JPH0822203A - 電子写真装置および電子写真方法 - Google Patents

電子写真装置および電子写真方法

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Publication number
JPH0822203A
JPH0822203A JP6155889A JP15588994A JPH0822203A JP H0822203 A JPH0822203 A JP H0822203A JP 6155889 A JP6155889 A JP 6155889A JP 15588994 A JP15588994 A JP 15588994A JP H0822203 A JPH0822203 A JP H0822203A
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JP
Japan
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intermediate transfer
recording medium
drum
type
electrophotographic
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Application number
JP6155889A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Tamura
佳弘 田村
Hidetoshi Hara
英俊 原
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体の種類や厚さを考慮した印刷が可能
な電子写真装置および電子写真方法を提供する。 【構成】 この発明の電子写真装置および方法が適用さ
れた電子写真プリンタは、感光ドラム24に転接する中
間転写ドラム66と、これらドラムに共通の電動モータ
106と、この電動モータ106の回転を制御するコン
トローラ108と、電動モータ106の回転制御のた
め、コントローラ108に電気的に接続され、記録媒体
の種類を検出する種別センサ120、記録媒体の厚さを
検出する厚さセンサ110、記録媒体の種類および厚さ
をそれぞれ設定する種別設定122および厚さ設定器1
12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーレーザプリン
タやカラー複写機などに適用される電子写真装置および
電子写真方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラータイプの電子写真装置は、トナー
像が形成される感光媒体として感光ドラムの他に、中間
転写体として、例えば中間転写ドラムを備えており、こ
の中間転写ドラムは感光ドラムに転接しながら回転され
るようになっている。感光ドラム上には、色の異なるト
ナー像が順次形成され、これらトナー像は感光ドラムか
ら中間転写ドラム上に重ね合わせて転写される。したが
って、中間転写ドラム上には、複数色のトナー像つまり
カラー像が形成され、この後、中間転写ドラム上のカラ
ー像は記録媒体としての記録紙に一括して転写、定着さ
れ、記録紙へのカラー印刷が完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】記録紙にカラートナー
像を転写、定着する際には、記録紙表面のコーティング
層の有無やコーティング層の厚み、また、記録紙自体の
厚みを考慮すことが望まれる。さらに、記録媒体が普通
紙ではなく、オーバヘッドプロジェクタのOHPフィル
ム、タック紙、不織布などである場合には、その記録媒
体へのトナー像の転写、定着条件が大きく異なり、その
記録媒体の材質や構成をも考慮する必要がある。 特
に、記録媒体がOHPフィルムであると、その熱伝導度
が普通紙の場合とは大きく相違するので、カラートナー
像の転写、定着時には、普通紙での場合に比べ、トナー
粒子の溶融時間を十分に確保しなければならない。
【0004】しかしながら、中間転写ドラムは、感光ド
ラム上のトナー像を安定して受け取るため、感光ドラム
と同一の周速で回転されており、中間転写ドラムから記
録媒体上へのカラートナー像の転写、定着に要する時
間、つまり、そのトナー粒子の溶融に確保できる時間
は、記録媒体の種類に拘わらず一定となっている。この
ため、その記録媒体に適したカラートナー像の転写、定
着が行えない不具合がある。
【0005】この発明は、上述した事情に基づいてなさ
れたもので、その目的とするところは第1に、記録媒体
の種類、つまり、その材質や構成を考慮した印刷を行う
電子写真装置および電子写真方法を提供することにあ
る。第2の目的は、記録媒体の種類に加えて、記録媒体
の厚さをも考慮した印刷を行う電子写真装置および電子
写真方法を提供することにある。
【0006】ここで、記録媒体の種類とは、普通紙や、
その普通紙表面のコーティング層の有無を示す塗工紙や
非塗工紙、また、これらの中間の微塗工紙など、その構
成上の相違に加え、OHPフィルム、不織布、アルミシ
ートなど、その材質上の相違による種別を表している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、この発明の電子写真装置(請求項1)は、中間
転写体の移動速度を記録媒体の種類に応じて変更する切
替え手段を設けており、この発明の電子写真方法(請求
項6)は、中間転写体の移動速度を記録媒体の種類に応
じて変更している。
【0008】上記第2の目的を達成するため、この発明
の電子写真装置(請求項2)は、中間転写体の移動速度
を記録媒体の種類および厚さに応じて変更する切替え手
段を設けており、この発明の電子写真方法(請求項7)
は、中間転写体の移動速度を記録媒体の種類および厚さ
に応じて変更している。電子写真方法の場合、記録媒体
の種類を、その記録媒体の材質や構成上の相違によって
判別している(請求項8)。
【0009】電子写真装置(請求項3)は、切替え手段
に記録媒体の種類を入力する入力手段を設けており、そ
の入力手段は、記録媒体の材質、構成の相違に基づく種
類を検出する検出手段を含むことができる(請求項
4)。さらに、入力手段は、前記記録媒体の材質、構成
の相違に基づく種類を選択する設定手段を含むことがで
きる(請求項5)。
【0010】
【作用】上述した請求項1および6の電子写真装置およ
び電子写真方法によれば、中間転写体から記録媒体にト
ナー像を転写,定着するとき、その中間転写体の移動速
度を、記録媒体の種類に適した速度に設定する。請求項
2および6の電子写真装置および電子写真方法によれ
ば、中間転写体から記録媒体にトナー像を転写、定着す
るとき、中間転写体の移動速度を、その記録媒体の種類
および厚さに適した速度に設定する。
【0011】請求項3,4,5,8の電子写真装置およ
び電子写真方法によれば、記録媒体の材質、構成に相違
に基づく種類を、検出手段により検出して判別するか、
または、設定手段により判別する。
【0012】
【実施例】図1を参照すると、カラー型の電子写真プリ
ンタが概略的に示されており、この電子写真プリンタは
大きく分けて、プリンタ本体2と、用紙のドロアユニッ
ト4とからなっている。プリンタ本体2はドロアユニッ
ト4の上面に固定して載置され、ドロアユニット4は、
プリンタ本体2とともに、複数のキャスタ6を介して床
面上を移動可能となっている。
【0013】ドロアユニット4は上下2段のドロア8,
10を有し、これらドロア8,10内には、種々の記録
媒体が収容される。ここで、記録媒体としては、普通
紙、再生紙、アート紙、熱転写用紙、塗工紙、非塗工
紙、微塗工紙、OHPフィルム、タック紙、不織布等が
使用される。また、ドロア8,10には、記録媒体の送
給部14,16が内蔵されており、これら送給部14,
16は、そのドロアから記録媒体を1枚ずつ取り出し、
そして、その記録媒体をプリンタ本体2内の搬入経路1
2に向けて導くことができる。なお、これら送給部1
4,16は図1中破線にて簡略的に示してある。
【0014】搬入経路12は、複数のローラやガイドプ
レートなどから構成され、プリンタ本体2内の上部に位
置したプロセスユニット18のの上方まで延びている。
プロセスユニット18はケーシング22を備えており、
このケーシング22内には、感光媒体としての感光ドラ
ム24や、この感光ドラム24の周囲に位置したクリー
ナ26、除電器28および帯電器30が設けられてい
る。これらクリーナ26、除電器28及び帯電器30
は、感光ドラム24の頂部から、図1中矢印で示す感光
ドラム24の回転方向に順次配置されている。
【0015】感光ドラム24は、その外周面が有機感光
材料からなる感光層によって形成され、その外周面の一
部はプロセスユニット18の下面から突出されている。
除電器28は、たとえば小形の白熱ランプであって感光
ドラム24の外表面を除電し、一方、帯電器30は感光
ドラム24の外表面をコロナ放電により一様な所定の電
位に帯電させることができる。
【0016】なお、ケーシング22は、一対のガイドレ
ール32に移動可能にして支持され、必要に応じ、図1
でみてプリンタ本体2の手前側に引き出すことができ
る。さらに、プリンタ本体2内には、プロセスユニット
18の下方に位置して、現像ユニット36および露光ユ
ニット38が配置されている。露光ユニット38は、現
像ユニット36を下側から囲むようなL字形のケーシン
グ39を有しており、このケーシング39内には図示し
ないけれども、レーザ光源に加えて、レーザ光源からの
レーザ光をその出射部40まで導く光学系や、反射ミラ
ーなどが収容されている。ここで、出射部40からのレ
ーザ光は、図1中1点鎖線で示されるように、感光ドラ
ム24の回転方向でみて、帯電器30の回転回入側に位
置する感光ドラム24の外表面つまりその感光層に照射
される。
【0017】露光ユニット38は、画像データ作成回路
(図示しない)に電気的に接続されており、この画像デ
ータ作成回路はコンピュータに接続される。なお、この
発明の電子写真装置がカラー複写機に適用される場合、
画像データ作成回路がそのカラースキャナのヘッド部に
接続されることは言うまでもない。画像データ作成回路
は、コンピュータやカラースキャナのヘッドから得たカ
ラープリント情報を色分解し、この色分解したプリント
情報を露光ユニット38に順次供給する。
【0018】一方、現像ユニット36は、図1から明ら
かなようにプロセスユニット18の直下に配置され、上
述した画像データ作成回路でのカラープリント情報の色
分解に対応して、4個の現像器42Y,42M,42C,
42Bを備えている。これら現像器42は図1でみて水
平方向に並んでおり、各現像器42には、その上部から
トナー供給/排出部46と、トナーカートリッジ44が
備えられている。トナー供給/排出部46は、感光ドラ
ム24に転接可能な現像ローラ50およびスクイーズロ
ーラ52を有し、そのトナーカートリッジ44には液体
トナーが貯えられている。
【0019】ここで、各現像器42のトナーカートリッ
ジ44には、液体キャリア中にイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(B)のトナー粒子
を分散させて得た色の異なる液体トナーがそれぞれ貯え
られており、現像器42の添字Y,M,C,Bは、その
液体トナー中のトナー粒子の種類を示している。各現像
器42において、トナー供給/排出部46とトナーカー
トリッジ44との間で行われる液体トナーの受け渡し
や、現像ローラ50およびスクイーズローラ52の駆動
系の構成に関しては図示されていないが、各現像器42
では、そのトナーカートリッジ44内の液体トナーがト
ナー供給/排出部46に供給される一方、余剰の液体ト
ナーはトナーカートリッジ44に戻されるようになって
おり、また、現像ローラ50およびスクイーズローラ5
2に関しては、感光ドラム24の周速に対して所定の倍
率でそれぞれ回転され、さらに、付け加えれば、現像ロ
ーラ50と感光ドラム24とはそれらの対向周面が同一
の方向に移動するように回転され、スクイーズローラ5
2と感光ドラム24とはそれらの対向周面か逆向きに移
動するように回転されるものなっている。また、トナー
カートリッジ44は、液体トナーの補充のために抜き差
し可能にして装着されている。
【0020】さらに、現像ユニット36の全体は、一対
のサポート脚54を介して、水平なフィードスクリュー
56に支持されている。このフィードスクリュー56の
両端は、回転自在に支持されているとともに、その一端
には正逆回転可能な駆動モータ58が一対のプーリ6
0,62および駆動ベルト64を介して接続されてい
る。したがって、駆動モータ58が一方向に回転される
と、この回転力により、フィードスクリュー56もまた
一方向に移動され、現像ユニット36はその全体が図1
中右方に移動され、また、駆動モータ58が逆方向に回
転されると、現像ユニット36の全体は図1中左方に移
動される。
【0021】上述した現像ユニット36の往復移動によ
り、各現像器42は感光ドラム24の直下に選択的に位
置付けられ、このとき、その現像ローラ50およびスク
イーズローラ52は感光ドラム24に所定の隙間をもっ
て対向される。なお、図1の状態では、現像器42Bが
感光ドラム24の直下に位置付けられている。上述した
プロセスユニット18は、さらに、感光ドラム24に加
えて、中間転写体としての中間転写ドラム66を備えて
おり、この中間転写ドラム66は感光ドラム24に転接
されている。中間転写ドラム66は、感光ドラム24よ
りも大径であって、その外周面の一部がプロセスユニッ
ト18の上面から上方に向けて突出している。
【0022】中間転写ドラム66の突出した外周面に
は、ヒータ(図示しない)を内蔵したホットローラ68
が転接可能となっており、前述した搬入経路12の下流
端は、中間転写ドラム66とホットローラ68との転接
点の近傍に位置付けられている。なお、ホットローラ6
8は、図示しない押圧機構に支持されており、この押圧
機構は、通常、中間転写ドラム66との間に所定のギャ
ップを存して位置付けられるホットローラ68を所定の
押圧力で、中間転写ドラム66に押し付け可能となって
いる。
【0023】中間転写ドラム66は、図2に示されてい
るように、金属製のドラム本体70と、このドラム本体
70の両端部を残して、その外周面に張り付けられた中
間転写シート72とを備えており、この中間転写シート
72は印刷可能エリアを規定している。中間転写シート
72は、図3に示されているように、ドラム本体70の
外周面に密着する導電性ゴムからなるクッション層74
と、このクッション層74を覆い、クッション層74よ
りも薄い電気絶縁性を有したシリコーン樹脂層76の二
層構造をなしている。したがって、中間転写ドラム66
の外周面は実質的に電気絶縁性を有している。
【0024】中間転写シート72はドラム本体70の全
周に亘って張り付けられておらず、図2に示されている
ように、中間転写シート72の両端縁間には、ドラム本
体70の周方向に所定の間隔78が確保されている。こ
の間隔78は、ドラム本体70に対する中間転写シート
72の取付具の配置スペースとしても利用することがで
きる。
【0025】さらに、ドラム本体70の外周面には、そ
の両端部に位置して、一対のスペーサシート片90が張
り付けられている。これらスペーサシート片90は、中
間転写シート72と同一の厚みを有して、この中間転写
シート72の一方の端縁から他方の端縁に亘って延び、
中間転写ドラム66の外周面上に存在する段差、つま
り、前記間隔78に起因した段差を補償している。した
がって、中間転写シート72の間隔78の存在に拘わら
ず、中間転写ドラム66は、感光ドラム24に対し、良
好に密着しながら回転することができ、これら中間転写
ドラム66および感光ドラム24を常時円滑にして回転
させることができる。
【0026】中間転写ドラム66および感光ドラム24
は、ドラム軸92,94をそれぞれ有しており、これら
ドラム軸92,94の一端は、図4に示されているよう
に、プリンタ本体2内のサポートフレーム96にそれぞ
れ軸受98を介して回転自在に支持されている。なお、
図示しないけれども、ドラム軸92,94の他端もまた
同様にして回転自在に支持されていることは言うまでも
ない。
【0027】ドラム軸92,94は、サポートフレーム
96からそれぞれ突出し、その突出端部には互いに噛み
合う動力伝達用のギヤ100,102が取り付けられて
いる。また、この実施例の場合、ドラム軸92の突出端
は、カップリング104を介して、パルスモータまたは
DCモータなどの電動モータ106の出力軸に連結され
ている。なお、電動モータ106は、感光ドラム24側
のドラム軸94にカップリングを介して連結することも
可能である。
【0028】電動モータ106が回転されると、ギヤ1
00,102の噛み合いにより、中間転写ドラム66お
よび感光ドラム24は同一の第1周速でもって、図1中
に示した矢印方向に互いに転接しながら回転する。電動
モータ106は、コントローラ108に電気的に接続さ
れており、このコントローラ108は図示しないけれど
も、CPU、ROM、RAMおよび各種の入出力インタ
フェースなどを含み、前述した画像データ作成回路を構
成する一方、プロセスユニット18や、現像ユニット3
6つまりその駆動モータ58、また、露光ユニット38
などの作動を制御する。それ故、コントローラ108
は、コンピュータやカラースキャナのヘッドなどからの
カラープリント情報を受取り可能であるとともに、現像
ユニット36や露光ユニット38に電気的に接続されて
いる。
【0029】また、コントローラ108には、放射線厚
さ計つまり厚さセンサ110や、厚さ設定器112、ま
た、印刷品質設定器113が電気的に接続されている。
厚さセンサ110は、前述したドロアユニット4から搬
入経路12を介して、プロセスユニット18に向けて搬
送される記録媒体の厚さを検出し、そのセンサ信号、つ
まり、その記録媒体の厚さをコントローラ108に供給
する。図1に示されているように、厚さセンサ110
は、たとえば、搬入経路12でも、プロセスユニット1
8側に位置して配置されている。
【0030】厚さ設定器112は、たとえばプリンタ本
体2の操作パネル(図示しない)に組み込まれており、
ドロアユニット4の各ドロア8,10に収容されている
記録媒体の厚さが既知である場合、ユーザは、厚さ設定
器112を操作して、印刷に使用する記録媒体の厚さを
設定信号としてコントローラ108に与えることができ
る。
【0031】印刷品質設定器113もまた、プリンタ本
体2の操作パネルに組み込まれており、ユーザは、印刷
品質設定器113を操作し、その印刷時、必要な印刷品
質のレベルを選定信号としてコントローラ108に与え
ることができる。さらに、コントローラ108には、種
別センサ120および種別設定器122が電気的に接続
されている。種別センサ120は、記録媒体の材質、構
成上の相違に起因する、その記録媒体の種類を検出し、
そのセンサ信号をコントローラ108に供給する。図1
に示されているように種別センサ120は厚さセンサ1
10の近傍の搬送経路12に介装され、具体的には透過
型光センサと反射型光センサとを組み合わせて構成され
ている。
【0032】種別設定器122は、厚さ設定器112と
同様にプリンタ本体2の操作パネルに組み込まれてお
り、ドロアユニット4の各ドロア8,10に収容されて
いる記録媒体の種類が既知である場合、ユーザは種別設
定器122を操作して、印刷に使用する記録媒体の種類
を設定信号としてコントローラ108に与えることがで
きる。
【0033】さらにまた、コントローラ108には、中
間転写ドラム66の回転角を検出する回転角センサ11
4が電気的に接続されている。この回転角センサ114
は、たとえば発光素子および受光素子の組合せからなる
反射型の光学式センサからなり、図4に示されているよ
うに、ドラム軸92の周方向でみて、中間転写ドラム6
6と感光ドラム24との間の転接点と同一の回転角位置
に固定して配置されている。
【0034】一方、ドラム軸92には、このドラム軸9
2と一体にして回転するインデックスアーム116が取
り付けられており、このインデックスアーム116は、
ドラム軸92の径方向外側に向けて延び、ドラム軸92
つまり中間転写ドラム66の回転に伴って、その先端部
が回転角センサ114のセンサ部を横切るようにして回
転する。
【0035】図5中、2点の鎖線で示したセクタから明
らかなように、中間転写ドラム66の周方向でみて、イ
ンデックスアーム116と、中間転写ドラム66におけ
る中間転写シート72の前記間隔78つまりそのスペー
サシート片90の回転位相は一致している。これによ
り、回転角センサ114のセンサ部は、中間転写ドラム
66のスペーサシート片90が感光ドラム24に転接し
ている間、つまり、前記間隔78が感光ドラム24を通
過している間、インデックスアーム116より遮られ、
このとき、回転角センサ114は、オン信号をコントロ
ーラ108に出力する。また、中間転写ドラム66のス
ペーサシート片90が感光ドラム24に転接していない
とき、回転角センサ114のセンサ部はインデックスア
ーム116により遮られることはなく、このとき、回転
角センサ114はオフ信号をコントローラ108に出力
する。
【0036】図1を再度参照すれば、中間転写ドラム6
6の周囲には、感光ドラム24の帯電器30と同様な構
造の転写帯電器80が配置されており、この転写帯電器
80は、感光ドラム24に対して中間転写ドラム66の
回転回入側に位置し、中間転写ドラム66の中間転写シ
ート72を一様に帯電させる。また、感光ドラム24の
周囲には、感光ドラム24の回転方向でみて、現像ユニ
ット36とクリーナ26との間に、補助スクイーズロー
ラ81やクリーナ用帯電器82が配置されている。ここ
で、クリーナ26に関して説明を付加すると、クリーナ
26は、感光ドラム24に転接するクリーニングローラ
83と、このクリーニングローラ83に転接するアルミ
ニウム製の回収ローラ84を備え、クリーニングローラ
83は、平均径50μmの多数のマイクロホールを有し
たゴムローラからなっている。
【0037】さらに、前述したホットローラ68と中間
転写ドラム66からは、プリンタ本体2の排紙口85に
向けて、カット紙の搬出経路86が延びている。この搬
出経路86の途中からはバイパス経路87が分岐され、
このバイパス経路87は搬入経路12に接続されてい
る。バイパス経路87は、搬出経路86との分岐部に配
置された切替え爪88により開閉可能となっている。
【0038】次に、上述した電子写真プリンタの動作に
ついて説明する。先ず、感光ドラム24および中間転写
ドラム66は、第1周速でもって互いに転接しながら回
転されており、このとき、現像ユニット36は図1の状
態から右方に移動し、その現像器42Yが感光ドラム2
4の直下に位置付けられているものとする。
【0039】この状態で、感光ドラム24の外周面はク
リーナ26および除電器28により、その残留液体トナ
ーおよび残留電荷が除去された後、帯電器30より一様
に帯電される。帯電器30を通過した感光ドラム24の
外周面は、露光ユニット38からのレーザ光により走査
され、この場合、その外周面には、色分解されたプリン
ト情報、先ず、イエローのプリント情報に基づく静電潜
像が形成されていく。このようにして形成された静電潜
像は、現像ユニット36の現像器42Yを通過すると
き、その現像ローラ50から供給される液体トナーによ
り現像されてイエローのトナー像となり、また、感光ド
ラム24上の余剰の液体トナーは、その現像器42Yの
スクイーズローラ52に加え、補助スクイーズローラ8
1により除去される。
【0040】感光ドラム24の回転がさらに進み、イエ
ローのトナー像が感光ドラム24と中間転写ドラム66
との転接点つまり転写位置に達すると、このイエローの
トナー像は、中間転写ドラム66の中間転写シート72
に転写される。中間転写ドラム66の中間転写シート7
2を転写帯電器80によって帯電させることにより、中
間転写シート72上に既に転写されているトナー像の影
響を打ち消して、感光ドラム24から色相の異なる次の
トナー像を転写し易くし、また、同時に、中間転写シー
ト72上のトナー像が感光ドラム24上に戻るのを防
ぐ。
【0041】なお、中間転写シート72は、前述したよ
うに中間転写ドラム66の全周に存在していないので、
感光ドラム24から中間転写ドラム66へのトナー像の
転写が中間転写シート72の前記間隔78を避けて行わ
れることは言うまでもない。この後、感光ドラム24上
でのトナー像の形成に引き続き、感光ドラム24から中
間転写ドラム66へのトナー像の転写までの上述したプ
ロセスが、マゼンタ、シアン、ブラックの色分解された
プリント情報に基づき、また、対応する現像器42を使
用して繰り返される。したがって、中間転写ドラム66
の中間転写シート72上には、4色のトナー像が重ね合
わされたカラートナー像が形成される。
【0042】中間転写ドラム66へのトナー像の転写が
完了すると、この後、中間転写ドラム66から記録媒体
へのカラートナー像の最終転写/定着プロセスが行われ
るが、この最終転写/定着プロセスの前に、コントロー
ラ108は、図6に示す中間転写ドラム66の回転速度
制御ルーチンを実行し、以下に、この回転制御ルーチン
について説明する。
【0043】回転速度制御ルーチン:このルーチンで
は、コントローラ108は、厚さ設定器112、印刷品
質設定器113および種別設定器122にて選択されて
いる各種の設定信号を読み込む(ステップS1)。この
ルーチンの実行と並行して、最終転写/定着プロセスの
準備のために、ドロアユニット4の一方のドロアから
は、プリンタ本体2の搬入経路12を通じ、中間転写ド
ラム66に向けて記録媒体が送給されており、この記録
媒体が厚さセンサ110および種別センサ120を通過
したとき、これら厚さセンサ110および種別センサ1
20は、記録媒体の厚さおよび種類を示すセンサ信号を
それぞれ出力し、このとき、コントローラ108は厚さ
センサ110および種別センサ120からのセンサ信号
を読み込む(ステップS2)。
【0044】また、厚さ設定器112および種別設定器
122により印刷に使用する記録媒体の厚さおよび種類
が既に設定されている場合にあっては、コントローラ1
08は、厚さ設定器112および種別設定器122から
設定信号に基づいて、その記録媒体の厚さおよび種類を
特定するか、または、それらの設定信号と厚さセンサ1
10および種別センサ120からのセンサ信号とを組合
せることにより、記録媒体の厚さの検出及びその種類の
特定を高精度に行うことができる。つまり、厚さ設定器
112や種別設定器122からコントローラ108に設
定信号が与えられいれば、コントローラ108は厚さセ
ンサ110や種別センサ120の検出感度をその記録媒
体に好適したレベルに変更することもできるし、また、
設定信号とセンサ信号のレベルとが矛盾する場合にあっ
ては、ユーザに設定器での設定エラーや、センサの故障
を報知することも可能となる。
【0045】次のステップS3では、各設定器112,
113,122からの設定信号および各センサ110,
120からのセンサ信号に応じ、前記電動モータ106
の増減速量が決定される。具体的には、記録媒体の材
質、構成上の相違に起因して液体トナーの吸収率、記録
媒体表面の平滑度が異なるため、たとえば、OHPフィ
ルムやアルミシートのように液体トナーを殆ど吸収しな
い記録媒体の場合には、上記増減速量は大きな減速量と
なる。また、OHPフィルムやアルミシートほどではな
いけれども、普通紙に比べて、液体トナーの吸収率が低
い記録媒体の場合、その増減速量はOHPフィルムやア
ルミシートの場合よりも小さな減速量となる。さらに、
記録媒体の表面の平滑度が低下するに連れて、電動モー
タ106の増減速量は大きな減速量となる。
【0046】ステップS3では、記録媒体の厚みによっ
ても電動モータ106の増減速量が設定され、その厚み
が増加するに連れて、その増減速量は大きな減速量をな
り、さらに、高品質の印刷、たとえば品質として光沢が
要求される場合、電動モータ106の増減速量は大きな
減速量となる。一方、液体トナーの吸収率やその表面の
平滑度が高い記録媒体の場合、電動モータ106の増減
速量は0に設定されるかまたは増速量となり、また、記
録媒体の厚さが薄い場合や高品質の印刷が要求されない
場合、増減速量を増速側に設定することも可能である。
【0047】次のステップS4では、感光ドラム24か
ら中間転写ドラム66に各色のトナー像の全てが転写さ
れたか否か、つまり、像形成プロセスが完了したか否か
が判別される。ここでの判別は、現像ユニット36およ
び露光ユニット38の作動をコントローラ108が監視
することで可能である。ステップS4の判別結果が偽
(No)の場合には、このルーチンから直ちに抜けるが、
逆に、その判別結果が真(Yes)の場合、コントローラ
108は、回転角センサ114の検出信号を読み込み
(ステップS5)、そして、その検出信号がオフからオ
ンに切り替わった直後か否かを判別する(ステップS
6)。ここでの判別結果が偽の場合には、ステップS5
を経て、このステップS6の判別が繰り返して実施さ
れ、その判別結果が真になった時点で、次のステップS
7が実施される。
【0048】このステップS7にて、コントローラ10
8は、ステップS3にて得た電動モータ106の増減速
量に基づいて、電動モータ106の回転速度を増減し、
中間転写ドラム66の回転速度、つまり、その周速が記
録媒体の種類やその厚さに適した速度に変更される。回
転角センサ114は、中間転写ドラム66における中間
転写シート72の間隔78が感光ドラム24との転接点
を通過中にあるときにオン信号を出力し、しかも、ステ
ップS6は、回転角センサ114の出力がオフからオン
に切り替わった直後であるか否かを判別しているので、
次のステップS7、つまり、中間転写ドラム66の回転
速度制御は、中間転写シート72の間隔78が前記転接
点を通過している間で実施されることになる。
【0049】ステップS7が実施されると、図6の回転
制御ルーチンが終了し、この後、前述した最終転写/定
着プロセスが行われる。この最終転写/定着プロセスで
は、先ず、ホットローラ68が中間転写ドラム66に所
定の押圧力で押し付けられ、この状態で、搬入経路12
上を搬送されてくる記録媒体、または、搬送経路12中
に既に待機している記録媒体がホットローラ68と中間
転写ドラム66との間を通過すると、中間転写ドラム6
6の中間転写シート72上のカラートナー像は、加熱お
よび加圧作用を受けて、記録媒体に転写されると同時に
定着され、その記録媒体に対するカラー印刷が完了す
る。
【0050】ここで、記録媒体の種類およびその厚さに
応じ、中間転写ドラム66の周速が決定されているの
で、中間転写シート72上のカラートナー像のトナー粒
子や記録媒体は、ホットローラ68による加圧および加
熱作用を十分に受け、記録媒体に対するカラートナー像
の転写および定着が良好に行える。逆に、高品質な印刷
が要求されない場合にあっては、中間転写ドラム66の
周速を増速することで、記録媒体への印刷に要する時間
を短縮できる利点がある。
【0051】中間転写ドラム66と感光ドラム24と
は、共通の電動モータ106により回転されていること
から、中間転写ドラム66の周速が切替え制御されると
きには、感光ドラム24の周速も同時に切替えられるの
で、原理的には、これら中間転写ドラム66および感光
ドラム24の周速にずれが発生することはない。したが
って、感光ドラム24と中間転写ドラム66とが相互に
擦れ合うこともないので、感光ドラム24、つまり、そ
の外周面の劣化が促進されることはなく、感光ドラム2
4の長寿命化を図ることができる。
【0052】しかも、中間転写ドラム66の周速切替え
制御は、その中間転写シート72の間隔78が中間転写
ドラム66と感光ドラム24との転接点を通過中に行わ
れることから、このとき、中間転写ドラム66と感光ド
ラム24との間の動力伝達系を構成する一対のギヤ10
0,102の噛み合いがそのバックラッシュを原因とし
て不安定となり、これら中間転写ドラム66と感光ドラ
ム24との周速間にずれが発生したとしても、中間転写
シート72上のカラートナー像が感光ドラム24により
擦られることもない。したがって、カラートナー像が乱
れることもないのので、記録媒体へのカラートナー像の
転写および定着を安定して行え、さらに、中間転写シー
ト72の長寿命化を同時に図ることができる。
【0053】この後、印刷済みの記録媒体は、搬出経路
86を案内されて、プリンタ本体2の排紙口85から排
紙される。なお、記録媒体へのカラー印刷が完了した
後、中間転写ドラム66および感光ドラム24の周速は
第1周速に戻されることになるが、この場合、第1周速
への復帰は、感光ドラム24への静電潜像の書き込み開
始までに終了される。
【0054】また、この実施例の場合、搬入経路12と
搬出経路86との間がバイパス経路87を介して接続さ
れていることから、このバイパス経路87が開かれてい
ると、印刷済みのカット紙を搬入経路12に再び戻すこ
とができる。この場合、搬入経路12に戻されたカット
紙は、その印刷済みの面が上を向くことになるので、こ
の後、そのカット紙に対し最終転写/定着プロセスを同
様にして繰り返せば、カット紙の両面印刷が可能とな
る。
【0055】この発明は、上述した一実施例に制約され
るものではなく、種々の変形が可能である。たとえば、
この発明は、湿式の現像ユニット、レーザ式の露光ユニ
ットおよびドラム形の中間転写体を使用した電子写真プ
リンタに適用されているが、現像ユニットは乾式であっ
てもよいし、露光ユニットはその光源に、発光ダイオー
ド素子(LED)からなるLEDアレイを使用でき、中
間転写体を無端状のベルトから構成することもできる。
【0056】また、記録媒体の種類や厚さを検出するセ
ンサや、中間転写ドラム66の回転角を検出するセンサ
なども、上述したタイプのものに限らず、種々のタイプ
のセンサを使用可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の電子写
真装置および電子写真方法によれば、中間転写体に転写
する像形成プロセスと、中間転写体上のトナー像を記録
媒体に最終的に転写/定着する定着プロセスとで、中間
転写体の移動速度を記録媒体の種類、具体的には、その
材質や構成の相違に基づいて変更するようにしたから、
その記録媒体にとって最適な条件で印刷が可能となる。
また、中間転写体の移動速度が記録媒体の種類に加え、
その厚さを考慮して変更されれば、記録媒体への印刷を
さらに良好に行うことができ、その印刷品質を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真プリンタの全体を示した概略構成図で
ある。
【図2】電子写真プリンタの中間転写ドラムを示した斜
視図である。
【図3】中間転写ドラムの外周の一部を示した断面図で
ある。
【図4】中間転写ドラムの駆動制御系を示した概略構成
図である。
【図5】中間転写ドラムの中間転写シートに対し、その
ドラム軸のインデックスアームおよび回転角センサの取
付位置を示した図である。
【図6】中間転写ドラムの回転速度制御ルーチンを示し
たフローチャートである。
【符号の説明】
2 プリンタ本体 4 ドロアユニット 6 キャスタ 8,10 ドロア 12 搬入経路 14,16 送給部 18 プロセスユニット 22 ケーシング 24 感光ドラム(感光媒体) 26 クリーナ 28 除電器 30 帯電器 32 ガイドレール 36 現像ユニット 38 露光ユニット 39 ケーシング 40 出射部 42Y,42M,42C,42B 現像器 44 トナーカートリッジ 46 トナー供給/排出部 50 現像ローラ 52 スクイーズローラ 54 サポート脚 56 フィードスクリュー 58 駆動モータ 60,62 プーリ 64 駆動ベルト 66 中間転写ドラム(中間転写体) 68 ホットローラ 70 ドラム本体 72 中間転写シート 74 クッション層 76 シリコーン樹脂層 78 間隔 80 転写帯電器 81 補助スクイーズローラ 82 クリーナ用帯電器 83 クリーニングローラ 84 回収ローラ 85 排紙口 86 搬出経路 87 バイパス経路 90 スペーサシート片 92,94 ドラム軸 96 サポートフレーム 98 軸受 100,102 ギヤ 104 カップリング 106 電動モータ 108 コントローラ 110 厚さセンサ 112 厚さ設定器 113 印刷品質設定器 114 回転角センサ 116 インデックスアーム 120 種別センサ 122 種別設定器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光媒体上のトナー像を中間転写体に転
    写した後、前記トナー像を前記中間転写体から記録媒体
    に転写、定着する電子写真装置であって、 前記中間転写体の移動速度を前記記録媒体の種類に応じ
    て変更する切替え手段を設けたことを特徴とする電子写
    真装置。
  2. 【請求項2】 感光媒体上のトナー像を中間転写体に転
    写した後、前記トナー像を前記中間転写体から記録媒体
    に転写、定着する電子写真装置であって、 前記中間転写体の移動速度を前記記録媒体の種類および
    厚さに応じて変更する切替え手段を設けたことを特徴と
    する電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記切替え手段は、前記記録媒体の種類
    を入力する入力手段を含むことを特徴とする、請求項1
    または2の電子写真装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、前記記録媒体の材質、
    構成の相違に基づく種類を検出する検出手段を含むこと
    を特徴とする、請求項3の電子写真装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は、前記記録媒体の材質、
    構成の相違に基づく種類を選択する設定手段を含むこと
    を特徴とする、請求項3の電子写真装置。
  6. 【請求項6】 感光媒体上のトナー像を中間転写体に転
    写した後、前記トナー像を前記中間転写体から記録媒体
    に転写、定着する電子写真装方法であって、 前記中間転写体の移動速度を前記記録媒体の種類に応じ
    て変更することを特徴とする電子写真方法。
  7. 【請求項7】 感光媒体上のトナー像を中間転写体に転
    写した後、前記トナー像を前記中間転写体から記録媒体
    に転写、定着する電子写真装方法であって、 前記中間転写体の移動速度を前記記録媒体の種類および
    厚さに応じて変更することを特徴とする電子写真方法。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体の種類を、記録媒体の材
    質、構成の相違に基づいて判別することを特徴とする、
    請求項6または7の電子写真方法。
JP6155889A 1994-07-07 1994-07-07 電子写真装置および電子写真方法 Pending JPH0822203A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6219498B1 (en) * 1997-11-28 2001-04-17 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having improved image transfer characteristics
US11955866B2 (en) 2017-11-28 2024-04-09 Lg Innotek Co., Ltd. Motor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US11955866B2 (en) 2017-11-28 2024-04-09 Lg Innotek Co., Ltd. Motor

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