JPH08220597A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH08220597A JPH08220597A JP5964495A JP5964495A JPH08220597A JP H08220597 A JPH08220597 A JP H08220597A JP 5964495 A JP5964495 A JP 5964495A JP 5964495 A JP5964495 A JP 5964495A JP H08220597 A JPH08220597 A JP H08220597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finder
- camera
- eyepiece
- light
- ghost light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラの接眼部に突出部を設けることによ
り、ファインダ内で発生するゴースト光の発生源となる
入射光を遮断し、ゴースト光の発生を防止する。 【構成】 カメラ接眼部のファインダ開口部３から接眼
レンズ８を通りペンタプリズム６に侵入しようとするゴ
ースト光の発生源となる入射光１０は、カメラの接眼部
に設けられた突出部４によって遮断され、ゴースト光の
発生を防止する。
り、ファインダ内で発生するゴースト光の発生源となる
入射光を遮断し、ゴースト光の発生を防止する。 【構成】 カメラ接眼部のファインダ開口部３から接眼
レンズ８を通りペンタプリズム６に侵入しようとするゴ
ースト光の発生源となる入射光１０は、カメラの接眼部
に設けられた突出部４によって遮断され、ゴースト光の
発生を防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの接眼部から侵
入し、ファインダ内のペンタプリズムで数回反射を繰り
返すことにより発生するゴースト光のもととなる入射光
を遮断し、ゴースト光の発生を防止するカメラ構造に関
するものである。
入し、ファインダ内のペンタプリズムで数回反射を繰り
返すことにより発生するゴースト光のもととなる入射光
を遮断し、ゴースト光の発生を防止するカメラ構造に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を図３を使って説明する。図
３は、従来の接眼部の断面図であり、ゴースト光のもと
となる入射光１０は図４の部分拡大図で示すように遮断
されることなく接眼レンズ８を通りペンタプリズム６内
に侵入している。この入射光１０がペンタプリズム内で
数回反射を繰り返した後、再び接眼レンズ８を通り戻っ
てくると撮影者にゴースト光として写る。
３は、従来の接眼部の断面図であり、ゴースト光のもと
となる入射光１０は図４の部分拡大図で示すように遮断
されることなく接眼レンズ８を通りペンタプリズム６内
に侵入している。この入射光１０がペンタプリズム内で
数回反射を繰り返した後、再び接眼レンズ８を通り戻っ
てくると撮影者にゴースト光として写る。
【０００３】これらの対策としては、レンズの形状を大
きくしてゴースト光の発生を抑えるか、もしくはファイ
ンダ内にゴースト光のもととなる入射光を遮断するため
の突出部を設けたり、ファインダの開口部を小さくして
ゴースト光のもととなる入射光の侵入を防止するなどの
方法があった。
きくしてゴースト光の発生を抑えるか、もしくはファイ
ンダ内にゴースト光のもととなる入射光を遮断するため
の突出部を設けたり、ファインダの開口部を小さくして
ゴースト光のもととなる入射光の侵入を防止するなどの
方法があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
の小型化に伴い、レンズの形状を大きくしたり、ファイ
ンダ内に突出部を設けることができない。また、ファイ
ンダの開口部を小さくすると、見づらくなるといった問
題があり限界がある。
の小型化に伴い、レンズの形状を大きくしたり、ファイ
ンダ内に突出部を設けることができない。また、ファイ
ンダの開口部を小さくすると、見づらくなるといった問
題があり限界がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明では、ファインダ開口部の縁に突出部を設け
た。
めに本発明では、ファインダ開口部の縁に突出部を設け
た。
【０００６】
【作用】接眼部から接眼レンズを通りペンタプリズムに
入った光が数回反射を繰り返すことにより発生するゴー
スト光は、ファインダ開口部に設けられた突出部によっ
てゴースト光発生のもととなる入射光が遮断されること
によって発生しなくなる。
入った光が数回反射を繰り返すことにより発生するゴー
スト光は、ファインダ開口部に設けられた突出部によっ
てゴースト光発生のもととなる入射光が遮断されること
によって発生しなくなる。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の実施例を説明するためのカ
メラの構成を示す概略断面図であり、ファインダ窓１を
含むマエカバー２、ファインダ開口部３の縁に突出物４
を設けた接眼部をもつアトカバー５と、ペンタプリズム
６、ダハプリズム７、ＦＬ１〜ＦＬ４の光学要素と、接
眼レンズ８を含むファインダ９からなり、ファインダ窓
１から入った光は、ＦＬ１〜ＦＬ４を通りダハプリズム
７で上下を、ペンタプリズム６で左右をそれぞれ反転さ
せ正立像とし、接眼レンズ８を通ってファインダ開口部
３から撮影者に届く。
メラの構成を示す概略断面図であり、ファインダ窓１を
含むマエカバー２、ファインダ開口部３の縁に突出物４
を設けた接眼部をもつアトカバー５と、ペンタプリズム
６、ダハプリズム７、ＦＬ１〜ＦＬ４の光学要素と、接
眼レンズ８を含むファインダ９からなり、ファインダ窓
１から入った光は、ＦＬ１〜ＦＬ４を通りダハプリズム
７で上下を、ペンタプリズム６で左右をそれぞれ反転さ
せ正立像とし、接眼レンズ８を通ってファインダ開口部
３から撮影者に届く。
【０００８】図２は、図１のファインダ開口部３の部分
拡大図であり、接眼部から侵入しようとするゴースト光
のもととなる入射光１０はファインダ開口部３の縁の突
出物４によって遮断されている事を示している。
拡大図であり、接眼部から侵入しようとするゴースト光
のもととなる入射光１０はファインダ開口部３の縁の突
出物４によって遮断されている事を示している。
【０００９】
【発明の効果】本発明により、図４のような従来のファ
インダ開口部では遮断することができなかったゴースト
光のもととなる入射光をファインダの外側で確実に遮断
することにより、ファインダの構造が大型、複雑になる
ことなくゴースト光の発生を防止することができる。
インダ開口部では遮断することができなかったゴースト
光のもととなる入射光をファインダの外側で確実に遮断
することにより、ファインダの構造が大型、複雑になる
ことなくゴースト光の発生を防止することができる。
【図１】本発明による実施例を説明するためのカメラの
構成を示す概略断面図である。
構成を示す概略断面図である。
【図２】図１のファインダ開口部の部分拡大図である。
【図３】従来の接眼部を示す断面図である。
【図４】図３の従来のファインダ開口部の部分拡大図で
ある。
ある。
【図５】本発明による実施例を説明するためのカメラの
背面図である。
背面図である。
１ ファインダ窓 ２ マエカバー ３ ファインダ開口部 ４ 突出物 ５ アトカバー ６ ペンタプリズム ７ ダハプリズム ８ 接眼レンズ ９ ファインダ １０ 入射光 １１ ウラブタ １２ 電池ブタ
Claims (1)
- 【請求項１】接眼部にペンタプリズムを用いた光学系に
より構成される実像式ファインダを有し、該ファインダ
の接眼側のファインダ開口部の縁に突出部を設けた接眼
部を有することを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5964495A JPH08220597A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5964495A JPH08220597A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08220597A true JPH08220597A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=13119143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5964495A Pending JPH08220597A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08220597A (ja) |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP5964495A patent/JPH08220597A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |