JPH08193400A - 壁構造 - Google Patents
壁構造Info
- Publication number
- JPH08193400A JPH08193400A JP7006428A JP642895A JPH08193400A JP H08193400 A JPH08193400 A JP H08193400A JP 7006428 A JP7006428 A JP 7006428A JP 642895 A JP642895 A JP 642895A JP H08193400 A JPH08193400 A JP H08193400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- wall structure
- wall
- decorative panel
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のような壁塗りのための専門の施工業者
を必要せずに大工工事により簡単に効率良く施工でき、
且つ、乾燥時間を必要としない乾式の壁構造を提供す
る。 【構成】 木質基材１１の表面に表面化粧材１２を貼着
したが壁面に固定されている。
を必要せずに大工工事により簡単に効率良く施工でき、
且つ、乾燥時間を必要としない乾式の壁構造を提供す
る。 【構成】 木質基材１１の表面に表面化粧材１２を貼着
したが壁面に固定されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の居室等の壁構造
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、建物の居室である和室等の壁仕上
げには、湿式工法のじゅらく等の塗やクロス張りが主流
となっている。例えば、後者の例としては実公昭６３−
４６５７９号公報において、木桟にて壁組みされた骨組
に、プラスターボードと磁性粉入塗工層よりなる壁下地
ボードの表面に化粧仕上層を設けてなる壁構造が記載さ
れている。
げには、湿式工法のじゅらく等の塗やクロス張りが主流
となっている。例えば、後者の例としては実公昭６３−
４６５７９号公報において、木桟にて壁組みされた骨組
に、プラスターボードと磁性粉入塗工層よりなる壁下地
ボードの表面に化粧仕上層を設けてなる壁構造が記載さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のじゅらく等の塗り壁においては、専門の特殊技能者
が必要であり、且つ、湿式工法であるため乾燥時間が必
要であり、又、下塗り空仕上げ塗りまで非常に多くの工
数を必要とし手間賃が高くつくといった問題がある。
又、後者の実公昭６３−４６５７９号公報に記載されて
いる壁構造においては、壁下地に木桟にて壁組みされた
骨組を必要とすることや、壁材として多層に亘る構成と
なっているために部材コストや、作業工数がかかるた
め、施工コストが高くつくといった問題がある。
者のじゅらく等の塗り壁においては、専門の特殊技能者
が必要であり、且つ、湿式工法であるため乾燥時間が必
要であり、又、下塗り空仕上げ塗りまで非常に多くの工
数を必要とし手間賃が高くつくといった問題がある。
又、後者の実公昭６３−４６５７９号公報に記載されて
いる壁構造においては、壁下地に木桟にて壁組みされた
骨組を必要とすることや、壁材として多層に亘る構成と
なっているために部材コストや、作業工数がかかるた
め、施工コストが高くつくといった問題がある。
【０００４】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、従来のような壁塗りのための専
門の施工業者を必要せずに大工工事により簡単に効率良
く施工でき、且つ、乾燥時間を必要としない乾式の壁構
造を提供するものである。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、従来のような壁塗りのための専
門の施工業者を必要せずに大工工事により簡単に効率良
く施工でき、且つ、乾燥時間を必要としない乾式の壁構
造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の壁構造に
おいては、木質基材の表面に表面化粧材を貼着した化粧
パネルが壁面に固定されていることを特徴とする。又、
請求項２記載の壁構造においては、請求項１記載の壁構
造において、化粧パネルの左右のつなぎ部に付柱、入隅
部に隅柱、及び天井との見切り部に廻り縁が設けられて
いることを特徴とする。
おいては、木質基材の表面に表面化粧材を貼着した化粧
パネルが壁面に固定されていることを特徴とする。又、
請求項２記載の壁構造においては、請求項１記載の壁構
造において、化粧パネルの左右のつなぎ部に付柱、入隅
部に隅柱、及び天井との見切り部に廻り縁が設けられて
いることを特徴とする。
【作用】本発明の壁構造においては、木質基材の表面に
表面化粧材を貼着した化粧パネルを壁面に接着剤により
固定し、化粧パネルの左右のつなぎ部に付柱、入隅部に
隅柱、及び天井との見切り部に廻り縁を設けるようにな
されているので、従来のような壁塗りのための佐官等の
専門の施工業者を必要せずに大工仕事により簡単に効率
良く施工でき、且つ、乾燥時間を必要としないので、次
の工程に空き時間をつくらずに移行することができる。
表面化粧材を貼着した化粧パネルを壁面に接着剤により
固定し、化粧パネルの左右のつなぎ部に付柱、入隅部に
隅柱、及び天井との見切り部に廻り縁を設けるようにな
されているので、従来のような壁塗りのための佐官等の
専門の施工業者を必要せずに大工仕事により簡単に効率
良く施工でき、且つ、乾燥時間を必要としないので、次
の工程に空き時間をつくらずに移行することができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は、本発明の壁構造の化粧パネルの一例を示
す分解斜視図である。図１において、１０は壁構造であ
り、この壁構造１０は木質基材１１と、この木質基材１
１に貼着される表面化粧材１２により構成されている。
する。図１は、本発明の壁構造の化粧パネルの一例を示
す分解斜視図である。図１において、１０は壁構造であ
り、この壁構造１０は木質基材１１と、この木質基材１
１に貼着される表面化粧材１２により構成されている。
【０００７】上記木質基材１１には、厚さ３ｍｍ程度
で、木質合板、パーティクル・ボード、或いは中密度の
繊維ボード等が好適に用いられる。又，この木質基材１
１は、横幅が３〜６尺、高さが６〜９尺程度の大きさの
方形のものが１枚当たりの施工単位として好適である。
で、木質合板、パーティクル・ボード、或いは中密度の
繊維ボード等が好適に用いられる。又，この木質基材１
１は、横幅が３〜６尺、高さが６〜９尺程度の大きさの
方形のものが１枚当たりの施工単位として好適である。
【０００８】表面化粧材１２には、クロスや化粧紙等が
好適に用いられ、木質基材１１の表面に糊等により前以
て簡単に貼着しておくことができる。
好適に用いられ、木質基材１１の表面に糊等により前以
て簡単に貼着しておくことができる。
【０００９】図２は、請求項１記載の壁構造の一例を示
す斜視図である。図２において、１０、１０は二枚の化
粧パネルであり、この化粧パネル１０が直交する壁面１
と１ａの壁面１側に施工された態様を示すものである。
この隣接する化粧パネル１０、１０の間と壁面１ａ側の
角には、造作のための隙間１ｂ、及び１ｃがそれぞれに
設けられ、又、天井３との見切り部には隙間１ｄが設け
られた上、それぞれの化粧パネル１０、１０は壁面に接
着剤により固定される。
す斜視図である。図２において、１０、１０は二枚の化
粧パネルであり、この化粧パネル１０が直交する壁面１
と１ａの壁面１側に施工された態様を示すものである。
この隣接する化粧パネル１０、１０の間と壁面１ａ側の
角には、造作のための隙間１ｂ、及び１ｃがそれぞれに
設けられ、又、天井３との見切り部には隙間１ｄが設け
られた上、それぞれの化粧パネル１０、１０は壁面に接
着剤により固定される。
【００１０】この際、接着剤が乾燥する迄、仮止め用と
して化粧パネル１０の縁を打釘により壁面に固定してお
き、接着剤の乾燥とともに抜去してやればよい。
して化粧パネル１０の縁を打釘により壁面に固定してお
き、接着剤の乾燥とともに抜去してやればよい。
【００１１】図３は、請求項２記載の壁構造の一例を示
す斜視図であり、図４は、図３のＡ−Ａ断面図、更に図
５は、図４のＢ−Ｂ断面図である。図３〜図５におい
て、化粧パネル１０、１０が施工され、図２に示すよう
に、隙間を設けて壁面に固定されると、続いて造作が行
われる。４は隅柱であり、この隅柱４は、他の壁面等と
直交する角に設けられ、又、付柱５は、隣接する化粧パ
ネル１０、１０の間に設けられたものである。
す斜視図であり、図４は、図３のＡ−Ａ断面図、更に図
５は、図４のＢ−Ｂ断面図である。図３〜図５におい
て、化粧パネル１０、１０が施工され、図２に示すよう
に、隙間を設けて壁面に固定されると、続いて造作が行
われる。４は隅柱であり、この隅柱４は、他の壁面等と
直交する角に設けられ、又、付柱５は、隣接する化粧パ
ネル１０、１０の間に設けられたものである。
【００１２】更に、５は廻り縁であり、この廻り縁５は
化粧パネル１０、１０の上端と、天井との見切り部に設
けられたものである。
化粧パネル１０、１０の上端と、天井との見切り部に設
けられたものである。
【００１３】又、上記化粧パネルの端部と、隅柱４、付
柱５、更に廻り縁５との間の隙間ｃは、化粧パネルの吸
湿による伸びを吸収して、変形やそりの防止するために
設けられたものである。
柱５、更に廻り縁５との間の隙間ｃは、化粧パネルの吸
湿による伸びを吸収して、変形やそりの防止するために
設けられたものである。
【００１４】以上のようにして、壁面に接着剤により固
定して施工された化粧パネルの床面側を除く端部周囲に
は、上記のように隅柱、付柱、更には廻り縁が設けられ
ることにより施工が完了し、壁構造が出来上がる。従っ
て、これらの一貫した工事は、大工仕事により行うこと
ができ、従来のように特殊な佐官仕事となることなく、
簡単に能率良く行え、乾式工法であるから乾燥の時間等
を必要とせず、大工仕事の手を開けずに次の施工に移る
ことができる利点がある。
定して施工された化粧パネルの床面側を除く端部周囲に
は、上記のように隅柱、付柱、更には廻り縁が設けられ
ることにより施工が完了し、壁構造が出来上がる。従っ
て、これらの一貫した工事は、大工仕事により行うこと
ができ、従来のように特殊な佐官仕事となることなく、
簡単に能率良く行え、乾式工法であるから乾燥の時間等
を必要とせず、大工仕事の手を開けずに次の施工に移る
ことができる利点がある。
【００１５】
【発明の効果】本発明の壁構造においては、木質基材の
表面に表面化粧材を貼着した化粧パネルを壁面に接着剤
により固定し、化粧パネルの左右のつなぎ部に付柱、入
隅部に隅柱、及び天井との見切り部に廻り縁を設けるよ
うになされているので、従来のような壁塗りのための佐
官等の専門の施工業者を必要せずに大工仕事により簡単
に効率良く施工でき、且つ、乾燥時間を必要としないの
で、次の工程に空き時間をつくらずに移行することがで
きる。従って、壁構造として好適である。
表面に表面化粧材を貼着した化粧パネルを壁面に接着剤
により固定し、化粧パネルの左右のつなぎ部に付柱、入
隅部に隅柱、及び天井との見切り部に廻り縁を設けるよ
うになされているので、従来のような壁塗りのための佐
官等の専門の施工業者を必要せずに大工仕事により簡単
に効率良く施工でき、且つ、乾燥時間を必要としないの
で、次の工程に空き時間をつくらずに移行することがで
きる。従って、壁構造として好適である。
【図１】本発明の壁構造の化粧パネルの一例を示す分解
斜視図。
斜視図。
【図２】請求項１記載の壁構造の一例を示す斜視図。
【図３】請求項２記載の壁構造の一例を示す斜視図。
【図４】図３のＡ−Ａ断面図。
【図５】図３のＢ−Ｂ断面図。
１０ 化粧パネル １１ 木質基材 １２ 表面化粧材 １、１ａ 壁面 ２ 床面 ３ 天井 １ｂ、１ｃ、１ｄ 隙間 ４ 隅柱 ５ 付柱 ６ 廻り縁 ｃ 隙間
Claims (2)
- 【請求項１】 木質基材の表面に表面化粧材を貼着した
化粧パネルが壁面に固定されていることを特徴とする壁
構造。 - 【請求項２】 化粧パネルの左右のつなぎ部に付柱、入
隅部に隅柱、及び天井との見切り部に廻り縁が設けられ
ていることを特徴とする請求項１記載の壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006428A JPH08193400A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006428A JPH08193400A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 壁構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193400A true JPH08193400A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11638126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7006428A Pending JPH08193400A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193400A (ja) |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP7006428A patent/JPH08193400A/ja active Pending
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