JPH0819734A - 液体供給装置における温度制御装置 - Google Patents

液体供給装置における温度制御装置

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Publication number
JPH0819734A
JPH0819734A JP6177679A JP17767994A JPH0819734A JP H0819734 A JPH0819734 A JP H0819734A JP 6177679 A JP6177679 A JP 6177679A JP 17767994 A JP17767994 A JP 17767994A JP H0819734 A JPH0819734 A JP H0819734A
Authority
JP
Japan
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liquid
tank
temperature
electric heater
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6177679A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Nakamoto
史郎 中本
Yasuaki Matsui
康明 松井
Arata Koroyasu
新 頃安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Sanki Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Sanki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyokuto Sanki Co Ltd filed Critical Kyokuto Sanki Co Ltd
Priority to JP6177679A priority Critical patent/JPH0819734A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保温タンクに残存する液体の多少に拘わら
ず、液体の煮詰まりを生じない電気ヒータの温度制御装
置を提供すること。 【構成】 液体を貯溜する保温タンク6と、この保温タ
ンク6に貯溜されている液体を保温する電気ヒータ3
と、上記保温タンク6に貯溜されている液体の液面の高
さを検出する手段と、この検出された液面の高さに基づ
いて上記ヒータ3の単位時間当たりの発熱量を制御する
温度制御装置とにより構成されている。液面の高さを検
出する手段としては、タンクより弁を介して自然流下に
より一定量の液体を排出する所要時間を測定し、この所
要時間に基づいて液面の高さを検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、料理飲食店や食堂に
おける業務用の使用に適した、麺類のだし汁、スープ、
コーヒーなどの暖かい液体を食器に一定量づつ供給する
液体の定量供給装置における保温ヒータの温度制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】料理飲食店や食堂において使用される麺
類のだし汁などの液体の定量供給装置としては、保温タ
ンクに予め所定の濃度に調製しただし汁を保温しながら
貯溜し、保温タンクの排出口より食器に注入している。
【0003】例えば、本出願人が先に出願した特願平6
−46597号で提案し、図3に示すように、液体の定
量供給装置は、丼鉢やカップなどの食器5を出し入れす
る窓11を有する筺体10に、電気ヒータ3およびこの電気
ヒータ3を制御するサーモスタットなどの温度センサ4
を備えた液体を貯溜する保温タンク6と、この保温タン
ク6の出口に連結された電磁弁1と、食器5を乗せる載
置台8と、食器5とともに載置台8の重量を検知するロ
ード・セル2と、スタート・スイッチ7と、マイクロ・
コンピュータよりなる制御装置とを設けたものである。
【0004】なお、液面検出用のフロート・スイッチ9
は、保温タンク6の空焚きを防止するためのもので、液
面が著しく低下した場合には、電気ヒータ3への通電を
強制的に遮断するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような液体供給装
置においては、電気ヒータ3によって保温タンク6に貯
溜している液体を90°〜95°に保温しなければならな
い。そのために、電気ヒータ3としては、貯溜可能な最
大容積の液体を保温し得る発熱容量の電気ヒータが必要
である。
【0006】したがって、保温タンク6内の液体の多少
に拘わらず、電気ヒータ6の発熱容量が一定であるか
ら、貯溜している液体が少なくなった場合には、電気ヒ
ータ6の発熱容量が大き過ぎて、温度センサ4の制御に
よる短時間の通電であっても、液体を煮詰まらせるとい
う問題があった。そこで、この発明の温度制御装置は、
このような煮詰まりの問題を解決するために考えられた
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の液体供給装置
における温度制御装置は、液体を貯溜するタンクと、こ
のタンクに貯溜されている液体を保温するヒータと、上
記タンクに貯溜されている液体の液面の高さを検出する
手段と、この検出された液面の高さに基づいて上記ヒー
タの単位時間当たりの発熱量を制御する制御手段とを具
備している。
【0008】
【実施例】この発明の温度制御装置を適用する液体供給
装置としては、例えば、図3に示す先に提案した装置で
あってもよく、この液体供給装置には、だし汁などの液
体を貯溜する保温タンク6と、保温タンク6内の液体を
暖める電気ヒータ3と、液体の温度を検知する温度セン
サ4と、マイクロ・コンピュータよりなる制御装置とを
備えており、さらに、液面の高さを検知する液面検知装
置と、電気ヒータ3の単位時間当たりの発熱量を液面の
高さの応じて制御する温度制御装置を備えている。
【0009】液面の高さを検知する液面検知装置は、保
温タンク6の出口に連結された電磁弁1を開いている時
間に基づいて液面の高さを間接的に測定するものであ
る。
【0010】ロード・セル2の載置台8に丼鉢などの食
器5を載せて、スタート・スイッチ7を押圧すると、電
磁弁1を開いて、保温タンク6よりだし汁を載置台8に
載せた食器5に注入を開始し、ロード・セル2で検出さ
れる食器5の重量が所定の重量に到達すると電磁弁1を
閉じる。
【0011】このとき、電磁弁1を開いていた通電時間
をタイマーによって計測すると、この通電時間は、液面
の高さに応じて変化する。すなわち、液面の高さに比例
して電磁弁1に加わる圧力が相違するので、電磁弁1を
経て一定量の液体を供給する際、液面の高さが高い場合
には所要時間が短く、液面の高さが低い場合には所要時
間が長くなる。
【0012】一定量の液体を供給する所要時間と保温タ
ンクの液面の高さとの関係を示すテーブルを制御装置の
メモリに格納しておくことにより、所要時間より液面の
高さを検知して、液面の高さに対応した信号を出力する
ことができる。
【0013】温度センサ4は、サーモスッタトのような
機械的に動作するセンサや、サーミスタのような抵抗の
変化に基づいて電子的に動作するセンサなどを使用する
ことができる。
【0014】電気ヒータ3を制御する温度制御装置20
は、図1に示すように、温度センサ4と直列に接続され
ており、電気ヒータ3に通電中、電気ヒータ3の平均電
流をアナログ的に調整するものであって、例えば、図2
(a)に示すように、デューティ制御を行なう場合に
は、1周期(A)中の通電時間(B)の割合(B/A)
を制御し、また、図2(b)に示すように、交流電圧波
形に同期してターン・オンする位相を変化させる場合に
は、サイリスタを利用した位相制御回路によって制御す
ることができる。
【0015】この温度制御装置20には、液面検知装置か
ら出力される液面の高さに対応した信号Cが印加され、
この信号Cによって電気ヒータ3の平均電流を調整し、
単位時間当たりの発熱量を液面の高さに適した大きさに
制御させる。
【0016】(他の実施例)以上で説明した各実施例に
おいては、高い場所に設置した保温タンクより食器や容
器に注入する液体の注入量の調整に電磁弁を使用してい
るが、保温タンクを低い場所に設置して、ポンプで汲み
上げて食器に注入するように構成し、ポンプを制御して
注入量を調整してもよいのである。
【0017】液面を検知する液面検知装置としては、連
続的に検知可能で液面の高さに比例した信号を出力する
ものが望ましいが、長さの異なる多くの電極を垂下させ
て各電極の導通状態に基づいて液面の高さを段階的に検
知する装置や、異なる高さでフロートによって作動させ
られる複数のスイッチを備えたフロート・スイッチなど
の各種の液面検知手段を使用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例に基づく説明から明らかな
ように、この発明の液体供給装置における温度制御装置
によると、保温タンクに残存する液体の量に対応して電
気ヒータの平均電流を変化させ、電気ヒータの単位時間
当たりの発熱量を制御させるので、液体を煮詰まらせる
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の液体供給装置における温度制御装置
の一例を示すブロック図、
【図2】図1に示す装置によって制御されたヒータの通
電電流の波形図、
【図3】従来の液体の定量供給装置の一例の構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 電磁弁 2 ロード・セル 3 電気ヒータ 4 温度センサ 5 食器 6 保温タンク 7 スタート・スイッチ 8 載置台 9 フロート・スイッチ 10 筺体 11 窓 20 温度制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯溜するタンクと、該タンクに貯
    溜されている液体を保温するヒータと、上記タンクに貯
    溜されている液体の液面の高さを検出する手段と、該検
    出された液面の高さに基づいて上記ヒータの単位時間当
    たりの発熱量を制御する制御手段とを具備することを特
    徴とする液体供給装置における温度制御装置。
  2. 【請求項2】 タンクより弁を介して自然流下により一
    定量の液体を排出する所要時間を測定する手段を備え、
    該所要時間に基づいて液面の高さを検出することを特徴
    とする請求項1に記載の液体供給装置における温度制御
    装置。
JP6177679A 1994-07-07 1994-07-07 液体供給装置における温度制御装置 Pending JPH0819734A (ja)

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JP6177679A JPH0819734A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 液体供給装置における温度制御装置

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JP6177679A JPH0819734A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 液体供給装置における温度制御装置

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JPH0819734A true JPH0819734A (ja) 1996-01-23

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ID=16035215

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JP6177679A Pending JPH0819734A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 液体供給装置における温度制御装置

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JP (1) JPH0819734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11879679B2 (en) * 2018-10-02 2024-01-23 Lg Electronics Inc. Refrigerator and control method therefor
US12013168B2 (en) * 2018-10-02 2024-06-18 Lg Electronics Inc. Refrigerator and method for controlling same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11879679B2 (en) * 2018-10-02 2024-01-23 Lg Electronics Inc. Refrigerator and control method therefor
US12013168B2 (en) * 2018-10-02 2024-06-18 Lg Electronics Inc. Refrigerator and method for controlling same

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