JPH08219257A - 歯車並びに歯切り工具 - Google Patents

歯車並びに歯切り工具

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JPH08219257A
JPH08219257A JP2498795A JP2498795A JPH08219257A JP H08219257 A JPH08219257 A JP H08219257A JP 2498795 A JP2498795 A JP 2498795A JP 2498795 A JP2498795 A JP 2498795A JP H08219257 A JPH08219257 A JP H08219257A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の噛み合い率を確保して製造の容易性を
図った歯車並びに歯切り工具を提供する。 【構成】 歯形曲線C1 −C1 −C2 −C3 の曲率半径
1 ,r2 ,r3 ・・・rn が基準ピッチ線22,32
から歯先及び歯元方向に沿って漸増して連続し、曲率半
径r1 がモジュールの2倍であると共に、曲率半径rn
がモジュールの4倍であると共に、その漸増して連続す
る歯形曲線の曲率中心g1 ,g2 ,g3 が基準ピッチ線
から遠ざかるように位置する歯形を有す歯切り工具によ
って歯車11を加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯車、並びにこの歯車
を歯切りするための歯切り工具に関する。
【0002】
【従来の技術】動力伝達用の歯車の歯形としては、イン
ボリュート歯形やサイクロイド歯形などがあり、これら
を組み合わせたものもある。このような歯車の歯形は、
曲率半径が歯たけ方向に沿って単調連続的に変化してお
り、噛み合い点での接触状態は凸部同士となり、面圧強
度が低く、また、ピッチ点以外ではすべり接触となるの
で磨耗しやすいという欠点がある。このような歯形に対
して、歯車の噛み合い点での接触状態を凸部と凹部とし
たウィルドハーバーノビコフ(W・N)歯形がある。し
かし、このW・N歯形は歯形の1点でしか噛み合わない
ため、一部の歯車(はすば歯車など)でしか成立しな
い。また、荷重点が軸方向へ移動することによる負荷変
動のため、高速で駆動すると、振動や騒音が発生してし
まうという問題がある。
【0003】このような問題を解決するものとして、例
えば、特開昭56−73260号公報に開示されたもの
がある。図5に特開昭56−73260号公報に開示さ
れた従来の歯車の基準ラック歯形を示す。図5に示すよ
うに、この基準ラック歯形101は、ピッチ線PLに対
して上下がほぼ対称に形成されており、点102a−1
02b−102c−102d−102eに合わせて形成
された歯102となっている。そして、曲線部分102
b−102cは歯の4モジュールよりも大きな半径r1
の円弧であり、曲線部分102a−102bは歯の1モ
ジュールの半径r2 の円弧となっている。従って、この
基準ラック歯形101によって形成された噛み合い歯車
は、噛み合い率が大きくなり、応力集中も小さくなる。
【0004】また、この特開昭56−73260号公報
に開示されたもの他に、特公平2−15743号公報に
開示されたものがある。図6に特公平2−15743号
公報に開示された従来の歯車の基準ラック歯形を示す。
図6(a)に示すように、曲線C0 −C1 −C2 −C3
基準ラック歯形の一部であって、C0 −C1 は曲率中心
0 を有する円弧g0 1 のインボリュートであり、C
1 −C2 は曲率中心A 1 を有する円弧g1 2 のインボ
リュートであり、C2 −C3 は曲率中心A2 を有する円
弧g2 3 のインボリュートである。この図から曲率半
径はr0 ,r1,r2 ,r3 となり、r0 からr1 まで
は単調に増加し、r1 からr2 では単調に減少し、更
に、r2 からr3 までは単調に増加している。そして、
このように形成されたラック歯形201は、図6(b)に
示すようなものとなり、歯形曲線上の点C0 ,C2 ,C
4 ,C6 ・・・における曲率中心g0 ,g2 ,g4 ,g
6 ・・・はピッチ線PL上にある。従って、このラック
歯形201によって形成された歯車は、噛み合い点の相
対曲率を小さくし、点C0 ,C2 ,C4 ,C6 ・・・の
すべり速度小さくして1以上の噛み合い率を得ることが
可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示す
従来の歯車の基準ラック歯形101にあっては、曲線部
分102b−102cは歯の4モジュールよりも大きな
半径r1 の円弧であり、曲線部分102a−102bは
歯の1モジュールの半径r2 の円弧となっており、曲率
半径はピッチ線PLから歯先方向に向かって減少してい
る。そのため、この基準ラック歯形101によって歯切
りされた歯車は、歯車の歯数が多い場合には前述のよう
な作用効果を得ることができるものの、歯数が少ない場
合には歯元の歯厚が薄くなるので、薄くならないように
圧力角を大きくすると所定の噛み合い率を得ることがで
きず、また、噛み合い率を優先して歯厚を薄くして歯形
では鍛造による製造も困難になってしまうという問題が
ある。
【0006】また、図6に示す従来の歯車の基準ラック
歯形201にあっては、曲率半径r 0 からr1 までは増
加し、r1 からr2 では減少し、r2 からr3 までは増
加するというように歯たけ方向に沿って周期的に増減
し、その曲率中心g0 ,g2 ,g4 ,g6 ・・・はピッ
チ線PL上に位置している。そのため、基準ラック歯形
201によって歯切りされた歯車は、ピッチ線PLに近
い曲率半径r0 が極小値となってしまい、互いに噛み合
う歯車同士の軸間の距離に誤差があった場合には噛み合
わなくなってしまうという問題がある。
【0007】本発明は上述した問題を解決するものであ
って、所定の噛み合い率を確保して製造の容易性を図っ
た歯車並びに歯切り工具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の歯車は、歯形曲線の曲率が基準ピッチ線か
ら歯たけ方向に沿って漸増して連続すると共に、その漸
増して連続する歯形曲線の曲率中心が前記基準ピッチ線
から遠ざかるように位置することを特徴とするものであ
る。
【0009】また、本発明の歯車は、前記基準ピッチ線
から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形曲線の1
番目の曲率がモジュールの2倍であることを特徴とする
ものである。
【0010】また、本発明の歯車は、前記基準ピッチ線
から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形曲線のn
番目の曲率がモジュールの4倍であることを特徴とする
ものである。
【0011】また、本発明の歯車は、前記基準ピッチ線
から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形曲線にお
けるピッチ点の圧力角が8〜10°であることを特徴と
するものである。
【0012】また、本発明の歯切り工具は、歯形曲線の
曲率が基準ピッチ線から歯たけ方向に沿って漸増して連
続し、1番目の曲率がモジュールの2倍であると共に、
その漸増して連続する歯形曲線の曲率中心が前記基準ピ
ッチ線から遠ざかるように位置する歯形を有することを
特徴とするものである。
【0013】また、本発明の歯車は、歯形曲線の曲率が
基準ピッチ線から歯たけ方向に沿って漸増して連続し、
1番目の曲率がモジュールの2倍であると共に、その漸
増して連続する歯形曲線の曲率中心が前記基準ピッチ線
から遠ざかるように位置する歯形を有する歯切り工具を
基準として形成されたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】歯形曲線の曲率が基準ピッチ線から歯たけ方向
に沿って漸増して連続し、その曲率中心が基準ピッチ線
から遠ざかるように位置することで、歯数が少ない歯車
であっても、歯元の歯厚が薄くならずに所定の噛み合い
率が確保される。
【0015】また、基準ピッチ線から歯たけ方向に沿っ
て漸増して連続する歯形曲線の1番目の曲率をモジュー
ルの2倍としたことで、ピッチ点近傍の曲率を大きくし
て互いに噛み合う歯車同士の軸間の距離に誤差があった
場合でも噛み合い可能となる。
【0016】そして、この場合、基準ピッチ線から歯た
け方向に沿って漸増して連続する歯形曲線のn番目の曲
率がモジュールの4倍であることが適当である。
【0017】また、この場合、基準ピッチ線から歯たけ
方向に沿って漸増して連続する歯形曲線におけるピッチ
点の圧力角が8〜10°であることが適当である。
【0018】歯切り工具は、歯形曲線の曲率が基準ピッ
チ線から歯たけ方向に沿って漸増して連続し、1番目の
曲率がモジュールの2倍であると共に、その漸増して連
続する歯形曲線の曲率中心が基準ピッチ線から遠ざかる
ように位置する歯形を有することで、歯数が少ない歯車
であっても歯元の歯厚が薄くならずに所定の噛み合い率
が確保され、且つ、ピッチ点近傍の曲率を大きくして互
いに噛み合う歯車同士の軸間の距離に誤差があった場合
でも噛み合い可能となる歯車を容易に加工可能となる。
【0019】また、本発明の歯車は、歯形曲線の曲率が
基準ピッチ線から歯たけ方向に沿って漸増して連続し、
1番目の曲率がモジュールの2倍であると共に、その漸
増して連続する歯形曲線の曲率中心が前記基準ピッチ線
から遠ざかるように位置する歯形を有する歯切り工具を
基準として形成されたことで、歯数が少ない歯車であっ
ても歯元の歯厚が薄くならずに所定の噛み合い率が確保
され、且つ、ピッチ点近傍の曲率を大きくして互いに噛
み合う歯車同士の軸間の距離に誤差があった場合でも噛
み合い可能となる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0021】図1に本発明の一実施例に係る歯車の歯形
を表す概略、図2及び図3に本実施例の歯車を加工する
ための歯切り工具の基準ラック歯形を表す概略を示す。
【0022】図1に示すように、本実施例の歯車11の
歯形12は、曲率半径が基準ピッチ線13から歯先方向
及び歯元方向に向かって漸増して連続するように周期的
に変化している。そして、基準ピッチ線13近傍の1番
目の曲率半径が歯車のモジュールの2倍であると共に、
n番目の曲率がモジュールmの4倍である。更に、その
漸増して連続する歯形12の曲率半径中心が基準ピッチ
線13から遠ざかるように位置している。
【0023】このような歯車11の歯形12を基準ラッ
ク歯形を用いて説明する。図2に示すように、基準ラッ
ク歯形21において、曲線C0 −C1 −C2 はこの基準
ラック歯形21の一部であって、C0 −C1 は曲率中心
0 の円弧であり、C1 −C 2 は曲率中心g1 の円弧で
ある。そして、曲率半径はr1 ,r2 は歯車11のモジ
ュールmから決定するものであり、r1 =2m,r
2 (rn )=4mとなっている。また、このように決定
された曲率半径r1 ,r2 の中心g0 ,g1 はピッチ線
13上になく、基準ピッチ線22から遠ざかる位置、即
ち、曲率半径r1 の中心g0 はピッチ点Pの圧力角αが
8〜10°となる位置となり、曲率半径r2の中心g1
はこの曲率半径r1 の中心g0 を通る線上となってい
る。そして、曲線C0 −C1 とC1 −C2 との接続点C
1 はピッチ線22から距離aの位置となる。なお、この
距離aはモジュールmの0.2〜0.5倍である。
【0024】また、基準ラック歯形31において、曲線
0 −C1 −C2 −C3 はこの基準ラック歯形31の一
部であって、C0 −C1 は曲率中心g0 の円弧であり、
1−C2 は曲率中心g1 の円弧であり、C2 −C3
曲率中心g2 の円弧である。そして、曲率半径はr1
2 ,r3 は歯車11のモジュールmから決定するも
のであり、r1 =2m,r2 =3m,r3 (rn )=4
mとなっている。また、このように決定された曲率半径
1 ,r2 ,r3 の中心g0 ,g1 ,g2 はピッチ線
13上になく、基準ピッチ線32から遠ざかる位置、即
ち、曲率半径r 1 の中心g0 はピッチ点Pの圧力角αが
8〜10°となる位置となり、曲率半径r2 の中心g1
はこの曲率半径r1 の中心g0 を通る線上となり、曲率
半径r3の中心g2 はこの曲率半径r2 の中心g1 を通
る線上となっている。そして、曲線C0 −C1 とC1
2 との接続点C1 はピッチ線13から距離a1 の位置
となり、曲線C1 −C2 とC2 −C3 との接続点C2
ピッチ線32から距離a2の位置となる。なお、この距
離a1 ,a2 はモジュールmに対して、0.2m≦a1
<a2 ≦0.5mとなっている。
【0025】前述した基準ラック歯形21と31は歯形
の分割数を変えたものであり、即ち、基準ラック歯形2
1は曲線C0 −C1 −C2 を曲率半径r1 の円弧C0
1と曲率半径r2 の円弧C1 −C2 とから形成し、基
準ラック歯形31は曲線C0−C1 −C2 −C3 を曲率
半径r1 の円弧C0 −C1 と曲率半径r2 の円弧C1
2 と曲率半径はr3 の円弧C2 −C3 から形成したも
のであり、その分割数は上限が10程度が適当である
が、いくつでもよいものである。
【0026】このように歯切り工具の基準ラック歯形2
1,31の曲率半径が基準ピッチ線から歯たけ方向に沿
ってr1 ,r2 ,r3 と漸増し、1番目の曲率半径が
モジュールmの2倍であって曲率中心g0 ,g1 ,g2
が基準ピッチ線から遠ざかるように位置する歯形を有す
ることで、歯数が少ない歯車であっても歯元の歯厚が薄
くならずに所定の噛み合い率が確保される。そして、ピ
ッチ点近傍の曲率半径r1 を大きくすることで、互いに
噛み合う歯車同士の軸間の距離に誤差があった場合でも
噛み合い可能となる。
【0027】即ち、図4に示すように、本実施例の基準
ラック歯形21,31の歯切り工具によって形成された
歯車(実線)は、曲率半径が0から増大してその中心が
ピッチ線上にある従来の基準ラック歯形の歯切り工具に
よって形成された歯車(点線)に対して幅Wだけ厚くす
ることができる。従って、鍛造での加工が容易となる。
【0028】また、本実施例の基準ラック歯形21,3
1の歯切り工具によって形成された歯車は面厚を低減す
ることができる。即ち、垂直荷重をP、等価弾性係数を
E、接触長さをL、相対曲率半径をR(1/R=1/R
1+1/R2)とすると、最大接触面厚Pmax は、
【数1】 となる。従って、本実施例の歯車にあっては、インボリ
ュート歯形よりも相対曲率半径Rを大きく設定できるの
で、歯元の面圧を20%程度低減することができる。
【0029】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の歯車によれば、歯形曲線の曲率が基準ピッ
チ線から歯たけ方向に沿って漸増して連続し、その曲率
中心が基準ピッチ線から遠ざかるように位置するように
したので、歯数が少ない歯車であっても、歯元の歯厚が
薄くならずに所定の噛み合い率を確保することができ
る。その結果、鍛造での加工を容易とすることができ
る。
【0030】また、本発明の歯車によれば、基準ピッチ
線から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形曲線の
1番目の曲率をモジュールの2倍としたので、ピッチ点
近傍の曲率が大きくなって互いに噛み合う歯車同士の軸
間の距離に誤差があった場合でも容易に噛み合い可能と
することができる。
【0031】そして、本発明の歯車によれば、基準ピッ
チ線から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形曲線
のn番目の曲率がモジュールの4倍としたので、歯形曲
線の曲率を2モジュールから4モジュールの間で形成す
ることとなり、噛み合い率の高い歯車を提供することが
できる。
【0032】更に、本発明の歯車によれば、基準ピッチ
線から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形曲線に
おけるピッチ点の圧力角が8〜10°としたので、鍛造
での加工を容易とすることができる。
【0033】また、本発明の歯切り工具によれば、歯形
曲線の曲率が基準ピッチ線から歯たけ方向に沿って漸増
して連続し、1番目の曲率がモジュールの2倍であると
共に、その漸増して連続する歯形曲線の曲率中心が基準
ピッチ線から遠ざかるように位置する歯形を有するの
で、歯数が少ない歯車であっても歯元の歯厚が薄くなら
ずに所定の噛み合い率を確保し、且つ、ピッチ点近傍の
曲率が大きくなって互いに噛み合う歯車同士の軸間の距
離に誤差があった場合でも噛み合い可能となる歯車を容
易に加工することができる。
【0034】また、本発明の歯車によれば、歯形曲線の
曲率が基準ピッチ線から歯たけ方向に沿って漸増して連
続し、1番目の曲率がモジュールの2倍であると共に、
その漸増して連続する歯形曲線の曲率中心が前記基準ピ
ッチ線から遠ざかるように位置する歯形を有する歯切り
工具を基準として形成されたことで、歯数が少ない歯車
であっても歯元の歯厚が薄くならずに所定の噛み合い率
を確保し、且つ、ピッチ点近傍の曲率が大きくなって互
いに噛み合う歯車同士の軸間の距離に誤差があった場合
でも噛み合い可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る歯車の歯形を表す概略
図である。
【図2】本実施例の歯車を加工するための歯切り工具の
基準ラック歯形を表す概略図である。
【図3】本実施例の歯車を加工するための歯切り工具の
基準ラック歯形を表す概略図である。
【図4】本実施例の歯車と従来の歯車との歯厚の差を説
明する概略図である。
【図5】従来の歯車の基準ラック歯形を表す概略図であ
る。
【図6】従来の歯車の基準ラック歯形を表す概略図であ
る。
【符号の説明】
11 歯車 12 歯形 13 基準ピッチ線 21,31 基準ラック歯形 22,32 基準ピッチ線 r1 ,r2 ,r3 ・・・rn 曲率半径 g1 ,g2 ,g3 ・・・ 曲率中心 α 圧力角

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯形曲線の曲率が基準ピッチ線から歯た
    け方向に沿って漸増して連続すると共に、その漸増して
    連続する歯形曲線の曲率中心が前記基準ピッチ線から遠
    ざかるように位置することを特徴とする歯車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歯車において、前記基準
    ピッチ線から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形
    曲線の1番目の曲率がモジュールの2倍であることを特
    徴とする歯車。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の歯車において、前記基準
    ピッチ線から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形
    曲線のn番目の曲率がモジュールの4倍であることを特
    徴とする歯車。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の歯車において、前記基準
    ピッチ線から歯たけ方向に沿って漸増して連続する歯形
    曲線におけるピッチ点の圧力角が8〜10°であること
    を特徴とする歯車。
  5. 【請求項5】 歯形曲線の曲率が基準ピッチ線から歯た
    け方向に沿って漸増して連続し、1番目の曲率がモジュ
    ールの2倍であると共に、その漸増して連続する歯形曲
    線の曲率中心が前記基準ピッチ線から遠ざかるように位
    置する歯形を有することを特徴とする歯切り工具。
  6. 【請求項6】 歯形曲線の曲率が基準ピッチ線から歯た
    け方向に沿って漸増して連続し、1番目の曲率がモジュ
    ールの2倍であると共に、その漸増して連続する歯形曲
    線の曲率中心が前記基準ピッチ線から遠ざかるように位
    置する歯形を有する歯切り工具を基準として形成された
    ことを特徴とする歯車。
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