒ1 ，Ｔｒ2 ，Ｔｒ4
をオフしてトランジスタＴｒ3 をオンして固定励磁巻線
３ａにエネルギを蓄積し、ついでトランジスタＴｒ3 を
オフして固定励磁巻線３ａのエネルギにてダイオードＤ
1 ，Ｄ4 を介してバッテリ充電する。この場合も、充電
電流の制御は、トランジスタＴｒ3 のオン・オフ時間を
制御することにより実現できる。
【００１０】図３は更に他の実施例である。図１、図２
の例では、固定励磁巻線３ａを充電時直流リアクトルと
して用い、４象限チョッパ回路４を図６の昇圧チョッパ
として用いた例を示したものである。本例では、固定励
磁巻線３ａを交流リアクトルとして用い、４象限チョッ
パ回路をスイッチングモード整流コンバータとして用い
る。４象限チョッパ回路４を単相入力昇圧形フルブリッ
ジコンバータとして用いることによりバッテリの充電を
可能とするものである。図３において、４象限チョッパ
回路４の２本のアーム中点に接続された固定励磁巻線３
ａの一方のラインは切替スイッチ１４を介して外部商用
電源１２に接続され得る。すなわち、充電時切替スイッ
チ１４の一側への投入によって固定励磁巻線３ａと外部
電源１２とを直列に接続し、切替スイッチ１４の他側へ
の投入にて外部電源１２を切離すと共に励磁回路を形成
するものである。かかる構成にあってＨ−ＰＭ駆動時は
第２実施例と同様の動作であるが、充電時はスイッチン
グモード整流コンバータ４を介して充電が行なわれる。
の例では、固定励磁巻線３ａを充電時直流リアクトルと
して用い、４象限チョッパ回路４を図６の昇圧チョッパ
として用いた例を示したものである。本例では、固定励
磁巻線３ａを交流リアクトルとして用い、４象限チョッ
パ回路をスイッチングモード整流コンバータとして用い
る。４象限チョッパ回路４を単相入力昇圧形フルブリッ
ジコンバータとして用いることによりバッテリの充電を
可能とするものである。図３において、４象限チョッパ
回路４の２本のアーム中点に接続された固定励磁巻線３
ａの一方のラインは切替スイッチ１４を介して外部商用
電源１２に接続され得る。すなわち、充電時切替スイッ
チ１４の一側への投入によって固定励磁巻線３ａと外部
電源１２とを直列に接続し、切替スイッチ１４の他側へ
の投入にて外部電源１２を切離すと共に励磁回路を形成
するものである。かかる構成にあってＨ−ＰＭ駆動時は
第２実施例と同様の動作であるが、充電時はスイッチン
グモード整流コンバータ４を介して充電が行なわれる。
【００１１】図４は、他の実施例であり、安全性の面か
ら図３の例の如く商用電源１２をバッテリに直接接続せ
ず、商用電源１２を絶縁トランスを介して充電回路に接
続する構成を示している。図４に示す例では固定励磁巻
線３ａを同一鉄心上のＬ1 、Ｌ2 の２巻線に分けて、一
方の巻線Ｌ1 に外部商用電源１２を接続しておりこの巻
線Ｌ1 に対して直列にスイッチＳ2 ，Ｓ3 介して巻線Ｌ
2 が接続され、スイッチＳ1 の投入等によって巻線Ｌ1
Ｌ2 を電磁結合させるようになっている。すなわち、Ｈ
−ＰＭ駆動時にスイッチＳ1 をオフ、スイッチＳ2 、Ｓ
3 をオンすることによる２巻線Ｌ1 Ｌ2 が固定励磁巻線
３ａとして働き、充電時には巻線Ｌ1 に商用電源１２を
接続すると共にスイッチＳ1 をオン、スイッチＳ2 Ｓ3
をオフすることによる巻線Ｌ1 とＬ2 とはトランスとし
て働き、二次側である巻線Ｌ2 の出力がコンバータに入
力されると共に巻線Ｌ1 Ｌ2 の漏れリアクタンスが交流
リアクトルの代りとして動作する。この場合、２巻線Ｌ
1 Ｌ2 の巻線比は任意に設定できるため商用入力電圧と
コンバータ出力電圧の関係を自由に設定することができ
る。また、図４に示す構成ではスイッチＳ2 、Ｓ3 によ
って２巻線Ｌ1 Ｌ2 が直列接続されるものであるが、並
列接続することもできる。
ら図３の例の如く商用電源１２をバッテリに直接接続せ
ず、商用電源１２を絶縁トランスを介して充電回路に接
続する構成を示している。図４に示す例では固定励磁巻
線３ａを同一鉄心上のＬ1 、Ｌ2 の２巻線に分けて、一
方の巻線Ｌ1 に外部商用電源１２を接続しておりこの巻
線Ｌ1 に対して直列にスイッチＳ2 ，Ｓ3 介して巻線Ｌ
2 が接続され、スイッチＳ1 の投入等によって巻線Ｌ1
Ｌ2 を電磁結合させるようになっている。すなわち、Ｈ
−ＰＭ駆動時にスイッチＳ1 をオフ、スイッチＳ2 、Ｓ
3 をオンすることによる２巻線Ｌ1 Ｌ2 が固定励磁巻線
３ａとして働き、充電時には巻線Ｌ1 に商用電源１２を
接続すると共にスイッチＳ1 をオン、スイッチＳ2 Ｓ3
をオフすることによる巻線Ｌ1 とＬ2 とはトランスとし
て働き、二次側である巻線Ｌ2 の出力がコンバータに入
力されると共に巻線Ｌ1 Ｌ2 の漏れリアクタンスが交流
リアクトルの代りとして動作する。この場合、２巻線Ｌ
1 Ｌ2 の巻線比は任意に設定できるため商用入力電圧と
コンバータ出力電圧の関係を自由に設定することができ
る。また、図４に示す構成ではスイッチＳ2 、Ｓ3 によ
って２巻線Ｌ1 Ｌ2 が直列接続されるものであるが、並
列接続することもできる。
【００１２】また、図４の実施例でＨ−ＰＭ駆動時巻線
Ｌ1 Ｌ2 を固定励磁巻線３ａとして使用したが、巻線Ｌ
1 は商用電源１２の接続のみに用いて励磁巻線として用
いず、充電時は巻線Ｌ1 に商用電源を接続するだけでト
ランスとして動作するので、スイッチＳ1 Ｓ2 Ｓ3 を省
くことができる。
Ｌ1 Ｌ2 を固定励磁巻線３ａとして使用したが、巻線Ｌ
1 は商用電源１２の接続のみに用いて励磁巻線として用
いず、充電時は巻線Ｌ1 に商用電源を接続するだけでト
ランスとして動作するので、スイッチＳ1 Ｓ2 Ｓ3 を省
くことができる。
【００１３】図１、２に示す整流器１１は車載あるいは
別置きすることになるが、一般家庭において深夜電力を
利用して充電する場合は充電時間が長く電流が小さいた
め整流器１１も小さく車載してもスペース的には問題と
ならない。また、整流器１１は単相全波回路としている
が、多相又は単波整流器でもよい。
別置きすることになるが、一般家庭において深夜電力を
利用して充電する場合は充電時間が長く電流が小さいた
め整流器１１も小さく車載してもスペース的には問題と
ならない。また、整流器１１は単相全波回路としている
が、多相又は単波整流器でもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
効果がある。 １．励磁巻線電流制御用チョッパー回路を電池の充電器
として兼用するため、新たに車載充電器を設置する必要
が無くなり、小型で安価なシステムを構築できる。 ２．特別な充電器なしで、一般家庭用の単相１００Ｖあ
るいは２００Ｖ電源で容易に充電が可能となる。
効果がある。 １．励磁巻線電流制御用チョッパー回路を電池の充電器
として兼用するため、新たに車載充電器を設置する必要
が無くなり、小型で安価なシステムを構築できる。 ２．特別な充電器なしで、一般家庭用の単相１００Ｖあ
るいは２００Ｖ電源で容易に充電が可能となる。
【図１】本発明の第１実施例の構成図。
【図２】本発明の第２実施例の構成図。
【図３】本発明の第３実施例の構成図。
【図４】本発明の第４実施例の構成図。
【図５】従来の充電器の構成図。
【図６】従来の昇圧チョッパ回路構成図。
１ バッテリ ３ Ｈ−ＰＭ ３ａ 固定励磁巻線 ４ ４象限チョッパ回路 ５ 制御回路 １０ 開閉スイッチ １１ 単相整流器 １２ 商用電源 １３，１４ 切替スイッチ Ｌ1 Ｌ2 巻線 Ｓ1 Ｓ2 Ｓ3 スイッチ
Claims (4)
- 【請求項１】 直流電源をインバータを介してモータの
固定子巻線に接続すると共に上記インバータに対して並
列接続された４象限チョッパ回路を介して上記モータの
固定励磁巻線に接続する駆動系を有する電気自動車にお
いて、 商用電源に接続される整流回路の直流出力の一方を開閉
スイッチを介して上記固定励磁巻線に接続し上記整流回
路の直流出力の他方を上記４象限チョッパ回路の直流電
源接続端に接続したことを特徴とする電気自動車用充電
器。 - 【請求項２】 直流電源をインバータを介してモータの
固定子巻線に接続すると共に上記インバータに対して並
列接続された４象限チョッパ回路を介して上記モータの
固定励磁巻線に接続する駆動系を有する電気自動車にお
いて、 上記４象限チョッパ回路と上記固定励磁巻線との間に切
替スイッチを設け、この切替スイッチの一側の投入にて
短絡し他側の投入して商用電源に接続され得る整流回路
を上記固定励磁巻線と直列に接続することを特徴とする
電気自動車用充電器。 - 【請求項３】 直流電源をインバータを介してモータの
固定子巻線に接続すると共に上記インバータに対して並
列接続された４象限チョッパ回路を介して上記モータの
固定励磁巻線に接続する駆動系を有する電気自動車にお
いて、 上記４象限チョッパ回路と上記固定励磁巻線との間に切
替スイッチを設け、この切替スイッチの一側の投入にて
短絡し他側の投入にて商用電源と直列に接続し得ること
を特徴とする電気自動車用充電器。 - 【請求項４】 直流電源をインバータを介してモータの
固定子巻線に接続すると共に上記インバータに対して並
列接続された４象限チョッパ回路を介して上記モータの
固定励磁巻線に接続する駆動系を有する電気自動車にお
いて、 上記固定励磁巻線を複数巻線の全部又一部としてこの複
数巻線相互を電磁結合可能とし、上記複数巻線のひとつ
に商用電源を接続すると共に上記複数巻線の残りを変圧
器二次側としたことを特徴とする電気自動車用充電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7029008A JPH08223706A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 電気自動車用充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7029008A JPH08223706A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 電気自動車用充電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08223706A true JPH08223706A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12264386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP (1) | JPH08223706A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-02-17 JP JP7029008A patent/JPH08223706A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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