JPH08213818A - 無線端末機器 - Google Patents

無線端末機器

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JPH08213818A
JPH08213818A JP1785695A JP1785695A JPH08213818A JP H08213818 A JPH08213818 A JP H08213818A JP 1785695 A JP1785695 A JP 1785695A JP 1785695 A JP1785695 A JP 1785695A JP H08213818 A JPH08213818 A JP H08213818A
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JP
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antenna
wireless terminal
pen
terminal device
antenna pattern
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JP1785695A
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Takayuki Tanabe
孝幸 田辺
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電磁式ペンより発せられる信号の周波数信号を
受信するパターンと、その信号の周波数とは異なる周波
数の信号を受信するアンテナ・パターンとを同一平面上
に配設した無線端末機器を提供する。 【構成】センサボード1の表面にX軸方向のアンテナ・
パターン2を、その裏面にY軸方向のアンテナ・パター
ン9を配設し、これらX軸及びY軸方向のアンテナ・パ
ターン2,9により、電磁式ペンより発せられる電波を
受信して、ペンにより指示されたセンサボード1上の座
標位置を検出する。またX軸方向のアンテナ・パターン
2の間隙に無線通信用のアンテナ・パターン4,5を配
設することにより、ペンよりの電波とは異なる周波数の
信号を用いて無線により送受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁誘導式のペンから
発せられる電波を検出するデジタイザ機能を備えた無線
端末機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の携帯用無線機器における
アンテナの配置及びその形状を示す図である。ここでは
受信環境を考慮して、図示の如く外付けタイプの場合で
示している。そして携帯時や使用しない時には、このア
ンテナを縮めたり、或は回転させて収納することができ
る。
【0003】図10(A)に示す携帯用無線機器58の
アンテナ59は、機器58の背面から出ているタイプの
もので、図10(B)の携帯用無線機器67のアンテナ
68は、機器67の側面から出ている。更に、図10
(C)の携帯用無線機器60はダイバーシチ受信対応の
もので、図示の如く外付けの受信専用アンテナ62と、
送受信兼用アンテナ61の2本が設けられている。
【0004】また、アンテナが内蔵されているタイプの
機器においても、そのアンテナは機器のケースの内側に
納めるられるのが一般的で、表示部の下には設けられて
いない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため上記従来例で
は、無線通信の度に、アンテナを縮小されている伸ばし
たり、回転させて直立させたりしなければならず、また
アンテナの収納時には逆の操作が必要となり極めて不便
である。更に、受信性能を向上させるダイバーシチ受信
の場合は、2本のアンテナが設けられているので、携帯
型の非無線機器を無線機器に変更するような場合は、ア
ンテナを取り付ける強度、アンテナの取付間隔等に難が
あり、開発時にケースの再設計を含めた機器全体のデザ
インの見直し作業が必要となり、大きな負担となってい
た。
【0006】また、従来の内蔵式アンテナの位置では、
EMI対策において相当な効果が期待できるケース内側
の導電塗装ができない。これは、その様な導電塗装を行
うとケース内のアンテナに到達する電波を著しく減衰さ
せてしまうからである。これと同様に、人間の手も電波
には大敵であり、例えば通信中にアンテナに触れたりす
ると通信エラーが発生する危険がある。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、電磁式ペンより発せられる信号の周波数信号を受信
するパターンと、その信号の周波数とは異なる周波数の
信号を受信するアンテナ・パターンとを同一平面上に配
設した無線端末機器を提供することを目的とする。
【0008】また本発明の目的は、ペンより発せられる
電波を検出するためのアンテナ・パターンと、無線通信
用のアンテナ・パターンとを同じ基板上に配設した無線
端末機器を提供することにある。
【0009】また本発明の他の目的は、内蔵している基
板上にペンよりの電波を受信するためのアンテナ・パタ
ーンと無線通信用のアンテナ・パターンとを設けること
により、アンテナを取付けるための工数や外付けのアン
テナ部材等を不要にした無線端末機器を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の無線端末装置は以下のような構成を備える。
即ち、電磁誘導式のペンから発せられた電磁波を受信し
て前記ペンにより指示された座標位置を検出するデジタ
イザ機能を備える無線端末機器であって、前記ペンより
発せられる電波を受信する複数の第1のアンテナ・パタ
ーンと、前記複数のアンテナ・パターンの間隙に前記ペ
ンよりの電波とは異なる周波数の信号を送受信する第2
のアンテナ・パターンとを有する。
【0011】
【作用】以上の構成において、複数の第1のアンテナ・
パターンにより、電磁式ペンより発せられる電波を受信
して、ペンにより指示された座標位置を検出する。また
複数のアンテナ・パターンの間隙に配設された第2のア
ンテナ・パターンにより、ペンよりの電波とは異なる周
波数の信号を用いて送受信する。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0013】[第1実施例]図1は本実施例のデジタイ
ザ機能付の携帯型無線端末機器の外観図である。
【0014】10は座標指示用のペンを示し、13はガ
ラス等が配設されたデジタイザ入力面を示し、この入力
面上でペン10を用いて座標位置を指示することによ
り、その指示された座標情報を入力することができる。
12は機器のケースを示している。
【0015】図2は、本発明の一実施例のペン入力型の
携帯型無線端末機器(デジタイザ機能を含む)のセンサ
ボード1の形状を示す図で、図2(A)はセンサボード
1の表面を示す図、図2(B)はセンサボード1の裏面
を示す図である。この無線端末機器は、座標入力用のペ
ン10より発信される電波をセンサボード1のアンテナ
で受信し、そのペン10により指示されたセンサボード
1上の座標を検出する。
【0016】図2(A)において、1はセンサボード
で、ペン10から発せられた電波を受信するアンテナ・
パターンが配設されている。2はX軸方向のアンテナ・
パターンを示し、センサボード1の表面側に設けられて
いる。3はインターフェース部で、センサボード1と他
の電気回路とを接続している。4は構内微弱無線用アン
テナ、5は広域無線用アンテナ、6は広域無線用アンテ
ナ5の出力信号、7は構内微弱無線用アンテナ4よりの
出力信号である。8はセンサボード1の裏面を示し、ペ
ン10から発せられた電波を受けるY軸方向のアンテナ
9のパターンが設けられている。
【0017】図2に示すように、センサボード1の表面
には、ペン10から発せられる電波を受信するためのX
軸アンテナ2が、センサボード1の裏面8には、Y軸ア
ンテナ9が設けられているが、これらX軸とY軸の各ア
ンテナ・パターンにおけるパターン同士の間隔は、本実
施例の無線型のデジタイザの解像度に対応して配設され
ているのでなく、ある程度、長い間隔を置いて設けられ
ている。そして、これらアンテナ・パターンにより受信
された信号強度に基づいて、ペン10により指示された
センサボード1上の座標位置を検出して、そのデジタイ
ザの解像度に対応する精度を得ている。尚、これらアン
テナ・パターン同士の間隔は、ペン10の位置検出法に
より異なるが、通常は3〜5mmである。
【0018】本実施例では、これらX軸或はY軸方向の
アンテナ・パターンの間に、別の周波数を送受信するた
めの構内微弱無線用アンテナ4と広域無線用アンテナ5
とを設けている。これにより、ペン10による座標入力
中であっても、ペン10より発せられる信号の周波数と
異なる周波数を使用して通信を行う他の無線機器との間
で、無線による送受信ができる。
【0019】また前述したように、本実施例の無線型デ
ジタイザでは、2つの無線機能、即ち、構内微弱無線と
広域無線による通信の2つの機能が組込まれており、ペ
ン10よりの電波、構内微弱無線、広域無線通信用の信
号が互いに異なる周波数帯の信号とすることにより、同
一センサボード1に、それぞれの無線用のアンテナを設
けても相互干渉することなく使用できる。これにより、
従来のように無線機能ごとに、それぞれ外付けのアンテ
ナを設ける必要がなくなる。
【0020】図3は、本実施例のペン入力型の携帯型無
線端末機器の断面構造を示す図である。
【0021】図3において、10はデジタイザ専用ペ
ン、11はペン10より発せられた電波、12は電磁誘
導ペン入力型の携帯型無線端末機器のケースである。1
3は透明ガラスで、液晶(表示)面を保護している。1
4は表示部(例えばLCD)、15はバックライトで、
機器が使用される周辺環境が暗い場合に、表示部14に
表示されている内容を見やすくするために用いられる。
1はペン10から発せられた電波を受けるセンサボー
ド、17は電磁誘導ペン入力型の携帯型無線端末機器の
メイン基板、18はEMI対策で施された、ケース12
の内側の誘導塗装部分を示している。19は広域無線の
中継局、20は中継局19のアンテナ、21は広域無線
の中継局19から発せられた電波を示している。65
は、センサボード1の裏面にノイズシールドの目的で貼
られて在るシールド板、66は、メイン基板17から放
出される高周波ノイズを示している。
【0022】このように本実施例の電磁誘導ペン入力型
の携帯型無線端末機器では、機器の上部より透明ガラス
13、表示部14が設けられ、その下にセンサボード1
が配置されている。そして、そのセンサボード1の下
に、メイン基板17、ケース12が設けられている。
【0023】ここでペン10より発せられた電波11
は、透明ガラス13、表示部14を通過してセンサボー
ド1に到達する。しかし、このセンサボード1より下に
はシールド板65の作用によりに通過しない。逆に、メ
イン基板17より放出される高周波ノイズ66も、シー
ルド板65により遮蔽されるため、センサボード1上の
アンテナ・パターンまで到達しない。つまり、このシー
ルド板65によりデジタイザ部と、メイン基板17を含
む電気回路部分とが分断されている。これにより、セン
サボード1に設けられた無線通信用アンテナ4,5がメ
イン基板17より放出されるノイズを拾うことがなく、
またアンテナ4,5を使用して無線送信を行う時には、
メイン基板17に誤動作を引き起こすような有害電磁ノ
イズをメイン基板17に与えないので、安定した回路動
作が行われる。
【0024】有害電磁波の自主規制に関しては、日本で
はVCCI、米国ではFCCがあるが、機器開発上のノ
イズ対策として、本体ケース12の内側を導電塗装18
で包み込んで、内部で発生する電磁波を外に放出しない
ようにする方法が多く用いられている。本実施例では図
3に示すように、導電塗装18を施さない面でアンテナ
を構成しているので、このようなノイズ対策も問題なく
行なえる。
【0025】図4は本発明の第1実施例のペン入力型の
携帯無線端末機器の内部構成の一部を示すブロック図で
ある。
【0026】図4において、22はデジタイザ部で、セ
ンサボード1のX軸アンテナ2及びY軸アンテナ9から
の信号を処理して、ペン10により指示されたセンサボ
ード1上の座標位置を検出している。23はデジタイザ
部22と他の電気回路とを結ぶインターフェース部、2
4は広域無線部で、広域無線アンテナ5から得られた信
号6を処理している。25はその広域無線部24と他の
電気回路とを結ぶインターフェース部、26は構内微弱
無線アンテナ4から得られた信号7を処理する構内微弱
無線部、27は、その構内微弱無線部26と他の電気回
路とを結ぶインターフェース部である。
【0027】このようにセンサボード1の表面には、デ
ジタイザ機能のために使用されるアンテナ2と、本実施
例で設けられた無線通信用アンテナである構内微弱無線
用アンテナ4と広域無線用アンテナ5とが配置されてい
る。そして、これらアンテナの各入出力ごとに処理回路
であるデジタイザ部22、広域無線部24、構内微弱無
線部26が設けられており、これらは他の電気回路と接
続されて、ペン10よりの信号に基づく指示された座標
位置の検出、更には無線によるデータの送受信等を行っ
ている。
【0028】[第2実施例]図5は本発明の第2実施例
のペン入力型の携帯型無線端末機器の内部構成の一部を
示すブロック図である。図5において、28は無線用ア
ンテナを示し、他の通信機と無線による通信を行う際に
使用される。29は、無線部30と他の電気回路とを接
続するインターフェース部である。30は無線アンテナ
29より得られた信号6を処理する無線部である。
【0029】この第2実施例は、前述の第1実施例では
2種類の無線用回路を搭載していたのに対し、この第2
実施例では、1つの無線用回路のみを搭載している。
【0030】一般に、複数種類の無線用回路を同一機器
内に設けるのは電波法上の点からも問題が多い。このた
め、第2実施例に示すように、電波法的に適用可能な微
弱無線を用いた場合しか実現性がないと考えられる。従
って、この第2実施例は、より実現性の高い場合を示し
ている。
【0031】[第3実施例]図6は本発明の第3実施例
の携帯型無線端末機器の内部構成の一部を示すブロック
図で、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示し、そ
れrzの説明を省略する。
【0032】図6において、31は他の通信機器よりの
電波を受ける受信専用アンテナ、32は受信専用アンテ
ナ31より得られた受信信号、33は他の通信機器より
の電波を受けたり電波を発したりする送受信兼用アンテ
ナ、34は送受信兼用アンテナ33より得られた受信信
号、35はアンテナ31と33の物理的間隔dを示すア
ンテナ間隔、36は受信専用アンテナ31と送受信兼用
アンテナ33から得られた受信信号32と受信信号34
のいずれかを選択する受信切り替えスイッチである。3
7はアンテナ切替え信号で、無線部39より出力され、
その受信切り替えスイッチ36の切替えを制御してい
る。38は受信切り替えスイッチ36によって選択され
た受信信号、39はダイバーシチ受信機能を備えたダイ
バーシチ無線部、40は、そのダイバーシチ無線部39
と他の電気回路とを結ぶインターフェースであるダイバ
ーシチ無線(I/F)部である。
【0033】第3実施例では、電波状況の悪い場合を想
定して、ダイバーシチ受信を行なうことができるアンテ
ナを設けている。そして図5に示すように、使用する無
線信号の波長に適合できるアンテナ間隔dが、本来設け
られているデジタイザ用のアンテナ・パターン2の間隔
に重複しないようにして設定できるので、理想的なアン
テナ間隔dを設定できる。
【0034】これに対し、外付けアンテナの場合で考え
ると、ある程度使用する無線周波数の変化に対応できる
が、微妙にこの間隔が変更されるごとに、ケース或は、
その他諸々の変更が必要になる。また、アンテナが内蔵
されている場合には、理想的なアンテナ間隔dを設定す
るのが非常に困難になる。
【0035】これに対し第3実施例のダイバーシチ受信
によれば、アンテナ31を受信専用、アンテナ33を送
受信兼用とし、受信時に利得の高いアンテナからの受信
信号を得るように、選択信号37により切替えスイッチ
36を切り替えることにより、より利得の高い無線信号
を使用して通信を行うことができる。
【0036】[第4実施例]図7は本発明の第4実施例
の携帯型の無線端末機器の内部構成の一部を示すブロッ
ク図で、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示し、
それrzの説明を省略する。
【0037】図7において、41は他の通信機器より発
せられる電波を受ける受信専用アンテナ、42は受信専
用アンテナ41より得られた受信信号、43は他の通信
機器へ電波を発する送信専用アンテナ、44は送信部4
5より出力された送信信号である。45は無線送信部
で、送信アンテナ41へ供給する送信信号を変調処理し
て出力している。46は無線受信部で、受信専用アンテ
ナ41より得られた受信信号42を復調処理している。
47は制御部で、他の通信機器より電波を受信したり、
他の機器に無線電波を発したりするとともに、他の電気
回路とのデータのやりとりを行って機器全体の動作を制
御している。48は他の電気回路とを結ぶインターフェ
ース部である無線制御部用I/Fである。
【0038】図8は、第4実施例の機器におけるアンテ
ナ41と43のアンテナ長を説明する図である。
【0039】図8において、49は受信専用アンテナ4
1のアンテナ長(1r)を示し、50は送信用アンテナ
41のアンテナ長(1s)を示している。
【0040】この第4実施例では、送信と受信の波長が
互いに異なる無線端末機器を示し、この場合、センサボ
ード1に、ある程度の任意の数のアンテナを設けること
ができるので、図7に示すように、波長の異なる周波数
信号用のアンテナ、つまりアンテナ長が異なるアンテナ
41,43を2本設けている。
【0041】[第5実施例]図9は本発明の第5実施例
の携帯型の無線端末機器の内部構成の一部を示すブロッ
ク図で、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示し、
それらの説明を省略する。
【0042】図9において、51は比較的周波数の低い
無線信号を受信するためAM受信用アンテナ、52はA
M受信信号で、AM受信用アンテナ51より出力されて
復調部53に入力されている。復調部53は、AM受信
用アンテナ51より得られたAM受信信号52を音声信
号に復調してAM復調出力54を出力している。55は
増幅器(AMP)で、音声信号に復調されたAM復調出
力54を増幅してスピーカ56を駆動している。スピー
カ56は、実際に人間の耳で聞こえる可聴音を出力す
る。57は、スピーカ56より発生される可聴音を示し
ている。
【0043】この第5実施例では、波長が長い信号用の
アンテナ、つまり長いアンテナ長のアンテナを設けた場
合の例を示し、ここでは波長の長い信号としてAM波を
例としている。
【0044】図9に示すように、本来のデジタイザ機能
用のアンテナ・パターン2を避けてAM受信用のアンテ
ナ51が設けられており、本実施例では、アンテナ51
は、本来あるアンテナ・パターン2と自らのアンテナに
重ならない限り自由に配置できるため、各種波長の信号
に対応可能である。
【0045】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0046】以上説明したように本実施例によれば、下
記に示すような効果がある。 (1)無線通信用のアンテナ・パターンをデジタイザ機
能用のパターンの近傍に配置するので、新たに無線通信
用のアンテナを機器に設ける必要がない。 (2)アンテナを既存のデジタイザ基板に配置するた
め、新たにアンテナを取付けるための工数やコストが不
要になる。 (3)配線パターンによりアンテナが形成されるので。
軽量化が図れる。 (4)送受信信号の周波数が異なる場合などは、送受の
それぞれに最適な長さのアンテナを用いることができ
る。 (5)ノイズ対策等で、ケース内側を導電塗装すること
ができる。 (6)AMのような波長の長い信号用のアンテナをも形
成することができる。 (7)アンテナ・パターンと機器のメイン基板との間に
シールド板を設けることにより、無線による送受信時で
あっても機器を誤動作させることがない。 (8)複数種のアンテナを容易に設けられる。 (9)アンテナが内蔵できるため、外部にアンテナを設
ける場合に比べて、突起物が無く可動部もないので壊れ
る心配もない。 (10)ダイバーシチのような2本のアンテナの間隔
を、ある一定距離だけ離す必要がある場合などにおいて
も対応できる。 (11)ユーザの手などにより、受信される電波強度を
著しく減衰させる虞が少ない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
磁式ペンより発せられる信号の周波数信号を受信するパ
ターンと、その信号の周波数とは異なる周波数の信号を
受信するアンテナ・パターンとを同一平面上に配設した
無線端末機器を提供できる。
【0048】また本発明によれば、ペンより発せられる
電波を検出するためのアンテナ・パターンと、無線通信
用のアンテナ・パターンとを同じ基板上に配設した無線
端末機器を提供できる。
【0049】また本発明によれば、内蔵している基板上
にペンよりの電波を受信するためのアンテナ・パターン
と無線通信用のアンテナ・パターンとを設けることによ
り、アンテナを取付けるための工数や外付けのアンテナ
部材等を不要にできる効果がある。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の電磁誘導ペン入力型の携帯無線端末
機器の外観斜視図である。
【図2】本実施例の無線端末機器のセンサボードの外観
図である。
【図3】本実施例の無線端末機器の構造を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例の電磁誘導ペン入力型の携
帯無線端末機器の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例の電磁誘導ペン入力型の携
帯無線端末機器の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3実施例の電磁誘導ペン入力型の携
帯無線端末機器の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4実施例の電磁誘導ペン入力型の携
帯無線端末機器の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4実施例のセンサボード上に埋め込
まれたアンテナ長を示す図である。
【図9】本発明の第5実施例の電磁誘導ペン入力型の携
帯無線端末機器の構成を示すブロック図である。
【図10】従来の電磁誘導ペン入力型の携帯無線端末機
器の外観図である。
【符号の説明】
1 センサボード 2 デジタイザ用のX軸アンテナ 3 センサボードI/F 4 構内微弱無線用アンテナ 5 広域無線用アンテナ 9 デジタイザ用のY軸アンテナ 10 デジタイザ専用ペン 12 ケース 13 透明ガラス(座標入力面) 14 表示部(LCD) 17 メイン基板 18 EMI対策用導電塗装 22 デジタイザ部 24 広域無線部 26 構内微弱無線部 28 無線アンテナ 30 無線部 31 受信専用アンテナ 33 送受信兼用アンテナ 36 受信切り替えスイッチ 39 無線部 41 受信専用アンテナ 43 送信専用アンテナ 45 無線送信部 46 無線受信部 47 制御部 51 AM受信アンテナ 53 AM復調部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁誘導式のペンから発せられた電磁波
    を受信して前記ペンにより指示された座標位置を検出す
    るデジタイザ機能を備える無線端末機器であって、 前記ペンより発せられる電波を受信する複数の第1のア
    ンテナ・パターンと、 前記複数のアンテナ・パターンの間隙に前記ペンよりの
    電波とは異なる周波数の信号を送受信する第2のアンテ
    ナ・パターンと、を有することを特徴とする無線端末機
    器。
  2. 【請求項2】 前記第2のアンテナ・パターンは、構内
    微弱無線用アンテナ・パターン、又は広域無線用のアン
    テナ・パターンを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の無線端末機器。
  3. 【請求項3】 前記第2のアンテナ・パターンは、ダイ
    バーシチ受信用のアンテナを含むことを特徴とする請求
    項1に記載の無線端末機器。
  4. 【請求項4】 前記第2のアンテナ・パターンは、受信
    周波数に合せた、それぞれ異なる長さのアンテナ・パタ
    ーンであることを特徴とする請求項1に記載の無線端末
    機器。
  5. 【請求項5】 前記第2のアンテナ・パターンは、AM
    受信用のアンテナ・パターンを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の無線端末機器。
  6. 【請求項6】 前記第1のアンテナ・パターンは、基板
    の一方の面に配設されたX軸方向のパターンと、前記基
    板の他方の面に配設されたY軸方向のパターンとを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線端末機器。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2のアンテナ・パターン
    を配設する基板と、制御回路を搭載した基板との間に電
    磁シールドを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    無線端末機器。
  8. 【請求項8】 電磁誘導式のペンから発せられた電磁波
    を受信して前記ペンにより指示された座標位置を検出す
    るデジタイザ機能を備える無線端末機器であって、 電磁誘導式のペンにより指示される座標入力面と、 前記座標入力面の下部に設けられ、前記ペンより発せら
    れる電磁波を検出するための複数の第1のアンテナ・パ
    ターンと、前記複数の第1のアンテナ・パターンの間隙
    に配設された無線通信用の第2のアンテナ・パターンと
    を有するセンサボードと、 前記センサボードの下部に配設された制御用基板と、 前記センサボードと前記制御用基板との間に配設された
    電磁シールドと、 少なくとも前記座標入力面を露出させて前記無線端末機
    器を保護するケース部材と、を有することを特徴とする
    無線端末機器。
  9. 【請求項9】 前記第1のアンテナ・パターンは、前記
    センサボードの一方の面に配設されたX軸方向のパター
    ンと、前記センサボードの他方の面に配設されたY軸方
    向のパターンとを含むことを特徴とする請求項8に記載
    の無線端末機器。
  10. 【請求項10】 前記第2のアンテナ・パターンは少な
    くとも2つの受信用アンテナを有し、受信される信号レ
    ベルに応じて前記受信用アンテナの内、何れか一方の受
    信用アンテナよりの信号を選択する選択手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項8に記載の無線端末機器。
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