JPH0819420A - 整髪具 - Google Patents

整髪具

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JPH0819420A
JPH0819420A JP15603494A JP15603494A JPH0819420A JP H0819420 A JPH0819420 A JP H0819420A JP 15603494 A JP15603494 A JP 15603494A JP 15603494 A JP15603494 A JP 15603494A JP H0819420 A JPH0819420 A JP H0819420A
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JP
Japan
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brush
comb
hair
present
hair styling
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JP15603494A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Sakamoto
敬之 坂本
Mihoko Inaba
美穂子 稲葉
Toshinobu Kashiwada
利信 柏田
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 把持部10及び櫛部11からなる整髪具Aを
バルカナイズドファイバーにより構成する。 【効果】 簡単で安価に作製でき、櫛部等を交換又は廃
棄できるため使い捨てタイプ並びに携帯用に有用であ
る。また、焼却廃棄において従来の合成樹脂製のものに
較べ、燃焼カロリーを低下できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘアリキッド、ヘアク
リーム等の整髪用化粧料、または、毛染料等を使用する
ときに併用する、櫛、整髪用ブラシ及び毛染め用ブラシ
などの櫛部又はブラシ部を備えた整髪具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪を整髪する際に使用する櫛及
びブラシ等の整髪具は、周知のように携帯用として小型
化されたものを含めその素材は木製、竹製、または、ポ
リプロピレン、ABS、スチロール等の合成樹脂をイン
ジェクション成形方法等により作製され、また、ブラシ
部を構成するブラシ歯等については上記と同様に合成樹
脂にて一体成形する場合や別部材としてポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリエステル等の合成樹脂製毛や獣毛を
ブラシ台等に植毛している場合もある。
【0003】このような従来の櫛及びブラシ等の整髪具
では、整髪時に用いる整髪剤、毛染剤等が付着し、特に
毛染め用として使用するブラシ等はブラシ歯、ブラシ台
に毛染め剤が残り、素早く水洗しなければ着色されて汚
れたり固形物が付着してしまう等の課題がある。また、
整髪剤、毛染め剤等を充填したフォーム状化粧料容器の
排出部にブラシ部が一体にセットされたフォーム状化粧
料容器付きブラシ等の整髪具の場合は、速やかにブラシ
部に付着した汚れを除去しないと噴出口が目詰まり等を
起こす原因となり、使用上の煩雑さがあるなどの課題が
ある。
【0004】一方、櫛及びブラシ等の整髪具を紙にて作
製し提供することも考えられるが、周知のように紙でそ
の形状を形成することは容易に可能ではあるが、洗髪時
の水分及び毛染料の水分等が紙に吸収されることにより
膨潤し剛性が低下するため整髪具として用いるには実用
上の課題があるのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題を解決することにあり、整髪用化粧料、毛染料など
を使用するときに併用する櫛及びブラシ等の整髪具にお
いて、使い捨てタイプとすることにより使用後の水洗い
を不要とすると共に、整髪剤や毛染め剤、洗髪時の水分
の吸収による膨潤、剛性の低下が少ない整髪具を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、櫛部又
はブラシ部に特定の素材を用いることにより上記目的の
整髪具を得ることに成功し、本発明を完成するに至った
のである。すなわち、本発明の整髪具は、櫛部又はブラ
シ部を備えた整髪具において、少なくとも前記櫛部又は
ブラシ部をバルカナイズドファイバー、或いは硬化型樹
脂、ケイ素系の無機バインダーを含浸、内添することに
より成る加工紙(以下、単に「特殊加工紙」という)に
より構成したことを特徴とする。なお、本発明で規定す
る「バルカナイズドファイバー」には、バルカナイズド
ファイバーに濃硝酸による浸漬やホルマリンの内添によ
る耐水処理又は強度付与処理等を施した加工品も含まれ
る。
【0007】
【作用】本発明の整髪具では、少なくとも櫛部又はブラ
シ部をバルカナイズドファイバー又は特殊加工紙により
構成することで、剛性が高く、かつ、使用時における整
髪剤や毛染め剤、洗髪時の水分による膨潤、剛性の低下
がないので、従来のポリプロピレン、ナイロン、ポリエ
ステル等の合成樹脂製毛又はブラシ等からなる整髪具と
同様に使用できることとなる。また、焼却廃棄において
も、従来の合成樹脂製に較べ、焼却燃焼カロリーを少な
くすることができる。
【0008】以下、本発明の内容を説明する。本発明の
整髪具は、少なくとも櫛部又はブラシ部をバルカナイズ
ドファイバー又は特殊加工紙により構成された整髪具で
あれば、その形状、構造は特に限定されるものではな
い。例えば、把持部と櫛部とを備えた平板状等の櫛から
なる整髪具において、櫛部又は全体をバルカナイズドフ
ァイバー又は特殊加工紙により構成したもの、若しく
は、把持部を有するブラシ台本体とブラシ部とを備えた
整髪用ブラシ又は毛染用ブラシからなる整髪具におい
て、該ブラシ部又は全体をバルカナイズドファイバー又
は特殊加工紙により構成したもの、または、整髪剤、毛
染め剤等を充填したフォーム状化粧料容器の排出部に着
脱自在にセットされるブラシ部を備えたフォーム状化粧
料容器付きブラシからなる整髪具において、該ブラシ部
をバルカナイズドファイバー又は特殊加工紙により構成
したものなどを挙げることができる。
【0009】本発明において用いるバルカナイズドファ
イバー又は特殊加工紙は、密度1.0g/cm3以上、好
ましくは、密度1.2g/cm3以上、厚さ0.3〜2.
0mm、好ましくは、厚さ0.3〜1.0mmであるものが
望ましい。密度1.0g/cm3未満であると、引き裂き
強度、テーバー剛度が低すぎて櫛歯の形状が細い場合に
ブラシ、櫛としての機能をなさず、また、厚さが0.3
mm未満であると、整髪時の外力によりくし歯が折れ易く
なり、厚さが2.0mmを越えると、打ち抜き加工時にお
いて細部の加工性が劣り生産性が低下してしまう。この
条件を満たすものとしては、塩化亜鉛、塩化スズ、塩化
カルシウム、塩化アルミニウム、塩化マグネシウム等に
より処理したバルカナイズドファイバーが良好である。
また、熱、紫外線照射、電子線等により硬化するエポキ
シ樹脂、アクリル樹脂等の硬化型樹脂や、ケイ素系の無
機バインダーを内添させた加工紙であってもよい。さら
に、耐水性を向上させるために、ニカワ、デンプン、ポ
リビニルアルコール等のサイズ剤の塗工やポリエチレ
ン、若しくはポリプロピレンフィルムをラミネートした
バルカナイズドファイバー又は特殊加工紙であってもよ
い。
【0010】バルカナイズドファイバーは、通常のコー
トボール等の原紙と異なり、その紙の密度が約1.0g
/cm3以上と高く(コートボール:約0.7g/cm3)、
これにより引き裂き強度、テーバー剛度が上昇し、厚さ
が0.3〜0.4mmで細長い形状においても充分な剛性
を有するものである。また、本発明で用いるバルカナイ
ズドファイバー(K−57、東洋ファイバー(株)製)
の一例の物性を下記表1に示す
【0011】
【表1】
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図10に基づ
いて説明する。図1は、本発明の第1実施例を示すもの
である。本実施例の整髪具Aは、把持部10と櫛部11
とを備えた平板状の櫛からなるものであり、把持部10
及び櫛部11の全体をバルカナイズドファイバーにより
構成したものであり、平板上のバルカナイズドファイバ
ーを抜き型により打ち抜き成形することにより作製した
ものである。櫛部11における櫛歯12、12…の形状
は、バルカナイズドファイバーを打ち抜く際の取り数の
効率及び整髪による櫛歯の強度を上げるため台形状と
し、また、頭皮、毛髪のキズ付きを防止するため先端及
び下端溝を半円状に加工しても良い。
【0013】本実施例の整髪具Aは、バルカナイズドフ
ァイバー〔東洋ファイバー社製 NF−77〕、厚さ
0.5mm、0.8mm、1.0mm品並びに厚さ0.35mm
〔同社製 K−57〕を使用して試作し、実使用した結
果、厚さが0.35mm以上で櫛としての効果を有し、好
ましくは、櫛A及び櫛歯12の曲がりを考慮した場合、
厚さが1.0mmが良好であった。また、櫛歯12の形状
は、図1に示すように、下端幅xが3mm以上、上端幅y
が2mm以上有すればよく、櫛歯の長さzは15mm以上あ
れば櫛としての効果を充分有する。実使用の結果、櫛歯
12の形状は下端幅が4mm、上端幅が2mm、長さは20
mm品が良好な結果を得た。
【0014】図2(a)(b)は、本発明の第2実施例
を示すものである。本実施例の整髪具は、ブラシ部20
とブラシ台本体30とを備えた整髪用ブラシ又は毛染用
ブラシからなるものであり、ブラシ部20及びブラシ台
本体30の全体をバルカナイズドファイバーにより構成
したものであり、平板上のバルカナイズドファイバーを
抜き型により夫々ブラシ部形成用原板21、ブラシ台本
体形成用原板31に打ち抜き成形して、これらを組立て
ることにより作製したものである。
【0015】ブラシ歯22の形状は、図2(a)に示す
ように、上記第1実施例の櫛Aと同様に取り数の効率及
び整髪によるブラシ歯の強度を上げるため台形状として
いる。なお、先端を半円状に加工してもよい。また、ブ
ラシ部20は、ブラシ歯22が2列以上並ぶことにより
その効果を有するのでブラシ部形成用原板21を三角形
状に折り曲げることにより作製される。ブラシ台本体3
0は、ブラシ台本体形成用原板31に形成した折曲部3
2、32…を折り曲げ、挿入片33を切り込み部34に
挿入保持させるにより作製され、その下端部分が把持部
35となる。
【0016】本実施例の整髪具は、上記ブラシ部20と
ブラシ台本体30とを接合することにより作製される。
すなわち、ブラシ台本体30の三角形状の取り付け部3
6に形成した3つの切り込み部37にブラシ部20の挿
入片23を夫々挿入保持させるにより作製される。な
お、上記ブラシ部20とブラシ台本体30との接合は、
熱及び超音波による融着並びに接着剤により取り付ける
こともできる。
【0017】図3(a)(b)は、本発明の第3実施例
を示すものである。なお、前記第2実施例と同様の構成
は同一符号をもって示し、その説明は省略する(第4実
施例においても同様)。本実施例の整髪具は、ブラシ部
20とブラシ台本体30とを備えた整髪用ブラシ又は毛
染用ブラシからなるものであり、ブラシ部20及びブラ
シ台本体30の全体をバルカナイズドファイバーにより
構成したものである。ブラシ部20及びブラシ台本体3
0は、平板上のバルカナイズドファイバーを抜き型によ
り夫々ブラシ部形成用原板21、ブラシ台本体形成用原
板31に打ち抜き成形し、前記第2実施例と同様にして
組立てることにより作製したものである。なお、図3
(a)中の図示符号24、24はブラシ部の両端部を接
合するための接合切り込み部である。
【0018】図4(a)(b)は、本発明の第4実施例
を示すものである。本実施例の整髪具は、ブラシ部20
とブラシ台本体30とを備えた整髪用ブラシ又は毛染用
ブラシからなるものであり、ブラシ部20及びブラシ台
本体30の全体をバルカナイズドファイバーにより構成
したものである。ブラシ部20とブラシ台本体30は、
平板上のバルカナイズドファイバーを抜き型により夫々
ブラシ部形成用原板21、ブラシ台本体形成用原板31
に打ち抜き成形して、これらを組立てることにより作製
したものである。すなわち、本実施例の整髪具は、ブラ
シ台本体形成用原板31に形成した折曲部32、32…
を上方に折り曲げると共に、接着部38、38に、折曲
部25、25に沿って折り曲げたブラシ部形成用原板2
1をブラシ歯22が下方となるように熱及び超音波によ
る融着、並びに接着剤により接着することにより作製さ
れる。
【0019】上記第2〜第4実施例は、バルカナイズド
ファイバー〔東洋ファイバー社製NF−77〕、厚さ
0.5mm、0.8mm、1.0mm品並びに厚さ0.35mm
〔同社製 K−57〕(表裏面を20μのポリエチレン
でラミネート)を用い試作及び実使用を実施した結果、
ブラシ歯22は厚さ0.35mm品でブラシとしての充分
効果を有し、ブラシ台本体30はその保持性を考慮した
場合、厚さ0.5mmが良好であった。また、ブラシ歯2
2の形状は上記第1実施例の櫛歯12と同様に下端幅が
3mm以上、上端幅が2mm以上有すればよく、長さは15
mm以上あればその効果を充分有する。実使用の結果、ブ
ラシ歯22の形状は櫛と同様に下端幅が4mm、上端幅が
2mm、長さは20mmが良好な結果を得た。
【0020】図5は、本発明の第5実施例を示すもので
ある。本実施例の整髪具は、把持部35を有するブラシ
台本体30にブラシ部20を備えた整髪用ブラシ又は毛
染用ブラシからなるものであり、ブラシ台本体30を硬
質上の発泡ウレタン、発泡ポリエチレン等の発泡体にて
作製し、その一部にブラシ部20を挿着できるように深
さ5mmのコ字状切り込み部39を形成して取り付け、取
り外しができるようにしたものである。ブラシ部20
は、バルカナイズドファイバーにより構成したものであ
り、上記第2実施例と同様に平板上のバルカナイズドフ
ァイバーを抜き型により打ち抜き成形することにより作
製したものである。ブラシ歯22の形状は、上記第1実
施例の櫛と同様に取り数の効率及び整髪によるブラシ歯
の強度を上げるため台形状とし、先端を半円状に加工す
ることも可能である。また、ブラシ部20はブラシ歯2
2が2列以上並ぶことによりその効果を有するので折曲
部25に沿って折り曲げて作製してある。このように構
成される本実施例は、ブラシ部分20のみを適時交換で
き、通常はブラシ台本体30と平板形態のブラシ部20
となり、形態に便利でコンパクト化が図れる。
【0021】上記第2〜第5実施例は、共にブラシ部2
0は三角形、四角形、コ字状に折り曲げることにより作
製されるので、該ブラシ部20に整髪用化粧料、毛染め
剤等を塗布並びに保持させて使用する場合において、一
液タイプ、二液タイプの半固形、高粘度毛染剤並びにフ
ォームタイプの毛染め剤等は共にブラシ部20からの垂
れ落ちが防止できる。
【0022】図6〜図8は、本発明の第6実施例を示す
ものである。本実施例の整髪具は、図6〜図8に示すよ
うに、フォーム状化粧料容器付きブラシであり、整髪
剤、毛染め剤等を充填したフォーム状化粧料容器40の
ノズルからなる排出部41にブラシ部50が一体にセッ
トされた場合である。ブラシ部50は、バルカナイズド
ファイバー〔東洋ファイバー(株)製のバルカナイズド
ファイバー K57、厚さ0.35mm(表裏面を20μ
のポリエチレンでラミネート)〕を使用して排出部41
先端に取り付け、取り外しできるようにしたものであ
り、長手方向両側面部に多数の櫛歯51、51…を有し
ている。
【0023】ブラシ部50の中央部は、図6〜図7に示
すように、フォームタイプの化粧料等の排出部41とな
るノズルに差し込むためのスペース部52が設けられて
おり、該スペース部52の両側に該スペース部52を安
定に形成するための凸部53、53…が設けられてい
る。この凸部53にはフォーム剤を櫛歯51に誘導する
溝部54、54…が切り込まれており凸部53上面部に
は接着手段が施されている。本実施例の整髪具は、中央
部にスペース部52を形成し、排出部41に差し込ん
で、該操作部42を押圧することにより容器40内から
化粧料等のフォーム剤がブラシ部50に排出されること
により使用に供される。本実施例は、化粧料等のフォー
ム剤が流路部分となる溝部54を含むブラシ部50が全
てバルカナイズドファイバーで形成されているため、使
用後に廃棄すれば排出部41の詰まりの心配や汚れを洗
い落す手間が省ける利点を有する。
【0024】図9及び図10は、本発明の第7実施例を
示すものである。本実施例の整髪具は、整髪剤、毛染め
剤等を充填したフォーム状化粧料容器40のノズルから
なる排出部41にブラシ部50が一体にセットされた場
合であり、ブラシ部50が排出部41と外筒部44との
間に装入保持された点、操作部42を押圧することによ
り容器40内から化粧料等のフォーム剤がブラシ部50
に排出されることにより使用に供される点でのみ前記第
6実施例と相違するものである。ブラシ部50は、熱に
より硬化するエポキシ樹脂の硬化型樹脂を内添させた加
工紙、厚さ0.35mm(表裏面を20μのポリエチレン
でラミネート)を用いフォームタイプの化粧料等の排出
部41先端に取り付け、取り外しできるようにしたブラ
シであり平板状で両端にブラシ歯51を角型に曲げ差し
込んだものである。また、排出部41は、角型状に曲げ
られたブラシ歯51に対して直角にフォーム剤が当たる
様に少なくとも2か所以上の排出穴43、43が排出部
41の側面に設けられ、更にその排出部41の外側にブ
ラシ部50が差し込められる装入保持部44a,44a
を有する外筒部44を備えている。なお、外筒部44の
外周形状を角型としたが、U字型としてブラシ歯51を
U字状に差し込んでもよい。
【0025】本発明は、上述のように構成され、使用さ
れるものであるが、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々の態様に設
計変更等できるものである。本発明の整髪具は、少なく
とも櫛部又はブラシ部をバルカナイズドファイバー又は
特殊加工紙により構成されたものであれば、その他の構
造は特に限定されるものではなく、例えば、櫛部を構成
する櫛歯の形状、本数、または、ブラシ部を構成するブ
ラシ歯の形状、本数及びその並びは特に限定されるもの
ではない。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ブラシ部等をきわめて
簡単に交換廃棄、または整髪具全体を廃棄できるため、
使い捨てタイプ並びに携帯用とすることができ、しか
も、簡単で安価に作製できる整髪具が提供される。ま
た、焼却廃棄において従来の合成樹脂製のものに較べ、
燃焼カロリーを低下できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すものであり、(a)
はブラシ部の展開側面図、(b)はブラシ台本体の展開
平面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示すものであり、(a)
はブラシ部の展開側面図、(b)はブラシ台本体の展開
平面図である。
【図4】本発明の第4実施例を示すものであり、(a)
はブラシ部の展開側面図、(b)はブラシ台本体の展開
平面図である。
【図5】本発明の第5実施例を示すものであり、(a)
はブラシ部の展開側面図、(b)はブラシ台本体の平面
図、(c)はブラシ台本体の側面図である。
【図6】本発明の第6実施例で用いるブラシ部の展開図
を示すものであり、(a)はその展開平面図、(b)は
そのA−A線断面図、(c)はそのB−B線断面図であ
る。
【図7】本発明の第6実施例で用いるブラシ部を示すも
のであり、(a)はその側面図、(b)はそのA−A線
断面図、(c)はそのB−B線断面図である。
【図8】本発明の第6実施例の使用状態を示すものであ
り、(a)はその側面図、(b)はその平面図である。
【図9】本発明の第7実施例の使用状態を示すものであ
り、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)
はブラシ部の展開平面図である。
【図10】本発明の第7実施例で使用するフォーム状化
粧料容器を示すものであり、(a)はその部分断面図、
(b)はその右側面図である。
【符号の説明】
A 整髪具 10 把持部 11 櫛部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 櫛部又はブラシ部を備えた整髪具におい
    て、少なくとも前記櫛部又はブラシ部をバルカナイズド
    ファイバー、或いは硬化型樹脂、ケイ素系の無機バイン
    ダーを含浸、内添することにより成る加工紙により構成
    したことを特徴とする整髪具。
JP15603494A 1994-07-07 1994-07-07 整髪具 Pending JPH0819420A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15603494A JPH0819420A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 整髪具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087962A (ja) * 1999-07-21 2006-04-06 L'oreal Sa 角質ファイバに対して製品を適用するための櫛およびこの櫛を備えたアプリケータセットならびにこのアプリケータセットの使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087962A (ja) * 1999-07-21 2006-04-06 L'oreal Sa 角質ファイバに対して製品を適用するための櫛およびこの櫛を備えたアプリケータセットならびにこのアプリケータセットの使用方法
US7665473B1 (en) 1999-07-21 2010-02-23 L'oreal Comb for applying a product on keratinous fibers, application set equipped therewith and use of said set

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