JPH08190488A - スケジューリング方法および装置 - Google Patents

スケジューリング方法および装置

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JPH08190488A
JPH08190488A JP7002407A JP240795A JPH08190488A JP H08190488 A JPH08190488 A JP H08190488A JP 7002407 A JP7002407 A JP 7002407A JP 240795 A JP240795 A JP 240795A JP H08190488 A JPH08190488 A JP H08190488A
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JP
Japan
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JP7002407A
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Ryuichi Watanabe
隆一 渡辺
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチメディア情報の読み込みと再生を行う
タイミングを、メディア間に設定した優先順位と、時間
管理情報に基づいて決定する。 【構成】 入出力装置14を介して入力されたマルチメ
ディア情報の時間管理情報は、バス15を介して、メモ
リ13に供給される。CPU11は、時間管理情報と、
メディア間に設定した優先順位に基づいて、入出力装置
14を介して、マルチメディア情報を読み込むタイミン
グと、それを再生するタイミングをスケジューリングす
る。次に、CPU11は、時計12により発生されるタ
イミング信号に従って、スケジューリングした所定のタ
イミングにおいて、マルチメディア情報の読み込み、ま
たは再生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、音声、画像、
およびテキストからなるマルチメディア情報を再生する
マルチメディア再生装置に用いて好適な、スケジューリ
ング方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来のマルチメディア再生装
置の一例の構成を示すブロック図である。二次記憶装置
1には、例えば、音声、画像、またはテキストなどから
なるマルチメディア情報が記憶されている。このマルチ
メディア情報は、図13に示すように、メディアの種類
に対応するチャンネルの数や、各チャンネルとメディア
の対応付け等の管理情報と、タイムスタンプ、チャンネ
ル番号、パケットサイズ、および再生データ等からなる
複数のパケットがタイムスタンプ順に並んだ構成となっ
ている。また、各パケットの大きさは、パケットサイズ
により定義されるため、可変にすることができる。
【0003】二次記憶装置1または図示せぬ通信経路を
介して供給されたマルチメディア情報は、インタリーブ
されたパケット列としてパケット分配部2に供給され
る。パケット分配部2に供給されたマルチメディア情報
を構成するパケットは、メディア毎に分けられ、各メデ
ィアに対応するバッファ3乃至8にそれぞれ格納される
(準備処理)。即ち、この場合、バッファ3,4には、
音声データが格納され、バッファ5,6には、画像(イ
メージ)データが格納される。さらに、バッファ7,8
には、テキストデータが格納される。
【0004】従って、バッファ3には、音声データを有
するパケットが格納され、バッファ4には、時間的に次
の音声データを有するパケットが格納される。また、バ
ッファ5には、画像データを有するパケットが格納さ
れ、バッファ6には、次の画像データを有するパケット
が格納される。さらに、バッファ7には、テキストデー
タを有するパケットが格納され、バッファ8には、次の
テキストデータを有するパケットが格納される。
【0005】このように、バッファ3と4、バッファ5
と6、およびバッファ7と8は、ダブルバッファとなっ
ており、パケット分配部2より供給されたパケットが、
最初、一方のバッファ、例えばバッファ3に格納され、
それを再生している間にパケット分配部2より供給され
た次のパケットは、他方のバッファ(バッファ4)に格
納される。従って、一方のバッファに格納されたパケッ
トのデータを再生中に、パケット分配部2より次のデー
タパケットが供給されたとしても、他方のバッファに格
納することができるため、パケットの読み落としを抑制
することができるようになっている。また、ダブルバッ
ファの代わりに、リングバッファを用いて、パケットの
読み落としを抑制するようにすることも可能である。
【0006】次に、バッファ3乃至8に格納された各パ
ケットを構成するタイムスタンプが最も早いものから順
に、そのパケットに含まれるデータが再生される。即
ち、最も早いタイムスタンプを有するパケットのデータ
が、このタイムスタンプによって指定された時刻になる
まで待ってから再生される(再生処理)。
【0007】例えば、バッファ3に格納されたパケット
の音声データが再生されると、バッファ4には、パケッ
ト分配部2より供給された次の音声データを有するパケ
ットが格納される。そして、バッファ3に格納されたパ
ケットの音声データが再生され、スピーカ9より出力さ
れた後、バッファ4に格納されたパケットの音声データ
が再生される。
【0008】また、バッファ5に格納されたパケットの
画像データが再生されると、バッファ6には、パケット
分配部2より供給された次の画像データを有するパケッ
トが格納される。そして、バッファ5に格納されたパケ
ットの画像データが再生され、CRT10に表示された
後、バッファ4に格納されたパケットの画像データが再
生される。
【0009】さらに、バッファ7に格納されたパケット
のテキストデータが再生されると、バッファ8には、パ
ケット分配部2より供給された次のテキストデータを有
するパケットが格納される。そして、バッファ7に格納
されたパケットのテキストデータが再生され、CRT1
0に表示された後、バッファ8に格納されたパケットの
テキストデータが再生される。
【0010】そして、このようなマルチメディア再生装
置を、携帯情報端末等の小型の機器に応用することが考
えられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置を携帯情報端末に応用した場合、携帯情報端末は、
入出力の速度が遅く、計算パワーが不足するため、再生
用データが音声、または画像であるようなとき、所定の
制限時間内に再生することができない場合がある課題が
あった。これは、一般的に、携帯情報端末は、専用の画
像処理チップを備えておらず、汎用の中央演算装置(C
PU)が画像を描画しなければならないからである。
【0012】また、パケットを入出力する場合、データ
転送速度が遅いため、パケットのデータ再生処理に割り
当てる時間が少なくなり、所定の時間内に所定の再生用
データを再生することができない場合がある課題があっ
た。
【0013】さらに、時間的に近接したタイムスタンプ
を有するパケットが、連続して供給されたような場合、
供給されたパケットを順に読み込み、そのタイムスタン
プで示された時刻に、逐次、再生処理を行う従来の手順
に従うと、所定のパケットの読み込みが終了してから、
その再生処理を行うまでの間、他のパケットの読み込み
や、再生処理を行うことができないため、CPUの有効
的な利用ができず、所定の制限時間内に所定のパケット
の再生を行うことができない場合がある課題があった。
【0014】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、計算パワーが限られ、入出力の速度が遅い
携帯情報端末等の小型の装置において、マルチメディア
情報の読み込みと再生処理のタイミングのスケジューリ
ングを行い、マルチメディア情報をできるだけタイムス
タンプ通りに再生し、人間に違和感のない最適な状態で
再生することができるようにするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のスケジ
ューリング方法は、少なくとも所定の時刻を指定するタ
イムスタンプ、メディアの種類に対応したチャンネル番
号、およびメディアに対応した所定の再生用データから
なるパケットを読み込むタイミングと、パケットの再生
用データを再生するタイミングをスケジューリングする
スケジューリング装置において、パケットのそれぞれに
含まれるタイムスタンプと、チャンネル番号より構成さ
れる時間管理情報を記憶し、メディアに優先順位を設定
し、再生用データを再生する前に、時間管理情報、また
は優先順位の少なくともいずれか一方に基づいて、パケ
ットの再生用データを再生する再生時刻をスケジューリ
ングし、再生用データを再生する前に、時間管理情報、
または優先順位の少なくともいずれか一方に基づいて、
パケットの再生用データを読み込む読み込み時刻をスケ
ジューリングし、この読み込み時刻に従って再生用デー
タを読み込み、この再生時刻に従って再生用データを再
生することを特徴とする。
【0016】また、再生用データは、音声データ、テキ
ストデータ、または画像データの少なくともいずれか1
つとすることができる。
【0017】また、音声データに対応するチャンネルの
優先順位が最も高く設定されるようにすることができ
る。
【0018】また、時間管理情報は、パケットのタイム
スタンプとは別に記憶されるようにすることができる。
【0019】また、再生用データは、所定の伝送媒体、
または記録媒体を介して読み込まれるようにすることが
できる。
【0020】請求項6に記載のスケジューリング装置
は、少なくとも所定の時刻を指定するタイムスタンプ、
メディアの種類に対応したチャンネル番号、およびメデ
ィアに対応した所定の再生用データからなるパケットを
読み込むタイミングと、パケットの再生用データを再生
するタイミングをスケジューリングするスケジューリン
グ装置において、パケットのそれぞれに含まれるタイム
スタンプと、チャンネル番号より構成される時間管理情
報を記憶する記憶手段(例えば図1のメモリ13)と、
メディアに優先順位を設定する設定手段(例えば図1の
CPU11)と、再生用データを再生する前に、記憶手
段に記憶されている時間管理情報、または設定手段によ
り設定された優先順位の少なくともいずれか一方に基づ
いて、パケットの再生用データを再生する再生時刻をス
ケジューリングする第1スケジューリング手段(例えば
図4のステップS3)と、再生用データを再生する前
に、記憶手段に記憶されている時間管理情報、または設
定手段により設定された優先順位の少なくともいずれか
一方に基づいて、パケットの再生用データを読み込む読
み込み時刻をスケジューリングする第2スケジューリン
グ手段(例えば図4のステップS4)と、この読み込み
時刻に従って、再生用データを読み込む読み込み手段
(例えば図1のCPU13)と、この再生時刻に従っ
て、再生用データを再生する再生手段(例えば図1のC
PU13)とを備えることを特徴とする。
【0021】また、再生用データは、音声データ、テキ
ストデータ、または画像データの少なくともいずれか1
つとすることができる。
【0022】また、設定手段は、音声データに対応する
チャンネルの優先順位を最も高く設定するようにするこ
とができる。
【0023】また、記憶手段は、時間管理情報を、パケ
ットのタイムスタンプとは別に記憶するようにすること
ができる。
【0024】さらに、読み込み手段は、再生用データ
を、所定の伝送媒体、または記憶媒体を介して読み込む
ようにすることができる。
【0025】
【作用】請求項1または6に記載のスケジューリング方
法または装置においては、時間管理情報、または各チャ
ンネル間に設定された優先順位の少なくともいずれか一
方に基づいて、再生用データを再生する前に、予め、再
生用データを読み込む時刻、およびそれを再生する時刻
をそれぞれスケジューリングする。従って、CPUを効
率的に使用するようにすることができる。
【0026】請求項2または7に記載のスケジューリン
グ方法または装置においては、再生用データは、音声デ
ータ、テキストデータ、または画像データの少なくとも
いずれか1つである。従って、マルチメディア情報を再
生することができる。
【0027】請求項3または8に記載のスケジューリン
グ方法または装置においては、音声データに対応するチ
ャンネルの優先順位を最も高くする。従って、音声デー
タの再生時刻をできる限りずらすことがないようにする
ことができる。
【0028】請求項4または9に記載のスケジューリン
グ方法または装置においては、時間管理情報をパケット
のタイムスタンプとは別に記憶する。従って、時間管理
情報のタイムスタンプに基づいて、再生用データの読み
込み時刻および再生時刻を予め決定することができる。
【0029】請求項5または10に記載のスケジューリ
ング方法または装置においては、再生用データは、所定
の伝送媒体または記憶媒体を介して読み込まれる。従っ
て、様々な方法で、再生用データを読み込むことができ
る。
【0030】
【実施例】図1は、本発明のスケジューリング装置を応
用したマルチメディア情報再生装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。CPU11は、後述するメモリ
13に記憶されたシステムプログラム若しくはアプリケ
ーションプログラムに基づいて、各部を制御するように
なされている。
【0031】時計12は、CPU11の制御により、所
定の時間間隔で所定の信号を発生し、バス15を介し
て、CPU11に供給する。メモリ13は、システムプ
ログラムまたはアプリケーションプログラムを記憶し、
バス15を介してCPU11または後述する入出力装置
14に供給したり、あるいは、CPU11または入出力
装置14より供給された所定のデータを記憶するように
なされている。
【0032】入出力装置14は、外部に接続された図示
せぬ二次記憶装置から所定のマルチメディア情報を入力
し、バス15を介してCPU11またはメモリ13に供
給するようになされている。
【0033】図2は、本発明のスケジューリング装置に
用いるマルチメディア情報の構成を示す図である。この
マルチメディア情報は、図13に示した従来のマルチメ
ディア情報の場合と同様に、チャンネル数、およびチャ
ンネル番号とメディア(音声、画像、またはテキスト
等)の対応付け等の情報からなる管理情報と、タイムス
タンプ、チャンネル番号、および所定のデータからなる
パケットから構成され、さらに、図2の場合において
は、各パケットのタイムスタンプとチャンネル番号を対
応付けた時間管理情報がそれとは別に用意される。これ
より以降、従来のマルチメディア情報と、時間管理情報
を合わせて、マルチメディア情報と呼ぶことにする。
【0034】このマルチメディア情報は、入出力装置1
4より入力され、バス15を介してCPU11に供給さ
れる。また、メディア間に優先順位の概念を導入し、人
間が鑑賞した場合に、情報の欠落や遅延等が顕著に認識
されるメディアに対応するチャンネルの優先順位を高く
し、情報の欠落や遅延が認識されにくいメディアに対応
するチャンネルの優先順位を低く設定する。例えば、図
1のマルチメディア再生装置をカラオケに用いたような
場合、次のように優先順位を設定する。 音声 > 画像(イメージ) > テキスト
【0035】ここでは、左側ほど優先順位が高く、右側
ほど優先順位が低いことを示している。即ち、音声デー
タの優先順位を最も高く設定し、次にイメージデータの
優先順位を設定し、最後にテキストデータの優先順位を
設定する。これは、音声データの欠落または遅延が、人
間に最も顕著に認識されるからである。
【0036】図1に示したマルチメディア再生装置のC
PU11は、入出力装置14、バス15を介して供給さ
れたマルチメディア情報の時間管理情報と、上述した各
メディア間の優先順位に基づいて、各メディアに対応し
たチャンネルより、入出力装置14を介して供給される
データをメモリ13の所定の領域に設けられたバッファ
に読み込む処理(準備処理)と、それを再生する再生処
理を行うタイミングをスケジューリングする。
【0037】再生処理を行うタイミングは、原則的にタ
イムスタンプに記述されたものと同一になるようスケジ
ューリングされるが、準備処理の方は、適宜、最適な時
間にスケジューリングされる。
【0038】スケジューリングされた結果、図1のメモ
リ13に、図3に示すような、双方向に参照が可能な双
方向リストがスケジューリングリストとして記憶され
る。双方向リストは、ノードからなり、各ノードは、処
理の種類、チャンネル番号、タイムスタンプ、オフセッ
ト、およびフラグ等の要素より構成される。処理の種類
によって、準備処理または再生処理が示され、チャンネ
ル番号によって、メディアの種類が表される。また、タ
イムスタンプは、対応するデータが読み込まれる時刻、
または再生される時刻を表し、オフセットは、タイムス
タンプからのズレを示している。従って、実際に読み込
み処理、または再生処理が行われるのは、タイムスタン
プにオフセットを加算した時刻である。また、フラグ
は、処理を実行するかしないかなどを示す。
【0039】また、スケジューリングされる前、メモリ
13には、準備処理のダミーのノードが1つだけ記憶さ
れている。このダミーのノードの要素である処理の種類
は、勿論、準備処理に対応する所定の数値が設定され、
チャンネル番号には値0が設定される。また、タイムス
タンプには値0が設定され、オフセットには可能な限り
大きい負の値が設定される。
【0040】次に、図4乃至図6のフローチャートを参
照して、スケジューリングのアルゴリズムについて説明
する。まず、図4のステップS1において、CPU11
により、未処理のエントリがあるか否かが判定される。
即ち、まだスケジューリングしていないエントリがある
か否かが判定される。まだスケジューリングしていない
エントリがないと判定された場合、処理を終了する。
【0041】一方、まだスケジューリングしていないエ
ントリがあると判定された場合、ステップS2に進み、
時間管理情報から、所定のエントリを時間順に1つだけ
選択し、それをターゲット(Target Task)
とする。次に、ステップS3に進み、図5のフローチャ
ートを参照して後述するように、再生処理のスケジュー
リングを行う。
【0042】再生処理のスケジューリングが終了する
と、ステップS4において、図6のフローチャートを参
照して後述するように、準備処理のスケジューリングが
行われる。
【0043】その場合、準備処理および再生処理の処理
時間を、予めメディア毎に、実際に再生する装置におい
て測定しておく。例えば、再生前のシステムの立ち上げ
時などに、ダミーのデータを読み込むようにすることに
より測定することができる。特に、準備処理は、データ
量にほぼ比例するため、データ量と処理時間を対応づけ
る所定の係数を測定しておき、各チャンネルの最大デー
タ量から処理時間を概算し、それに基づいて、スケジュ
ーリングを行うようにすることができる。
【0044】このようにして、スケジューリングされた
後、CPU11の制御により、スケジューリングリスト
に従って、所定のデータが所定のタイミングで順に再生
される。
【0045】次に、図5のフローチャートを参照して、
再生処理のスケジューリング方法について説明する。最
初に、ステップS11において、CPU11により、図
2に示した時間管理情報より、時間順に選択されたエン
トリ(ターゲット)が、1つ目のエントリであるか否か
が判定される。1つ目のエントリであると判定された場
合、ステップS27に進み、選択したエントリに対応す
る再生処理をスケジュールリストの最後に加える。
【0046】一方、1つ目のエントリではないと判定さ
れた場合、ステップS12に進み、スケジュールリスト
の最後のタスクの終了時刻(LastTask.ET
(ETは終了時刻を表し、LastTaskとピリオド
「.」で連結することによりLastTaskの終了時
刻を表す))が、選択したエントリのタイムスタンプ
(Target.TS(TSはタイムスタンプを表し、
選択したエントリ(Target)と、ピリオド「.」
で連結することによりTargetのタイムスタンプを
表す))より早いかまたは等しいか否かが判定される。
【0047】最後のタスクの終了時刻が、選択したエン
トリのタイムスタンプより早いかまたは等しいと判定さ
れた場合、この2つのタスクは重なっていないから、ス
テップS27に進み、選択したエントリ(ターゲット)
に対応する再生処理を、スケジュールリストの最後に加
える。
【0048】一方、最後のタスクの終了時刻が、選択し
たエントリのタイムスタンプより遅いと判定された場
合、この2つのタスクは重なっているから、ステップS
13に進み、最後のタスクの優先順位(LastTas
k.PR(PRは優先順位を表す))が、このエントリ
の優先順位(Target.PR)より低いか否かが判
定される。LastTask.PRがTarget.P
Rより高いかまたは等しいと判定された場合、ステップ
S14に進み、Target.TSとTarget.O
S(Targetのオフセット)を加算して得られる、
このTargetが実際に再生される時刻が、最後のタ
スクの終了時刻(LastTask.ET)と等しくな
るように、Target.OSを決定する。即ち、ター
ゲットをオフセット分だけ後ろにずらす。
【0049】次に、ステップS27に進み、このTar
getに対応する再生処理を、スケジュールリストの最
後に加え、処理を終了する。
【0050】一方、ステップS13において、Last
Task.PRが、Target.PRより低いと判定
された場合、ステップS15に進み、最後のタスクのオ
フセット(LastTask.OS)が、値0と等しい
か否か、即ち、LastTask.OSが既に変更され
ているか否かが判定される。LastTask.OS
が、値0と等しくないと判定された場合、LastTa
sk.OSは既に調整され、もはや調節することができ
ないものとみなし、即ち、前にずらすようにオフセット
を調整することができないものとみなし、ステップS1
9に進み、LastTaskを実行しないように所定の
フラグを立てる。このように所定のフラグが立てられた
タスクは、処理時間が0として扱われる。
【0051】これにより、優先順位が低いLastTa
skに対応する再生用データは、再生されず、欠落する
ことになる。
【0052】次に、ステップS20に進み、LastT
ask.OSが、LastTask(−1).ETから
LastTask.TSを減算して得られた時間に設定
される。
【0053】次に、ステップS21に進み、LastT
askの1つ前のタスクの終了時刻(LastTask
(−1).ET)が、ターゲットのタイムスタンプ(T
arget.TS)と等しいかまたは早いか否かが判定
される。LastTask(−1).ETが、Targ
et.TSと等しいかまたは早いと判定された場合、ス
テップS27に進み、このTargetに対応する再生
処理をスケジュールリストの最後に加える。
【0054】一方、LastTask(−1).ET
が、Target.TSより遅いと判定された場合、ス
テップS22に進み、Target.TSとTarge
t.OSを加算した時刻が、LastTask(−
1).ETと等しくなるように、Target.OSを
決定する。そして、ステップS27に進み、このターゲ
ットに対応する再生処理を、スケジュールリストの最後
に加え、処理を終了する。
【0055】ステップS15において、LastTas
kのオフセットの値が0である、即ち、LastTas
kのオフセットが変更されていないと判定された場合、
ステップS16に進み、LastTask.ETが、T
arget.TSと等しくなるように、LastTas
k.OSを決定する。次に、ステップS17に進み、L
astTask(−1).ETが、LastTask.
TSとLastTask.OSを加算して得られた時刻
より早いかまたは等しいか否かが判定される。
【0056】LastTask(−1).ETが、La
stTask.TSとLastTask.OSを加算し
て得られた時刻より早いかまたは等しいと判定された場
合、ステップS27に進み、このターゲットに対応する
再生処理を、スケジュールリストの最後に加え、処理を
終了する。
【0057】一方、LastTask(−1).ET
が、LastTask.TSとLastTask.OS
を加算して得られた時刻より早いと判定された場合、ス
テップS18に進み、最後のタスクから1つ前のタスク
の優先順位(LastTask(−1).PR)が、最
後のタスクの優先順位(LastTask.PR)より
低いか否かが判定される。
【0058】LastTask(−1).PRが、La
stTask.PRより高いかまたは等しいと判定され
た場合、ステップS19に進み、ステップS19以降の
処理が行われる。ステップS19以降の処理について
は、既に説明したのでここでは省略する。
【0059】LastTask(−1).PRが、La
stTask.PRより低いと判定された場合、ステッ
プS23に進み、LastTask(−1).ETが、
LastTask.TSと等しくなるように、Last
Task(−1).OSを決定する。
【0060】次に、ステップS24に進み、LastT
ask(−2).ETが、LastTask(−1).
TSと、LastTask(−1).OSを加算して得
られた時刻より、早いかまたは等しいか否かが判定され
る。LastTask(−2).ETが、LastTa
sk(−1).TSと、LastTask(−1).O
Sを加算して得られた時刻より、早いかまたは等しいと
判定された場合、ステップS27に進み、このターゲッ
トに対応する再生処理を、スケジュールリストの最後に
加え、処理を終了する。
【0061】一方、LastTask(−2).ET
が、LastTask(−1).TSと、LastTa
sk(−1).OSを加算して得られた時刻より、遅い
と判定された場合、ステップS25に進み、LastT
ask(−1)を実行しないように、所定のフラグを立
て、ステップS26に進む。これにより、LastTa
sk(−1)に対応する再生用データは再生されず、欠
落することになる。
【0062】次に、ステップS26において、Last
Task(−1).OSを、LastTask(−
2).ETからLastTask(−1).TSを減算
して得られた時間とする。
【0063】そして、ステップS27に進み、このター
ゲットに対応する再生処理を、スケジューリングリスト
の最後に加え、処理を終了する。このようにして、再生
処理のスケジューリングが行われる。
【0064】次に、図6のフローチャートを参照して、
準備処理のスケジューリング処理を説明する。最初に、
ステップS31において、最後のタスクの1つ前のタス
クであるLastTask(−1)を、いま注目するタ
スク(Task)とする。
【0065】次に、ステップS32に進み、このタスク
の処理の種類が準備処理であるか否かが判定される。こ
のタスクが準備処理ではなく再生処理であると判定され
た場合、ステップS33に進む。一方、このタスクが準
備処理であると判定された場合、ステップS35に進
み、このタスクの終了時刻(Task.ET)から、い
まスケジューリングしようとしているターゲットの準備
処理の処理時間だけ経過した時刻が、このタスクの1つ
後のタスクのタイムスタンプ(Task(+1).T
S)より早いかまたは等しいか否かが判定され、Tas
k.ETから、いまスケジューリングしようとしている
ターゲットの準備処理の処理時間だけ経過した時刻が、
Task(+1).TSより早いかまたは等しいと判定
された場合、ステップS46に進む。
【0066】一方、Task.ETから、いまスケジュ
ーリングしようとしているターゲットの準備処理の処理
時間だけ経過した時刻が、Task(+1).TSより
遅いと判定された場合、ステップS36に進み、Tas
kの1つ前のタスクの優先順位(Task(−1).P
R)が、Taskの1つ後のタスクの優先順位(Tas
k(+1).PR)より低く、かつ、いまスケジューリ
ングしようとしているターゲットの優先順位(Targ
et.PR)より低いか否かが判定される。Task
(−1).PRが、Task(+1).PRより低く、
かつ、Target.PRより低いと判定された場合、
ステップS37に進み、ターゲットの準備処理をTas
kの後ろに入れることができるようにTask(−1)
とTaskをそれぞれ前にずらす。
【0067】次に、ステップS38に進み、Task
(−1).TSがTask(−2).ETより早いか否
かが判定される。Task(−1).TSが、Task
(−2).ETより早いと判定された場合、ステップS
39に進み、Task(−1)を実行しないように、所
定のフラグを立て、ステップS46に進む。一方、Ta
sk(−1).TSが、Task(−2).ETより遅
いかまたは等しいと判定された場合、ステップS46に
進む。
【0068】一方、ステップS36において、Task
(−1).PRが、Task(+1).PR若しくはT
arget.PRのいずれかより高いかまたは等しいと
判定された場合、ステップS41に進む。
【0069】ステップS41においては、タスクの1つ
後のタスクの優先順位(Task(+1).PR)が、
ターゲットの優先順位(Target.PR)より高い
か否かが判定される。Task(+1).PRが、Ta
rget.PRより低いかまたは等しいと判定された場
合、ステップS43に進み、Targetの準備処理を
Taskの後ろに入れることができるように、Task
(+1)を後ろにずらし、ステップS44に進む。
【0070】ステップS44においては、Task(+
1).ETが、Task(+2).TSより遅いか否か
が判定される。Task(+1).ETが、Task
(+2).TSより遅いと判定された場合、ステップS
45に進み、Task(+1)を実行しないように所定
のフラグを立て、ステップS46に進む。一方、Tas
k(+1).ETが、Task(+2).TSより早い
かまたは等しいと判定された場合、ステップS46に進
む。
【0071】一方、ステップS41において、Task
(+1).PRがTarget.PRより高いと判定さ
れた場合、ステップS42に進み、Task(+1)を
注目するタスク(Task)とし、ステップS40に進
む。
【0072】ステップS40においては、Task.E
Tから、Targetの準備処理の処理時間だけ経過し
た時刻が、タスクの1つ後のタスクのタイムスタンプ
(Task(+1).TS)より早いかまたは等しいか
否かが判定される。Task.ETから、Target
の準備処理の処理時間だけ経過した時刻が、タスクの1
つ後のタスクのタイムスタンプ(Task(+1).T
S)より早いかまたは等しいと判定された場合、ステッ
プS46に進む。
【0073】一方、Task.ETから、Target
の準備処理の処理時間だけ経過した時刻が、Task
(+1).TSより遅いと判定された場合、ステップS
41に進み、それ以降の処理が実行されるが、ステップ
S41以降の処理は、既に上述した場合と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0074】一方、ステップS33においては、Tas
kのチャンネル番号(Task.CN)が、Targe
tのチャンネル番号(Target.CN)と等しいか
否かが判定される。Task.CNがTarget.C
Nと等しくないと判定された場合、ステップS34に進
み、Task(−1)を注目するタスク(Task)と
し、ステップS32に戻り、ステップS32以降の処理
が繰り返される。
【0075】ステップS33において、Task.CN
がTarget.CNと等しいと判定された場合、ステ
ップS40に進み、それ以降の処理が実行されるが、ス
テップS40以降の処理については、既に説明したの
で、ここでは省略する。
【0076】ステップS46においては、スケジュール
リストのTaskの後ろに、Targetの準備処理を
加える。次に、ステップS47に進み、Targetの
準備処理の実行時刻(Targetの準備処理.TS)
を、タスクの終了時刻(Task.ET)とし、処理を
終了する。
【0077】このようにして、準備処理のスケジューリ
ングがなされる。その際、図10または図11を参照し
て後述するように、準備処理の処理時間が比較的長いた
め、再生処理の開始時刻が前後にずらされる場合があ
る。
【0078】次に、図7乃至図11のタイムチャートを
参照して、図5,図6に示したフローチャートに従っ
て、実際にスケジューリング処理を行う場合の手順につ
いて説明する。
【0079】図7は、処理時間が比較的短く、本発明に
よるスケジューリングの必要がない場合のタイムチャー
トを示している。
【0080】通常、スケジューリングを行う場合におい
ては、次のような制約条件が存在する。即ち、同一チャ
ンネルの準備処理と再生処理は、この順に並んでいなけ
ればならない。また、準備処理と再生処理の時間間隔は
いくら離れてもよいが、同一チャンネルにおいては、そ
の間に他のタスクが入ってはならない。さらに、同一チ
ャンネル、異なるチャンネルに拘らず、準備処理はタイ
ムスタンプの早いものから順に並ばなければならない。
【0081】最後の制約条件は、ハードディスク、CD
−ROM、MO(光磁気ディスク)等のランダムアクセ
スが可能な記憶装置から、所定のデータを読み出す場
合、必須であるわけではないが、現実には、ヘッドのシ
ーク時間が非常に遅いため、シーケンシャルにデータを
読み出すようにした方がよい。従って、データをタイム
スタンプ順に読み出すといった制約条件が存在すること
になる。
【0082】図8は、チャンネル2において、準備処理
と再生処理が重なる場合の各チャンネルにおける準備処
理と再生処理の実行順序を示したタイムチャートであ
る。このように、準備処理と再生処理が重なるような場
合、即ち、チャンネル2の準備処理の終了時刻(時刻T
13)が、チャンネル2の再生処理の開始時刻(時刻T
12)より後になるような場合、例えば、準備処理を前
にずらすようにスケジューリングすることが考えられ
る。
【0083】図9は、図8において、チャンネル2の準
備処理を早めに行うようにした場合の各チャンネルにお
ける準備処理と再生処理の実行順序を示したタイムチャ
ートである。この場合、チャンネル3の準備処理が終了
した(時刻T21)後、チャンネル2の準備処理を開始
するようにしている。この場合のように、チャンネル2
の準備処理を前にずらすなどして、準備処理のスケジュ
ーリングを行うことにより、各チャンネルの再生処理
を、それぞれタイムスタンプ通りの時刻(またはそれに
近い時刻)に開始させるようにすることができる。
【0084】準備処理の開始時刻をスケジューリングす
る場合、各チャンネルの優先順位に従って、例えば、図
10または図11に示すようなスケジューリング処理
が、図5および図6のフローチャートを参照して上述し
た方法により行われる。
【0085】図10は、図8に示した場合と同様に、チ
ャンネル2において、準備処理と再生処理が重なり、か
つ、チャンネル2の準備処理に要する時間が比較的長い
場合のスケジューリングを示したタイムチャートであ
る。この場合、チャンネル2の準備処理が長いため、そ
の開始時刻を、図9の場合のように、チャンネル3の準
備処理が終了した時刻(時刻T21)にずらしたとして
も、チャンネル2の準備処理の終了時刻が、チャンネル
3の再生処理の開始時刻(時刻T31)と重なってしま
う。
【0086】このような場合、チャンネル2の優先順位
と、チャンネル3の優先順位を比較し、チャンネル3の
優先順位の方が高い場合、チャンネル2の準備処理の開
始時刻を、チャンネル3の再生処理が終了する時刻(時
刻T32)に設定し、チャンネル2の再生処理の開始時
刻を、チャンネル2の準備処理の終了時刻(T33)に
ずらすようにスケジューリングする。
【0087】その結果、チャンネル2より優先順位が高
いチャンネル3の再生処理がタイムスタンプ通りの時刻
に実行され、チャンネル3より優先順位が低いチャンネ
ル2の再生処理の開始時刻が、タイムスタンプより後ろ
に所定の時間だけずらされる。
【0088】一方、チャンネル2の優先順位の方が、チ
ャンネル3の優先順位より高い場合、図11に示すよう
に、まず、チャンネル2の準備処理の開始時刻を、チャ
ンネル3の準備処理が終了した時刻(時刻T21)にず
らし、次に、チャンネル3の再生処理の開始時刻を、チ
ャンネル2の準備処理が終了した時刻(時刻T41)に
ずらす。
【0089】これにより、チャンネル3より優先順位が
高いチャンネル2の再生処理が、そのタイムスタンプ通
りの時刻に実行され、チャンネル2より優先順位が低い
チャンネル3の再生処理の開始時刻が、そのタイムスタ
ンプより後ろに所定の時間だけずらされる。
【0090】このように、予め設定されたタイムスタン
プ、およびチャンネル間の優先順位に基づいて、各チャ
ンネルの準備処理、または再生処理の開始時刻をスケジ
ューリングすることにより、人間に違和感のない、最適
なタイミングで、各チャンネルの再生処理を行うように
することができる。
【0091】なお、上記実施例においては、本発明をマ
ルチメディア再生装置に適用した場合について説明した
が、AV機器等の他の電子機器に適用することも可能で
ある。
【0092】また、上記実施例においては、チャンネル
の数を3つとしたが、これ以外の任意の数とすることが
できる。
【0093】
【発明の効果】請求項1または6に記載のスケジューリ
ング方法または装置によれば、時間管理情報、または各
チャンネル間に設定された優先順位の少なくともいずれ
か一方に基づいて、再生用データを再生する前に、予
め、再生用データを再生する時刻、および再生用データ
を読み込む時刻をスケジューリングするようにしたの
で、CPUを効率的に使用するようにすることができ
る。従って、携帯情報端末等の計算パワーが限られ、入
出力の速度が遅い機器において、マルチメディア情報の
再生が可能となる。
【0094】請求項2または7に記載のスケジューリン
グ方法または装置によれば、再生用データは、音声デー
タ、テキストデータ、または画像データの少なくともい
ずれか1つであるようにしたので、マルチメディア情報
を再生することができる。
【0095】請求項3または8に記載のスケジューリン
グ方法または装置によれば、音声データに対応するチャ
ンネルの優先順位を最も高くするようにしたので、音声
データの再生時刻をできる限りずらすことがないように
することができる。従って、人間にとって、違和感がな
いような最適なタイミングで、音声データを再生するこ
とが可能となる。
【0096】請求項4または9に記載のスケジューリン
グ方法または装置によれば、時間管理情報をパケットの
タイムスタンプとは別に記憶するようにしたので、時間
管理情報のタイムスタンプに基づいて、再生用データの
読み込み時刻および再生時刻を予め決定することができ
る。従って、人間にとって、違和感がないような最適な
タイミングで、画像データ、音声データ、およびテキス
トデータをそれぞれ再生することが可能となる。
【0097】請求項5または10に記載のスケジューリ
ング方法または装置によれば、再生用データは、所定の
伝送媒体または記憶媒体を介して読み込まれるようにし
たので、様々な方法で、再生用データを読み込むことが
できる。従って、様々な機器に応用することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスケジューリング方法および装置を応
用したマルチメディア情報再生装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1のマルチメディア情報再生装置に用いるマ
ルチメディア情報の構成を示す図である。
【図3】図1のマルチメディア情報再生装置によってス
ケジューリングされたスケジューリングリストの構成を
示す図である。
【図4】図1のマルチメディア情報再生装置によって行
われるスケジューリングの方法を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】図4のステップS3における再生処理のスケジ
ューリングの方法を詳細に説明するためのフローチャー
トである。
【図6】図4のステップS4における準備処理のスケジ
ューリングの方法を詳細に説明するためのフローチャー
トである。
【図7】処理時間が比較的短い場合に、各チャンネルの
準備処理と再生処理がスケジューリングされた場合のタ
イムチャートである。
【図8】チャンネル2の準備処理と再生処理が重なる場
合のタイムチャートである。
【図9】図8において、チャンネル2の準備処理を前に
ずらした場合のタイムチャートである。
【図10】チャンネル3の優先順位の方がチャンネル2
の優先順位より高い場合のスケジューリング方法を説明
するためのタイムチャートである。
【図11】チャンネル2の優先順位の方がチャンネル3
の優先順位より高い場合のスケジューリング方法を説明
するためのタイムチャートである。
【図12】従来のマルチメディア情報再生装置の一例の
構成を示すブロック図である。
【図13】従来のマルチメディア情報の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 二次記憶装置 2 パケット分配部 3,4,5,6,7,8 バッファ 11 CPU 12 時計 13 メモリ 14 入出力装置 15 バス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも所定の時刻を指定するタイム
    スタンプ、メディアの種類に対応したチャンネル番号、
    および前記メディアに対応した所定の再生用データから
    なるパケットを読み込むタイミングと、前記パケットの
    再生用データを再生するタイミングをスケジューリング
    するスケジューリング方法において、 前記パケットのそれぞれに含まれる前記タイムスタンプ
    と、前記メディアの種類を示す前記チャンネル番号より
    構成される時間管理情報を記憶し、 前記メディアに優先順位を設定し、 前記再生用データを再生する前に、前記時間管理情報、
    または前記優先順位の少なくともいずれか一方に基づい
    て、前記パケットの再生用データを再生する再生時刻を
    スケジューリングし、 前記再生用データを再生する前に、前記時間管理情報、
    または前記優先順位の少なくともいずれか一方に基づい
    て、前記パケットの再生用データを読み込む読み込み時
    刻をスケジューリングし、 前記読み込み時刻に従って、前記再生用データを読み込
    み、 前記再生時刻に従って、前記再生用データを再生するこ
    とを特徴とするスケジューリング方法。
  2. 【請求項2】 前記再生用データは、音声データ、テキ
    ストデータ、または画像データの少なくともいずれか1
    つであることを特徴とする請求項1に記載のスケジュー
    リング方法。
  3. 【請求項3】 前記音声データに対応するチャンネルの
    優先順位が最も高く設定されることを特徴とする請求項
    1または2に記載のスケジューリング方法。
  4. 【請求項4】 前記時間管理情報は、前記パケットの前
    記タイムスタンプとは別に記憶されることを特徴とする
    請求項1に記載のスケジューリング方法。
  5. 【請求項5】 前記再生用データは、所定の伝送媒体、
    または記録媒体を介して読み込まれることを特徴とする
    請求項1に記載のスケジューリング方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも所定の時刻を指定するタイム
    スタンプ、メディアの種類に対応したチャンネル番号、
    および前記メディアに対応した所定の再生用データから
    なるパケットを読み込むタイミングと、前記パケットの
    再生用データを再生するタイミングをスケジューリング
    するスケジューリング装置において、 前記パケットのそれぞれに含まれる前記タイムスタンプ
    と、前記チャンネル番号より構成される時間管理情報を
    記憶する記憶手段と、 前記メディアに優先順位を設定する設定手段と、 前記再生用データを再生する前に、前記記憶手段に記憶
    されている前記時間管理情報、または前記設定手段によ
    り設定された前記優先順位の少なくともいずれか一方に
    基づいて、前記パケットの再生用データを再生する再生
    時刻をスケジューリングする第1スケジューリング手段
    と、 前記再生用データを再生する前に、前記記憶手段に記憶
    されている前記時間管理情報、または前記設定手段によ
    り設定された前記優先順位の少なくともいずれか一方に
    基づいて、前記パケットの再生用データを読み込む読み
    込み時刻をスケジューリングする第2スケジューリング
    手段と、 前記読み込み時刻に従って、前記再生用データを読み込
    む読み込み手段と、 前記再生時刻に従って、前記再生用データを再生する再
    生手段とを備えることを特徴とするスケジューリング装
    置。
  7. 【請求項7】 前記再生用データは、音声データ、テキ
    ストデータ、または画像データの少なくともいずれか1
    つであることを特徴とする請求項6に記載のスケジュー
    リング装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段は、前記音声データに対応
    するチャンネルの優先順位を最も高く設定することを特
    徴とする請求項6または7に記載のスケジューリング装
    置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段は、前記時間管理情報を、
    前記パケットの前記タイムスタンプとは別に記憶するこ
    とを特徴とする請求項6に記載のスケジューリング装
    置。
  10. 【請求項10】 前記読み込み手段は、前記再生用デー
    タを、所定の伝送媒体、または記憶媒体を介して読み込
    むことを特徴とする請求項6に記載のスケジューリング
    装置。
JP7002407A 1995-01-11 1995-01-11 スケジューリング方法および装置 Withdrawn JPH08190488A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043831A1 (en) * 2005-10-13 2007-04-19 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for encoding/decoding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007043831A1 (en) * 2005-10-13 2007-04-19 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for encoding/decoding
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