JPH08178126A - 真空バルブ - Google Patents

真空バルブ

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JPH08178126A
JPH08178126A JP33496294A JP33496294A JPH08178126A JP H08178126 A JPH08178126 A JP H08178126A JP 33496294 A JP33496294 A JP 33496294A JP 33496294 A JP33496294 A JP 33496294A JP H08178126 A JPH08178126 A JP H08178126A
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Tsuneo Ishigaki
垣 恒 雄 石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 急速排気によるトラブルがなく、しかも小形
化できる真空バルブを提供する。 【構成】 チャンバポート7とポンプポート6間の流路
8中に設けた弁座9を開閉する弁体11を移動させるピ
ストン13に、流路切換部材45を取付け、該切換部材
の移動によって、ポート24とシリンダ室21を供給路
23と25による直接連通とバイパス43と44を介し
ての連通とに切換可能とし、チャンバポート7の圧力と
大気圧とが対向して作用する圧力作用室34、及びバイ
パス43を開閉する圧力調整弁48をピストンの移動方
向とほぼ直交する方向に移動可能とする。流路切換部材
45が所定距離ストロークすると、供給路の直接連通が
遮断されてピストンの移動が停止するので、弁体が流路
を絞り状態で連通させる。チャンバポート7の圧力が低
下すると圧力調整弁48がバイパス43を開放して、シ
リンダ室21に圧縮空気が供給されるので、弁体11が
全開状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空チャンバ内の気体
の急速排気によるトラブルを防止した真空バルブに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】真空ポンプに接続されるポンプポート
と、真空チャンバに接続されるチャンバポートと、これ
らのポートを連通させる流路中の弁座と、該弁座を開閉
する弁体と、該弁体の駆動部とを備えた真空バルブは、
真空チャンバ内に大量の空気があるときは、弁体が弁座
を開放すると一時的に大量の空気がポンプポートに排出
されるために、真空チャンバ内の空気が攪乱され、該真
空チャンバ内における反応生成物用の塵埃が舞い上がっ
て以後の作業に支障を来すので、空気の急速排気を防止
する手段を設ける必要がある。
【0003】この問題を解決するために、真空チャンバ
内の気体の急速排気防止機構を有する真空バルブが、実
願平5−73132号において提案されている。この既
提案の真空バルブは、真空チャンバ内の気体の急速排気
によるトラブルを防止することができ、しかも真空ポン
プの運転の有無に関係なくポート間の連通を遮断するこ
とができるという利点を有している。しかしながら、上
記既提案の真空バルブは、主弁体による主弁座の開閉ス
トロークと、バイパス弁体によるバイパス弁座の開閉ス
トロークとが直列のために、これらのストロークが加算
されてバルブが大形になり、また、主弁体を開閉する駆
動部がボンネットの上方に取付けられていることによっ
てもバルブ全体が大形になり、このためコストが高くな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、急速排気によるトラブルがなく、しかも小
形で安価にできる真空バルブを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、真空源に接続されるポンプポート、真空
チャンバに接続されるチャンバポート、及びこれらのポ
ートを連通させる流路中の弁座を有するボディと、上記
弁座を開閉する弁体と、該弁体の駆動部と、上記流路を
絞り状態と全開状態とに切り換えて連通させる流路切換
機構とを備えた真空バルブにおいて、上記駆動部が、圧
力流体が給排されるシリンダ室と大気に開口する呼吸室
とを気密に区画する受圧体を備え、上記流路切換機構
が、上記シリンダ室に連通する圧力流体の供給路と、そ
のバイパスと、上記受圧体と一体に移動して上記供給路
を直接連通とバイパスによる連通とに切り換える流路切
換部材と、チャンバポートの圧力の大小により上記受圧
体の移動方向とほぼ直交する方向に移動する圧力作用室
と、これと同方向に移動してバイパスを開閉するポペッ
ト形の圧力調整弁とを備え、チャンバポートの圧力が高
いときは、圧力調整弁がバイパスを閉鎖しかつ流路切換
部材が供給路の直接連通を遮断することにより、弁体を
移動途中に停止させて流路を絞り状態で連通させ、チャ
ンバポートの圧力が低下すると、圧力調整弁がバイパス
を開放してバイパスにより供給路を連通させて、弁体が
流路を全開状態で連通させることを特徴としている。
【0006】また、同様の課題を解決するため、上記真
空バルブにおける圧力調整弁の設定圧を、調整可能とし
たことを特徴としている。
【0007】さらに、同様の課題を解決するため、これ
らの真空バルブにおける流路切換部材を、受圧体に対し
て進退可能に取付けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】弁体が弁座を閉鎖しているときは、ポンプポー
トとチャンバポート間の連通が遮断されている。したが
って、ポンプポートを真空源に連通させても、チャンバ
ポートの気体は排出されない。この場合、受圧体と流路
切換部材が弁座の閉鎖方向に移動しているので、供給路
は直接連通している。また、チャンバポートの圧力が高
いので、圧力作用室と動方向に移動する圧力調整弁がバ
イパスを閉鎖している。
【0009】供給通路からシリンダ室に圧力流体を供給
すると、受圧体と流路切換部材が弁座の開放方向に移動
して弁体が流路の開放方向に移動するが、バイパスは圧
力調整弁によって閉鎖された状態を保持している。受圧
体と流路切換部材が所定のストローク移動すると、流路
切換部材が供給路の直接連通を遮断するために、シリン
ダ室への圧力流体の供給が遮断されてこれらの移動が停
止するので、弁体が流路を絞り状態で連通させる。した
がって、チャンバポートの気体は、絞り状態にある弁体
により排気量が制限されてポンプポートに排気されるの
で、チャンバポートの気体が急速に排気されることはな
い。この場合、弁体による流路の絞り開度は、流路切換
部材が供給路の直接連通を遮断するまでのストロークに
よって定まる。
【0010】チャンバポートの圧力が低下して真空チャ
ンバ内における塵埃の舞い上がりがなくなる圧力になる
と、圧力調整弁がバイパスを開放し、バイパスを介して
連通する供給通路からシリンダ室に圧力流体が供給され
るために、受圧体、流路切換部材及び弁体が流路の開放
方向に徐々に移動して流路を全開状態で連通させる。こ
の場合は、チャンバポート及び真空チャンバの圧力が低
下しているので、気体が急速に排気されることはない。
シリンダ室の圧力流体を排出すると、駆動部が復帰して
弁体が弁座を閉鎖するとともに、受圧体と流路切換部材
が元の状態に復帰し、真空チャンバの圧力が大気圧にな
ると、圧力作用室が元の状態に復帰することにより圧力
調整弁ががバイパスを閉鎖して次の排気に備える。
【0011】上記圧力作用室は、チャンバポートの圧力
と大気圧との差圧によって変位するために、ポンプポー
トと真空源間の管路抵抗の影響を受けないので、弁体が
流路を全開状態とするときのチャンバポートの圧力に正
確に応答する。この場合、圧力調整弁の設定圧を調整す
ると、弁体が流路を全開状態にするときのチャンバポー
トの圧力を調整することができる。また、流路切換部材
を受圧体に対して進退させると、流路切換部材が供給路
の直接連通を遮断するまでのストロークを調整すること
ができ、これによって弁体による流路の絞り開度を調整
することができる。
【0012】
【実施例】図は本発明の実施例を示し、この真空バルブ
は、ボディ1と、ボンネット2と、そのカバー3と、ボ
ンネット2に組み込まれた駆動部4(図示の例では空気
圧シリンダ)と、カバー3に組み込まれた流路切換機構
5とを備え、ボディ1に、真空ポンプ等の真空源(図示
省略)に接続されるポンプポート6と、真空チャンバ
(図示省略)に接続されるチャンバポート7が形成され
ており、これらのポート6と7を連通させるボディ1の
流路8中に、駆動部4と対向する弁座9が形成されてい
る。
【0013】上記弁座9を開閉する弁体11は、弁座9
を気密にシールする弁部材12を取付けたシール板11
aと、シャフト11bとを備え、ボンネット2を気密に
貫通するシャフト11bの先端は、駆動部4における受
圧体を構成するピストン13に取付けられている。ボデ
ィ1とボンネット2との間にはメタルプレート15の外
周縁が気密に挾着され、メタルプレート15の内周縁と
シール板11aとにメタルベローズ16の両端が気密に
固着されており、メタルベローズ16によって気密に区
画された空間内に、弁体11の復帰ばね17が縮設され
ている。
【0014】上記カバー3には、軸方向に貫通する切換
流路19が形成され、切換流路19の外部開口はプラグ
20によって閉鎖されている。ボンネット2内は、ピス
トン13によって、ボディ1側のシリンダ室21と切換
流路19が開口する呼吸室22とに区画され、切換流路
19の外部開口側は第1供給路23によってポート24
に連通し、呼吸室22側はボンネット2とカバー3とに
設けた第2供給路25によってシリンダ室21に連通
し、呼吸室22は呼吸ポート26によって外部に連通し
ている。また、切換流路19には、第2供給路25より
呼吸室22側に第1シールリング27が、供給路23と
25間に第2シールリング28(これらのシールリング
はいずれもOリング)がそれぞれ嵌着されている。
【0015】図3に詳細を示す上記流路切換機構5は、
一端がカバー3の側面に開口し切換流路19に向けて順
次縮径する凹部30を備え、凹部30内に該凹部を開口
側と切換流路側とを気密に区画する仕切り板31が嵌着
されており、凹部30の開口は閉鎖部材32によって閉
鎖されている。仕切り板31と閉鎖部材32間の部屋
は、周縁が凹部30の内面に気密に固着されたダイヤフ
ラム33によって圧力作用室34と大気圧室35とに区
画され、圧力作用室34は、カバー3、ボンネット2及
びメタルプレート15に形成した連通路36によってチ
ャンバポート7に連通し、大気圧室35は呼吸孔37に
よって外部に連通している。
【0016】上記閉鎖部材32には、調整ねじ39が進
退可能に螺着され、調整ねじ39の先端に取付けられた
調整座40とダイヤフラム33との間に圧力調整ばね4
1が縮設されている。一方、仕切り部材31背後の弁室
42は、シールリング28より上流側において切換流路
19に開口する第1バイパス43と、シールリング27
と28の間において切換流路19に開口する第2バイパ
ス44とを有し、基部がピストン13に進退可能に螺着
された流路切換部材45の先端は、切換流路19に挿入
された外周面が、シールリング27と28によって気密
にシール可能とされている。
【0017】ダイヤフラム33は、仕切り板31を気密
に貫通して弁室42内に突出し該ダイヤフラムと一体に
変位する弁棒47を有し、弁棒47の先端に第1バイパ
ス43を開閉するポペット形の圧力調整弁48が取付け
られている。また、ポート24には、シリンダ室21に
圧縮空気を給排する3ポート電磁弁49が接続される。
【0018】図1は、シリンダ室21の空気がポート2
4及び3ポート電磁弁49から排出され、かつ真空チャ
ンバ内が大気圧の状態を示している。この場合は、弁体
11が復帰ばね17の付勢力により図において下動して
弁座9を閉鎖し、圧力調整ばね41の付勢力により圧力
調整弁48が第1バイパス43を閉鎖している。したが
って、ピストン13と一体的に移動する流路切換部材4
5が、第1シールリング27に挿入されて切換流路19
と呼吸室22の連通が遮断され、第1供給路23と第2
供給路25が切換流路19によって直接連通している。
また、圧力調整室34と大気圧室35の圧力がほぼ等し
いので、圧力調整ばね41の付勢力によって圧力調整弁
48が第1バイパス43を閉鎖している。この状態にお
いては、ポンプポート6とチャンバポート7間の連通が
弁体11によって遮断されているので、真空ポンプを運
転してもチャンバポート7の空気は排出されない。
【0019】電磁弁49からポート24に圧縮空気を供
給すると、供給路23と25によりシリンダ室21に圧
縮空気が供給されて、ピストン13と流路切換部材45
が図において上動し、流路切換部材45が第2シールリ
ング28に挿入すると、供給路23と25の直接連通が
遮断される。この場合、第1供給路23と第1バイパス
43が連通しているが(図2参照)、バイパス43が圧
力調整弁48によって閉鎖されているので(図3参
照)、シリンダ室21への圧縮空気の供給が遮断され
る。したがって、ピストン13は、シリンダ室21への
供給空気量に応じたストローク後停止し、これによって
弁体11が流路8を絞り状態で開放するので、チャンバ
ポート6の空気が徐々に排出される。この場合、弁体1
1による流路8の絞り開度は、流路切換部材45が供給
路23と25の連通を遮断するまでのストロークとほぼ
等しくなる。したがって、切換流路19を介して流路切
換部材45をピストン13に対して進退させることによ
って、弁体11による流路8の絞り開度を調整すること
ができる。
【0020】ポンプポート6からの排気によって、チャ
ンバポート7の圧力が真空チャンバ内の空気が舞い上が
らない圧力(図4のx)近くに低下すると、連通路36
によってチャンバポート7に連通する圧力作用室34の
空気圧が低下し、ダイヤフラム33に対向して作用する
圧力作用室34と大気圧室35間の差圧の作用力が、圧
力調整ばね41の付勢力よりも大きくなると、ダイヤフ
ラム33が圧力調整ばね34の付勢力に抗して圧力作用
室34側に変位して、圧力調整弁48が徐々に第1バイ
パス43を開放する。
【0021】圧力調整弁48がバイパス43を開放する
と、供給路23と25がバイパス43と44及び弁室4
2とを介して連通してシリンダ室21に圧縮空気が供給
されるので、ピストン13と弁体11が緩やかに上動し
て流路8が全開状態となる。この場合は、チャンバポー
ト7の圧力が低下しているので、真空チャンバ内の空気
が急速に排気されることはない。また、弁体11が流路
8を全開状態とするときのチャンバポート7の圧力は、
調整ねじ39をカバー3外から閉鎖部材32に対して進
退させて、圧力調整ばね41の付勢力を調整することに
よって調整することができる。
【0022】3ポート電磁弁49を切り換えてシリンダ
室21の圧縮空気を排出すると、復帰ばね17の付勢力
により弁体11とピストン13が図において下動して、
弁体11が弁座9を閉鎖する。この場合、ピストン13
の下動当初は、流路切換部材45によって供給路23と
25がバイパス43と44を介して連通し、流路切換部
材45が引き続き下降すると、供給路23と25が切換
流路19を介して直接連通する。作業の終了によって真
空チャンバ内を大気圧に復帰させると、圧力作用室34
の圧力が大気圧になるので、圧力調整ばね41の付勢力
によりダイヤフラム33が図1の状態に復帰し、圧力調
整弁48が第1バイパス43を閉鎖して次の作動に備え
る。
【0023】上記実施例は、圧力調整弁48がピストン
13の移動方向とほぼ直交する方向に移動して第1バイ
パス43を開閉するので、弁体のストロークととバイパ
ス弁体のストロークを直列にした場合に比べて全体のス
トロークを短くできるので、真空バルブを小形で安価な
ものにすることができる。また、バイパス43に圧縮空
気が供給されることと、圧力調整弁48をポペット形と
したこととによって、圧力調整弁48のストロークが小
さくてもシリンダ室21に多量の空気を供給できるの
で、これによっても真空バルブを小形なものとすること
ができる。
【0024】さらに、圧力作用室24をピストン13に
設けたり、弁体11に組み込んだものと異なり、圧力調
整弁48を、弁座径の大きさやそれによる弁体のストロ
ーク長さ等が異なる複数種類のボディに共通化できるた
めに、部品点数が少なくなるので、これによっても真空
バルブを安価なものとすることができる。また、圧力作
用室34を区画するダイヤフラム33が、チャンバポー
ト7の圧力と大気圧との差圧によって変位するので、チ
ャンバポート7とポンプポート6との差圧によって変位
させる場合に比べて、弁体11が流路8を全開状態にす
るときのチャンバポートの7圧力に正確に応答する。
【0025】
【発明の効果】本発明の真空バルブは、弁座を開閉する
弁体自体の移動によって、流路を絞り状態での連通と全
開状態での連通とに切り換えることにより、別個の絞り
部材を設ける必要がないので、流路の構成が簡単で真空
バルブを安価なものとすることができる。また、圧力調
整弁を、複数種類のバルブボディに共通のものとするこ
とができるので、部品点数が少なくなって、これによっ
ても真空バルブを安価なものとすることができる。さら
に、弁体のストロークとバイパスを開閉する圧力作用室
及び圧力調整弁のストロークとがほぼ直交しているの
で、真空バルブを全体として小形化することができる。
【0026】また、圧力調整弁の設定圧を調整すること
によって、弁体が流路を全開状態とするときのチャンバ
ポートの圧力を調整することができ、さらに、流路切換
部材を受圧体に対して進退させることによって、流路の
絞り開度を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断面図である。
【図2】切換流路と流路切換部材の説明図である。
【図3】圧力調整機構の拡大図である。
【図4】弁座の開度と圧力の線図である。
【符号の説明】
1 ボディ 4 駆動部 5 流路切換機構 6 ポンプポート 7 チャンバポート 8 流路 9 弁座 11 弁体 13 ピストン 21 シリンダ室 22 呼吸室 23,25 供給路 34 圧力作用室 35 大気圧室 43,44 バイパス 45 流路切換部材 48 圧力調整弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空源に接続されるポンプポート、真空チ
    ャンバに接続されるチャンバポート、及びこれらのポー
    トを連通させる流路中の弁座を有するボディと、上記弁
    座を開閉する弁体と、該弁体の駆動部と、上記流路を絞
    り状態と全開状態とに切り換えて連通させる流路切換機
    構とを備えた真空バルブにおいて、 上記駆動部が、圧力流体が給排されるシリンダ室と大気
    に開口する呼吸室とを気密に区画する受圧体を備え、 上記流路切換機構が、上記シリンダ室に連通する圧力流
    体の供給路と、そのバイパスと、上記受圧体と一体に移
    動して上記供給路を直接連通とバイパスによる連通とに
    切り換える流路切換部材と、チャンバポートの圧力の大
    小により上記受圧体の移動方向とほぼ直交する方向に移
    動する圧力作用室と、これと同方向に移動してバイパス
    を開閉するポペット形の圧力調整弁とを備え、 チャンバポートの圧力が高いときは、圧力調整弁がバイ
    パスを閉鎖しかつ流路切換部材が供給路の直接連通を遮
    断することにより、弁体を移動途中に停止させて流路を
    絞り状態で連通させ、チャンバポートの圧力が低下する
    と、圧力調整弁がバイパスを開放してバイパスにより供
    給路を連通させて、弁体が流路を全開状態で連通させ
    る、ことを特徴とする真空バルブ。
  2. 【請求項2】圧力調整弁の設定圧を調整可能とした、こ
    とを特徴とする請求項1に記載した真空バルブ。
  3. 【請求項3】流路切換部材を受圧体に対して進退可能に
    取付けた、ことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載した真空バルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006046415A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Smc Corp 真空調圧用バルブ
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