JPH08200745A - 室外機のドレン水処理構造 - Google Patents

室外機のドレン水処理構造

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JPH08200745A
JPH08200745A JP3625095A JP3625095A JPH08200745A JP H08200745 A JPH08200745 A JP H08200745A JP 3625095 A JP3625095 A JP 3625095A JP 3625095 A JP3625095 A JP 3625095A JP H08200745 A JPH08200745 A JP H08200745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
compressor
drain
drain water
port
Prior art date
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Pending
Application number
JP3625095A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Tsuboi
喜正 坪井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
Original Assignee
Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyotomi Kogyo Co Ltd, Toyotomi Co Ltd filed Critical Toyotomi Kogyo Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖房運転時に室外機内のエバポレータから滴
下するドレン水を確実に排水口から排水することを目的
とするものである。 【構成】 コンプレッサ1と、コンデンサ2と、エバポ
レータ3とを有する冷凍サイクルを設け、暖房運転時の
エバポレータ3とコンプレッサ1とは室外機を構成する
同じ枠体4内に設け、該エバポレータ3の近傍に送風機
5を取付け、室内機のコンデンサ1によって液化した冷
媒はエバポレータ3で気化し、送風機5によってエバポ
レータ3を通過する空気は冷却されて水蒸気が液化す
る。枠体4の底板はコンプレッサ1の下方へ排水口6に
向けて傾斜したドレン水流路7を形成し、エバポレータ
3で液化して滴下するドレン水は、ドレン水流路7に沿
って排水口6へ流れ、氷結することなく確実に排水口6
から排水するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の暖房運転
時に室外機に設けたエバポレータから発生するドレン水
の排水に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は冷媒圧縮用のコンプレッサ
と、該コンプレッサで圧縮して高温高圧の冷媒を液化す
るコンデンサと、該コンデンサで液体となった冷媒を気
化するエバポレータとを有する冷凍サイクルを備えてい
る。
【0003】そして、セパレートタイプの暖房時の室外
機では、該コンプレッサとエバポレータとは同じ枠体内
に位置し、エバポレータの近傍に送風機を設けて、該送
風機によってエバポレータを冷やしている。この時、エ
バポレータを通過する空気が冷却されることでドレン水
が発生し、該ドレン水が枠体の底板に滴下し、エバポレ
ータの下部に設けた排水口から枠体外にドレン水を排水
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】暖房運転をしている時
のエバポレータは液体となった冷媒が気化するために冷
却されており、送風機によって送られる空気が冷却され
るのでドレン水が発生し、該ドレン水は室外空気が低温
の時に氷結してしまう。
【0005】このように、エバポレータは氷結・解凍を
繰り返し行っているので、暖房運転時のドレン水や、解
凍時に溶けたドレン水がエバポレータの下方の排水口付
近で冷気によって氷結し、また、エバポレータの下部に
蓄積した氷が成長して下方にある排水口を氷で覆ってし
まい、ドレン水が枠体内に溜まってしまうことがある。
この状態となるとやがてドレン水は枠体の底板の周囲か
らあふれだし、また、氷結する恐れがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、冷媒を圧縮するコンプレッサ1と、該コ
ンプレッサ1で圧縮して高温高圧となる冷媒を液化する
コンデンサ2と、該コンデンサ2で液化した冷媒を気化
するエバポレータ3とを有した冷凍サイクルを設け、暖
房運転時に該コンプレッサ1とエバポレータ3とは同じ
枠体4内に位置し、該エバポレータ3の近傍に送風機5
を設け、該送風機5によってエバポレータ3を冷やす空
気調和機において、コンプレッサ1を取付ける枠体4の
底板には、コンプレッサ1の下方に排水口6を形成し、
かつ、エバポレータ3の下方の枠体4の底板には排水口
6に向うドレン水流路7を設け、コンプレッサ1の下方
の排水口6からドレン水を排水するものである。
【0007】また、コンプレッサ1の下方の排水口6に
ドレン水を誘導する構造について、エバポレータ3の下
方の枠体4の底板は排水口6に向けて傾斜させ、ドレン
水流路7を構成すれば、エバポレータ3から落下した氷
片が邪魔しても排水口6への流路が確保できる。
【0008】
【作用】空気調和機を暖房運転すると、コンデンサ2で
液化した冷媒が気化する室外機のエバポレータ3は冷却
され、送風機5で送られる空気の温度によって、冷媒は
暖められてガスとなってコンプレッサ1に送られる。
【0009】この時、空気中の水蒸気はエバポレータ3
によって冷却されて凝縮し、発生したドレン水は枠体4
の底板に滴下する。ドレン水用の排水口6はコンプレッ
サ1の下方に設けたから、滴下したドレン水は枠体4の
底面のドレン水流路7に沿ってコンプレッサ1の下方に
向って流れ、排水口6からスムーズに排水するもので、
エバポレータ3の下部や下方が氷りつくことがあって
も、高温になるコンプレッサ2の下方にはほとんど影響
がないものである。
【0010】
【実施例】以下、実施例に示す図により構成を説明する
と、1は冷媒を圧縮するコンプレッサ、2は高温高圧の
ガス状の冷媒を液化するコンデンサ、3は液化した冷媒
をガス化するエバポレータであり、冷媒を循環させて冷
凍サイクルを形成する。
【0011】暖房運転時の冷媒は室内機のコンデンサ2
で液化し、液体となった冷媒は室外機のエバポレータ3
に送られて気化してエバポレータ3を冷却する。この
為、エバポレータ3を通過する空気中の水蒸気が凝縮し
てドレン水となり、一方、気体となった冷媒は再びコン
プレッサ1に戻されて圧縮される。
【0012】4はコンプレッサ1と暖房運転時のエバポ
レータ3とを備えた室外機の枠体、5は枠体4内のエバ
ポレータ3の近傍に設けた送風機であり、冷媒が気化す
ることによって冷却したエバポレータ3は、送風機5で
送られる空気によって暖められ、一方、空気は冷却して
冷風となって吹出している。
【0013】6はコンプレッサ1の下方の枠体4の底板
に形成した排水口、7はエバポレータ3の下方からコン
プレッサ1の下方の排水口6に向けて形成したドレン水
流路であり、該ドレン水流路7は枠体4の底板に溝状に
形成したり、枠体4の底板をエバポレータ3の下方から
排水口6に向けて傾斜させ、傾斜面に沿ってドレン水が
排水口6に流れるようにするとよい。
【0014】空気調和機の暖房運転時にエバポレータ3
で発生するドレン水は枠体4の底板に滴下し、ドレン水
流路7に沿ってコンプレッサ1の下方の排水口6に流
れ、該排水口6からドレン水を排水するので、エバポレ
ータ3の下部が氷りついても、排水口6はコンプレッサ
1が温かいために氷りつくことがなくなり、常にドレン
水を安定して排水することができる。
【0015】この為、暖房運転時にエバポレータ3の表
面が氷結すると、解凍運転モードとなって氷を溶かすこ
とになるが、完全に溶けない状態で暖房運転に戻ると、
付着した氷が再び成長して枠体4の底板に届くことがあ
る。この発明ではエバポレータ3の下方に排水口がな
く、成長した氷で排水口が塞がれるトラブルが発生しな
くなった。また、解凍運転時に大きな氷片が脱落して
も、ドレン水流路7を流れて高温になるコンプレッサ1
に近ずいて氷片が溶けるので、ドレン水の排水不良によ
るトラブルが起きなくなったものである。
【0016】8は排水口6に取付けるドレン抜きプラグ
であり、ドレン水を排水口6の下部に流すのではなく、
所定の場所にドレンパイプなどを使ってドレン水を流す
時のパイプの接続具の働きをしている。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のような構成・作用を有す
るもので、暖房運転時において、エバポレータ3の下部
及び下方が氷結することがあっても、排水口6はコンプ
レッサ1の発熱で温かく、ドレン水が氷結して排水口6
を覆うことがなくなるものである。
【0018】この為、エバポレータ3で液化したドレン
水が室外機の枠体4内に溜まる心配がなくなり、また、
枠体4の底板の周辺からあふれることがなく、ドレン水
は安定して排水できるようになった。
【0019】また、エバポレータ3の解凍時に解凍しき
れない氷が氷片となって落下しても、該氷片はコンプレ
ッサ1に向けてドレン水流路7に沿って流れるから、コ
ンプレッサ1に近づけばコンプレッサ1の熱で溶けてし
まい、排水口6から確実に排水することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 コンデンサ 3 エバポレータ 4 室外機の枠体 5 送風機 6 排水口 7 ドレン水流路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮するコンプレッサ1と、該コ
    ンプレッサ1で圧縮して高温高圧となる冷媒を液化する
    コンデンサ2と、該コンデンサ2で液化した冷媒を気化
    するエバポレータ3とを有した冷凍サイクルを設け、暖
    房運転時に該コンプレッサ1とエバポレータ3とは同じ
    枠体4内に位置し、該エバポレータ3の近傍に送風機5
    を設け、該送風機5によってエバポレータ3を冷やす空
    気調和機において、 コンプレッサ1を取付ける枠体4の底板には、コンプレ
    ッサ1の下方に排水口6を形成し、かつ、エバポレータ
    3の下方の枠体4の底板には排水口6に向うドレン水流
    路7を設け、コンプレッサ1の下方の排水口6からドレ
    ン水を排水する室外機のドレン水処理構造。
  2. 【請求項2】 エバポレータ3の下方の枠体4の底板は
    排水口6に向けて傾斜させ、ドレン水流路7を構成する
    請求項1記載の室外機のドレン水処理構造。
JP3625095A 1995-01-31 1995-01-31 室外機のドレン水処理構造 Pending JPH08200745A (ja)

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JP3625095A JPH08200745A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 室外機のドレン水処理構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261712A (ja) * 2010-07-20 2010-11-18 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
US9303881B2 (en) 2008-09-17 2016-04-05 Daikin Industries, Ltd. Air conditioning apparatus
CN105509189A (zh) * 2016-01-25 2016-04-20 珠海格力电器股份有限公司 空调外机及其底盘总成
WO2017094198A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 三菱電機株式会社 室外機

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