JPH081754A - 押出機のスクリュコンベア - Google Patents

押出機のスクリュコンベア

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JPH081754A
JPH081754A JP6134234A JP13423494A JPH081754A JP H081754 A JPH081754 A JP H081754A JP 6134234 A JP6134234 A JP 6134234A JP 13423494 A JP13423494 A JP 13423494A JP H081754 A JPH081754 A JP H081754A
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screw conveyor
cylinder
resin
screw
degassing
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JP6134234A
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Susumu Oda
晋 小田
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TOMY KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
TOMY KIKAI KOGYO KK
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Publication date
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    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/36Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
    • B29C48/50Details of extruders
    • B29C48/505Screws
    • B29C48/64Screws with two or more threads
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダの内部に混入する空気を適正に外部
に排出させることができ、空気の混入しない溶融樹脂を
適正にヘッドに送給させることができ、成型樹脂品質を
高めることのできる押出機を提供する。 【構成】 筒状のシリンダの内部にホッパから供給され
る樹脂を押出口に向けて搬送する螺旋状のスクリュ羽根
7が形成されたスクリュコンベア6を回転駆動自在に配
設し、このスクリュコンベア6のスクリュ羽根7の外周
面にスクリュコンベア6の基端側外周面とシリンダの内
周面との間に微小間隙を有するように脱気溝23を形成
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は押出機のスクリュコンベ
アに係り、特に所定形状のフィルム等を成型するための
押出成型装置のダイに、押出機のホッパから投入される
樹脂を密閉したシリンダ内で溶融して搬送するための押
出機のスクリュコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、ダイの吐出口から溶融
樹脂を筒状に吐出して所望のチューブラフィルムを成型
する押出成型装置においては、ホッパから投入される熱
可塑性樹脂等の樹脂を密閉したシリンダ内でスクリュコ
ンベアで輸送しながら溶融させて前記ダイに送給するた
めの押出機が用いられている。
【0003】図9はこのような従来の押出機を示したも
ので、この押出機1は円筒状のシリンダ2を有してお
り、このシリンダ2の基端部側の上面には、所定の樹脂
3をこのシリンダ2内に供給するためのホッパ4が取付
けられている。また、前記シリンダ2の内部には、前記
ホッパ4から供給される樹脂3を前記シリンダ2の先端
部に形成された押出口5に向けて搬送するスクリュコン
ベア6が配設されており、このスクリュコンベア6の外
周面には、螺旋状に形成されたスクリュ羽根7が突設さ
れている。そして、前記スクリュコンベア6は、その谷
径が小径とされた供給域と、徐々に大径とされる圧縮域
と、大径とされた送給域とにより構成されている。
【0004】また、前記シリンダ2の基端部には、減速
機8が取付けられており、この減速機8の内部には、前
記スクリュコンベア6の基端部に連結される出力軸9が
その軸方向に支持するスラスト軸受10および周面を支
持する軸受11により回転自在に軸支されている。さら
に、この出力軸9の中途部には、図示しない駆動モータ
等の駆動源に接続される駆動ギア12が取付けられてお
り、前記駆動源により前記駆動ギア12を回転駆動させ
ることにより、出力軸9を介して前記スクリュコンベア
6を所定速度で回転駆動させるようになされている。
【0005】また、前記シリンダ2の前記ホッパ4の取
付部分外周には、冷却ジャケット13が装着されてお
り、この冷却ジャケット13には、この冷却ジャケット
13の内部に冷却水を供給するための給水配管14およ
び前記冷却ジャケット13の内部の冷却水を排出する排
水配管15がそれぞれ接続されている。さらに、前記シ
リンダ2の外周面には、前記ホッパ4からシリンダ2の
内部に供給される樹脂3を溶融するための複数のバンド
状のヒータ16が装着されており、前記シリンダ2の中
途部外周には、前記シリンダ2の内部の溶融樹脂3の温
度を測定するための複数の熱電対センサ17が配設され
ている。
【0006】さらに、前記シリンダ2の押出口5には、
このシリンダ2から押出される溶融樹脂3を上方に送給
するヘッド18が取付けられており、このヘッド18に
は、ジョイント19を介して上部に環状の吐出口20が
形成されたチューブラフィルム成形用のダイ21が着脱
自在に接続されている。
【0007】前記従来の押出機1においては、前記押出
機1のホッパ4からシリンダ2の供給域に投入された所
定樹脂3は、前記スクリュコンベア6により搬送されな
がら、圧縮域において前記ヒータ16により加熱溶融さ
れるとともに圧縮され、この溶融樹脂3は、送給域にお
いて所定の延伸温度に保持されてヘッド18から押出さ
れ、続いてダイ21に送られる。そして、このダイ21
により、前記溶融樹脂3を筒状に成形して前記吐出口2
0から上方に吐出することにより、例えば、円筒状のチ
ューブラフィルムを成型するようになっている。
【0008】しかし、このような従来の押出機1におい
ては、通常、前記樹脂3が粒状あるいは粉状であるた
め、ホッパ4から樹脂3を供給する際に、樹脂3の粒子
とともに外部空気も一緒にシリンダ2の内部に供給され
ることになる。そして、このように樹脂3と空気とがシ
リンダ2の内部においてヒータ16により加熱される
と、前記空気が樹脂3の内部に混入されてしまい、樹脂
3の内部に気泡として存在することになる。場合によっ
ては、樹脂3を加熱することにより、樹脂3自身からガ
スが発生する場合もある。
【0009】このように溶融樹脂3の内部に気泡が混入
してしまうと、樹脂3の局部的な強度の低下を招き、こ
の気泡が樹脂3の表面に存在していた場合は成型樹脂3
の表面に巣等が形成されてしまい、さらに、前述のチュ
ーブラフィルムを成型した場合には、前記気泡により成
型樹脂3にピンホールが発生し、場合によっては、フィ
ルムに穴が空いたり、破損してしまい、成型不良や成型
不能を招くという問題を有している。
【0010】また、前記シリンダ2の内部の気体がヒー
タ16の加熱によりさらに膨張すると、気体は圧縮性を
有するため、シリンダ2の内部およびヘッド18の内部
の複雑な樹脂3通路を通過する際に、種々の容積変化や
圧力変化を生じ、押出脈動を生じることもある。さら
に、シリンダ2の内部で溶融樹脂3が空気と接すること
により酸化し、樹脂3品質を劣化させてしまい、樹脂製
品の品質の低下を招くという問題がある。
【0011】さらに、シリンダ2の内部圧力は、500
kg/cm2 以上という高圧であるため、空気による樹
脂3の酸化により局部爆発を起こし、樹脂3が黒く焦げ
てしまうことがあるという問題をも有している。
【0012】このような問題を解決するため、従来か
ら、図10に示すように、シリンダ2の中途部に、シリ
ンダ2の内部に混入した空気を外部に放出するための脱
気窓22を形成するようにした押出機1が用いられてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の押
出機1においては、生産量を高めるために樹脂3の供給
量を増大させると、シリンダ2の内部圧力が増加するた
め、溶融樹脂3が前記シリンダ2の脱気窓22から溢れ
出してしまい、樹脂3の無駄を招くとともに、高温の溶
融樹脂3が飛散すると作業者にとって極めて危険である
という問題を有している。一方、生産量を下げるため樹
脂3の供給量を低減させると、スクリュコンベア6のス
クリュ溝の間に空間が生じてしまうため、前記脱気窓2
2から逆に空気を吸込んでしまい、溶融樹脂3の内部に
より多くの空気が混入されてしまうという問題をも有し
ている。
【0014】さらに、前記溶融樹脂3が前記脱気窓22
の周囲に付着してしまうと、この樹脂3がヒータ16の
熱により、成長しながら焦げてしまい、最終的にこの焦
げた樹脂3がスクリュコンベア6のスクリュ羽根7に届
いてシリンダ2の内部に入り込み、溶融樹脂3とともに
送給され、この焦げた樹脂3が成型された場合に、ピン
ホールの原因となってしまい、成型樹脂3の品質の低下
を招いてしまうという問題を有している。
【0015】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、シリンダの内部に混入する空気を適正に外部に
排出させることができ、空気の混入しない溶融樹脂を適
正にヘッドに送給させることができ、成型樹脂品質を高
めることのできる押出機のスクリュコンベアを提供する
ことを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係る押出機のスクリュコンベア
は、筒状のシリンダの基端部に所定の樹脂をこのシリン
ダの内部に供給するためのホッパを配設するとともに、
前記シリンダの外周面に前記樹脂を加熱溶融するヒータ
を配設してなる押出機の内部に、外周に螺旋状のスクリ
ュ羽根が形成され回転により前記シリンダの内部に前記
ホッパから供給される樹脂を前記シリンダ先端部の押出
口に向けて搬送するための押出機のスクリュコンベアに
おいて、前記スクリュコンベアのスクリュ羽根の外周面
に脱気溝を形成したことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項2に記載の発明は、前記スク
リュコンベアの中心部に軸方向に延在し基端面に開口す
る脱気通路を形成し、前記脱気溝の底部に前記スクリュ
コンベアを半径方向に貫通して前記脱気通路に連通する
複数の脱気孔を周方向に所定間隔を有するように穿設し
たことを特徴とするものである。
【0018】さらに、好ましくは、前記スクリュ羽根の
脱気溝よりスクリュコンベアの基端側外径を、前記スク
リュコンベアの先端側外径よりわずかに小径となるよう
に形成し、このスクリュ羽根の脱気溝よりスクリュコン
ベアの基端側外周面とシリンダの内周面との間に微小間
隙を形成したことを特徴とするものであり、また、前記
スクリュ羽根の脱気溝よりスクリュコンベアの基端側外
周に、微小幅寸法を有する複数の脱気用スリットを周方
向に所定間隔を有するように形成したことを特徴とする
ものである。さらに、好ましくは、前記スクリュ羽根の
脱気溝よりスクリュコンベアの基端側に、微小径を有す
る複数の脱気用孔を周方向に所定間隔を有するように形
成したことを特徴とするものであり、また、前記スクリ
ュコンベアの脱気通路に空気排出装置を接続したことを
特徴とするものである。
【0019】また、請求項7に記載の発明に係る押出機
のスクリュコンベアは、筒状のシリンダの基端部に所定
の樹脂をこのシリンダの内部に供給するためのホッパを
配設するとともに、前記シリンダの先端部には、溶融樹
脂を押出す押出口を形成し、前記シリンダの内部に前記
ホッパから供給される樹脂を前記押出口に向けて搬送す
る螺旋状のスクリュ羽根が形成されたスクリュコンベア
を回転駆動自在に配設し、前記シリンダの外周面に前記
樹脂を加熱溶融するヒータを配設してなる押出機のスク
リュコンベアにおいて、前記スクリュコンベアの中心部
に軸方向に延在し基端面に開口する脱気通路を形成し、
前記スクリュコンベアの外周面であってスクリュ羽根の
スクリュコンベアの基端側近傍に前記スクリュコンベア
を半径方向に貫通して前記脱気通路に連通する複数の脱
気孔を周方向に所定間隔を有するように穿設したことを
特徴とするものである。
【0020】さらに、請求項8に記載の発明に係る押出
機のスクリュコンベアは、筒状のシリンダの基端部に所
定の樹脂をこのシリンダの内部に供給するためのホッパ
を配設するとともに、前記シリンダの先端部には、溶融
樹脂を押出す押出口を形成し、前記シリンダの内部に前
記ホッパから供給される樹脂を前記押出口に向けて搬送
する螺旋状のスクリュ羽根が形成されたスクリュコンベ
アを回転駆動自在に配設し、前記シリンダの外周面に前
記樹脂を加熱溶融するヒータを配設してなる押出機のス
クリュコンベアにおいて、前記スクリュコンベアの中心
部に軸方向に延在し基端面に開口する脱気通路を形成
し、前記スクリュ羽根の外周面に前記スクリュコンベア
を半径方向に貫通して前記脱気通路に連通する複数の脱
気孔を周方向に所定間隔を有するように穿設したことを
特徴とするものである。
【0021】
【作用】本発明の請求項1に記載の押出機のスクリュコ
ンベアによれば、スクリュコンベアを回転駆動させた状
態で、ホッパからシリンダの内部に樹脂を供給し、前記
スクリュコンベアにより前記樹脂をスクリュコンベアの
押出口に搬送しながら、ヒータを動作させることによ
り、樹脂を溶融し、この溶融樹脂は、押出口から所定の
樹脂成型用のダイに送られる。そして、前記スクリュコ
ンベアのスクリュ羽根により樹脂が送給される場合、前
記ホッパから樹脂とともにシリンダの内部に混入された
空気は、前記スクリュ羽根の押圧力により樹脂から追い
出され、前記スクリュ羽根のスクリュコンベアの基端側
側面近傍に集まり、この空気は、前記スクリュ羽根の外
周面とシリンダの内周面との間に形成された微小間隙、
脱気用スリットあるいは脱気用孔を介して脱気溝に流入
し、前記ホッパを介して外部に放出されるものである。
また、請求項2に記載の押出機のスクリュコンベアによ
れば、脱気溝に流入した空気は、脱気孔を介して脱気通
路に送られ外部に放出されるものであり、このとき、空
気排出装置を用いて脱気通路の内部の空気を吸引するよ
うにすれば、脱気通路の内部圧力が低くなり、前記脱気
溝に流入する空気を脱気孔を介して円滑に脱気通路に送
ることができる。
【0022】また、請求項7に記載の押出機のスクリュ
コンベアによれば、前記樹脂から追い出された空気は、
前記スクリュ羽根のスクリュコンベアの基端側近傍に集
中することになり、この空気は、前記脱気孔を介して脱
気通路に送られ外部に放出させることができる。さら
に、請求項8に記載の押出機のスクリュコンベアによれ
ば、前記樹脂から追い出された空気は、前記スクリュ羽
根の外周面とシリンダの内周面との間隙を通過して脱気
孔に流入し、脱気通路を介して外部に放出させることが
できるものである。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図8を参照
して説明する。
【0024】図1は本発明に係る押出機のスクリュコン
ベアに適用されるスクリュコンベアの一実施例を示した
もので、図示しないシリンダの内部に回転自在に配設さ
れるスクリュコンベア6の外周面には、螺旋状に形成さ
れたスクリュ羽根7が突設されており、本実施例におい
ては、前記スクリュ羽根7の外周面には、脱気溝23が
形成されている。この脱気溝23は、少なくとも徐々に
谷径が大径とされる圧縮域より先端側に形成すればよい
が、前記スクリュコンベア6のスクリュ羽根7の全域に
形成するようにしてもよい。また、前記スクリュ羽根7
の脱気溝23よりスクリュコンベア6の基端側外径は、
スクリュコンベア6の先端側外径よりわずかに小径とさ
れており、このスクリュ羽根7の脱気溝23よりスクリ
ュコンベア6の基端側外周面とシリンダの内周面との間
に微小間隙が形成されるようになされている。
【0025】次に、本実施例の作用について説明する。
【0026】本実施例においては、スクリュコンベア6
を回転駆動させることにより、図示しないホッパから前
記シリンダの内部に図示しない樹脂を供給し、前記スク
リュコンベア6により前記樹脂をスクリュコンベア6の
先端側に搬送しながら、ヒータを動作させることによ
り、樹脂を溶融し、この溶融樹脂は、図示しないヘッド
を介して所定の樹脂成型用のダイに送られる。
【0027】そして、前記スクリュコンベア6のスクリ
ュ羽根7により樹脂が送給される場合、この溶融樹脂
は、前記スクリュ羽根7の間を移動するものであり、こ
の移動の際、前記溶融樹脂は、前記スクリュ羽根7のス
クリュコンベア6の先端側側面すなわち図1においてス
クリュ羽根7の左側側面により押圧力を掛けられながら
送られるものである。この場合に、前記ホッパから樹脂
とともにシリンダの内部に混入された空気は、前記スク
リュ羽根7の押圧力により樹脂から追い出され、前記ス
クリュ羽根7のスクリュコンベア6の基端側側面近傍す
なわち図1においてスクリュ羽根7の右側近傍に集まる
ことになる。この空気は、前記スクリュ羽根7の脱気溝
23よりスクリュコンベア6の基端側外周面とシリンダ
の内周面との間に形成された微小間隙を介して脱気溝2
3に流入し、前記ホッパから外部に放出される。
【0028】このとき、前記スクリュ羽根7とシリンダ
の内周面との間隙寸法は極めて微小であるため、粘性抵
抗の高い溶融樹脂は、前記微小間隙から脱気溝23に流
入してしまうことはない。
【0029】したがって、本実施例においては、シリン
ダの内部に混入した空気を脱気溝23を介して確実に外
部に放出させることができるので、気泡の混入のない溶
融樹脂をヘッドに送給させることができ、その結果、気
泡の混入による成型樹脂の局部的な強度の低下を防止
し、ピンホールの発生等による成型樹脂の破損等を防止
して適正な成型を行なうことができる。さらに、気泡の
膨張による押出脈動が生じることがないので、溶融樹脂
を円滑に送給させることができ、しかも、溶融樹脂は外
気にさらされないので、シリンダの内部における溶融樹
脂の酸化を確実に防止することができ、樹脂品質の劣化
を防止して樹脂製品の品質を高めることができる。
【0030】また、従来のようにシリンダに脱気窓を形
成する構造ではないので、溶融樹脂がシリンダの外部に
漏洩してしまうことがなく、しかも、シリンダの内部に
空気を吸込んでしまうこともない。さらに、溶融樹脂が
脱気窓に付着することによる焦げの発生を確実に防止す
ることができる。
【0031】また、図2は本発明の他の実施例を示した
もので、スクリュコンベア6の外周面に形成されたスク
リュ羽根7の外周面には、脱気溝23が形成されてお
り、本実施例においても前記実施例と同様に、前記スク
リュ羽根7の脱気溝23よりスクリュコンベア6の基端
側外径は、スクリュコンベア6の先端側外径よりわずか
に小径とされている。
【0032】また、本実施例においては、前記スクリュ
コンベア6の中心には、軸方向に延在し基端面に開口す
る脱気通路24が形成されており、前記脱気溝23の底
部には、前記スクリュコンベア6を半径方向に貫通して
前記脱気通路24に連通する複数の脱気孔25,25…
が周方向に所定間隔を有するように穿設されている。さ
らに、前記脱気通路24には、真空ポンプ等の空気排出
装置26が接続されている。
【0033】次に、本実施例の作用について説明する。
【0034】本実施例においては、前記スクリュコンベ
ア6のスクリュ羽根7により樹脂が送給される場合、前
記スクリュ羽根7の押圧力により樹脂から追い出された
空気は、前記スクリュ羽根7の脱気溝23に流入し、脱
気孔25を介して脱気通路24に送られ、空気排出装置
26により外部に放出される。このとき、本実施例にお
いては、空気排出装置26により脱気通路24の内部の
空気を吸引しているので、脱気通路24の内部圧力が低
くなり、前記脱気溝23に流入する空気を脱気孔25を
介して円滑に脱気通路24に送ることができる。また、
前記スクリュ羽根7とシリンダの内周面との間隙寸法が
極めて微小であるため、溶融樹脂が脱気溝23に流入し
てしまうことはない。
【0035】したがって、本実施例においても前記実施
例と同様に、シリンダの内部に混入した空気を脱気溝2
3、脱気孔25および脱気通路24をそれぞれ介して確
実に外部に放出させることができるので、気泡の混入の
ない溶融樹脂をヘッドに送給させることができ、その結
果、成型樹脂の破損等を防止して適正な成型を行なうこ
とができる。さらに、溶融樹脂を円滑に送給させること
ができ、しかも、シリンダの内部における溶融樹脂の酸
化を防止して樹脂製品の品質を高めることができる。ま
た、溶融樹脂がシリンダの外部に漏洩してしまうことが
なく、しかも、シリンダの内部に空気を吸込んでしまう
こともない。
【0036】さらに、図3および図4は本発明の他の実
施例を示したもので、スクリュコンベア6のスクリュ羽
根7の外周面には、脱気溝23が形成されており、この
脱気溝23よりスクリュコンベア6の基端側のスクリュ
羽根7の外周には、図4に示すように、微小幅寸法を有
する複数の脱気用スリット27,27…が周方向に所定
間隔を有するように形成されている。
【0037】その他の構成は前記実施例に示すものと同
様であるため同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
【0038】本実施例においては、前記スクリュコンベ
ア6のスクリュ羽根7により樹脂が送給される場合、前
記スクリュ羽根7の押圧力により樹脂から追い出された
空気は、前記スクリュ羽根7の脱気用スリット27を介
して脱気溝23に流入し、脱気孔25を介して脱気通路
24に送られ、空気排出装置により外部に放出されるこ
とになる。このとき、前記脱気用スリット27の幅寸法
は極めて微小であるため、粘性抵抗の高い溶融樹脂は、
前記微小間隙から脱気溝23に流入してしまうことはな
い。
【0039】したがって、本実施例においても前記実施
例と同様に、シリンダの内部に混入した空気を脱気用ス
リット27、脱気溝23、脱気孔25および脱気通路2
4をそれぞれ介して確実に外部に放出させることができ
るので、気泡の混入のない溶融樹脂をヘッドに送給させ
ることができ、その結果、成型樹脂の破損等を防止して
適正な成型を行なうことができる。さらに、溶融樹脂を
円滑に送給させることができ、しかも、シリンダの内部
における溶融樹脂の酸化を防止して樹脂製品の品質を高
めることができる。また、溶融樹脂がシリンダの外部に
漏洩してしまうことがなく、しかも、シリンダの内部に
空気を吸込んでしまうこともない。
【0040】なお、前記実施例においては、シリンダの
空気を脱気溝23に流入させるために脱気用スリット2
7を形成するようにしたが、図5に示すように、微小な
径を有する複数の脱気用孔28を形成するようにしても
よい。
【0041】また、図6は本発明の他の実施例を示した
もので、本実施例においては、スクリュコンベア6のス
クリュ羽根7の外周面には、2本の脱気溝23a,23
bが平行に形成されており、これら脱気溝23a,23
bよりスクリュコンベア6の基端側のスクリュ羽根7の
各外周には、微小幅寸法を有する複数の脱気用スリット
27が周方向に所定間隔を有するように形成されてい
る。また、スクリュコンベア6の先端側の脱気溝23a
には、スクリュコンベア6の中心に形成された脱気通路
24に連通する複数の脱気孔25が穿設されている。
【0042】その他の構成は前記実施例に示すものと同
様であるため同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
【0043】本実施例においても、前記スクリュコンベ
ア6のスクリュ羽根7により樹脂が送給される場合、前
記スクリュ羽根7の押圧力により樹脂から追い出された
空気は、前記スクリュ羽根7の各脱気用スリット27を
介して脱気溝23a,23bに流入し、脱気孔25を介
して脱気通路24に送られ、空気排出装置により外部に
放出されることになる。このとき、前記脱気用スリット
27の幅寸法は極めて微小であるため、粘性抵抗の高い
溶融樹脂は、前記微小間隙から脱気溝23a,23bに
流入してしまうことはない。しかも、本実施例において
は、脱気溝23a,23bを2本形成しているので、万
一、溶融樹脂が脱気用スリット27からスクリュコンベ
ア6の基端側の脱気溝23bに流入した場合でも、スク
リュコンベア6の先端側の脱気溝23aまでは流入して
しまうことがなく、この先端側の脱気溝23aにより、
適正に空気を排出することができるものである。
【0044】したがって、本実施例においても前記実施
例と同様に、シリンダの内部に混入した空気を脱気用ス
リット27、各脱気溝23a,23b、脱気孔25およ
び脱気通路24をそれぞれ介して確実に外部に放出させ
ることができるので、気泡の混入のない溶融樹脂をヘッ
ドに送給させることができ、その結果、成型樹脂の破損
等を防止して適正な成型を行なうことができる。さら
に、溶融樹脂を円滑に送給させることができ、しかも、
シリンダの内部における溶融樹脂の酸化を防止して樹脂
製品の品質を高めることができる。また、溶融樹脂がシ
リンダの外部に漏洩してしまうことがなく、しかも、シ
リンダの内部に空気を吸込んでしまうこともない。
【0045】また、図7は本発明のさらに他の実施例を
示したもので、本実施例においては、脱気溝を形成せ
ず、スクリュコンベア6の谷径外周面であって、スクリ
ュ羽根7の前記スクリュコンベア6の基端側近傍には、
スクリュコンベア6の中心に形成された脱気通路24に
連通する微小径とされた複数の脱気孔25,25…が形
成されている。
【0046】本実施例においては、前記スクリュコンベ
ア6のスクリュ羽根7により樹脂が送給される場合、前
記スクリュ羽根7の押圧力により樹脂から追い出された
空気は、前記スクリュ羽根7のスクリュコンベア6の基
端側近傍に集中することになり、この空気は、前記脱気
孔25を介して脱気通路24に送られ、空気排出装置に
より外部に放出されることになる。このとき、前記溶融
樹脂は、前記スクリュ羽根7により押圧されてスクリュ
羽根7のスクリュコンベア6の先端側に集められ、この
スクリュ羽根7の押圧力により樹脂から追い出された空
気は、各スクリュ羽根7の間の残った容積部分すなわち
前記スクリュ羽根7のスクリュコンベア6の基端側側面
近傍に集まる。そして、本実施例においては、この空気
の集まる部分に脱気孔25を形成するようにしているの
で、各スクリュ羽根7の間に溶融樹脂を一杯に充填する
ような大量の押出量を必要としない状態においては、脱
気孔25に溶融樹脂が流入してしまうことはない。
【0047】したがって、本実施例においても前記実施
例と同様に、シリンダの内部に混入した空気を脱気孔2
5および脱気通路24をそれぞれ介して確実に外部に放
出させることができるので、気泡の混入のない溶融樹脂
をヘッドに円滑に送給させることができ、その結果、適
正な樹脂成型を行なうことができる。さらに、シリンダ
の内部における溶融樹脂の酸化を防止して樹脂製品の品
質を高めることができ、また、溶融樹脂がシリンダの外
部に漏洩したり、シリンダの内部に空気を吸込んでしま
うこともない。また、本実施例においては、脱気溝を形
成しないので、構造が簡単となり、容易に、かつ、安価
に製造することができる。
【0048】また、図8は本発明の他の実施例を示した
もので、本実施例においては、スクリュコンベア6のス
クリュ羽根7の外周面に、脱気通路24に連通する複数
の脱気孔25を形成するようにしたものである。この場
合に、前記スクリュ羽根7の外周面と図示しないシリン
ダの内周面との間隙寸法は、粘性の高い溶融樹脂は通過
せず、空気のみを通過させるように適正な寸法に設定さ
れる。
【0049】本実施例においても、前記各実施例のもの
と同様に、前記スクリュ羽根7の押圧力により樹脂から
追い出された空気は、前記スクリュ羽根7の外周面とシ
リンダの内周面との間隙を通過して脱気孔25に流入
し、脱気通路24を介して空気排出装置26により外部
に放出される。このとき、スクリュ羽根7とシリンダと
の間隙寸法は極めて微小であるため、粘性抵抗の高い溶
融樹脂は、前記脱気孔25に流入してしまうことはな
い。
【0050】したがって、本実施例においても前記各実
施例と同様に、シリンダの内部に混入した空気を脱気孔
25および脱気通路24をそれぞれ介して確実に外部に
放出させることができるので、気泡の混入のない溶融樹
脂をヘッドに円滑に送給させることができ、その結果、
適正な樹脂成型を行なうことができる。さらに、シリン
ダの内部における溶融樹脂の酸化を防止して樹脂製品の
品質を高めることができ、また、溶融樹脂がシリンダの
外部に漏洩したり、シリンダの内部に空気を吸込んでし
まうこともない。また、本実施例においては、脱気溝を
形成しないので、構造が簡単となり、容易に、かつ、安
価に製造することができる。
【0051】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて種々変更することが可能であ
る。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る押出機の
スクリュコンベアは、シリンダの内部に混入した空気を
確実に外部に放出させることができるので、気泡の混入
のない溶融樹脂をヘッドに送給させることができ、その
結果、気泡の混入による成型樹脂の局部的な強度の低下
を防止し、ピンホールの発生等による成型樹脂の破損等
を防止して適正な成型を行なうことができる。さらに、
気泡の膨張による押出脈動が生じることがないので、溶
融樹脂を円滑に送給させることができ、しかも、溶融樹
脂は外気にさらされないので、シリンダの内部における
溶融樹脂の酸化を確実に防止することができ、樹脂品質
の劣化を防止して樹脂製品の品質を高めることができ
る。また、従来のようにシリンダに脱気窓を形成する構
造ではないので、溶融樹脂がシリンダの外部に漏洩して
しまうことがなく、しかも、シリンダの内部に空気を吸
込んでしまうこともない。さらに、溶融樹脂が脱気窓に
付着することによる焦げの発生を確実に防止することが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押出機のスクリュコンベアの一実
施例を示すスクリュコンベア部分の概略構成図
【図2】本発明の他の実施例を示すスクリュコンベア部
分の概略構成図
【図3】本発明の他の実施例を示すスクリュコンベア部
分の概略構成図
【図4】図3の断面図
【図5】本発明の他の実施例を示すスクリュコンベア部
分の断面図
【図6】本発明の他の実施例を示すスクリュコンベア部
分の概略構成図
【図7】本発明の他の実施例を示すスクリュコンベア部
分の概略構成図
【図8】本発明の他の実施例を示すスクリュコンベア部
分の概略構成図
【図9】従来の押出機を示す概略構成図
【図10】従来の他の押出機を示す概略構成図
【符号の説明】
6 スクリュコンベア 7 スクリュ羽根 23 脱気溝 24 脱気通路 25 脱気孔 26 空気排出装置 27 脱気用スリット 28 脱気用孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のシリンダの基端部に所定の樹脂を
    このシリンダの内部に供給するためのホッパを配設する
    とともに、前記シリンダの外周面に前記樹脂を加熱溶融
    するヒータを配設してなる押出機の内部に、外周に螺旋
    状のスクリュ羽根が形成され回転により前記シリンダの
    内部に前記ホッパから供給される樹脂を前記シリンダ先
    端部の押出口に向けて搬送するための押出機のスクリュ
    コンベアにおいて、前記スクリュコンベアのスクリュ羽
    根の外周面に脱気溝を形成したことを特徴とする押出機
    のスクリュコンベア。
  2. 【請求項2】 前記スクリュコンベアの中心部に軸方向
    に延在し基端面に開口する脱気通路を形成し、前記脱気
    溝の底部に前記スクリュコンベアを半径方向に貫通して
    前記脱気通路に連通する複数の脱気孔を周方向に所定間
    隔を有するように穿設したことを特徴とする請求項1に
    記載の押出機のスクリュコンベア。
  3. 【請求項3】 前記スクリュ羽根の脱気溝よりスクリュ
    コンベアの基端側外径を、前記スクリュコンベアの先端
    側外径よりわずかに小径となるように形成し、このスク
    リュ羽根の脱気溝よりスクリュコンベアの基端側外周面
    とシリンダの内周面との間に微小間隙を形成したことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の押出機のス
    クリュコンベア。
  4. 【請求項4】 前記スクリュ羽根の脱気溝よりスクリュ
    コンベアの基端側外周に、微小幅寸法を有する複数の脱
    気用スリットを周方向に所定間隔を有するように形成し
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の押
    出機のスクリュコンベア。
  5. 【請求項5】 前記スクリュ羽根の脱気溝よりスクリュ
    コンベアの基端側に、微小径を有する複数の脱気用孔を
    周方向に所定間隔を有するように形成したことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の押出機のスクリュ
    コンベア。
  6. 【請求項6】 前記スクリュコンベアの脱気通路に空気
    排出装置を接続したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項5のいずれかに記載の押出機のスクリュコンベア。
  7. 【請求項7】 筒状のシリンダの基端部に所定の樹脂を
    このシリンダの内部に供給するためのホッパを配設する
    とともに、前記シリンダの先端部には、溶融樹脂を押出
    す押出口を形成し、前記シリンダの内部に前記ホッパか
    ら供給される樹脂を前記押出口に向けて搬送する螺旋状
    のスクリュ羽根が形成されたスクリュコンベアを回転駆
    動自在に配設し、前記シリンダの外周面に前記樹脂を加
    熱溶融するヒータを配設してなる押出機のスクリュコン
    ベアにおいて、前記スクリュコンベアの中心部に軸方向
    に延在し基端面に開口する脱気通路を形成し、前記スク
    リュコンベアの外周面であってスクリュ羽根のスクリュ
    コンベアの基端側近傍に前記スクリュコンベアを半径方
    向に貫通して前記脱気通路に連通する複数の脱気孔を周
    方向に所定間隔を有するように穿設したことを特徴とす
    る押出機のスクリュコンベア。
  8. 【請求項8】 筒状のシリンダの基端部に所定の樹脂を
    このシリンダの内部に供給するためのホッパを配設する
    とともに、前記シリンダの先端部には、溶融樹脂を押出
    す押出口を形成し、前記シリンダの内部に前記ホッパか
    ら供給される樹脂を前記押出口に向けて搬送する螺旋状
    のスクリュ羽根が形成されたスクリュコンベアを回転駆
    動自在に配設し、前記シリンダの外周面に前記樹脂を加
    熱溶融するヒータを配設してなる押出機のスクリュコン
    ベアにおいて、前記スクリュコンベアの中心部に軸方向
    に延在し基端面に開口する脱気通路を形成し、前記スク
    リュ羽根の外周面に前記スクリュコンベアを半径方向に
    貫通して前記脱気通路に連通する複数の脱気孔を周方向
    に所定間隔を有するように穿設したことを特徴とする押
    出機のスクリュコンベア。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874594B2 (en) 2001-10-04 2005-04-05 Nsk Ltd. Controller for electric power steering system
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