JPH08222973A - Rfリニア電力増幅回路および無線通信装置 - Google Patents

Rfリニア電力増幅回路および無線通信装置

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JPH08222973A
JPH08222973A JP2079095A JP2079095A JPH08222973A JP H08222973 A JPH08222973 A JP H08222973A JP 2079095 A JP2079095 A JP 2079095A JP 2079095 A JP2079095 A JP 2079095A JP H08222973 A JPH08222973 A JP H08222973A
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JP
Japan
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power amplifier
amplifier circuit
circuit
impedance matching
linear power
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JP2079095A
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Tetsuaki Adachi
徹朗 安達
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RFリニア電力増幅回路における出力可変を
直線性の悪化を伴うことなく可能にし、併せて非動作時
のアイソレーション特性も改善する。 【構成】RFリニア電力増幅回路の入力または段間にイ
ンピーダンス整合回路を介在させるとともに、このイン
ピーダンス整合回路内に電圧可変素子を介在させ、この
電圧可変素子に印加される制御電圧によって上記電力増
幅回路の出力を可変制御させる。 【効果】 SWRの変化による反射損失の変化によって
電力増幅部での入力振幅を実質的に変化させることがで
き、非動作時はSWRを高くすることでアイソレーショ
ンを向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RFリニア電力増幅回
路、さらには無線信号を直線増幅して出力するRFリニ
ア電力増幅回路に適用して有効な技術に関するものであ
って、たとえばセルラーなどの移動体無線通信装置に利
用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線通信装置、とくにセルラーなどの移
動体無線装置では、不要な電波輻射をできるだけ避ける
ために、その送信電力を通信状況に応じて可変させるこ
とが必要となる。そこで、出力を電圧制御することが可
能なRF(高周波)リニア電力増幅回路が要求されてい
る(日経BP社刊行「日経エレクトロニクス 1990
年4月16日号(no.497)」121ページ(自動
車・携帯電話)を参照)。
【0003】図6は、本発明らによって検討されたRF
リニア電力増幅回路を示す。
【0004】同図に示すRFリニア電力増幅回路は混成
半導体集積回路装置いわゆるRFパワーモジュールとし
て形成されたものであって、11は入力インピーダンス
整合回路、12は電力増幅部、13は出力インピーダン
ス整合回路13、Vddは動作電源電位、Vxは可変制
御電圧である。
【0005】入力インピーダンス整合回路11は、固定
容量素子C1,C2,C3とストリップラインからなる
分布インダクタンスL1により形成され、外部入力端子
と電力増幅部12との間のインピーダンスを整合させる
べく、C2,C3,L1の各回路定数がそれぞれ設定さ
れている。
【0006】電力増幅部12は、MOSトランジスタ
(MOS型電界効果トランジスタ)F1,F2による多
段方式の増幅回路であって、入力インピーダンス整合回
路11を介して入力される高周波入力信号を直線増幅す
る。その増幅出力は、出力インピーダンス整合回路13
を介して出力端子に取り出される。
【0007】ここで、電力増幅部12を形成するMOS
トランジスタF1,F2の各ゲートにはそれぞれ、抵抗
R1,R2を介して制御電圧Vxによるバイアス電圧が
印加されるようになっている。この制御電圧Vxを可変
すると、図7の(A)または(B)に示すように、MO
SトランジスタF1,F2の動作バイアス点が変化す
る。
【0008】図7はMOSトランジスタF1,F2のゲ
ート電圧Vgsとドレイン電流Idsの特性曲線と増幅
動作を示したものであって、この特性曲線上での動作バ
イアス点を制御電圧Vxによって変化させることによ
り、図の(A)または(B)のように、入力振幅に対す
る出力振幅の大きさすなわち出力を変化させることがで
きる。同図の場合、(A)は高出力時の状態、(B)は
低出力時の状態をそれぞれ示す。
【0009】以上のようにして、図6に示した回路で
は、制御電圧VxによるRFリニア電力増幅回路の出力
可変制御を行うことができるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。
【0011】すなわち、上述したRFリニア電力増幅回
路では、図7の(B)に示すように、出力を下げるため
にMOSトランジスタF1,F2の動作バイアス点をゲ
ートしきい値近くまで下げて行くと、ゲート電圧Vgs
とドレイン電流Ids間の直線性が急激に悪化して出力
波形が大きく歪んでしまう、という問題が生じる。
【0012】また、この種の増幅回路では入出力間のア
イソレーション特性が問題になりやすく、とくに非動作
時における入力から出力への信号リーク量が問題とな
る。
【0013】本発明の目的は、RFリニア電力増幅回路
における出力可変を直線性の悪化を伴うことなく可能に
し、併せてアイソレーション特性の改善も可能にする、
という技術を提供することにある。
【0014】本発明の前記ならびにそのほかの目的と特
徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかにな
るであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0016】すなわち、RFリニア電力増幅回路の入力
または段間にインピーダンス整合回路を介在させるとと
もに、このインピーダンス整合回路内に電圧可変素子を
介在させ、この電圧可変素子に印加される制御電圧によ
って上記電力増幅回路の出力を可変制御させる、という
ものである。
【0017】
【作用】上述した手段によれば、制御電圧によって電圧
可変素子の定数を変化させることにより、インピーダン
ス整合回路における反射波/進行波の比いわゆるSWR
を変化させることができ、このSWRの変化による反射
損失の変化によって電力増幅部での入力振幅を実質的に
変化させることができる。また。非動作時には、SWR
を高くすることで入力を抑えることにより、出力への信
号リーク量を減らすことができる。
【0018】これにより、RFリニア電力増幅回路にお
ける出力可変を直線性の悪化を伴うことなく可能にし、
併せてアイソレーション特性の改善も可能にする、とい
う目的が達成される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
ながら説明する。なお、図において、同一符号は同一あ
るいは相当部分を示すものとする。
【0020】図1は本発明の技術が適用されたRFリニ
ア電力増幅回路の第1の実施例を示す。
【0021】同図に示すRFリニア電力増幅回路は混成
半導体集積回路装置いわゆるRFパワーモジュールとし
て形成されたものであって、まず、11は入力インピー
ダンス整合回路、12は電力増幅部、13は出力インピ
ーダンス整合回路13、Vddは動作電源電位、Vxは
可変制御電圧である。
【0022】入力インピーダンス整合回路11は、固定
容量素子C1,C2、電圧可変素子である可変容量ダイ
オードCx、およびストリップラインからなる分布イン
ダクタンスL1により形成されるπ型整合回路であっ
て、可変容量ダイオードCxが所定の容量値のときに、
入力端子と電力増幅部12との間のSWRが最低となる
べく、つまりインピーダンス整合がほぼ完全に成立すべ
く、C2とL1の各回路定数がそれぞれ設定されてい
る。
【0023】電力増幅部12は、MOSトランジスタ
(MOS型電界効果トランジスタ)F1,F2による多
段方式の増幅回路であって、外部入力端子から入力イン
ピーダンス整合回路11を介して入力される高周波入力
信号を直線増幅する。その増幅出力は、出力インピーダ
ンス整合回路13を介して外部出力端子に取り出され
る。
【0024】制御電圧Vxは、抵抗R1,R2を介し
て、電力増幅部12を形成するMOSトランジスタF
1,F2の各ゲートにそれぞれゲート・バイアス電圧と
して与えられるようになっている。これとともに、その
制御電圧Vxは、抵抗R1を介して、可変容量ダイオー
ドCxに逆方向バイアス電圧として与えられるようにな
っている。
【0025】つまり、MOSトランジスタF1,F2の
バイアス電圧と可変容量ダイオードCxの容量制御電圧
は、共通の制御電圧Vx源によって一緒に可変設定され
るようになっている。
【0026】次に、動作について説明する。
【0027】図2は制御電圧Vxによってインピーダン
ス整合回路11の出力が変化すること説明するための図
である。
【0028】まず、同図の(A)に示すように、可変容
量ダイオードCxの容量値は制御電圧Vxによって変化
する。容量Cxが変化すると、同図の(B)に示すよう
に、その可変容量ダイオードCxを回路要素として含む
インピーダンス整合回路11におけるSWRが、上記制
御電圧Vxによって変化する。SWRが変化すると、反
射波と進行波の比が変化するので、整合回路11から出
力される進行波の出力振幅すなわち電力増幅部12の前
段MOSトランジスタF1の入力振幅が変化する。電力
増幅部12の入力振幅が変化すれば、その電力増幅部1
2の増幅利得が変化しなくても、その入力振幅の変化に
応じてその出力振幅が変化する。
【0029】図3はMOSトランジスタF1,F2のゲ
ート電圧Vgsとドレイン電流Idsの特性曲線と増幅
動作を示したものであって、この特性曲線上での動作バ
イアス点をそれほど変化させなくても、その入力振幅を
整合回路11でのSWRによって変化させることで、図
の(A)または(B)のように、出力振幅の大きさすな
わち出力を大きく変化させることができる。
【0030】図1に示した実施例の回路では、MOSト
ランジスタF1,F2のバイアス電圧と可変容量ダイオ
ードCxの制御電圧とが、共通の制御電圧Vx源によっ
て一緒に可変設定されるようになっているが、これによ
り、電力増幅部12の出力は、SWRによるF1の入力
振幅変化とF1,F2の動作バイアス点による増幅利得
変化の両方によって変化される。この場合、F1,F2
の動作バイアス点がゲートしきい値に近くなって電力増
幅部12の増幅利得および入力ダイナミックレンジが共
に小さくなるときに、SWRが高くなってF1の入力振
幅も小さくなるように、整合回路11内の回路定数(C
2,L1)をあらかじめ設定しておけば、比較的小さな
制御電圧Vxの変化幅でもって、電力増幅部12の出力
を、出力歪を大きくすることなく、広範囲に可変するこ
とができる。つまり、この場合は、最大利得が得られる
ような動作バイアス点でSWRが最低となるように整合
回路11内の固定回路定数(C1,L1)を設定して、
動作バイアス点が最大利得点から離れるにしたがってS
WRが高くなるようにすればよい。
【0031】以上のようにして、RFリニア電力増幅回
路の入力にインピーダンス整合回路11を介在させると
ともに、このインピーダンス整合回路11内に可変容量
ダイオードCxを介在させ、この可変容量ダイオードC
xに印加される制御電圧Vxによって上記電力増幅回路
の出力を可変制御させることにより、インピーダンス整
合回路11における反射波/進行波の比いわゆるSWR
を変化させることができ、このSWRの変化による反射
損失の変化によって電力増幅部12での入力振幅を実質
的に変化させることができ、これにより、RFリニア電
力増幅回路における出力可変を直線性の悪化を伴うこと
なく広範囲に行うことができる。
【0032】また、増幅部12を電源断などにより非動
作状態にした場合は、制御電圧Vxをゼロにすること
で、整合回路11でのSWRを高くすることができ、こ
れにより入力の大部分を反射波として遮断することがで
きる。これにより、電力増幅部12が非動作状態のとき
の入力から出力への信号リーク量を大幅に減らすことが
できる。つまり、非動作時における電力増幅部12のア
イソレーション特性が大幅に改善される。
【0033】図4は本発明の技術が適用されたRFリニ
ア電力増幅回路の第2実施例を示す。
【0034】この第2の実施例では、上述した第1の実
施例の構成に加えて、入力インピーダンス整合回路11
の入力側にアッテネータ14を介在させてある。このア
ッテネータ14は無誘導抵抗(または低誘導抵抗)をπ
型結線したものであるが、このアッテネータ14を介在
させることで、インピーダンス整合回路11からの反射
波が減衰され、これにより外部入力端子から見たインピ
ーダンスの変化を小さくすることができる。
【0035】図5は本発明のRFリニア電力増幅回路を
移動体無線通信機に適用した実施例を示す。
【0036】同図に示す無線通信機はゾーン選択方式
(またはセル選択方式)の携帯無線電話機いわゆるセル
ラーとして構成されたものであって、その構成は、所定
周波数の無線信号を電力増幅して空間伝播させる無線送
信部、空間伝播された無線信号を選択的に受信して復調
する無線受信部、両者の動作を制御する制御部の3つに
分けることができる。
【0037】無線受信部は、高周波増幅部21、周波数
変換部22、中間周波増幅部23、検波部24、復調部
25、D/A変換部26、低周波アンプ27、および受
話器(スピーカ)28などによって構成され、アンテナ
101から分波器102を介して入力される高周波受信
信号をAGC増幅した後、検波および復調処理して信号
再生を行う。
【0038】無線送信部は、送話器(マイクロホン)3
1、符号化および変調等の機能を含むベースバンド・ユ
ニット32、周波数変換部(アップバータ)33、およ
びRFリニア電力増幅回路34などによって構成され、
送話器31からの送話信号をデジタル符号化および変調
処理した後、所定周波数の無線信号に変換および増幅
し、分波器102を介してアンテナ101へ給電する。
【0039】制御部は、局部発振周波数を生成するプロ
グラマブル周波数合成ユニット41、受信電界強度検出
回路(RSSI)42、マイクロプロセッサによる論理
制御ユニット43、表示および操作の機能を含むコンソ
ール部44、A/D変換器45およびD/A変換器4
6,47などによって構成され、受信電界強度に基づく
基地局の選択などの各種制御を行う。
【0040】ここで、RFリニア電力増幅回路34は、
図1または図4に示したような本発明の回路が使用さ
れ、その電力増幅出力は、受信電界強度検出回路(RS
SI)42にて検出される受信電界強度に基づいて、最
適状態に可変設定されるようになっている。
【0041】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0042】たとえば、制御電圧Vxは可変容量ダイオ
ードCxだけに与えるようにしても良い。また、インピ
ーダンス整合回路は電力増幅部12の段間に介在させて
も良い。
【0043】以上の説明では主として、本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野である無線
送信部に適用した場合について説明したが、それに限定
されるものではなく、たとえばアイソレーション特性が
改善されることに着目して有線通信を含む一般用途での
可変利得高周波増幅回路にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。
【0045】すなわち、RFリニア電力増幅回路におけ
る出力可変を直線性の悪化を伴うことなく可能にし、さ
らにアイソレーション特性も改善することができる、と
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術が適用されたRFリニア電力増幅
回路の第1の実施例を示す回路図
【図2】制御電圧によってインピーダンス整合回路の出
力が変化すること説明するための図
【図3】MOSトランジスタのゲート電圧とドレイン電
流の特性曲線と増幅動作を示す図
【図4】本発明の技術が適用されたRFリニア電力増幅
回路の第2実施例を示す。
【図5】本発明のRFリニア電力増幅回路を移動体無線
通信機に適用した実施例を示すブロック図
【図6】従来のRFリニア電力増幅回路の概要を示す回
路図
【図7】MOSトランジスタのゲート電圧とドレイン電
流の特性曲線と増幅動作を示す図
【符号の説明】
11 入力インピーダンス整合回路 12 電力増幅部 13 出力インピーダンス整合回路13 Vdd 動作電源電位 Vx 制御電圧 C1,C2 固定容量素子 Cx 電圧可変素子としての可変容量ダイオード L1 分布インダクタンスL1 F1,F2 MOSトランジスタ(電界効果トランジス
タ) R1,R2 抵抗 21 高周波増幅部 22 周波数変換部 23 中間周波増幅部 24 検波部 25 復調部 26 D/A変換部 27 低周波アンプ 28 受話器(スピーカ) 101 アンテナ 102 分波器 31 送話器(マイクロホン) 32 ベースバンド・ユニット 33 周波数変換部(アップバータ) 34 RFリニア電力増幅回路 41 プログラマブル周波数合成ユニット 42 受信電界強度検出回路(RSSI) 43 論理制御ユニット 44 コンソール部 45 A/D変換器 46,47 D/A変換器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波入力信号を直線増幅して出力する
    RFリニア電力増幅回路であって、その電力増幅回路の
    入力または段間にインピーダンス整合回路を介在させる
    とともに、このインピーダンス整合回路内に電圧可変素
    子を介在させ、この電圧可変素子に印加される制御電圧
    によって上記電力増幅回路の出力を可変制御させるよう
    にしたことを特徴とするRFリニア電力増幅回路。
  2. 【請求項2】 電圧可変素子は可変容量ダイオードであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のRFリニア電力増
    幅回路。
  3. 【請求項3】 電力増幅回路は増幅素子として電界効果
    トランジスタを用いて構成されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載のRFリニア電力増幅回路。
  4. 【請求項4】 電力増幅回路は増幅素子として電界効果
    トランジスタを用いた多段増幅回路であることを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに記載のRFリニア電力
    増幅回路。
  5. 【請求項5】 電力増幅回路は増幅素子としてMOSト
    ランジスタを用いて構成され、このMOSトランジスタ
    のバイアス電圧と電圧可変素子の制御電圧を共通の制御
    電圧源によって一緒に可変設定することにより上記電力
    増幅回路の出力を可変制御させることを特徴とする請求
    項請求項1から4のいずれかに記載のRFリニア電力増
    幅回路。
  6. 【請求項6】 インピーダンス整合回路はπ型整合回路
    であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記
    載のRFリニア電力増幅回路。
  7. 【請求項7】 電力増幅回路の入力にインピーダンス整
    合回路を介在させるとともに、このインピーダンス整合
    回路の入力側にアッテネータを介在させたことを特徴と
    する請求項1から6のいずれかに記載のRFリニア電力
    増幅回路。
  8. 【請求項8】 所定周波数の無線信号を電力増幅して空
    間伝播させる無線送信部と、空間伝播された無線信号を
    選択的に受信して復調する無線受信部とを有する無線通
    信装置であって、上記無線送信部は、入力または段間に
    介在するインピーダンス整合回路内の電圧可変素子に印
    加される制御電圧によって増幅出力が可変されるように
    構成されたRFリニア電力増幅回路を有することを特徴
    とする無線通信装置。
  9. 【請求項9】 所定周波数の無線信号を電力増幅して空
    間伝播させる無線送信部と、空間伝播された無線信号を
    選択的に受信して復調する無線受信部と、この無線受信
    部での受信電界強度に基づいて上記無線送信部での送信
    出力を可変する制御手段とを備えた無線通信装置であっ
    て、上記無線送信部は、入力または段間に介在するイン
    ピーダンス整合回路内の電圧可変素子に印加される制御
    電圧によって増幅出力が可変されるように構成されたR
    Fリニア電力増幅回路を有するとともに、上記制御電圧
    を上記受信電界強度に基づいて可変設定させるようにし
    たことを特徴とする無線通信装置。
JP2079095A 1995-02-08 1995-02-08 Rfリニア電力増幅回路および無線通信装置 Pending JPH08222973A (ja)

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