JPH0817520A - ケーブルの接続構造 - Google Patents

ケーブルの接続構造

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Publication number
JPH0817520A
JPH0817520A JP6148875A JP14887594A JPH0817520A JP H0817520 A JPH0817520 A JP H0817520A JP 6148875 A JP6148875 A JP 6148875A JP 14887594 A JP14887594 A JP 14887594A JP H0817520 A JPH0817520 A JP H0817520A
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JP
Japan
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cable
core wire
ground
connection structure
holding portion
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Pending
Application number
JP6148875A
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English (en)
Inventor
Koki Ogawa
弘毅 小川
Ryuichi Katayama
隆一 片山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの接続作業を容易に行うことがで
き、また振動に対する接続の安定性を向上できるケーブ
ルの接続構造を提供する。 【構成】 芯線保持部7とケーブル保持部5を有するコ
ネクタ3を電子回路パッケージ1の基板上に固定する。
芯線保持部7は基板信号部に接続される信号接続足10
を有する。ケーブル保持部5は基板アース部に接続され
るアース接続足9と、ケーブル内に圧入してケーブル1
のアース部に接続される突起部6を有している。コネク
タ3の芯線保持部7にケーブル1の芯線8を、またケー
ブル保持部5にケーブル1をそれぞれ固定保持し、蓋4
を被せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーブルの接続構造に関
し、特に、通信装置の電子回路パッケージ等における同
軸ケーブル等の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信装置の電子回路パッケージ等におい
ては、外部からの信号を同軸ケーブル等の芯線を介して
基板上に接続する構造が採られる。この場合、芯線の外
側に絶縁体を介して設けられたアース部を露出させ、こ
の露出部の外側に取付けたアース金具を電子回路パッケ
ージに固定し接続する構造としている。なお、アース部
は、芯線を外部からの妨害から保護するために設けられ
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造の場合、ケーブルの接続側の先端部において、
ケーブル外被を剥離するなどしてアース部を露出させる
必要があるため、ケーブル接続作業が手間のかかるもの
であった。
【0004】また、上記のようにアース金具によってア
ース部を固定し接続する構造では、このアース部におけ
る接続が振動等に対し不安定であるという問題もあっ
た。
【0005】本発明の目的は、ケーブルの接続作業を容
易に行うことができ、また振動に対する接続の安定性を
向上できるケーブルの接続構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、芯線保持部
とケーブル保持部を有するコネクタを基板上に固定し、
芯線保持部は基板信号部に接続される信号接続足を有
し、ケーブル保持部は基板アース部に接続されるアース
接続足と前記ケーブル内に圧入してアース部に接続され
る突起部とを有し、芯線を芯線保持部に、またアース部
をケーブル保持部にそれぞれ固定保持する構成とした。
ここで、例えば、芯線保持部は芯線と信号接続足にそれ
ぞれ接触する接続部を有し、ケーブル保持部は突起部と
アース接続足にそれぞれ接触するアース板を有する。ま
た、芯線保持部に芯線を、またケーブル保持部にケーブ
ルをそれぞれ収納した状態で、コネクタに蓋を被せてケ
ーブルをコネクタに固定保持する構造としても良い。
【0007】また本発明では、アース部に接続された固
定足を、基板のアース部に接続された穴に挿入し、接続
する構成とした。ここで、固定足は例えばアース部に一
体に固定されるものである。
【0008】
【作用】上記コネクタを用いた発明では、ケーブルを取
付けた状態においては、芯線保持部に芯線を、またケー
ブル保持部にはケーブル自体をそれぞれ収納保持する。
これにより、芯線が接続部を介して基板信号部に、また
アース部は突起部を介して基板アース部にそれぞれ容易
に接続することができる。そして、コネクタに蓋を被せ
ることで、ケーブルがコネクタの固定保持され、振動に
対する接続の安定性が向上する。
【0009】固定足を用いた他の発明では、固定足を基
板端子穴に挿入し接続することで、ケーブルのアース部
を基板アース部に容易に接続できる。そして、固定足を
ケーブルのアース部に一体に固定することで、振動に対
する接続の安定性の向上が図れる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面を用いて説
明する。
【0011】(実施例1)図1〜図4に本発明の実施例
1を示した。これらの図において、符号1は基板等で構
成される電子回路パッケージであり、またコネクタ3と
蓋4によって同軸ケーブル2が固定されている。
【0012】コネクタ3は、合成樹脂等で作られたもの
であり、また図1、図2、あるいは図4に示したよう
に、芯線保持部7とケーブル保持部5を有している。芯
線保持部7は、半円状の凹部であり、金属等で作られた
導電性の、半円筒状の接続部25が内面に設けられてい
る。接続部25の内径は、同軸ケーブル2の芯線8の外
径と同じあるいはやや小さくなっている。
【0013】ケーブル保持部5は、半円状の凹部であ
り、金属等で作られた導電性の、半円筒状のアース板2
4が内面に取付けられている。アース板24の内径は、
同軸ケーブル2の外径と同じあるいはやや小さくなって
いる。アース板24の内側には、複数の突起部6が形成
されている。これらの突起部6は、アース板24の一部
を内側に押圧してアース板24と一体形成されるか、あ
るいは導電性部材で作った別体物をアース板24の内側
に溶接や半田付け等により導通性があるように一体に固
着して形成される。
【0014】また、図1、2を参照して、芯線保持部7
の下側には信号接続足10が、またケーブル保持部5の
下側にはアース接続足9が、それぞれ設けられている。
信号接続足10は、金属等で作られた導電性の棒状部材
であり、その上端は接続部25に接続されている。アー
ス接続足9も、金属等で作られた導電性の棒状部材であ
り、その上端はアース板24に接続されている。なお、
信号接続足10あるいはアース接続足9は、接続部25
あるいはアース板24と一体に形成しても、別体物を上
記同様に溶接や半田付け等により導通性があるように一
体に固着する構成としても良い。
【0015】以上のように構成される実施例1の接続構
造においては、同軸ケーブル7およびその先端部におい
て露出させた芯線8をそれぞれケーブル保持部5および
芯線保持部7に図4においてB方向に押し込む。また、
次いで、コネクタ3に蓋4を被せる。コネクタ3は、接
着ないしはねじ等の手段で蓋4に固着されている。
【0016】これにより、図1、2に示したように、芯
線保持部7においては芯線8が接続部25に圧接され、
また、芯線8と接触している接続部25は信号接続足1
0により電子回路パッケージ1に接続され、これによ
り、ケーブル2ないし芯線8を介して外部からの信号が
電子回路パッケージに接続することができる。
【0017】また、ケーブル保持部5では、アース板2
4に設けられた突起部6がケーブル2内に圧入する。そ
して、突起部がケーブル2の絶縁性の外被11を通り、
ケーブル2内部のアース部12に接触し、またアース接
続足9を介して電子回路パッケージ1に接続される。な
お、アース部12と芯線8の間には、絶縁体22が設け
られ、接触しない構造となっている。
【0018】なお、上記は芯線が1本である同軸ケーブ
ルを電子回路パッケージ(基板)に接続する場合の例で
あるが、複数本の芯線を有するケーブルを電子回路パッ
ケージ(基板)に接続する場合にも同様に適用すること
ができる。この場合には、芯線の数に対応する数のコネ
クタを電子回路パッケージ(基板)上に設け、各コネク
タに芯線を1本づつ上記同様に接続する構造とすれば良
い。
【0019】(実施例2)図5に第2発明の実施例2を
示した。図において、符号1は、基板等で構成される電
子回路パッケージであり、実施例2に係る固定足付きの
ケーブル13が取付けられている。また固定足付きケー
ブル13の先端部から露出した芯線8が電子回路パッケ
ージに接続されている。
【0020】ケーブル13は、図6のように、複数の固
定足14がケーブル長さ方向に所定の間隔で突出して設
けられているものである。これらの固定足14は、図
7、8を参照して、ケーブル13の内側に設けられた絶
縁性の外被24の内側にあるアース部15に接続されて
いる。なお、固定足14は、別体物をアース部15に導
通あるように上記同様に溶接や半田付け等により接続し
たものでも、あるいはアース部15に一体形成したもの
でも良い。また、ケーブル13のアース部15の内側に
は絶縁体22を介して芯線8が設けられている。
【0021】以上のように構成される実施例2の接続構
造においては、図7、8のように、電子回路パッケージ
1の信号路に対応する基板穴に芯線8を接続する。ま
た、固定足14を電子回路パッケージ1のアースに接続
された基板穴21に挿入して固定する。これにより、基
板穴21、固定足14、並びにアース部15が全てアー
スに接続された状態となる。
【0022】なお、基板穴21は電子回路パッケージ1
上に自由に設けられるため、固定足付きケーブル13
は、図5のように、自由な曲線を描くことができる。
【0023】ここで、図9、10に従来のケーブル接続
構造を示した。この従来の構造では、ケーブル16のア
ース部18は、接続部20が設けられたアース金具19
により固定され、またこのアース金具19を介して電子
回路パッケージ15のアースに接続される。ケーブル1
6の芯線17は、電子回路パッケージ15の信号路に対
応する基板穴に装着され、これにより外部からの信号は
芯線17を介して電子回路パッケージに接続される。ア
ース部18と芯線17は、絶縁体23により接触しない
構造となっている。
【0024】
【発明の効果】請求項1〜3記載の本発明では、芯線保
持部とケーブル保持部を有するコネクタを用いてケーブ
ルを接続する構造としたので、次のような効果が得られ
る。
【0025】ケーブルの外被を剥かずにアース接続が
可能となるので、作業が容易となる。また、アース接続
を確実に行うことができ、振動に対しての影響がない。
【0026】芯線を折り曲げて電子回路パッケージに
取付ける必要がないため、手間がかからない。更に、電
子回路パッケージ上に芯線が剥き出しにならないことか
ら、ショートしたり、ショートを防ぐための金具を設け
る必要がない。
【0027】請求項4ないし5記載の本発明では、アー
ス部に接続された固定足を基板アース部に接続された穴
に挿入し接続したので、次のような効果が得られる。
【0028】ケーブルの外被を剥がさずにアース接続
が可能となる。このため、作業が容易となり、またアー
ス接続が確実に行え、更に振動に対しての影響がない。
【0029】ケーブルの経路を自由に決定できるの
で、電子回路パッケージへの取付けも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の接続構造においてコネクタ
に蓋を被せた状態の側面図である。
【図2】図1におけるA−A線の断面図である。
【図3】実施例1の接続構造の概要を示した斜視図であ
る。
【図4】実施例1におけるケーブルとコネクタの接続の
詳細を示した斜視図である。
【図5】本発明の実施例2の接続構造の概要を示した斜
視図である。
【図6】実施例2を構成する固定足付きのケーブルの斜
視図である。
【図7】電子回路パッケージに固定足付きケーブルを取
付けた状態の側面図である。
【図8】図7におけるD−D線の断面図である。
【図9】従来のアースの接続構造の説明図である。
【図10】図9の構成部材の詳細を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電子回路パッケージ 2 同軸ケーブル 3 コネクタ 4 蓋 5 ケーブル保持部 6 突起部 7 芯線保持部 8 芯線 9 アース接続足 10 信号接続足 13 ケーブル 14 固定足 15 アース部 24 アース板 25 接続部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線の外側に絶縁体を介してアース部が
    設けられたケーブルの接続構造において、 芯線保持部とケーブル保持部を有するコネクタを基板上
    に固定し、前記芯線保持部は、基板信号部に接続される
    信号接続足を有し、前記ケーブル保持部は、基板アース
    部に接続されるアース接続足と、前記ケーブル内に圧入
    して前記アース部に接続される突起部とを有し、前記芯
    線を前記芯線保持部に、また前記アース部を前記ケーブ
    ル保持部にそれぞれ固定保持することを特徴とするケー
    ブルの接続構造。
  2. 【請求項2】 前記芯線保持部は前記芯線と前記信号接
    続足にそれぞれ接触する接続部を有し、前記ケーブル保
    持部は前記突起部と前記アース接続足にそれぞれ接触す
    るアース板を有することを特徴とする請求項1記載のケ
    ーブルの接続構造。
  3. 【請求項3】 前記芯線保持部に前記芯線を、また前記
    ケーブル保持部にケーブルをそれぞれ収納した状態で、
    前記コネクタに蓋を被せて前記ケーブルを前記コネクタ
    に固定保持することを特徴とする請求項1または2記載
    のケーブルの接続構造。
  4. 【請求項4】 芯線の外側に絶縁体を介してアース部が
    設けられたケーブルの接続構造において、 前記アース部に接続された固定足を、基板のアース部に
    接続された穴に挿入し、接続したことを特徴とするケー
    ブルの接続構造。
  5. 【請求項5】 前記固定足が前記アース部に一体に固定
    されていることを特徴とする請求項4記載のケーブルの
    接続構造。
  6. 【請求項6】通信装置の電子回路パッケージにおけるケ
    ーブルのアース接続に用いられる請求項1、2、3、4
    または5記載のケーブルの接続構造。
JP6148875A 1994-06-30 1994-06-30 ケーブルの接続構造 Pending JPH0817520A (ja)

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ID=15462681

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210076115A (ko) * 2019-05-10 2021-06-23 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 동축 커넥터 세트에 있어서의 그라운드 접속 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210076115A (ko) * 2019-05-10 2021-06-23 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 동축 커넥터 세트에 있어서의 그라운드 접속 구조

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