JPH08190448A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JPH08190448A
JPH08190448A JP7003065A JP306595A JPH08190448A JP H08190448 A JPH08190448 A JP H08190448A JP 7003065 A JP7003065 A JP 7003065A JP 306595 A JP306595 A JP 306595A JP H08190448 A JPH08190448 A JP H08190448A
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bus
peripheral device
switch
signal
bus switch
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JP7003065A
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Inventor
Naoto Miyazaki
直人 宮崎
Shinichiro Yamaguchi
伸一朗 山口
Akira Yamagiwa
明 山際
Yoshihiro Miyazaki
義弘 宮崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明においては、障害を起こした周辺装置の
抜去、及び新たに接続したい周辺装置の挿入をシステム
を停止することなく運転継続中に行えるコンピュータシ
ステムを提供することを目的とする。 【構成】中央処理装置と入出力バスを使って活線挿抜の
ための特殊な回路構成を持たない各周辺回路と通信する
データ処理システムにおいて、入出力バスと周辺装置の
間にMOSスイッチからなるバススイッチを設け、該周
辺装置の抜去,挿入の時は、継続動作を行うシステム自
体が入出力バスと周辺装置をつなぐバススイッチを制御
し、周辺装置の抜去,挿入を行う。 【効果】活線挿抜のための特殊な回路構成を持たない周
辺回路の活線挿抜が可能であり、活線挿抜可能な低価格
なデータ処理システムが提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理システムに係
り、周辺装置の障害時の抜去は勿論、周辺装置交換及
び、周辺装置の追加接続がシステムを停止させることな
く行える、保守性に優れたデータ処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムの如きデータ処理
システムは、情報化社会の浸透に伴い、社会生活の根幹
を占めるようになってきている。このようなコンピュー
タ社会においては、コンピュータシステムが停止すると
いうことは、社会にとって、大きな影響を与える。この
ためコンピュータシステムを停止することなくデータ処
理を行うことは重要である。しかしながら従来のコンピ
ュータシステムでは、周辺装置の交換や新たに周辺装置
を追加するときは、一旦コンピュータシステムを停止
し、作業を行っていた。最近では、活線挿抜技術により
システムの運転を継続したまま周辺装置の挿入,抜去が
行えるようになっている。このような周辺装置の挿入,
抜去の方法として、例えば、特開平2−125314 号公報に
於いては、周辺装置の挿入時には、他の周辺装置のバス
上への信号発信を防止した上で挿入しようとし、抜去時
には他の周辺装置のバス上への信号の送信を停止させた
後に、出力ドライバの安定を待って抜去する方法が記述
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、活線
挿抜すべき周辺回路装置内の構成が複雑となると言った
問題があった。
【0004】本発明の目的は、活線挿抜のために特殊な
回路構成を持たない周辺装置を用いて、システムを停止
させることなく周辺装置の抜去,挿入が可能なシステム
を提供にすることにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、このような周
辺装置を用いることでシステムを簡潔に構成できるの
で、低価格で提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、メモリを含む中央処理装置と該中央
処理装置と複数の周辺装置を接続する入出力バスと該入
出力バスのトランザクションの制御を行うバスアービタ
よりなるものであって、該周辺装置と入出力バスの間に
バススイッチと、該中央処理装置とバスアービタとバス
スイッチ制御端子に接続され、該制御スイッチを制御す
るバススイッチ制御手段とを有することにある。
【0007】
【作用】入出力バスと各周辺装置の間にバススイッチを
設け、継続動作を行うシステム部分により、このスイッ
チを制御することにより、動作部と挿抜部分を電気的に
切り離して周辺装置の挿抜を行う。そしてバススイッチ
の制御時にはバスのアービトレーションを中断させ、バ
ススイッチの切り換え後バスの信号が静定した後、バス
のアービトレーションを再開させる。
【0008】また、本発明では周辺装置の抜去時はバス
スイッチにより電気的に周辺装置を切り離した後に周辺
装置の電源スイッチをオフさせ、周辺装置挿入時は周辺
装置挿入後電源スイッチをオンした後にバススイッチに
より接続させるものである。上記のようにして、活線挿
抜のための特殊な回路構成を持たない周辺装置を用いた
システムにおいても入出力バスと周辺装置の間をバスス
イッチで接続した構成のシステムでは、継続動作するシ
ステムが任意の周辺装置を接続するバススイッチを制御
することにより、動作部と挿抜部分を電気的に切り離し
て、継続動作するシステム自体が周辺装置の挿抜時に発
生する不具合からシステムを保護することができる。ま
た、継続動作するシステム自体が、他の周辺装置に対し
てバススイッチ制御時のバス上の信号が無効であること
を示す信号を発生させることにより、バススイッチ制御
時のバス上の信号により他の周辺装置が誤動作すること
がなくなり、システムを停止することなく周辺装置の抜
去,挿入が可能となり、一般的に流通している周辺装置
を用いた低価格のシステムを実現できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて、説明す
る。
【0010】図1に、本発明の実施例のデータ処理シス
テムの構成図を示す。データ処理システム10は1つの
中央処理装置11とバスアービタ12と、1つまたは、
複数の周辺装置13−1,13−2,…13−nが入出
力バス14を介し接続され、それぞれの該装置は入出力
バス14を介して互いに通信を行いながら動作する。ま
た、各周辺装置13−1,13−2,…13−n(nは
自然数)と入出力バス14の間にはそれぞれを接続した
り、切り離したりするためのMOSスイッチで構成され
たバススイッチ15−1,15−2,…15−nが接続
されていて、それらバススイッチ15−1,15−2,
…15−nを中央処理装置11からのバス切り離し信号
16−1,16−2,…16−nによって制御する。も
し、周辺装置13−1を抜去したい場合は中央処理装置
から入出力バス14と周辺装置13−1を接続するバス
スイッチ15−1を制御するバス切り離し信号16−1
をアサートさせ、バススイッチをオフ状態にする。これ
によってバススイッチの周辺装置側の信号レベル変動は
バス側に全く伝わることがなくなり、バスを含む残りの
システムが動作中でも安全に周辺装置13−1を抜去で
きる。また、もし周辺装置13−2を挿入したい場合
は、周辺装置13−2を挿入後、中央処理装置から入出
力バス14と周辺装置13−2を接続するバススイッチ
15−2を制御するバス切り離し信号16−2をネゲー
トさせて、バススイッチをオンすることにより、周辺装
置13−2が急激な信号レベル変動(ノイズ)を発生す
ることなく入出力バス14に接続される。これによりシ
ステムを誤動作させることなく、周辺装置13−2を挿
入,接続することが可能となる。
【0011】図2は、本発明の実施例のデータ処理シス
テムのより詳細な構成図を示す。中央処理装置11は、
プロセッサ21,メモリ22,メモリ制御部23及び、
バススイッチ制御部24から構成される。通常、プロセ
ッサ21はメモリ制御部23を介してメモリ22へのラ
イト及びメモリ22からのリード動作や、各周辺装置1
3−1,13−2との通信を行うものである。しかし、
該周辺装置で障害による該周辺装置の抜去、及び交換、
または該周辺装置の追加挿入等が生じた場合バススイッ
チ制御部24に対し、バススイッチの切り換えを行う命
令を発行する。バススイッチ制御部24はバスアービタ
12に対してバススイッチの切り換え時にバスアービト
レーションの中断をさせるための信号であるバスアービ
トレーション中断信号25によりアービトレーションの
中断及び、再開を指示する。また、バスアービタ12か
ら、どの装置(中央処理装置11及び各周辺装置13−
1,13−2)がバスを使用しているかを示すバス使用
許可信号29を受け取る。また、バススイッチ制御部2
4はバススイッチの切り換え時、入出力バス14上に一
時的にノイズが発生するため、それによる、各周辺装置
13−1,13−2の誤動作を防ぐために、各周辺装置
13−1,13−2に対しバス信号線が無効であること
を示す信号26−1,26−2を発生させる。当然のこ
とながらバスの信号レベルが静定したら、信号線26−
1,26−2はバス信号が有効であることを示す。ま
た、各周辺装置13−1,13−2はそれぞれ電源27
−1,27−2により給電されており電源スイッチ28
−1,28−2により電源のオン,オフを行う。該周辺
装置を抜去するときは電源スイッチ28−1,28−2
をオフした後行い、また、該周辺装置を挿入するときは
該周辺装置を挿入した後、電源スイッチ28−1,28
−2をオンすることによって行う。
【0012】図3に、本発明の実施例のバス切り離し制
御の流れ図を示す。これは周辺装置の抜去要求に伴うバ
ス切り離し要求が発生した時のバススイッチ制御部24
の動作である。バススイッチ制御部24ではバス切り離
し要求が発生した場合バスアービタ12に対してバスア
ービトレーション中断信号25をアサートし、バスアー
ビトレーション中断を指示する(ステップ31)。通
常、バスアービタ12は中央処理装置11及び各周辺装
置13−1,13−2,…13−nの入出力バス14に
対するバス使用許可要求信号(図示しない信号)に対
し、該装置に対しバス使用許可信号(図示しない信号)
をアサートするが、バスアービトレーション中断信号2
5がアサートされると、その間、中央処理装置11及び
各周辺装置13−1,13−2,…13−nの入出力バ
ス14に対するバス使用許可要求に対し、新たにバス使
用許可要求に対するバス使用許可信号のアサートを行わ
ない。バススイッチ制御部24はバスアービトレーショ
ン中断信号25をアサートすると現在バスを使用してい
る該装置の有無をチェックする(ステップ32)。これ
は、バスアービタ12が出力するバス使用許可信号をチ
ェックすることにより行う。もし現在バスを使用してい
る該装置がある場合は、現在実行されているトランザク
ションの終了、即ちバス使用の終了を待つ(ステップ3
3)。バスアービトレーション中断信号25のアサート
中はバスアービタ12は現在実行されているトランザク
ションが終了後に、該装置に対してバス使用許可信号を
アサートしないことは、前述した通りである。バススイ
ッチ制御部24はバスを使用している該装置がないこと
を確認した後、該周辺装置を接続するバススイッチをオ
フし(ステップ34)、該周辺装置を切り離す。このと
き入出力バス14にはバススイッチをオフしたことによ
る負荷容量の変化によって一時的に発生するノイズによ
る各周辺装置の誤動作を防止するために、バススイッチ
制御部ではバスの信号が静定するまでの間(実施例では
1バスサイクル)、該周辺装置に対しバスの値が有効か
無効であるかを示す信号26−1,26−2により無効
を示す出力をする(ステップ35)。バス上の信号が静
定したら、該周辺装置に対しバスの値が有効か無効であ
るかを示す信号26−1,26−2が有効を出力し、バ
スアービトレーション中断信号25をネゲートすること
により、バスアービタ12がバスアービトレーションを
再開するとともに(ステップ36)、通常動作を再開す
る。
【0013】図4に、本発明の実施例のバス接続制御の
流れ図を示す。これは周辺装置の挿入に伴うバス接続要
求が発生した時のバススイッチ制御部24の動作であ
る。バススイッチ制御部ではバス接続要求が発生した場
合バスアービタに対してバスアービトレーション中断信
号25をアサートし、バスアービトレーション中断を指
示する(ステップ41)。通常、バスアービタ12は中
央処理装置11及び各周辺装置13−1,13−2,…
13−nの入出力バス14に対するバス使用許可要求信
号(図示しない信号)に対し、いずれかの該装置に対し
バス使用許可信号(図示しない信号)をアサートする
が、バスアービトレーション中断信号25がアサートさ
れると、その間、中央処理装置11及び各周辺装置13
−1,13−2,…13−nの入出力バス14に対する
バス使用許可要求に対し、新たにバス使用許可要求に対
するバス使用許可信号のアサートを行わない。バススイ
ッチ制御部24はバスアービトレーション中断信号25
をアサートすると現在バスを使用している該装置の有無
をチェックする(ステップ42)。これは、バスアービ
タ12が出力するバス使用許可信号をチェックすること
により行う。もし現在バスを使用している該装置がある
場合は、現在実行されているトランザクションの終了、
即ちバス使用の終了を待つ(ステップ43)。バスアー
ビトレーション中断信号25のアサート中はバスアービ
タ12は現在実行されているトランザクションが終了後
に、該装置に対してバス使用許可信号をアサートしない
ことは、前述した通りである。バススイッチ制御部はバ
スを使用している該装置がないことを確認した後、該周
辺装置を接続するバススイッチをオンし(ステップ4
4)、該周辺装置を接続する。このとき入出力バス14
にはバススイッチをオンしたことによる負荷容量の変化
によって一時的に発生するノイズによる該周辺装置の誤
動作を防止するために、バススイッチ制御部24ではバ
スの信号が静定するまでの間(実施例では1バスサイク
ル)、該周辺装置に対しバスの値が有効か無効であるか
を示す信号26−1,26−2により無効を示す出力を
する(ステップ45)。バス上の信号が静定したら、各
周辺装置に対しバスの値が有効か無効であるかを示す信
号26−1,26−2が有効を出力し、バスアービトレ
ーション中断信号25をネゲートすることにより、バス
アービタ12がバスアービトレーションを再開するとと
もに(ステップ46)、通常動作を再開する。
【0014】図5に、本発明の実施例の該周辺装置の抜
去手順の流れ図を示す。図2を例にとり説明すると周辺
装置13−1を抜去したい場合、プロセッサ21に対し
て該周辺装置の抜去要求を発行する(ステップ51)。
プロセッサ21では、該周辺装置が抜去可能か、そうで
ないかを判定する(ステップ52)。プロセッサ21で
は該周辺装置が正常に動作しており、抜去されることに
よりシステムとして運転継続が不可能になる場合は、該
周辺装置を抜去不可能として終了し、該周辺装置の抜去
要求をキャンセルする。プロセッサ21が該周辺装置を
抜去許可能と判定した場合バススイッチ15−1をオフ
し、該周辺装置の切り離しを行う(ステップ53)。こ
こでは図3で示したバス切り離し制御手順にそって、バ
ス切り離し信号16−1がアサートされバススイッチ1
5−1がオフする。これにより、該周辺装置の切り離し
が完了する(ステップ54)。切り離しが完了すると該
周辺装置の電源を切るために、該周辺装置と電源27−
1を接続する電源スイッチ28−1をオフする(ステッ
プ55)。該電源スイッチをオフした後、該処理周辺装
置を抜去することにより(ステップ56)システムを停
止させることなく周辺装置の抜去が完了する。
【0015】図6に、本発明の実施例の該周辺装置の挿
入,接続手順の流れ図を示す。図2を例にとり説明する
と周辺装置13−1が抜去された状態にあり、該周辺装
置を挿入し接続したい場合、まず、該周辺装置をデータ
処理システム10に挿入する(ステップ61)。挿入が
完了すると該周辺装置の電源を入れるために、該周辺装
置と電源27−1を接続する電源スイッチ28−1をオ
ンする(ステップ62)。該電源スイッチがオンされる
と、プロセッサ21に対して該周辺装置の接続要求を発
行する(ステップ63)。プロセッサ21により該周辺
装置の接続要求が発行された場合、バススイッチ15−
1をオンし、該周辺装置の接続を行う(ステップ6
4)。ここでは図4で示したバス接続制御手順にそっ
て、バス切り離し信号16−1がネゲートされバススイ
ッチ15−1がオンする。これにより、該周辺装置の接
続が完了する(ステップ65)。この一連のステップか
ら分かるように、システムを停止させることなく任意の
周辺装置のシステムへの挿入,接続を行うことができ
る。
【0016】図7は、図2の構成のデータ処理システム
の通常動作の一例を示すタイムチャートの一部である。
まず図7,図8,図9における、図2に図示されていな
い信号について説明する。バスクロックはバスを使用し
て通信を行う為の動作クロック(例では60ns)であ
り、バス切り離し要求(13−1),(13−2)は周辺
装置13−1,13−2に対する入出力バス14との切
り離し要求であり、バス接続要求(13−1),(13
−2)は周辺装置13−1,13−2に対する入出力バ
ス14との接続要求であり、バス使用権要求(11),
(13−1),(13−2)は中央処理装置11,周辺
装置13−1,13−2からのバスアービタ12に対す
る、入出力バス14の使用権要求であり、バス使用許可
(11),(13−1),(13−2)はバスアービタ12
からの中央処理装置11,周辺装置13−1,13−2
に対する入出力バス14の使用許可であり、アドレス/
データは入出力バス上を転送されるアドレス及びデータ
であり、転送終了信号は入出力バスを使用した転送の終
了を示す信号である。次に図7について説明する。ま
ず、サイクル番号1において、周辺装置13−1からバ
スアービタ12に対してバス使用権要求(13−1)がア
サートされる。サイクル番号2においてバスアービタ1
2から周辺装置13−1に対してバス使用許可(13−
1)がアサートされる。サイクル番号3において周辺装
置13−2からバスアービタ12に対してバス使用権要
求(13−2)がアサートされる。また、周辺装置13
−1は、バス使用許可(13−1)を受信しバス使用権
要求(13−1)をネゲートするとともに、サイクル番
号3,4,5においてアドレス及び、データの転送を行
う。また、サイクル番号5において、周辺装置13−1
は転送終了を示す転送終了信号をアサートする。サイク
ル番号6においてバスアービタ12は転送終了信号を受
信し、バス使用許可を周辺装置13−1から周辺装置1
3−2に対してアサートする。サイクル番号7において
周辺装置13−2は、バス使用許可(13−2)を受信
しバス使用権要求(13−2)をネゲートするととも
に、サイクル番号7,8,9においてアドレス及び、デ
ータの転送を行う。また、サイクル番号9において、周
辺装置13−2は転送終了を示す転送終了信号をアサー
トする。サイクル番号10においてバスアービタ12は
転送終了信号を受信し、バス使用許可(13−2)をネ
ゲートする。また、サイクル番号11以降も継続して動
作が行われる。
【0017】図8は、図2の構成のデータ処理システム
のバス切り離し時の動作の一例を示すタイムチャートの
一部である。サイクル番号1において、周辺装置13−
1からバスアービタ12に対してバス使用権要求(13
−1)がアサートされる。サイクル番号2においてバス
アービタ12から周辺装置13−1に対してバス使用許
可(13−1)がアサートされる。サイクル番号3にお
いて周辺装置13−2からバスアービタ12に対してバ
ス使用権要求(13−2)がアサートされる。また、周
辺装置13−1に対するバス切り離し要求(13−1)
がアサートされる。また、周辺装置13−1は、バス使
用許可(13−1)を受信しバス使用権要求(13−
1)をネゲートするとともに、サイクル番号3,4,5
においてアドレス及び、データの転送を行う。サイクル
番号4においてバススイッチ制御部24ではバス切り離
し要求(13−1)を受信し、バスアービタ12に対し
バスアービトレーション中断信号25をアサートする。
サイクル番号5において、周辺装置13−1は転送終了
を示す転送終了信号をアサートする。また、バスアービ
タ12はバスアービトレーション中断信号25を受信し
バスアービトレーションを中断する。サイクル番号6に
おいてバスアービタ12は転送終了信号を受信し、バス
使用許可(13−1)をネゲートするとともに、該装置
に対するバス使用許可(11),(13−1),(13−
2)のアサートを行わない。サイクル番号7においてバ
ススイッチ制御部24では、バス使用許可がどの該装置
にもアサートされていないことを受けて、バス切り離し
信号16−1をアサートし、バススイッチ15−1がオ
フされ、周辺装置13−1は切り離された状態となる。
このとき入出力バス上の負荷容量が変化し入出力バス上
の信号にノイズが発生する。このためバススイッチ制御
部24は各周辺装置13−1,13−2に対してバス信
号線無効26−1,26−2をアサートする。サイクル
番号8においてバススイッチ制御部24はバスアービト
レーション中断信号25をネゲートしバスアービタに対
し、バスアービトレーションの再開を指示する。また、
バス切り離し信号16−1がアサートされたことにより
バス切り離し要求(13−1)がネゲートされる。サイ
クル番号9においてバスアービタはバスアービトレーシ
ョンを再開する。サイクル番号10においてバスアービ
タ12から周辺装置13−2に対してバス使用許可(1
3−2)がアサートされる。サイクル番号11におい
て、周辺装置13−2は、バス使用許可(13−2)を
受信しバス使用権要求(13−2)をネゲートするとと
もに、サイクル番号11,12においてアドレス及び、
データの転送を行う。またサイクル番号12以降も継続
して動作が行われる。図9は、図2の構成のデータ処理
システムのバス接続時の動作の一例を示すタイムチャー
トの一部である。サイクル番号1に於て、周辺装置13
−1からバスアービタ12に対してバス使用権要求(1
3−1)がアサートされる。このとき周辺装置13−2
は切り離された状態となっており、バス切り離し信号1
6−2がアサートされている。サイクル番号2において
バスアービタ12から周辺装置13−1に対してバス使
用許可(13−1)がアサートされる。サイクル番号3
において周辺装置13−2に対するバス接続要求(13
−2)がアサートされる。また、周辺装置13−1は、
バス使用許可(13−1)を受信しバス使用権要求(1
3−1)をネゲートするとともに、サイクル番号3,
4,5においてアドレス及び、データの転送を行う。サ
イクル番号4においてバススイッチ制御部24ではバス
接続要求(13−2)を受信し、バスアービタ12に対
しバスアービトレーション中断信号25をアサートす
る。サイクル番号5において、周辺装置13−1は転送
終了を示す転送終了信号をアサートする。また、バスア
ービタ12はバスアービトレーション中断信号25を受
信しバスアービトレーションを中断する。サイクル番号
6においてバスアービタ12は転送終了信号を受信し、
バス使用許可(13−1)をネゲートするとともに、該
装置に対するバス使用許可(11),(13−1),(13
−2)のアサートを行わない。サイクル番号7において
バススイッチ制御部24では、バス使用許可がどの該装
置にもアサートされていないことを受けて、バス切り離
し信号16−2をネゲートし、バススイッチ15−2が
オンされ、周辺装置13−2は接続された状態となる。
このとき入出力バス上の負荷容量が変化し入出力バス上
の信号にノイズが発生する。このためバススイッチ制御
部24は各周辺装置13−1,13−2に対してバス信
号線無効26−1,26−2をアサートする。また、周
辺装置13−1からバスアービタ12に対してバス使用
権要求(13−1)がアサートされる。サイクル番号8
においてバススイッチ制御部24はバスアービトレーシ
ョン中断信号25をネゲートしバスアービタに対し、バ
スアービトレーションの再開を指示する。また、バス切
り離し信号16−2がネゲートされたことによりバス接
続要求(13−2)がネゲートされる。サイクル番号9
においてバスアービタはバスアービトレーションを再開
する。サイクル番号10においてバスアービタ12から
周辺装置13−1に対してバス使用許可(13−1)が
アサートされる。
【0018】サイクル番号11において、周辺装置13
−1は、バス使用許可(13−1)を受信しバス使用権
要求(13−1)をネゲートするとともに、サイクル番
号11,12においてアドレス及び、データの転送を行
う。またサイクル番号12以降も継続して動作が行われ
る。
【0019】上記の本発明の実施例においては、中央処
理装置とバスアービタが独立した構成となっているが、
バスアービタを中央処理装置内に持つ構成でも何ら問題
はない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)継続動作を行うシステムが、周辺装置を接続する
バススイッチを制御することにより、活線挿抜のための
特別な回路構成を有さない周辺装置の接続,切り離しを
行い、周辺装置の抜去,挿入時の不具合からシステムを
保護できるので、周辺装置の活線挿抜が確実に行える。
【0021】(2)活線挿抜を行うための特別な回路構
成を有さない一般的な周辺装置を利用できるので低価格
なシステムを構築できる。
【0022】(3)バススイッチの制御時には、継続動
作を行うシステムが、バス上の信号が安定するまで、バ
ス上の信号を無効とする信号を発生させるので、バス上
に発生したノイズののったバス信号を受信してもシステ
ムが誤動作することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のデータ処理システムの構成を
示す図。
【図2】本発明の実施例のデータ処理システムの構成を
示す図。
【図3】本発明の実施例のバス切り離し制御の流れ図。
【図4】本発明の実施例のバス接続制御の流れ図。
【図5】本発明の実施例の周辺装置の抜去手順の流れ
図。
【図6】本発明の実施例の周辺装置の挿入,接続手順の
流れ図。
【図7】データ処理システムの通常動作時のタイムチャ
ート図。
【図8】データ処理システムのバス切り離し時のタイム
チャート図。
【図9】データ処理システムのバス接続時のタイムチャ
ート図。
【符号の説明】
10…データ処理システム、11…中央処理装置、12
…バスアービタ、13−1,13−2,13−n…周辺
装置、14…入出力バス、15−1,15−2,15−
n…バススイッチ、16−1,16−2,16−n…バ
ス切り離し信号、21…プロセッサ、22…メモリ、2
3…メモリ制御部、24…バススイッチ制御部、25…
バスアービトレーション中断信号、26−1,26−2
…バス信号線無効、27−1,27−2…電源、28−
1,28−2…電源スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 義弘 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリを含む中央処理装置と該中央処理装
    置と複数の周辺装置を接続する入出力バスと該入出力バ
    スのトランザクションの制御を行うバスアービタよりな
    るものであって、 該周辺装置と入出力バスの間にバススイッチと、 該中央処理装置とバスアービタとバススイッチ制御端子
    に接続され、該制御スイッチを制御するバススイッチ制
    御手段とを有することを特徴とするデータ処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1において、バススイッチはMOS
    スイッチよりなり、バススイッチ制御手段は周辺装置を
    抜去するときにはバススイッチをオフさせ、周辺装置を
    挿入するときはバススイッチをオンさせる信号を発生さ
    せることを特徴とするデータ処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、バススイッチ制御手段
    はバススイッチをオフさせるまえに、バスのアービトレ
    ーションを中断し、現在バス上で実行されているトラン
    ザクションの終了を待ち、終了後バススイッチをオフさ
    せ、バスの信号が静定する一定時間後にバスのアービト
    レーションを再開させることを特徴とするデータ処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項1において、バススイッチ制御手段
    はバススイッチをオフさせた時に、その時のバスの値が
    アービトレーションを再開させるまでの一定時間、無効
    であることを示す信号を各周辺装置に対し発生させるこ
    とを特徴とするデータ処理システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、バススイッチ制御手段
    はバススイッチをオンさせるまえに、バスのアービトレ
    ーションを中断し、現在バス上で実行されているトラン
    ザクションの終了を待ち、終了後バススイッチをオンさ
    せ、バスの信号が静定する一定時間後にバスのアービト
    レーションを再開させることを特徴とするデータ処理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】請求項4において、バススイッチ制御手段
    はバススイッチをオンさせた時に、その時のバスの値が
    アービトレーションを再開させるまでの一定時間、無効
    であることを示す信号を各周辺装置に対し発生させるこ
    とを特徴とするデータ処理システム。
  7. 【請求項7】請求項1及び請求項4のいずれかにおい
    て、複数の周辺装置は、それぞれ電源を有し、該周辺装
    置を抜去するときは、まず、バススイッチをオフさせ、
    その後周辺装置の電源スイッチをオフさせた後、周辺装
    置を抜去させることを特徴とするデータ処理システム。
  8. 【請求項8】請求項1及び請求項4のいずれかにおい
    て、複数の周辺装置はそれぞれ電源を有し、該周辺装置
    を挿入するときは、まず、周辺装置を挿入し、周辺装置
    の電源スイッチをオンさせ、その後バススイッチをオン
    させることにより周辺装置の挿入を完了することを特徴
    とするデータ処理システム。
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