JPH08181807A - 無線ファクシミリ装置とファクシミリ通信システム - Google Patents

無線ファクシミリ装置とファクシミリ通信システム

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JPH08181807A
JPH08181807A JP6322847A JP32284794A JPH08181807A JP H08181807 A JPH08181807 A JP H08181807A JP 6322847 A JP6322847 A JP 6322847A JP 32284794 A JP32284794 A JP 32284794A JP H08181807 A JPH08181807 A JP H08181807A
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JP
Japan
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handset
facsimile
wireless
unit
facsimile communication
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Application number
JP6322847A
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English (en)
Inventor
Satoshi Fukuda
聡 福田
Masayuki Mogi
雅幸 茂木
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP6322847A priority Critical patent/JPH08181807A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子ファクシミリ機の無線部をハンドセットに
のみ設け安価な装置とする。 【構成】 無線部5を有し、信号用接続端子と充電用端
子を有するハンドセット4と、このハンドセット4を載
置すると信号用接続端子と充電端子と接続する端子を有
し、無線部5を介してファクシミリ通信を行うファクシ
ミリ通信部3aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は親機または携帯電話網と
無線によるファクシミリ通信を行うファクシミリ装置お
よびこのファクシミリ装置を用いたファクシミリ通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線に接続された親電話機と、この
親電話機と無線で接続され、親機を介して電話回線に接
続する子機とからなる電話機が普及している。この場合
親機、子機共に無線部を有している。また、図7に示す
ように電話回線1に接続された親ファクシミリ機2と、
この親ファクシミリ機2と無線で接続され、親ファクシ
ミリ機2を介して電話回線1に接続する子ファクシミリ
機3を備えたファクシミリ装置も開発されている。この
場合、親ファクシミリ機2、子ファクシミリ機3はハン
ドセット4(送受話器)を備えており、ハンドセット4
は有線で接続される場合と、無線で接続される場合があ
る。無線で接続される場合は、接続される親、子ファク
シミリ機2,3、ハンドセット4はそれぞれ無線部5を
有しており、子ファクシミリ機3は親ファクシミリ機2
と音声はハンドセット4の無線部5で通信し、ファクシ
ミリ信号は子ファクシミリ機3のファクシミリ部の無線
部5で通信する。
【0003】このような親ファクシミリ機2と子ファク
シミリ機3の無線通信できる範囲は住宅用の家屋内程度
である。一般に普及している携帯電話網の場合、1つの
基地局の受信範囲は数km以上あり、このような基地局
をその受信範囲を多少ラップさせて設け、広範囲の受信
可能領域を設けている。このため基本料や通話料が高額
となっている。そこで最近、1つの基地局の受信範囲を
数100m以内にし、設備を簡易化した簡易型携帯電話
システムが開発され実施される段階になっている。これ
はPHS(パーソナル・ハンディホン・システム)と呼
ばれ、図8に示すように数100mの受信範囲を有する
簡易携帯電話8は基地局6を交換局7を介して電話回線
1(PSTN)やサービス統合ディジタル通信網(IS
DN)に接続している。この交換局7は一般の携帯電話
システムの基地局6aとも接続され、携帯電話8aとも
通信可能となっている。このPHSの料金は一般の電話
料よりは高いが、携帯電話の料金より十分安くするので
利用が急速に伸びるものと思われる。なお、PHSの基
地局6は、ビルの屋上、電柱、公衆電話ボックスなどに
設置され、その周囲数100mを受信範囲とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】公衆電話回線1に接続
された親ファクシミリ機2と、この親ファクシミリ機2
と無線により通信し、電話回線1に接続された他のファ
クシミリ機とファクシミリ通信を行う子ファクシミリ機
3との場合、子ファクシミリ機3には有線または無線の
ハンドセット4が設けられる。無線のハンドセット4の
場合、音声の通信は、ハンドセット4で行い、ファクシ
ミリ信号は子ファクシミリ機3に設けられた無線部5で
親ファクシミリ機2との通信を行う。このため、子ファ
クシミリ機3およびそのハンドセット4にそれぞれ無線
部5を設けており、コスト高の原因となっていた。ま
た、子ファクシミリ機3のハンドセット4は無線部5を
有しており、独立した携帯電話としてPHSなどの簡易
携帯電話網に接続もできる。この場合は親ファクシミリ
機1の電話番号とは別に独立の電話番号を必要とする。
このように子機ファクシミリ機3のハンドセット4を独
立の携帯電話機として使用している時、親ファクシミリ
機2は子機ファクシミリ機3と通信できないという問題
が発生する。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、子ファクシミリ機とそのハンドセットの無線部を
共通にしてハンドセットに設けることによりコスト低減
することを目的とする。また、子ファクシミリ機のハン
ドセットを携帯電話機としても使用できるようにした場
合、親ファクシミリ機と携帯電話機としてのハンドセッ
トの使用が競合した場合でもファクシミリ通信を可能と
するファクシミリ通信システムを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、無線部を有して無線通信を行
い、この無線部への接続を含む接続端子と電源用充電端
子とを有するハンドセットと、このハンドセットを載置
すると前記接続端子および電源用充電端子とそれぞれ接
続する端子を有し、前記無線部を介してファクシミリ通
信を行うファクシミリ通信部とを備える。
【0007】請求項2の発明では、前記電源用充電端子
には電源用直流電流と共に信号用電流も流れるようにし
ている。
【0008】請求項3の発明では、無線部を有して無線
通信を行い、この無線部への接続を含む接続端子と電源
用充電端子とを有するハンドセット、およびこのハンド
セットを載置すると前記接続端子および電源用充電端子
とにそれぞれ接続する端子を有し、前記無線部を介して
ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部とからなる
子機ファクシミリ装置と、電話回線と接続し、前記ハン
ドセットの無線部を介して前記ファクシミリ通信部とフ
ァクシミリ通信する親ファクシミリ装置とを備え、前記
ハンドセットはさらにファクシミリ通信部に載置してい
ることを検知する設置検知部を有しており、前記親ファ
クシミリ装置は着信しかつ前記ハンドセットがファクシ
ミリ通信部に載置されていないことを前記設置検知部を
介して認識しているときはハンドセットに受信通知を行
う。
【0009】請求項4の発明では、無線部を有して無線
通信を行い、この無線部への接続を含む接続端子と電源
用充電端子とを有するハンドセット、およびこのハンド
セットを載置すると前記接続端子および電源用充電端子
とにそれぞれ接続する端子を有し、前記無線部を介して
ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部とからなる
子機ファクシミリ装置と、電話回線と接続し、前記ハン
ドセットの無線部を介して前記ファクシミリ通信部とフ
ァクシミリ通信する親ファクシミリ装置とを備え、前記
ハンドセットはさらにファクシミリ通信部に載置してい
ることを検知する設置検知部とメモリとを有しており、
前記親ファクシミリ装置は着信し、かつ前記ハンドセッ
トがファクシミリ通信部に載置されていないことを前記
設置検知部を介して認識しているときは、ハンドセット
のメモリにファクシミリ受信データを蓄積させ、ハンド
セットはファクシミリ通信部に載置後メモリに蓄積した
データをファクシミリ通信部に印字出力させる。
【0010】請求項5の発明では、前記ハンドセットの
メモリは不揮発性とする。
【0011】請求項6の発明では、無線部を有して無線
通信を行い、この無線部への接続を含む接続端子と電源
用充電端子とを有するハンドセット、およびこのハンド
セットを載置すると前記接続端子および電源用充電端子
とにそれぞれ接続する端子を有し、前記無線部を介して
ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部とからなる
子機ファクシミリ装置と、電話回線と接続し、前記ハン
ドセットの無線部を介して前記ファクシミリ通信部とフ
ァクシミリ通信する親ファクシミリ装置とを備え、前記
親ファクシミリ装置は、前記ハンドセットと無線通信で
きないときは、親ファクシミリ装置内のメモリに受信フ
ァクシミリデータを記憶する。
【0012】請求項7の発明では、前記親ファクシミリ
装置は受信したデータを自己のメモリに記憶した後、指
定された端末に転送する。
【0013】請求項8の発明では、無線部を有して無線
通信を行い、この無線部への接続を含む接続端子と電源
用充電端子とを有するハンドセット、およびこのハンド
セットを載置すると前記接続端子および電源用充電端子
とにそれぞれ接続する端子を有し、前記無線部を介して
ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部とからなる
子機ファクシミリ装置と、電話回線と接続し、前記ハン
ドセットの無線部を介して前記ファクシミリ通信部とフ
ァクシミリ通信する親ファクシミリ装置とを備え、前記
ハンドセットは電話回線と接続している携帯電話網とも
無線接続可能となっており、前記親ファクシミリ装置は
着信し、かつ前記ハンドセットと無線通信できないとき
は、自身のメモリに受信ファクシミリデータを記憶する
と共に電話回線を介して前記携帯電話網によりハンドセ
ットにファクシミリ受信した旨を通知する。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、ハンドセットをファクシ
ミリ通信部に載置して接続端子と電源用充電端子とをそ
れぞれ接続することにより、ハンドセットは電源の供給
を受けると共に、接続端子を通じてファクシミリ通信部
の無線部として親ファクシミリ機と無線ファクシミリ通
信が可能となる。これにより子ファクシミリ通信部の無
線部は不要となりコスト低減できる。
【0015】請求項2の発明では、請求項1の充電端子
に信号も流れるようにして信号端子の数を減少させる。
充電電流は直流であり、信号は変化電流であるのでコン
デンサを用いることにより充電電流と変化電流は容易に
分離できる。
【0016】請求項3の発明では、親ファクシミリ装置
は受信したときは、ハンドセットが子ファクシミリ通信
部に載置されていないことをハンドセットの設置検出部
を介して認識しており、親ファクシミリ装置と通信可能
な時は、受信通知をハンドセットに送信する。これによ
りハンドセット側はファクシミリ受信の準備に入る。
【0017】請求項4の発明では、ハンドセットがファ
クシミリ通信部に載置されておらず、かつ受信可能なと
きは、ハンドセットのメモリに親ファクシミリ装置から
のファクシミリデータを受信し、ハンドセットが子ファ
クシミリ通信部に載置され一体となった時、蓄積したデ
ータを子ファクシミリ通信部から印字出力する。これに
よりハンドセットが子ファクシミリ通信部に載置されて
いなくてもファクシミリ受信を子ファクシミリ装置で受
信できるようになり、使い勝手のよいシステムを構築す
ることができる。
【0018】請求項5の発明では、ハンドセットのメモ
リを不揮発性メモリとしておくことにより充電電源が消
費された後も記憶内容を保持することができる。
【0019】請求項6の発明では、子ファクシミリ通信
部のハンドセットが無線通信領域外に出てしまった場合
や、携帯電話として独立に使用されているなどして、通
信できない場合、親ファクシミリ内のメモリに受信して
おく。これにより、子ファクシミリ通信部に転送するこ
とが可能になる。また、子ファクシミリ通信部ではハン
ドセットを独立の携帯電話として自由に使用することが
できる。
【0020】請求項7の発明では、親ファクシミリ装置
は受信したデータを自己のメモリに一旦記憶後、転送先
が指定されている場合は転送先へ転送する。
【0021】請求項8の発明では、ハンドセットが独立
の電話機として携帯電話回線網に接続している場合、親
ファクシミリ装置は、着信したが、ハンドセットと無線
通信できないので、一旦自己のメモリに受信しておき、
その後電話回線を介して、携帯電話網からハンドセット
にファクシミリ受信した旨を通知する。これにより、ハ
ンドセットは、受信可能となったときに子ファクシミリ
通信部に載置して親ファクシミリ装置が記憶したデータ
を受信することができる。また、ハンドセットを携帯電
話として自由に使用することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。なお、各図において同一の符号は同一の意
味を表す。
【0023】図1は第1実施例の通信システムを示す図
である。1は電話回線(PSTN,またはISDNとし
てもよい)である。親ファクシミリ機2は電話回線1に
接続し、無線部5を有し、子ファクシミリ機3と無線通
信をする。ハンドセット4は有線で接続しているが、無
線接続としてもよい。子ファクシミリ機3はファクシミ
リ通信を行う本体3aと脱着可能なハンドセット4から
構成され、無線部5はハンドセット4にのみ設けられ、
ハンドセット4が規定の位置に載置された場合のみ親フ
ァクシミリ機2と無線でファクシミリ通信ができる。子
ファクシミリ機3のハンドセット4は子ファクシミリ機
3の本体3aから分離している時は、親ファクシミリ機
2と電話通信できると共にPHS(パーソナル・ハンデ
ィホン・システム)のような簡易携帯電話機として簡易
携帯電話基地局6を介し、電話回線1と接続できるよう
にしている。このため親ファクシミリ機2とは独立に電
話番号を有している。なお、親ファクシミリ機2は子フ
ァクシミリ機3のハンドセット4が通信範囲内にあるか
を常に監視している。同様に簡易携帯電話基地局もハン
ドセット4が通信範囲内にあるかを監視している。
【0024】図2は子ファクシミリ機3の構成を示すブ
ロック図である。子ファクシミリ機3はファクシミリ通
信を行う本体3aと、無線通信を行うハンドセット4か
ら構成される。本体3aはファクシミリ通信機器を代表
してファクシミリモデム11で示し、符号復号器,RA
M,ROM,スキャナ等を代表してCPU12として示
す。記録部13は、着信した電文等の印字出力をする。
ファクシミリモデム11にはファクシミリデータの出力
と入力を表す2本の信号線、CPU12には制御データ
の出力と入力を表す2本の制御線が接続端子14aに接
続されている。なお、これらの数は模式的に表したもの
で、実際の信号線の数はもっと多い。本体3aには図示
していない電源回路があり、交流を整流して直流電流と
し、充電端子15aを介してハンドセット4へ供給す
る。
【0025】ハンドセット4の主要構成品は、親ファク
シミリ機2および簡易携帯電話基地局6と無線通信する
無線部5と、ハンドセット4内の全体の制御および本体
3aと調整を行う制御回路19である。報知部17は親
ファクシミリ機2から受信通知を受信したことを表示す
る。切換回路18は音声の入出力とファクシミリ信号の
入出力を切り換える。メモリ20はハンドセット4が本
体3aと接続端子14bで接続していないとき、親ファ
クシミリ機2からのファクシミリ受信データを格納す
る。設置検知部21はハンドセット4が本体3aと接続
端子14bで接続されているか否かを検出する。充電回
路22は本体3aから供給された電力を充電する。
【0026】図3は充電端子15a,15bを通信信号
伝達に使用する一例を示した図である。制御回路19か
らCPU12へ制御信号を伝達する場合で、増幅器23
を制御回路19の出側とCPU12の入側に設け、コン
デンサ24により電源直流電流を遮断し、変動する制御
電流のみ通過させる。これにより通信、制御信号用の接
続端子14の数を減少することができる。
【0027】次に親ファクシミリ機2から子ファクシミ
リ機3へファクシミリ信号を転送する時の動作を説明す
る。図4はこの動作のフローチャートである。親ファク
シミリ機2は自己および子ファクシミリ機3の状態をフ
ラグによって表している。このフラグの意味をまず説明
する。 フラグ1オン:子機と通話可能 フラグ2オン:子機のハンドセットが本体に載置されて
いる。 フラグ3オン:親機のメモリに受信したファクシミリデ
ータが記憶されている。 フラグ4オン:子機のハンドセットが通信圏外にあり通
話不可。
【0028】なお、これらのフラグのオフはオンの反対
の意味を表す。また親機は親ファクシミリ機、子機は子
ファクシミリ機を表す。
【0029】まず、親機2は子機3の状態、つまりハン
ドセット4で通話中とか本体3aから分離されていると
かの状態が変化したか調べ(S1)。変化があれば、子
機がハンドセット4で簡易携帯電話としてPHSにより
通話中であるか調べ(S2)、通話中であれば子機3と
通信できないためフラグ1をオフとする(S3)。通話
中でなければ、ハンドセット4が本体3aと分離してい
るか否か調べ(S4)、分離していればフラグ2をオフ
にする(S5)。本体3aと分離しておらず子機3が通
話を終了していれば(S6)、フラグ1をオンとする
(S7)。子機3の通話が終了していなくても本体3a
にハンドセット4が載置されると(S8)、フラグ2を
オン(S9)とし、次にフラグ3がオン、つまり親機が
メモリに受信しているかを調べる(S10)。このよう
に親機2は子機3の状態を常に監視し、その状態をフラ
グで表示している。
【0030】このようにして子機3の状態を把握した状
態で親機2は着信するかを待っている(S11)。着信
していない場合、所定時間毎に子機3へ連絡して(S1
2)、子機3のハンドセット4が通信圏外に出ているか
調べ(S13)、圏外にあるときは通話不能を示すフラ
グ4をオンとする(S14)。
【0031】着信していると(S11)、フラグ2オン
(S15)であるか調べてハンドセット4が本体3aに
載置してあることを確かめ、載置してあると、次にフラ
グ1がオンか調べ(S16)、ハンドセット4が通話で
きる状態かを調べる。フラグ1オンで通話可能であれば
子機3に受信したファクシミリデータを転送する(S1
7)。子機3へファクシミリデータを転送できた場合は
親機2のメモリには子機3へ転送すべきデータはなくな
るのでフラグ3をオフとする(S18)。
【0032】S15でフラグ2がオフの場合は、フラグ
1がオンで子機と通話可能か調べる(S19)。通話可
能であってもフラグ2がオフでハンドセット4は本体3
aに載置されていない。そこで親機2に受信があった旨
を受信通知として知らせる(S20)。さらに子機3の
ハンドセット4が通信圏外にあるかをフラグ4のオン、
オフで確認し(S21)、圏内にあるときは子機3にハ
ンドセット4のメモリ20で受信させる(S22)。
【0033】次にS19でフラグ1がオンしておらず、
子機3と通話できないときは、親機2は自己のメモリに
受信し(S23)、フラグ3をオンにする(S24)。
次にフラグ4がオンで、ハンドセット4が親機2と通信
できない領域にいるかを調べ(S25)、通信できない
ときは、PHSにおけるハンドセット4の簡易携帯電話
機としての電話番号で電話回線1によってハンドセット
4と通話して、受信し親機のメモリに記憶している旨を
伝える(S26)。なお、受信した電文に対し予め転送
先が決まっているものは、その転送先に送信する(S2
7)。
【0034】次にハンドセット4が本体3aに載置して
ないとき、そのメモリ20に受信したデータの印刷出力
について説明する。図5はこの場合の動作フロー図であ
る。ハンドセット4に設けられた設置検知部21は、ハ
ンドセット4が本体3aに載置されたことを検知すると
(S30)、メモリ20に受信したデータが記憶されて
いるか調べ(S31)、記憶されていると、本体3aの
記録部13から受信電文を印刷出力させる(S32)。
これによりハンドセット4が本体3aと離れている時受
信したデータも、一体となった時点で印刷出力できる。
【0035】以上に説明した実施例では子ファクシミリ
機3のハンドセット4は簡易携帯電話であるとしたが、
このようにしなくてもよい。ただし簡易携帯電話でない
と、図4のステップS26における無線網を用いて子機
に通知するという処理ができない。
【0036】次に第2実施例を説明する。図6は本実施
例の通信システムを示す。本実施例は親ファクシミリ機
にハンドセットを2つ設け、1つはPHSに接続した簡
易携帯電話とし、第1実施例で示した子ファクシミリ機
3と、同様着脱式としている。親ファクシミリ機2は電
話回線1と接続し、子ファクシミリ機3と無線通信する
無線部5を有し、有線のハンドセット4により子ファク
シミリ機3と無線通信する。また第1実施例の図2で説
明したハンドセット4を備え、PHSに接続した簡易携
帯電話として使用される。このため親ファクシミリ機2
としての電話番号と、簡易携帯電話としての電話番号を
有している。
【0037】親ファクシミリ機2として電話回線1とフ
ァクシミリ信号、音声信号の送受信を行い、子ファクシ
ミリ機3と無線通信を行うと共に、PHSの端末として
無線によりファクシミリ通信、音声通信を行うことがで
きる。電話回線1とPHSから同時にファクシミリ受信
したときは、PHS側からのファクシミリ受信は図2に
示すハンドセット4のメモリ20に記憶し、親ファクシ
ミリ機2に載置接続した後、ファクシミリ受信データを
印刷出力する。なお、親ファクシミリ機2の無線部5で
はPHSとの無線通信はできない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は子ファクシミリ機とそのハンドセットの無線部を共通
にしてハンドセットにのみ設けるようにしたので、コス
トを低減することができる。またハンドセットをPHS
などに接続して簡易携帯電話としても使用できるように
するが、電話機としての使用とファクシミリ受信が競合
した場合でもファクシミリ受信を可能としている。ハン
ドセットが通話中ではないが子ファクシミリ機と分離し
ているとき親ファクシミリ機が受信した場合、受信を通
知し、ハンドセットのメモリに受信させ、子ファクシミ
リ機とハンドセットが一体になったときメモリに受信し
た電文を印字出力できるようにしている。またハンドセ
ットが通話中などでファクシミリ受信できないときは、
親ファクシミリ機のメモリに受信しておき、ハンドセッ
トが子ファクシミリ機と一体となり通信できるようにな
ったとき送信することができるようにしている。また、
親ファクシミリ機の無線ではハンドセットに通信できな
い場合、簡易携帯電話機として電話回線を使用して通信
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の通信システムを示す図
【図2】子ファクシミリ機の構成を示すブロック図
【図3】充電端子を通信信号の伝達に共用する場合の一
例を示す図
【図4】親ファクシミリ機から子ファクシミリ機へファ
クシミリ信号を転送する場合のフロー図
【図5】ハンドセットで受信したファクシミリデータを
子ファクシミリ機から印字出力する場合のフロー図
【図6】第2実施例の通信システムを示す図
【図7】従来開発されている親ファクシミリ機と子ファ
クシミリ機の構成図
【図8】パーソナル・ハンディホン・システム(PH
S)の一例を示す図
【符号の説明】
1 電話回線 2 親ファクシミリ機 3 子ファクシミリ機 3a 子ファクシミリ機本体 4 ハンドセット 5 無線部 6 簡易携帯電話基地局 13 記録部 14 接続端子 15 充電端子 17 報知部 20 メモリ 21 設置検知部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線部を有して無線通信を行い、この無
    線部への接続を含む接続端子と電源用充電端子とを有す
    るハンドセットと、このハンドセットを載置すると前記
    接続端子および電源用充電端子とそれぞれ接続する端子
    を有し、前記無線部を介してファクシミリ通信を行うフ
    ァクシミリ通信部とを備えた無線ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記電源用充電端子には電源用直流電流
    と共に信号用電流も流れるようになっていることを特徴
    とする請求項1記載の無線ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 無線部を有して無線通信を行い、この無
    線部への接続を含む接続端子と電源用充電端子とを有す
    るハンドセット、およびこのハンドセットを載置すると
    前記接続端子および電源用充電端子とにそれぞれ接続す
    る端子を有し、前記無線部を介してファクシミリ通信を
    行うファクシミリ通信部とからなる子機ファクシミリ装
    置と、電話回線と接続し、前記ハンドセットの無線部を
    介して前記ファクシミリ通信部とファクシミリ通信する
    親ファクシミリ装置とを備え、前記ハンドセットはさら
    にファクシミリ通信部に載置していることを検知する設
    置検知部を有しており、前記親ファクシミリ装置は着信
    しかつ前記ハンドセットがファクシミリ通信部に載置さ
    れていないことを前記設置検知部を介して認識している
    ときは、ハンドセットに受信通知することを特徴とする
    ファクシミリ通信システム。
  4. 【請求項4】 無線部を有して無線通信を行い、この無
    線部への接続を含む接続端子と電源用充電端子とを有す
    るハンドセット、およびこのハンドセットを載置すると
    前記接続端子および電源用充電端子とにそれぞれ接続す
    る端子を有し、前記無線部を介してファクシミリ通信を
    行うファクシミリ通信部とからなる子機ファクシミリ装
    置と、電話回線と接続し、前記ハンドセットの無線部を
    介して前記ファクシミリ通信部とファクシミリ通信する
    親ファクシミリ装置とを備え、前記ハンドセットはさら
    にファクシミリ通信部に載置していることを検知する設
    置検知部とメモリとを有しており、前記親ファクシミリ
    装置は着信し、かつ前記ハンドセットがファクシミリ通
    信部に載置されていないことを前記設置検知部を介して
    認識しているときは、ハンドセットのメモリにファクシ
    ミリ受信データを蓄積させ、ハンドセットはファクシミ
    リ通信部に載置後メモリに蓄積したデータをファクシミ
    リ通信部に印字出力させることを特徴とするファクシミ
    リ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記ハンドセットのメモリは不揮発性で
    あることを特徴とする請求項4記載のファクシミリ通信
    システム。
  6. 【請求項6】 無線部を有して無線通信を行い、この無
    線部への接続を含む接続端子と電源用充電端子とを有す
    るハンドセット、およびこのハンドセットを載置すると
    前記接続端子および電源用充電端子とにそれぞれ接続す
    る端子を有し、前記無線部を介してファクシミリ通信を
    行うファクシミリ通信部とからなる子機ファクシミリ装
    置と、電話回線と接続し、前記ハンドセットの無線部を
    介して前記ファクシミリ通信部とファクシミリ通信する
    親ファクシミリ装置とを備え、前記親ファクシミリ装置
    は、前記ハンドセットと無線通信できないときは、親フ
    ァクシミリ装置内のメモリに受信ファクシミリデータを
    記憶することを特徴とするファクシミリ通信システム。
  7. 【請求項7】 前記親ファクシミリ装置は受信したデー
    タを自己のメモリに記憶した後、指定された端末に転送
    することを特徴とする請求項6記載のファクシミリ通信
    システム。
  8. 【請求項8】 無線部を有して無線通信を行い、この無
    線部への接続を含む接続端子と電源用充電端子とを有す
    るハンドセット、およびこのハンドセットを載置すると
    前記接続端子および電源用充電端子とにそれぞれ接続す
    る端子を有し、前記無線部を介してファクシミリ通信を
    行うファクシミリ通信部とからなる子機ファクシミリ装
    置と、電話回線と接続し、前記ハンドセットの無線部を
    介して前記ファクシミリ通信部とファクシミリ通信する
    親ファクシミリ装置とを備え、前記ハンドセットは前記
    電話回線と接続している携帯電話網とも無線接続可能と
    なっており、前記親ファクシミリ装置は着信し、かつ前
    記ハンドセットと無線通信できないときは、自身のメモ
    リに受信ファクシミリデータを記憶すると共に電話回線
    を介して前記携帯電話網によりハンドセットにファクシ
    ミリ受信した旨を通知することを特徴とするファクシミ
    リ通信システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11766204B2 (en) 2017-05-12 2023-09-26 The Korea Research Institute of Standards and Science (“KRISS”) Multi-sensor magneto-monitoring-imaging system

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