JPH08212708A - 情報記録媒体、情報記録方法および情報記録装置 - Google Patents

情報記録媒体、情報記録方法および情報記録装置

Info

Publication number
JPH08212708A
JPH08212708A JP28861395A JP28861395A JPH08212708A JP H08212708 A JPH08212708 A JP H08212708A JP 28861395 A JP28861395 A JP 28861395A JP 28861395 A JP28861395 A JP 28861395A JP H08212708 A JPH08212708 A JP H08212708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording area
data recording
area
random data
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28861395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Okazaki
之則 岡崎
Yoshimitsu Nakamura
良光 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP28861395A priority Critical patent/JPH08212708A/ja
Publication of JPH08212708A publication Critical patent/JPH08212708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続データには連続データに適した記録特性
を与えることによりデータの連続性を確保し、ランダム
データにはランダムデータに適した記録特性を与えるこ
とによりデータの検索時間を短くする。 【解決手段】 ディスク10の同一面上にランダムデー
タ記録領域11と連続データ記録領域12を設ける。ラ
ンダムデータ記録領域11をディスク内周側に配置する
とともに連続データ記録領域12をディスク外周側に配
置する。ランダムデータ記録領域11が書換型ランダム
データ記録領域13と再生専用ランダムデータ記録領域
14とからなり、再生専用ランダムデータ記録領域14
をディスク内周側に配置する。連続データ記録領域12
が書換型連続データ記録領域15と再生専用連続データ
記録領域16とからなり、再生専用連続データ記録領域
16をディスク外周側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光磁気ディスク
や相変化型光ディスク等のディスク状の情報記録媒体
と、ディスク状の情報記録媒体に情報を記録する情報記
録方法と、上記の情報記録方法を実施するための情報記
録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報記録媒体には、音声や画像等
の時間的に連続した情報を記録する磁気テープあるいは
CD(コンパクトディスク)のような連続データの記録
に適した記録媒体と、コンピュータの周辺機器として用
いられているフロッピーディスク装置や固定磁気ディス
ク装置(以下、ハードディスク装置:HDDと呼ぶ)の
ようなランダムデータの記録に適した記録媒体とがあ
り、記録フォーマットは各々連続データの記録あるいは
ランダムデータの記録に適した状態に設定されている。
【0003】一方、近年、コンピュータの環境でもその
情報処理能力が向上し、音声や画像情報を種々のデータ
とともに扱うことが行われるようになってきた。従来、
このような音声、画像情報を各種データとともに扱う環
境、すなわちマルチメディアと呼ばれる環境では、情報
の記録媒体としてCD−ROMやHDDがよく使用され
てきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、音声、画像
等の連続データをランダムデータの記録に適したHDD
を用いて記録すると、情報の検索性能あるいはディスク
上の欠陥、データエラーの回復機能には優れているもの
の、一般に欠陥セクタの交替処理に伴って、あるいは使
用するオペレーティングシステムによって、連続である
べきデータがディスク上に分割されて点在配置され、デ
ータの連続性が確保されないことが多くなり、音声、画
像等が再生中に途切れたりすることがある。
【0005】一方、連続データの記録に適したCD−R
OMは、そのフォーマットの構成上、データの連続性は
保たれるものの、今度はマルチメディア情報として同時
に扱われるべき種々のランダムデータの検索には、時間
がかかる構成になっている。この発明の目的は、上記の
ような従来の連続データの記録に適した記録媒体にラン
ダムデータを記録する場合、およびランダムデータの記
録に適した記録媒体に連続データを記録する場合に各々
現れる性能の低下を防止し、連続データには連続データ
に適した記録形式を与えることによりデータの連続性を
確保し、ランダムデータにはランダムデータに適した記
録形式を与えることによりデータの検索時間を短くし、
かつこれら2種類のデータを同一の記録媒体上に同時に
実現することができる情報記録媒体、情報記録方法およ
び情報記録装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報記録
媒体は、ディスクの同一面上にランダムデータを記録す
るランダムデータ記録領域と連続データを記録する連続
データ記録領域とを設けたことを特徴とする。請求項1
記載の構成によれば、従来の連続データの記録に適した
記録媒体にランダムデータを記録する場合、およびラン
ダムデータの記録に適した記録媒体に連続データを記録
する場合に各々現れる性能の低下を防止し、連続データ
には連続データに適した記録形式を与えることによりデ
ータの連続性を確保し、ランダムデータにはランダムデ
ータに適した記録形式を与えることによりデータの検索
時間を短くし、ディスク上の欠陥、データエラーの回復
機能を十分に得ることができ、かつこれら2種類のデー
タを同一の記録媒体上に同時に実現することができ、ラ
ンダムデータと連続データの混在したマルチメディア環
境に最適である。
【0007】請求項2記載の情報記録媒体は、請求項1
記載の情報記録媒体において、ZCAV(Zoned Consta
nt Angular Velocity )方式のディスク構造を採用し、
ランダムデータ記録領域をディスク内周側に配置すると
ともに連続データ記録領域をディスク外周側に配置した
ことを特徴とする。請求項2記載の構成によれば、ZC
AV方式のディスクの場合、ディスク外周部の方がデー
タ伝送レートが高くなるため、連続データを記録する連
続データ記録領域が高速データ伝送可能になり、より高
速の伝送レートが要求される連続データの記録再生の即
時性ないし連続性が確保できる。
【0008】請求項3記載の情報記録媒体は、請求項2
記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録領域
が書換型ランダムデータ記録領域と再生専用ランダムデ
ータ記録領域とからなり、再生専用ランダムデータ記録
領域をディスク内周側に配置したことを特徴とする。請
求項3記載の構成によれば、より外周側に配置される書
換型ランダムデータ記録領域には、再生専用ランダムデ
ータ記録領域の情報を検索するための情報が記録される
ことが多く、より高速に検索情報を読み出すことが可能
になり、再生専用ランダムデータ記録領域のアクセスが
速やかに実行され、ディスクに予め記録されているコン
ピュータデータなどのランダムデータが速やかに読み出
されることになり、コンピュータやホストシステムの立
ち上がりが早くなる。
【0009】請求項4記載の情報記録媒体は、請求項2
記載の情報記録媒体において、連続データ記録領域が書
換型連続データ記録領域と再生専用連続データ記録領域
とからなり、再生専用連続データ記録領域をディスク外
周側に配置したことを特徴とする。請求項4記載の構成
によれば、再生専用連続データ記録領域のデータ伝送レ
ートが速くなり、ディスクに予め記録されている画像や
音声等の連続データが高速に読み出されることになる。
【0010】請求項5記載の情報記録媒体は、請求項1
記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録領域
は使用するコンピュータまたはホストシステムの論理仕
様に従った論理フォーマットに設定し、連続データ記録
領域はコンピュータまたはホストシステムの論理仕様に
よらず一定の論理フォーマットに設定したことを特徴と
する。
【0011】請求項5記載の構成によれば、オペレーシ
ョンシステムの異なる各種のコンピュータやホストシス
テムに対して、ランダムデータ記録領域の論理フォーマ
ットを変更するだけで、連続データ記録領域の論理フォ
ーマットの変更は不要であるので、同一の連続データを
用いて多種のコンピュータやホストシステムへの展開が
容易になる。
【0012】請求項6記載の情報記録媒体は、請求項1
記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録領域
と連続データ記録領域のディスク面上の配置を規定する
フォーマット定義情報を記録するフォーマット定義領域
をディスク面の所定の位置に設けたことを特徴とする。
請求項6記載の構成によれば、ランダムデータ記録領域
と連続データ記録領域の配置がフォーマット定義情報に
より任意に設定され、フォーマット定義情報の変更によ
りランダムデータ記録領域と連続データ記録領域の配置
が変更可能になる。
【0013】請求項7記載の情報記録媒体は、請求項4
記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録領域
と連続データ記録領域のディスク面上の配置を規定する
フォーマット定義情報を記録するフォーマット定義領域
をディスク面の所定の位置に設けたことを特徴とする。
請求項7記載の構成によれば、ランダムデータ記録領域
と連続データ記録領域の配置がフォーマット定義情報に
より任意に設定され、フォーマット定義情報の変更によ
りランダムデータ記録領域と連続データ記録領域の配置
が変更可能になる。
【0014】請求項8記載の情報記録媒体は、請求項5
記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録領域
と連続データ記録領域のディスク面上の配置を規定する
フォーマット定義情報を記録するフォーマット定義領域
をディスク面の所定の位置に設けたことを特徴とする。
請求項8記載の構成によれば、ランダムデータ記録領域
と連続データ記録領域の配置がフォーマット定義情報に
より任意に設定され、フォーマット定義情報の変更によ
りランダムデータ記録領域と連続データ記録領域の配置
が変更可能になる。
【0015】請求項9記載の情報記録媒体は、請求項
6,7または8記載の情報記録媒体において、フォーマ
ット定義領域を設けるディスク面の所定の位置をディス
ク面の最外周および最内周の少なくとも一方としたこと
を特徴とする。請求項9記載の構成によれば、フォーマ
ット定義領域をディスクの最外周および最内周の少なく
とも一方に配置したので、ディスク起動時に必要となる
フォーマット定義情報が速やかに検出でき、またフォー
マット定義情報と連続データおよびランダムデータが混
在せず、データの記録/読み出し処理が単純化できる。
【0016】請求項10記載の情報記録媒体は、請求項
1記載の情報記録媒体において、ディスクはディスク外
周部より内周に向かって連続したアドレスが記録された
構成とし、ランダムデータ記録領域と連続データ記録領
域は同一の物理的アドレスおよびセクタ構造、物理フォ
ーマットを有し、ディスク使用開始時に行う論理フォー
マット処理によって、ランダムデータ記録領域と連続デ
ータ記録領域とに分割したことを特徴とする。
【0017】請求項10記載の構成によれば、ディスク
使用開始時に論理フォーマット処理を行うことによっ
て、ランダムデータ記録領域と連続データ記録領域に分
割され、一つのディスク面を任意にランダムデータ記録
領域と連続データ記録領域に分けることができ、同一種
類のディスクを論理フォーマット処理のみ変更すること
で多様な領域分割に対応できる。
【0018】請求項11記載の情報記録媒体は、請求項
1記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録領
域のうちの書換型ランダムデータ記録領域は、ユーザデ
ータ領域とは別の領域に代替領域を設け、連続データ記
録領域およびランダムデータ記録領域のうちの再生専用
ランダムデータ記録領域は一定セクタ毎にその直後の位
置にパリティセクタを設けたことを特徴とする。
【0019】請求項11記載の構成によれば、書換型ラ
ンダムデータ記録領域については、記録中またはベリフ
ァイ動作によって欠陥セクタを検出し、検出した欠陥セ
クタに対し欠陥セクタから離隔した位置に配置された代
替セクタを用いたセクタ代替を行う欠陥交替処理を行
い、連続データ記録領域および再生専用ランダムデータ
記録領域については、欠陥セクタに対し、ディスク上に
一定セクタ毎にその直後に配置されるパリティセクタを
用いた欠陥修復処理をディスク再生時に行うことによ
り、ランダムデータはデータの信頼性が確保され、連続
データはデータの連続性が確保される。
【0020】請求項12記載の情報記録媒体は、請求項
11記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録
領域は使用するコンピュータまたはホストシステムの論
理仕様に従った論理フォーマットに設定し、連続データ
記録領域はコンピュータまたはホストシステムの論理仕
様によらず一定の論理フォーマットに設定したことを特
徴とする。
【0021】請求項12記載の構成によれば、請求項1
1の作用に加えてオペレーションシステムの異なる各種
のコンピュータやホストシステムに対して、ランダムデ
ータ記録領域の論理フォーマットを変更するだけで、連
続データ記録領域の論理フォーマットの変更は不要であ
るので、同一の連続データを用いて多種のコンピュータ
やホストシステムへの展開が容易になる。
【0022】請求項13記載の情報記録媒体は、請求項
12記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録
領域と連続データ記録領域のディスク面上の配置を規定
するフォーマット定義情報を記録するフォーマット定義
領域をディスク面の所定の位置に設けたことを特徴とす
る。請求項13記載の構成によれば、請求項12の作用
に加えてランダムデータ記録領域と連続データ記録領域
の配置がフォーマット定義情報により任意に設定され、
フォーマット定義情報の変更によりランダムデータ記録
領域と連続データ記録領域の配置が変更可能になる。
【0023】請求項14記載の情報記録媒体は、請求項
13記載の情報記録媒体において、フォーマット定義領
域を設けるディスク面の所定の位置をディスク面の最外
周および最内周の少なくとも一方としたことを特徴とす
る。請求項14記載の構成によれば、請求項13の作用
に加えてフォーマット定義領域をディスクの最外周およ
び最内周の少なくとも一方に配置したので、ディスク起
動時に必要となるフォーマット定義情報が速やかに検出
でき、またフォーマット定義情報と連続データおよびラ
ンダムデータが混在せず、データの記録/読み出し処理
が単純化できる。
【0024】請求項15記載の情報記録媒体は、請求項
14記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録
領域をディスク内周側に配置するとともに連続データ記
録領域をディスク外周側に配置したことを特徴とする。
請求項15記載の構成によれば、請求項14の作用に加
えてディスクの外周に連続データ、内周にランダムデー
タとほぼ記録位置が固定されるためホストコンピュータ
からみた場合の取り扱いを容易にできる。
【0025】請求項16記載の情報記録媒体は、請求項
15記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録
領域が書換型ランダムデータ記録領域と再生専用ランダ
ムデータ記録領域とからなり、再生専用ランダムデータ
記録領域をディスク内周側に配置したことを特徴とす
る。請求項16記載の構成によれば、請求項15の作用
に加えて、ランダムデータと連続データの間に、再生専
用ランダムデータが配置されることがないため、ランダ
ムデータと連続データの領域の配分を自由に決定でき、
用途に応じた効率的なディスクの利用が可能となる。
【0026】請求項17記載の情報記録媒体は、請求項
15記載の情報記録媒体において、連続データ記録領域
が書換型連続データ記録領域と再生専用連続データ記録
領域とからなり、再生専用連続データ記録領域をディス
ク外周側に配置したことを特徴とする。請求項17記載
の構成によれば、請求項15の作用に加えて、ランダム
データと連続データの間に、再生専用連続データが配置
されることがないため、ランダムデータと連続データの
領域の配分を自由に決定でき、用途に応じた効率的なデ
ィスクの利用が可能となる。
【0027】請求項18記載の情報記録媒体は、請求項
15記載の情報記録媒体において、ディスクはディスク
外周部より内周に向かって連続したアドレスが記録され
た構成とし、ランダムデータ記録領域と連続データ記録
領域は同一の物理的アドレスおよびセクタ構造、物理フ
ォーマットを有し、ディスク使用開始時に行う論理フォ
ーマット処理によって、ランダムデータ記録領域と連続
データ記録領域とに分割したことを特徴とする。
【0028】請求項18記載の構成によれば、請求項1
5の作用に加えて、ディスク使用開始時に論理フォーマ
ット処理を行うことによって、ランダムデータ記録領域
と連続データ記録領域に分割され、一つのディスク面を
任意にランダムデータ記録領域と連続データ記録領域に
分けることができ、同一種類のディスクを論理フォーマ
ット処理のみ変更することで多様な領域分割に対応でき
る。
【0029】請求項19記載の情報記録媒体は、請求項
15、16、17または18記載の情報記録媒体におい
て、ZCAV方式のディスク構造を採用したことを特徴
とする。請求項19記載の構成によれば、請求項15、
16、17または18の作用に加えてZCAV方式のデ
ィスクを採用することにより他の方式のディスクに比べ
ディスク外周部の方がデータ伝送レートが高くなるた
め、連続データを記録する連続データ記録領域が高速デ
ータ伝送可能になり、より高速の伝送レートが要求され
る連続データの記録再生の即時性ないし連続性が確保で
きるとともに、より外周側に配置される書換型ランダム
データ記録領域には、再生専用ランダムデータ記録領域
の情報を検索するための情報が記録されることが多く、
より高速に検索情報を読み出すことが可能になり、再生
専用ランダムデータ記録領域のアクセスが速やかに実行
され、ディスクに予め記録されているコンピュータデー
タなどのランダムデータが速やかに読み出される。
【0030】請求項20記載の情報記録媒体は、請求項
14記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録
領域をディスク外周側に配置するとともに連続データ記
録領域をディスク内周側に配置したことを特徴とする。
請求項20記載の構成によれば、請求項14の作用に加
えてディスクの内周に連続データ、外周にランダムデー
タとほぼ記録位置が固定されるためホストコンピュータ
からみた場合の取り扱いを容易にできる。
【0031】請求項21記載の情報記録媒体は、請求項
20記載の情報記録媒体において、ランダムデータ記録
領域が書換型ランダムデータ記録領域と再生専用ランダ
ムデータ記録領域とからなり、再生専用ランダムデータ
記録領域をディスク外周側に配置したことを特徴とす
る。請求項21記載の構成によれば、請求項20の作用
に加えて、ランダムデータと連続データの間に、再生専
用ランダムデータが配置されることがないため、ランダ
ムデータと連続データの領域の配分を自由に決定でき、
用途に応じた効率的なディスクの利用が可能となる。
【0032】請求項22記載の情報記録媒体は、請求項
21記載の情報記録媒体において、連続データ記録領域
が書換型連続データ記録領域と再生専用連続データ記録
領域とからなり、再生専用連続データ記録領域をディス
ク内周側に配置したことを特徴とする。請求項22記載
の構成によれば、請求項20の作用に加えて、ランダム
データと連続データの間に、再生専用連続データが配置
されることがないため、ランダムデータと連続データの
領域の配分を自由に決定でき、用途に応じた効率的なデ
ィスクの利用が可能となる。
【0033】請求項23記載の情報記録媒体は、請求項
20記載の情報記録媒体において、ディスクはディスク
内周部より外周に向かって連続したアドレスが記録され
た構成とし、ランダムデータ記録領域と連続データ記録
領域は同一の物理的アドレスおよびセクタ構造、物理フ
ォーマットを有し、ディスク使用開始時に行う論理フォ
ーマット処理によって、ランダムデータ記録領域と連続
データ記録領域とに分割したことを特徴とする。
【0034】請求項23記載の構成によれば、請求項2
0の作用に加えて、ディスク使用開始時に論理フォーマ
ット処理を行うことによって、ランダムデータ記録領域
と連続データ記録領域に分割され、一つのディスク面を
任意にランダムデータ記録領域と連続データ記録領域に
分けることができ、同一種類のディスクを論理フォーマ
ット処理のみ変更することで多様な領域分割に対応でき
る。
【0035】請求項24記載の情報記録媒体は、請求項
20、21、22または23記載の情報記録媒体におい
て、ZCAV方式のディスク構造を採用したことを特徴
とする。請求項24記載の構成によれば、請求項20、
21、22または23の作用に加えてZCAV方式のデ
ィスクを採用することにより他の方式のディスクに比べ
ディスク外周部の方がデータ伝送レートが高くなるた
め、連続データが音声情報などの場合において、連続デ
ータの高速性要求度に比べランダムデータの高速性要求
度が高い場合に有利となる。
【0036】請求項25記載の情報記録方法は、ディス
クの同一面上にランダムデータと連続データとを記録領
域を分けて記録することを特徴とする。請求項25記載
の方法によれば、ランダムデータにはランダムデータに
適した記録形式により、情報の検索性能、あるいはディ
スク上の欠陥、データエラーの回復機能が十分に得ら
れ、連続データには連続データに適した記録形式により
データの連続性が確保される。
【0037】請求項26記載の情報記録方法は、請求項
25記載の情報記録方法において、ZCAV方式のディ
スクを用い、ランダムデータをディスク内周側に記録
し、連続データをディスク外周側に記録することを特徴
とする。請求項26記載の方法によれば、ZCAV方式
のディスクのため、連続データを記録するディスク外周
側は、高速データ伝送が可能であるので、連続データの
記録再生の即時性ないし連続性の確保が容易となる。
【0038】請求項27記載の情報記録方法は、請求項
25記載の情報記録方法において、ランダムデータは使
用するコンピュータまたはホストシステムの論理仕様に
従った論理フォーマットで記録し、連続データはコンピ
ュータまたはホストシステムの論理仕様によらず一定の
論理フォーマットで記録することを特徴とする。請求項
27記載の方法によれば、オペレーションシステムの異
なる各種のコンピュータやホストシステムに対して、ラ
ンダムデータ記録領域の論理フォーマットを変更するだ
けで、連続データ記録領域の論理フォーマットの変更は
不要であるので、同一の連続データを用いて多種のコン
ピュータやホストシステムへの展開が容易になる。
【0039】請求項28記載の情報記録方法は、請求項
25記載の情報記録方法において、ランダムデータ記録
領域と連続データ記録領域のディスク面上の配置を規定
するフォーマット定義情報をディスク面の所定の位置に
記録することを特徴とする。請求項28記載の方法によ
れば、ランダムデータ記録領域と連続データ記録領域の
配置がフォーマット定義情報により任意に設定され、フ
ォーマット定義情報の変更によりランダムデータ記録領
域と連続データ記録領域の配置が変更できる。
【0040】請求項29記載の情報記録方法は、請求項
28記載の情報記録方法において、フォーマット定義情
報を記録するディスク面の所定の位置をディスク面の最
外周および最内周の少なくとも一方としたことを特徴と
する。請求項29記載の方法によれば、ディスク起動時
に必要となるフォーマット定義情報が速やかに検出で
き、またフォーマット定義情報と連続データおよびラン
ダムデータが混在せず、データの記録/読み出し処理が
単純化できる。
【0041】請求項30記載の情報記録方法は、請求項
25記載の情報記録方法において、ランダムデータ記録
領域のうちの書換型ランダムデータ記録領域は、記録中
またはベリファイ(verify)動作によって欠陥セ
クタを検出し、検出した欠陥セクタに対し欠陥セクタか
ら離隔した位置に配置された代替セクタを用いたセクタ
代替を行う欠陥交替処理を行い、連続データ記録領域お
よびランダムデータ記録領域のうちの再生専用ランダム
データ記録領域は欠陥セクタに対し、ディスク再生時
に、ディスク上の一定セクタ毎にその直後に配置される
パリティセクタを用いた欠陥修復処理を行うことを特徴
とする。
【0042】請求項30記載の方法によれば、ランダム
データはデータの信頼性が確保され、連続データはデー
タの連続性が確保される。請求項31記載の情報記録方
法は、請求項30記載の情報記録方法において、ランダ
ムデータは使用するコンピュータまたはホストシステム
の論理仕様に従った論理フォーマットで記録し、連続デ
ータはコンピュータまたはホストシステムの論理仕様に
よらず一定の論理フォーマットで記録することを特徴と
する。
【0043】請求項31記載の方法によれば、請求項3
0の作用に加えてオペレーションシステムの異なる各種
のコンピュータやホストシステムに対して、ランダムデ
ータ記録領域の論理フォーマットを変更するだけで、連
続データ記録領域の論理フォーマットの変更は不要であ
るので、同一の連続データを用いて多種のコンピュータ
やホストシステムへの展開が容易になる。
【0044】請求項32記載の情報記録方法は、請求項
31記載の情報記録方法において、ランダムデータ記録
領域と連続データ記録領域のディスク面上の配置を規定
するフォーマット定義情報をディスク面の所定の位置に
記録することを特徴とする。請求項32記載の方法によ
れば、請求項31の作用に加えてランダムデータ記録領
域と連続データ記録領域の配置がフォーマット定義情報
により任意に設定され、フォーマット定義情報の変更に
よりランダムデータ記録領域と連続データ記録領域の配
置が変更可能になる。
【0045】請求項33記載の情報記録方法は、請求項
32記載の情報記録方法において、フォーマット定義情
報を記録するディスク面の所定の位置をディスク面の最
外周および最内周の少なくとも一方としたことを特徴と
する。請求項33記載の方法によれば、請求項32の作
用に加えてフォーマット定義領域をディスクの最外周お
よび最内周の少なくとも一方に配置したので、ディスク
起動時に必要となるフォーマット定義情報が速やかに検
出でき、またフォーマット定義情報と連続データおよび
ランダムデータが混在せず、データの記録/読み出し処
理が単純化できる。
【0046】請求項34記載の情報記録方法は、請求項
33記載の情報記録方法において、ランダムデータをデ
ィスク内周側に記録し、連続データをディスク外周側に
記録することを特徴とする。請求項34記載の方法によ
れば、請求項33の作用に加えてディスクの外周に連続
データ、内周にランダムデータとほぼ記録位置が固定さ
れるためホストコンピュータからみた場合の取り扱いを
容易にできる。
【0047】請求項35記載の情報記録方法は、請求項
34記載の情報記録方法において、ZCAV方式のディ
スクを用いたことを特徴とする。請求項35記載の方法
によれば、請求項34の作用に加えてZCAV方式のデ
ィスクを採用することにより他の方式のディスクに比べ
ディスク外周部の方がデータ伝送レートが高くなるた
め、連続データを記録する連続データ記録領域が高速デ
ータ伝送可能になり、より高速の伝送レートが要求され
る連続データの記録再生の即時性ないし連続性が確保で
きるとともに、より外周側に配置される書換型ランダム
データ記録領域には、再生専用ランダムデータ記録領域
の情報を検索するための情報が記録されることが多く、
より高速に検索情報を読み出すことが可能になり、再生
専用ランダムデータ記録領域のアクセスが速やかに実行
され、ディスクに予め記録されているコンピュータデー
タなどのランダムデータが速やかに読み出される。
【0048】請求項36記載の情報記録方法は、請求項
33記載の情報記録方法において、ランダムデータをデ
ィスク外周側に記録し、連続データをディスク内周側に
記録することを特徴とする。請求項36記載の方法によ
れば、請求項33の作用に加えてディスクの外周に連続
データ、内周にランダムデータとほぼ記録位置が固定さ
れるためホストコンピュータからみた場合の取り扱いを
容易にできる。
【0049】請求項37記載の情報記録方法は、請求項
36記載の情報記録方法において、ZCAV方式のディ
スクを用いたことを特徴とする。請求項37記載の方法
によれば、請求項36の作用に加えてZCAV方式のデ
ィスクを採用することにより他の方式のディスクに比べ
ディスク外周部の方がデータ伝送レートが高くなるた
め、連続データが音声情報などの場合において、連続デ
ータの高速性要求度に比べランダムデータの高速性要求
度が高い場合に有利となる。請求項38記載の情報記録
装置は、光ディスク装置へのディスクの挿入を検出する
ディスク挿入検出手段と、ディスク挿入検出手段の出力
に応答してディスク立ち上げ処理を行うディスク立ち上
げ処理手段と、ディスクのフォーマット定義領域情報を
再生するフォーマット定義情報再生手段と、リード/ラ
イト命令を検出するリード/ライト命令検出手段と、リ
ード/ライト命令検出手段により検出したリード/ライ
ト命令に含まれるアドレスとディスクのフォーマット定
義領域情報とからリード/ライト領域が書換型ランダム
データ領域かそれ以外のデータ領域かを判定するリード
/ライト領域判定手段と、リード/ライト領域判定手段
の出力に基づきリード/ライト領域が書換型ランダムデ
ータ領域のときに代替セクタ処理によるエラーセクタ処
理を行うとともにリード/ライト領域がそれ以外の領域
のときにパリティセクタによるエラーセクタ処理を行う
エラーセクタ処理手段と、ディスク排出命令を検出して
ディスクを光ディスク装置から排出するディスク排出手
段とを備えている。
【0050】請求項38記載の構成によれば、リード/
ライト領域が書換型ランダムデータ領域のときには代替
セクタ処理によるエラーセクタ処理が行われ、リード/
ライト領域がそれ以外の領域のときにはパリティセクタ
によるエラーセクタ処理が行われ、ランダムデータの信
頼性と、連続データの高速性を両立することができる。
【0051】これにより従来の連続データの記録に適し
た記録媒体にランダムデータを記録する場合、およびラ
ンダムデータの記録に適した記録媒体に連続データを記
録する場合に各々現れる性能の低下を防止し、連続デー
タには連続データに適した記録形式を与えることにより
データの連続性を確保し、ランダムデータにはランダム
データに適した記録形式を与えることによりデータの検
索時間を短くし、かつこれら2種類のデータを同一の記
録媒体上に同時に実現することができ、ランダムデータ
と連続データの混在したマルチメディア環境に最適であ
る。
【0052】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態の情
報記録媒体を図1、図2、図3および図5に基づいて説
明する。図1は第1の実施の形態におけるゾーンド・コ
ンスタント・アンギュラ・ベロシティ(ZCAV)方式
で駆動される光磁気ディスクや相変化型光ディスク等の
ディスク上の半径方向の情報配置を模式的に図示したも
ので、下側はディスク内周側であり、上側はディスク外
周側である。ZCAV方式とは、ディスクを一定回転数
で回転させ、ディスクを半径方向に複数のゾーンに分け
て、同一ゾーン内では同一セクター数で、外周ゾーンほ
どセクター数を大になるようなフォーマットを持つもの
であり、このような構成にすることによりディスク全体
にわたって記録密度を略一定とすることができる。
【0053】図5はZCAV方式のディスクの模式図で
あり、ディスク101には装置に装着させ回転させるた
めの中心穴102があり、その周囲には、ユーザが情報
を記録するための記録領域(Z1〜Z4)がある。この
記録領域には、1μm前後のピッチでスパイラル状また
は同心円状に情報を記録するための微細なトラック(図
示せず)が設けられ、このトラックの位置と角度を示す
アドレス103,104等が各トラックの断続などの形
状であらかじめ記録されている。同図において、半径方
向にこの記録領域をZ1〜Z4のゾーンに4分割し、デ
ィスク全体の各セクタ長105を略同一にしている。記
録される情報は各セクタ内にレーザの強度変調などの方
式によって光学的変化を有するピット列として記録され
る。同図ではゾーン数4、セクタ数は12〜18になっ
ているが、さらに多くのゾーン、セクター数をを持つも
のが多い。
【0054】この情報記録媒体は、図1に示すように、
ディスク10の同一面上にコンピュータデータのような
ランダムアクセス性能が重視されるランダムデータを記
録するランダムデータ記録領域11と、画像・音声等の
ような即時性ないし連続性が要求される連続データを記
録する連続データ記録領域12とを論理的に設けてい
る。
【0055】上記のランダムデータ記録領域11はディ
スク内周側に配置し、連続データ記録領域12はディス
ク外周側に配置している。なお、連続データ記録領域1
2をディスク外周側に配置しているのは、連続データの
種類によるが一般にランダムデータの場合より高速デー
タ転送が要求され、またZCAV方式で駆動されるディ
スク10の場合、外周側の方が高速でデータ転送が行わ
れるからである。
【0056】ランダムデータ記録領域11は書換型ラン
ダムデータ記録領域13とプリピットで記録された再生
専用ランダムデータ記録領域14とからなり、再生専用
ランダムデータ記録領域14はディスク内周側に配置し
ている。連続データ記録領域12は書換型連続データ記
録領域15とプリピットで記録された再生専用連続デー
タ記録領域16とからなり、再生専用連続データ記録領
域16をディスク外周側に配置している。
【0057】第1の実施の形態ではZCAV方式のディ
スクが、外周のゾーンほど記録再生のクロック周波数を
高くしているため伝送レートが速くなるという特性に着
目して、より速い伝送レートが必要なデータを外周側の
領域に配置するのを特徴とする。したがって上記の領域
配置は一例であり、記録する内容を判断して配置する領
域を決定すればよい。
【0058】上記した各記録領域13〜16の境界は、
論理フォーマットで設定する際に、例えばZCAV方式
のディスク10の物理的なゾーン境界に配置することが
できる。ランダムデータ記録領域11は使用するコンピ
ュータまたはホストシステムの論理仕様に従った論理フ
ォーマットに設定し、連続データ記録領域12はコンピ
ュータまたはホストシステムの論理仕様によらず一定の
論理フォーマット(例えば、CD−ROM論理フォーマ
ット)に設定する。
【0059】さらに、ディスク10の同一面の所定の位
置、例えばディスク最内周およびディスク最外周には、
ランダムデータ記録領域11と連続データ記録領域12
のディスク面上の配置を規定する論理フォーマット定義
情報を記録する論理フォーマット定義領域17,18を
設けている。なお、論理フォーマット定義領域は、ディ
スク最内周およびディスク最外周の何れか一方にまとめ
て設けてもよい。
【0060】上記の論理フォーマット定義領域(ディス
ク管理領域とも言う)17,18には、上記したディス
ク10の論理フォーマットの他に、欠陥セクタの管理情
報、連続データ記録領域12におけるトラック情報など
も合わせて記録される。つまり、論理フォーマット定義
領域17,18は、ディスク構造管理セクタ、欠陥リス
ト管理セクタ、初期ディフェクトリスト、2次ディフェ
クトリスト、トラック情報などに分割される。
【0061】また、ディスク10は、ディスク外周部よ
りディスク内周に向かって連続したアドレスが記録され
た構成であり、ランダムデータ記録領域11と連続デー
タ記録領域12は同一の物理的アドレスおよびセクタ構
造および物理フォーマットを有し、物理的にはランダム
データ記録領域11と連続データ記録領域12との区別
はなく、ディスク使用開始時に行う論理フォーマット処
理によって、ランダムデータ記録領域11と連続データ
記録領域12に分割される。そのランダムデータ記録領
域11と連続データ記録領域12の分割位置は、ZCA
V方式のディスク10の物理的ゾーン境界を基準に、論
理フォーマット処理によって任意に決めることができ
る。
【0062】なお、本構成は実際の光ディスクでは、ス
パイラルトラック、同心円トラックの両タイプのトラッ
ク形式に適応でき、またスパイラルの方向が内周から外
周の方向に向かうもの、および外周から内周の方向に向
かうものの両方に適応できるものである。したがって、
ディスク10は、ディスク外周部よりディスク内周に向
かって連続したアドレスが記録された構成として説明し
たが、ディスク10は、ディスク内周部よりディスク外
周に向かって連続したアドレスが記録された構成として
も全く同様の効果が得られる。
【0063】また、ランダムデータ記録領域11の中の
書換型ランダムデータ記録領域13は、ディスク10の
物理ゾーン単位で分割され、1物理ゾーン内で図2に示
すように、多数のセクタからなるユーザデータ領域13
aと多数の代替セクタからなる代替領域13bとに分割
される。代替領域13bは、ユーザデータ領域13aと
は離隔した位置に設けられる。図2では代替領域13b
は、ユーザデータ領域13aより内周に配置された構成
としているが配置が逆転することも可能でありまた、代
替領域13bを2分割しユーザデータ領域13aの内周
と外周に隣接して配置することも可能である。
【0064】同じく再生専用ランダムデータ記録領域1
4は、同じくディスク10の物理ゾーン単位で分割さ
れ、1物理ゾーン内で図3に示すように、多数のセクタ
からなるユーザデータ領域14aと多数のパリティセク
タからなるパリティセクタ領域14bとに分割される。
パリティセクタ領域14bは、ユーザデータ領域14a
とは離隔した位置に設けられる。図3ではパリティセク
タ領域14bは、ユーザデータ領域14aより内周に配
置された構成としているが配置が逆転することも可能で
ありまた、パリティセクタ領域14bを2分割しユーザ
データ領域14aの内周と外周に隣接して配置すること
も可能である。
【0065】連続データ記録領域12は、画像や音声な
どの一定の転送速度で連続して記録再生することを重視
したデータの記録再生を行う領域である。そのため、こ
の連続データ記録領域12では、書換型ランダムデータ
記録領域13のようなデータ記録中の欠陥交替処理は行
わず、これに代えて、一定セクタ毎にその直後の位置に
データ記録中にパリティセクタを設けた構成、例えば2
5セクタ毎にパリティセクタを付加し、25セクタにつ
いて1セクタの欠陥であれば、回復可能な構成としてい
る。このパリティセクタはデータ再生中に読み出され、
もし対応する25セクタ中にセクタ内のエラー訂正機能
で訂正不可能なセクタがあった場合、このパリティセク
タを用いて1セクタの欠陥を修復することができる。
【0066】上記一定セクタの数は媒体の欠陥発生率
と、記録される情報が必要とする転送レートおよび、連
続データの欠陥許容度に応じて決定すればよく、例えば
映像情報でも監視カメラ等の内容確認程度でよい場合は
欠陥許容度は高いため50セクタに1セクタの割合でパ
リティセクタを設ければよく、比較的転送レートの遅い
音声情報の場合は音質重視の記録を実現するために10
セクタに1セクタの割合でパリティセクタを設けるよう
にすることができる。
【0067】このパリティセクタ比率の設定は媒体毎に
行えるようにしてもよいし、同一媒体の中で記録される
情報毎に行えるようにしてもよい。上記パリティセクタ
率は図1の論理フォーマット定義領域17,18の中に
対応するプログラムの種類、アドレス、パリティセクタ
ー数決定情報を組み合わせて記録することにより実現す
ることができる。
【0068】再生専用ランダムデータ記録領域14も、
複数のパリティセクタを集めずに、連続データ記録領域
12と同様に、例えば25セクタ毎に1パリティセクタ
を付加し、パリティセクタをディスク10上に分散配置
する構成をとることもできる。なお、上記の図1では、
ディスク10に、書換型ランダムデータ記憶領域13と
再生専用ランダムデータ記憶領域14と書換型連続デー
タ記憶領域15と再生専用連続データ記憶領域16の全
てが存在する状態を示しているが、上記4つの記憶領域
の全てをディスク10上に存在させる必要はなく、いず
れか1つ、あるいは2以上が存在する状態であってもよ
い。
【0069】この実施の形態の情報記録媒体によれば、
ディスク10の同一面上にランダムデータを記録するラ
ンダムデータ記録領域11と連続データを記録する連続
データ記録領域12を設けたので、従来の連続データの
記録に適した記録媒体にランダムデータを記録する場
合、およびランダムデータの記録に適した記録媒体に連
続データを記録する場合に各々現れる性能の低下を防止
し、連続データには連続データに適した記録形式を与え
ることによりデータの連続性を確保し、ランダムデータ
にはランダムデータに適した記録形式を与えることによ
りデータの検索時間を短くし、かつこれら2種類のデー
タを同一のディスク10上に同時に実現することがで
き、ランダムデータと連続データの混在したマルチメデ
ィア環境に最適である。
【0070】また、ZCAV方式のディスク10を用
い、連続データ記録領域12を高速データ伝送可能なデ
ィスク10の外周側に配置したので、より高速の伝送レ
ートが要求される連続データの記録再生の即時性ないし
連続性の確保が容易となる。また、ランダムデータ記録
領域11が書換型ランダムデータ記録領域13と再生専
用ランダムデータ記録領域14とからなる場合に、再生
専用ランダムデータ記録領域14をディスク内周側、書
換型ランダムデータ記録領域13をディスク外周側に配
置したので、再生専用ランダムデータ記録領域14に記
録された情報の検索のための情報や、接続されるコンピ
ュータホストシステムの起動のための情報が記録される
書換型ランダムデータ記録領域13のデータの読み出し
がより高速になり、コンピュータやホストシステムの立
ち上がりを早くすることができる。
【0071】また、連続データ記録領域12が書換型連
続データ記録領域15と再生専用連続データ記録領域1
6とからなる場合に、再生専用連続データ記録領域16
をディスク外周側に配置したので、再生専用連続データ
記録領域16のデータの伝送レートが速くなり、ディス
ク10に予め記録されている画像や音声等の連続データ
を速やかに読み出すことができる。
【0072】また、ランダムデータ記録領域11は使用
するコンピュータまたはホストシステムの論理仕様に従
った論理フォーマットに設定し、連続データ記録領域1
2はコンピュータまたはホストシステムの論理仕様によ
らず一定の論理フォーマットに設定したので、オペレー
ションシステムの異なる各種のコンピュータやホストシ
ステムに対して、ランダムデータ記録領域11の論理フ
ォーマットを変更するだけで、連続データ記録領域12
の論理フォーマットの変更は不要であるので、同一の連
続データを用いて多種のコンピュータやホストシステム
への展開が容易になる。
【0073】また、フォーマット定義情報を記録するフ
ォーマット定義領域17,18をディスク面に設けたの
で、ランダムデータ記録領域11と連続データ記録領域
12の配置をフォーマット定義情報により任意に設定す
ることができ、フォーマット定義情報の変更によりラン
ダムデータ記録領域11と連続データ記録領域12の配
置を変更することができる。
【0074】また、フォーマット定義領域17,18を
ディスク10の最外周および最内周の少なくとも一方に
配置したので、ディスク起動時に必要となるフォーマッ
ト定義情報が速やかに検出でき、またフォーマット定義
情報と連続データおよびランダムデータが混在せず、デ
ータの記録/読み出し処理が単純化できる。また、ディ
スク10はディスク外周部より内周に向かって連続した
アドレスが記録された構成とし、ランダムデータ記録領
域11と連続データ記録領域12は同一の物理的アドレ
スおよびセクタ構造、物理フォーマットを有し、ディス
ク使用開始時に行う論理フォーマット処理によって、ラ
ンダムデータ記録領域11と連続データ記録領域12に
分割するので、一つのディスク面をランダムデータ記録
領域11と連続データ記録領域12に任意に分けること
ができ、同一種類のディスク10を論理フォーマット処
理のみ変更することで多様な領域分割で使用できる。
【0075】また、書換型ランダムデータ記録領域13
は、ユーザデータ領域とは別の領域に代替領域を設け、
連続データ記録領域12および再生専用ランダムデータ
記録領域14は一定セクタ毎にパリティセクタを設けた
ので、書換型ランダムデータ記録領域13については、
記録中またはベリファイ動作によって欠陥セクタを検出
し、検出した欠陥セクタに対し欠陥セクタから離隔した
位置に配置された代替セクタを用いたセクタ代替を行う
欠陥交替処理を行い、連続データ記録領域12および再
生専用ランダムデータ記録領域14については、欠陥セ
クタに対し、ディスク再生時に、ディスク10上の一定
セクタ毎にその直後に配置されるパリティセクタを用い
た欠陥修復処理を行うことにより、ランダムデータはデ
ータの信頼性を確保することができるとともに、連続デ
ータはデータの連続性を確保することができる。
【0076】つぎにこの発明の第2の実施の形態につい
て図6ないし図9に基づいて説明する。図6は第1の実
施の形態の図1に対応するものであり、ZCAV方式で
駆動される光磁気ディスクや相変化型光ディスク等のデ
ィスク上の半径方向の情報配置を模式的に図示したもの
で、下側はディスク内周側であり、上側はディスク外周
側である。
【0077】この情報記録媒体は、図6に示すように、
ディスク110の同一面上にコンピュータデータのよう
なランダムアクセス性能が重視されるランダムデータを
記録するランダムデータ記録領域111と、画像・音声
等のような即時性ないし連続性が要求される連続データ
を記録する連続データ記録領域112とを論理的に設け
ている。第1の実施の形態と異なるのは、その内外周の
配置が逆転している点である。
【0078】上記のランダムデータ記録領域111はデ
ィスク外周側に配置し、連続データ記録領域112はデ
ィスク内周側に配置している。なお、ランダムデータ記
録領域111をディスク外周側に配置しているのは、こ
の実施の形態の場合、連続データとして音声情報、ラン
ダムデータとしてコンピュータグラフィックの映像情報
等を用いる等の組み合わせで、ランダムデータの高速性
を連続データの高速性より重視する場合であり、ZCA
V方式で駆動されるディスク110の場合、外周側の方
が高速でデータ転送が行われるからである。
【0079】ランダムデータ記録領域111は書換型ラ
ンダムデータ記録領域113とプリピットで記録された
再生専用ランダムデータ記録領域114とからなり、再
生専用ランダムデータ記録領域114はディスク外周側
に配置している。連続データ記録領域112は書換型連
続データ記録領域115とプリピットで記録された再生
専用連続データ記録領域116とからなり、再生専用連
続データ記録領域116をディスク内周側に配置してい
る。
【0080】上記した各記録領域113〜116の境界
は、論理フォーマットで設定する際に、例えばZCAV
方式のディスク110の物理的なゾーン境界に配置する
ことができる。ランダムデータ記録領域111は使用す
るコンピュータまたはホストシステムの論理仕様に従っ
た論理フォーマットに設定し、連続データ記録領域11
2はコンピュータまたはホストシステムの論理仕様によ
らず一定の論理フォーマット(例えば、CD−ROM論
理フォーマット)に設定する。
【0081】さらに、ディスク110の同一面の所定の
位置、例えばディスク最内周には、ランダムデータ記録
領域111と連続データ記録領域112のディスク面上
の配置を規定する論理フォーマット定義情報を記録する
論理フォーマット定義領域117を設けている。なお、
論理フォーマット定義領域は、第1の実施の形態のよう
にディスク最内周およびディスク最外周の両方に設けて
もよい。
【0082】上記の論理フォーマット定義領域(ディス
ク管理領域とも言う)117、上記したディスク110
の論理フォーマットの他に、欠陥セクタの管理情報、連
続データ記録領域112におけるトラック情報なども合
わせて記録される。つまり、論理フォーマット定義領域
117は、ディスク構造管理セクタ、欠陥リスト管理セ
クタ、初期ディフェクトリスト、2次ディフェクトリス
ト、トラック情報などに分割される。
【0083】また、ディスク110は、ディスク内周部
よりディスク外周に向かって連続したアドレスが記録さ
れた構成であり、ランダムデータ記録領域111と連続
データ記録領域112は同一の物理的アドレスおよびセ
クタ構造および物理フォーマットを有し、物理的にはラ
ンダムデータ記録領域111と連続データ記録領域11
2との区別はなく、ディスク使用開始時に行う論理フォ
ーマット処理によって、ランダムデータ記録領域111
と連続データ記録領域112に分割される。そのランダ
ムデータ記録領域111と連続データ記録領域112の
分割位置は、ZCAV方式のディスク110の物理的ゾ
ーン境界を基準に、論理フォーマット処理によって任意
に決めることができる。
【0084】なお、本構成は実際の光ディスクでは、ス
パイラルトラック、同心円トラックの両タイプのトラッ
ク形式に適応でき、またスパイラルの方向が内周から外
周の方向に向かうもの、および外周から内周の方向に向
かうものの両方に適応できるものである。したがって、
ディスク110は、ディスク内周部よりディスク外周に
向かって連続したアドレスが記録された構成として説明
したが、ディスク110は、ディスク外周部よりディス
ク内周に向かって連続したアドレスが記録された構成と
しても全く同様の効果が得られる。
【0085】また、ランダムデータ記録領域111の中
の書換型ランダムデータ記録領域113は、ディスク1
10の物理ゾーン単位で分割され、1物理ゾーン内で図
7に示すように、多数のセクタからなるユーザデータ領
域113aと多数の代替セクタからなる代替領域113
bとに分割される。代替領域113bは、ユーザデータ
領域113aとは離隔した位置に設けられる。図7では
代替領域113bは、ユーザデータ領域113aより外
周に配置された構成としているが配置が逆転することも
可能でありまた、代替領域113bを2分割しユーザデ
ータ領域113aの内周と外周に隣接して配置すること
も可能である。
【0086】同じく再生専用ランダムデータ記録領域1
14は、同じくディスク110の物理ゾーン単位で分割
され、1物理ゾーン内で図8に示すように、多数のセク
タからなるユーザデータ領域114aと多数のパリティ
セクタからなるパリティセクタ領域114bとに分割さ
れる。パリティセクタ領域114bは、ユーザデータ領
域114aとは離隔した位置に設けられる。図8ではパ
リティセクタ領域114bは、ユーザデータ領域114
aより外周に配置された構成としているが配置が逆転す
ることも可能でありまた、パリティセクタ領域114b
を2分割しユーザデータ領域114aの内周と外周に隣
接して配置することも可能である。
【0087】連続データ記録領域112は、画像や音声
などの一定の転送速度で連続して記録再生することを重
視したデータの記録再生を行う領域である。そのため、
この連続データ記録領域112では、書換型ランダムデ
ータ記録領域113のようなデータ記録中の欠陥交替処
理は行わず、これに代えて、一定セクタ毎にその直後の
位置にデータ記録中にパリティセクタを設けた構成、例
えば25セクタ毎にパリティセクタを付加し、25セク
タについて1セクタの欠陥であれば、回復可能な構成と
している。このパリティセクタはデータ再生中に読み出
され、もし対応する25セクタ中にセクタ内のエラー訂
正機能で訂正不可能なセクタがあった場合、このパリテ
ィセクタを用いて1セクタの欠陥を修復することができ
る。
【0088】上記一定セクタの数は媒体の欠陥発生率
と、記録される情報が必要とする転送レートおよび、連
続データの欠陥許容度に応じて決定すればよく、例えば
映像情報でも監視カメラ等の内容確認程度でよい場合は
欠陥許容度は高いため50セクタに1セクタの割合でパ
リティセクタを設ければよく、比較的転送レートの遅い
音声情報の場合は音質重視の記録を実現するために10
セクタに1セクタの割合でパリティセクタを設けるよう
にすることができる。
【0089】このパリティセクタ比率の設定は媒体毎に
行えるようにしてもよいし、同一媒体の中で記録される
情報毎に行えるようにしてもよい。上記パリティセクタ
率は図6の論理フォーマット定義領域117の中に対応
するプログラムの種類、アドレス、パリティセクター数
決定情報を組み合わせて記録することにより実現するこ
とができる。
【0090】再生専用ランダムデータ記録領域114
も、複数のパリティセクタを集めずに、連続データ記録
領域112と同様に、例えば25セクタ毎に1パリティ
セクタを付加し、パリティセクタをディスク10上に分
散配置する構成をとることもできる。なお、上記の図6
では、ディスク110に、書換型ランダムデータ記憶領
域113と再生専用ランダムデータ記憶領域114と書
換型連続データ記憶領域115と再生専用連続データ記
憶領域116の全てが存在する状態を示しているが、上
記4つの記憶領域の全てをディスク110上に存在させ
る必要はなく、いずれか1つ、あるいは2以上が存在す
る状態であってもよい。
【0091】この実施の形態の情報記録媒体によれば、
ディスク110の同一面上にランダムデータを記録する
ランダムデータ記録領域111と連続データを記録する
連続データ記録領域112を設けたので、従来の連続デ
ータの記録に適した記録媒体にランダムデータを記録す
る場合、およびランダムデータの記録に適した記録媒体
に連続データを記録する場合に各々現れる性能の低下を
防止し、連続データには連続データに適した記録形式を
与えることによりデータの連続性を確保し、ランダムデ
ータにはランダムデータに適した記録形式を与えること
によりデータの検索時間を短くし、かつこれら2種類の
データを同一のディスク110上に同時に実現すること
ができ、ランダムデータと連続データの混在したマルチ
メディア環境に最適である。
【0092】また、ZCAV方式のディスク110を用
い、ランダムデータ記録領域111を高速データ伝送可
能なディスク110の外周側に配置したので、より高速
の伝送レートが要求されるランダムデータの場合の記録
再生の高速性を実現するのが容易となる。また、ランダ
ムデータ記録領域111が書換型ランダムデータ記録領
域113と再生専用ランダムデータ記録領域114とか
らなる場合に、再生専用ランダムデータ記録領域114
をディスク外周側、書換型ランダムデータ記録領域11
3をディスク内周側に配置したので、書換型ランダムデ
ータ記録領域113と、書換型連続データ記録領域11
5の間に記録内容の変更できない再生専用ランダムデー
タ114が存在しないため、それぞれの領域配分を自由
に決定でき、使用者の都合に合わせた利用が可能になり
より有効的、効率的にディスクを使用することが可能に
なるものである。同様の理由で、連続データ記録領域1
12が書換型連続データ記録領域115と再生専用連続
データ記録領域116とからなる場合に、再生専用連続
データ記録領域116をディスク内周側に配置してい
る。
【0093】また、ランダムデータ記録領域111は使
用するコンピュータまたはホストシステムの論理仕様に
従った論理フォーマットに設定し、連続データ記録領域
112はコンピュータまたはホストシステムの論理仕様
によらず一定の論理フォーマットに設定したので、オペ
レーションシステムの異なる各種のコンピュータやホス
トシステムに対して、ランダムデータ記録領域111の
論理フォーマットを変更するだけで、連続データ記録領
域112の論理フォーマットの変更は不要であるので、
同一の連続データを用いて多種のコンピュータやホスト
システムへの展開が容易になる。
【0094】また、フォーマット定義情報を記録するフ
ォーマット定義領域117をディスク面に設けたので、
ランダムデータ記録領域111と連続データ記録領域1
12の配置をフォーマット定義情報により任意に設定す
ることができ、フォーマット定義情報の変更によりラン
ダムデータ記録領域111と連続データ記録領域112
の配置を変更することができる。
【0095】また、フォーマット定義領域117をディ
スク110の最内周に配置したので、ディスク起動時に
必要となるフォーマット定義情報が速やかに検出でき、
またフォーマット定義情報と連続データおよびランダム
データが混在せず、データの記録/読み出し処理が単純
化できる。また、ディスク110はディスク外周部より
内周に向かって連続したアドレスが記録された構成と
し、ランダムデータ記録領域111と連続データ記録領
域112は同一の物理的アドレスおよびセクタ構造、物
理フォーマットを有し、ディスク使用開始時に行う論理
フォーマット処理によって、ランダムデータ記録領域1
11と連続データ記録領域112に分割するので、一つ
のディスク面をランダムデータ記録領域111と連続デ
ータ記録領域112に任意に分けることができ、同一種
類のディスク110を論理フォーマット処理のみ変更す
ることで多様な領域分割で使用できる。
【0096】また、書換型ランダムデータ記録領域11
3は、ユーザデータ領域とは別の領域に代替領域を設
け、連続データ記録領域112および再生専用ランダム
データ記録領域114は一定セクタ毎にパリティセクタ
を設けたので、書換型ランダムデータ記録領域113に
ついては、記録中またはベリファイ動作によって欠陥セ
クタを検出し、検出した欠陥セクタに対し欠陥セクタか
ら離隔した位置に配置された代替セクタを用いたセクタ
代替を行う欠陥交替処理を行い、連続データ記録領域1
12および再生専用ランダムデータ記録領域114につ
いては、欠陥セクタに対し、ディスク再生時に、ディス
ク110上の一定セクタ毎にその直後に配置されるパリ
ティセクタを用いた欠陥修復処理を行うことにより、ラ
ンダムデータはデータの信頼性を確保することができる
とともに、連続データはデータの連続性を確保すること
ができる。
【0097】上記第1および第2の実施の形態ではZC
AV方式のディスクで説明したが図9および図10に示
すような他の方式のディスクに本発明を利用することが
可能である。図9は、CAV(Constant Angular Veloc
ity )方式と呼ばれるフォーマットの模式図であり、デ
ィスク131には装置に装着させ回転させるための中心
穴132が設けられ、その周囲にユーザが情報を記録す
るための記録領域135がある。この記録領域135に
は、1μm前後のピッチでスパイラル状または同心円状
に情報を記録するための微細なトラック(図示せず)が
設けられ、このトラックの位置と角度を示すアドレス1
33,134等が各トラックの断続などの形状であらか
じめ記録されている。
【0098】この方式のディスクはディスク全体の各セ
クタ角度を同一にしているため、内外周の転送レート速
度は一定であり、記録再生の処理が単純化でき、アクセ
スが高速化できる等ホストコンピュータ側からみた場合
は扱い易いが、内外周の記録密度が異なり外周ほど記録
密度が下がるためディスク面の最大限利用の点ではZC
AVが優位である。記録される情報は各セクタ内にレー
ザの強度変調などの方式によって光学的変化を有するの
ピット列として記録される。同図ではセクタ数は18に
なっているが、さらに多くのセクター数をを持つものが
多い。
【0099】図10は、CLV(Constant Linear Velo
city)と呼ばれるフォーマットの模式図であり、ディス
ク141には装置に装着させ回転させるための中心穴1
42が設けられ、その周囲にユーザが情報を記録するた
めの記録領域146がある。この記録領域146には、
1μm前後のピッチでスパイル状または同心円状に情報
を記録するための微細なトラック(図示せず)が設けら
れ、このトラックの位置と角度を示すアドレス143,
144等が各トラックの断続などの形状であらかじめ記
録されている。
【0100】この方式のディスクはディスク全体の各セ
クタ長を同一にし、内外周での相対速度を一定にするた
め回転数を、上記セクタ長が一定時間になるように内周
高速、外周が低速になるよう制御される。このことによ
り、内外周の転送レート速度、記録密度が一定にでき、
ディスク面の最大利用の点では優れているが、隣接トラ
ックのセクタ位置が揃っていないため、隣接トラックに
ジャンプした場合のセクタ長が変動し一時的に回転が乱
れるためアクセスが高速化しにくいという点で、高速性
が要求されるコンピュータ用途には若干不利であるが、
同一のサイズ、トラックピッチのディスクでは容量を最
大にすることができる。記録される情報は各セクタ内に
レーザの強度変調などの方式によって光学的変化を有す
るのピット列として記録される。
【0101】本発明は、上記したどの方式ディスクにお
いても、ランダムデータと連続データを混在させること
が要求されているマルチメディアの用途において有効な
ものであり、それぞれの方式の持つ特徴に応じ、高速性
を最重視する場合はCAVまたはZCAV方式、高速性
と大容量を実現したい場合はZCVA方式、最大の容量
を実現したい場合はCLV方式を採用することで実現で
きるものである。
【0102】つぎに、第3の実施の形態として上記した
情報記録媒体を用いた情報記録方法について、図1ない
し図4を参照しながら、以下に説明する。この情報記録
方法は、図1に示すように、情報記録装置を用いて、デ
ィスク10の同一面上にランダムデータと連続データと
を、ランダムデータ記録領域11と連続データ記録領域
12とに記録領域を分けて記録する。
【0103】この際、ランダムデータは、ディスク内周
側に設けられるランダムデータ記録領域11に記録し、
連続データはディスク外周側に設けられる連続データ記
録領域12に記録する。また、ランダムデータ記録領域
11が書換型ランダムデータ記録領域13と再生専用ラ
ンダムデータ記録領域14とからなる場合に、書換の必
要のないランダムデータは、ディスク内周側に配置した
再生専用ランダムデータ記録領域15にプリピット等で
生産時にあらかじめ記録されている。同様に、連続デー
タ記録領域12が書換型連続データ記録領域15と再生
専用連続データ記録領域16とからなる場合に、書換の
必要のない連続データは、ディスク外周側に配置した再
生専用連続データ記録領域16にプリピット等で生産時
にあらかじめ記録されている。
【0104】上記第3の実施の形態ではZCAV方式の
ディスクが、外周ほど伝送レートが速くなるという特性
に着目して、より速い伝送レートが必要なデータを外周
側の領域に配置するのを特徴とする。したがって上記の
領域配置方法は一例であり、記録する内容を判断して配
置する領域を決定すればよい。記録・再生のための論理
フォーマットについては、ランダムデータについては、
使用するコンピュータまたはホストシステムの論理仕様
に従った論理フォーマットでランダムデータ記録領域1
1に記録し、連続データはコンピュータまたはホストシ
ステムの論理仕様によらず一定の論理フォーマットで連
続データ記録領域12に記録する。この際、書換型ラン
ダムデータ記録領域13は、記録中またはベリファイ動
作(検証動作)によって欠陥セクタを検出し、検出した
欠陥セクタに対し代替セクタを用いたセクタ代替を行う
欠陥交替処理を行い、連続データ記録領域12および再
生専用ランダムデータ記録領域14は欠陥セクタに対
し、ディスク10上の一定セクタ毎にその直後に配置さ
れるパリティセクタを用いた欠陥修復処理をデータ再生
時に行う。なお、ベリファイ動作は、ディスクに書き込
んだデータをいったん読み出して、元のデータと比較す
ることにより、ディスクにデータが正しく書き込まれて
いるか検証することをいう。
【0105】さらに、ランダムデータ記録領域11と連
続データ記録領域12のディスク面上の配置を、書換型
ランダムデータ記録領域13と再生専用ランダムデータ
記録領域14の有無、配置ならびに書換型連続データ記
録領域15と再生専用連続データ記録領域16の有無、
配置を含めてを規定する論理フォーマット定義情報をデ
ィスク10の同一面の所定の位置、例えばディスク10
の最内周または最外周の論理フォーマット定義領域1
7,18に記録する。
【0106】この際、ディスク10にはディスク外周部
より内周に向かって連続したアドレスを記録する。ラン
ダムデータ記録領域11と連続データ記録領域12は同
一の物理的アドレスおよびセクタ構造、物理フォーマッ
トを有し、ディスク使用開始時に行う論理フォーマット
処理によって、ランダムデータ記録領域11と連続デー
タ記録領域13に分割する。
【0107】また、ディスク10には、ディスク外周部
よりディスク内周に向かって連続したアドレスを記録す
るものとして説明したが、ディスク10には、ディスク
内周部よりディスク外周に向かって連続したアドレスを
記録するものとしても全く同様の効果が得られる。この
第3の実施の形態の情報記録方法によれば、ディスク1
0の同一面上にランダムデータを記録するランダムデー
タ記録領域11と連続データを記録する連続データ記録
領域12を設けたので、従来の連続データの記録に適し
た記録媒体にランダムデータを記録する場合、およびラ
ンダムデータの記録に適した記録媒体に連続データを記
録する場合に各々現れる性能の低下を防止し、連続デー
タには連続データに適した記録形式を与えることにより
データの連続性を確保し、ランダムデータにはランダム
データに適した記録形式を与えることによりデータの検
索時間を短くし、かつこれら2種類のデータを同一のデ
ィスク10上に同時に実現することができ、ランダムデ
ータと連続データの混在したマルチメディア環境に最適
である。
【0108】また、ZCAV方式のディスク10を用
い、連続データを高速データ伝送可能なディスク10の
外周側に記録するので、連続データの記録再生の即時性
ないし連続性の確保が容易となる。また、ランダムデー
タ記録領域11は使用するコンピュータまたはホストシ
ステムの論理仕様に従った論理フォーマットで記録し、
連続データ記録領域12はコンピュータまたはホストシ
ステムの論理仕様によらず一定の論理フォーマットで記
録するので、オペレーションシステムの異なる各種のコ
ンピュータやホストシステムに対して、ランダムデータ
記憶領域11の論理フォーマットを変更するだけで、連
続データ記録領域12の論理フォーマットの変更は不要
であるので、同一の連続データを用いて多種のコンピュ
ータやホストシステムへの展開が容易になる。
【0109】また、フォーマット定義情報をディスク面
に記録するので、ランダムデータ記録領域11と連続デ
ータ記録領域12の配置をフォーマット定義情報により
任意に設定することができ、フォーマット定義情報の変
更によりランダムデータ記録領域11と連続データ記録
領域12の配置を変更することができる。また、フォー
マット定義情報をディスクの最外周および最内周の少な
くとも一方に記録するので、ディスク起動時に必要とな
るフォーマット定義情報を速やかに検出でき、またフォ
ーマット定義情報と連続データおよびランダムデータが
混在せず、データの記録/読み出し処理が単純化でき
る。
【0110】また、書換型ランダムデータ記録領域13
は、記録中またはベリファイ動作によって欠陥セクタを
検出し、検出した欠陥セクタに対し欠陥セクタから離隔
した位置に配置された代替セクタを用いたセクタ代替を
行う欠陥交替処理を行うので、記録したデータの信頼性
を確保することができる。また、連続データ記録領域1
2および再生専用ランダムデータ記録領域14は欠陥セ
クタに対し、ディスク10上の一定セクタ毎にその直後
に配置されるパリティセクタを用いた欠陥修復処理を再
生時に行うので、データの連続性を確保することができ
る。なお、上記第3の実施の形態では、各領域の存在の
有無、分割位置、連続データのパリティ比率等ディスク
利用に必要な各種の情報をディスクの最内周および最外
周に設けた論理フォーマット定義領域17,18に記録
し、論理フォーマット定義領域17,18に記録したデ
ータを変更することにより、各領域の存在の有無、分割
位置等を任意に変更することができるが、各領域の存在
の有無、分割位置を示す論理フォーマットが固定である
とすれば、論理フォーマット定義領域に各領域の存在の
有無、分割位置を記録する必要はなく、情報記録装置を
使用するパソコン等に各領域の存在の有無、分割位置を
記憶させておき、一義的にアクセスしてもよい。
【0111】つぎに、第4の実施の形態として上記した
情報記録媒体を用いた情報記録方法について、図6ない
し図8を参照しながら、以下に説明する。この情報記録
方法は、図6に示すように、情報記録装置を用いて、デ
ィスク110の同一面上にランダムデータと連続データ
とを、ランダムデータ記録領域111と連続データ記録
領域112とに記録領域を分けて記録する。
【0112】この際、ランダムデータは、ディスク外周
側に設けられるランダムデータ記録領域111に記録
し、連続データはディスク内周側に設けられる連続デー
タ記録領域112に記録する。また、ランダムデータ記
録領域111が書換型ランダムデータ記録領域113と
再生専用ランダムデータ記録領域114とからなる場合
に、書換の必要のないランダムデータは、ディスク外周
側に配置した再生専用ランダムデータ記録領域115に
プリピット等で生産時にあらかじめ記録されている。同
様に、連続データ記録領域112が書換型連続データ記
録領域115と再生専用連続データ記録領域116とか
らなる場合に、書換の必要のない連続データは、ディス
ク内周側に配置した再生専用連続データ記録領域116
にプリピット等で生産時にあらかじめ記録されている。
【0113】記録・再生のための論理フォーマットにつ
いては、ランダムデータについては、使用するコンピュ
ータまたはホストシステムの論理仕様に従った論理フォ
ーマットでランダムデータ記録領域111に記録し、連
続データはコンピュータまたはホストシステムの論理仕
様によらず一定の論理フォーマットで連続データ記録領
域112に記録する。この際、書換型ランダムデータ記
録領域113は、記録中またはベリファイ動作(検証動
作)によって欠陥セクタを検出し、検出した欠陥セクタ
に対し代替セクタを用いたセクタ代替を行う欠陥交替処
理を行い、連続データ記録領域112および再生専用ラ
ンダムデータ記録領域114は欠陥セクタに対し、ディ
スク10上の一定セクタ毎にその直後に配置されるパリ
ティセクタを用いた欠陥修復処理をデータ再生時に行
う。
【0114】さらに、ランダムデータ記録領域111と
連続データ記録領域112のディスク面上の配置を、書
換型ランダムデータ記録領域113と再生専用ランダム
データ記録領域114の有無、配置ならびに書換型連続
データ記録領域115と再生専用連続データ記録領域1
16の有無、配置を含めてを規定する論理フォーマット
定義情報をディスク110の同一面の所定の位置、例え
ばディスク110の最内周の論理フォーマット定義領域
117に記録する。
【0115】この際、ディスク110にはディスク外周
部より内周に向かって連続したアドレスを記録する。ラ
ンダムデータ記録領域111と連続データ記録領域11
2は同一の物理的アドレスおよびセクタ構造、物理フォ
ーマットを有し、ディスク使用開始時に行う論理フォー
マット処理によって、ランダムデータ記録領域111と
連続データ記録領域113に分割する。
【0116】また、ディスク110には、ディスク内周
部よりディスク外周に向かって連続したアドレスを記録
するものとして説明したが、ディスク110には、ディ
スク外周部よりディスク内周に向かって連続したアドレ
スを記録するものとしても全く同様の効果が得られる。
この第4の実施の形態の情報記録方法によれば、ディス
ク110の同一面上にランダムデータを記録するランダ
ムデータ記録領域111と連続データを記録する連続デ
ータ記録領域112を設けたので、従来の連続データの
記録に適した記録媒体にランダムデータを記録する場
合、およびランダムデータの記録に適した記録媒体に連
続データを記録する場合に各々現れる性能の低下を防止
し、連続データには連続データに適した記録形式を与え
ることによりデータの連続性を確保し、ランダムデータ
にはランダムデータに適した記録形式を与えることによ
りデータの検索時間を短くし、かつこれら2種類のデー
タを同一のディスク110上に同時に実現することがで
き、ランダムデータと連続データの混在したマルチメデ
ィア環境に最適である。
【0117】また、ランダムデータ記録領域111は使
用するコンピュータまたはホストシステムの論理仕様に
従った論理フォーマットで記録し、連続データ記録領域
112はコンピュータまたはホストシステムの論理仕様
によらず一定の論理フォーマットで記録するので、オペ
レーションシステムの異なる各種のコンピュータやホス
トシステムに対して、ランダムデータ記憶領域111の
論理フォーマットを変更するだけで、連続データ記録領
域112の論理フォーマットの変更は不要であるので、
同一の連続データを用いて多種のコンピュータやホスト
システムへの展開が容易になる。
【0118】また、フォーマット定義情報をディスク面
に記録するので、ランダムデータ記録領域111と連続
データ記録領域112の配置をフォーマット定義情報に
より任意に設定することができ、フォーマット定義情報
の変更によりランダムデータ記録領域111と連続デー
タ記録領域112の配置を変更することができる。ま
た、フォーマット定義情報をディスクの最外周および最
内周の少なくとも一方に記録するので、ディスク起動時
に必要となるフォーマット定義情報を速やかに検出で
き、またフォーマット定義情報と連続データおよびラン
ダムデータが混在せず、データの記録/読み出し処理が
単純化できる。
【0119】また、書換型ランダムデータ記録領域11
3は、記録中またはベリファイ動作によって欠陥セクタ
を検出し、検出した欠陥セクタに対し欠陥セクタから離
隔した位置に配置された代替セクタを用いたセクタ代替
を行う欠陥交替処理を行うので、記録したデータの信頼
性を確保することができる。また、連続データ記録領域
112および再生専用ランダムデータ記録領域114は
欠陥セクタに対し、ディスク110上の一定セクタ毎に
その直後に配置されるパリティセクタを用いた欠陥修復
処理を再生時に行うので、データの連続性を確保するこ
とができる。
【0120】なお、上記第4の実施の形態では、各領域
の存在の有無、分割位置、連続データのパリティ比率等
ディスク利用に必要な各種の情報をディスクの最内周お
よび最外周に設けた論理フォーマット定義領域117に
記録し、論理フォーマット定義領域117に記録したデ
ータを変更することにより、各領域の存在の有無、分割
位置等を任意に変更することができるが、各領域の存在
の有無、分割位置を示す論理フォーマットが固定である
とすれば、論理フォーマット定義領域に各領域の存在の
有無、分割位置を記録する必要はなく、情報記録装置を
使用するパソコン等に各領域の存在の有無、分割位置を
記憶させておき、一義的にアクセスしてもよい。
【0121】つぎに、第5の実施の形態として上記した
情報記録方法を実施する情報記録装置の処理の流れを図
4のフローチャートに従って説明する。この情報記録装
置では、まずステップ41で装置起動処理を行う。つい
で、ステップ42でインターフェースよりの命令処理を
行った後、ステップ43で光ディスク装置へ光ディスク
が挿入されているかどうかを判定し、挿入がない場合に
インターフェースよりの命令処理に戻る。
【0122】光ディスク装置へ光ディスクが挿入されて
いると、つぎにステップ44でディスク立ち上げ処理を
行い、ステップ45でディスク上のフォーマット定義領
域の情報を再生する。つぎに、ステップ46でリード命
令またはライト命令(R/W命令)の到来の有無を判定
し、リード命令またはライト命令が到来したときに、ス
テップ47でリード命令またはライト命令によるアクセ
ス領域(R/W領域)がランダムデータ記録領域(書換
型のみ)か連続データ記録領域(再生専用ランダムデー
タ記録領域も含む)かを判定し、ランダムデータ記録領
域である場合には、ステップ48で代替セクタによるエ
ラーセクタ処理を行い、連続データ記録領域である場合
には、ステップ49でパリティテクタによるエラーセク
タ処理を行う。
【0123】その後、ステップ50でディスク排出命令
の到来の有無を判定し、ディスク排出命令が到来するま
でリード命令またはライト命令の検出以降の処理を繰り
返す。ディスク排出命令が到来したときには、ステップ
51でディスクを排出する。以上のフローチャートで示
す処理動作は、機能的に表現すると、以下のようにな
る。つまり、この情報記録装置は、装置起動処理を行う
装置起動処理手段と、インターフェースよりの命令処理
を行うインターフェース命令処理手段と、光ディスク装
置へのディスクの挿入を検出するディスク挿入検出手段
と、ディスク挿入検出手段の出力に応答してディスク立
ち上げ処理を行うディスク立ち上げ処理手段と、ディス
クのフォーマット定義領域情報を再生するフォーマット
定義情報再生手段と、リード/ライト命令を検出するリ
ード/ライト命令検出手段と、リード/ライト命令検出
手段により検出したリード/ライト命令に含まれるアド
レスとディスクのフォーマット定義領域情報とからリー
ド/ライト領域が書換型ランダムデータ領域かそれ以外
のデータ領域かを判定するリード/ライト領域判定手段
と、リード/ライト領域判定手段の出力に基づきリード
/ライト領域が書換型ランダムデータ領域のときに代替
セクタ処理によるエラーセクタ処理を行うとともにリー
ド/ライト領域がそれ以外の領域のときにパリティセク
タによるエラーセクタ処理を行うエラーセクタ処理手段
と、ディスク排出命令を検出してディスクを光ディスク
装置から排出するディスク排出手段とを備えていること
になる。
【0124】なお、上記実施の形態では光磁気ディスク
や、相変化型光ディスクを例に説明したが、本発明は、
色素変化記録材料やその他の記録材料などを用いた光記
録方式に適用されることは言うまでもなく、磁気記録や
機械的記録など記録原理の異なる媒体、装置に適用され
るものである。さらに、本発明の情報記録装置は記録装
置のみならず、同一の記録フォーマットで記録された媒
体を再生する再生専用の装置に、記録機能を除いた部分
において有効なものである。
【0125】本発明において上記の好適な実施の形態に
対してさまざまな変形がなし得ることは言うまでもな
い。従って本明細書に記載した好適な実施の形態は例示
的なものであり限定的なものではない。発明の範囲は添
付のクレームによって示されており、それらのクレーム
の意味の中に入る全ての変形例は本発明に含まれるもの
である。
【0126】
【発明の効果】請求項1記載の情報記録媒体によれば、
ディスクの同一面上にランダムデータを記録するランダ
ムデータ記録領域と連続データを記録する連続データ記
録領域を設けたので、従来の連続データの記録に適した
記録媒体にランダムデータを記録する場合、およびラン
ダムデータの記録に適した記録媒体に連続データを記録
する場合に各々現れる性能の低下を防止し、連続データ
には連続データに適した記録特性を与えることによりデ
ータの連続性を確保し、ランダムデータにはランダムデ
ータに適した記録特性を与えることによりデータの検索
時間を短くし、かつこれら2種類のデータを同一の記録
媒体上に同時に実現することができ、ランダムデータと
連続データの混在したマルチメディア環境に最適であ
る。
【0127】請求項2記載の情報記録媒体によれば、Z
CAV方式のディスクを用い、連続データ記録領域を高
速データ伝送可能なディスクの外周側に配置したので、
より高速の伝送レートが要求される連続データの記録再
生の即時性ないし連続性の確保が容易となる。請求項3
記載の情報記録媒体によれば、ランダムデータ記録領域
が書換型ランダムデータ記録領域と再生専用ランダムデ
ータ記録領域とからなる場合に、再生専用ランダムデー
タ記録領域をディスク内周側に配置したので、より外周
側に配置される書換型ランダムディスク記録領域に記録
される情報検出のためのデータがより速く検索できるこ
とになり、再生専用ランダムデータ記録領域のアクセス
が速やかに実行でき、ディスクに予め記録されているコ
ンピュータデータなどのランダムデータを速やかに読み
出せることになり、コンピュータやホストシステムの立
ち上がりを早くすることができる。
【0128】請求項4記載の情報記録媒体によれば、連
続データ記録領域が書換型連続データ記録領域と再生専
用連続データ記録領域とからなる場合に、再生専用連続
データ記録領域をディスク外周側に配置したので、再生
専用連続データ記録領域のデータの伝送レートが速くな
り、ディスクに予め記録されている画像や音声等の連続
データを速やかに読み出すことができる。
【0129】請求項5記載の情報記録媒体によれば、ラ
ンダムデータ記録領域は使用するコンピュータまたはホ
ストシステムの論理仕様に従った論理フォーマットに設
定し、連続データ記録領域はコンピュータまたはホスト
システムの論理仕様によらず一定の論理フォーマットに
設定したので、オペレーションシステムの異なる各種の
コンピュータやホストシステムに対して、ランダムデー
タ記録領域の論理フォーマットを変更するだけで、連続
データ記録領域の論理フォーマットの変更は不要である
ので、同一の連続データを用いて多種のコンピュータや
ホストシステムへの展開が容易になる。
【0130】請求項6記載の情報記録媒体によれば、フ
ォーマット定義情報を記録するフォーマット定義領域を
ディスク面に設けたので、ランダムデータ記録領域と連
続データ記録領域の配置をフォーマット定義情報により
任意に設定することができ、フォーマット定義情報の変
更によりランダムデータ記録領域と連続データ記録領域
の配置を変更することができる。
【0131】請求項7記載の情報記録媒体によれば、フ
ォーマット定義情報を記録するフォーマット定義領域を
ディスク面に設けたので、ランダムデータ記録領域と連
続データ記録領域の配置をフォーマット定義情報により
任意に設定することができ、フォーマット定義情報の変
更によりランダムデータ記録領域と連続データ記録領域
の配置を変更することができる。
【0132】請求項8記載の情報記録媒体によれば、フ
ォーマット定義情報を記録するフォーマット定義領域を
ディスク面に設けたので、ランダムデータ記録領域と連
続データ記録領域の配置をフォーマット定義情報により
任意に設定することができ、フォーマット定義情報の変
更によりランダムデータ記録領域と連続データ記録領域
の配置を変更することができる。
【0133】請求項9記載の情報記録媒体によれば、フ
ォーマット定義領域をディスクの最外周および最内周の
少なくとも一方に配置したので、ディスク起動時に必要
となるフォーマット定義情報を速やかに検出でき、また
フォーマット定義情報と連続ディスクおよびランダムデ
ィスクが混在せず、データの記録/読み出し処理が単純
化できる。
【0134】請求項10記載の情報記録媒体によれば、
ディスクはディスク外周部より内周に向かって連続した
アドレスが記録された構成とし、ランダムデータ記録領
域と連続データ記録領域は同一の物理的セクタ構造、物
理フォーマットを有し、ディスク使用開始時に行う論理
フォーマット処理によって、ランダムデータ記録領域と
連続データ記録領域に分割するので、一つのディスク面
をランダムデータ記録領域と連続データ記録領域に任意
に分けることができ、同一種類のディスクを論理フォー
マット処理のみ変更することで多様な領域分割で使用で
きる。
【0135】請求項11記載の情報記録媒体によれば、
書換型ランダムデータ記録領域は、ユーザデータ領域と
は別の領域に代替領域を設け、連続データ記録領域およ
び再生専用ランダムデータ記録領域は一定セクタ毎にパ
リティセクタを設けたので、ランダムデータ記録領域に
ついては、記録中またはベリファイ動作によって欠陥セ
クタを検出し、検出した欠陥セクタに対し欠陥セクタか
ら離隔した位置に配置された代替セクタを用いたセクタ
代替を行う欠陥交替処理を行い、連続データ記録領域お
よび再生専用ランダムデータ記録領域については、欠陥
セクタに対し、ディスク上の一定セクタ毎にその直後に
配置されるパリティセクタを用いた欠陥修復処理をディ
スク再生時に行うことにより、ランダムデータはデータ
の信頼性を確保することができるとともに、連続データ
はデータの連続性を確保することができる。
【0136】請求項12記載の情報記録媒体によれば、
請求項11の効果に加えて、オペレーションシステムの
異なる各種のコンピュータやホストシステムに対して、
ランダムデータ記録領域の論理フォーマットを変更する
だけで、連続データ記録領域の論理フォーマットの変更
は不要であるので、同一の連続データを用いて多種のコ
ンピュータやホストシステムへの展開が容易になる。
【0137】請求項13記載の情報記録媒体によれば、
請求項12の効果に加えてランダムデータ記録領域と連
続データ記録領域の配置がフォーマット定義情報により
任意に設定され、フォーマット定義情報の変更によりラ
ンダムデータ記録領域と連続データ記録領域の配置が変
更可能になる。請求項14記載の情報記録媒体によれ
ば、請求項13の効果に加えてフォーマット定義領域を
ディスクの最外周および最内周の少なくとも一方に配置
したので、ディスク起動時に必要となるフォーマット定
義情報が速やかに検出でき、またフォーマット定義情報
と連続データおよびランダムデータが混在せず、データ
の記録/読み出し処理が単純化できる。
【0138】請求項15記載の情報記録媒体によれば、
請求項14の効果に加えてディスクの外周に連続デー
タ、内周にランダムデータとほぼ記録位置が固定される
ためホストコンピュータからみた場合の取り扱いを容易
にできる。請求項16記載の情報記録媒体によれば、請
求項15の効果に加えて、ランダムデータと連続データ
の間に、再生専用ランダムデータが配置されることがな
いため、ランダムデータと連続データの領域の配分を自
由に決定でき、用途に応じた効率的なディスクの利用が
可能となる。
【0139】請求項17記載の情報記録媒体によれば、
請求項15の効果に加えて、ランダムデータと連続デー
タの間に、再生専用連続データが配置されることがない
ため、ランダムデータと連続データの領域の配分を自由
に決定でき、用途に応じた効率的なディスクの利用が可
能となる。請求項18記載の情報記録媒体によれば、請
求項15の効果に加えて、ディスク使用開始時に論理フ
ォーマット処理を行うことによって、ランダムデータ記
録領域と連続データ記録領域に分割され、一つのディス
ク面を任意にランダムデータ記録領域と連続データ記録
領域に分けることができ、同一種類のディスクを論理フ
ォーマット処理のみ変更することで多様な領域分割に対
応できる。
【0140】請求項19記載の情報記録媒体によれば、
請求項15、16、17または18の効果に加えてZC
AV方式のディスクを採用することにより他の方式のデ
ィスクに比べディスク外周部の方がデータ伝送レートが
高くなるため、連続データを記録する連続データ記録領
域が高速データ伝送可能になり、より高速の伝送レート
が要求される連続データの記録再生の即時性ないし連続
性が確保できるとともに、より外周側に配置される書換
型ランダムデータ記録領域には、再生専用ランダムデー
タ記録領域の情報を検索するための情報が記録されるこ
とが多く、より高速に検索情報を読み出すことが可能に
なり、再生専用ランダムデータ記録領域のアクセスが速
やかに実行され、ディスクに予め記録されているコンピ
ュータデータなどのランダムデータが速やかに読み出さ
れる。
【0141】請求項20記載の情報記録媒体によれば、
請求項14の効果に加えてディスクの内周に連続デー
タ、外周にランダムデータとほぼ記録位置が固定される
ためホストコンピュータからみた場合の取り扱いを容易
にできる。請求項21記載の情報記録媒体によれば、請
求項20の効果に加えて、ランダムデータと連続データ
の間に、再生専用ランダムデータが配置されることがな
いため、ランダムデータと連続データの領域の配分を自
由に決定でき、用途に応じた効率的なディスクの利用が
可能となる。
【0142】請求項22記載の情報記録媒体によれば、
請求項20の効果に加えて、ランダムデータと連続デー
タの間に、再生専用連続データが配置されることがない
ため、ランダムデータと連続データの領域の配分を自由
に決定でき、用途に応じた効率的なディスクの利用が可
能となる。請求項23記載の情報記録媒体によれば、請
求項20の効果に加えて、ディスク使用開始時に論理フ
ォーマット処理を行うことによって、ランダムデータ記
録領域と連続データ記録領域に分割され、一つのディス
ク面を任意にランダムデータ記録領域と連続データ記録
領域に分けることができ、同一種類のディスクを論理フ
ォーマット処理のみ変更することで多様な領域分割に対
応できる。
【0143】請求項24記載の情報記録媒体によれば、
請求項20、21、22または23の効果に加えてZC
AV方式のディスクを採用することにより他の方式のデ
ィスクに比べディスク外周部の方がデータ伝送レートが
高くなるため、連続データが音声情報などの場合におい
て、連続データの高速性要求度に比べランダムデータの
高速性要求度が高い場合に有利となる。
【0144】請求項25記載の情報記録方法によれば、
ディスクの同一面上にランダムデータを記録するランダ
ムデータ記録領域と連続データを記録する連続データ記
録領域を設けたので、従来の連続データの記録に適した
記録媒体にランダムデータを記録する場合、およびラン
ダムデータの記録に適した記録媒体に連続データを記録
する場合に各々現れる性能の低下を防止し、連続データ
には連続データに適した記録特性を与えることによりデ
ータの連続性を確保し、ランダムデータにはランダムデ
ータに適した記録特性を与えることによりデータの検索
時間を短くし、かつこれら2種類のデータを同一の記録
媒体上に同時に実現することができ、ランダムデータと
連続データの混在したマルチメディア環境に最適であ
る。
【0145】請求項26記載の情報記録方法によれば、
ZCAV方式のディスクを用い、連続データを高速デー
タ伝送可能なディスクの外周側に記録するので、連続デ
ータの記録再生の即時性ないし連続性の確保が容易とな
る。請求項27記載の情報記録方法によれば、ランダム
データ記録領域は使用するコンピュータまたはホストシ
ステムの論理仕様に従った論理フォーマットで記録し、
連続データ記録領域はコンピュータまたはホストシステ
ムの論理仕様によらず一定の論理フォーマットで記録す
るので、オペレーションシステムの異なる各種のコンピ
ュータやホストシステムに対して、ランダムデータ記録
領域の論理フォーマットを変更するだけで、連続データ
記録領域の論理フォーマットの変更は不要であるので、
同一の連続ディスクを用いて多種のコンピュータやホス
トシステムへの展開が容易になる。
【0146】請求項28記載の情報記録方法によれば、
フォーマット定義情報をディスク面に記録するので、ラ
ンダムデータ記録領域と連続データ記録領域の配置をフ
ォーマット定義情報により任意に設定することができ、
フォーマット定義情報の変更によりランダムデータ記録
領域と連続データ記録領域の配置を変更することができ
る。
【0147】請求項29記載の情報記録方法によれば、
フォーマット定義情報をディスクの最外周および最内周
の少なくとも一方に記録するので、ディスク起動時に必
要となるフォーマット定義情報を速やかに検出でき、ま
たフォーマット定義情報と連続データおよびランダムデ
ータが混在せず、データの記録/読み出し処理が単純化
できる。
【0148】請求項30記載の情報記録方法によれば、
書換型ランダムデータ記録領域は、記録中またはベリフ
ァイ動作によって欠陥セクタを検出し、検出した欠陥セ
クタに対し欠陥セクタから離隔した位置に配置された代
替セクタを用いたセクタ代替を行う欠陥交替処理を行う
ので、記録したデータの信頼性を確保することができ
る。また、連続データ記録領域および再生専用ランダム
データ記録領域は欠陥セクタに対し、ディスク上の一定
セクタ毎にその直後に配置されるパリティセクタを用い
た欠陥修復処理をディスク再生時に行うので、データの
連続性を確保することができる。
【0149】請求項31記載の情報記録方法によれば、
請求項30の効果に加えてオペレーションシステムの異
なる各種のコンピュータやホストシステムに対して、ラ
ンダムデータ記録領域の論理フォーマットを変更するだ
けで、連続データ記録領域の論理フォーマットの変更は
不要であるので、同一の連続データを用いて多種のコン
ピュータやホストシステムへの展開が容易になる。
【0150】請求項32記載の情報記録方法によれば、
請求項31の効果に加えてランダムデータ記録領域と連
続データ記録領域の配置がフォーマット定義情報により
任意に設定され、フォーマット定義情報の変更によりラ
ンダムデータ記録領域と連続データ記録領域の配置が変
更可能になる。請求項33記載の情報記録方法によれ
ば、請求項32の効果に加えてフォーマット定義領域を
ディスクの最外周および最内周の少なくとも一方に配置
したので、ディスク起動時に必要となるフォーマット定
義情報が速やかに検出でき、またフォーマット定義情報
と連続データおよびランダムデータが混在せず、データ
の記録/読み出し処理が単純化できる。
【0151】請求項34記載の情報記録方法によれば、
請求項33の効果に加えてディスクの外周に連続デー
タ、内周にランダムデータとほぼ記録位置が固定される
ためホストコンピュータからみた場合の取り扱いを容易
にできる。請求項35記載の情報記録方法によれば、請
求項34の効果に加えてZCAV方式のディスクを採用
することにより他の方式のディスクに比べディスク外周
部の方がデータ伝送レートが高くなるため、連続データ
を記録する連続データ記録領域が高速データ伝送可能に
なり、より高速の伝送レートが要求される連続データの
記録再生の即時性ないし連続性が確保できるとともに、
より外周側に配置される書換型ランダムデータ記録領域
には、再生専用ランダムデータ記録領域の情報を検索す
るための情報が記録されることが多く、より高速に検索
情報を読み出すことが可能になり、再生専用ランダムデ
ータ記録領域のアクセスが速やかに実行され、ディスク
に予め記録されているコンピュータデータなどのランダ
ムデータが速やかに読み出される。
【0152】請求項36記載の情報記録方法によれば、
請求項33の効果に加えてディスクの外周に連続デー
タ、内周にランダムデータとほぼ記録位置が固定される
ためホストコンピュータからみた場合の取り扱いを容易
にできる。請求項37記載の情報記録方法によれば、請
求項36の効果に加えてZCAV方式のディスクを採用
することにより他の方式のディスクに比べディスク外周
部の方がデータ伝送レートが高くなるため、連続データ
が音声情報などの場合において、連続データの高速性要
求度に比べランダムデータの高速性要求度が高い場合に
有利となる。
【0153】請求項38記載の情報記録装置によれば、
従来の連続データの記録に適した記録媒体にランダムデ
ータを記録する場合、およびランダムデータの記録に適
した記録媒体に連続データを記録する場合に各々現れる
性能の低下を防止し、連続データには連続データに適し
た記録特性を与えることによりデータの連続性を確保
し、ランダムデータにはランダムデータに適した記録特
性を与えることによりデータの検索時間を短くし、かつ
これら2種類のデータを同一の記録媒体上に同時に実現
することができ、ランダムデータと連続データの混在し
たマルチメディア環境に最適である。
【0154】また本発明によれば、上記した構成および
ディスクのCAV、CLV方式等の記録方式やディスク
内周部より外周に向かって連続したアドレスが記録され
たディスクとの様々な組み合わせで、、連続データの高
速性、連続性、ランダムデータの信頼性や高速性、ホス
トコンピュータの要求する容量、応答性など、各構成の
持つ効果を要求される性能に基づいて実現することがで
き、ランダムデータと連続データの混在したマルチメデ
ィア環境に最適な情報記録媒体、記録方法、記録装置を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1および第3の実施の形態の情報
記録媒体における連続データおよびランダムデータの配
置の様子を示す概略図である。
【図2】第1および第3の実施の形態の書換型ランダム
データ記録領域の構成を示す概略図である。
【図3】第1および第3の実施の形態の再生専用ランダ
ムデータ記録領域の構成を示す概略図である。
【図4】この発明の情報記録方法を実施する情報記録装
置の動作を示すフローチャートである。
【図5】ZCAV方式ディスクの構成を示す模式図であ
る。
【図6】この発明の第2および第4の実施の形態の情報
記録媒体における連続データおよびランダムデータの配
置の様子を示す概略図である。
【図7】第2および第4の実施の形態の書換型ランダム
データ記録領域の構成を示す概略図である。
【図8】第2、第4の実施の形態の再生専用ランダムデ
ータ記録領域の構成を示す概略図である。
【図9】CAV方式ディスクの構成を示す模式図であ
る。
【図10】CLV方式ディスクの構成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10 ディスク 11 ランダムデータ記録領域 12 連続データ記録領域 13 書換型ランダムデータ記録領域 13a ユーザデータ領域 13b 代替領域 14 再生専用ランダムデータ記録領域 14a ユーザデータ領域 14b パリティセクタ領域 15 書換型連続データ記録領域 16 再生専用連続データ記録領域 101 ディスク 103 アドレス 104 アドレス 110 ディスク 111 ランダムデータ記録領域 112 連続データ記録領域 113 書換型ランダムデータ記録領域 113a ユーザデータ領域 113b 代替領域 114 再生専用ランダムデータ記録領域 114a ユーザデータ領域 114b パリティセクタ領域 115 書換型連続データ記録領域 116 再生専用連続データ記録領域

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの同一面上にランダムデータを
    記録するランダムデータ記録領域と連続データを記録す
    る連続データ記録領域を設けたことを特徴とする情報記
    録媒体。
  2. 【請求項2】 ディスクは一定回転数で回転させ、ディ
    スクを半径方向に複数のゾーンに分けて、同一ゾーン内
    では同一セクター数で、外周ゾーンほどセクター数が大
    になるフォーマットを持つゾーンドCAV(以下、ZC
    AVと呼ぶ)方式を用い、ランダムデータ記録領域をデ
    ィスク内周側に配置するとともに連続データ記録領域を
    ディスク外周側に配置したことを特徴とする請求項1記
    載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 ランダムデータ記録領域が書換型ランダ
    ムデータ記録領域と再生専用ランダムデータ記録領域と
    からなり、再生専用ランダムデータ記録領域をディスク
    内周側に配置したことを特徴とする請求項2記載の情報
    記録媒体。
  4. 【請求項4】 連続データ記録領域が書換型連続データ
    記録領域と再生専用連続データ記録領域とからなり、再
    生専用連続データ記録領域をディスク外周側に配置した
    ことを特徴とする請求項2記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 ランダムデータ記録領域は使用するコン
    ピュータまたはホストシステムの論理仕様に従った論理
    フォーマットに設定し、連続データ記録領域は前記コン
    ピュータまたは前記ホストシステムの論理仕様によらず
    一定の論理フォーマットに設定したことを特徴とする請
    求項1記載の情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 ランダムデータ記録領域と連続データ記
    録領域のディスク面上の配置を規定するフォーマット定
    義情報を記録するフォーマット定義領域を前記ディスク
    面の所定の位置に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 ランダムデータ記録領域と連続データ記
    録領域のディスク面上の配置を規定するフォーマット定
    義情報を記録するフォーマット定義領域を前記ディスク
    面の所定の位置に設けたことを特徴とする請求項4記載
    の情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 ランダムデータ記録領域と連続データ記
    録領域のディスク面上の配置を規定するフォーマット定
    義情報を記録するフォーマット定義領域を前記ディスク
    面の所定の位置に設けたことを特徴とする請求項5記載
    の情報記録媒体。
  9. 【請求項9】 フォーマット定義領域を設けるディスク
    面の所定の位置は前記ディスク面の最外周および最内周
    の少なくとも一方であることを特徴とする請求項6、請
    求項7または請求項8記載の情報記録媒体。
  10. 【請求項10】 ディスクはディスク外周部より内周に
    向かって連続したアドレスが記録された構成とし、ラン
    ダムデータ記録領域と連続データ記録領域は同一の物理
    的アドレスおよびセクタ構造、物理フォーマットを有
    し、ディスク使用開始時に行う論理フォーマット処理に
    よって、前記ランダムデータ記録領域と連続データ記録
    領域に分割したことを特徴とする請求項1記載の情報記
    録媒体。
  11. 【請求項11】 ランダムデータ記録領域のうちの書換
    型ランダムデータ記録領域は、ユーザデータ領域とは離
    隔した位置に代替領域を設け、連続データ記録領域およ
    び前記ランダムデータ記録領域のうちの再生専用ランダ
    ムデータ記録領域は一定セクタ毎にその直後の位置にパ
    リティセクタを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    情報記録媒体。
  12. 【請求項12】 ランダムデータ記録領域は使用するコ
    ンピュータまたはホストシステムの論理仕様に従った論
    理フォーマットに設定し、連続データ記録領域は前記コ
    ンピュータまたは前記ホストシステムの論理仕様によら
    ず一定の論理フォーマットに設定したことを特徴とする
    請求項11記載の情報記録媒体。
  13. 【請求項13】 ランダムデータ記録領域と連続データ
    記録領域のディスク面上の配置を規定するフォーマット
    定義情報を記録するフォーマット定義領域を前記ディス
    ク面の所定の位置に設けたことを特徴とする請求項12
    記載の情報記録媒体。
  14. 【請求項14】 フォーマット定義領域を設けるディス
    ク面の所定の位置は前記ディスク面の最外周および最内
    周の少なくとも一方であることを特徴とする請求項13
    記載の情報記録媒体。
  15. 【請求項15】 ランダムデータ記録領域をディスク内
    周側に配置するとともに連続データ記録領域をディスク
    外周側に配置したことを特徴とする請求項14記載の情
    報記録媒体。
  16. 【請求項16】 ランダムデータ記録領域が書換型ラン
    ダムデータ記録領域と再生専用ランダムデータ記録領域
    とからなり、再生専用ランダムデータ記録領域をディス
    ク内周側に配置したことを特徴とする請求項15記載の
    情報記録媒体。
  17. 【請求項17】 連続データ記録領域が書換型連続デー
    タ記録領域と再生専用連続データ記録領域とからなり、
    再生専用連続データ記録領域をディスク外周側に配置し
    たことを特徴とする請求項15記載の情報記録媒体。
  18. 【請求項18】 ディスクはディスク外周部より内周に
    向かって連続したアドレスが記録された構成とし、ラン
    ダムデータ記録領域と連続データ記録領域は同一の物理
    的アドレスおよびセクタ構造、物理フォーマットを有
    し、ディスク使用開始時に行う論理フォーマット処理に
    よって、前記ランダムデータ記録領域と連続データ記録
    領域に分割したことを特徴とする請求項15記載の情報
    記録媒体。
  19. 【請求項19】 ディスクはZCAV方式を用いたディ
    スクであることを特徴とする請求項15、請求項16、
    請求項17または請求項18に記載の情報記録媒体。
  20. 【請求項20】 ランダムデータ記録領域をディスク外
    周側に配置するとともに連続データ記録領域をディスク
    内周側に配置したことを特徴とする請求項14記載の情
    報記録媒体。
  21. 【請求項21】 ランダムデータ記録領域が書換型ラン
    ダムデータ記録領域と再生専用ランダムデータ記録領域
    とからなり、再生専用ランダムデータ記録領域をディス
    ク外周側に配置したことを特徴とする請求項20記載の
    情報記録媒体。
  22. 【請求項22】 連続データ記録領域が書換型連続デー
    タ記録領域と再生専用連続データ記録領域とからなり、
    再生専用連続データ記録領域をディスク内周側に配置し
    たことを特徴とする請求項20記載の情報記録媒体。
  23. 【請求項23】 ディスクはディスク内周部より外周に
    向かって連続したアドレスが記録された構成とし、ラン
    ダムデータ記録領域と連続データ記録領域は同一の物理
    的アドレスおよびセクタ構造、物理フォーマットを有
    し、ディスク使用開始時に行う論理フォーマット処理に
    よって、前記ランダムデータ記録領域と連続データ記録
    領域に分割したことを特徴とする請求項20記載の情報
    記録媒体。
  24. 【請求項24】 ディスクはZCAV方式を用いたディ
    スクであることを特徴とする請求項20、請求項21、
    請求項22または請求項23に記載の情報記録媒体。
  25. 【請求項25】 ディスクの同一面上にランダムデータ
    と連続データとを記録領域を分けて記録することを特徴
    とする情報記録方法。
  26. 【請求項26】 ディスクはZCAV方式のディスクを
    用い、ランダムデータをディスク内周側に記録し、連続
    データをディスク外周側に記録することを特徴とする請
    求項25記載の情報記録方法。
  27. 【請求項27】 ランダムデータは使用するコンピュー
    タまたはホストシステムの論理仕様に従った論理フォー
    マットで記録し、連続データは前記コンピュータまたは
    ホストシステムの論理仕様によらず一定の論理フォーマ
    ットで記録することを特徴とする請求項25記載の情報
    記録方法。
  28. 【請求項28】 ランダムデータ記録領域と連続データ
    記録領域のディスク面上の配置を規定するフォーマット
    定義情報を前記ディスク面の所定の位置に記録すること
    を特徴とする請求項25記載の情報記録方法。
  29. 【請求項29】 フォーマット定義情報を記録するディ
    スク面の所定の位置が前記ディスク面の最外周および最
    内周の少なくとも一方であることを特徴とする請求項2
    8記載の情報記録方法。
  30. 【請求項30】 ランダムデータ記録領域のうちの書換
    型ランダムデータ記録領域は、記録中またはベリファイ
    (verify)動作によって欠陥セクタを検出し、検
    出した前記欠陥セクタに対し前記欠陥セクタから離隔し
    た位置に配置された代替セクタを用いたセクタ代替を行
    う欠陥交替処理を行い、連続データ記録領域および前記
    ランダムデータ記録領域のうちの再生専用ランダムデー
    タ記録領域は前記欠陥セクタに対し、ディスク再生時
    に、ディスク上の一定セクタ毎にその直後に配置される
    パリティセクタを用いた欠陥修復処理を行うことを特徴
    とする請求項25記載の情報記録方法。
  31. 【請求項31】 ランダムデータは使用するコンピュー
    タまたはホストシステムの論理仕様に従った論理フォー
    マットで記録し、連続データは前記コンピュータまたは
    ホストシステムの論理仕様によらず一定の論理フォーマ
    ットで記録することを特徴とする請求項30記載の情報
    記録方法。
  32. 【請求項32】 ランダムデータ記録領域と連続データ
    記録領域のディスク面上の配置を規定するフォーマット
    定義情報を前記ディスク面の所定の位置に記録すること
    を特徴とする請求項31記載の情報記録方法。
  33. 【請求項33】 フォーマット定義情報を記録するディ
    スク面の所定の位置が前記ディスク面の最外周および最
    内周の少なくとも一方であることを特徴とする請求項3
    2記載の情報記録方法。
  34. 【請求項34】 ランダムデータ記録領域をディスク内
    周側に配置するとともに連続データ記録領域をディスク
    外周側に配置したことを特徴とする請求項33記載の情
    報記録方法。
  35. 【請求項35】 ディスクはZCAV方式を用いたディ
    スクであることを特徴とする請求項34に記載の情報記
    録方法。
  36. 【請求項36】 ランダムデータ記録領域をディスク外
    周側に配置するとともに連続データ記録領域をディスク
    内周側に配置したことを特徴とする請求項33記載の情
    報記録方法。
  37. 【請求項37】 ディスクはZCAV方式を用いたディ
    スクであることを特徴とする請求項36に記載の情報記
    録方法。
  38. 【請求項38】 光ディスク装置へのディスクの挿入を
    検出するディスク挿入検出手段と、前記ディスク挿入検
    出手段の出力に応答してディスク立ち上げ処理を行うデ
    ィスク立ち上げ処理手段と、前記ディスクのフォーマッ
    ト定義領域情報を再生するフォーマット定義情報再生手
    段と、リード/ライト命令を検出するリード/ライト命
    令検出手段と、前記リード/ライト命令検出手段により
    検出したリード/ライト命令に含まれるアドレスと前記
    ディスクのフォーマット定義領域情報とからリード/ラ
    イト領域が書換型ランダムデータ領域かそれ以外のデー
    タ領域かを判定するリード/ライト領域判定手段と、リ
    ード/ライト領域判定手段の出力に基づき前記リード/
    ライト領域が前記書換型ランダムデータ領域のときに代
    替セクタ処理によるエラーセクタ処理を行うとともに前
    記リード/ライト領域が前記それ以外の領域のときにパ
    リティセクタによるエラーセクタ処理を行うエラーセク
    タ処理手段と、ディスク排出命令を検出して前記ディス
    クを前記光ディスク装置から排出するディスク排出手段
    とを備えた情報記録装置。
JP28861395A 1994-11-08 1995-11-07 情報記録媒体、情報記録方法および情報記録装置 Pending JPH08212708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28861395A JPH08212708A (ja) 1994-11-08 1995-11-07 情報記録媒体、情報記録方法および情報記録装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-273548 1994-11-08
JP27354894 1994-11-08
JP28861395A JPH08212708A (ja) 1994-11-08 1995-11-07 情報記録媒体、情報記録方法および情報記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08212708A true JPH08212708A (ja) 1996-08-20

Family

ID=26550704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28861395A Pending JPH08212708A (ja) 1994-11-08 1995-11-07 情報記録媒体、情報記録方法および情報記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08212708A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000058958A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-05 Microsoft Corporation Locating information on an optical media disc to maximize the rate of transfer
US6282365B1 (en) 1996-09-30 2001-08-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
WO2005081247A1 (ja) * 2004-02-19 2005-09-01 Ricoh Company, Ltd. 欠陥管理情報設定方法、記録方法、欠陥管理方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置
JP2006511022A (ja) * 2002-12-20 2006-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光ディスクのユーザー記憶スペースを分割する方法、分割された記憶スペースをもつ光ディスク、ならびに情報を保存する方法および装置
JP2007515740A (ja) * 2003-12-19 2007-06-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディフェクトマネージメントを必要とするデータ及びリアルタイムavデータの両方を記憶するための光ディスク
US7349623B1 (en) 1999-03-19 2008-03-25 Hitachi, Ltd. Data recording apparatus and system having sustained high transfer rates
JP2008117491A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Sony Corp 記録装置、記録方法、およびプログラム
US7380159B2 (en) 1998-07-28 2008-05-27 Lg Electronics, Inc. Method and apparatus of recording data in the optical recording medium
US7430155B2 (en) 1998-07-01 2008-09-30 Lg Electronics Inc. Defect area management system and method for optical storage medium
JP2009110658A (ja) * 2009-01-07 2009-05-21 Hitachi Ltd データ記録装置
US7539103B2 (en) 1998-07-29 2009-05-26 Lg Electronics Inc. Method for real time recording/playback of data to/from and optical recording medium and method for managing files thereof
JP2011081905A (ja) * 2010-12-17 2011-04-21 Hitachi Ltd データ記録装置
USRE42826E1 (en) 1997-12-18 2011-10-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Rewritable optical disk with spare area and optical disk processing apparatus

Cited By (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909838B2 (en) 1996-09-30 2005-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US6978084B2 (en) 1996-09-30 2005-12-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproduction method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US6292625B1 (en) 1996-09-30 2001-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US6314235B1 (en) 1996-09-30 2001-11-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US6574420B1 (en) 1996-09-30 2003-06-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US7283728B2 (en) 1996-09-30 2007-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US6282365B1 (en) 1996-09-30 2001-08-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US7039297B2 (en) 1996-09-30 2006-05-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US7952971B2 (en) 1996-09-30 2011-05-31 Panasonic Corporation Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
US6990289B2 (en) 1996-09-30 2006-01-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording/reproducing method suitable for recording/reproducing AV data on/from disc, recorder and reproducer for the method, information recording disc and information processing system
USRE42826E1 (en) 1997-12-18 2011-10-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Rewritable optical disk with spare area and optical disk processing apparatus
US7558163B2 (en) 1998-07-01 2009-07-07 Lg Electronics Inc. Defect area management system and method for optical storage medium
US7430155B2 (en) 1998-07-01 2008-09-30 Lg Electronics Inc. Defect area management system and method for optical storage medium
US7525882B2 (en) 1998-07-01 2009-04-28 Lg Electronics Inc. Defect area management system and method for optical storage medium
US7380178B2 (en) 1998-07-28 2008-05-27 Lg Electronics, Inc. Method and apparatus of recording data in the optical recording medium
US7380159B2 (en) 1998-07-28 2008-05-27 Lg Electronics, Inc. Method and apparatus of recording data in the optical recording medium
US7380162B2 (en) 1998-07-28 2008-05-27 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of recording data in the optical recording medium
US7441149B2 (en) 1998-07-28 2008-10-21 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of recording data in the optical recording medium
US7711982B2 (en) 1998-07-28 2010-05-04 Lg Electronics, Inc. Method and apparatus of recording data in the optical recording medium
US7603584B2 (en) 1998-07-28 2009-10-13 Lg Electronics Inc. Method and apparatus of recording data in the optical recording medium
US7599269B2 (en) 1998-07-29 2009-10-06 Lg Electronics Inc. Method for real time recording/playback of data to/from an optical recording medium and method for managing files thereof
US7539103B2 (en) 1998-07-29 2009-05-26 Lg Electronics Inc. Method for real time recording/playback of data to/from and optical recording medium and method for managing files thereof
US7903930B2 (en) 1999-03-19 2011-03-08 Hitachi, Ltd. Data recording apparatus and system having sustained high transfer rates
US7835617B2 (en) 1999-03-19 2010-11-16 Hitachi, Ltd. Data recording apparatus and system having sustained high transfer rates
US7349623B1 (en) 1999-03-19 2008-03-25 Hitachi, Ltd. Data recording apparatus and system having sustained high transfer rates
US7321539B2 (en) 1999-03-31 2008-01-22 Microsoft Corporation Locating information on an optical media disc to maximize the rate of transfer
WO2000058958A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-05 Microsoft Corporation Locating information on an optical media disc to maximize the rate of transfer
US6693869B1 (en) 1999-03-31 2004-02-17 Microsoft Corporation Locating information on an optical media disc to maximize the rate of transfer
JP2006511022A (ja) * 2002-12-20 2006-03-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 光ディスクのユーザー記憶スペースを分割する方法、分割された記憶スペースをもつ光ディスク、ならびに情報を保存する方法および装置
JP2010061808A (ja) * 2002-12-20 2010-03-18 Koninkl Philips Electronics Nv 光ディスクのユーザー記憶スペースを分割する方法、分割された記憶スペースをもつ光ディスク、ならびに情報を保存する方法および装置
JP2013239230A (ja) * 2002-12-20 2013-11-28 Koninklijke Philips Nv 光ディスクのユーザー記憶スペースを分割する方法、分割された記憶スペースをもつ光ディスク、ならびに情報を保存する方法および装置
JP2015207339A (ja) * 2002-12-20 2015-11-19 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 光ディスクのユーザー記憶スペースを分割する方法、分割された記憶スペースをもつ光ディスク、ならびに情報を保存する方法および装置
JP2007515740A (ja) * 2003-12-19 2007-06-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディフェクトマネージメントを必要とするデータ及びリアルタイムavデータの両方を記憶するための光ディスク
WO2005081247A1 (ja) * 2004-02-19 2005-09-01 Ricoh Company, Ltd. 欠陥管理情報設定方法、記録方法、欠陥管理方法、プログラム及び記録媒体、並びに情報記録装置
JP2008117491A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Sony Corp 記録装置、記録方法、およびプログラム
JP2009110658A (ja) * 2009-01-07 2009-05-21 Hitachi Ltd データ記録装置
JP2011081905A (ja) * 2010-12-17 2011-04-21 Hitachi Ltd データ記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5896364A (en) Optical recording medium having both serial data and random data recording areas
RU97121497A (ru) Устройство с оптическим диском и способ осуществления замены для оптического диска
JPH08212708A (ja) 情報記録媒体、情報記録方法および情報記録装置
JP2005209322A (ja) 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体
JP2001014808A (ja) 光ディスク及び光ディスク装置
US5394387A (en) Information recording/reproducing method
JPH02179980A (ja) 情報記録再生装置
JPH04301263A (ja) 光ディスク、初期化方法、及び光ディスク初期化ドライブ装置
US6704273B1 (en) Data-writable optical disk
JPS6055526A (ja) 光ディスク記憶装置における光ディスク
KR100577222B1 (ko) 기록용량정보를가지는광기록매체및광기록매체의기록용량가변방법과이를이용한기록/재생방법
JP3111012B2 (ja) 光ディスク
JP2651612B2 (ja) 情報記録再生装置の管理方法
US7746754B2 (en) Method of allocating areas in optical disc, data recording and/or reproducing apparatus adopting the same, and optical disc therefor
JP2001229622A (ja) 光ディスク及び光ディスク記録方法
JP2002358642A (ja) 光ディスクドライブ装置及びその記録用ソフトウェア
US7693013B2 (en) Optical disc for storing both data requiring defect management and real-time av data
JPH04252427A (ja) 光ディスク及び光ディスク記録再生装置
JP2900387B2 (ja) 情報記録再生装置
JPH02156477A (ja) 光学的情報記録ディスク
JP3182429B2 (ja) 両面アクセス型光ディスクの記録、再生または消去方法とその駆動装置
JPH02185766A (ja) 情報記録再生装置
JP2000020961A (ja) 光ディスク
JPH0668520A (ja) 光ディスク
JPH0785642A (ja) 円盤状記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308