JPH08205919A - 取手の支持構造 - Google Patents

取手の支持構造

Info

Publication number
JPH08205919A
JPH08205919A JP2010195A JP2010195A JPH08205919A JP H08205919 A JPH08205919 A JP H08205919A JP 2010195 A JP2010195 A JP 2010195A JP 2010195 A JP2010195 A JP 2010195A JP H08205919 A JPH08205919 A JP H08205919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
support piece
engagement
movable support
fixed support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3592777B2 (ja
Inventor
Shigetatsu Kanezaki
重竜 金崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP02010195A priority Critical patent/JP3592777B2/ja
Publication of JPH08205919A publication Critical patent/JPH08205919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3592777B2 publication Critical patent/JP3592777B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 かばん等に取付けられているコの字形の取手
を起立状態に保持する。 【構成】 取手1を回動自在に支持する支持具10を固
定支持片11と可動支持片12とで形成する。固定およ
び可動支持片11、12に両端部が支持されるガイド軸
17によって取手1を回動自在に支持する。取手1と回
動支持片12との対向面において、取手1側に係合突部
4aを形成する。可動支持片12側に係合突部4aと係
合する係合凹部23aを取手1が起立した状態において
突部4aと係合する位置に設ける。可動支持片12をば
ね22で常に取手1に押圧させることにより係合突部4
aと係合凹部23aの係合状態が保持され取手1は起立
状態に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、かばん等に取付けら
れるコの字形の取手の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アタッシュケースや旅行かばん
等に取付けられているコの字形の取手は、かばん上面に
固定した支持金具によって支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記コの字
形の取手は支持金具に設けた軸を中心として回動自在に
支持されているため、取手から手を放すと、取手は倒れ
てしまう。このため、次にかばんを持つ時は、取手を起
こしながらかばんを持たなければならず、特に、かばん
を持つ手に他の荷物を持っている場合などは、取手を起
こすのが面倒である。
【0004】そこで、この発明の課題は、取手を起立状
態に保持可能な取手の支持構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、器物に取付けられる座板を
有する固定支持片と、その固定支持片に対して移動自在
に設けられた可動支持片と、その可動支持片を固定支持
片に向けて押圧するばねと、固定支持片に一端部が支持
され、他端部が可動支持片にスライド自在に挿通された
ガイド軸と、上記両支持片間に位置する端部がガイド軸
を中心に回動自在に設けられたコの字形の取手とから成
り、上記取手と可動支持片との対向面、取手と固定支持
片の対向面における一方に係合凹部を形成し、他方に取
手を起立状態にしたときに上記係合凹部と係合する係合
突部を設けた構成を採用したのである。
【0006】ここで上記器物とは、かばんや家具、ある
いはドアなどをいう。
【0007】
【作用】上記の構成から成る支持構造において、取手を
起立状態に位置させると、可動支持片と取手との対向
面、取手と固定支持片の対向面に設けた係合凹部と係合
突条が係合する。このとき、可動支持片を固定支持片に
向けて押圧するばねによって可動支持片は取手に圧接
し、また取手も固定支持片に圧接しているため、各対向
面における係合状態は保持され取手は起立状態に保持さ
れる。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を添付図面に基づいて説明
する。図1乃至図4に示すように、この発明に係る取手
の支持構造は、コの字形の取手1と、その取手1を回動
自在に支持する一対の支持具10とから成る。
【0009】支持具10は、固定支持片11と可動支持
片12とを有し、固定支持片11の下部には座板13が
設けられ、その座板13がねじ14の締付けによってか
ばんAに対して固定される。
【0010】座板13の端部には断面がT字形のガイド
部15が形成され、そのガイド部15によって前記可動
支持片12が固定支持片11に対して移動自在に支持さ
れている。16は可動支持片12の下端部に形成された
ガイド孔を示し、上記ガイド部15と係合している。
【0011】上記固定支持片11の上部には、ガイド軸
17の一端部が固定されている。ガイド軸17は可動支
持片12に向いて長く延び、その他端部は可動支持片1
2に形成した孔18から、その孔18と同軸上に設けら
れた凹所19内に挿入されている。
【0012】上記凹所19内に位置するガイド軸17の
他端にはフランジ20が設けられ、そのフランジ20と
凹所19の底面21間に組込んだばね22は、可動支持
片12を固定支持片11に向けて押圧している。
【0013】前記取手1は、手さげ部2の両端部に設け
た一対の脚3a、3bを設けたコの字形とされ、各脚3
a、3bが上記可動支持片12と固定支持片11間で上
記ガイド軸17を中心として回動自在に支持されてい
る。このとき、各脚3a、3bの内面および外面と対向
する可動支持片12および固定支持片11における各対
向面は、上記ばね22によって圧接状態になっている。
【0014】各脚3a、3bにおける内面および外面に
は、ガイド軸17を中心として180°の間隔をおいて
2つの係合突部4a、4bが設けられている。
【0015】一方脚3a、3bの内面および外面と圧接
している可動支持片12および固定支持片11の各面に
は、上記係合突部4a、4bが係合する係合凹部23
a、23bが90°の間隔をおいて4箇所の位置に設け
られている。
【0016】上記係合凹部23a、23bは、取手1が
起立した状態および倒れた状態のときに係合突部4a、
4bと係合する位置に設けられている。
【0017】実施例のように、各脚3a、3bの内面お
よび外面に係合突部4a、4bを設けた取手1において
は、図1に示すように一対の支持具10を同じ向きに取
付ける。なお、突部4a、4bは可動支持片12との圧
接面のみに設けてもよい。この場合、一対の支持具10
は左右対称に取付けることができる。
【0018】上記の構成から成る取手の支持構造におい
て、取手1を倒れた状態から起立状態に向けて回動する
と、図3に示すように各脚3a、3bの係合突部4a、
4bが固定支持片11および回動支持片12に設けた係
合凹部23a、23bから抜け出る。このとき、回動支
持片12はばね22の弾性に抗して移動する。
【0019】さらに、取手1を回動させると、各脚3
a、3bに設けた突部4a、4bは、固定および可動支
持片11、12に設けた係合凹部23a、23bと係合
する。このとき、各係合部においては、ばね22にの弾
性によって圧接状態が保持されるため、取手11は起立
状態に保持される。
【0020】このように、取手1から手を放してもばね
22の押圧力により係合状態が保持されるため、取手1
は倒れることがない。また、取手1を倒した状態におい
ても保持することができるため、空港などにおけるかば
んの搬送時において邪魔にならず破損の心配もない。
【0021】なお、実施例の場合、取手1に係合突部4
a、4bを設けたものを示したが、突部4a、4bを可
動支持片12と固定支持片11に設け、係合凹所23
a、23bを取手1に設けるようにしてもよい。
【0022】また、突部4a、4bを各面に2ヶ所設
け、その突部4a、4bを係合する凹部23a、23b
を固定および可動支持片11、12の各面に4ヶ所設け
た状態を示したが、各面の突部を1ヶ所にして、その突
部を係合する凹部を2ヶ所設けるようにしてもよい。
【0023】さらに実施例では、かばんに取付けられる
取手について示したが、これに限定されるものではな
く、家具やドア等の取手に用いることができる。
【0024】
【効果】以上のように、この発明に係る取手の支持構造
においては、取手を回動自在に支持する支持具を可動支
持片と固定支持片とで形成し、取手と可動支持片の対向
面、取手と固定支持片の対向面における一方に係合凹部
を形成し、他方に取手を起立状態にした場合に係合凹部
と係合する係合突部を設けると共に、可動支持片を常に
固定支持片に向けて押圧するばねを設けたので、係合時
においてばねの押圧力によって係合状態が保持される。
【0025】このため取手を起立状態に保持することが
でき、かばんを再度持つ場合においても、スムーズに取
手に手を掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る取手の支持構造をかばんに取付
けた状態を示す正面図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】同上の作用図を示す一部拡大断面図
【図4】同上の分解斜視図
【符号の説明】
1 取手 4a、4b 係合突部 11 固定支持片 12 可動支持片 13 座板 17 ガイド軸 22 ばね 23a、23b 係合凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器物に取付けられる座板を有する固定支
    持片と、その固定支持片に対して移動自在に設けられた
    可動支持片と、その可動支持片を固定支持片に向けて押
    圧するばねと、固定支持片に一端部が支持され、他端部
    が可動支持片にスライド自在に挿通されたガイド軸と、
    上記両支持片間に位置する端部がガイド軸を中心に回動
    自在に設けられたコの字形の取手とから成り、上記取手
    と可動支持片との対向面、取手と固定支持片の対向面に
    おける一方に係合凹部を形成し、他方に取手を起立状態
    にしたときに上記係合凹部と係合する係合突部を設けた
    取手の支持構造。
JP02010195A 1995-02-08 1995-02-08 取手の支持構造 Expired - Fee Related JP3592777B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02010195A JP3592777B2 (ja) 1995-02-08 1995-02-08 取手の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02010195A JP3592777B2 (ja) 1995-02-08 1995-02-08 取手の支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08205919A true JPH08205919A (ja) 1996-08-13
JP3592777B2 JP3592777B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=12017730

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02010195A Expired - Fee Related JP3592777B2 (ja) 1995-02-08 1995-02-08 取手の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3592777B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6860372B2 (en) 2002-09-30 2005-03-01 Yamaha Corporation Handle attachment structure for bag
CN105852377A (zh) * 2016-05-16 2016-08-17 安徽天恩旅行用品科技有限公司 一种拉杆箱的把手结构
WO2023240119A1 (en) * 2022-06-08 2023-12-14 Yeti Coolers, Llc Container with handle and latching system
USD1024557S1 (en) 2022-06-08 2024-04-30 Yeti Coolers, Llc Container

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6860372B2 (en) 2002-09-30 2005-03-01 Yamaha Corporation Handle attachment structure for bag
CN105852377A (zh) * 2016-05-16 2016-08-17 安徽天恩旅行用品科技有限公司 一种拉杆箱的把手结构
WO2023240119A1 (en) * 2022-06-08 2023-12-14 Yeti Coolers, Llc Container with handle and latching system
US11912477B2 (en) 2022-06-08 2024-02-27 Yeti Coolers, Llc Container with handle and latching system
USD1024557S1 (en) 2022-06-08 2024-04-30 Yeti Coolers, Llc Container

Also Published As

Publication number Publication date
JP3592777B2 (ja) 2004-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0154546B1 (ko) 활용 가능한 내부 공간이 있는 완구
JPH02296504A (ja) キャスターロック組立体とホイールキャリッジ
GB2345020A (en) Folding handle device
JPH08205919A (ja) 取手の支持構造
USD400810S (en) Infantometer for measuring height of an infant
US7240591B2 (en) Adjustable spanner
US2639956A (en) Laterally moving detachable leg construction
JP4241966B2 (ja) テーブル
JPH0430812A (ja) ベッド装置
JPS6237092Y2 (ja)
JPH026870Y2 (ja)
JPH0249608A (ja) 脚体の折畳み装置
JPH0324102Y2 (ja)
JPH0810641Y2 (ja) 自動車用小物入れにおける蓋体のロック機構
JPS6316391Y2 (ja)
JPH0110275Y2 (ja)
JPH0740046Y2 (ja) ラッチ装置
JPH0348390Y2 (ja)
JPH077498Y2 (ja) 折れ戸用蝶番
JP2758874B2 (ja) 扉のラッチ錠装置及びそれに用いる錠金具
JPH0372764U (ja)
JPH0729856Y2 (ja) 提 手
JPH0141384Y2 (ja)
JPH09252853A (ja) 収納装置
JP3011280U (ja) ドア挟み防止用安全用具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040708

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040727

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040826

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees