JPH08197196A - 溶融金属の流動制御装置 - Google Patents

溶融金属の流動制御装置

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JPH08197196A
JPH08197196A JP1067295A JP1067295A JPH08197196A JP H08197196 A JPH08197196 A JP H08197196A JP 1067295 A JP1067295 A JP 1067295A JP 1067295 A JP1067295 A JP 1067295A JP H08197196 A JPH08197196 A JP H08197196A
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Keisuke Fujisaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続鋳造モ−ルドの鋳型片直近の溶融金属上
層部を効果的に流動駆動する。 【構成】 複数個のx方向に延びy方向に分布するスロ
ットを有し、スロット間の歯の先端が鋳型内の溶融金属
上面に対向しかつ鋳型開口内にある電磁石コア(10);ス
ロットに挿入され、電磁石コア(10)の各スロットの基底
部(10b)を周回する胴巻きで電磁石コア(10)に装着さ
れ、一部分が鋳型上端面の上方に位置する、複数個の電
気コイル(1Aa〜2Ca);および、スロットの配列方向yに
沿う推力を溶融金属に与えるための位相差がある交流電
圧を電気コイルのそれぞれに印加する通電手段(20F1);
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳型内溶融金属の流動
速度を調節する流動制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】例えば連続鋳造では、タンデイッシュより
鋳型に溶鋼が注入され、鋳型において溶鋼は鋳型壁面か
ら次第に冷却されつつ引き抜かれる。同一高さの鋳型壁
面における温度が不均一であると、表面割れやシェル破
断を生じ易い。これを改善するために、従来は、リニア
モ−タを用いて、鋳型内で溶鋼を鋳型壁面に沿って流動
駆動する(例えば特開平1−228645号公報)。
【0003】図8の(a)に鋳型の垂直断面図を示し、
図8の(b)には鋳型の上方から鋳型内溶鋼の上面(メ
ニスカス)を見おろした平面を示す。ノズル30から鋳
型内には(a)に実線矢印で示すように溶鋼が流れ込
み、鋳型短片方向およびやや下方向に溶鋼流,を生
じ、これが鋳型短片に当って一部は上方に他は下方に流
れる。上方に流れる溶鋼流,が、メニスカスでは図
8の(b)に実線矢印で示すように、ノズル30に向か
う表層流を生ずる。この表層流はメニスカス上のパウダ
を巻き込み易い。一方、溶鋼が固体に変わるときにCO
などの気体(気泡)が発生する。加えて、鋳型内面の一
部に溶鋼が滞留するとパウダが溶鋼に残留し易くしかも
ブレ−クアウトの原因となる焼付きとなり易い。これら
を防止するため、表層に図8の(b)に2点鎖線矢印で
示すような、安定した整流を形成させるのが良い。
【0004】溶鋼流,の起こす表層流に対して、図
10の(b)に示すように、鋳型長片に沿ったリニアモ
−タ3RFおよび3RLで点線矢印で示す方向の電磁駆
動力を溶鋼に与えて、図10の(c)に実線矢印で示す
ような、鋳型内壁1に沿う循環流を溶鋼の表層に生起で
きれば、この循環流は、表層部に図10の(b)に2点
鎖線矢印で示すような循環流を定速度で安定して発生さ
せることになり、これにより、気泡の浮上が促進され、
溶鋼中へのパウダ巻き込みがなくなり、表層付近の鋳型
内面がきれいにぬぐわれて溶鋼の滞留がなくなる。
【0005】ところで、リニアモータの電磁石として従
来より一般的に使用されているものでは、電磁石コアに
切られた各スロットに亀の子状(6角形)の電気コイル
の一辺を挿入したコイルエンド方式がある。すなわち、
例えば3相リニアモ−タの場合では、スロットにその配
列順にNo.1,2,3,・・・と番号を付け、スロッ
トNo.1と2の間の歯にNo.2と番号を付けるとする
と、第1番の亀の子状の電気コイルの相対向する1対の
長辺の一方をスロットNo.1に他方をスロットNo.
3に挿入してスロット間の歯(No.2,3)2個を周回させ、
第2番の電気コイルの相対向する1対の長辺の一方をス
ロットNo.2に他方をスロットNo.4に挿入してス
ロット間の歯(No.3,4)2個を周回させ、第3番の電気コ
イルの相対向する1対の長辺の一方をスロットNo.3
に他方をスロットNo.5に挿入してスロット間の歯(N
o.4,5)2個を周回させるという具合に、各電気コイルを
電磁石コアに装着するものである。このようなコイルエ
ンド方式は、力率が大であり、高周波の電源を使用する
ことが可能であるので電源容量を小さくすることができ
る。つまり、設備費が低い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のコイル
エンド方式においては電磁石コアより突出するコイルエ
ンドが大きく、スロットが延びる方向xの突出長が長
く、しかもスロットが分布する方向yのコア外の長さ
(2短辺長の和)が長い。加えて、例えば上述の例で
は、スロットNo.3の側端外方(x方向)に、第1,
第2および第3の電気コイルの短辺(コイルエンド)が
重なって張り出すなど、大量のコイルエンドが電磁石コ
アの側端外方に存在して、リニアモ−タ全体の幅を非常
に大きくしている。
【0007】ところが鋳型(モ−ルド)の幅(短辺長)
は比較的に狭く、鋳型に溶鋼を注入するノズルが鋳型開
口の実質上中心位置に存在し、しかもノズル上方のタン
ディッシュとモ−ルド上端の間の空間が挟く限られてい
るので、コイルエンド方式のリニアモ−タをモ−ルド開
口上方に配設しにくいという問題がある。リニアモ−タ
を小型にすると溶融金属に与える推力が小さくなる。大
きな推力を与えるためには、モールドを改造しなければ
ならず設備費が大となる。
【0008】本発明は、モ−ルド内溶融金属にモ−ルド
開口側から効果的に推力を与えることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の溶融金属の流動
制御装置は、複数個のx方向に延びy方向に分布するス
ロットを有し、スロット間の歯の先端が鋳型内の溶融金
属上面に対向しかつ鋳型開口内にある電磁石コア(10);
スロットに挿入され、電磁石コア(10)の各スロットの基
底部(10b)を周回する胴巻きで電磁石コア(10)に装着さ
れ、一部分が鋳型上端面の上方に位置する、複数個の電
気コイル(1Aa〜2Ca);および、スロットの配列方向yに
沿う推力を溶融金属に与えるための位相差がある交流電
圧を電気コイルのそれぞれに印加する通電手段(20F1);
を備える。なお、カッコ内には、理解を容易にするた
め、図面に示し後述する実施例の対応要素の記号を、参
考までに付記した。
【0010】本発明の好ましい実施例は、y方向に延び
相対向する1対の長辺(5F,5L)とx方向に延び相対向す
る1対の短辺(3R,3L)を含む鋳型の、1対の長辺の一方
(5F)に沿って分布しx方向に延びる複数個の第1組のス
ロットを有し、スロット間の歯の先端が、1対の短辺の
一方(3R)に近い位置の鋳型内溶融金属上面に対向しかつ
鋳型開口内にある、第1電磁石コア(10);第1組のスロ
ットに挿入され、第1電磁石コア(10)の各スロットの基
底部(10b)を周回する胴巻きで第1電磁石コア(10)に装
着され、一部分が前記一方の長辺(5F)の上端面の上方に
位置する、複数個の第1組の電気コイル(1Aa〜2Ca);第
1組のスロットの配列方向yに沿う推力を溶融金属に与
えるための位相差がある交流電圧を第1組の電気コイル
(1Aa〜2Ca)のそれぞれに印加する第1通電手段(20F1);
1対の長辺の他方(5L)に沿って分布しx方向に延びる複
数個の第2組のスロットを有し、スロット間の歯の先端
が、1対の短辺の他方(3L)に近い位置の鋳型内溶融金属
上面に対向しかつ鋳型開口内にある、第2電磁石コア(2
0);第2組のスロットに挿入され、第2電磁石コア(20)
の各スロットの基底部(20b)を周回する胴巻きで第2電
磁石コア(20)に装着され、一部分が前記他方の長辺(5L)
の上端面の上方に位置する、複数個の第2組の電気コイ
ル(4Ab〜5Cb);および、第2組のスロットの配列方向y
に沿う推力を溶融金属に与えるための位相差がある交流
電圧を第2組の電気コイル(4Ab〜5Cb)のそれぞれに印加
する第2通電手段(20L2);を備える。
【0011】
【作用】電磁石コア(10)に対して複数個の電気コイル(1
Aa〜2Ca)が胴巻きであるので、複数個の電気コイル(1Aa
〜2Ca)は、同一y軸を周回する形でy方向に分布し、各
電気コイルは1つのスロットのみに挿入されy方向に延
びるコイルエンドを実質上有しない。これにより、スロ
ット間の歯の側端面より外方(x方向)へのコイル突出
長はきわめて小さく、リニアモ−タの全体幅が小さい。
電磁石コア(10)のスロット間の歯の先端をモ−ルド(鋳
型)開口内に挿入して鋳型内壁面近くの溶融金属表面に
近づけることができ、溶融金属に効果的に推力を与える
ことができる。これを、格別な改善を施すことなく、既
存のモ−ルドに実施することができる。
【0012】加えて、電気コイルの一部分が鋳型上端面
の上方に位置するように鋳型片に近づけてリニアモ−タ
(10+1Aa〜2Ca)を設置するので、鋳型内壁面に沿う推
力が積極的に溶融金属に与えられ、これによる溶融金属
の流動が、溶融金属中の気泡の浮上を促進し、溶融金属
中へのパウダ巻き込みがなくなり、表層付近の鋳型内面
をきれいにぬぐい溶融金属の滞留をなくする。なお、溶
融金属が鋳型内面に滞留すると、鋳型の冷却効果が強く
作用し滞留部の固化が急速に進んで凝固金属が鋳型内面
に固着してブレ−クアウトの原因となることがある。
【0013】本発明の上述の好ましい実施例は2組のリ
ニアモ−タ(10+1Aa〜2Ca/20+4Ab〜5Cb)を、モ−ル
ド開口(4辺形)の対角位置にそれぞれ鋳型長辺に沿っ
て、しかもそれらの電気コイルの一部が長辺上端面の上
方にあるように長辺に極く近付けて設置するので、溶融
金属表面の表層流を効果的に整えることができる。例え
ば、注入ノズル(30)の突出流により現われる溶融金属表
層流と逆方向の推力(図1に破線矢印で示す)を溶融金属
に与えることができ、その場合には、図10の(c)に
示すような、比較的に整った表層流が形成し、結果とし
て図8の(b)に2点鎖線矢印で示すような比較的に定
速度で安定した循環流が得られる。これにより、気泡の
浮上が促進され、溶融金属中へのパウダ巻き込みがなく
なり、表層付近の鋳型内面がきれいにぬぐわれて溶融金
属の滞留がなくなる。リニアモ−タ(10+1Aa〜2Ca/20
+4Ab〜5Cb)は1対のみであって4角形の空間の2つの
対角方向の1つのみに存在するので、溶融金属上方の空
き空間が多く、他の機器又はセンサの配置が容易であ
る。通電回路も1対で済むので消費電力も少く通電制御
も簡単となる。したがって設備コストおよび維持コスト
が低減する。
【0014】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0015】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の、リニアモ−タ
の配置を示す。図中5Fおよび5Lは、連続鋳造鋳型の
第1および第2長片、6Rおよび6Lは第1および第2
短片であり、これらが囲む空間に、注入ノズル30を通
して溶鋼が、図1紙面の表側から裏側に向けて(垂直方
向zで上方から下方に)、注入される。各辺(5F,5
L,6R,6L)は銅板1F,1L,3R,3Lに、非
磁性ステンレス板2F,2L,4R,4Lを裏当てした
ものである。なお、鋳型各辺の上端面には図3に示すよ
うに、ステンレスカバ−板が乗っているが、図1および
図2においてはその図示は省略した。
【0016】この実施例では、鋳型(5F,5L,6
R,6L)内の溶鋼を、3相リニアモ−タ型で長片5L
に沿って右から左に(+yから−yの方向に)駆動する
ために、連続鋳造鋳型(5F,5L,6R,6L)内の
溶鋼の上表面に対向して第1および第2の電磁石コア1
0および20が、注入ノズル30を中心として対角線上
に配置されている。
【0017】図2の(a)には、第1電磁石コア10の
拡大縦断面(図1の2A−2A線拡大断面)を示すとと
もに、図3には電磁石コア10の拡大横断面(図1の3
A−3A線拡大断面)を示す。これらの図面において寸
法引出線(一点鎖線)間の小形の数字は寸法値(mm)
を示す。なお、第1電磁石コア10を含む第1リニアモ
−タと第2電磁石コア20を含む第2リニアモ−タとは
同一寸法および同一電気定格のものであり、鋳型開口の
中心位置にあるノズル30に対して軸対称に配置されて
いる。
【0018】図1〜図3を参照すると、この実施例で
は、電磁石コア10は、y方向に長く、この長手方向y
にスロット用の6個の切欠を等ピッチで形成した、平板
面が櫛形の薄鋼板を積層したものであり、6個のスロッ
トがあり、スロットのそれぞれに電気コイル1Aa〜2
Caが挿入されている。なお、電磁石コア10および電
気コイル1Aa〜2Caは冷却されかつ耐熱カバ−で被
覆されているが、冷却構造およびカバ−は図示を省略し
ている。電磁石コア10は、下面にx方向に延びるスロ
ットがある櫛形であり、各スロットに電気コイルが挿入
され、スロット間の歯が磁極でありその下端面が、連続
鋳造鋳型(5F,5L,6R,6L)内の溶鋼の上表面
に対向している。電気コイル1Aa〜2Caの、電磁石
コア10よりx方向に突出したコイルエンドは、銅板1
F上部(+z方向)の空間において略90度上に向きを
変え、電磁石コア10の上平面を通過している。すなわ
ち電気コイル1Aa〜2Caは、電磁石コア10に「胴
巻き」されている。
【0019】この実施例では、電気コイル1Aa〜2C
aの内空間に高さ(z)が150mmの電磁石コア10
を通した後、電気コイル1Aa〜2Caの一辺を各スロ
ットに押し込むため、電気コイル1Aa〜2Caの内空
間の高さ方向zの幅は、この実施例では150mmであ
り、スロットの深さ(z)が75mmであるので、電気
コイルをスロットに押し込んだ後は、電気コイルの上辺
とコア10の背面(上面)との間に75mmの空隙を生
ずる。この空隙に、長方形の薄鋼板を積層した補助コア
10aが挿入されている。電磁石コア10および補助コ
ア10aの両者にも、冷却用の流体流路がありこれに冷
媒管が接続されているが、これらの図示は省略した。
【0020】電気コイル1Aa〜2Caが、電磁石コア
10に対して胴巻きであるので、各電気コイルは、y方
向にはy方向スロット幅分のみ分布し、従来のコイルエ
ンド方式のリニアモ−タのように、1つの電気コイルが
数スロット分y方向に延びることはなく、これにより電
磁石コア10の外方(x方向)の突出長が短く、リニア
モ−タ(10+1Aa〜2Ca)のx方向幅が狭い。こ
れにより、図3に示すように、電磁石コア10のスロッ
ト間の歯の先端をモ−ルド開口内に挿入しかつ電気コイ
ルの一部を鋳型壁5Fの上方に置く形で、電磁石コア1
0を鋳型辺5Fに極く近付けて配置しうる。つまり、リ
ニアモ−タのx方向幅が狭いので、短辺幅が狭いモ−ル
ドにもリニアモ−タを配設することが可能であり、更に
は、鋳型辺内面直近の溶鋼に効果的に推力を与えるよう
に、電磁石コア10を鋳型辺の直近に配置しうる。
【0021】図2の(b)に、第2電磁石コア20の拡
大縦断面(図1の2B−2B線拡大断面)を示す。電磁
石コア20も、10と同様な構造であり、長辺5Fおよ
び短辺6Rに対する第1電磁石コア10の配置位置関係
と同じく、長辺5Lおよび短辺6Lに対して位置決めさ
れている。
【0022】図4に、図2の(a),(b)に示す電気
コイル1Aa〜2Caと4Ab〜5Cbの結線および電
源回路との接続態様を示す。この結線は2極(N=2)
のものであり、電気コイルに3相交流(M=3)を通電
する。例えば、電気コイル1Aa〜2Caは、図4では
この順に、u,V,w,U,v,Wと表わしている。そ
して「U」は3相交流のU相の正相通電(そのままの通
電)を、「u」はU相の逆相通電(U相より180度の
位相づれ通電)を表わし、電気コイル「U」にはその巻
始め端にU相が印加されるのに対し、電気コイル「u」
にはその巻終り端にU相が印加されることを意味する。
同様に、「V」は3相交流のV相の正相通電を、「v」
はV相の逆相通電を、「W」は3相交流のW相の正相通
電を、「w」はW相の逆相通電を表わす。図4に示す端
子U11,V11およびW11は、電気コイル1Aa〜
2Caの電源接続端子であり、端子U12,V12およ
びW12は、電気コイル4Ab〜5Cbの電源接続端子
である。
【0023】図5に、電気コイル1Aa〜2Caに3相
交流を流す電源回路20F1を示す。3相交流電源(3
相電力線)21には直流整流用のサイリスタブリッジ2
2A1が接続されており、その出力(脈流)はインダク
タ25A1およびコンデンサ26A1で平滑化される。平
滑化された直流電圧は3相交流形成用のパワ−トランジ
スタブリッジ27A1に印加され、これが出力する3相
交流のU相が図4に示す電源接続端子U11に、V相が
電源接続端子V11に、またW相が電源接続端子W11
に印加される。
【0024】電気コイル1Aa〜2Caが、図10の
(b)に点線矢印で示す推力を発生するコイル電圧指令
値VdcA1が位相角α算出器24A1に与えられ、位相
角α算出器24A1が、指令値VdcA1に対応する導通
位相角α(サイリスタトリガ−位相角)を算出し、これ
を表わす信号をゲ−トドライバ23A1に与える。ゲ−
トドライバ23A1は、各相のサイリスタを、各相のゼ
ロクロス点から位相カウントを開始して位相角αで導通
トリガ−する。これにより、トランジスタブリッジ27
A1には、指令値VdcA1が示す直流電圧が印加され
る。
【0025】一方、3相信号発生器31A1は、周波数
指令値Fdcで指定された周波数(この実施例では50H
z)の、定電圧3相交流信号を発生して、比較器29A
1に与える。比較器29A1にはまた、三角波発生器3
0A1が3KHzの、定電圧三角波を与える。比較器2
9A1は、U相信号が正レベルのときには、それが三角
波発生器30A1が与える三角波のレベル以上のとき高
レベルH(トランジスタオン)で、三角波のレベル未満
のとき低レベルL(トランジスタオフ)の信号を、U相
の正区間宛て(U相正電圧出力用トランジスタ宛て)に
ゲ−トドライバ28A1に出力し、U相信号が負レベル
のときには、それが三角波発生器30A1が与える三角
波のレベル以下のとき高レベルHで、三角波のレベルを
越えるとき低レベルLの信号を、U相の負区間宛て(U
相負電圧出力用トランジスタ宛て)にゲ−トドライバ2
8A1に出力する。V相信号およびW相信号に関しても
同様である。ゲ−トドライバ28A1は、これら各相,
正,負区間宛ての信号に対応してトランジスタブリッジ
27A1の各トランジスタをオン,オフ付勢する。これ
により、電源接続端子U11には、3相交流のU相電圧
が出力され、電源接続端子V11に同様なV相電圧が出
力され、また電源接続端子W11に同様なW相電圧が出
力され、これらの電圧の上ピ−ク/下ピ−ク間レベルは
コイル電圧指令値VdcA1で定まる。この3相電圧の周
波数はこの実施例では周波数指令値Fdcにより50Hz
である。すなわち、コイル電圧指令値VdcA1で指定さ
れたピ−ク電圧値(推力)の50Hzの3相交流電圧
が、図2及び図4に示す電気コイル1Aa〜2Caに印
加される。
【0026】図6に、電気コイル4Ab〜5Cbに3相
交流を流す電源回路20L2を示す。この電源回路20
L2の構成は、上述の20F1と同一であるが、コイル
電圧指令値(VdcB2)が異なる。
【0027】すなわち、電気コイル4Ab〜5Cbが図
10の(b)に点線矢印で示す推力を発生するコイル電
圧指令値VdcB2が、位相角α算出器24B2に与えら
れる。これらのコイル電圧指令値VdcA1(図5)およ
びコイル電圧指令値VdcB2(図6)は、図7に示すコ
ンピュ−タ43が、各電源回路20F1および20L2
に与えるものである。
【0028】図7に、図2に示す鋳型短片6Lおよび6
Rの背部を示す。これらの短片6L,6Rには、熱電対
S31〜S3nおよびS41〜S4nが、それぞれ鋳片
引抜き方向(高さ方向z;上下方向)に各一列で等間隔
に配列され、それぞれの熱電対は、裏当てステンレス板
を貫通し銅板のやや内部の(溶鋼に接する表面部の)温
度を検出する。信号処理回路41A及び41Bが熱電対
が検出する温度を表わすアナログ信号(検出信号)を発
生してアナログゲ−ト42に与える。
【0029】コンピュ−タ43は、アナログゲ−ト42
を制御して、熱電対S31〜S3nおよびS41〜S4
nの検出信号を順次に選択してA/D変換して読込み、
高温値抽出処理44により、熱電対S31〜S3nの検
出温度の中の最高温度値Tm1L1および次に高い温度
値Tm2L1を抽出し、かつ、熱電対S41〜S4nの
検出温度の中の最高温度値Tm1R1および次に高い温
度値Tm2R1を抽出する。そして、短片6Lの代表温
度 (Tm1L1−Tm2L1)×0.7+TM2L1 を算出し、短片6Rの代表温度 (Tm1R1−Tm2R1)×0.7+TM2R1 を算出して、両者の差すなわち短片6L,6R間の代表
温度差 (Tm1L1-Tm2L1)×0.7+TM2L1−(Tm1R1-Tm2R1)×0.7−T
M2R1 を算出して、それが正値(0以上)である(短片6Rの
方が温度が高い)ときには、VdcA1=代表温度差×
A(Aは係数)を算出し、かつ、VdcB2=B−VdcA
1を算出する。代表温度差が負値である(短片15Lの
方が温度が高い)ときには、VdcB2=−代表温度差×
Aを算出し、かつVdcA1=B−VdcB2を算出する。
【0030】VdcA1は、短片6R側の電気コイル1A
a〜2Ca(図4)に対する電流レベル(推力)指令値
であり、VdcB2は短片6L側の電気コイル4Ab〜5
Cb(図4)に対する電流レベル(推力)である。これ
らの指令値は、代表温度差が正値(短片6Rの方が温度
が高い;突出流により図11のbに示す不平衡表層流が
推定される)ときには電気コイル1Aa〜2Caの電気
コイルに流す3相交流電流レベルを大きくして強い推力
(図1,図9のbの点線矢印)をかけ、電気コイル4A
b〜5Cbに流す相交流電流レベルを小さくして推力を
弱くし、逆に、代表温度差が負値(短片6Lの方が温度
が高い)ときには、電気コイル4Ab〜5Cbに流す3
相交流電流レベルを大きくして強い推力をかけ、電気コ
イル1Aa〜2Ca流す3相交流電流レベルを小さくし
て推力を弱くすることを意味する。
【0031】ノズル30から鋳型に流れ込む溶鋼流(図
8のaに示す突出流,)がノズル30に関して実質
上対称であると、短片6Rと6Lの温度は実質上同じと
なり、表層流が図8の(b)および図9の(a)に実線
矢印,で示すようにノズル30に関して対称とな
り、この場合には、VdcA1=VdcB2となって、短片
6R側の電気コイル1Aa〜2Caと短片6L側の電気
コイル4Ab〜5Cbの通電レベルが実質上等しく、第
1電磁石コア10と第2電磁石コア20は、図1および
図8の(b)に点線矢印で示すように、実質上等しい強
さの、方向が逆の推力を溶鋼に与える。これにより、溶
鋼の実際の表層流は、図10の(c)の実線矢印を逆方
向に変えた形となり、図8の(b)に2点鎖線矢印で示
す循環流をもたらす。これにより、気泡の浮上が促進さ
れ、溶鋼中へのパウダ巻き込みがなくなり、表層付近の
鋳型内面がきれいにぬぐわれて溶鋼の滞留がなくなる。
鋳型内溶鋼の温度分布が均一化する。
【0032】図11の(a)に示すように、短片6Rに
向かう突出流が強く、短片6Lに向かう突出流が弱
くなると、短片6Rの温度が上昇し短片6Lの温度が低
下し、表層流は図11の(b)に実線矢印,で示す
ようにノズル30と短片6Rの間の表層流が強く、ノ
ズル30と短片6Lの間の表層流が弱くなり、この場
合には、VdcA1>VdcB2となって、短片6R側の電
気コイル1Aa〜2Caの通電レベルが高く、短片6L
側の電気コイル4Ab〜5Cbの通電レベルが低くな
り、第1電磁石コア10は強い推力を、第2電磁石コア
20は弱い推力を溶鋼に与える。これにより、図9の
(b)に点線矢印で示すように、第1電磁石コア10は
強い推力を、第2電磁石コア20は弱い推力を溶鋼に与
える。これにより、図8の(b)に2点鎖線矢印で示す
循環流をもたらす。この場合には、この循環流は高温の
短片6R側で高速、低温の短片6L側で低速であるが、
ル−プを描く循環流であるので渦流を生じない。短片6
R側の高温溶鋼を低温の短片6L側に搬送し、温度差を
低減する。この循環流により、気泡の浮上が促進され、
溶鋼中へのパウダ巻き込みがなくなり、表層付近の鋳型
内面がきれいにぬぐわれて溶鋼の滞留がなくなる。鋳型
内溶鋼の温度分布が均一化する。
【0033】逆に、短片6Rに向かう突出流が弱く、
短片6Lに向かう突出流が強くなると、短片6Rの温
度が低下し短片6Lの温度が上昇し、表層流はノズル3
0と短片6Rの間の表層流が弱く、ノズル30と短片
6Lの間の表層流が強くなり、この場合には、VdcA
1<VdcB2となって、短片6R側の電気コイル1Aa
〜2Caの通電レベルが低く、短片6L側の電気コイル
4Ab〜5Cbの通電レベルが高くなり、第1電磁石コ
ア10は弱い推力を、第2電磁石コア20は強い推力を
溶鋼に与える。これにより、図9の(c)に点線矢印で
示すように、第1電磁石コア10は弱い推力を、第2電
磁石コア20は強い推力を溶鋼に与える。これにより、
図8の(b)に2点鎖線矢印で示す循環流をもたらす。
この場合には、この循環流は低温の短片6R側で低速、
高温の短片6L側で高速であるが、ル−プを描く循環流
であるので渦流を生じない。短片6L側の高温溶鋼を低
温の短片6R側に搬送し、温度差を低減する。この循環
流により、気泡の浮上が促進され、溶鋼中へのパウダ巻
き込みがなくなり、表層付近の鋳型内面がきれいにぬぐ
われて溶鋼の滞留がなくなる。鋳型内溶鋼の温度分布が
均一化する。
【0034】上述の実施例では、短片6R,6Lの温度
を熱電対で検出して注入ノズル30からの鋳型内への突
出流の強さ対応の表層流の強さ(流速)を検出し、これ
に対応して安定した循環流(図8のbの2点鎖線矢印)
を生成するための電磁推力を、第1および第2電磁石コ
ア10,20で溶鋼に与えるようにしているが、例え
ば、流速センサで図1のVspaの位置の表層流の速度Vs
aおよびVspbの位置の表層流の速度Vsbを検出して、電
流レベル指示値VdcA1およびVdcB2を、それぞれV
saおよびVsbに反比例する値とするようにしてもよい。
本発明では1対の電磁石のみを鋳型空間の上方に対角方
向に配置しているので、位置Vspa,Vspbの流速を検出
するように流速センサを配設するか、あるいは、位置V
spa,Vspbに対して昇降させることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の、連続鋳造鋳型の溶鋼表
面の上方の、磁極および電気コイルの配列を示す平面図
である。
【図2】 図1に示す電磁石コア10および20の拡大
縦断面図である。
【図3】 図1に示す電磁石コア10および20の拡大
横断面図である。
【図4】 図2に示す電気コイルの結線及び電源回路と
の接続態様を示す電気回路図である。
【図5】 図3に示す電気コイル1Aa〜2Caに3相
交流電圧を印加する電源回路を示す電気回路図である。
【図6】 図3に示す電気コイル4Ab〜5Cbに3相
交流を印加する電源回路を示す電気回路図である。
【図7】 図1に示す鋳造鋳型の短片6L,6Rの背部
とそれらに備わった熱電対に接続された電気回路を示す
ブロック図である。
【図8】 (a)は図1に示す鋳型(5F,5L,6
F,6R)の垂直断面図、(b)は水平断面図である。
【図9】 (a)は鋳型内溶鋼の上面を示す平面図、
(b)および(c)は電磁石コウ10,20により鋳型
内溶鋼のメニスカスに誘起される表層流(点線矢印)を
示す平面図である。
【図10】 (a)は、鋳型内溶鋼のメニスカスにおけ
る、注入ノズルからの溶鋼注入により生ずる表層流を示
す平面図、(b)は従来の2個のリニアモ−タで生起し
ようとする表層流を点線矢印で示す平面図、(c)は注
入ノズルからの溶鋼注入により生ずる表層流と2個のリ
ニアモ−タの推力により生ずる表層流とのベクトル和を
実線矢印で示す平面図である。
【図11】 (a)は鋳型内溶鋼の断面図、(b)は鋳
型内溶鋼のメニスカスにおける表層流を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1:鋳型の内壁 1F,1L,3R,3
L:銅板 2F,2L,4R,4L:非磁性ステンレス板 5F,5L:長片 6R,6L:短片 10,20:電磁石コア 10a,20a:補助
コア 10b,20b:基底部 19:流出口 30:注入ノズル 20F1,20L2:
電源回路 PW:パウダ 1Aa,1Ba,1Ca,2Aa,2Ba,2Ca :電気コイル 4Ab,4Bb,4Cb,5Ab,5Bb,5Cb :電気コイル U11,V11,W11/U12,V12,W12:電源接続端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のx方向に延びy方向に分布するス
    ロットを有し、スロット間の歯の先端が鋳型内の溶融金
    属上面に対向しかつ鋳型開口内にある電磁石コア;スロ
    ットに挿入され、電磁石コアの各スロットの基底部を周
    回する胴巻きで電磁石コアに装着され、一部分が鋳型上
    端面の上方に位置する、複数個の電気コイル;および、 スロットの配列方向yに沿う推力を溶融金属に与えるた
    めの位相差がある交流電圧を電気コイルのそれぞれに印
    加する通電手段;を備える溶融金属の流動制御装置。
  2. 【請求項2】y方向に延び相対向する1対の長辺とx方
    向に延び相対向する1対の短辺を含む鋳型の、長辺に沿
    って分布しx方向に延びる複数個のスロットを有し、ス
    ロット間の歯の先端が、鋳型内溶融金属上面に対向しか
    つ鋳型開口内にある、電磁石コア;スロットに挿入さ
    れ、電磁石コアの各スロットの基底部を周回する胴巻き
    で電磁石コアに装着され、一部分が鋳型長辺の上端面の
    上方に位置する、複数個の電気コイル;および、 スロットの配列方向yに沿う推力を溶融金属に与えるた
    めの位相差がある交流電圧を電気コイルのそれぞれに印
    加する通電手段;を備える溶融金属の流動制御装置。
  3. 【請求項3】y方向に延び相対向する1対の長辺とx方
    向に延び相対向する1対の短辺を含む鋳型の、1対の長
    辺の一方に沿って分布しx方向に延びる複数個の第1組
    のスロットを有し、スロット間の歯の先端が、1対の短
    辺の一方に近い位置の鋳型内溶融金属上面に対向しかつ
    鋳型開口内にある、第1電磁石コア;第1組のスロット
    に挿入され、第1電磁石コアの各スロットの基底部を周
    回する胴巻きで第1電磁石コアに装着され、一部分が前
    記一方の長辺の上端面の上方に位置する、複数個の第1
    組の電気コイル;第1組のスロットの配列方向yに沿う
    推力を溶融金属に与えるための位相差がある交流電圧を
    第1組の電気コイルのそれぞれに印加する第1通電手
    段;1対の長辺の他方に沿って分布しx方向に延びる複
    数個の第2組のスロットを有し、スロット間の歯の先端
    が、1対の短辺の他方に近い位置の鋳型内溶融金属上面
    に対向しかつ鋳型開口内にある、第2電磁石コア;第2
    組のスロットに挿入され、第2電磁石コアの各スロット
    の基底部を周回する胴巻きで第2電磁石コアに装着さ
    れ、一部分が前記他方の長辺の上端面の上方に位置す
    る、複数個の第2組の電気コイル;および、 第2組のスロットの配列方向yに沿う推力を溶融金属に
    与えるための位相差がある交流電圧を第2組の電気コイ
    ルのそれぞれに印加する第2通電手段;を備える溶融金
    属の流動制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100672775B1 (ko) * 2005-12-05 2007-01-22 김상건 윤활성 시트용 코팅 물질, 이의 제조방법 및 윤활성 시트
JP2008246534A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Jfe Steel Kk 鋼の連続鋳造方法
CN112105469A (zh) * 2018-07-17 2020-12-18 日本制铁株式会社 铸模设备及连续铸造方法

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