JPH08173616A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH08173616A
JPH08173616A JP6336352A JP33635294A JPH08173616A JP H08173616 A JPH08173616 A JP H08173616A JP 6336352 A JP6336352 A JP 6336352A JP 33635294 A JP33635294 A JP 33635294A JP H08173616 A JPH08173616 A JP H08173616A
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吉平 新山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技制御における個々の回路処理分担が可能
で、回路の複雑化を防止でき、かつ十分な遊技制御がで
きる遊技機を提供する。 【構成】 遊技機本体20(遊技機枠)に前面装飾体1
4を配設し、この前面装飾体14を制御する枠制御回路
901を遊技機本体20に設け、さらに遊技機情報表示
器902を設ける。これにより、前面装飾体14を制御
する枠制御回路901を遊技制御回路から切り離して前
面装飾体14に設けることにより、遊技制御回路の負担
を軽減し、同回路の複雑化を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に係わり、詳し
くは遊技機枠に電気的機構体を配設し、この電気的機構
体を制御する遊技機枠制御手段を別設した遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機のガラス枠は、中央に四角
い開口部を形成した額縁状の枠体によって構成され、こ
の枠体にガラスを保持する機能を持たせている。すなわ
ち、ガラス枠は金属製からなり、その裏面側に2枚のガ
ラスを保持可能な保持部が形成されている。そして、ガ
ラス枠は前面枠の開口部の縁に釘により固定された縁飾
り枠に形成された蝶番に固定されており、遊技機の前面
側に遊技盤を覆う状態で開閉可能なように構成されてい
る。また、遊技盤表面にバンド部材(例えば、内バン
ド、外バンド)や遊技盤の側部を装飾するサイドケース
に形成された区画壁により遊技領域を形成し、発射装置
から遊技球を遊技領域に向けて発射して、遊技を行って
いる。そして、遊技盤の前面側にガラス枠が配置され、
ガラス枠の開口部から遊技盤の区画壁によって形成され
た遊技領域の区画部を遊技機の前面側から視認可能な状
態としている。なお、ガラス枠を樹脂により形成するも
のも考えられている。
【0003】さらに、従来の遊技機では、効果音を発生
するスピーカーは開閉パネルあるいは前面枠の裏面に1
個備えられている。なお、スピーカーの配置は、機種や
製造メーカーによって若干の相違がある。そして、この
1個のスピーカーで複数種類の音、例えば賞球排出音と
か、大当り音、リーチ音等のあらゆる音を出力してい
る。音の出力を制御する制御回路はモノラル音の発生の
制御を行っており、1個のスピーカーからモノラル音が
出力されている。なお、遊技機からの音だけを発生可能
であり、遊技機外部からの音(例えば、管理装置からの
入力情報に基づく音)は出力していない。また、従来の
遊技機では、役物装置や遊技に関連する表示を行う表示
器の制御を主に遊技制御回路で行うとともに、球の排出
に関する制御は排出制御回路で行い、球の発射に関する
制御は発射制御回路で行っている。そして、遊技機前面
の装飾体(例えば、パイロットランプ等)は遊技制御回
路で制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の遊技
機にあっては、各種制御の面で、以下のような問題点が
あった。 (イ)役物装置、遊技に関連する表示および遊技機前面
の装飾体を全て遊技制御回路で行う構成になっていたた
め、同回路の構成が複雑化し、制御の負担が大きいとい
う欠点があった。 (ロ)従来の遊技制御回路では回路の制御容量が不足気
味であり、より一層高いレベルで各種の機能要求を十分
に果すことが困難であった。すなわち、遊技制御回路を
各種の機能要求を十分に果すように単体で作ると、回路
の複雑化やコストの上昇を招くため、従来の構成のまま
で性能を高めようとすると、回路の制御容量が不足して
いた。 (ハ)従来は遊技機の枠部分の構成が異なると、その枠
部分の構成に沿った制御を行うために遊技制御回路毎に
枠制御部を設け、この枠制御部によりその枠部分の制御
を行っている。そのため、遊技制御回路を共通化するこ
とができなかった。すなわち、遊技制御の部分は同じで
も枠制御の内容が異なるため、同じ種類の遊技機(例え
ば、第1種)でも、遊技制御回路の共通化が困難であっ
た。したがって、どのような遊技機枠でも使用できるよ
うにすることができなかった。その結果、例えば遊技盤
の交換時には不利であり、必然的に遊技機枠を制御可能
なタイプの遊技制御回路に交換する必要があり、コスト
高にもなっていた。 (ニ)1個のスピーカーからモノラル音が出力されてい
るだけであったため、遊技情報の装飾が十分でなかっ
た。 (ホ)ラッキーナンバー遊技の制御は極めて簡単な制御
(例えば、単にランプを点灯するだけのようなもの)を
遊技制御回路で行うもので、複雑なラッキーナンバー遊
技制御には対応しておらず、ホールにとってはラッキー
ナンバー営業の点でもの足りなかった。
【0005】そこで本発明は、遊技制御における個々の
回路処理分担が可能で、回路の複雑化を防止でき、かつ
十分な遊技制御を行うことのできる遊技機を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技機は、遊技盤と、遊技機枠
とを有し、遊技状態を制御する遊技制御手段を備えた遊
技機において、前記遊技機枠に電気的機構体を配設し、
該電気的機構体を制御する遊技機枠制御手段を、遊技機
枠の所定箇所に設けたことを特徴とする。
【0007】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記電気的機構体は、ステレオ音を出
力可能なステレオ音出力手段を有し、前記遊技機枠制御
手段は、ステレオ音出力手段をステレオサウンドで制御
可能なステレオ音制御手段を含んでいるようにしてもよ
い。例えば請求項3記載のように、前記電気的機構体
は、獲得賞球によりその遊技機での遊技の続行ができる
ラッキー識別情報と、獲得賞球を景品と一旦交換した
後、再度貸球を購入してからその遊技者において遊技を
続行できるアンラッキー識別情報とによって遊技の継続
を判断するラッキーナンバー遊技に関連した表示を行う
ことのできる表示手段を有し、前記遊技機枠制御手段
は、表示手段に表示されるラッキーナンバー遊技に関連
した表示を制御可能なラッキーナンバー遊技制御手段を
含んでいるようにしてもよい。例えば請求項4記載のよ
うに、前記電気的機構体は、遊技データを表示する遊技
データ表示手段を有し、前記遊技機枠制御手段は、遊技
データ表示手段の表示を制御可能な遊技データ表示制御
手段を含んでいるようにしてもよい。例えば請求項5記
載のように、遊技機が前記遊技機枠制御手段と、外部装
置とを接続する外部接続手段を有するようにしてもよ
い。
【0008】
【作用】本発明では、遊技機枠に電気的機構体が配設さ
れ、この電気的機構体を制御する遊技機枠制御手段が遊
技機枠の所定箇所に設けられる。したがって、電気的機
構体を制御する遊技機枠制御手段を遊技制御回路から切
り離して遊技機枠に設けることにより、遊技制御回路の
負担が軽減し、同回路の複雑化を防止できる。遊技機枠
制御手段を遊技機枠に設けて遊技制御回路とは別にして
それぞれ個別化することにより、遊技機枠制御手段の機
能を充実させることが可能になる。その結果、遊技制御
回路が遊技機枠制御手段の機能を果す必要もなくなり、
制御容量も十分になってより一層高いレベルで各種の機
能要求を満たすことができる。また、遊技制御回路の構
成の複雑化やコストの上昇を避けることができる。遊技
機の枠部分の構成が異なった場合、その枠部分に沿った
制御を行うための遊技機枠制御手段を遊技制御回路から
切り離して遊技機枠に設けることにより、遊技制御回路
を共通化することができる。したがって、遊技制御回路
をどのような遊技機枠でも使用できるようにすることが
可能になる。その結果、例えば遊技盤の交換時には有利
であり、遊技機枠制御手段は交換する必要がなく、コス
トも(遊技盤の交換コスト)も低下する。
【0009】電気的機構体にステレオ音出力手段を設
け、遊技機枠制御手段によりステレオ音出力手段をステ
レオサウンドで制御することにより、遊技情報の装飾を
十分に行うことができる。電気的機構体にラッキーナン
バー遊技の表示を行う表示手段を設け、遊技機枠制御手
段に含まれるラッキーナンバー遊技制御手段により表示
手段を制御することにより、ラッキーナンバー遊技の制
御を複雑なものでも行うことが可能で、ホールにとって
はラッキーナンバー営業の点で十分なものにすることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図18は本発明をプリペイドカード
方式のパチンコ機に適用した場合の第1実施例を示して
いる。 A.パチンコ装置の正面構成 図1はパチンコ装置の全体を示す正面斜視図である。図
1において、1はパチンコ装置であり、大きく分けてパ
チンコ機2(以下、適宜単に遊技機という)と、遊技媒
体貸出装置としてのカード式玉貸機(以下、単に玉貸機
という)3によって構成され、これらが対をなして設置
される。パチンコ機2とカード式玉貸機3とが対をなし
て設置されたパチンコ装置1は、いわゆるCR機(カー
ドリーディング機)と称されている。玉貸機3にはカー
ドリーダーが内蔵され、玉貸機3の前面パネル4にはプ
リペイドカードが挿入されるカード挿入口5と、7セグ
メントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カー
ドの残り度数を表示するカード残度数表示器6と、発光
ダイオード等からなりカードの受け付けが有効であるこ
とを表示するカード受付け表示器7とが設けられてい
る。
【0011】パチンコ機2は遊技領域を形成する遊技盤
10と、額縁状前面枠11と、ガラス(透明板)12a
を支持する金属製のガラス枠(金枠)12(ただし、図
1ではほとんど見えておらず、詳しくは図2〜図7参
照)と、ガラス枠12の前面側に取り付けられる取り付
けベース盤13と、取り付けベース盤13の前面側に取
り付けられる前面装飾体14とを有している。額縁状前
面枠11はパチンコ機2の前面側に開閉可能に備えら
れ、ほぼ中央に開口部が形成され、開口部を通して遊技
盤10における遊技に供する各種入賞装置等が見えるよ
うになっている。ガラス枠12は開閉枠に相当し、中央
に開口部が形成されている。また、パチンコ機2は前面
側に前面表示パネル15と、前面操作パネル16とを有
している。額縁状前面枠11は木製(樹脂製でもよい)
の機枠17に対して上部蝶番18および下部蝶番(図示
略)によって開閉可能に支持され、ガラス枠12は額縁
状前面枠11に開閉可能に支持されており、特に本実施
例では着脱可能な構成になっている(詳細は後述)。な
お、額縁状前面枠11の図中左側には縁飾り部19が設
けられており、縁飾り部19はガラス枠12と同様に金
属製である。縁飾り部19の部分には取り付けベース盤
13が配置されていない。これは、取り付けベース盤1
3の所まで取り付けベース盤13を配置すると、ガラス
枠12の開閉が困難になる(例えば、前面装飾体14が
額縁状前面枠11に衝突する)から、余裕を持たせてい
るためである。上記額縁状前面枠11、機枠17、前面
表示パネル15と、前面操作パネル16等の遊技盤10
以外の部分は、全体として遊技機本体(遊技機枠に相
当)20を構成する。
【0012】ここで、前面装飾体(電気的機構体に相
当)14は遊技領域を囲むようにパチンコ機2の前面側
に配置されており、スピーカー304を内蔵する外側ス
ピーカーカバー371、スピーカー314を内蔵する外
側スピーカーカバー372、上部装飾ランプ中継基盤3
06と枠制御回路901と遊技機情報表示器902を内
蔵するランプカバー351、開口縁部装飾体レンズ23
1〜234(一部は図示略)、サイド装飾体401およ
びサイド装飾体402によって構成される(詳細な構成
は後述)。この場合、スピーカー304、314によっ
てステレオ配置構造の音響装置(特に、音出力部分)が
構成される。また、開口縁部装飾体レンズ231〜23
4は遊技領域を取囲むようになっており、開口縁部装飾
体レンズ231〜234によって囲まれた遊技盤の領域
で遊技が行われる。外側スピーカーカバー371、37
2、ランプカバー351およびサイド装飾体401、4
02はパチンコ機2の前面側にやや突出しているととも
に、比較的に大きな形状に形成され、カラフルな色彩が
施されている。枠制御回路(遊技機枠制御手段)901
は遊技機情報表示器902の作動やスピーカー304、
314から出力される音を制御するもので、詳細な回路
構成は後述する。遊技機情報表示器902はランプカバ
ー351のほぼ中央付近に配置され、ドットLED、L
CDあるいはパイロットランプによって表示面が形成さ
れ、枠制御回路901を備えたような構成になってい
る。遊技機情報表示器902は各種の遊技状態の表示を
行う。例えば、ラッキーナンバー、無制限ナンバー、ア
ンラッキーナンバーの表示、ラッキーナンバー決定遊技
の表示、ラッキーナンバー等の遊技中の表示を行う(詳
細な具体例は後述する)。なお、枠制御回路901を備
えた遊技機情報表示器902はパイロットランプを表示
面にして構成されているが、例えば通常のパイロットラ
ンプで表示のみが可能なものと交換が可能である。これ
により、オプション設定でホールが選択的にどちらの遊
技機情報表示器を使用することもでき、便利であるとい
う利点がある。
【0013】前面表示パネル15には上皿21と、プリ
ペイドカードの残高を表示するカード度数表示器(カー
ド残高表示器)22と、玉を購入するときに操作される
玉貸釦(変換釦)23と、プリペイドカードを排出する
ときに操作されるカード排出釦(返却釦)24と、玉貸
し可能表示器25と、上皿21の玉を後述の玉貯留皿3
2に移す玉通路開閉用の押し釦26とが設けられてい
る。なお、玉貸機3にカードリーダでなく、例えばカー
ドリーダ・ライタを配置し、玉数等の価値情報や遊技客
の識別情報が記憶されている遊技用カードを用い、遊技
結果をカードに書き込む等のデータ処理が可能なもので
あってもよい。さらに、遊技用カードはプリペイドカー
ドに限らず、例えば玉数等の価値情報が記憶されいる玉
数カード、あるいは遊技客の識別情報が記憶されている
識別カード等を単独で使用する遊技機でもよい。
【0014】要は、遊技用カードを使用するために、こ
のカード情報を読み込み可能なカードリーダ、若しくは
読み込み/書き込み可能なカードリーダ・ライタであれ
ばよい。例えば、完全なカード式のパチンコ遊技システ
ムで封入球式の遊技機(例えば、クレジット方式の遊技
機)にも本発明を適用することができる。また、遊技用
カードとして磁気カードを用いている例に限らず、例え
ばICカードを用いる遊技機でもよい。ICカードを用
いた場合、当然のことながらカードリーダ若しくはカー
ドリーダ・ライタはICカードに対応するものを使用す
ることになる。なお、カードリーダとカード制御装置と
は別体として分離して配置してもよいし、あるいは両者
を一体化してもよく、例えばカードリーダの内部にカー
ド制御装置を組み込むようにしてもよい。
【0015】前面操作パネル16には、灰皿31と、玉
を貯留する玉貯留皿(受皿)32と、玉貯留皿32に貯
留された玉を外部下方に抜くための玉抜きレバー33
と、発射装置の操作を行う発射操作ノブ34とが設けら
れている。パチンコ機2の額縁状前面枠11の図中右部
には前面枠飾り部材41が設けられており、前面枠飾り
部材41には樹脂飾り42、43と、施錠部44とが配
置されている。樹脂飾り42、43はカラフルな色彩の
施された縦長形状で樹脂製のもので、額縁状前面枠11
を装飾するものである。なお、樹脂飾り42、43の内
部にはランプは入っていないが、ランプを内蔵して点滅
制御するようにしてもよい。ガラス枠12は前面枠11
に開閉可能に支持され、通常は施錠装置によって前面枠
11に対して施錠されている。ガラス枠12を開く場合
には、施錠部44に所定のキーを挿入して回動操作する
ことにより、施錠装置のロック状態が解除されてオープ
ンする。なお、前面枠飾り部材41における樹脂飾り4
2、43は樹脂製であるため、例えば取り付けベース盤
13と一体成形するようにしてもよい。あるいは、前面
枠飾り部材41の部分を全体的に取り付けベース盤13
と一体成形するようにしてもよい。
【0016】ここで、遊技盤における遊技領域はどのよ
うなものでもよく、遊技球を使用するパチンコ遊技機で
あれば、任意の構成を取り得る。例えば、いわゆる「第
1種」に属するもので、複数の図柄を可変表示可能な表
示装置(特別図柄表示装置)を備え、この表示装置にお
ける可変表示結果が予め定められた特別図柄で表示され
たことを条件に遊技者に有利な特別遊技状態(大当り状
態)を発生可能な遊技機でもよい。また、表示装置の図
柄内容を変化させてゲームを行うもので、「第3種」に
属する遊技機、あるいは表示装置を備えた他の種類の遊
技機、いわゆる「第2種」に属する遊技機、又はその他
の機種(例えば、他種タイプ)等に幅広く適用が可能で
ある。また、表示装置を備えていない各種類の遊技機に
も適用することができる。本実施例では「第1種」に属
するタイプのものを用いている。
【0017】B.取り付けベース盤の取り付け構造 次に、取り付けベース盤(取付手段)13の取り付け構
造について説明する。図2は取り付けベース盤13の上
部側を示す図、図3は取り付けベース盤13の下部側を
示す図、図4は取り付けベース盤13の右側部分を示す
図である。 (a)取り付けベース盤13の上部側の取り付け構造 まず、図2を参照して取り付けベース盤13の上部側の
取り付け構造から説明すると、図2に示すように、取り
付けベース盤13は後述するように3分割可能である
が、ここでは組み立てる前の状態で示されている。取り
付けベース盤13の上部側の裏面にはビスを捩じ込み可
能なボス101、102が形成されている。一方、ガラ
ス枠12には2枚のガラスを保持可能なようにガラス保
持枠103、104が形成されており、これらのガラス
保持枠103、104に上側からガラスを挿入すること
で、ガラスがガラス枠12に取り付けられる。また、ガ
ラス枠12の上部で裏面側には開口部105の周囲に沿
って一定長さの折返し縁106が形成されている。
【0018】折返し縁106にはベース盤固定部材10
7が嵌合可能になっており、ベース盤固定部材107は
細長い形状で、スリットを構成する係合片108、10
9が設けられている。ベース盤固定部材107は樹脂製
であるが、金属製にしてもよい。また、ベース盤固定部
材107の上端部は折返し部107aになっており、折
返し部107aと係合片108とで構成されるスリット
111に折返し縁106が嵌合し、係合片108と係合
片109とで構成されるスリット112に取り付けベー
ス盤13の裏面側のボス101、102が嵌合可能にな
っている。ベース盤固定部材107の両端下部にはガラ
ス押え部材113、114が形成されており、ガラス押
え部材113、114はガラスに当接してガラスの振動
を防止する機能を有している。また、ベース盤固定部材
107の中央部107cはR形状に形成され、遊技者が
遊技盤の遊技領域を見る際に、視覚を妨げないようにな
っている。
【0019】取り付けベース盤13の上部側をガラス枠
12に取り付けるには、まずベース盤固定部材107の
スリット111(折返し部107aと係合片108とで
構成)にガラス枠12の折返し縁106を挿入するとと
もに、スリット112(係合片108と係合片109と
で構成)に取り付けベース盤13の裏面側のボス10
1、102を嵌合させる。次いで、ベース盤固定部材1
07の両端に形成されたビス穴121a、121bにビ
ス(図示略)を挿入して取り付けベース盤13の裏面側
のボス101、102に捩じ込む。これにより、ガラス
枠12を挟むようにして取り付けベース盤13とベース
盤固定部材107とが連結され、結局、取り付けベース
盤13の上部側をガラス枠12に取り付けることができ
る。このとき、ガラス枠12の折返し縁106がベース
盤固定部材107のスリット111に挿入されているか
ら、頑丈に固定することが可能である。
【0020】(b)取り付けベース盤13の下部側の取
り付け構造 次に、図3を参照して取り付けベース盤13の下部側の
取り付け構造について説明する。図3に示すように、取
り付けベース盤13は後述するように3分割可能である
が、ここでは取り付けベース盤13の下部側が組み立て
る前の状態で示されている。取り付けベース盤13の下
部側の裏面にはビスを捩じ込み可能なボス131、13
2が形成されるとともに、多数のリブ133a、133
b、・・・・・(他は繁雑になるので、符号付けは省
略)が形成されている。ガラス枠12の下部側における
折返し縁106には同様にベース盤固定部材134が嵌
合可能になっており、ベース盤固定部材134は細長い
形状で、断面コ字状に形成され、ボス131、132を
嵌合可能なスリット135を構成するようになってい
る。なお、ベース盤固定部材134は樹脂製であるが、
金属製にしてもよい。ベース盤固定部材134の一部に
は、ベース盤固定部材134を取り付けベース盤13と
連結した際に、ベース盤固定部材107がリブ133a
に対して当接しないように逃げ用切り欠き136が形成
されるとともに、ボス131、132に対する逃げ用切
り欠き137、138が形成されている。逃げ用切り欠
き137、138に対応したベース盤固定部材134の
部分には、ビスを挿入可能なビス穴が形成されている。
【0021】取り付けベース盤13の下部側をガラス枠
12に取り付けるには、まずベース盤固定部材134の
スリット135にガラス枠12の折返し縁106を挿入
するとともに、スリット135に取り付けベース盤13
の裏面側のボス131、132を嵌合させる。次いで、
取り付けベース盤13の逃げ用切り欠き137、138
の部分に形成されたビス穴にビス(図示略)を挿入して
取り付けベース盤13の裏面側のボス131、132に
捩じ込む。これにより、ガラス枠12を挟むようにして
取り付けベース盤13とベース盤固定部材134とが連
結され、結局、取り付けベース盤13の下部側をガラス
枠12に取り付けることができる。このとき、ガラス枠
12の折返し縁106がベース盤固定部材134のスリ
ット135に挿入されているから、頑丈に固定すること
が可能である。このようにして、取り付けベース盤13
の上部側および下部側が取り付けベース盤13を介して
ガラス枠12に固定される。なお、取り付けベース盤1
3の上部側および下部側をそれぞれ取外すには上記と逆
の手順になる。
【0022】(c)取り付けベース盤13の右側部分の
取り付け構造 次に、図4を参照して取り付けベース盤13の右側部分
(遊技機を正面から見た場合に右側に位置する部分のこ
と、左側部分も同様の意味)の取り付け構造について説
明する。図4に示すように、取り付けベース盤13は後
述するように3分割可能であるが、ここでは取り付けベ
ース盤13の右側部分が組み立てる前の状態で示されて
いる。取り付けベース盤13の右側部分の裏面にはビス
を捩じ込み可能なボス141、142、143が形成さ
れている。ガラス枠12の右側部分における折返し縁1
06には同様にベース盤固定部材144が嵌合可能にな
っており、ベース盤固定部材144は細長い形状で、断
面コ字状に形成され、ボス141、142、143を嵌
合可能なスリット145を構成するようになっている。
なお、ベース盤固定部材144は樹脂製であるが、金属
製にしてもよい。ガラス枠12にはボス141、14
2、143に対する逃げ用切り欠き151、152、1
53が形成されている。逃げ用切り欠き151、15
2、153に対応したベース盤固定部材144の部分に
は、ビスを挿入可能なビス穴の形成されたビス係合部1
54、155、156が設けられている。ビス係合部1
54、155、156は円筒形で、ボス141、14
2、143の頭部を収納可能な形状になっている。
【0023】取り付けベース盤13の右側部分をガラス
枠12に取り付けるには、まずベース盤固定部材144
のスリット145にガラス枠12の折返し縁106を挿
入するとともに、ビス係合部154、155、156に
対してそれぞれ取り付けベース盤13の裏面側のボス1
41、142、143を嵌合させる。次いで、ベース盤
固定部材144のビス係合部154、155、156の
ビス穴にビスを挿入して取り付けベース盤13の裏面側
のボス141、142、143にそれぞれ捩じ込む。こ
れにより、ガラス枠12を挟むようにして取り付けベー
ス盤13とベース盤固定部材144とが連結され、結
局、取り付けベース盤13の右側部分をガラス枠12に
取り付けることができる。このとき、ガラス枠12の折
返し縁106がベース盤固定部材144のスリット14
5に挿入されているから、頑丈に固定することが可能で
ある。このようにして、取り付けベース盤13の右側部
分が取り付けベース盤13を介してガラス枠12に固定
される。なお、取り付けベース盤13を取外すには上記
と逆の手順になる。また、取り付けベース盤13の左側
部分の取り付け構造も図示は略すが、同様の構成であ
り、かつその取り付け方法も同様である。
【0024】C.ガラス枠の取り付け構造 次に、ガラス枠(開閉枠)12の取り付け構造について
説明する。図5はガラス枠12が閉じた状態を示す図、
図6はガラス枠12が開いた状態を示す図である。図
5、図6を参照してガラス枠12の開閉指示構造を説明
すると、ガラス枠12はロ字状の枠形に形成され、その
一方の側に開閉機構部160が設けられている。開閉機
構部160はガラス枠12をパチンコ機2の前面で開閉
可能に支持するとともに、ガラス枠12をパチンコ機2
に着脱可能に取り付ける着脱手段161を有している。
なお、開閉機構部160はガラス枠12に複数(ここで
は2つ)設けられており、本実施例では下側の開閉機構
部160を示し、上側の開閉機構部は図示を略してい
る。2つの開閉機構部によって安定的にガラス枠12が
パチンコ機2(特に、縁飾り部19)に取り付けられる
ようになっている。
【0025】図7に示すように、着脱手段161は着脱
機構部162と、着脱機構部162を操作する操作部
(操作手段)163とを有している。着脱機構部162
はガラス枠12を開閉可能に支持可能な支軸164と、
ガラス枠12本体と一体成形され支軸164をスライド
可能に収納する支軸収納部165と、支軸164を支軸
収納部165に収納する方向に付勢するスプリング16
6とを有している。支軸収納部165には一部に切り欠
き165aが形成され、支軸164を上側に引上げる際
の邪魔にならないようになっている。スプリング166
の一端側は操作部163に係合し、他端側はガラス枠1
2の本体に固定されている。支軸164を持上げるに
は、操作部163を上側に引上げるが、このときスプリ
ング166の付勢力に抗して支軸164が支軸収納部1
65から上方向に引上げられる。また、逆に操作部16
3から手を離すと、スプリング166の付勢力によって
支軸164が支軸収納部165内に収納され、最大限に
収納された状態で図示のように長さLだけ、支軸164
の先端部が支軸収納部165の端から下側に突出する。
【0026】開閉機構部160の着脱手段161は、額
縁状前面枠11の前面側周囲にある枠状の金属製の縁飾
り部19の一部に対して係合するようになっており、縁
飾り部19には支軸収納部165から突出した支軸16
4の先端部を回動可能に支持する支軸支持部167が設
けられている。支軸支持部167は縁飾り部19に対し
てほぼ直行するように水平方向に一定長さだけ突出して
一体成形で形成されており、支軸支持部167には支軸
164の先端部を支持する先細りに形成されたテーパー
状の支持穴168が設けられている。また、縁飾り部1
9における支軸支持部167が設けられている箇所に
は、切り欠き169が形成されている。
【0027】ここで、ガラス枠12を縁飾り部19に取
り付けるときの手順について説明する。なお、開閉機構
部160の操作は図示しない上側の開閉機構部について
も同様である。ただし、上側の開閉機構部の場合、その
操作部が固定状態になっている点が異なる。ガラス枠1
2の開閉機構部160を縁飾り部19に取り付けるに
は、まずガラス枠12における上側の開閉機構部の支軸
の先端部を縁飾り部19の支軸支持部(こちらは図示
略)の所まで移動させ、支軸支持部のテーパー条の支持
穴に挿入する。一方、このときほぼ同時のタイミング
で、ガラス枠12における下側の開閉機構部について、
その着脱手段161における操作部163を上側に引上
げて、支軸164の先端部を支軸収納部165内に収納
し、このままの状態で支軸収納部165を縁飾り部19
の支軸支持部167の所まで移動させ、次いで、操作部
163から手を離して支軸164の先端部を支軸支持部
167のテーパー状の支持穴168に挿入する。上下2
つの開閉機構部について上記のような手順を実行するこ
とにより、開閉機構部160が縁飾り部19に取り付け
られる。そして、これにより、ガラス枠12を縁飾り部
19に開閉可能に固定することができる。
【0028】一方、ガラス枠12の開閉機構部160を
縁飾り部19から取り外すには、上記と逆の手順にな
る。すなわち、最初に着脱手段161における操作部1
63を上側に引上げて、支軸164の先端部を支軸収納
部165内に収納し、支軸支持部167のテーパー状の
支持穴168から抜く。次いで、このままの状態で支軸
収納部165を縁飾り部19の支軸支持部167から離
れる方向に移動させる。また、上側の開閉機構部につい
ても、支軸の先端部をテーパー状の支持穴168から抜
くという同様の手順を実行することにより、開閉機構部
160が縁飾り部19から取り外される。そして、これ
により、ガラス枠12を縁飾り部19から取り外すこと
ができる。
【0029】図5および図6に戻り、縁飾り部19には
着脱手段161における操作部163に対向する位置
に、切り欠き171が形成されており、切り欠き171
はガラス枠12が閉鎖状態のときに操作部163を納め
るようになっている。ガラス枠12を開くと図6に示す
ようになって、操作部163が切り欠き171から逸脱
し、自由な開閉を許容する。一方、ガラス枠12を閉じ
ると図5に示すようになって操作部163が切り欠き1
71に納められ、誤って操作部163が上側に移動しな
いようにロックされる。なお、縁飾り部19には釘(図
示略)を貫通させて縁飾り部19を額縁状前面枠11に
取り付けるための釘穴172、173(他は図示略)が
形成されている。
【0030】D.取り付けベース盤の構造 次に、取り付けベース盤13の構造について説明する。
図8は取り付けベース盤13の斜視図(特に、正面側の
斜視図)である。図8において、取り付けベース盤13
は大きく分けて3つの部分、すなわち第1取り付けベー
ス盤13A、第2取り付けベース盤13B、第3取り付
けベース盤13Cに区分(つまり、3分割)され、これ
らが相互に連結されて組み立てられるようになってい
る。第1取り付けベース盤13A、第2取り付けベース
盤13B、第3取り付けベース盤13Cは何れも樹脂で
成形され、各端部にそれぞれ嵌合部が形成されている。
第1取り付けベース盤13Aはパチンコ機2の正面左側
上部に配置されるもので、嵌合部201、202および
取り付け部203を有している。また、第1取り付けベ
ース盤13Aは薄い平板状に形成され、遊技領域に対応
して内側部分がR状に形成されている。第1取り付けベ
ース盤13Aには開口縁部装飾体基盤(ただし、第1取
り付けベース盤13Aに対応するものは図示略)を貫通
して開口縁部装飾体レンズ(ここでは図示略)を取り付
ける付けるためのボス(止着手段)204が複数形成さ
れている。なお、ボス204は繁雑になるのを避けるた
め、一部のものにだけ符号を付している。また、第1取
り付けベース盤13Aの嵌合部201の部分には3つの
ボス205が形成されるとともに、第2取り付けベース
盤13Bに対して横方向に突出したU字状の2つの位置
決め突起206が形成されている。なお、位置決め突起
206は繁雑になるのを避けるため、一部のものにだけ
符号を付している。さらに、第1取り付けベース盤13
Aの嵌合部202の裏面側には第3取り付けベース盤1
3Cの後述の嵌合部222に形成された位置決め突起2
24に係合可能な位置決めボス(図示略)が形成されて
いる。
【0031】第2取り付けベース盤13Bはパチンコ機
2の正面右側上部に配置されるもので、嵌合部211、
212および取り付け部213、214を有している。
また、第2取り付けベース盤13Bは薄い平板状に形成
され、遊技領域に対応して内側部分がR状に形成されて
いる。第2取り付けベース盤13Bには開口縁部装飾体
基盤215、216を貫通して開口縁部装飾体レンズ
(ここでは図示略)を取り付けるためのボス(止着手
段)217が複数形成されている。開口縁部装飾体基盤
215、216にはランプ215a、216aがそれぞ
れ配置されており、ランプ215a、216aは遊技状
態に応じ点灯(あるいは点滅)制御される。なお、ボス
217は繁雑になるのを避けるため、一部のものにだけ
符号を付している。
【0032】取り付け部213は第1取り付けベース盤
13Aの方に突出し、ビス穴の形成された3つの係合突
起の形状に形成されている。同様に、取り付け部214
は第3取り付けベース盤13Cの方に突出し、ビス穴の
形成された1つの係合突起の形状に形成されている。ま
た、第2取り付けベース盤13Bの嵌合部211の裏面
側にはには第1取り付けベース盤13Aの嵌合部201
に形成されたU字状の2つの位置決め突起206に係合
可能な位置決めボス(図示略)が形成されている。位置
決めボスは円筒形状をなし、この位置決めボスに対して
U字状の位置決め突起206を係合させることで、両者
が連結される。さらに、第2取り付けベース盤13Bに
は第3取り付けベース盤13Cの後述の嵌合部221に
形成されたU字状の位置決め突起225に係合可能な位
置決めボス(図示略)が形成されている。
【0033】第3取り付けベース盤13Cはパチンコ機
2の正面下側に配置されるもので、嵌合部221、22
2を有している。また、第3取り付けベース盤13Cは
薄い平板状に形成され、遊技領域の下部に対応してほぼ
細長く形成されるとともに、各端部の内側部分は小径の
R状に形成されている。第3取り付けベース盤13Cに
は開口縁部装飾体レンズ(図8では図示略)を取り付け
るためのボス(止着手段)223が複数形成されてい
る。なお、ボス223は繁雑になるのを避けるため、一
部のものにだけ符号を付している。また、第3取り付け
ベース盤13Cには第1取り付けベース盤13Aの嵌合
部202の裏面側に形成された位置決めボス(図示略)
に係合可能なU字状の位置決め突起224が形成される
とともに、第2取り付けベース盤13Bの嵌合部212
の裏面側に形成された位置決めボス(図示略)に係合可
能なU字状の位置決め突起225が形成されている。
【0034】第1取り付けベース盤13Aの嵌合部20
1にはメスタイプの縦長のスリットが形成され、このス
リットに対して第2取り付けベース盤13Bの嵌合部2
11の裏面側に形成されたオスタイプの凸部(図示略)
が嵌合可能になっている。第1取り付けベース盤13A
と第2取り付けベース盤13Bを組み立てるには、まず
第1取り付けベース盤13Aの嵌合部201に形成され
た2つの位置決め突起206を第2取り付けベース盤1
3Bの嵌合部221の裏面側に形成された2つの位置決
めボスに係合(位置決めボスに対してU字状の位置決め
突起をかぶせるような係合状態になる)して位置決めす
るとともに、同時に第1取り付けベース盤13Aのメス
タイプの嵌合部201に対して第2取り付けベース盤1
3Bのオスタイプの凸部の裏面側に嵌合部211を嵌合
させる。これにより、双方の位置決めが行われつつ、つ
ながる。次いで、第2取り付けベース盤13Bの3つの
取り付け部213にビスを挿入して第1取り付けベース
盤13Aの嵌合部201の部分に形成された3つのボス
205にそれぞれ捩じ込んで固定する。これにより、第
1取り付けベース盤13Aと第2取り付けベース盤13
Bが組み立てられる。各嵌合部201、211はスリッ
ト状に十分に嵌合するから、堅固に連結することができ
る。
【0035】次に、第3取り付けベース盤13Cの嵌合
部221にはメスタイプの縦長のスリットが形成され、
このスリットに対して第2取り付けベース盤13Bの嵌
合部212に形成されたオスタイプの凸部(図示略)が
嵌合可能になっている。同様に、第3取り付けベース盤
13Cの嵌合部222にはメスタイプの縦長のスリット
が形成され、このスリットに対して第1取り付けベース
盤13Aの嵌合部202の裏面側に形成されたオスタイ
プの凸部(図示略)の裏面側が嵌合可能になっている。
第3取り付けベース盤13Cに対して、第1取り付けベ
ース盤13Aおよび第2取り付けベース盤13Bを組み
立てるには、まず第3取り付けベース盤13Cの嵌合部
222に形成された1つのU字状の位置決め突起224
を第1取り付けベース盤13Aの嵌合部202に形成さ
れた1つの位置決めボスに係合させて位置決めするとと
もに、同時に第3取り付けベース盤13Cのメスタイプ
の嵌合部222に対して第1取り付けベース盤13Aの
オスタイプの凸部を有する嵌合部202を嵌合させる。
これにより、双方の位置決めが行われつつ、つながる。
次いで、第1取り付けベース盤13Aの1つの取り付け
部203にビスを挿入して第3取り付けベース盤13C
の嵌合部222の部分に形成された1つのボス226に
捩じ込んで固定する。これにより、第3取り付けベース
盤13Cと第1取り付けベース盤13Aが組み立てられ
る。各嵌合部222、202はスリット状に十分に嵌合
するから、堅固に連結することができる。
【0036】同様に、ほぼ同じタイミングの作業で、第
3取り付けベース盤13Cの嵌合部221に形成された
1つの位置決め突起225を第2取り付けベース盤13
Bの嵌合部212の裏面側に形成された1つの位置決め
ボスに係合させて位置決めするとともに、同時に第3取
り付けベース盤13Cのメスタイプの嵌合部221に対
して第2取り付けベース盤13Bのオスタイプの凸部の
裏面側に嵌合部212を嵌合させる。これにより、双方
の位置決めが行われつつ、つながる。次いで、第2取り
付けベース盤13Bの1つの取り付け部214にビスを
挿入して第3取り付けベース盤13Cの嵌合部221の
部分に形成された1つのボス227に捩じ込んで固定す
る。これにより、第3取り付けベース盤13Cと第2取
り付けベース盤13Bが組み立てられる。各嵌合部22
1、212はスリット状に十分に嵌合するから、堅固に
連結することができる。このようにして、3つの第1取
り付けベース盤13A、第2取り付けベース盤13B、
第3取り付けベース盤13Cが相互に連結されて組み立
てられる。そして、組み立てた状態で前述したようにガ
ラス枠12に固定される。
【0037】E.開口縁部装飾体レンズの構成 次に、開口縁部装飾体レンズについて説明する。図9は
開口縁部装飾体レンズを示す図である。図9において、
開口縁部装飾体レンズは大きく分けて4つの部分、すな
わち開口縁部装飾体レンズ(装飾カバー体)231〜2
34に区分(つまり、4分割)されるようになってい
る。各開口縁部装飾体レンズ231〜234は半透明な
樹脂製で、レンズの機能を有している。また、各開口縁
部装飾体レンズ231〜234のそれぞれの端部は向い
合う端部同士が容易に接続可能なように、段差加工され
ている。具体的には、一方の端部が凹加工で、向合う他
方の端部が凸加工される。なお、開口縁部装飾体レンズ
231〜234には、カラフルな色彩を塗布してもよい
し、あるいは半透明で無色に近い色であってもよい。
【0038】開口縁部装飾体レンズ231は遊技領域の
上部中央に配置されるもので、第1取り付けベース盤1
3Aに形成されたボス204および第2取り付けベース
盤13Bに形成されたボス217にビス止めすること
で、固定される。同様に、開口縁部装飾体レンズ232
は遊技領域の左側に配置されるもので、第1取り付けベ
ース盤13Aに形成されたボス204にビス止めするこ
とで、固定される。また、開口縁部装飾体レンズ233
は遊技領域の右側に配置されるもので、第2取り付けベ
ース盤13Bに形成されたボス217にビス止めするこ
とで、固定される。さらに、開口縁部装飾体レンズ23
4は遊技領域の下側に配置されるもので、第3取り付け
ベース盤13Cに形成されたボス223にビス止めする
ことで、固定される。なお、各開口縁部装飾体レンズ2
31〜234にはビス止め用の小さい穴が形成されてい
るが、図示は略している。ビス止めによる固定に限ら
ず、例えばボスに対して挿入し、ロック可能な構成を有
する突起部を開口縁部装飾体レンズ231〜234の内
側に設けるようにしてもよい。そのようにすると、保守
・点検の作業性がよい。ここで、開口縁部装飾体レンズ
231〜234にラッキーナンバーの表示をさせるよう
に、半透明の図柄をランプに対応させて点灯可能な構成
とし、例えば大当り時にランプを点灯表示させるような
図柄変動遊技を行ってもよい。そのようにすると、開口
縁部装飾体レンズ231〜234を有効に活用すること
ができる。
【0039】開口縁部装飾体レンズ233の内部には開
口縁部装飾体基盤(電気部品)215、216が収納さ
れ、開口縁部装飾体レンズ233は開口縁部装飾体基盤
215、216に配置されたランプ(電気部品)215
a、216aの点灯光をレンズ機能により拡大しつつ透
過させる。なお、他の開口縁部装飾体レンズ231、2
32についても同様に開口縁部装飾体基盤(電気部品)
が内蔵される(図示は略)。一方、開口縁部装飾体レン
ズ234には開口縁部装飾体基盤が内蔵されないが、こ
の部分にも開口縁部装飾体基盤を内蔵するようにしても
よい。そのようにすると、遊技領域の周囲を全て遊技状
態に応じて装飾することが可能になる。
【0040】ここで、3つの第1取り付けベース盤13
A、第2取り付けベース盤13B、第3取り付けベース
盤13Cからなる取り付けベース盤13と、開口縁装飾
体502は全体として遊技領域区分部材501を構成す
る(図8参照)。遊技領域区分部材501はガラス枠1
2の前面側に備えられ、その取り付けベース盤13によ
って中央開口部503が形成されるとともに、中央開口
部503の周囲に開口縁部装飾体レンズ231〜234
が設けられる。そして、開口縁部装飾体レンズ231〜
234、開口縁部装飾体基盤215、216(図示は略
しているが開口縁部装飾体レンズ232に内蔵の開口縁
部装飾体基盤も含む)は全体として開口縁装飾体(電気
的表示手段)502を構成する(図8および図9参
照)。遊技領域区分部材501は、弾発された遊技球に
より遊技盤10で主要な遊技を行う主要遊技領域(中央
開口部503を通して視覚的に区分される領域)と、こ
の主要領域以外の領域(中央開口部503以外で遊技領
域区分部材501が配置されている領域)との区分を前
方より視認可能にする機能を発揮する。なお、本実施例
では遊技領域区分部材501をガラス枠12の前側に配
置することで、主要遊技領域と、主要領域以外の領域と
の区分を前方より視認可能にしているが、これに限ら
ず、例えば遊技領域区分部材501をガラス枠12の後
側に配置して同様の機能を発揮させるようにしてもよ
い。
【0041】F.電気的装飾部材の構成 次に、取り付けベース盤13A、13Bに配置される電
気的装飾部材の構成について説明する。図10は取り付
けベース盤13A、13Bに配置される電気的装飾部材
の取り付けの様子を示す図である。図10において、取
り付けベース盤13Aには後述のスピーカー(音出力手
段)304を設置するためのほぼ円形のスピーカー設置
部301が形成され、スピーカー設置部301の周囲に
は円筒形の区画壁302が設けられている。区画壁30
2はスピーカー304からの放出音が不必要に周囲(例
えば、横方向)に洩れないようにするもので、主に前面
側にスピーカー304からの放出音を出すようする。区
画壁302の周囲には取り付けベース盤13Aから突出
する一定長さのスピーカー取り付けボス(止着手段)3
03が4つ設けられており(図面では、2つに符号を付
し、繁雑になるので、他は符号を略す)、ボス303に
はビスを捩じ込み可能なねじ溝が形成されている。
【0042】スピーカー取り付けボス303にはスピー
カー304を取り付け可能であり、スピーカー304は
リード線305を介して上部装飾ランプ中継基盤306
に接続されている。上部装飾ランプ中継基盤306は各
種の装飾ランプとコネクタが配置されるとともに、集中
配線を行うフラットケーブル307が接続されている。
また、スピーカー304の前面側にはスピーカー防護部
材308および内側スピーカーカバー309が順次配置
されるようになっている。スピーカー防護部材308は
金属製のメッシュからなり、内側スピーカーカバー30
9を通して「いたずら」等により細いピン状の部材(例
えば、つまようじ)が突っ込まれた場合に、その侵入を
阻止してスピーカー304が破損する等の不具合の発生
を防止するものである。内側スピーカーカバー309は
樹脂製で、スピーカー防護部材308およびスピーカー
304を全体的に覆って保護する。スピーカー304お
よびスピーカー防護部材308を取り付けるには、まず
スピーカー304をスピーカー設置部301に置き(図
11の状態)、次いで、スピーカー304の前面側にス
ピーカー防護部材308を重ね合せ、スピーカー防護部
材308の4角に形成された4つのビス穴308aにビ
スを挿入するとともに、このビスをスピーカー304の
4角に形成された4つのビス穴304aにも通した後、
ボス303に捩じ込む。これにより、スピーカー304
の前面側にスピーカー防護部材308を重ね合せた状態
で両者が取り付けベース盤13Aに固定される。次い
で、内側スピーカーカバー309をその上にかぶせる。
なお、内側スピーカーカバー309にはスピーカー30
4へのリード線305を通すためのリード線開口部30
9aが形成されている。
【0043】次に、取り付けベース盤13Bにも同様に
後述のスピーカー(音出力手段)314を設置するため
のほぼ円形のスピーカー設置部311が形成されてお
り、スピーカー設置部311の周囲には円筒形の区画壁
312が設けられている。区画壁312はスピーカー3
14からの放出音が不必要に周囲(例えば、横方向)に
洩れないようにするもので、主に前面側にスピーカー3
14からの放出音を出すようする。区画壁312の周囲
には取り付けベース盤13Bから突出する一定長さのス
ピーカー取り付けボス(止着手段)313が4つ設けら
れており(図面では、2つに符号を付し、繁雑になるの
で、他は符号を略す)、ボス313にはビスを捩じ込み
可能なねじ溝が形成されている。
【0044】スピーカー取り付けボス313にはスピー
カー314を取り付け可能であり、スピーカー314は
リード線315を介して上部装飾ランプ中継基盤306
に接続されている。また、スピーカー314の前面側に
はスピーカー防護部材318および内側スピーカーカバ
ー319が順次配置されるようになっている。スピーカ
ー防護部材318は金属製のメッシュからなり、内側ス
ピーカーカバー319を通して「いたずら」等により細
いピン状の部材(例えば、つまようじ)が突っ込まれた
場合に、その侵入を阻止してスピーカー314が破損す
る等の不具合の発生を防止するものである。内側スピー
カーカバー319は樹脂製で、スピーカー防護部材31
8およびスピーカー314を全体的に覆って保護する。
スピーカー314およびスピーカー防護部材318を取
り付けるには、まずスピーカー314をスピーカー設置
部311に置き(図11の状態)、次いで、スピーカー
314の前面側にスピーカー防護部材318を重ね合
せ、スピーカー防護部材318の4角に形成された4つ
のビス穴318aにビスを挿入するとともに、このビス
をスピーカー314の4角に形成された4つのビス穴3
14aにも通した後、ボス313に捩じ込む。これによ
り、スピーカー314の前面側にスピーカー防護部材3
18を重ね合せた状態で両者が取り付けベース盤13B
に固定される。次いで、内側スピーカーカバー319を
その上にかぶせる。なお、内側スピーカーカバー319
にはスピーカー314へのリード線315を通すための
リード線開口部(図示略)が形成されている。
【0045】次に、上部装飾ランプ中継基盤(電気部
品)306について説明する。上部装飾ランプ中継基盤
306は4角に形成された4つのビス穴306aにビス
を挿入し、このビスを取り付けベース盤13A、取り付
けベース盤13Bに各2つずつ形成された取り付けボス
(止着手段)321、322に捩じ込むことにより、取
り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに固定
される。上部装飾ランプ中継基盤306上には複数の装
飾ランプ341が配置され、これらの装飾ランプ341
は遊技状態に応じて点灯(あるいは点滅)制御される。
具体的には、以下に示すような遊技盤10に関する各種
の装飾状態表示を行うように制御される。 ・普段状態(特図の通常状態のこと) ・特図の変動状態 ・リーチ状態(スペシャルリーチも含む) ・外れ状態 ・大当りファンファーレ状態 ・大当り状態 ・確率変動状態(特図、普図の両方を含む) ・ラッキーナンバー遊技状態(持ち玉遊技状態) なお、遊技機が第2種に属する場合には、2種の羽根開
閉状態を表示してもよいし、あるいは遊技機が第3種に
属する場合には、第3種の権利発生状態を表示するよう
にしてもよい。また、これら各種の装飾状態情報は表示
でなく、スピーカー304、314から音声として放音
する。音声の放音は各種の装飾状態表示と一緒に組み合
せてもよいし、単独に行ってもよい。
【0046】次に、上部装飾ランプ中継基盤306上に
は複数のコネクタ342、343、344が配置され、
上側に配置された2つのコネクタ342、343は取り
付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに配置さ
れる後述のサイド装飾体からの配線を中継するためのも
のであり、下側に配置された4つのコネクタ344は取
り付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bの内側
周囲に配置された開口縁部装飾体基盤215、216
(その他の開口縁部装飾体基盤は図示略につき、符号は
無い)からの配線を中継するためのものである。なお、
取り付け基盤13上に配置された全ての電気的な部品
は、繁雑になるので、事細かくその旨の定義をしない
が、電気部品に相当する。
【0047】上部装飾ランプ中継基盤306はランプカ
バー(装飾カバー体)351によって覆われるようにな
っており、ランプカバー351は横方向に長い形状に形
成されるとともに、膨出状に形成されている。ランプカ
バー351は半透明で、上部装飾ランプ中継基盤306
に配置された複数の装飾ランプ341の点灯光を透過可
能である。ランプカバー351は端部に形成されたワン
タッチ用の2つの取り付け片352を取り付けベース盤
13A、取り付けベース盤13Bに形成された2つの取
り付け穴353にそれぞれ挿入することにより、取り付
けベース盤13A、取り付けベース盤13Bにワンタッ
チで取り付けられる。この場合、ランプカバー351の
取り付け片352は小さく弾力性があって取り付け穴3
53にロック可能な形状に形成されており、取り付け片
352が取り付け穴353に挿入されると、弾力により
ワンタッチでロックされる。また、ランプカバー351
の側部には配線305、315等(その他の配線も含
む)を通過させるための配線用スリット351a(他方
の配線用スリットは図示略)が形成されており、上部装
飾ランプ中継基盤306をランプカバー351で覆った
ときに各スピーカー304、314に接続される配線3
05、315がランプカバー351によって押し付けら
れないようになっている。
【0048】取り付けベース盤13Aには配線用開口部
(配線処理手段)361が形成されており、配線用開口
部361は上部装飾ランプ中継基盤306のコネクタに
接続された集中配線のためのフラットケーブル307を
通過させて取り付けベース盤13Aの裏側に引出すよう
になっている。これにより、取り付けベース盤13に配
置される各種電気部品の配線をまとめてパチンコ機2の
本体(いわゆる枠)側に中継することが行われる。ここ
で、上部装飾ランプ中継基盤306、装飾ランプ34
1、コネクタ342、343、344、ランプカバー3
51、開口縁部装飾体基盤215、216および開口縁
部装飾体レンズ231〜234は全体として電気的装飾
手段610を構成する。
【0049】図11はスピーカー304、スピーカー3
14および上部装飾ランプ中継基盤306を取り付けベ
ース盤13A、取り付けベース盤13B上に配置すると
ともに、配線用開口部361にフラットケーブル307
を通過させた状態を示している。ここで、各スピーカー
304、スピーカー314からの配線305、315は
取り付けベース盤13A、13Bに形成された配線用固
定片(配線処理手段)365、366によって固定され
るようになっている。また、図12はスピーカー30
4、314および上部装飾ランプ中継基盤306がラン
プカバー351および外側スピーカーカバー(装飾カバ
ー体)371、372によってそれぞれ覆われる様子を
示している。外側スピーカーカバー371、372は樹
脂製で、内側スピーカーカバー309、スピーカー防護
部材308およびスピーカー304を順次全体的に覆っ
て保護するものである。外側スピーカーカバー371、
372にはそれぞれスピーカー304、314へのリー
ド線305、315を通すためのリード線開口部371
a(他方は図示略)が形成されている。
【0050】再び図10に戻り、スピーカー設置部30
1、311の下方にはサイド装飾体取り付け部381、
382が形成されており、サイド装飾体取り付け部38
1、382は一定長さに延在し周囲を取り囲むように形
成された複数の壁383、384をそれぞれ有してい
る。ここで、図13を参照して一方のサイド装飾体取り
付け部381について詳細に説明する。図13におい
て、サイド装飾体取り付け部381は三角形状に近似し
た形状を有しており、複数の壁383によって区画され
る内側にはLED385、386を搭載した基盤387
がビスによって固定されるようになっている。すなわ
ち、基盤387に形成されたビス穴387aにビスを通
してサイド装飾体取り付け部381に形成されたボス
(止着手段)388に捩じ込むことにより、基盤387
が固定される。基盤387はレンズ機能を有する半透明
な樹脂製の内カバー389によって覆われるようになっ
ているとともに、内カバー389はさらに樹脂製の外カ
バー390によって覆われるようになっている。外カバ
ー390には内カバー389の前面側がそのまま臨むよ
うな前面開口部391が形成されている。また、外カバ
ー390および内カバー389にはそれぞれ取り付けの
ためのビス穴390a、389aが形成されている。
【0051】外カバー390および内カバー389をサ
イド装飾体取り付け部381に取り付けるには、まず外
カバー390および内カバー389を重ねるとともに、
各カバーに形成されたビス穴390a、389aにビス
を通してサイド装飾体取り付け部381に設けられたボ
ス(止着手段)392に捩じ込む。これにより、基盤3
87を内蔵する状態で外カバー390および内カバー3
89を順次外側から重ね合せた状態で両者が取り付けベ
ース盤13Aに固定される。なお、基盤387のリード
線315を通すために、外カバー390および内カバー
389にはそれぞれリード線開口部390b、389b
が形成されている。また、形状の大きい外カバー390
は強固に取り付けベース盤13Aに固定するようになっ
ており、外カバー390の外側に形成された取り付け部
393にビスを通してサイド装飾体取り付け部381の
外側に設けられたボス(止着手段)394に捩じ込むこ
とにより、外カバー390が取り付けベース盤13Aに
堅固に固定される。
【0052】ここで、基盤387に配置されたLED3
85、386はパチンコ機2の枠側の情報を表示し、例
えば以下の情報を表示(例えば、点灯表示)する。 ・ガラス枠12が開放したときに点灯する開放表示 ・賞球排出時に点灯する賞球玉排出表示 ・島設備から玉の補給が行われるときに点灯する補給表
示 ・遊技機の打ち止め状態の表示 ・玉貸し状態の表示 ・玉抜き状態の表示 ・玉の発射状態の表示 ・カードに関する情報(例えば、カード残高、カード挿
入状態、カードでの玉貸し可能状態など)の表示 なお、これら以外の情報を表示するようにしてもよい。
上記LED385、386、基盤387、内カバー(装
飾カバー体)389および外カバー(装飾カバー体)3
90は全体としてサイド装飾体401を構成する。な
お、パチンコ機2の右側にはサイド装飾体402が配置
(図1参照)されている。
【0053】さらに、この図13に示すように、外側ス
ピーカーカバー371(他方の、外側スピーカーカバー
372も同様)の外側には取り付け部395が形成され
ており、この取り付け部395にビスを通してサイド装
飾体取り付け部381の外側に設けられたボス(止着手
段)396に捩じ込むことにより、外側スピーカーカバ
ー371が取り付けベース盤13Aに堅固に固定され
る。上記取り付けベース盤13に配置される各種の電気
部品、および上部装飾ランプ中継基盤306を内蔵する
ランプカバー351、開口縁部装飾体レンズ231〜2
34、左右のサイド装飾体401、サイド装飾体402
は電気的表示手段を構成する。そして、電気的表示手段
および装飾カバー体は全体として装飾手段600を構成
する。また、取り付けベース盤13および装飾手段60
0は全体としてガラス枠12(開閉枠)の前面側に配置
される装飾枠601を構成する。
【0054】ここで、電気的装飾手段610、スピーカ
ー304、314およびサイド装飾体401、402
は、少なくとも遊技者にとって重要度の高い情報を報知
するもの程、視認性を高めるような配置状態であり、遊
技機の前面側の上部の極めて見やすい位置に配置されて
いる。視認性を高めるような配置状態とは、例えば表示
面積を大きくするとか、重要なもの(言換えれば緊急度
の高いもの)程、上方に配置するような手法である。例
えば、電気的装飾手段610およびサイド装飾体40
1、402は従来の遊技機に比べて表示面積が大きく、
かつ上方に配置されている。また、スピーカー304、
314も従来の遊技機に比べて表示面積が大きく、かつ
遊技機の前面側でしかも上方に配置されている。さら
に、これらの部品を集約化した構成になっており、遊技
者にとって情報が集中的に得やすい構成である。なお、
スピーカー304、314から出る音情報とは、音声合
成音、効果音、音楽(歌を含むもの)、メロディ音、演
奏音等のあらゆる音を含む概念である。
【0055】G.制御系の構成 次に、図14はパチンコ装置1における制御系のブロッ
ク図である。図14において、この制御系は大きく分け
ると、パチンコ遊技の中で特に役物装置の作動、各種セ
ンサ信号の処理等に必要な制御を行う役物用IC801
と、役物用IC801内に配置され役物装置の制御に必
要な処理を行うCPU802と、同じく役物用IC80
1内に配置されワークエリアの設定や制御に必要なデー
タの一時記憶等を行うRAM803と、役物用IC80
1の制御プログラム等を格納しているROM804と、
水晶の発振周波数を分周して役物用IC801の基本ク
ロックを得る分周回路805と、役物用IC801等に
必要な電源を供給する電源回路806と、各種情報信号
を受け入れるローパスフィルタ807と、ローパスフィ
ルタ807からの信号をバス808を介して役物用IC
801に出力するバッファゲート809と、役物用IC
801からの信号をバス808を介して受ける出力ポー
ト810と、出力ポート810を介して入力される制御
信号をドライブして各種駆動信号を生成して各表示器等
に出力するドライバ811と、遊技に必要な効果音を生
成する(あるいは音声合成を行ってもよい)音声制御回
路B812と、音声制御回路B812からの音声信号を
増幅するアンプ813とによって構成される。なお、音
声制御回路B812はバス808を介して役物用IC8
01に接続されるとともに、外部情報端子基盤861を
介してホールの管理装置850(詳細は後述)および排
出・発射制御回路837に接続され、これらの出力信号
によって効果音を生成する処理を行う。
【0056】役物用IC801を含む上記各回路(ただ
し、排出・発射制御回路837、表示制御回路862、
枠制御回路901は除く)は、パチンコ装置1の裏側の
所定位置に配置したマイクロコンピュータを含む役物制
御回路盤というボードユニットによって実現されてい
る。そして、マイクロコンピュータのボードユニットは
玉貸機、島設備、遊技店の管理装置等との間で制御信号
やデータの授受が行われるようになっている。ここで、
役物用IC801、ROM804は遊技制御手段890
を構成する。音声制御回路B812は遊技に必要な効果
音として、排出・発射制御回路837からの出力信号お
よび管理装置850からの出力信号に基づいて主に枠側
の情報(例えば、賞球排出音、玉貸音、不正音、打ち止
め音、補給音、ガラス枠開放音、始動入賞音など)に関
する音を生成し、生成された効果音はアンプ813によ
り増幅されてスピーカ814から放音される。なお、音
声制御回路B812の他に、例えば音声合成ICを設
け、枠側の情報に必要な音声合成(例えば、不正時に通
告する音声、“それは不正になります”)を行うように
してもよい。遊技機の打ち止めに関する音声は管理装置
850からの出力信号に基づいて生成されるが、これに
限らずその他の音声でもよいのは勿論である。
【0057】ローパスフィルタ807には始動スイッチ
821、カウントスイッチ822、継続スイッチ(V入
賞検出スイッチ)823および確率設定装置824から
の信号が入力されている。なお、ローパスフィルタ80
7から役物用IC801に取り込まれる信号について
は、役物用IC801でソフト的に2回読み込む処理を
行うことにより、ノイズの時定数等を考慮し、チャタリ
ング防止を図っている。始動スイッチ821は始動入賞
口(例えば、普通電動始動口)に玉が入賞したことを検
出するとともに、普図始動口に玉が入賞したことも検出
する。両者の区別は、例えば入賞玉の通路を分けること
で、認識される。カウントスイッチ822は変動入賞装
置がオープンしたとき、この変動入賞装置内に入賞した
玉を検出する。継続スイッチ823は大入賞口としての
変動入賞装置に配置され、いわゆるV入賞口に玉が入賞
したことを検出する。なお、上記各検出スイッチは近接
スイッチからなり、玉の通過に伴う磁力の変化に基づい
て玉を検出する。
【0058】確率設定装置824は特別図柄表示装置の
大当り確率を変更、設定するもので、その設定内容は、
例えば次の通りである。 大当り確率の設定内容 大当り確率:設定3…………1/200 大当り確率:設定2…………1/210 大当り確率:設定1…………1/220 なお、普図当り確率を設定する場合には、例えばその設
定内容は次のような値にする。 普図当り確率の設定内容 普図当り確率:設定3…………1/5 普図当り確率:設定2…………1/10 普図当り確率:設定1…………1/20 なお、上記の各設定率はホールの管理室に配置されてい
る管理装置850によっても設定可能であり、その場
合、管理装置850における選択指令信号発生回路から
の選択指令信号に基づいて各確率が遠隔的に設定され
る。各確率の設定内容は、上記と同様である。なお、各
確率の設定内容は上記例に限らず、他の設定内容であっ
てもよいのはもちろんである。
【0059】ドライバ811からは変動入賞装置831
の大入賞口ソレノイド、遊技盤13の各種の装飾ランプ
・LED832、始動記憶表示器833に制御信号が出
力されるとともに、図示は略しているが、普通図柄表示
装置、補助変動入賞装置としての普通電動補助装置など
にも必要な制御信号が出力される。変動入賞装置831
の大入賞口ソレノイドは変動入賞装置(アタッカー)8
31をオープンさせるもので、特別図柄表示器869が
大当り状態になると、1サイルク目以後はV入賞を条件
に各サイクルで一定時間あるいは一定の玉数だけ大入賞
口ソレノイドが励磁されてアタッカーが開く。遊技盤1
3の各種の装飾ランプ・LED832としては、報知用
の各種ランプ・LEDがあり、例えば遊技盤13におけ
る点灯可能な打球方向変換部材等があり、ゲーム内容に
応じて適当に点灯あるいは点滅する。始動記憶表示器8
33は4個の範囲内で始動入賞した玉の数を記憶したこ
とを表示する。
【0060】ガラス枠上装飾部841は開口縁部表示器
834、遊技機上部表示器835の他に、遊技機上部ス
ピーカー304、314、遊技機機能表示部836、遊
技機情報表示器902を備えている。遊技機機能表示部
836はサイド装飾体401およびサイド装飾体402
によって構成される。遊技機上部スピーカー304、3
14には枠制御回路901におけるステレオタイプのア
ンプから出力信号が供給され、これらの出力信号に基づ
いてステレオ音を放音する。遊技機機能表示部836に
は排出・発射制御装置837からの出力信号および外部
情報端子基盤861を介してホールの管理装置850か
らの信号が入力され、遊技機機能表示部836は排出・
発射制御装置837からの出力信号および外部情報端子
基盤861を介して入力されるホールの管理装置850
からの信号に基づいて必要な情報を表示する。具体的に
は、主に枠側の情報、例えば前述したように、以下の情
報を表示する。
【0061】・ガラス枠12が開放したときに点灯する
開放表示 ・賞球排出時に点灯する賞球玉排出表示 ・島設備から玉の補給が行われるときに点灯する補給表
示 ・遊技機の打ち止め状態の表示 ・玉貸し状態の表示 ・玉抜き状態の表示 ・遊技音の一部(例えば、始動入賞音) ・玉の発射状態の表示 ・カードに関する情報(例えば、カード残高、カード挿
入状態、カードでの玉貸し可能状態など)の表示 管理装置850からの信号に基づく表示としては、例え
ば遊技機の打ち止め表示がある。
【0062】排出・発射制御装置837は排出制御回路
盤705および発射回路盤709の中に配置されている
各制御回路によって構成され、役物用IC801との間
で、データの授受を行うようになっている。したがっ
て、遊技機機能表示部836は枠側情報を主に表示する
が、これ以外の情報を表示してもよい。役物側の情報に
関する表示、例えば大当り表示、リーチ表示、図柄変動
表示、大当り発生時のファンファーレ表示、始動入賞表
示、カウント表示、スペシャルリーチ表示、アタッカー
オープン表示、確率変動中表示などを行うようにしても
よい。役物用IC801は外部情報端子基盤861を介
して管理装置850に接続されるとともに、表示制御回
路862に接続されている。外部情報端子基盤861は
遊技機外部に情報を出力するとともに、外部から遊技機
に情報を取り込む場合の端子であり、遊技盤13におけ
る各種情報、例えば役物装置に関する情報で、大当り、
ラッキーNO.、アンラッキーNO.、大当り確率設定
値、ラッキーNO.およびアンラッキーNO.の発生
率、大当り確率設定値、始動口入賞数、役物の回転数、
大当り時のサイクルの継続回数、不正情報(入賞による
不正あるいはコネクタの抜けなど)をホールの管理装置
850に出力する一方、管理装置850からの情報(例
えば、音楽、打ち止め情報等)を取り込む際の配線の中
継を行う。管理装置850はホールに設置された多数の
パチンコ機および島設備等から必要なデータを収集して
データの管理を行ったり、大当り確率の設定を遠隔的に
行ったり、各遊技機に必要な情報を送信したりする。
【0063】表示制御回路862は画像用CPU86
5、ROM866、RAM867および表示駆動回路8
68により構成される。画像用CPU865は役物用I
C801との間で通信処理を行い、送信されるコマンド
に応じて特別図柄表示器869に表示される画像の制御
を行うもので、画像用CPU865の出力は表示駆動回
路868に送られる。表示駆動回路868は画像用CP
U865からの出力信号に基づいて特別図柄表示器86
9を駆動する。ROM866は画像用CPU865の制
御プログラム、キャクターデータ等を格納しており、R
AM867は画像用CPU865のワークエリアとして
用いられる。特別図柄表示器869はCRTディスプレ
イによって構成され、始動入賞口に玉が入賞したとき、
CRTディスプレイ画面に表示された図柄の内容を変化
させ、その図柄が特定の利益状態(すなわち、特別態様
遊技状態で、例えば、大当りのゾロ目状態:「777」
など)になると、大当り遊技に移行して変動入賞装置
(アタッカー)831が開放するようになっている。こ
のように、役物装置の制御を行う役物用IC801と、
いわゆる特図の表示制御を行う表示制御回路862とを
わけることにより、役物用IC801の負担を軽減しつ
つ、遊技者への演出効果の高い特図画面を表示すること
が可能になっている。
【0064】次に、枠制御回路901は役物用IC80
1との間でデータの授受を行い、遊技機上部スピーカー
304、314および遊技機情報表示器902の作動を
制御する。枠制御回路901は前面装飾体14に配置さ
れているが、このような構成に限るものではない。例え
ば、樹脂製又は木製の前面枠11の裏面側に配置しても
いいし、機枠17に配置してもいいし、あるいは従来の
パイロットランプ(前面枠の上部に配置されているも
の)に一体的に備えるような配置にしてもいい。また、
枠制御回路901は枠側の外部情報端子基盤872を介
して外部の管理装置850や呼出ランプ(例えば、島設
備に配置されたもの)と接続され、信号の伝達が可能に
なっている。枠側の外部情報端子基盤872は遊技機本
体(遊技機枠)20であれば、どの部分に設けてもよ
い。一般的には、遊技機の裏面側に配置され、既設の外
部情報端子基盤861とは別体で構成される。一方、枠
側の外部情報端子基盤872の機能を実現するために、
例えば既設の外部情報端子基盤861を利用し、外部情
報端子基盤861に枠側の外部情報端子基盤872の信
号伝達に必要な端子を追加して設けるようにしてもよ
い。あるいは、遊技盤10の裏面側に枠側の外部情報端
子基盤872を配置するようにしてもよい。
【0065】枠制御回路901の詳細な回路構成は図1
5のように示される。図15において、枠制御回路90
1は音声制御回路A873、アンプ874、枠制御CP
U875、ROM876、RAM877、ラッキーナン
バー(ラッキーNO)設定器878、受信器879、出
力ドライバー880により構成される。なお、枠制御回
路901に対しては、遊技機の電源部から必要な電源が
供給されるが、枠制御回路901自体に電源回路を備え
るようにしてもよい。その場合、例えばAC24Vの電
源入力をDC24V、DC12V、DC5Vに変換する
ものが備えられる。枠制御CPU875は役物用IC8
01との間で通信処理を行い、送信されるコマンドに応
じて音声制御回路A873に制御信号を出力したり、出
力ドライバー880を介して遊技機情報表示器902の
作動(例えば、ラッキーナンバー遊技の表示等)を制御
したりする。ここで、枠制御回路901はステレオ音制
御手段、ラッキーナンバー遊技制御手段、遊技データ表
示制御手段を構成する。
【0066】音声制御回路A873は遊技関連音をステ
レオサウンドで生成する。遊技関連音としては、例えば
役物(遊技盤13)側の情報に関する音で、大当り音、
リーチ音、図柄変動音、大当り発生時のファンファーレ
音、始動入賞音、カウント音、スペシャルリーチ音、ア
タッカーオープン音、確率変動中音などがあり、これら
をステレオ音として生成する。そして、生成されたステ
レオ音はアンプ874により増幅されて遊技機上部スピ
ーカ(ステレオ音出力手段)304および遊技機上部ス
ピーカ(ステレオ音出力手段)314からそれぞれ放音
される。なお、音声制御回路A873の他に、例えば音
声合成ICを設け、遊技盤側の情報に必要な音声合成
(例えば、大当り時の音声、“やったね、大当り”)を
行うようにしてもよい。
【0067】ROM876は枠制御CPU875の制御
プログラム、キャクターデータ、音(音声)データ、ホ
ールの状況データ等を格納しており、RAM877は枠
制御CPU875のワークエリアとして用いられる。R
OM876の一部は表示データ用および音声データ用に
使用されるが、ROM876の一部を表示データ用RO
Mと、音声データ用ROMに分けてもよく、この場合に
はさらに表示データ用ROMと、音声データ用ROMを
交換可能にしてもよい。そのようにすると、データの内
容を変えたい場合には、ROMを交換すればよく便利で
ある。例えば、遊技盤10の交換に応じてROMを交換
したり、あるいはホールの要望に応じてROMを交換す
る。ラッキーナンバー設定器878はホールの係員によ
って操作され、ラッキーナンバーの設定およびラッキー
ナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率(発生率)
の設定を行うものである。ここで、遊技機情報表示器9
02にはラッキーナンバー決定遊技が表示されるととも
に、停止図柄が決定した場合には、それがラッキーナン
バーであるか否かの判別は枠制御CPU875で行う。
この場合、遊技機情報表示器902は遊技機(すなわ
ち、役物用IC801)からの大当り信号に基づいてラ
ッキーナンバー決定遊技を表示する。遊技機情報表示器
902はラッキーナンバー決定遊技に関連した表示を行
うことのできる表示手段および遊技データを表示する遊
技データ表示手段を構成する。
【0068】また、役物用IC801から枠制御回路8
75に遊技データ(例えば、大当り、始動入賞、図柄変
動開始等)が送信されるようになっており、枠制御回路
875ではその遊技データの計数、演算を行い、演算結
果が遊技機情報表示器902に表示されるようになって
いる。その他に、ROM876に格納されているホール
の状況データに基づき枠制御CPU875は以下のよう
な情報を遊技機情報表示器902に表示させる制御を行
う。 ・「このコーナーは禁煙席になっております」 ・「このコーナーは女性専用台になっております」 ・「このコーナーは会員専用台になっております」 ・「この遊技機は予約台になっております」 ・「この遊技機は食事台になっております」 ・「この遊技機は整備中です」 なお、遊技機情報表示器902に表示させる内容は上記
例に限るものではなく、その他の表示をさせてもよい。
ラッキーナンバー設定器878の操作は係員が所持して
いる所定のリモコン881によって行われるようになっ
ている。なお、ラッキーナンバー設定器878に係員が
直接的に触れてラッキーナンバーの指定およびラッキー
ナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率を設定可能
なように、ラッキーナンバー設定器878を構成しても
よい。
【0069】ラッキーナンバー、アンラッキーナンバー
としては、例えば以下のように設定する。 ・ホールラッキーナンバー:例えば「1」、「3」、
「5」 ・アンラッキーナンバー:例えば「4」、「9」 ・スペシャルラッキーナンバー:例えば「7」 ここで、ホールでの遊技形態について説明し、特にホー
ルラッキーナンバーについて詳細に説明する。ホールで
の営業形態は大きく分けて次のようなものがある。 単純ラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー大当り発生時のみ、持ち玉遊技が可能
である。例えば、「3」、「5」というラッキーナンバ
ーで大当りが発生したときのみ、持ち玉遊技ができる。
他の図柄(例えば、「2」)での大当り発生時は、持ち
玉を全て交換する必要がある。 ラッキーナンバー、アンラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー大当り発生(例えば、「3」、
「5」)により、持ち玉遊技を開始する。持ち玉が無く
なるか、あるいはアンラッキーナンバー(例えば、
「4」)での大当り発生により、持ち玉を全て交換す
る。又は、遊技者が自発的に遊技を止めるときもある。
【0070】ラッキーナンバー、アンラッキーナンバ
ー、スペシャルラッキーナンバー遊技 ラッキーナンバー(例えば、「3」)、スペシャルラッ
キーナンバーでの大当り発生(例えば、「7」)によ
り、持ち玉遊技を開始する。ラッキーナンバーによる持
ち玉遊技の場合、アンラッキーナンバー(例えば、
「4」)での大当り発生により、持ち玉を全て交換す
る。スペシャルラッキーナンバーによる大当りの場合、
終日、持ち玉の交換はない。ただし、持ち玉が無くなっ
た場合には、持ち玉遊技を無効にする場合と、引続き持
ち玉遊技を可能とする場合がある。スペシャルラッキー
ナンバーであっても、例えば遊技者が代ると、持ち玉遊
技を無効にする。 時間指定による無制限 例えば、“開店から12時まで”、“閉店前の2時間”
等の時間を制限して無制限営業(全ての図柄で持ち玉遊
技が可能)を行うものである。 時間指定によるラッキーナンバーの追加 例えば、“開店から12時まで”等の期間中は、通常
「1」、「3」によるラッキーナンバーに加えて「5」
を追加する場合(あるいは少なくする場合)である。
【0071】終日無制限 全ての大当り図柄に対して玉の交換が無いというもので
ある。遊技者にとっては有利となる。 完全1回交換制 どの図柄で大当りしても、大当り終了後に出玉の交換を
強制するものである。ただし、大当り終了後の始動記憶
内で再び大当りが発生した場合には、その大当り終了後
に出玉を交換することになる。 アンラッキーナンバーのみ設定 アンラッキーナンバー以外の大当りは全て無制限で、ア
ンラッキーナンバー(例えば、「4」、「9」)の大当
りが発生すると、全て出玉を交換する。 その他 定量制:所定の出球数により玉の交換を強制するもの
で、打ち止め制ともいう。 確率変動:大当り確率のアップ中のみ、持ち玉遊技を可
能にするものである。
【0072】受信器879は係員が所持しているリモコ
ン881からの信号(例えば、赤外線信号)を受信する
もので、受信器879によって受信された信号はA/D
変換等の信号処理がされて枠制御CPU875に送られ
る。なお、リモコン881の送信媒体は赤外線信号に限
らず、他のもの(例えば、超音波、電波)でもよい。枠
制御CPU875は受信器879からの信号に基づきラ
ッキーナンバー設定器878によって設定された内容で
ラッキーナンバー決定遊技や、その停止図柄の判定を行
う処理を実行する。枠制御CPU875からは出力ドラ
イバー880を介して遊技機情報表示器902、開口縁
部表示器834、遊技機上部表示器835に駆動信号が
出力されるとともに、枠側の外部情報端子基盤(外部接
続手段)872を介して遊技機外部に信号やデータが出
力される。開口縁部表示器834は開口縁装飾体502
に相当し、遊技機上部表示器835は上部装飾ランプ中
継基盤306、複数の装飾ランプ341、ランプカバー
(装飾カバー体)351によって構成される。遊技機上
部表示器835は前述したように、遊技盤10に関する
各種の装飾状態表示、すなわち、以下の表示を行う。ま
た、役物用IC801は報知制御手段を構成する。 ・普段状態(特図の通常状態のこと) ・特図の変動状態 ・リーチ状態(スペシャルリーチも含む) ・外れ状態 ・大当りファンファーレ状態 ・大当り状態 ・確率変動状態(特図、普図の両方を含む) なお、その他に遊技機情報表示器902によって表示さ
れるラッキーナンバー遊技状態(持ち玉遊技状態)を遊
技機上部表示器835で表示するようにしてもよい。
【0073】枠制御回路901から外部に出力されるデ
ータは管理装置850に送信され、管理装置850では
各遊技機からのデータを収集して営業データ等を作成す
る。例えば、大当り信号は送信されていたが、大当りの
図柄データについては従来、管理装置850では収集で
きなかった。これに対して本実施例では、ラッキーナン
バー遊技の図柄データを管理装置850に送信すること
により、ラッキーナンバー遊技の状況データを収集する
ことが可能になる。また、枠制御回路901から外部に
出力されるデータは島設備に送信され、島設備の演出
(例えば、大当りが発生した場合に島設備でファンファ
ーレを発生すくような演出)に利用することが行われ
る。なお、枠制御回路901で他の装飾表示器の装飾を
行うようにしてもよい。例えば、上部装飾ランプ中継基
盤306上に配置された装飾ランプ341の制御を行っ
て、これらの装飾ランプ341を遊技状態に応じて点灯
(あるいは点滅)制御するようにしてもよい。
【0074】以上の構成において、本実施例の動作につ
いて説明する。遊技機における通常の第1種遊技につい
てはよく知られているので、省略する。図16は枠制御
回路901の制御プログラムを示すフローチャートであ
る。この制御プログラムは所定時間毎に繰り返して度実
行される。プログラムがスタートすると、まずステップ
S10で設定変更があるか否かを判別する。ここでいう
設定変更とは、ラッキーナンバーの設定あるいはラッキ
ーナンバー決定遊技で表示される図柄の出現率を変更す
ることであり、これらはホールの係員がリモコン881
を操作することにより行われる。したがって、設定変更
があるかどうかは、リモコン881の操作の有無を判断
することになる。設定変更があればステップS12に分
岐してラッキーナンバー情報(すなわち、ラッキーナン
バーの設定、ラッキーナンバー決定遊技で表示される図
柄の出現率)の設定処理を行う。ラッキーナンバーの設
定あるいはラッキーナンバー決定遊技で表示される図柄
の出現率のうち1つでも変更があると、ステップS12
で設定処理を行う。両方とも変更がある場合には、ステ
ップS12でラッキーナンバーの設定およびラッキーナ
ンバー決定遊技で表示される図柄の出現率の設定処理を
行う。ステップS12を経ると、次いで、ステップS1
4に進む。一方、ステップS10で設定変更がなけれ
ば、直接にステップS14に進む。
【0075】ステップS14では役物用IC801との
データ通信処理を行う。これにより、役物用IC801
と枠制御回路901との間で必要なデータ通信の授受が
行われ、例えば役物用IC801から枠制御回路901
に対して遊技データが送信されたり、音声発生コマン
ド、装飾表示コマンド等が送信されたりする。次いで、
ステップS16で外部装置(例えば、管理装置850)
との間で必要なデータ通信の授受が行われる。例えば、
管理装置850から枠制御回路901に対して音楽、打
ち止め情報データ等が送信されたり、大当り確率の設定
(あるいはラッキーナンバーの設定やラッキーナンバー
決定遊技で表示される図柄の出現率の設定でもよい)を
遠隔的に行ったする場合のコマンドが送信されたりす
る。次いで、ステップS18で遊技機情報表示器902
の表示内容を切り替えるための分岐条件の判断を行う。
分岐条件は、例えば以下のように判断する。 ・所定期間で遊技機情報表示器902の表示内容を切り
替える。例えば、30秒経過後とか、1分経過後に表示
内容を切り替える。 ・管理装置850あるいは役物用IC801からの信号
により、遊技機情報表示器902の表示内容を切り替え
る。 ・遊技者あるいは係員の操作により遊技機情報表示器9
02の表示内容を切り替える。例えば、遊技者が表示内
容を切り替えることが可能な切替ボタンを遊技機に別途
設けたり、あるいは係員がリモコン881を操作して表
示内容を切り替えるようにする。
【0076】ステップS18で分岐条件の判断を行う
と、ステップS20のラッキーナンバー表示処理、ステ
ップS22の遊技データ表示処理、あるいはステップS
24の遊技店情報の表示処理の何れかに進む。 (a)ラッキーナンバー表示処理のルーチン ステップS20のラッキーナンバー表示処理では設定さ
れているラッキーナンバーを遊技機情報表示器902に
表示する。ここで、図17(a)〜図17(d)および
図18(a)〜(c)は遊技機情報表示器902に表示
される各種情報を示す図である。したがって、ステップ
S20のラッキーナンバー表示処理では、図18(a)
に示すように、遊技機情報表示器902にラッキーナン
バー設定器878によって設定されたラッキーナンバ
ー、無制限ナンバー、アンラッキーナンバーが表示され
る。例えば、ラッキーナンバーが「1」、「3」、
「5」、無制限ナンバーが「7」、アンラッキーナンバ
ーが「4」、「9」として表示される。これにより、遊
技者は遊技機正面上部にある遊技機情報表示器902に
より、各ラッキーナンバーを見やすい位置で確実に認識
することができる。
【0077】次いで、ステップS26で大当り発生か否
かを判別し、大当りが発生した場合には、ステップS2
8でラッキーナンバー決定遊技処理を行う。これによ
り、図17(b)に示すように遊技機(つまり、役物用
IC801)からの大当り信号をトリガーにラッキーナ
ンバー決定遊技が遊技機情報表示器902で行われ、そ
の様子が遊技機情報表示器902に表示される。図17
(b)は図柄(数字)が「6」から「7」にスクロール
している状態を示しており、「ラッキーナンバー決定
中」という表示がされる。これにより、遊技者はラッキ
ーナンバー決定中であることを見やすい位置で確実に認
識することができる。この場合、各図柄(すなわち、ラ
ッキーナンバーやアンラッキーナンバー)の出現率はラ
ッキーナンバー設定器878で設定されている。
【0078】次いで、遊技機情報表示器902における
ラッキーナンバー決定遊技の停止図柄が決定した場合、
枠制御回路901で停止図柄がラッキーナンバーである
か否かの判別が行われ、遊技機情報表示器902にその
判定結果が表示される。図17(c)は停止図柄が
「5」で、ラッキーナンバーとなった場合の例を示して
いる。そして、このとき「ラッキーナンバースタートで
す。持ち玉遊技開始です」という表示がされる。すなわ
ち、遊技機情報表示器902にラッキーナンバー大当り
が表示されるとともに、他のランプ(例えば、上部装飾
ランプ中継基盤306上の複数の装飾ランプ341)に
よりラッキーナンバー大当りを装飾する。このとき、音
声によってラッキーナンバー大当りを装飾(例えば、
「ラッキーナンバースタート」という音声)してもよ
い。また、このとき管理装置850にラッキーナンバー
大当り信号が送信される。なお、これはスペシャルラッ
キーナンバー大当りのときも同様である。これにより、
管理装置850ではラッキーナンバー遊技のデータを収
集することができる。
【0079】次いで、ラッキーナンバー遊技中は図17
(d)に示すように、遊技機情報表示器902にラッキ
ーナンバー遊技中であることの表示、すなわち、「ただ
今ラッキーナンバー遊技中です。4、9が出たら交換で
す」という表示がされる。これにより、ラッキーナンバ
ー遊技中であることを遊技者は見やすい位置で確実に認
識することができる。また、大当り終了後に「4」ある
いは「9」の図柄で次回の大当りが発生すると、その図
柄は枠制御回路901で自動判定され、出玉の交換が遊
技機情報表示器902に表示される。したがって、この
場合には出玉の交換の要請を自動的に表示させることが
でき、便利で係員の負担が軽減する。なお、ラッキーナ
ンバーで大当りしたとき、その後、アンラッキーナンバ
ーが出現せずに、遊技を終了するとき(例えば、持ち玉
が無くなったとか、遊技者が都合により持ち玉を交換す
るとき)には、係員が判定してリモコン操作で遊技機情
報表示器902の表示を変える。
【0080】次いで、ステップS30に進む。また、ス
テップS26で大当りが発生していない場合には、ステ
ップS28をジャンプして直接にステップS30に進
む。ステップS30ではスペシャルラッキーナンバー
(ラッキーNO(S))での遊技中であるか否かを判別
する。スペシャルラッキーナンバー「7」で大当りが発
生した場合には、ステップS32に進んで遊技機情報表
示器902にスペシャルラッキーナンバー「7」による
遊技中であることを表示する。すなわち、遊技機情報表
示器902に図18(a)に示すようにスペシャルラッ
キーナンバー「7」で大当りが発生し、「ただ今無制限
遊技中です」という表示がされる。これにより、遊技者
は「7」の出目が無制限営業開始であることを見やすい
位置で確実に認識することができる。ただし、このとき
もスペシャルラッキーナンバーで大当りした後、遊技を
終了するとき(例えば、持ち玉が無くなったとか、遊技
者が都合により持ち玉を交換するとき)には、係員が判
定してリモコン操作で遊技機情報表示器902の表示を
変える。また、スペシャルラッキーナンバー「7」で大
当りが発生した場合には、その後、アンラッキーナンバ
ーが出現しても遊技終了にならないから、係員が判定し
てリモコン操作で遊技機情報表示器902の表示を遊技
終了にはしないようにする。
【0081】ステップS32を経ると、ステップS34
に進む。一方、スペシャルラッキーナンバー「7」によ
る大当りが発生していない場合には、ステップS32を
ジャンプしてステップS34に進む。ステップS34で
は役物用IC801および管理装置850からの信号に
基づきステレオ音の出力処理を行う。この場合、例えば
役物用IC801から枠制御回路901に対して音声出
力コマンドが送信され、枠制御回路901ではその音声
出力コマンドに基づいてステレオ音を発生する処理を行
い、遊技機上部スピーカー304、314からステレオ
音(例えば、大当り音、リーチ音、図柄変動音、大当り
発生時のファンファーレ音、始動入賞音、カウント音、
スペシャルリーチ音、アタッカーオープン音、確率変動
中音など)が放音される。また、管理装置850からの
信号に基づき打ち止め情報、店内放送、音楽などが遊技
機上部スピーカー304、314からステレオ音として
放音される。
【0082】次いで、ステップS36に進み、役物用I
C801および管理装置850からの信号に基づき装飾
表示処理を行う。例えば、役物用IC801から枠制御
回路901に対して装飾表示コマンドが送信され、枠制
御回路901ではその装飾表示力コマンドに基づいてガ
ラス枠上装飾部841の遊技機上部表示器835に以下
のような遊技盤10に関する各種の装飾状態表示をさせ
る。 ・普段状態(特図の通常状態のこと) ・特図の変動状態 ・リーチ状態(スペシャルリーチも含む) ・外れ状態 ・大当りファンファーレ状態 ・大当り状態 ・確率変動状態(特図、普図の両方を含む) また、枠制御回路901ではその装飾表示コマンドに基
づいてガラス枠上装飾部841の開口縁部表示器834
に大当り発生の装飾表示などの各種の装飾状態表示を行
う。一方、管理装置850からの信号に基づいて、例え
ば遊技機の打ち止め表示などを開口縁部表示器834に
表示する。ステップS36を経ると、ルーチンを終了
し、次回の実行タイミングになると、再びルーチンを繰
り返す。
【0083】なお、スペシャルラッキーナンバー遊技の
開始のときは、他のランプ(例えば、上部装飾ランプ中
継基盤306上の複数の装飾ランプ341)によりスペ
シャルラッキーナンバー大当りを装飾する。このとき、
音声によってスペシャルラッキーナンバー大当りを装飾
(例えば、「スペシャルラッキーナンバースタート」と
いう音声)してもよい。また、このとき管理装置850
にスペシャルラッキーナンバー大当り信号が送信され
る。これにより、管理装置850ではスペシャルラッキ
ーナンバー遊技のデータを収集することができる。全図
柄を無制限遊技にする場合、例えば開店(午前10時)
から12時までの間(2時間)にどの図柄が大当りが発
生しても無制限営業にするようなときは、遊技機情報表
示器902に「ただ今サービスタイム中です」という表
示がされる。これにより、遊技者はサービスタイム中で
あれば全図柄の出目が無制限営業開始であることを見や
すい位置で確実に認識することができる。ここで、全図
柄を無制限遊技にする場合の設定は、例えば管理装置8
50からの信号により開店(午前10時)から12時ま
での間(2時間)というように表示してもよいし、ある
いは予め遊技機側の枠制御回路901で設定しておき、
それに基づいて表示してもよい。
【0084】(b)遊技データ表示処理のルーチン ステップS22の遊技データ表示では遊技機情報表示器
902に各種の遊技データを表示する処理を行う。例え
ば、図18(b)は遊技機情報表示器902に表示され
る各種遊技データの一例を示す図である。この場合、枠
制御回路875は役物用IC801から遊技データ(例
えば、大当り、始動入賞、図柄変動開始等を受信し、そ
の受信データに基づいて遊技データの計数、演算を行
い、演算結果を遊技機情報表示器902に表示させる。
例えば、図18(b)の例では、以下のような表示がさ
れる。 ・大当り回数 20回(25回) ・始動回数 193回 ・リーチ回数 15回 ・大当り確率 1/230(1/210) なお、最初は本日のデータ、後のかっこ書きのデータは
前日のデータである。枠制御回路875ではRAM87
7に本日、前日、前々日、・・・・というように各デー
タを記憶している。これにより、遊技者は遊技台のデー
タを見やすい位置で確実に認識することができる。
【0085】(c)遊技店情報の表示処理のルーチン ステップS24の遊技店情報の表示処理では遊技機情報
表示器902に各種の遊技店情報を表示する処理を行
う。この処理では、ROM876に格納されているホー
ルの状況データに基づき遊技機情報表示器902に各種
の表示をさせる。例えば、図18(c)は遊技機情報表
示器902に表示される一例で、ここでは「このコーナ
ーは禁煙席になっております」という表示がされる例を
示している。これにより、遊技者は禁煙席であることを
見やすい位置で確実に認識することができる。なお、こ
のような各種の表示は係員がリモコン881を操作して
変えることができる。したがって、簡単な操作で遊技機
情報表示器902に各種の表示をさせることができる。
例えば、以下のような表示を簡単に変更することができ
る。 ・「このコーナーは女性専用台になっております」 ・「このコーナーは会員専用台になっております」 ・「この遊技機は予約台になっております」 ・「この遊技機は食事台になっております」 ・「この遊技機は整備中です」 この他、例えば管理装置850から枠制御回路901に
表示データを送信して遊技機情報表示器902に各種の
情報表示をさせるようにしてもよい。なお、これらの表
示データは遊技機における枠制御回路901のROM8
76において予め備えられる他に、枠制御回路901の
ROM876を別なものと交換して対応するようにして
もよい。
【0086】このように本実施例では、遊技機本体20
(以下、遊技機枠という)に前面装飾体(電気的機構
体)14が配設され、この前面装飾体14を制御する枠
制御回路(遊技機枠制御手段)901が遊技機枠に設け
られる。したがって、以下の効果を得ることができる。 (1)前面装飾体14を制御する枠制御回路901を遊
技制御回路(すなわち、遊技制御手段890)から切り
離して遊技機枠に設けることにより、遊技制御回路の負
担が軽減し、同回路の複雑化を防止できる。 (2)枠制御回路901を遊技機枠に設けて遊技制御回
路とは別にしてそれぞれ個別化することにより、枠制御
回路901の機能を充実させることが可能になる。 (3)その結果、遊技制御回路が枠制御回路901の機
能を果す必要がなくなり、制御容量も十分になって、よ
り一層高いレベルで各種の機能要求を満たすことができ
る。 (4)また、遊技制御回路の構成の複雑化やコストの上
昇を避けることができる。 (5)遊技機の枠部分の構成が異なった場合、その枠部
分に沿った制御を行うための枠制御回路901を遊技制
御回路から切り離して遊技機枠に設けることにより、遊
技制御回路を共通化することができる。したがって、遊
技制御回路をどのような遊技機枠でも使用できるように
することが可能になる。
【0087】(6)その結果、例えば遊技盤10の交換
時には有利であり、枠制御回路901を交換する必要が
なく、コスト(遊技盤の交換コスト)を低下させること
ができる。 (7)遊技制御回路と切り離して設けた枠制御回路90
1により音声のステレオ制御を行うことにより、音声の
装飾効果を高めることができる。 (8)遊技制御回路と切り離して設けた枠制御回路90
1によりラッキーナンバーに関する制御を行い、前面装
飾体14に設けた遊技機情報表示器902によりラッキ
ーナンバーに関する表示を行うことにより、ホールの営
業に枠制御回路901および遊技機情報表示器902を
利用することができる。 (9)遊技制御回路と切り離して設けた枠制御回路90
1により遊技データに関する制御を行い、前面装飾体1
4に設けた遊技機情報表示器902により遊技データに
関する表示を行うことにより、枠制御回路901および
遊技機情報表示器902を利用して遊技者に有益なデー
タを提供することができる。 (10)枠制御回路901と、外部装置(例えば、管理
装置850)とを接続する枠側の外部情報端子基盤(外
部接続手段)872を設けることにより、遊技制御回路
の処理負担を軽減しつつ、外部装置との間で簡単にデー
タの授受を行うことができる。例えば、ラッキーナンバ
ー大当り発生を外部装置(例えば、管理装置850)で
容易に把握することができ、正確な営業データを収集す
ることができる。 (11)ラッキーナンバー設定器を設けることにより、
遊技店の営業に合せてラッキーナンバー決定遊技の図柄
の出現率とか、その日のラッキーナンバー、スペシャル
ラッキーナンバー、アンラッキーナンバーの設定を行う
ことが可能になる。したがって、各ホールの営業に沿っ
たきめ細かいラッキーナンバー図柄を選択することがで
きる。
【0088】本発明の第2実施例 次に、図19は本発明の第2実施例を示す図であり、こ
れは取り付けベース盤13A、13Bに枠制御回路基盤
950を配置した例である。図19において、取り付け
ベース盤13A、13Bの上部ほぼ中央には枠制御回路
基盤950が配置されており、この枠制御回路基盤95
0によって第1実施例と同様の機能を有する枠制御回路
を実現するようになっている。すなわち、枠制御回路基
盤950は4角に形成された4つのビス穴(図示略)に
ビスをを挿入し、このビスを取り付けベース盤13A、
取り付けベース盤13Bに各2つずつ形成された取り付
けボス(ここでは図示略)に捩じ込むことにより、取り
付けベース盤13A、取り付けベース盤13Bに固定さ
れる。枠制御回路基盤950には枠制御回路を構成する
ための枠制御CPU951、交換可能なROM952、
RAM953、遊技機情報表示器954が備えられとと
もに、繁雑になるので、細かい符号付けは省略するが、
その他に音声制御回路A、アンプ、ラッキーナンバー
(ラッキーNO)設定器、受信器、出力ドライバーを構
成するICが備えられている。ROM952には複数の
各種メッセージデータが予め格納されており、簡単に交
換することができる構成になっている。遊技機情報表示
器954は、例えばドットLED、あるいは小型のLC
D等によって構成されている。また、枠制御回路基盤9
50には複数の装飾ランプが配置され、これらの装飾ラ
ンプによって第1実施例と同様に上部装飾ランプ中継基
盤306の装飾機能を実現可能になっている。すなわ
ち、言換えれば、上部装飾ランプ中継基盤306上に枠
制御回路を搭載したようになっている。また、コネクタ
や配線固定部等は第1実施例と同様に設けられている。
なお、上部装飾ランプ中継基盤306上に枠制御回路を
搭載するのではなく、枠制御回路基盤950を単独で設
けてもよい。
【0089】以上の構成において、第2実施例では前面
装飾体14に枠制御回路基盤950を設けることによ
り、前面装飾体14の交換と同時に枠制御回路基盤95
0も交換することができ、作業性がよく、便利である。
また、ROM952に予め複数の各種メッセージデータ
(例えば、遊技店情報表示データ等)を予め格納してお
き、必要な場合には簡単に交換することも可能であるか
ら、メッセージデータを変えたいような場合には、極め
て便利である。なお、枠制御回路基盤950は図19の
例に限らず、遊技機枠側であれば遊技盤以外の場所のど
こに設けてもよい。遊技機枠の裏側でもよいし、側方の
空きスペースに設けてもよい。また、枠制御回路基盤9
50は例えば通常のパイロットランプで表示のみが可能
なものと交換が可能である。これにより、オプション設
定でホールが選択的にどちらの遊技機情報表示器を使用
することもでき、便利であるという利点がある。
【0090】なお、玉貸機の配置場所は上記例に限るも
のではない。例えば、前面パネルの部分や皿前装飾体の
部分に設けるようにしてパチンコ機と一体にしてもよ
い。また、本発明はカードリーダを備えていないパチン
コ機にも適用できるのは勿論である。本発明に係わる遊
技機は上記実施例のようなプリペイドカード方式のパチ
ンコ機に適用する例に限らない。例えば、クレジット方
式のパチンコ機にも適用することができる。遊技盤の構
成、機種はどのようなものでもよい。プリペイドカード
方式でなく、全くカードを使用しないパチンコ機につい
ても幅広く適用することが可能である。また、アレンジ
ボール機にも適用することができる。いわゆる回動式の
スロットルマシンにも適用することができる。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、遊技機枠に電気的機構
体(例えば、前面装飾体)を配設し、この電気的機構体
を制御する遊技機枠制御手段(例えば、枠制御回路)を
遊技機枠に設けているので、以下の効果を得ることがで
きる。 (1)電気的機構体を制御する遊技機枠制御手段を遊技
制御回路(例えば、遊技制御手段)から切り離して遊技
機枠に設けることにより、遊技制御回路の負担が軽減
し、同回路の複雑化を防止できる。 (2)遊技機枠制御手段を遊技機枠に設けて遊技制御回
路とは別にしてそれぞれ個別化することにより、遊技機
枠制御手段の機能を充実させることが可能になる。 (3)その結果、遊技制御回路が遊技機枠制御手段の機
能を果す必要がなくなり、制御容量も十分になって、よ
り一層高いレベルで各種の機能要求を満たすことができ
る。 (4)また、遊技制御回路の構成の複雑化やコストの上
昇を避けることができる。 (5)遊技機の枠部分の構成が異なった場合、その枠部
分に沿った制御を行うための遊技機枠制御手段を遊技制
御回路から切り離して遊技機枠に設けることにより、遊
技制御回路を共通化することができる。したがって、遊
技制御回路をどのような遊技機枠でも使用できるように
することが可能になる。
【0092】(6)その結果、例えば遊技盤の交換時に
は有利であり、遊技機枠制御手段を交換する必要がな
く、コスト(遊技盤の交換コスト)を低下させることが
できる。 (7)遊技制御回路と切り離して設けた遊技機枠制御手
段により音声のステレオ制御を行うことにより、音声の
装飾効果を高めることができる。 (8)遊技制御回路と切り離して設けた遊技機枠制御手
段によりラッキーナンバーに関する制御を行い、電気的
機構体に設けたラッキーナンバー遊技に関連した表示を
行うことのできる表示手段(例えば、遊技機情報表示
器)によりラッキーナンバーに関する表示を行うことに
より、ホールの営業に遊技機枠制御手段および表示手段
を有効に利用することができる。 (9)遊技制御回路と切り離して設けた遊技機枠制御手
段により遊技データに関する制御を行い、電気的機構体
に設けた遊技データを表示する遊技データ表示手段(例
えば、遊技機情報表示器)により遊技データに関する表
示を行うことにより、遊技機枠制御手段および遊技デー
タ表示手段を有効に利用して遊技者に有益なデータを提
供することができる。 (10)遊技機枠制御手段と、外部装置(例えば、管理
装置)とを接続する外部接続手段(例えば、枠側の外部
情報端子基盤)を設けることにより、遊技制御回路の処
理負担を軽減しつつ、外部装置との間で簡単にデータの
授受を行うことができる。例えば、ラッキーナンバー大
当り発生を外部装置(例えば、管理装置)で容易に把握
することができ、正確な営業データを収集することがで
きる。 (11)ラッキーナンバー設定器を設けることにより、
遊技店の営業に合せてラッキーナンバー決定遊技の図柄
の出現率とか、その日のラッキーナンバー、スペシャル
ラッキーナンバー、アンラッキーナンバーの設定を行う
ことが可能になる。したがって、各ホールの営業に沿っ
たきめ細かいラッキーナンバー図柄を選択することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパチンコ装置の一実施例の全
体を示す正面斜視図である。
【図2】同実施例の取り付けベース盤の上部側を示す図
である。
【図3】同実施例の取り付けベース盤の下部側を示す図
である。
【図4】同実施例の取り付けベース盤の右側部分を示す
図である。
【図5】同実施例のガラス枠が閉じた状態を示す図であ
る。
【図6】同実施例のガラス枠が開いた状態を示す図であ
る。
【図7】同実施例のガラス枠の着脱手段の要部を示す図
である。
【図8】同実施例の取り付けベース盤の斜視図である。
【図9】同実施例の開口縁部装飾体レンズを示す図であ
る。
【図10】同実施例の取り付けベース盤に配置される電
気的装飾部材の取り付けの様子を示す図である。
【図11】同実施例の取り付けベース盤に配置されるス
ピーカーおよび上部装飾ランプ中継基盤の様子を示す図
である。
【図12】同実施例の取り付けベース盤に配置される電
気的装飾部材の取り付け手順を説明するための図であ
る。
【図13】同実施例のサイド装飾体を示す図である。
【図14】同実施例のパチンコ装置の制御系の構成を示
す図である。
【図15】同実施例の枠制御回路の構成を示す図であ
る。
【図16】同実施例の枠制御回路の制御プログラムを示
すフローチャートである。
【図17】同実施例の遊技機情報表示器の表示例を示す
図である。
【図18】同実施例の遊技機情報表示器の表示例を示す
図である。
【図19】本発明の第2実施例の取り付けベース盤に配
置される枠制御回路基盤の取り付けの様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ装置 2 パチンコ機 13 取り付けベース盤 14 前面装飾体(電気的機構体) 20 遊技機本体(遊技機枠) 304、314 スピーカー(ステレオ音出力手段) 306 上部装飾ランプ中継基盤(電気部品) 351 ランプカバー(装飾カバー体) 610 電気的装飾手段 801 役物用IC 850 管理装置 872 枠側の外部情報端子基盤(外部接続手段) 890 遊技制御手段 901 枠制御回路(ステレオ音制御手段、ラッキーナ
ンバー遊技制御手段、遊技データ表示制御手段) 902、954 遊技機情報表示器(表示手段、遊技デ
ータ表示手段) 950 枠制御回路基盤 952 ROM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤と、遊技機枠とを有し、 遊技状態を制御する遊技制御手段を備えた遊技機におい
    て、 前記遊技機枠に電気的機構体を配設し、 該電気的機構体を制御する遊技機枠制御手段を、遊技機
    枠の所定箇所に設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記電気的機構体は、ステレオ音を出力
    可能なステレオ音出力手段を有し、 前記遊技機枠制御手段は、ステレオ音出力手段をステレ
    オサウンドで制御可能なステレオ音制御手段を含んでい
    ることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記電気的機構体は、獲得賞球によりそ
    の遊技機での遊技の続行ができるラッキー識別情報と、
    獲得賞球を景品と一旦交換した後、再度貸球を購入して
    からその遊技者において遊技を続行できるアンラッキー
    識別情報とによって遊技の継続を判断するラッキーナン
    バー遊技に関連した表示を行うことのできる表示手段を
    有し、 前記遊技機枠制御手段は、表示手段に表示されるラッキ
    ーナンバー遊技に関連した表示を制御可能なラッキーナ
    ンバー遊技制御手段を含んでいることを特徴とする請求
    項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記電気的機構体は、遊技データを表示
    する遊技データ表示手段を有し、 前記遊技機枠制御手段は、遊技データ表示手段の表示を
    制御可能な遊技データ表示制御手段を含んでいることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技機枠制御手段と、外部装置とを
    接続する外部接続手段を有することを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載の遊技機。
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