JPH08179816A - 分散型制御システム - Google Patents

分散型制御システム

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JPH08179816A
JPH08179816A JP32107894A JP32107894A JPH08179816A JP H08179816 A JPH08179816 A JP H08179816A JP 32107894 A JP32107894 A JP 32107894A JP 32107894 A JP32107894 A JP 32107894A JP H08179816 A JPH08179816 A JP H08179816A
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JP
Japan
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data
abnormality
arithmetic
control unit
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP32107894A
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English (en)
Inventor
Takashi Kuwabara
隆 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常解析にはプロセス制御の中断をできるだ
け最低限に抑え、かつ、充分精度良く解析できる分散型
制御システムを提供。 【構成】 データ収集部11で高速でデータを収集し
て、ロギングメモリ14に記憶しておき、異常判定演算
部15で異常判定を行いながら異常がない場合は、演算
部12で通常のサンプリング周期で演算を行い、通常の
制御を行い、通信切替I/F部16より定周期で他装置
にデータ転送を行い、異常が判定されると、ロギングメ
モリ14内のデータを、通信切替I/F部16を経て、
オペレーション制御部20に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プロセス制御等にお
ける分散型制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプロセス制御で使用される分散型
制御システムは、図2に示すように複数の演算制御部1
-1、…、10-nと少なくとも1台(複数台の場合も
有)のオペレーション制御部20が、通信ライン30で
接続されて構成されている。各演算制御部10-1、…、
10-nは、それぞれアナログやデジタルの信号を取込
み、所定の演算を独立に行い、その演算結果を出力して
いる。オペレーション制御部では、システム異常解析等
を行っている。各演算制御部10-1、…、10-n及びオ
ペレーション制御部20間では、定期的に互いにデータ
の授受を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の分散型
制御システムでオペレーション制御部でデータロギング
により、異常解析を行う場合、制御信号の数、つまりサ
ンプリング回数や、通信速度の限界から、短期間の細か
いデータを各演算制御部からオペレーション制御部に転
送することができず、異常が発生した時の動作状態を時
間的に細かく解析できないという問題があった。
【0004】また、動作解析を行うためには、制御シス
テムとは別に、データロギングして別のシステムを構築
する必要があった。この発明は、上記問題点に着目して
なされたものであって、異常解析にはプロセス制御の中
断をできるだけ最低限に抑えるとともに、充分に精度良
く異常解析をなし得る分散型制御システムを提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の分散
型制御システムは、制御のためのデータを所定サンプリ
ング周期で取込み、所定の演算を行い、演算結果を出力
する演算制御部と、この演算制御部からのデータの転送
を受け、異常解析等を行うオペレーション制御部とを備
えるものにおいて、前記演算制御部に、演算に必要とす
るサンプリング周期よりも高速のサンプリング周期でデ
ータを取込むデータ取込み手段と、取込んだデータを記
憶するデータ記憶手段と、このデータ記憶手段のデータ
が異常であるか否かを判定する異常判定手段と、この異
常判定手段により異常でない場合には、通常の動作を異
常の場合には、データ記憶手段のデータのオペレーショ
ン制御部への転送動作を選択する手段とを備えている。
【0006】この分散型制御システムでは、演算制御部
で演算に必要なサンプリング周期よりも高速でデータが
取込まれ、データ記憶手段にデータが記憶され、この記
憶されたデータにより異常判定を行う。異常がない状態
では、通常の演算制御が通常のサンプリング周期で実行
され、データの授受も定周期で行われる。異常判定手段
で異常が判定されると、データ記憶手段に記憶されてい
たデータがオペレーション制御部に転送され、同時に定
周期のデータ転送から各演算制御部からの非定周期のデ
ータ転送に切替えられ、オペレーション制御部では異常
解析に入る。
【0007】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明の一実施例を示すプロセ
ス制御システムのブロック図である。このプロセス制御
システムは、演算制御部10と、オペレーション制御部
20と、これらを接続する通信ライン30とから構成さ
れている。もっとも、演算制御部10は、図2に示すよ
うに複数あっても良い。オペレーション制御部20も同
様である。
【0008】演算制御部10は、アナログデータAIと
デジタルデータDIを入力に受けるデータ収集部11
と、演算部12と、アナログデータAO、デジタルデー
タDOを出力するデータ出力部13と、ロギングメモリ
14と、異常判定演算部15と、通信切替I/F部16
とを備えている。オペレーション制御部20は、通信切
替I/F部21と、メモリ22と、ディスク23と、デ
ータ表示部24と、故障解析部25とを備えている。
【0009】通常時は、演算制御部10のデータ収集部
11に高速のサンプリング周期で取込まれ、採取したデ
ータAI、DIはデータ取込みの何倍かのサンプリング
周期で演算部12に渡され、演算部12で各種演算を行
い、その演算結果がデータ出力部13に渡され、アナロ
グデータAO、デジタルデータDOが出力される。この
ように、データ取込みのサンプリング周期は、演算サン
プリング周期よりもはるかに高速に設定されている。
【0010】また、演算部12は、演算結果及び他の演
算制御部への制御信号などを通信切替I/F部16へ送
り、定周期で他系と通信を行う。つまり、データの授受
を行う。さらに、データ収集部11で採取したデータ
は、高速でロギングメモリ14に渡され、リングバッフ
ァ形式でデータを保存し続ける。
【0011】異常発生時は、各演算制御部10の異常判
定演算部15でロギングメモリ14のデータに異常を検
出したとき、全ノード(各演算制御部、オペレーション
制御部)に異常発生を通知し、通信切替I/F部16、
21に切替を指示する。その後、各演算制御部10のロ
ギングメモリ14から時系列データを、通信切替I/F
部16、通信ライン30を経て、オペレーション制御部
20が受信する。
【0012】そして、通信切替I/F部21、メモリ2
2を経て、ディスク23等に保存する。全ロギングデー
タを受信したら、再び通信切替I/F部16、21に切
替を指示し、通常の状態に戻す。オペレーション制御部
20は、保存されたデータをディスク23から読み出
す。そして、故障解析部25で、異常解析を行う。異常
発生時においても、演算制御部10の演算部12は停止
しておらず、常に制御は連続で行われている。ただし、
複数の演算制御部間でループ制御している場合は、各演
算制御部で、 制御状態をホールドさせ、異常発生時のデータ転送完
了後、直ちに通常制御状態に回復する。
【0013】他演算制御部から通信で受信する通常制
御信号(受信データ)を異常発生直前の値にホールド
し、その値で制御を続行し、異常発生時のデータ転送完
了後、直ちに通常制御状態に回復する。 ようにしている。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、高速でデータ取込み
を行い、データ記憶手段に記憶しているので、高速のロ
ギングが可能であり、異常解析等を精度良く行う。ま
た、高速でデータを記憶手段に記憶しながら、データに
異常がない場合は、通常のプロセス制御を行うので、プ
ロセス制御とデータロギングの一体化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例分散型プロセス制御システ
ムの内部構成を示すブロック図である。
【図2】一般的な分散型制御システムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 演算制御部 11 データ収集部 12 演算部 14 ロギングメモリ 15 異常判定演算部 16 通信切替I/F部 20 オペレーション演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御のためのデータを所定サンプリング周
    期で取込み、所定の演算を行い、演算結果を出力する演
    算制御部と、この演算制御部からのデータの転送を受
    け、異常解析等を行うオペレーション制御部とを備える
    分散型制御システムにおいて、 前記演算制御部に、演算に必要とするサンプリング周期
    よりも高速のサンプリング周期でデータを取込むデータ
    取込み手段と、取込んだデータを記憶するデータ記憶手
    段と、このデータ記憶手段のデータが異常であるか否か
    を判定する異常判定手段と、この異常判定手段により異
    常でない場合には、通常の動作を異常の場合には、デー
    タ記憶手段のデータのオペレーション制御部への転送動
    作を選択する手段とを備えたことを特徴とする分散型制
    御システム。
JP32107894A 1994-12-26 1994-12-26 分散型制御システム Pending JPH08179816A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015184987A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 横河電機株式会社 プロセス制御システム
JP2021530760A (ja) * 2018-06-20 2021-11-11 東莞市李群自動化技術有限公司 分散型マルチノード制御システム及び方法

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