JPH08194638A - 指定時刻のデータベースバックアップ方法及びデータベースバックアップ装置 - Google Patents

指定時刻のデータベースバックアップ方法及びデータベースバックアップ装置

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JPH08194638A
JPH08194638A JP671895A JP671895A JPH08194638A JP H08194638 A JPH08194638 A JP H08194638A JP 671895 A JP671895 A JP 671895A JP 671895 A JP671895 A JP 671895A JP H08194638 A JPH08194638 A JP H08194638A
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JP
Japan
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time
data
database
backup
update
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Application number
JP671895A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Ozawa
基之 小澤
Hiromi Sanekata
洋美 真方
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、24時間連続運転を行うオ
ンラインシステムにおいて、オンライン業務やバッチ業
務で常に更新処理が行われるデータベースを指定された
時刻の状態で退避させることが可能なオンラインシステ
ムの連続運転におけるデータベース退避処理方法を提供
することである。 【構成】 本発明は、基準時刻後に元帳データベース1
00の更新が発生していない場合には、元帳データを書
き出す退避データベース120と、基準時刻後に元帳デ
ータベース100の更新が発生した場合に、更新前の元
帳データ101を一時退避させる一時退避データベース
110と基準時刻後の任意の一時退避データベース11
0のデータを書き出す退避データベース120を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指定時刻のデータベー
スバックアップ方法及びデータベースバックアップ装置
に係り、特に、金融システム等のオンライン業務を運用
するシステムにおいて、オンラインプログラムによる元
帳データベースの更新処理を停止することなく、即ち、
オンラインシステムで使用中の元帳データベースの更新
動作を中断することなく、バッチ処理を行うための指定
時刻のデータベースバックアップ方法及びデータベース
バックアップ装置に関する。
【0002】金融機関のオンライン業務の運用時間は延
長される傾向にあり、近い将来、24時間連続運転が予
想されることに対し、指定時刻の元帳データベースの退
避処理をオンライン業務中に行う必要性が出てくるた
め、このような無中断で走行するシステムに適用するシ
ステムが望まれている。
【0003】
【従来の技術】図26は、従来の金融機関におけるバン
キングオンラインシステムの運用形態を示す。同図にお
いて、aは暦日、bは暦日の時刻、cは時刻毎の業務状
況、dはデータ処理を行った日付を示す。金融機関にお
ける従来のシステム運用形態の多くは、午前9時前から
オンライン業務を開始し、午後7時過ぎにオンライン業
務を終了する。暦日1日の午前8時45分からオンライ
ン業務が開始され、同日の19時30分に終了する。1
日のオンライン終了時点において、元帳データベースの
退避処理を行う。退避処理は、オンライン終了時点であ
る午後7時30分時点での元帳データベースの退避デー
タベースを作成する。退避データベースの作成が終了す
ると、暦日1日の23時に、翌日2日のデータ処理上の
元帳データベースの日付を変更する。次に、上記の処理
が終了した暦日1日の23時以降に、オンライン業務に
付帯するバッチ処理を行う。オンライン業務に付帯する
処理として、例えば、暦日1日のオンライン終了時の全
行(本支店)の預金保有高、現金引出し総額等の集計処
理等がある。
【0004】所定時間内のオンライン業務、元帳データ
ベースの退避処理、及びオンライン付帯バッチ処理等の
一連を処理が終了すると、システムは所定の時刻まで休
止状態となる。このように、従来のシステムのように、
予め決められた処理時間帯で区切ってオンライン業務、
バッチ処理業務等を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金融機
関のオンラインシステムが24時間連続運転を実施する
ことが要求されるようになると、従来の運用形態である
オンライン業務とバッチ業務とを処理時間帯で区分する
ことができなくなり、オンラインプログラムとバッチプ
ログラムを並行して処理する必要がでてくる。
【0006】その結果、例えば、アプリケーション上で
月末日のオンライン業務終了状態時における元帳データ
ベースといった指定ができなくなり、月末日におけるバ
ッチ処理による集計業務がオンラインシステム実行中は
不可能となる。即ち、元帳データベースを退避する時間
帯の確保ができなくなるという問題がある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、オンライン業務の停止を必要とせずに、指定された
時刻の状態の退避データベースを作成することができる
指定時刻のデータベースバックアップ方法及びデータベ
ースバックアップ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の第1の
原理を説明するためのフローチャートである。本発明の
データベースバックアップ方法は、上記の課題を解決す
るため、データベースを有するシステムにおける、指定
時刻時点の該データベースのバックアップを作成する方
法において、データベースのバックアップを取得するバ
ックアップ時刻を該指定時刻以降に指定し(ステップ1
−1)、指定時刻以降に発生したデータベースの所定箇
所の更新要求について、該所定箇所毎に更新以前のデー
タを記憶しておき(ステップ1−2)、指定された指定
時刻以降に、記憶しておいた所定箇所毎の更新以前のデ
ータと更新時刻と、データベースに基づいて、該指定時
刻のデータベースのバックアップを作成する(ステップ
1−3)。
【0009】図2は、本発明の第2の原理を説明するた
めのフローチャートである。本発明は、データベースバ
ックアップ方法は、データベースを有するシステムにお
ける、指定された指定時刻のデータベースのバックアッ
プを作成する方法において、データベースのバックアッ
プデータを取得するバックアップ取得時刻を指定時刻以
前に指定し(ステップ2−1)、指定時刻より以前にバ
ックアップデータを取得しておき、バックアップを取得
したデータベースの所定箇所毎に、バックアップ取得時
刻を示すデータを記憶しておき(ステップ2−2)、デ
ータベースの所定箇所の更新要求については、該所定箇
所毎に更新を行い、更新後の値と更新時刻を記憶してお
き(ステップ2−3)、指定時刻と、記憶されているバ
ックアップデータを取得した取得時刻を示すデータと、
所定箇所毎の更新後の値と更新時刻を示すデータとに基
づいて、指定時刻以前に取得したバックアップデータの
補正を行う(ステップ2−4)。
【0010】図3は、本発明の第3の原理を説明するた
めのフローチャートである。本発明は、データベースを
有するシステムにおける、指定時刻のデータベースのバ
ックアップを作成する方法において、データベースのバ
ックアップデータを取得するバックアップ取得時刻を指
定時刻以降に指定し(ステップ3−1)、データベース
の所定箇所の更新要求発行時に、該所定箇所毎の更新以
前のバックアップデータと、取得時刻とを記憶しておき
(ステップ3−2)、データベースの所定箇所の更新要
求について該所定箇所毎に更新し、更新後のデータ及び
更新時刻を記憶しておき(ステップ3−3)、バックア
ップデータとその取得時刻と、記憶しておいた、データ
ベースの所定箇所毎の更新後の値と、更新時刻とに基づ
いて、バックアップデータの補正を行う(ステップ3−
4)。
【0011】本発明のデータベースバックアップ装置
は、データベースシステムにおいて、データベースのバ
ックアップの取得状態に対応する時刻である指定時刻を
設定する時刻指定手段と、データベースのバックアップ
を取得するバックアップ時刻を指定時刻以降に指定する
退避時刻設定手段と、指定時刻以降に発生したデータベ
ースの所定箇所の更新要求について所定箇所毎に更新以
前を示すデータを記憶する一時退避手段と、一時退避手
段により記憶されているデータと前記データベースに基
づいて前記データベースのバックアップを作成するバッ
クアップ生成手段とを有する。
【0012】また、本発明のデータベースバックアップ
装置は、データベースシステムにおいて、データベース
のバックアップの取得状態に対応する時刻である指定時
刻を設定する時刻指定手段と、指定時刻より以前にバッ
クアップデータを取得し、取得した時刻を共に記憶する
一時退避手段と、データベースの所定箇所の更新要求に
対して、所定箇所毎に更新後のデータと更新時刻を記憶
する更新情報記憶手段と、一時退避手段に記憶されてい
るデータと、更新情報記憶手段に記憶されている情報に
より一時退避手段に記憶されているデータによりデータ
ベースのバックアップを作成するバックアップ生成手段
とを有する。
【0013】さらに、本発明のデータベースのバックア
ップ装置は、データベースシステムにおいて、データベ
ースのバックアップの取得状態に対応する時刻である指
定時刻を設定する時刻指定手段と、データベースの所定
箇所の更新要求発行時に、所定箇所毎の更新前のバック
アップデータと取得時刻を記憶する一時退避手段と、デ
ータベースの所定箇所の更新要求に基づいて所定箇所毎
に更新し、更新後の値と更新時刻を記憶する更新情報記
憶手段と、一時退避手段に記憶されているデータと更新
情報記憶手段に記憶されているデータによりデータベー
スのバックアップを作成するバックアップ生成手段とを
有する。
【0014】
【作用】本発明の第1の方法は、更新要求に応じてデー
タベースのデータの更新を行いながら、データベースの
バックアップを行う時刻を所定の指定時刻以降とし、指
定時刻以降にオンラインによる更新要求が発行された場
合には、まず、更新前のデータを一時退避しておき、指
定時刻時点における退避用データベースを作成する際
に、更新要求により更新されているデータについては、
一時退避されたデータを読み込み、更新されていないデ
ータは、データベース自体のデータを読み込んで作成す
る。図4は、本発明の第1の方法を説明するための図で
ある。同図に示すように指定時刻後の最初に更新要求が
発行された場合には(a)、更新前の元帳データを書き
出して(b)、一時退避データを作成する(c)。デー
タベース退避処理において(d)、基準時刻後に更新が
発生している場合には一時退避データを退避データベー
スとして書き出す(e)。また、基準時刻後に更新が発
生していない場合には元帳データを書き出す(f)。
【0015】また、本発明の第2の方法は、指定された
時刻以前にデータベースを一時退避し、その時の退避時
刻を記憶しておき、さらに、更新要求に応じてデータベ
ースのデータを更新すると共に更新後のデータ及び更新
時刻を記憶しておく。指定時刻と更新時刻及び一時退避
された時刻を比較し、更新時刻の方が指定時刻以前でか
つ最も指定時刻に近ければ、更新されたデータを読み込
み、一時退避された時刻の方が指定時刻に近ければ、一
時退避されたデータを読み込んで、退避データベースを
作成する。従って、一時退避データと更新済みデータを
比較して、指定時刻以前でかつ最も指定時刻に近い時刻
を有するデータを退避データベースに書き込むことによ
り、指定時刻以前かつ一時退避後に更新されたデータに
ついても退避処理が可能となる。図5は、本発明の第2
の方法を説明するための図である。同図に示すように、
指定時刻以前に更新要求が発行されている場合には元帳
データを更新し(a)、その更新履歴データを取得し、
記憶する(b)。さらに、元帳データを一時退避し、一
時退避時刻と退避データを保持しておく(c)。また、
指定時刻以前に再度更新要求が発行された場合には、元
帳データを更新し(d)、さらに更新履歴データを作成
する(e)。指定時刻後に退避データベースを作成する
場合に、指定時刻以前で指定時刻に最も近いデータを更
新履歴データ及び一時退避データの作成日時を参照して
作成する(f)。
【0016】また、本発明の第3の方法は、指定時刻以
降に更新要求が発行された場合に、更新前のデータを保
持しておくと共に、更新したデータ及び更新日時を保持
しておく。さらに指定時刻以降にデータの一時退避を行
い、一時退避時刻をデータと共に保持しておく。ここ
で、退避データベースを作成する際に、指定時刻以降で
最も指定時刻に近いデータを、更新日時及び一時退避時
刻を参照することにより選択し、退避データベースに書
き出す。図6は、本発明の第3の方法を説明するための
図である。指定時刻以降に、更新要求が発行されると
(a)、まず、更新前の元帳データを更新履歴データと
して書き出すと共に書き出した時刻も合わせて記録する
(b)。ここで、データベースの一時退避を行う(c)
と共に、一時退避した時刻も記録する。さらに、更新要
求が発行されると(d)、上記と同様に更新前の元帳デ
ータを更新履歴データとして書き出すと共に、書き出し
た時刻も合わせて記録する(e)。退避データベースを
作成する際には、一時退避データと更新履歴データの時
間情報(退避日時、書込み日時)を参照して、指定時刻
以降で指定時刻に最も近いデータを退避データとして作
成する(f)。
【0017】このように、本発明は、オンラインシステ
ムが24時間運転になった場合でも更新する前または後
の更新日時と、更新前のデータ又は更新後のデータを記
録しておくことにより、無矛盾な処理が実現する。
【0018】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。以下の実施例では、金融機関におけるオンライ
ン処理されるバンキングオンラインを例に説明する。
【0019】《第1の実施例》図7は、本発明の第1の
実施例のシステム構成を示す。同図に示すシステムは、
銀行窓口で使用される窓口端末600、預金者等が使用
する現金自動支払機700、端末や各データベース(以
下DB)を制御する制御プログラム500、預金プログ
ラム、融資プログラム、為替プログラム等種々のオンラ
インプログラム200、退避DB作成プログラム等のバ
ッチ処理を行うバッチプログラム300、基準時刻テー
ブル130、オンラインプログラム200により更新要
求に基づいて刻々更新される元帳DB100、基準時刻
以前の元帳DB100の内容を一時的に退避しておくた
めの一時退避DB110、基準時刻時点での元帳DB1
00の内容を退避しておくための退避DB120より構
成される。
【0020】図8は、本発明の第1の実施例のデータの
流れを示す。図7と同一構成部分には同一符号を付す。
オンラインプログラム200は、窓口端末600または
現金自動支払機700から更新要求を受け付けると、基
準時刻テーブル130を参照し、基準時刻を得る。本実
施例において、基準時刻とは、その時刻における元帳D
B100の状態を取得するために予め指定される時刻で
あり、例えば、日時処理の場合には0時、月次処理の場
合には月末日等が設定される。
【0021】オンラインプログラム200は、窓口端末
600、現金自動支払機700から入力される元帳DB
100の更新要求に基づいて元帳DB100を更新する
と共に、基準時刻テーブル130を参照して、基準時刻
を経過した時点で各端末600及び700から更新要求
が発行された場合には、更新前の元帳データを一時退避
DB110に書き出す。このとき、退避日時(年月日、
時分秒)も合わせて一時退避DB110に書き出す。
【0022】バッチプログラムである退避DB作成プロ
グラム300は、基準時刻経過後も基準時刻経過以前の
状態のままであるデータ、即ち、基準時刻以降更新され
ていない元帳DB100の元帳データをそのまま退避D
B120に格納する。また、基準時刻経過後に更新さ
れ、一時退避DB110に格納されている元帳データを
退避DB120に格納する。
【0023】図9は、本発明の第1の実施例の元帳デー
タのレコードの構成を示す。元帳データは、本支店コー
ド1011、口座番号1012、氏名1013、住所1
014、預金種別1015から構成される顧客識別情報
1010と更新要求により元帳データが更新された更新
年月日時刻1020、一時退避DB110に退避させた
一時退避年月日時刻1030、元帳データ1040等よ
り構成される。
【0024】以下本実施例の詳細な動作を説明する。図
10は、本発明の第1の実施例のオンラインプログラム
の動作を示すフローチャートである。 ステップ1001) オンラインプログラム200が窓
口端末600または、現金自動支払機700からの処理
要求電文(更新要求)を受信する。
【0025】ステップ1002) 基準時刻テーブル1
30から基準時刻を読み込むと共に、システムクロック
より現時刻を取得する。 ステップ1003) 取得した基準時刻と現時刻により
現在が基準時刻以後であるかを判定する。
【0026】ステップ1004) 判定の結果、現時刻
が基準時刻以前であればステップ1006に移行する。
現在時刻(処理要求電文受信時)が基準時刻以降である
場合には、基準時刻以降に元帳データを一時退避データ
として一時退避DB110に書き出したかを判定する。
既に書き出している場合には、ステップ1006に移行
する。初めて一時退避DB110に書き出す場合には、
ステップ1005に移行する。
【0027】ステップ1005) 元帳DB100を読
出し、更新前の元帳データを一時退避DB110に書き
出すと共に、一時退避した一時退避年月日を元帳データ
の一時退避年月日時刻1030に記録する。 ステップ1006) 次に、オンラインプログラム20
0は、端末等600または700からの更新要求に基づ
いて元帳DB100の元帳データを更新する。
【0028】ステップ1007) 元帳DB100の更
新が終了したら、処理結果通知を更新要求を発行した端
末600または、700に送信する。ここで、ステップ
1004において、既に一時退避DB110に書き出し
ているか否かの判断については、図9に示す一時退避年
月日時刻1030が基準時刻より前であれば、その元帳
データは、以前に一時退避されていないデータというこ
とになる。
【0029】図11は、本発明の第1の実施例の退避デ
ータベース作成プログラムの動作を示すフローチャート
である。 ステップ1009) 退避DB120を作成するための
退避DB作成プログラム300は、基準時刻テーブル1
30から基準時刻を読み込む。
【0030】ステップ1010) さらに、元帳DB1
00から元帳データを読み込む。 ステップ1011) 元帳DB100を最後まで読んだ
場合には、処理を終了する。 ステップ1012) 読み込んだ元帳データが既に一時
退避されているかを判断する。ここで、元帳データが一
時退避退避されているか否かの判断は、元帳DB100
の一時退避年月日時刻1030の欄に基準時刻以後の時
刻が設定されている場合には、既に元帳データは一時退
避DB110に退避済みであることを示す。
【0031】ステップ1013) 元帳データが退避済
みである場合には、元帳DB100の顧客識別情報10
10の口座番号1012をキーにして、一時退避DB1
10を検索し、検索された一時退避DB110の一時退
避データを退避DB120に書き込む。退避対象の元帳
DB100の全ての処理が終了するまで上記の処理を繰
り返す。
【0032】読み込んだ元帳データの一時退避年月日時
刻1030に時刻が設定されていない場合、もしくは、
基準時刻より前の時刻が設定されている場合は、当該元
帳データが一時退避DB110に退避されていないこと
を意味するので、退避DB作成プログラム300は、元
帳データを退避DB120に書き込む。
【0033】次に、具体的な例を示して本実施例を説明
する。図12は、本発明の第1の実施例の具体例を示
す。 (1)退避DB作成プログラム300は、基準時刻テー
ブル130から基準時刻を取得するものとする。本例で
は、基準時刻として『12時00分』を取得したものと
する。 (2)元帳DB100には、口座番号“001”、“0
02”の元帳データが存在している。口座番号“00
1”、“002”の当初の残高は共に10,000円である。 (3)口座番号“001”の元帳データに対して、『1
2時01分』に端末600から処理要求が発行されたた
め、オンラインプログラム200は、3,000 円出金の更
新処理を行った。
【0034】この場合には、この元帳データに対する更
新処理は、基準時刻『12時00分』以降であるため、
オンラインプログラム200は、更新以前(00時00
分)の元帳データである残高10,000円の状態の元帳デー
タを一時退避DB110に退避させる。このとき、更新
以前の元帳データに一時退避時刻として『12時01
分』を付加して、一時退避DB110に書き出す。ま
た、同時に、元帳データの一時退避時刻設定欄1030
に一時退避時刻として“12時01分”が設定される。
この後、元帳DB100の元帳データは、更新され、
『12時01分』の更新後の残高は7,000 円となる。
【0035】(4)口座番号“001”の元帳データに
対して、『12時15分』にオンラインプログラムから
2,000 円出金の更新処理が行われた。この場合に、元帳
データを順に読んでいくと、「12時01分」に一時退
避が行われているため、一時退避DB110への退避処
理は行わず、元帳DB100の更新処理のみを行う。従
って、口座番号“001”の残高は更新されて5,000円
となる。このとき、更新日時『12時15分』を元帳1
00の更新日時欄1020に設定する。
【0036】(5)『12時00分』時点の退避DB1
20を作成するバッチ処理を行う退避DB作成プログラ
ム300が『12時30分』に実行された。口座番号
“001”の元帳データは『12時00分』の状態とし
て元帳DB100の元帳データの一時退避日時1030
を参照すると、『12時01分』に更新処理を行ったた
めに一時退避データが存在していることが分かる。この
場合には、一時退避DB110から更新前の元帳データ
“10,000円”を読み込み、退避DB120に書き出す。
【0037】また、口座番号“002”の元帳データの
一時退避日時欄1030には空欄、もしくは、基準時刻
よりも前の時刻が設定されており、一時退避データが存
在していない場合には、バッチ処理(退避DB作成プロ
グラム300)により退避DB120に格納されるデー
タとして、残高10,000円が書き込まれる。なお、一時退
避データが退避DB120に退避された後、一時退避D
B110はクリアされる。
【0038】図13は、本発明の第1の実施例の運用形
態を示す。同図に示すように、本実施例において、基準
日時が24時(0時00分)である場合に、暦日日付1
日の24時時点の退避DB120の作成を翌日の2日に
行うことが可能であり、また、暦日日付2日の24時時
点の退避DB100の作成を3日に行うことが可能とな
る。従って、オンラインによる更新処理を行いながら、
退避DB作成プログラム300により、基準時刻以降に
最初に更新された元帳データを一時退避データして書き
出し、退避DB120に退避すると共に、基準時刻が経
過しても更新されていない元帳データは、退避DB12
0にそのまま退避される。これにより、退避DB120
を用いて任意の時間に集計等のバッチ処理を行うことが
可能となる。なお、オンラインで使用している元帳DB
100の24時時点における日時変更は、システムタイ
マに基づいて自動的に変更されるものとする。
【0039】このように、本実施例によれば、元帳DB
100の内容が基準時刻経過後も更新されていない場合
には、当該元帳DB100自体の内容を退避DB120
に退避し、基準時刻経過後に更新されている場合には、
一時退避DB110に格納されている内容を退避DB1
20に退避することができる。これにより、退避DB作
成プログラム300は、時間的に無矛盾な退避処理が任
意の時間帯に可能となる。
【0040】《第2の実施例》図14は、本発明の第2
の実施例のシステム構成を示す。同図に示すシステム
は、銀行窓口で使用される窓口端末600、預金者等が
使用する現金自動支払機700、端末や各データベース
(以下DB)を制御する制御プログラム500、預金プ
ログラム、融資プログラム、為替プログラム等種々のオ
ンラインプログラム200、一時退避DB作成プログラ
ム310、退避DB作成プログラム320等のバッチ処
理を行うバッチプログラム300、基準時刻テーブル1
30、オンラインプログラム200により更新要求に基
づいて刻々更新される元帳DB100、元帳DB100
の内容を一時的に退避しておくための一時退避DB11
0、基準時刻時点での元帳DB100の内容を退避して
おくための退避DB120、バッチ処理において集計す
る日付に変更するための基準時刻が格納されている基準
時刻テーブル130、元帳DB100の更新時のデータ
及び時刻を保持する更新履歴ファイル140より構成さ
れる。
【0041】本実施例では、バッチプログラムである一
時退避DB作成プログラム310と退避DB作成プログ
ラム320を用いて、オンラインプログラム200で元
帳DB100の更新を行う毎に、元帳データを更新履歴
ファイル140に格納しておき、基準時刻以前で最も基
準時刻に近い元帳DB100の内容を退避DB120に
格納するものである。
【0042】図15は、本発明の第2の実施例のデータ
の流れを示す。図14と同一構成部分には同一符号を付
す。まず、オンラインプログラム200が窓口端末60
0または現金自動支払機700から随時入力される更新
処理要求を受信し、元帳DB100の元帳データに更新
日時を付与して元帳データを更新する。さらに、更新日
時を履歴時刻として元帳データに付与して、更新履歴フ
ァイル140に記録する。なお、元帳データは前述の第
1の実施例で図9に示す構成と同様である。
【0043】バッチプログラムである一時退避DB作成
プログラム310は、基準時刻以前の任意の時刻の元帳
DB100全体を一時退避DB110に退避しておく。
次に、退避DB作成プログラム320は、上記の処理が
基準時刻以降に一時退避DB110の一時退避データ及
び更新履歴ファイル140のデータをシーケンシャルに
先頭から読み込み、それぞれのデータの突き合わせ処理
を行う。
【0044】退避DB作成プログラム320において、
一時退避DB110と更新履歴ファイル140のデータ
が突き合わされた場合は、一時退避DB110の一時退
避データに記録されている元帳データの最終の更新日時
と更新履歴ファイル140の更新履歴データに記録され
ている履歴時刻を比較する。比較した結果、基準時刻以
前で、基準時刻に最も近いデータを選択し、退避DB1
20に書き出す。
【0045】突き合わせ時に、一時退避DB110に一
時退避データが存在し、更新履歴ファイル140に更新
履歴データが存在しない場合には、一時退避データを退
避DB120に書き出す。また、一時退避DB110に
一時退避データが存在しないが、更新履歴ファイル14
0に更新履歴データが存在する場合には、更新履歴デー
タに記録された履歴時刻が基準時刻以前で、かつ基準時
刻に最も近いデータを選択し、退避DB120に書き出
す。
【0046】図16は、本発明の第2の実施例のオンラ
インプログラムの動作を示すフローチャートである。こ
のオンラインプログラム200は、元帳DB100を更
新すると共に更新履歴ファイル140の履歴データを生
成する。 ステップ2001) オンラインプログラム200は窓
口端末600または、現金自動支払機700からの処理
要求電文を受信する。
【0047】ステップ2002) オンラインプログラ
ム200は、処理要求電文に従い元帳DB100を元帳
DBの元帳データに更新日時を付与して更新する。 ステップ2003) 更新後の元帳データを更新履歴デ
ータとして、更新日時も同様に付与して更新履歴ファイ
ル140に書き出す。
【0048】ステップ2004) 次に、これらの処理
が終了したことを窓口端末600または現金自動支払機
700に通知する。図17は、本発明の第2の実施例の
一時退避DB作成プログラムの動作を示すフローチャー
トである。
【0049】ステップ2005) バッチプログラムで
ある一時退避DB作成プログラム310は、まず、基準
時刻以内の任意に時刻に元帳DB100の1件ずつデー
タを読み込む。 ステップ2006) 元帳DB100の読み込みが終了
したら、処理を終了する。
【0050】ステップ2007) 各データを読み込む
毎に、元帳データと退避時刻を一時退避DB110に書
込む。全ての元帳データの読み込みが終了するまで処理
を繰り返す。図18、19は、本発明の第2の実施例の
退避DB作成プログラムの動作を示すフローチャートで
ある。
【0051】ステップ2100) 退避DB作成プログ
ラム320は、まず、更新履歴ファイル140を口座番
号・時刻により降順にソートする。 ステップ2101) 基準時刻テーブル130から基準
時刻を読み込む。 ステップ2102) 一時退避DB110より一時退避
データを降順に順次読み込む。
【0052】ステップ2103) 一時退避DB110
を最後まで読んだ場合には、ステップ2116に移行す
る。 ステップ2104) 一時退避データを読む毎に、更新
履歴ファイル140から更新履歴データを順次読み込
む。
【0053】ステップ2105) 更新履歴ファイル1
40の読み込みが終了した場合にはステップ2117に
移行する。 ステップ2106) 読み込まれた更新履歴データの同
一キー(口座番号、時刻)の中での更新日時が基準時刻
より以前であり、かつ最も基準時刻に近いデータを選択
する。
【0054】ステップ2107) 次に、一時退避デー
タと更新履歴データの突き合わせ処理を行う。 ステップ2108) 突き合わせ処理の結果、突き合わ
せが成功した場合には、ステップ2109に移行し、更
新履歴データのみが存在する場合には、ステップ211
2に移行し、一時退避データのみが存在する場合にはス
テップ2113に移行する。
【0055】ステップ2109) 基準時刻に近いデー
タが、一時退避データである場合にはステップ2110
に移行し、更新履歴データである場合には、ステップ2
111に移行する。 ステップ2110) 一時退避データを退避DB120
に書き出し、ステップ2102に移行する。
【0056】ステップ2111) 一方、更新履歴デー
タが基準時刻に近い場合には、更新履歴データを退避D
B120に書き出す。 ステップ2112) 次に、突き合わせの結果、更新
履歴データのみが存在している場合には更新履歴データ
を退避DB120に書き出し、ステップ2104に移行
する。
【0057】ステップ2113) また、突き合わせの
結果、一時退避データのみが存在している場合には、一
時退避データを退避DB120に書き出す。 ステップ2114) その後、一時退避DB110から
一時退避データの読み込みを行う。
【0058】ステップ2115) 一時退避データが終
了したらステップ2116に移行する。 ステップ2116) 更新履歴ファイル140のデータ
を全て読み終えていれば処理を終了し、残りのデータが
ある場合には、ステップ2104に移行する。
【0059】ステップ2117) また、一時退避DB
110のデータを全て読み終えていれば処理を終了し、
残りのデータがある場合には、一時退避データを退避D
B120に書込み、ステップ2102に移行する。 次に、具体的な例を示して本実施例を説明する。図20
は、本発明の第2の実施例の具体例を示す。
【0060】(1)基準時刻を『12時00分』と設定
する。即ち、退避DB作成プログラム320は、基準時
刻テーブル130より『12時00分』を取得するもの
とする。 (2)元帳DB100には、口座番号“001”、“0
02”の元帳データが存在する。口座番号“001”、
“002”の『0時00分』の元帳データを10,000円と
する。
【0061】(3)オンラインプログラム200によ
り、口座番号“001”から『10時05分』に3,000
円の出金があったので、口座番号“001”の『10時
05分』現在の残高を7,000 円とし、更新した時刻『1
0時05分』を付与して元帳DB100の内容を更新す
ると共に、更新履歴ファイル140に更新履歴データと
して残高7,000 円という情報に更新日時『10時05
分』を付与して記録する。
【0062】(4)『11時15分』にバッチプログラ
ムの一時退避DB作成プログラム310は元帳DB10
0の元帳データの口座番号“001”と“002”を読
み込んで、口座番号“001”の元帳データ(7,000
円) と、口座番号“002”の元帳データ(10,000円)
を一時退避DB110に書き出す。
【0063】(5)『11時40分』に口座番号“00
1”から2,000 円の出金処理があったので、オンライン
プログラム200により口座番号“001”の残高を7,
000円−2,000 円=5,000 円として、元帳DB100を
更新すると共に、『11時40分』時点の残高が5,000
円である元帳データと、更新時刻『11時40分』を更
新履歴ファイル140に書き出す。
【0064】(6)『12時15時』に口座番号“00
1”から1,000 円の出金があったので、オンラインプロ
グラム200により口座番号“001”の『12時15
分』現在の残高を5,000 円−1,000 円=4,000 円とし
て、元帳DB100を更新すると共に、更新時刻『12
時15分』を付与する。さらに、更新後の元帳データ1,
000 円と更新日時を更新履歴ファイル140に書き出
す。
【0065】(7)『12時20分』に口座番号“00
2”から3,000 円の出金があったので、オンラインプロ
グラム200は口座番号“002”の『12時20分』
現在の残高を10,000円−3,000 円=7,000 円として、元
帳DB100を更新すると共に、更新時刻『12時20
分』を付与する。『12時20分』の更新日時と残高が
7,000 円である元帳データを更新履歴ファイル140に
書き出す。
【0066】(8)基準時刻『12時00分』時点の退
避DB120を作成する退避DB作成プログラム320
が『12時30分』より実行された。退避DB120の
作成時は、既に基準時間『12時00分』を経過してい
るので、まず、口座番号001の元帳データは、一時退
避データを書き出した時点以降から『12時00分』ま
での間に更新が発生しているので、更新時に書き出した
更新履歴データのうち、『12時00分』以前で『12
時00分』に最も近い時刻の更新履歴データ(『11時
40分』、残高5,000 円) を退避DB120に書き出
す。
【0067】口座番号“002”の元帳データは、一時
退避データを書き出した時点(『10時15分』)以降
から基準時刻『12時00分』までの間に更新が発生し
ていないので、『11時15分』時点の一時退避データ
を退避DB120に書き出す。
【0068】つまり、『00時00分』以降の一時退避
DB110のデータと更新履歴ファイル140のデータ
を降順に読み込み、それらのデータのマッチングを行
い、マッチングが成功したデータのうち、基準時刻に最
も近いデータを選択する。口座番号“001”の基準時
刻以前かつ最も基準時刻に近い更新履歴データが『11
時40分』現在のデータであり、一時退避データは『1
0時15分』現在のデータであるので、11時40分の
データが退避DB120に退避される。
【0069】更新履歴ファイル140と一時退避DB1
10を読み込み、マッチングせず、更新履歴ファイル1
40のデータのみが存在する場合には、更新履歴ファイ
ル140のデータのうち基準時刻以前で最も基準時刻に
近いデータを退避DB120に退避する。また、一時退
避DB110のデータのみが存在する場合には、退避D
B120に一時退避データを退避する。口座番号“00
2”の場合には、基準時刻『12時00分』以前のデー
タは、『10時15分』に一時退避された一時退避DB
110の一時退避データ(残高10,000円) のみであるの
で、このデータが退避DB120に退避される。
【0070】この退避DB120に退避された後、一時
退避DB110はクリアされる。図21は、本発明の第
2の実施例のバンキングシステムの運用形態を示す。同
図に示すように、暦日の24時00分にデータ処理上の
日付の変更が行われる場合に、暦日日付1日の21時か
ら元帳DB100の元帳データを読み込み、一時退避D
B110の作成を開始し、当日の24時00分までに終
了している。さらに元帳DB100がオンラインプログ
ラム200により更新される毎に、更新履歴ファイル1
40には、更新された元帳データと更新日時が格納され
ている。従って暦日日付1日に一時退避DB110に格
納された後で、暦日日付1日に更新された元帳データ
は、更新履歴ファイル140に格納されているため、暦
日日付2日に日付が変わっても、更新履歴ファイル14
0及び一時退避DB110を参照することにより、暦日
日付1日の24時時点の退避DB120を作成すること
ができる。
【0071】上記のように、第2の実施例によれば、更
新後の元帳データと更新時刻を一時退避DB110に記
憶しておき、元帳データを更新した日時、及び更新後の
データを更新履歴ファイル140に記憶しておき、基準
時刻以降に、一時退避DB110と更新履歴ファイル1
40のデータをシーケンスに読み、一時退避DB110
または更新履歴ファイルの基準時刻以前で最も基準時刻
に近いデータを選択して、退避DB120に退避させ
る。これにより、バッチ処理プログラムである退避DB
作成プログラム320は、任意の時間帯に矛盾のない退
避処理が可能である。
【0072】《第3の実施例》以下、本発明の第3の実
施例を説明する。図21は、本発明の第3の実施例のオ
ンラインプログラムの動作を示すフローチャートであ
る。
【0073】ステップ3001) オンラインプログラ
ム200は、窓口端末600または現金支払機700か
ら処理要求電文を受信する。 ステップ3002) 更新前の元帳データの内容と更新
日時を付与して更新履歴データとして、更新履歴ファイ
ル140に書き出す。
【0074】ステップ3003) 次に、処理要求電文
に従い、元帳DB100の元帳データを更新し、更新日
時を付与する。 ステップ3004) 端末に処理結果を通知する電文を
送信する。ここで、バッチプログラムである一時退避D
B作成用プログラム310の処理は、上記の第2の実施
例と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0075】図23、図24は、本発明の第3の実施例
の退避DB作成プログラムの動作を示すフローチャート
である。 ステップ3100) まず、退避DB作成プログラム3
20は、予め一時退避DB110と更新履歴ファイル1
40を口座番号、時刻で昇順にソートする。
【0076】ステップ3101) 基準時刻テーブル1
30から基準時刻を読み込む。 ステップ3102) 一時退避DB110から一時退避
データを読み込む。 ステップ3103) 一時退避DBのデータの読み込み
が終了したら、ステップ3116へ移行する。
【0077】ステップ3104) 更新履歴ファイル1
40から更新履歴データを読み込む。 ステップ3105) 更新履歴フィアル140のデータ
を全て読み終えたらステップ3117に移行する。
【0078】ステップ3106) 同一キーにおける
(同一口座における)更新履歴データの更新日時は基準
時刻以降であり、かつ最も基準時刻に近いものを取得す
る。 ステップ3107) 一時退避データと更新履歴データ
とのマッチングを行う。
【0079】ステップ3108) マッチングの結果、
マッチングが成功した場合には、ステップ3109に移
行し、更新履歴データのみが存在する場合には、ステッ
プ3112に移行し、一時退避データのみが存在する場
合にはステップ3113に移行する。
【0080】ステップ3109) 基準時刻に近いデー
タは、一時退避データまたは更新履歴データであるかを
判定する。 ステップ3110) 一時退避データの方が基準時刻に
近い場合には、一時退避データを退避DB120に書き
出し、ステップ3102に移行する。
【0081】ステップ3111) 更新履歴データが基
準時刻に近い場合には、更新履歴データを退避DB12
0に書き出し、ステップ3102に移行する。 ステップ3112) マッチングの結果、更新履歴デー
タのみが存在する場合には、更新履歴データを退避DB
120に書き出し、ステップ3104に移行する。
【0082】ステップ3113) マッチングの結果、
一時退避データのみ存在する場合には、一時退避データ
を退避DB120に書き出す。 ステップ3114) 続いて一時退避DB110から一
時退避データを読み込む。
【0083】ステップ3115) 一時退避DB110
のデータ読み込みが終了するとステップ3116に移行
し、終了しなければ、3107に移行する。 ステップ3116) 更新履歴ファイル140のデータ
読み込みが終了したら全体の処理を終了し、更新履歴フ
ァイル140のデータがまだ存在する場合には、ステッ
プ3104に移行する。
【0084】ステップ3117) 一時退避DB110
のデータが未だ残っている場合には、一時退避データを
退避DB120へ書き出し、ステップ3102に移行
し、一時退避DB110のデータがない場合には、全体
の処理を終了する。図25は、本発明の第3の実施例の
具体例を示す。
【0085】(1)基準時刻は『12時00分』と設定
されている。即ち、退避DB作成プログラム320は、
基準時刻テーブル130より基準時刻『12時00分』
を取得するものとする。 (2)元帳DB100に口座番号“001”、“00
2”の元帳データが存在する。2つの口座番号の元帳デ
ータは、ともに、残高10,000円の情報を保有している。
【0086】(3)口座番号001の元帳データに対
し、更新要求により『11時15分』にオンラインプロ
グラム200は、3,000 円の出金の更新処理を行った。
オンラインプログラム200は、更新前の元帳データ残
高10,000円の状態の内容に更新時刻(『11時15
分』)を付加した更新履歴データを更新履歴ファイル1
40に書き出す。この時の元帳データは残高が7,000 円
であり、更新時刻として『11時15分』が記録され
る。
【0087】(4)口座番号“002”の元帳データに
対し、更新要求により『12時10分』にオンラインプ
ログラム200は、3,000 円出金の更新処理を行った。
オンラインプログラム200は、残高10,000円の状態の
更新前の元帳データの内容に更新時刻を付加した更新履
歴データを更新履歴ファイル140に書き出す。このと
きの元帳データとして残高が7,000 円で、更新時刻が
『12時10分』が記録される。
【0088】(5)『12時30分』に一時退避DB1
10を作成するための一時退避プログラム310の処理
が行われ、その時点の口座の元帳データを一時退避デー
タとして一時退避DB110に書き出す。即ち、口座番
号“001”、“002”の一時退避データは7,000 円
となり、その退避時刻は『12時30分』となる。
【0089】(6)口座番号“001”の元帳データに
対し、『12時45分』にオンラインプログラム200
により、2,000 円の出金の更新処理が行われた。オンラ
インプログラム200は、残高7,000 円の状態の更新前
の元帳データの内容に更新処理が行われた時刻を付加
し、更新履歴データとして更新履歴ファイル140に書
き出す。
【0090】(7)口座番号“002”の元帳データに
対し、『13時15分』にオンラインプログラム200
が2,000 円の出金の更新処理を行った。オンラインプロ
グラム200は、残高7,000 円の状態の更新前の元帳デ
ータの内容に更新時の時刻を付加し、更新履歴データと
して更新履歴ファイル140に格納する。
【0091】(8)基準時刻『12時00分』時点の退
避DB120を作成する退避DB作成プログラム320
によるバッチ処理が『14時30分』から開始された。
口座番号“001”の元帳データは、基準時刻『12時
00分』以降において、一時退避データを書き出した間
に、オンラインプログラム200による更新が発生して
いないので、『12時45分』に作成された一時退避デ
ータ(残高7,000 円、時刻12:30 )を退避DB120に
書き出す。口座番号“002”の元帳データは、『12
時00分』以降から一時退避データを書き出した間に、
オンラインプログラム200による更新が発生している
ので、更新時に書き出した更新履歴データのうち、『1
2時00分』以降で『12時00分』に最も近い更新履
歴データ(残高(10,000円) 更新時刻(12:10))
を退避DB120に書き出す。
【0092】上記のように、第3の実施例によれば、更
新前の元帳データを更新履歴ファイル140に記憶して
おき、さらに、基準時刻以降の任意の時刻に退避された
一時退避DB110または、更新履歴ファイル140の
うち、基準時刻以降で最も基準時刻に近い方のデータを
退避DB120に退避させる。これにより、退避DB作
成プログラム300が任意の時間帯に矛盾のないバック
アップ処理を行うことが可能である。
【0093】なお、上記の実施例では、退避DB120
は磁気ディスク装置を用いているが、書き込むデータの
容量等により種々のファイリング可能な外部記憶装置で
あればよい。本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲内において種々変更、及び応用が
可能である。
【0094】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、バンキ
ングオンラインシステムにおいて、24時間稼働を行う
場合に、オンラインプログラムやバッチプログラムによ
り元帳データを一時退避させておき、元帳データの更新
には影響を与えずに、基準時刻以降に退避させておいた
データのバッチ処理が可能となる。これにより、日時処
理等における元帳データは、日付が更新される24時0
0分を意識せずに更新され、任意の時間帯に更新作業を
無矛盾に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図2】本発明の第2の原理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第3の原理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】本発明の第1の方法を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の第2の方法を説明するための図であ
る。
【図6】本発明の第3の方法を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施例のシステム構成図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施例のデータの流れを示す図
である。
【図9】本発明の第1の実施例の元帳データの構成を示
す図である。
【図10】本発明の第1の実施例のオンラインプログラ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施例の退避データベース作
成プログラムの動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施例の具体例を示す図であ
る。
【図13】本発明の第1の実施例の運用を示す図であ
る。
【図14】本発明の第2の実施例のシステム構成図であ
る。
【図15】本発明の第2の実施例のデータの流れを示す
図である。
【図16】本発明の第2の実施例のオンラインプログラ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第2の実施例の一時退避データベー
ス作成処理プログラムの動作を示すフローチャートであ
る。
【図18】本発明の第2の実施例の退避データベース作
成プログラムの動作を示すフローチャート(その1)で
ある。
【図19】本発明の第2の実施例の退避データベース作
成プログラムの動作を示すフローチャート(その2)で
ある。
【図20】本発明の第2の実施例の具体例を示す図であ
る。
【図21】本発明の第2の実施例のバンキングシステム
の運用形態を示す図である。
【図22】本発明の第3の実施例のオンラインプログラ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図23】本発明の第3の実施例の退避データベース作
成プログラムの動作を示すフローチャート(その1)で
ある。
【図24】本発明の第3の実施例の退避データベース作
成プログラムの動作を示すフローチャート(その2)で
ある。
【図25】本発明の第3の実施例の具体例を示す図であ
る。
【図26】従来のバンキングシステムの運用形態を示す
図である。
【符号の説明】
100 元帳データベース 101 元帳データ 110 一時退避データベース 120 退避データベース 140 更新履歴ファイル 200 オンラインプログラム 300 バッチプログラム 310 一時退避データベース作成プログラム 320 退避データベース作成プログラム 500 制御プログラム 600 窓口端末 700 現金自動支払機 1011 本・支店名コード 1012 口座番号 1013 氏名 1014 住所 1015 預金種別 1020 更新日時 1030 一時退避日時 1040 元帳データ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースを有するシステムにおけ
    る、指定時刻時点の該データベースのバックアップを作
    成する方法において、 前記データベースのバックアップを取得するバックアッ
    プ時刻を該指定時刻以降に指定し、 前記指定時刻以降に発生した前記データベースの所定箇
    所の更新要求について、該所定箇所毎に更新以前のデー
    タを記憶しておき、 前記指定された指定時刻以降に、記憶しておいた所定箇
    所毎の更新以前のデータと更新時刻と、前記データベー
    スに基づいて、該指定時刻のデータベースのバックアッ
    プを作成することを特徴とする指定時刻のデータベース
    バックアップ方法。
  2. 【請求項2】 データベースを有するシステムにおけ
    る、指定された指定時刻のデータベースのバックアップ
    を作成する方法において、 前記データベースのバックアップデータを取得するバッ
    クアップ取得時刻を前記指定時刻以前に指定し、 前記指定時刻より以前にバックアップデータを取得して
    いき、バックアップを取得したデータベースの所定箇所
    毎に、バックアップ取得時刻を示すデータを記憶してお
    き、 前記データベースの所定箇所の更新要求については、該
    所定箇所毎に、更新後の値と更新時刻を記憶しておき、 前記指定時刻と、前記記憶されているバックアップデー
    タを取得した取得時刻を示すデータと、所定箇所毎の更
    新後の値と更新時刻を示すデータとに基づいて、前記指
    定時刻以前に取得したバックアップデータの補正を行う
    ことを特徴とする指定時刻のデータベースバックアップ
    方法。
  3. 【請求項3】 データベースを有するシステムにおけ
    る、指定時刻の前記データベースのバックアップを作成
    する方法において、 前記データベースのバックアップデータを取得するバッ
    クアップ取得時刻を前記指定時刻以降に指定し、 前記データベースの所定箇所の更新要求発行時に、該所
    定箇所毎の更新以前のバックアップデータと、取得時刻
    とを記憶しておき、 前記データベースの所定箇所の更新要求について該所定
    箇所毎に更新し、更新後のデータ及び更新時刻を記憶し
    ておき、 前記バックアップデータとその取得時刻と、記憶してお
    いたデータベースの所定箇所毎の更新後の値と、更新時
    刻とに基づいて、前記バックアップデータの補正を行う
    ことを特徴とする指定時刻のデータベースバックアップ
    方法。
  4. 【請求項4】 データベースシステムにおいて、 データベースのバックアップの取得状態に対応する時刻
    である指定時刻を設定する時刻指定手段と、 前記データベースのバックアップを取得するバックアッ
    プ時刻を該指定時刻以降に指定する退避時刻設定手段
    と、 前記指定時刻以降に発生したデータベースの所定箇所の
    更新要求について所定箇所毎に更新以前を示すデータを
    記憶する一時退避手段と、 前記一時退避手段により記憶されているデータと前記デ
    ータベースに基づいて前記データベースのバックアップ
    を作成するバックアップ生成手段とを有することを特徴
    とするデータベースバックアップ装置。
  5. 【請求項5】 データベースシステムにおいて、 データベースのバックアップの取得状態に対応する時刻
    である指定時刻を設定する時刻指定手段と、 前記指定時刻より以前にバックアップデータを取得し、
    取得した時刻を共に記憶する一時退避手段と、 前記データベースの所定箇所の更新要求に対して、該所
    定箇所毎に更新後のデータと更新時刻を記憶する更新情
    報記憶手段と、 前記一時退避手段に記憶されているデータと、前記更新
    情報記憶手段に記憶されている情報により前記一時退避
    手段に記憶されているデータにより前記データベースの
    バックアップを作成するバックアップ生成手段とを有す
    ることを特徴とするデータベースバックアップ装置。
  6. 【請求項6】 データベースシステムにおいて、 データベースのバックアップの取得状態に対応する時刻
    である指定時刻を設定する時刻指定手段と、 前記データベースの所定箇所の更新要求発行時に、該所
    定箇所毎の更新前のバックアップデータと取得時刻を記
    憶する一時退避手段と、 前記データベースの所定箇所の更新要求に基づいて該所
    定箇所毎に更新し、更新後の値と更新時刻を記憶する更
    新情報記憶手段と、 前記一時退避手段に記憶されているデータと前記更新情
    報記憶手段に記憶されているデータにより前記データベ
    ースのバックアップを作成するバックアップ生成手段と
    を有することを特徴とするデータベースバックアップ装
    置。
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