JPH08199199A - タイヤ用防塵光沢洗浄剤 - Google Patents
タイヤ用防塵光沢洗浄剤Info
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- JPH08199199A JPH08199199A JP3020195A JP3020195A JPH08199199A JP H08199199 A JPH08199199 A JP H08199199A JP 3020195 A JP3020195 A JP 3020195A JP 3020195 A JP3020195 A JP 3020195A JP H08199199 A JPH08199199 A JP H08199199A
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- detergent
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- luster
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 水を主成分とし、シリコンオイル6〜15w
t%、天然カルナバワックス又はマイクロクリスタリン
ワックス0.3〜1.0wt%、ミネラルスピリット2
〜10wt%、乳化剤1.2〜1.5wt%、泡調整剤
1.5〜3wt%および蒸発抑制剤0.1〜2wt%を
含むタイヤ用防塵光沢洗浄剤。 【効果】 タイヤの汚れを洗浄でき、防塵、光沢効果を
高めることができる。ゴムを膨潤させることがなく、ま
た人体に悪影響を与えることがなく、作業性もよい。防
塵、光沢の効果が従来より長持ちする。スプレー型のみ
でなく、ハンドポンプ型にも適応できるので、使い捨て
を少なくでき、資源の有効利用に役立つ。
t%、天然カルナバワックス又はマイクロクリスタリン
ワックス0.3〜1.0wt%、ミネラルスピリット2
〜10wt%、乳化剤1.2〜1.5wt%、泡調整剤
1.5〜3wt%および蒸発抑制剤0.1〜2wt%を
含むタイヤ用防塵光沢洗浄剤。 【効果】 タイヤの汚れを洗浄でき、防塵、光沢効果を
高めることができる。ゴムを膨潤させることがなく、ま
た人体に悪影響を与えることがなく、作業性もよい。防
塵、光沢の効果が従来より長持ちする。スプレー型のみ
でなく、ハンドポンプ型にも適応できるので、使い捨て
を少なくでき、資源の有効利用に役立つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のタイヤの外側
面に吹き付けて汚れや埃を除去すると共に、比較的長期
にわたって防塵性と光沢を保持できるタイヤ用防塵光沢
洗浄剤に関するものである。
面に吹き付けて汚れや埃を除去すると共に、比較的長期
にわたって防塵性と光沢を保持できるタイヤ用防塵光沢
洗浄剤に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】通常、タイヤの洗浄は水洗とブ
ラッシングで行っているが、この方法は、ブラッシン
グでタイヤやアルミホイールの表面を傷める、水の拭
き取りに手間取り、作業性が悪い、洗浄後の光沢、防
塵効果が持続しない、等の問題があった。
ラッシングで行っているが、この方法は、ブラッシン
グでタイヤやアルミホイールの表面を傷める、水の拭
き取りに手間取り、作業性が悪い、洗浄後の光沢、防
塵効果が持続しない、等の問題があった。
【0003】またタイヤ外側面洗浄剤として、石油系溶
剤タイプのスプレー型つや出し洗浄剤があるが、このタ
イプの洗浄剤は、塗装面の溶出、タイヤの膨潤、色落ち
などの欠点があるほか、人体にも悪影響を与えるおそれ
があった。また光沢、防塵の効果が長持ちしない。さら
に従来のつや出し洗浄剤は、スプレー缶に入った使い捨
て型が主流であり、資源のむだ遣いにもなっている。
剤タイプのスプレー型つや出し洗浄剤があるが、このタ
イプの洗浄剤は、塗装面の溶出、タイヤの膨潤、色落ち
などの欠点があるほか、人体にも悪影響を与えるおそれ
があった。また光沢、防塵の効果が長持ちしない。さら
に従来のつや出し洗浄剤は、スプレー缶に入った使い捨
て型が主流であり、資源のむだ遣いにもなっている。
【0004】本発明の目的は、上記のような問題点に鑑
み、洗浄効果がよく、長期間の光沢、防塵効果が得ら
れ、しかも人体に安全であり、ハンドポンプでも使用可
能な、タイヤ用防塵光沢洗浄剤を提供することにある。
み、洗浄効果がよく、長期間の光沢、防塵効果が得ら
れ、しかも人体に安全であり、ハンドポンプでも使用可
能な、タイヤ用防塵光沢洗浄剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ用防塵光
沢洗浄剤は、水を主成分とし、シリコンオイル6〜15
wt%、天然カルナバワックス又はマイクロクリスタリ
ンワックス0.3〜1.0wt%、ミネラルスピリット
2〜10wt%および適当量の乳化剤を含むことを特徴
とする。
沢洗浄剤は、水を主成分とし、シリコンオイル6〜15
wt%、天然カルナバワックス又はマイクロクリスタリ
ンワックス0.3〜1.0wt%、ミネラルスピリット
2〜10wt%および適当量の乳化剤を含むことを特徴
とする。
【0006】さらに具体的には、水を主成分とし、シリ
コンオイル6〜15wt%、天然カルナバワックス又は
マイクロクリスタリンワックス0.3〜1.0wt%、
ミネラルスピリット2〜10wt%、乳化剤1.2〜
1.5wt%、泡調整剤1.5〜3wt%および蒸発抑
制剤0.1〜2wt%を含むものであることが好まし
い。
コンオイル6〜15wt%、天然カルナバワックス又は
マイクロクリスタリンワックス0.3〜1.0wt%、
ミネラルスピリット2〜10wt%、乳化剤1.2〜
1.5wt%、泡調整剤1.5〜3wt%および蒸発抑
制剤0.1〜2wt%を含むものであることが好まし
い。
【0007】本発明のタイヤ用防塵光沢洗浄剤は次のよ
うにして製造される。まずミネラルスピリットを50℃
以上で蒸気加熱し、その中に天然カルナバワックス又は
マイクロクリスタリンワックスを混合して溶解する。次
にシリコンオイルを混入し、乳化剤を加え、さらに精製
水又はイオン交換水を加えて、かくはんすることにより
乳化原液とする。これに適当量の泡調整剤、蒸発抑制剤
を加える。
うにして製造される。まずミネラルスピリットを50℃
以上で蒸気加熱し、その中に天然カルナバワックス又は
マイクロクリスタリンワックスを混合して溶解する。次
にシリコンオイルを混入し、乳化剤を加え、さらに精製
水又はイオン交換水を加えて、かくはんすることにより
乳化原液とする。これに適当量の泡調整剤、蒸発抑制剤
を加える。
【0008】本発明のタイヤ用防塵光沢洗浄剤は、スプ
レー型でもハンドポンプ型でも使用可能である。スプレ
ー型で使用するときは噴射剤と共にスプレー缶に充填す
る。ハンドポンプ型で使用するときはそのままハンドポ
ンプに充填すればよい。
レー型でもハンドポンプ型でも使用可能である。スプレ
ー型で使用するときは噴射剤と共にスプレー缶に充填す
る。ハンドポンプ型で使用するときはそのままハンドポ
ンプに充填すればよい。
【0009】各成分の添加理由と添加量限定理由は次の
とおりである。シリコンオイルは光沢を出すことと防塵
の目的で添加される。添加量は6〜15wt%の範囲内
である。6wt%未満だと光沢が出なくなり、15wt
%を超えると塵埃がつきやすい。またシリコンオイル
は、粒子サイズが350〜1000csの範囲にあるこ
と、特に粒子サイズが350csのシリコンオイルと1
000csのシリコンオイルとを混合したものであるこ
とが、人体の安全性を高める上で、望ましい。
とおりである。シリコンオイルは光沢を出すことと防塵
の目的で添加される。添加量は6〜15wt%の範囲内
である。6wt%未満だと光沢が出なくなり、15wt
%を超えると塵埃がつきやすい。またシリコンオイル
は、粒子サイズが350〜1000csの範囲にあるこ
と、特に粒子サイズが350csのシリコンオイルと1
000csのシリコンオイルとを混合したものであるこ
とが、人体の安全性を高める上で、望ましい。
【0010】天然カルナバワックス又はマイクロクリス
タリンワックスは光沢を出す目的で添加される。添加量
は0.3〜1.0wt%の範囲内である。0.3wt%
未満では十分な光沢が出ず、1.0wt%を超えると長
持ちしなくなる。天然カルナバワックスを使用すること
が好ましいが、天然カルナバワックスは植物性であるた
め天候の加減で入手できないことがある。そのときは代
用としてマイクロクリスタリンワックスを用いる。
タリンワックスは光沢を出す目的で添加される。添加量
は0.3〜1.0wt%の範囲内である。0.3wt%
未満では十分な光沢が出ず、1.0wt%を超えると長
持ちしなくなる。天然カルナバワックスを使用すること
が好ましいが、天然カルナバワックスは植物性であるた
め天候の加減で入手できないことがある。そのときは代
用としてマイクロクリスタリンワックスを用いる。
【0011】ミネラルスピリットは油分解助成溶剤と混
合助成剤である。添加量は2〜10wt%が適当で、こ
の範囲を超えると常温で固形化してしまう。
合助成剤である。添加量は2〜10wt%が適当で、こ
の範囲を超えると常温で固形化してしまう。
【0012】乳化剤としては非イオン界面活性剤(ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、高級脂肪酸グリセリ
ンエステル、ショ糖脂肪酸エステルなど)を使用するこ
とができる。乳化バランスを維持するためには1.2〜
1.5wt%が適量で、これを上回ったり下回ったりす
ると乳化バランスを失い、成分が分離してしまう。
オキシエチレンアルキルエーテル、高級脂肪酸グリセリ
ンエステル、ショ糖脂肪酸エステルなど)を使用するこ
とができる。乳化バランスを維持するためには1.2〜
1.5wt%が適量で、これを上回ったり下回ったりす
ると乳化バランスを失い、成分が分離してしまう。
【0013】泡調整剤としてはエチルアルコール又はメ
チルアルコールを使用することができる。添加量は1.
5〜3wt%程度が適当である。1.5wt%未満では
消泡過少となり、3wt%を超えると消泡過大となって
しまう。
チルアルコールを使用することができる。添加量は1.
5〜3wt%程度が適当である。1.5wt%未満では
消泡過少となり、3wt%を超えると消泡過大となって
しまう。
【0014】蒸発抑制剤としてはエチレングリコールを
使用することができる。添加量は、0.1〜2.0wt
%程度が適当である。この範囲が沈澱、分離を防ぐのに
有効である。
使用することができる。添加量は、0.1〜2.0wt
%程度が適当である。この範囲が沈澱、分離を防ぐのに
有効である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。下記配合例の
タイヤ用防塵光沢洗浄剤を製造した。製造方法は次のと
おりである。最初にミネラルスピリットを50℃以上に
蒸気加熱し、その中に天然カルナバワックスを入れて溶
解し、さらにシリコンオイルを投入した後、常温に戻し
て混合かくはんする。その後、精製水を加え、さらに非
イオン界面活性剤を加えて乳化させ、乳化状態を安定さ
せてから、泡調整剤(エチルアルコール)および蒸発抑
制剤(エチレングリコール)を加え、かくはんした。
タイヤ用防塵光沢洗浄剤を製造した。製造方法は次のと
おりである。最初にミネラルスピリットを50℃以上に
蒸気加熱し、その中に天然カルナバワックスを入れて溶
解し、さらにシリコンオイルを投入した後、常温に戻し
て混合かくはんする。その後、精製水を加え、さらに非
イオン界面活性剤を加えて乳化させ、乳化状態を安定さ
せてから、泡調整剤(エチルアルコール)および蒸発抑
制剤(エチレングリコール)を加え、かくはんした。
【0016】このようにして製造した実施例1と実施例
2の防塵光沢洗浄剤は、噴射剤(液化石油ガス)と共に
スプレー缶に充填し、実施例3の防塵光沢洗浄剤はハン
ドポンプに充填した。
2の防塵光沢洗浄剤は、噴射剤(液化石油ガス)と共に
スプレー缶に充填し、実施例3の防塵光沢洗浄剤はハン
ドポンプに充填した。
【0017】〔実施例1〕 シリコンオイル :12.0wt%(350csが
6wt%、1000csが6wt%) 天然カルナバワックス: 0.3wt% ミネラルスピリット : 2.3wt% 精製水 :81.1wt% 非イオン界面活性剤 : 1.2wt% エチルアルコール : 3.0wt% エチレングリコール : 0.1wt% 噴射剤 :原液100重量部に対して1
3.7重量部
6wt%、1000csが6wt%) 天然カルナバワックス: 0.3wt% ミネラルスピリット : 2.3wt% 精製水 :81.1wt% 非イオン界面活性剤 : 1.2wt% エチルアルコール : 3.0wt% エチレングリコール : 0.1wt% 噴射剤 :原液100重量部に対して1
3.7重量部
【0018】〔実施例2〕 シリコンオイル :15.0wt%(350csが
7.5wt%、1000csが7.5wt%) 天然カルナバワックス: 1.0wt% ミネラルスピリット :10.0wt% イオン交換水 :68.8wt% 非イオン界面活性剤 : 1.2wt% エチルアルコール : 2.5wt% エチレングリコール : 1.5wt% 噴射剤 :原液100重量部に対して1
3.7重量部
7.5wt%、1000csが7.5wt%) 天然カルナバワックス: 1.0wt% ミネラルスピリット :10.0wt% イオン交換水 :68.8wt% 非イオン界面活性剤 : 1.2wt% エチルアルコール : 2.5wt% エチレングリコール : 1.5wt% 噴射剤 :原液100重量部に対して1
3.7重量部
【0019】〔実施例3〕 シリコンオイル :10.0wt%(350csが
5wt%、1000csが5wt%) 天然カルナバワックス: 0.5wt% ミネラルスピリット : 5.0wt% イオン交換水 :80.5wt% 非イオン界面活性剤 : 1.5wt% エチルアルコール : 1.5wt% エチレングリコール : 1.0wt%
5wt%、1000csが5wt%) 天然カルナバワックス: 0.5wt% ミネラルスピリット : 5.0wt% イオン交換水 :80.5wt% 非イオン界面活性剤 : 1.5wt% エチルアルコール : 1.5wt% エチレングリコール : 1.0wt%
【0020】また、比較のため下記の配合例のタイヤ洗
浄剤を製造した。比較例1と4の洗浄剤はハンドポンプ
に充填し、比較例2と3の洗浄剤は噴射剤と共にスプレ
ー缶に充填した。
浄剤を製造した。比較例1と4の洗浄剤はハンドポンプ
に充填し、比較例2と3の洗浄剤は噴射剤と共にスプレ
ー缶に充填した。
【0021】〔比較例1〕 シリコンオイル : 5.0wt%(350csが
2.5wt%、1000csが2.5wt%) 天然カルナバワックス: 0.2wt% ミネラルスピリット : 3.0wt% イオン交換水 :88.8wt% 非イオン界面活性剤 : 1.0wt% エチルアルコール : 1.0wt% エチレングリコール : 1.0wt%
2.5wt%、1000csが2.5wt%) 天然カルナバワックス: 0.2wt% ミネラルスピリット : 3.0wt% イオン交換水 :88.8wt% 非イオン界面活性剤 : 1.0wt% エチルアルコール : 1.0wt% エチレングリコール : 1.0wt%
【0022】〔比較例2〕 ジメチルシリコンオイル :15.0wt%(1000
cs) ジメチルシリコンオイル : 5.0wt%(1000
0cs) ソルビタンモノオレエート: 1.0wt% モノオレエート : 2.5wt% 多価アルコール : 1.8wt% イソパラフィン系溶剤 : 5.0wt% 水 :52.2wt% 界面活性剤 : 2.5wt% 噴射剤 :15.0wt%
cs) ジメチルシリコンオイル : 5.0wt%(1000
0cs) ソルビタンモノオレエート: 1.0wt% モノオレエート : 2.5wt% 多価アルコール : 1.8wt% イソパラフィン系溶剤 : 5.0wt% 水 :52.2wt% 界面活性剤 : 2.5wt% 噴射剤 :15.0wt%
【0023】〔比較例3〕 ジメチルシリコンオイル :20.0wt%(1000
cs) ノニルフェノールエーテル: 5.0wt% パラフィン系溶剤 :22.5wt% トリエチルグリコール : 2.5wt% 水 :32.5wt% 界面活性剤 : 2.5wt% 噴射剤 :15.0wt%
cs) ノニルフェノールエーテル: 5.0wt% パラフィン系溶剤 :22.5wt% トリエチルグリコール : 2.5wt% 水 :32.5wt% 界面活性剤 : 2.5wt% 噴射剤 :15.0wt%
【0024】〔比較例4〕 シリコンオイル :24.0wt% ノニルフェノールエーテル: 4.5wt% 水 :68.0wt% 界面活性剤 : 3.5wt%
【0025】製造した各々のタイヤ用防塵光沢洗浄剤は
下記の項目について評価した。その結果を表1に示す。
下記の項目について評価した。その結果を表1に示す。
【0026】評価方法 1.レベリング性 タイヤに3秒間吹き付けた後、タイヤ表面の状態を肉眼
で観察する。 判定基準 ○:タイヤ表面の状態がほぼ均一である。 △:タイヤ表面の状態に僅かにムラがある。 ×:タイヤ表面の状態に半分以上ムラがある。
で観察する。 判定基準 ○:タイヤ表面の状態がほぼ均一である。 △:タイヤ表面の状態に僅かにムラがある。 ×:タイヤ表面の状態に半分以上ムラがある。
【0027】2.拭き取り性 タイヤに3秒間吹き付けた後の拭き取り作業性を調べ
る。 判定基準 ○:拭き取りの必要がない。 △:軽く拭き取る必要がある。 ×:強く拭き取る必要がある。
る。 判定基準 ○:拭き取りの必要がない。 △:軽く拭き取る必要がある。 ×:強く拭き取る必要がある。
【0028】3.ゴムに対する影響 垂直に吊るしたSBRゴム(50×50mm)に2cm
離して、3秒間吹き付け、拭き取らずに室温で24時間
放置した後、ゴムの表面状態を観察した。 判定基準 ○:異常ない。 △:黒く色落ちがある。 ×:膨潤して色落ちがある。
離して、3秒間吹き付け、拭き取らずに室温で24時間
放置した後、ゴムの表面状態を観察した。 判定基準 ○:異常ない。 △:黒く色落ちがある。 ×:膨潤して色落ちがある。
【0029】4.泡切れ性 タイヤに3秒間吹き付け、1分後の泡の状態を観察す
る。 判定基準 ○:泡が消えている。 △:泡が若干残る。 ×:泡が消えない。
る。 判定基準 ○:泡が消えている。 △:泡が若干残る。 ×:泡が消えない。
【0030】5.臭気 タイヤに吹き付けたときの臭気を観察する。 判定基準 ○:臭気がない。 △:臭気が若干ある。 ×:臭気がある。
【0031】6.洗浄性 タイヤに3秒間吹き付けた後、泡の中に汚れ、埃、泥等
を抱き込んで流れ落とすか否かを目視で観察する。 判定基準 ○:泡の中に抱き込んで、良く流れ落と
す。 △:泡の中に抱き込んで、若干流れ落とす。 ×:泡の中に抱き込まないで、殆ど流れ落とさない。
を抱き込んで流れ落とすか否かを目視で観察する。 判定基準 ○:泡の中に抱き込んで、良く流れ落と
す。 △:泡の中に抱き込んで、若干流れ落とす。 ×:泡の中に抱き込まないで、殆ど流れ落とさない。
【0032】7.光沢 タイヤに3秒間吹き付けてから10分後に、水をホース
でかけて3秒間洗い流し、つやの変化を観察する。 判定基準 ○:つやの程度が変わらない。 △:やや、つやの程度が変わった。 ×:つやがなくなった。
でかけて3秒間洗い流し、つやの変化を観察する。 判定基準 ○:つやの程度が変わらない。 △:やや、つやの程度が変わった。 ×:つやがなくなった。
【0033】8.防塵性 タイヤに3秒間吹き付けた後、屋外に2〜3日放置し
て、タイヤへのゴミ等の付着状態を肉眼で観察する。 判定基準 ○:塵、ゴミ等の付着が見られず、良好な
状態。 △:若干、塵、ゴミ等の付着が見られる。 ×:塵、ゴミ等の付着が目立つ。
て、タイヤへのゴミ等の付着状態を肉眼で観察する。 判定基準 ○:塵、ゴミ等の付着が見られず、良好な
状態。 △:若干、塵、ゴミ等の付着が見られる。 ×:塵、ゴミ等の付着が目立つ。
【0034】9.持続性 タイヤに3秒間吹き付け、10日後、光沢、防塵の効果
を調べる。 判定基準 ○:スプレーした直後とほとんど変わらな
い。 △:スプレーした直後より若干効果が落ちる。 ×:効果がほとんど見られない。
を調べる。 判定基準 ○:スプレーした直後とほとんど変わらな
い。 △:スプレーした直後より若干効果が落ちる。 ×:効果がほとんど見られない。
【0035】
【表1】
【0036】以上の結果より明らかなように本発明の実
施例1、2は比較例1〜4に比べて特に優れており、実
施例3も良い結果が得られた。
施例1、2は比較例1〜4に比べて特に優れており、実
施例3も良い結果が得られた。
【0037】
【発明の効果】本発明の防塵光沢洗浄剤は、自動車のタ
イヤの汚れを洗浄でき、防塵、光沢効果を高めることが
できると共に、ゴムを膨潤させることがなく、また人体
に悪影響を与えることがないので安全性が高く、作業性
にも優れている。また防塵、光沢の効果が従来より長持
ちする。さらにスプレー型のみでなく、ハンドポンプ型
にも適応できるので、使い捨てを少なくでき、資源の有
効利用にも役立つ。
イヤの汚れを洗浄でき、防塵、光沢効果を高めることが
できると共に、ゴムを膨潤させることがなく、また人体
に悪影響を与えることがないので安全性が高く、作業性
にも優れている。また防塵、光沢の効果が従来より長持
ちする。さらにスプレー型のみでなく、ハンドポンプ型
にも適応できるので、使い捨てを少なくでき、資源の有
効利用にも役立つ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:24 7:26 3:42)
Claims (3)
- 【請求項1】水を主成分とし、シリコンオイル6〜15
wt%、天然カルナバワックス又はマイクロクリスタリ
ンワックス0.3〜1.0wt%、ミネラルスピリット
2〜10wt%および適当量の乳化剤を含むことを特徴
とするタイヤ用防塵光沢洗浄剤。 - 【請求項2】水を主成分とし、シリコンオイル6〜15
wt%、天然カルナバワックス又はマイクロクリスタリ
ンワックス0.3〜1.0wt%、ミネラルスピリット
2〜10wt%、乳化剤1.2〜1.5wt%、泡調整
剤1.5〜3wt%および蒸発抑制剤0.1〜2wt%
を含むことを特徴とするタイヤ用防塵光沢洗浄剤。 - 【請求項3】シリコンオイルは、粒子サイズが350c
sのシリコンオイルと1000csのシリコンオイルと
を混合したものであることを特徴とする請求項1または
2記載のタイヤ用防塵光沢洗浄剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3020195A JPH08199199A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | タイヤ用防塵光沢洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3020195A JPH08199199A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | タイヤ用防塵光沢洗浄剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08199199A true JPH08199199A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12297138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3020195A Pending JPH08199199A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | タイヤ用防塵光沢洗浄剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08199199A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6949271B2 (en) * | 2002-03-07 | 2005-09-27 | Petroferm, Inc. | Dust repellant compositions |
WO2014123324A1 (ko) * | 2013-02-05 | 2014-08-14 | Han Gwang Hee | 통전기기 절연 세척제용 조성물 및 이의 제조방법 |
CN104277934A (zh) * | 2013-07-03 | 2015-01-14 | 北京中科东亚纳米材料科技有限公司 | 防狗尿轮胎养护剂及制备方法 |
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JPS6490275A (en) * | 1987-09-30 | 1989-04-06 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd | Emulsion type lustering agent |
JPH0329632A (ja) * | 1989-04-10 | 1991-02-07 | Sterling Drug Inc | 艶だし及び洗浄用ワイパー |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP3020195A patent/JPH08199199A/ja active Pending
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