JPH0818253A - ケーブル固定具 - Google Patents
ケーブル固定具Info
- Publication number
- JPH0818253A JPH0818253A JP6145964A JP14596494A JPH0818253A JP H0818253 A JPH0818253 A JP H0818253A JP 6145964 A JP6145964 A JP 6145964A JP 14596494 A JP14596494 A JP 14596494A JP H0818253 A JPH0818253 A JP H0818253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- support
- bands
- band
- balls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バンドの結束工具を不要とし、ケーブルの直
径又は量（本数）の若干の太細又は多少にかかわらず対
応できるバンドを使用し、ケーブルをケーブルサポート
に簡便に固定又は整列できるケーブル固定具を提供す
る。 【構成】 一対の弾力性を有するバンド１は、両端部に
引っかけ手段として球２（合計４個）を設けられ、か
つ、中央部をピン３により相互に相対的角度を変化可能
に取付けられる。ケーブルサポート４の上下両部に、そ
れぞれ等間隔に溝５とこれに続く丸穴６（その直径は球
の直径より若干小さい。）とが多数設けられる。サポー
トの直前にケーブル７を持ち来たし、バンドを緊張させ
てケーブルにかけ、バンドの両端部付近をサポートの溝
から挿入し、バンドの球（合計４個）がサポートの丸穴
に対面したとき、バンドの緊張を緩和すると、球はそれ
ぞれ丸穴にかん合し、ケーブルはサポートに固定又は整
列されて取付けられる。
径又は量（本数）の若干の太細又は多少にかかわらず対
応できるバンドを使用し、ケーブルをケーブルサポート
に簡便に固定又は整列できるケーブル固定具を提供す
る。 【構成】 一対の弾力性を有するバンド１は、両端部に
引っかけ手段として球２（合計４個）を設けられ、か
つ、中央部をピン３により相互に相対的角度を変化可能
に取付けられる。ケーブルサポート４の上下両部に、そ
れぞれ等間隔に溝５とこれに続く丸穴６（その直径は球
の直径より若干小さい。）とが多数設けられる。サポー
トの直前にケーブル７を持ち来たし、バンドを緊張させ
てケーブルにかけ、バンドの両端部付近をサポートの溝
から挿入し、バンドの球（合計４個）がサポートの丸穴
に対面したとき、バンドの緊張を緩和すると、球はそれ
ぞれ丸穴にかん合し、ケーブルはサポートに固定又は整
列されて取付けられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル、ワイヤー、
コード、電線、線材、ホース及びパイプ等の長尺物（本
書では「ケーブル」という。）を結束工具を使用せず
に、バンドをかけてケールサポートに固定又は整列して
取付けるケーブル固定具に関する。
コード、電線、線材、ホース及びパイプ等の長尺物（本
書では「ケーブル」という。）を結束工具を使用せず
に、バンドをかけてケールサポートに固定又は整列して
取付けるケーブル固定具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のケーブル固定具は、バン
ドとケーブルサポートとから構成される。
ドとケーブルサポートとから構成される。
【０００３】図３に示すように、バンド１１は、硬質ポ
リアミド樹脂等の柔軟性を有する材料で形成され、一端
部に鋸歯状等の凹凸を有する固定片１２が設けられ、他
端部に穴１３がバンド１１の長手方向と直角方向に設け
られる。穴１３の内面には、固定片１２の凹凸に対応し
て凹凸が設けられる。
リアミド樹脂等の柔軟性を有する材料で形成され、一端
部に鋸歯状等の凹凸を有する固定片１２が設けられ、他
端部に穴１３がバンド１１の長手方向と直角方向に設け
られる。穴１３の内面には、固定片１２の凹凸に対応し
て凹凸が設けられる。
【０００４】図４に示すように、ケーブル７を電子機器
８の裏面に取付けられたケーブルサポート４に束縛する
には、ケーブル７をケーブルサポート４の前に持ち来た
し、バンド１１をケーブル７とケーブルサポート４とに
ケーブル７の軸方向に対して傾斜して巻回する。バンド
１１の固定片１２を穴１３に挿通して、結束工具１４に
より引っ張り、固定片１２の凹凸が穴１３の内面の凹凸
に係止したロック状態に到ったとき、固定片１２の先端
の不要部を切断する。
８の裏面に取付けられたケーブルサポート４に束縛する
には、ケーブル７をケーブルサポート４の前に持ち来た
し、バンド１１をケーブル７とケーブルサポート４とに
ケーブル７の軸方向に対して傾斜して巻回する。バンド
１１の固定片１２を穴１３に挿通して、結束工具１４に
より引っ張り、固定片１２の凹凸が穴１３の内面の凹凸
に係止したロック状態に到ったとき、固定片１２の先端
の不要部を切断する。
【０００５】なお、１本のバンド１１に対して十文字状
に更に他の１本のバンド１１をケーブル７とケーブルサ
ポート４とに巻回すれば、ケーブル７をケーブルサポー
ト４に一層十分に束縛することができる。
に更に他の１本のバンド１１をケーブル７とケーブルサ
ポート４とに巻回すれば、ケーブル７をケーブルサポー
ト４に一層十分に束縛することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来のケーブル固定具
では、ケーブルの直径又は量（ケーブルの本数）に対応
する長さの硬質ポリアミド樹脂等の柔軟性を有する材料
で形成されたバンド、及び、結束工具を必要としてい
た。
では、ケーブルの直径又は量（ケーブルの本数）に対応
する長さの硬質ポリアミド樹脂等の柔軟性を有する材料
で形成されたバンド、及び、結束工具を必要としてい
た。
【０００７】そこで、本発明は、前記従来のケーブル固
定具の欠点を改良し、ケーブルの直径又は量の若干の太
細又は多少にかかわらず対応できるバンドを使用し、ま
た、バンドの結束工具を不要とし、ケーブルをケーブル
サポートに簡便に固定又は整列して取付けることができ
るケーブル固定具を提供しようとするものである。
定具の欠点を改良し、ケーブルの直径又は量の若干の太
細又は多少にかかわらず対応できるバンドを使用し、ま
た、バンドの結束工具を不要とし、ケーブルをケーブル
サポートに簡便に固定又は整列して取付けることができ
るケーブル固定具を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、一対の弾力性を有するバンドとケーブルサ
ポートとから構成され、各バンドは両端部に球等の引っ
かけ手段を設けられ、かつ、中央部を相互に相対的角度
を変化可能に取付けられ、各バンドの球等の引っかけ手
段に対応して、ケーブルサポートの所要箇所に溝及びこ
の溝に続く丸穴等の引っかけ手段を設けるケーブル固定
具を構成する。
決するため、一対の弾力性を有するバンドとケーブルサ
ポートとから構成され、各バンドは両端部に球等の引っ
かけ手段を設けられ、かつ、中央部を相互に相対的角度
を変化可能に取付けられ、各バンドの球等の引っかけ手
段に対応して、ケーブルサポートの所要箇所に溝及びこ
の溝に続く丸穴等の引っかけ手段を設けるケーブル固定
具を構成する。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【００１０】本発明は、一対の弾力性を有するバンドと
ケーブルサポートとから構成されるが、図１は、バンド
の一実施例であり、各バンド１は、両端部に引っかけ手
段として球２を設けられ、かつ、中央部をピン３により
相互に相対的角度を矢印方向に変化することができるよ
うに取付けられている。
ケーブルサポートとから構成されるが、図１は、バンド
の一実施例であり、各バンド１は、両端部に引っかけ手
段として球２を設けられ、かつ、中央部をピン３により
相互に相対的角度を矢印方向に変化することができるよ
うに取付けられている。
【００１１】図２（Ａ）は、電子機器８の背面のケーブ
ルサポート４に２本のケーブル７が取付けられた状態を
示し、その要部を図２（Ｂ）に示す。
ルサポート４に２本のケーブル７が取付けられた状態を
示し、その要部を図２（Ｂ）に示す。
【００１２】ケーブルサポート４の上部と下部とに、そ
れぞれ等間隔に溝５とこれに続く丸穴６とが多数設けら
れている。丸穴６の直径は、球２の直径より若干小さ
い。ケーブルサポート４の直前にケーブル７を持ち来た
し、一対のバンド１を緊張させてケーブル７にかけ、一
対のバンド１の両端部付近のバンドの部分をケーブルサ
ポート４の溝５から挿入し、バンド１の球２（合計４
個）がケーブルサポート４の丸穴６に対面したとき、一
対のバンド１の緊張を緩和すると、球２はそれぞれ丸穴
６にかん合し、ケーブル７はケーブルサポート４に固定
又は整列されて取付けられる。一対のバンド１を挿入す
る溝５は、ケーブルの直径又は量（本数）に応じて任意
に選択する。
れぞれ等間隔に溝５とこれに続く丸穴６とが多数設けら
れている。丸穴６の直径は、球２の直径より若干小さ
い。ケーブルサポート４の直前にケーブル７を持ち来た
し、一対のバンド１を緊張させてケーブル７にかけ、一
対のバンド１の両端部付近のバンドの部分をケーブルサ
ポート４の溝５から挿入し、バンド１の球２（合計４
個）がケーブルサポート４の丸穴６に対面したとき、一
対のバンド１の緊張を緩和すると、球２はそれぞれ丸穴
６にかん合し、ケーブル７はケーブルサポート４に固定
又は整列されて取付けられる。一対のバンド１を挿入す
る溝５は、ケーブルの直径又は量（本数）に応じて任意
に選択する。
【００１３】なお、ケーブルサポート４に設ける溝５及
び丸穴６の間隔は、ケーブル７の直径又は量に応じて予
め設計することもできる。
び丸穴６の間隔は、ケーブル７の直径又は量に応じて予
め設計することもできる。
【００１４】以上のような作業を繰返し行って、複数本
のケーブルを順次ケーブルサポートに取付けることがで
きる。
のケーブルを順次ケーブルサポートに取付けることがで
きる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、ケーブルの直径又は量
（ケーブルの本数）に対応する長さの柔軟性を有するバ
ンド、及び、結束工具を必要としていた従来のケーブル
固定具の欠点を改良し、次の効果を奏する。
（ケーブルの本数）に対応する長さの柔軟性を有するバ
ンド、及び、結束工具を必要としていた従来のケーブル
固定具の欠点を改良し、次の効果を奏する。
【００１６】（１）バンドの結束工具が不要となり、ケ
ーブルをケーブルサポートに簡便に固定又は整列して取
付けることができる。また、ケーブルをケーブルサポー
トから簡便に取外すこともできる。
ーブルをケーブルサポートに簡便に固定又は整列して取
付けることができる。また、ケーブルをケーブルサポー
トから簡便に取外すこともできる。
【００１７】（２）バンドが弾力性を有するため、ケー
ブルの直径又は量（本数）の若干の太細又は多少にかか
わらず対応できる。換言すると、バンドの種類が従来よ
り少なくて済む。
ブルの直径又は量（本数）の若干の太細又は多少にかか
わらず対応できる。換言すると、バンドの種類が従来よ
り少なくて済む。
【００１８】（３）バンドを反復して使用することがで
き、また、ケーブル固定具が簡素な構造であり、コスト
が低廉となる。
き、また、ケーブル固定具が簡素な構造であり、コスト
が低廉となる。
【図１】本発明の一実施例のケーブル固定具における一
対のバンドの斜視図である。
対のバンドの斜視図である。
【図２】本発明の一実施例のケーブル固定具を電子機器
に実施した状態の斜視図であり、（Ａ）は全体図、
（Ｂ）は（Ａ）における要部の拡大図である。
に実施した状態の斜視図であり、（Ａ）は全体図、
（Ｂ）は（Ａ）における要部の拡大図である。
【図３】従来のケーブル固定具におけるバンドの斜視図
である。
である。
【図４】従来のケーブル固定具を電子機器に実施した状
態の斜視図であり、（Ａ）は全体図、（Ｂ）は（Ａ）に
おける要部とバンドを結束工具により引っ張った状態と
の拡大図である。
態の斜視図であり、（Ａ）は全体図、（Ｂ）は（Ａ）に
おける要部とバンドを結束工具により引っ張った状態と
の拡大図である。
１ バンド ２ 球 ３ ピン ４ ケーブルサポート ５ 溝 ６ 丸穴 ７ ケーブル ８ 電子機器 １１ バンド １２ 固定片 １３ 穴 １４ 結束工具
Claims (3)
- 【請求項１】 一対の弾力性を有するバンドとケーブル
サポートとから構成され、各バンドは両端部に引っかけ
手段を設けられ、かつ、中央部を相互に相対的角度を変
化可能に取付けられ、各バンドの引っかけ手段に対応し
て、ケーブルサポートの所要箇所に引っかけ手段を設け
ることを特徴とするケーブル固定具。 - 【請求項２】 前記各バンドの引っかけ手段が球であ
り、前記ケーブルサポートの引っかけ手段が溝であるこ
とを特徴とする請求項１記載のケーブル固定具。 - 【請求項３】 前記溝に続いて丸穴を設けることを特徴
とする請求項２記載のケーブル固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6145964A JPH0818253A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ケーブル固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6145964A JPH0818253A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ケーブル固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0818253A true JPH0818253A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15397088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6145964A Withdrawn JPH0818253A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | ケーブル固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818253A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1133039A1 (de) * | 2000-03-06 | 2001-09-12 | EADS Deutschland Gmbh | Kabelhalter zur Befestigung von Kabeln in Fahrzeugen |
| DE102008039482A1 (de) * | 2008-08-23 | 2010-02-25 | Dräger Medical AG & Co. KG | Haltevorrichtung für Zuleitungen und Zubehör |
| JP2013104522A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Hino Motors Ltd | 配管・配索用ガイドブラケット |
| JP2015137465A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械の配索構造 |
| CN105508850A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-04-20 | 山东康威通信技术股份有限公司 | 一种室外箱的立杆悬挂装置及其使用方法 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6145964A patent/JPH0818253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1133039A1 (de) * | 2000-03-06 | 2001-09-12 | EADS Deutschland Gmbh | Kabelhalter zur Befestigung von Kabeln in Fahrzeugen |
| DE102008039482A1 (de) * | 2008-08-23 | 2010-02-25 | Dräger Medical AG & Co. KG | Haltevorrichtung für Zuleitungen und Zubehör |
| JP2013104522A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Hino Motors Ltd | 配管・配索用ガイドブラケット |
| JP2015137465A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械の配索構造 |
| CN105508850A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-04-20 | 山东康威通信技术股份有限公司 | 一种室外箱的立杆悬挂装置及其使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |