JPH0819721A - フィルタ及び濾過装置 - Google Patents

フィルタ及び濾過装置

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JPH0819721A
JPH0819721A JP6180827A JP18082794A JPH0819721A JP H0819721 A JPH0819721 A JP H0819721A JP 6180827 A JP6180827 A JP 6180827A JP 18082794 A JP18082794 A JP 18082794A JP H0819721 A JPH0819721 A JP H0819721A
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JP
Japan
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filter medium
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JP6180827A
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English (en)
Inventor
Yukiya Sasa
幸哉 佐々
Toshiaki Fukuda
俊明 福田
Kenichi Kato
健一 加藤
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2271/00Sealings for filters specially adapted for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D2271/02Gaskets, sealings

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 濾材の長さ方向の末端部の強度を簡単な構成
で高めた,フィルタ及びこれを用いた濾過装置を提供す
ること。 【構成】 濾材1を,その長さ方向に波板状に屈曲して
なるフィルタ100であって,濾材1の長さ方向の末端
部に位置する末端濾材片10と,該末端濾材片10と隣
接する隣接濾材片11とを互いに接着してなる。フィル
タ100は,濾材1の幅方向の両側の側端部15に,そ
の長さ方向に沿って延設された側端板5を有しているこ
とが好ましい。フィルタ100は,例えば,濾過装置の
ケースとの間にシール材6を介在させて,取り付けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,濾材を波板状に屈曲し
てなるフィルタ,及びこれを用いた濾過装置に関する。
【0002】
【従来技術】空調機等に用いられる空気濾過用のフィル
タとしては,例えば,濾材を波板状に屈曲したものがあ
る。かかるフィルタは,濾材の形状を維持するため,従
来,濾材を枠体の中に固定していた。かかるフィルタと
しては,例えば,ホットメルト接着剤により濾材を枠体
に接着,固定したものがある(実開平1─65628
号)。また,接着剤を用いることなく,樹脂製の枠体の
中に濾材をインサート成形したもの(実開昭63─82
416号)等がある。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のフ
ィルタにおいては,いずれも,濾材の外形の剛性を保持
するために,樹脂枠を設けている。この為樹脂枠成形用
の樹脂型及び成形機が必要となり,生産数が少ない場合
には特に,設備償却費や型償却費の点でコストが高くな
ってしまうという問題がある。又,枠体を使用する場合
でも波板状の濾材を枠体と組合せる際に,濾材の長さ方
向の末端部の濾材片が変形するおそれがある。特に波板
状の濾材を交換可能にする場合には,上記末端部の変形
により被濾過流体が濾過されずに通過するおそれも生じ
る。
【0004】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,濾材
の長さ方向の末端部の強度を簡単な構成で高めたフィル
タ及びこれを用いた濾過装置を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は,濾材を,その長さ方向に
波板状に屈曲してなるフィルタにおいて,上記濾材の長
さ方向の末端部に位置する末端濾材片と,該末端濾材片
と隣接する隣接濾材片とを互いに接着してなることを特
徴とするフィルタにある。
【0006】本発明において最も注目すべきことは,濾
材の長さ方向の末端部に位置する末端濾材片と,該末端
濾材片と隣接する隣接濾材片とが,互いに接着されてい
ることである。本発明において,末端濾材片とは,濾材
の長さ方向の両方の末端部に位置する濾材片をいう。末
端部とは,濾材の長さ方向の最終部,又は最終部の付近
をいう。両方の末端部の間には,複数の波形状の濾材片
が配設されている。上記濾材の末端部に位置する末端濾
材片の折り曲げ幅は,該末端濾材片と隣接する隣接濾材
片の折り曲げ幅と同程度であることが好ましい(図3,
図14参照)。これにより,上記末端濾材片と隣接濾材
片とが一体的に重なり合い,濾材の末端部の強度が向上
する。
【0007】上記末端濾材片及び隣接濾材片の折り曲げ
幅W1は,濾材の最終部を谷終わりとし,濾材最終片を
折り曲げて,他の濾材片の折り曲げ幅W2の半分となる
様に形成するのがコスト的に有利である(図2,図3参
照)。また,より大きな剛性保持及びシール性保持が必
要な場合には,更に1片分の濾材片を増やし,最終部を
山終わりとすること(図13,14参照)もできる。ま
た,末端濾材片及び隣接濾材片が,谷終わり或いは山終
わりの最終部に形成されておらず,最終部の付近に形成
されている場合にも,上記最終部に形成されている場合
と同じ効果を得る事ができる(図15参照)。
【0008】また,上記濾材最終片を内側に包み込み,
この包みこまれた濾材片を末端濾材片とし,該末端濾材
片と隣接濾材片とを互いに接着することができる(図1
0参照)。この場合,少なくとも,上記1枚の末端濾材
片と隣接濾材片との間には接着剤を充填する。包み込ま
れた中心の空間には,接着剤を充填することもできる。
接着剤を充填した場合には,末端部の剛性をより多く確
保する事ができる。一方,接着剤を充填しない場合に
は,末端部が弾性を保有する。そのため,この弾性力に
より,末端部を直接に,濾過装置のケースに取り付け,
より多くのシール性保持を得ることができる。(図12
参照)。
【0009】上記濾材としては,例えば,エレクトレッ
トペーパー,活性炭素繊維ペーパー,不織布等を用い
る。上記接着剤としては,例えば,ホットメルト樹脂,
ゴム,ウレタン等を用いる。
【0010】上記フィルタは,濾材の幅方向の両側の側
端部に,その長さ方向に沿って側端板を設けていること
が好ましい。これにより,濾材全体の長さ方向の剛性が
確保でき,濾材全体の形状を保持したまま,フィルタを
濾過装置のケースに取り付けることができる。側端板を
濾材に取り付けるに当たっては,例えば,接着性を有す
る部材を側端板として用い,これを濾材の側端部に接着
する方法がある。かかる側端板としては,例えば,ホッ
トメルト樹脂,ゴム,ウレタン等の接着材を用いること
ができる。
【0011】上記フィルタは,空調器エンジン吸気系等
における空気(エアー)フィルタ,或いは化学装置等に
おける各種ガス濾過用のガスフィルタ,更には水,各種
液体等の液体濾過用のフィルタとして用いることができ
る。
【0012】次に,上記フィルタを用いた濾過装置とし
ては,例えば,濾過流体が通過するケース内にフィルタ
を取り付けてなる濾過装置において,上記フィルタは,
濾材を,その長さ方向に波板状に屈曲させてなり,か
つ,上記濾材の長さ方向の末端部に位置する末端濾材片
と,該末端濾材片と隣接する隣接濾材片とを接着剤によ
り互いに接着してなることを特徴とする濾過装置があ
る。
【0013】上記濾過装置において,上記フィルタは,
シール材を介在させてケースに取り付けることが好まし
い。これにより,フィルタ全体の形状を保持したまま,
ケースに取り付けることができる。また,フィルタの強
度が向上するため,流体の圧力が加わっても,フィルタ
は損傷を受けない。
【0014】上記シール材は,フィルタをケースに密着
させるものである。シール材としては,発泡材等の弾性
を有するものを用い,このシール材をフィルタの全周に
設ける。この場合には,シール材の弾性により,フィル
タがケースに固定される。また,シール材は,伸縮自在
で,形状を任意に変えることができるものであることが
好ましい。これにより,1種のシール材を,種々の形状
のフィルタに対応して用いることができる。また,フィ
ルタの形状に合わせてシール材を形成しなくても,弾性
を有するシール材がフィルタの形状に合わせて自在に形
を変えることができるため,シール材をフィルタに密着
して取り付けることができる。
【0015】
【作用及び効果】本発明のフィルタにおいては,濾材の
長さ方向の末端部に位置する末端濾材片と,該末端濾材
片と隣接する隣接濾材片とが,互いに接着している。そ
のため,濾材の末端部に剛性を持たせることができる。
そのため,濾材に,その長さ方向又は幅方向の押圧力が
加わった場合にも,濾材の末端部は変形しない。また,
本発明の濾過装置において,フィルタは,ケースに取り
付けられている。フィルタは,上記のごとく,その長さ
方向の末端部が剛性を有している。そのため,末端部を
損なうことなく,フィルタをケースに取り付けることが
できる。
【0016】本発明によれば,濾材の長さ方向の末端部
の強度を簡単な構成で高めたフィルタ及びこれを用いた
濾過装置を提供することができる。
【0017】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかるフィルタについて,図1〜図5
を用いて説明する。本例のフィルタは,図1,図2に示
すごとく,濾材1を,その長さ方向に波板状に屈曲させ
たものである。図3に示すごとく,濾材1の長さ方向の
末端部2に位置する末端濾材片10と,該末端濾材片1
0と隣接する隣接濾材片11とは,数ミリの厚さをもっ
て介在するホットメルト接着剤3により互いに接着して
いる。
【0018】末端濾材片10は,フィルタ100の長さ
方向の両末端に位置し,両末端濾材片10の間には波板
状の濾材片19が位置している。末端濾材片10と隣接
濾材片11との折り曲げ幅W1は,例えば1cmであ
る。波状の他の濾材片19の折り曲げ幅W2は,例えば
2cmである。濾材1の幅方向の両側の側端部15に
は,図1に示すごとく,その長さ方向に沿って側端板5
が配設されている。フィルタ100の全周には,シール
材6が設けられている。シール材6は,弾性を有する発
泡体を用いる。
【0019】次に,フィルタ100の製造方法について
説明する。まず,ロール状に巻回された平板状の濾材を
波板状に折り曲げ,必要な山数ごとに切断し,その濾材
最終片が谷終わりとなるようにする。次に,図3に示す
ごとく,濾材片1の長さ方向の両端の濾材最終片を半分
に折り曲げて,その先端片を末端濾材片10とし,該末
端濾材片と隣接する濾材片を隣接濾材片11とする。次
に,この末端濾材片10と,該末端濾材片10に隣接す
る隣接濾材片11との間に,ホットメルト接着剤3を充
填する。
【0020】次に,図1に示すごとく,濾材片1の幅方
向の両側の側端部15に,上記ホットメルト接着剤3を
充填し,平板状に成形して,側端板5とする。これによ
り,濾材を接着剤とだけから構成された上記フィルタ1
00が得られる。尚,側端板5は別の板状部材に例えば
濾材を接着して形成してもよい。その後フィルタ100
の全周に,スポンジ等のシール材6を取り付ける。
【0021】フィルタ100は,図4に示すごとく,車
両用の空調機9の中に設けられる濾過装置95として配
設されている。空調機9は,被濾過流体としての空気が
通過するケース94と,その中に設けられたブロワ93
及び熱交換器92と,上記濾過装置95とを有してい
る。該濾過装置95は,熱交換器92の上流側及びブロ
ワ93の上流側に,それぞれ設けられている。なお,濾
過装置95はいずれか一方があればよい。
【0022】濾過装置95は,図5に示すごとく,濾過
空気が通過するケース94と,該ケース94内に取り付
けた上記フィルタ100とよりなる。フィルタ100
は,シール材6を介在させて,ケース94の壁面に溝状
に形成された係止部941に係止されている。なお,フ
ィルタ100は係止部941の一部に形成された窓から
交換可能である。
【0023】上記空調機9は,被濾過空気の導入口とし
ての外気導入口99と内気導入口98とを有しており,
さらに濾過空気の導出口91とを有している。空気は,
内外気切り換え用の切換弁991,992の開閉によ
り,外気導入口99又は内気導入口98から導入され,
ケース94の流体路90に導入される。この濾過空気
は,熱交換器92により,温度調整される。その途中,
特にブロワ93から上流側および熱交換器92の上流側
で濾過装置95に至り,ここで,フィルタ100の濾材
1により濾過される。
【0024】次に,本例の作用効果について説明する。
本例のフィルタにおいては,図3に示すごとく,濾材1
の長さ方向の末端濾材片10と,該末端濾材片10と隣
接する隣接濾材片11とが,互いに接着している。その
ため,濾材1の末端部2に剛性を持たせることができ
る。それ故,濾材1に,その長さ方向又は幅方向からの
押圧力が加わっても,濾材1の末端部2は変形しない。
【0025】また,フィルタ100は,図1に示すごと
く,濾材1の幅方向の両側の側端部15に,その長さ方
向に沿って,側端板5を設けている。そのため,濾材1
の長さ方向の剛性を確保できる。また,濾材1の末端部
は,上記のごとく,隣接する2片の濾材片を,接着剤を
介して接着して剛性を保有している。そのため,この末
端部2の剛性,及び上記側端板5の剛性により,フィル
タ100の全体の剛性を確保できる。
【0026】更に,本例においては,一様のピッチで折
り曲げられた濾材の一片の濾材最終片をさらに折り曲げ
て末端濾材片と隣接濾材片とを形成しているため,製造
工程が簡単で濾材のムダも少なくできる。尚,コスト削
減のために,濾材最終片の折り曲げ幅W1は,他の濾材
片19の折り曲げ幅W2の半分とするのがよい。
【0027】次に,本例の濾過装置95においては,図
5に示すごとく,シール材6を介するだけでフィルタ1
00がケース94に直接に取り付けられている。フィル
タ100の末端部2は,上記のごとく,剛性を有してい
る。そのため,末端部に特別な枠のような補強部材を設
けることなく,フィルタ100をケース94に取り付け
ることができる。また,フィルタ100は,シール材6
を介在させてケース94に取り付けている。そのため,
必要なシール性,耐震動性を得ることができる。
【0028】実施例2 本例のフィルタ101は,図6〜図8に示すごとく,上
述の実施例1のフィルタを,シール材を用いることな
く,濾過装置95のケース94に直接に取り付けるもの
である。フィルタ101は,図6に示すごとく,濾材1
の両側の側端部15に,側端板5を設けている。濾材1
の長さ方向の末端部は,図7,図8に示すごとく,ケー
ス94の係止部941に直接に接触し,係止されてい
る。その他は,実施例1と同様である。
【0029】本例においては,濾材の両方の末端部2に
おける末端濾材片10と隣接濾材片との接合と,濾材の
両方の側端における側端板とにより,フィルタ101は
十分な剛性を与えられる。そのため,濾材1の全体の形
状を維持したまま,フィルタ101をケース94に取り
付けることができる。本例においても,実施例1と同様
の効果を得ることができる。
【0030】実施例3 本例のフィルタ102においては,図9〜図11に示す
ごとく,濾材1の長さ方向の両方の末端部2に位置する
末端濾材片10が,途中で折り返されて,内側に包み込
まれている。即ち,図10に示すごとく,末端濾材片1
0は,内側に折り込まれた第1片12と,該第1片12
の外側に位置する第2片13とよりなる。第1片12と
第2片13とは,互いに向かい合っている。第1片12
は,第2片13の反対側において,隣接濾材片11と向
かい合っている。隣接濾材片11,第1片12,第2片
13は,それぞれホットメルト接着剤3を介して互いに
接着されている。濾材1の側端部15には,実施例1と
同様に側端板が設けられている(図示略)。その他は,
実施例1と同様である。
【0031】本例のフィルタ102においては,図11
に示すごとく,濾材1の末端濾材片10が内側に巻き込
まれ,その各濾材片の間にホットメルト接着剤3が充填
されている。そのため,本例のフィルタ102は,実施
例1よりも末端部の剛性が高い。この為,実施例2のフ
ィルタ101と同様に,シール材を用いることなく濾過
装置95のケース94に直接取付ける事が可能である。
しかし,より大きなシール性を要する場合は,図11に
破線で示すごとく,濾過装置95のケース94に,シー
ル材6を介在させて,取り付けてもよい。本例において
も,実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0032】実施例4 本例のフィルタ103においては,図12に示すごと
く,濾材1の末端の巻き込み部の中心部に接着剤を充填
していない点が,上記実施例3と異なる。即ち,第1片
12と第2片13との間には,接着剤3を充填せず,第
1片12と隣接濾材片11との間にのみ接着剤3を充填
している。その他は,実施例3と同様である。
【0033】本例のフィルタ103においては,濾材1
の末端の巻き込み部の中心部120に接着剤を充填して
いないため,その接着剤を充填していない中心部が弾性
を保有する。そのため,この弾性力により,シール性が
高められ,フィルタ103を直接に,濾過装置のケース
94に取り付けることができる。本例においても,実施
例3と同様の効果を得ることができる。
【0034】実施例5 本例のフィルタ104においては,図13,図14に示
すごとく,波板状の濾材1の折り曲げ幅が,すべて同程
度である。即ち,濾材1の末端濾材片10と,該末端濾
材片10と隣接する隣接濾材片11との折り曲げ幅W1
が,波板状の濾材片19との折り曲げ幅W2と同程度で
ある。上記フィルタ104は,シール材を用いることな
く,濾材装置に直接取り付けられている。その他は,実
施例2と同様である。
【0035】本例のフィルタ104においては,末端部
2に位置する末端濾材片10と隣接濾材片11との折り
曲げ幅W1が,上記濾材片19との折り曲げ幅W2と同
程度であるため,より大きな剛性保持及びシール性保持
の効果が期待できる。本例においても,実施例2と同様
の効果を得ることができる。
【0036】実施例6 本例のフィルタ105は,図15に示すごとく,末端濾
材片10が2枚の第1濾材片101及び第2濾材片10
2よりなる。第1濾材片101は濾材の長さ方向の濾材
最終片であり,第2濾材片102は上記第1濾材片10
1と隣接する濾材片であって,両第1,第2濾材片10
1,102は谷部を形成している。
【0037】第2濾材片102と隣接濾材片11との間
には,ホットメルト接着剤3が充填されている。第2濾
材片102と第1濾材片101との間には,ホットメル
ト接着剤は充填されていない。第1濾材片101,第2
濾材片102,及び隣接濾材片11の折り曲げ幅W1
は,他の濾材片19の折り曲げ幅W2と同程度である。
その他は,実施例1と同様である。本例においても,実
施例1と同様の効果を得ることができる。
【0038】実施例7 本例のフィルタ101は,図16に示すごとく,該フィ
ルタ101の外形と同一寸法の枠体20の中に取り付け
られている。枠体20は,濾過装置のケース94の壁面
に溝状に形成された係止部941に係止されている。そ
の他は,実施例1と同様である。本例においては,フィ
ルタ101の全体の剛性が高いため,フィルタ101の
全体形状を維持したまま,枠体20に取り付けることが
できる。また,濾材1の長さ方向の末端部2が変形する
こともない。その他は,実施例1と同様の効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のフィルタの斜視図。
【図2】実施例1の濾材の斜視図。
【図3】実施例1のフィルタの断面図。
【図4】実施例1の空調機の説明図。
【図5】実施例1の濾過装置の断面説明図。
【図6】実施例2のフィルタの斜視図。
【図7】実施例2の濾過装置の説明図。
【図8】実施例2の,フィルタの取付け方法を示す説明
図。
【図9】実施例3のフィルタの斜視図。
【図10】実施例3のフィルタの断面図。
【図11】実施例3の,フィルタの取付け方法を示す説
明図。
【図12】実施例4の,フィルタの取付け方法を示す説
明図。
【図13】実施例5のフィルタの斜視図。
【図14】実施例5のフィルタの断面図。
【図15】実施例6のフィルタの断面図。
【図16】実施例7の,枠体の中に取り付けたフィルタ
の説明図。
【符号の説明】
1...濾材, 10...末端濾材片, 11...隣接濾材片, 15...側端部, 19...濾材片, 100,101,102,103,104,10
5...フィルタ, 2...末端部, 3...接着剤, 5...側端板, 6...シール材, 9...空調機, 94...ケース, 95...濾過装置,

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾材を,その長さ方向に波板状に屈曲し
    てなるフィルタにおいて,上記濾材の長さ方向の末端部
    に位置する末端濾材片と,該末端濾材片と隣接する隣接
    濾材片とを互いに接着してなることを特徴とするフィル
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記フィルタは,上
    記濾材の幅方向の両側の側端部に,その長さ方向に沿っ
    て延設された側端板を有していることを特徴とするフィ
    ルタ。
  3. 【請求項3】 濾過流体が通過するケース内にフィルタ
    を取り付けてなる濾過装置において,上記フィルタは,
    濾材を,その長さ方向に波板状に屈曲させてなり,か
    つ,上記濾材の長さ方向の末端部に位置する末端濾材片
    と,該末端濾材片と隣接する隣接濾材片とを接着剤によ
    り互いに接着してなることを特徴とする濾過装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記フィルタは,上
    記ケースとの間にシール材を介在させてなることを特徴
    とする濾過装置。
  5. 【請求項5】 請求項3,又は4において,上記フィル
    タは,上記濾材の幅方向の両側の側端部に,その長さ方
    向に沿って延設された側端板を有していることを特徴と
    する濾過装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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