JPH0817135A - スピンドルモータ固定機構 - Google Patents

スピンドルモータ固定機構

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Publication number
JPH0817135A
JPH0817135A JP6146093A JP14609394A JPH0817135A JP H0817135 A JPH0817135 A JP H0817135A JP 6146093 A JP6146093 A JP 6146093A JP 14609394 A JP14609394 A JP 14609394A JP H0817135 A JPH0817135 A JP H0817135A
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JP
Japan
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mechanical chassis
spindle motor
mounting member
fulcrum
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP6146093A
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English (en)
Inventor
Masayuki Shinoda
雅之 篠田
Yoshikazu Goto
芳和 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、光ディスク装置におけるスピンド
ルモータ固定機構に関するもので、簡単な構成でスピン
ドルモータの傾き補正および作動距離の補正を、独立し
て調整可能とすることを目的とする。 【構成】 スピンドルモータ取付け板5は、支点部7a
を具備したスペーサ7をメカシャーシ9との間で挟持
し、コイルバネを挟持した、2箇所のみのネジ部の締め
ネジを回動することで、スピンドルモータ2の取付け角
度の補正を行い、スペーサ7を異なる肉厚を有するスペ
ーサ部材と交換することにより、作動距離を補正すると
いった、スピンドルモータの取付け角度および作動距離
の補正を、簡単な構成で独立して行うことを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに対し情報
を記録もしくは再生するために、光ディスクを回転駆動
するスピンドルモータ固定機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク装置の高密度化の検討
が盛んに行われている。この高密度化を達成するため
に、光ディスクに情報を記録または再生するための光ス
ポット径の小径化、狭トラックピッチ化等による方法が
挙げられる。この方法のためには、対物レンズからの光
スポットの光軸と光ディスクの記録面の入射角度、およ
び対物レンズと光ディスクのスポット入射面の距離を極
めて精度良く位置決めする事が不可欠となり、その位置
決めの手段として、例えば特開昭61ー150162号
公報に開示される構成によるスピンドルモータの取付方
法がある。以下その構成を図19、図20、図21に示
し説明をおこなう。
【0003】図19は従来の光ディスク装置の斜視図、
図20は従来のスピンドルモータ固定機構の概略図で、
図21は図20における従来のスピンドルモータ固定機
構の主要部構成図である。
【0004】図19、図20、図21において、101
は光ディスク、102は光ディスクを回転駆動するスピ
ンドルモータ、102aはスピンドル軸、103は光デ
ィスク101を載置するターンテーブル、104は対物
レンズ104aを具備した光ピックアップ、105はス
ピンドルモータ102を保持する取付け部材、105a
は取付け部材105に配置され開口部105bを有する
貫通穴、106はメカシャーシ、106aはメカシャー
シ106上に設けられたネジ穴、107は調整溝107
aを有するネジ軸、107bは球面部、107c、10
7dはネジ部、108はネジ部107cに螺合するナッ
ト、109は板バネである。
【0005】以下、その動作について説明をおこなう。
【0006】光ディスク101上で情報の記録、再生、
消去を行うために、取付け部材105に保持され、メカ
シャーシ106上に固定されたスピンドルモータ102
によって光ディスク101が回転駆動され、この光ディ
スク101上に微小の光スポットを形成する対物レンズ
104aを具備した光ピックアップ104が、光ディス
ク101の半径方向に直線移動する。スピンドルモータ
102は取付け部材105に保持され、調整機構を介し
てメカシャーシ106に固定される。
【0007】次にこの調整機構の詳細について説明を行
う。
【0008】ネジ軸107のネジ部107dを板バネ1
09に挿通した状態で、メカシャーシ106のネジ穴1
06aにネジ軸107のネジ部107dを螺合し、そし
て、各ネジ軸107が貫通穴105aに挿通するように
取付け部材105を位置決めして、メカシャーシ106
の方向に降ろす。
【0009】これにより、ネジ軸107の球面部107
bに貫通穴105aの開口部105bが係合して取付け
部材105がメカシャーシ106に取り付けられる。さ
らに、ナット108をネジ軸107のネジ部107cに
螺合すると取付け部材105がメカシャーシ106に固
定される。
【0010】また、取付け部材105とメカシャーシ1
06の取付け調整は、以下のようにして行うことができ
る。
【0011】まずナット108を緩め、そして、ネジ軸
107の調整溝107aをドライバー等で回転して、ネ
ジ軸107のメカシャーシ106との螺合量を調整す
る。
【0012】これを、全ての調整機構に対して行えば、
メカシャーシ106に対する取付け部材105の間隔、
傾斜方向を任意に設定できるといった構成である。
【0013】すなわち、光ディスク101の光束入射面
と対物レンズ104との距離と、光ディスク101の信
号記録面に入射する、対物レンズ104からの光スポッ
トの光軸の傾き調整を可能としている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述する
ような構成において、メカシャーシ106と取付け部材
105との間隔、傾斜方向を調整する場合、少なくとも
3箇所の調整機構を全て同様に操作する必要があり、間
隔および傾斜方向の調整の切り分けが困難となる。すな
わち、傾きの調整を行う際に、間隔までも変わるといっ
た問題が生じてしまい、調整に時間がかかる。
【0015】本発明は上記課題を解決し、簡単な構成
で、光ディスクの光束入射面と対物レンズとの距離と、
光ディスクの信号記録面に入射する対物レンズからの光
スポットの光軸の傾き調整を、それぞれ独立して調整す
る事を可能とし、調整の簡素化・単純化を達成しつつ、
装置の安定化、高精度化を達成し得たスピンドルモータ
固定機構を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスピンドルモータ固定機構は、光ディスクを
回転駆動するスピンドルモータと、スピンドルモータを
保持する取付け部材と、スピンドルモータのスピンドル
軸に固定され、光ディスクを載置可能なターンテーブル
と、光ディスク上に情報の記録または再生をおこなうた
めに微小な光スポットを形成する対物レンズを具備して
光ディスクの半径方向に移動する光ピックアップと、前
記各構成要素を搭載するメカシャーシとを備えた光ディ
スク装置において、取付け部材は、メカシャーシへの螺
着用に3箇所の締めネジ挿入用の挿通穴を具備し、メカ
シャーシは、取付け部材の挿通穴に対応する位置に、ス
ピンドルモータを保持する取付け部材をメカシャーシに
締めネジにより螺着する、ネジ止め部であるネジ穴を備
え、ネジ止め部の内1箇所は、取付け部材のメカシャー
シへの螺着時、光ディスクの光スポット入射面と対物レ
ンズとの距離を略正規の寸法となす所定の厚みを有すス
ペーサ部材を、メカシャーシと取付け部材に挟持する形
で配置し、スペーサ部材と、取付け部材もしくはメカシ
ャーシとの接触部に支点部を形成し、他のネジ止め部
は、取付け部材とメカシャーシとの間に挟持する形で弾
性部材を備え、支点部を支点として、弾性部材を挟持し
たネジ止め部の締めネジの回動により、取付け部材とメ
カシャーシとの隙間を可変可能としたことを特徴として
いる。
【0017】また、スペーサ部材に、支点部となる支点
用突起部を形成したことを特徴とすることもできる。
【0018】また、メカシャーシに、支点部となる支点
用突起部を形成し、支点用突起部と取付け部材で挟持
し、支点用突起部が接触する平板のスペーサ部材を具備
したことを特徴とすることもできる。
【0019】また、取付部材に、支点部となる支点用突
起部を形成し、支点用突起部とメカシャーシで挟持し、
支点部が接触する平板のスペーサ部材を具備したことを
特徴とすることもできる。
【0020】また、スペーサ部材は、同一形状で厚みの
異なる複数種類のスペーサ部材からなり、取付け部材の
メカシャーシへの螺着時、スペーサ部材を任意の厚みに
交換可能な構成としたことを特徴としてもよい。
【0021】さらに、光ディスクを回転駆動するスピン
ドルモータと、スピンドルモータを保持する取付け部材
と、スピンドルモータのスピンドル軸に固定され、光デ
ィスクを載置可能なターンテーブルと、光ディスク上に
情報の記録または再生をおこなうために微小な光スポッ
トを形成する対物レンズを具備して光ディスクの半径方
向に移動する光ピックアップと、前記各構成要素を搭載
するメカシャーシとを備えた光ディスク装置において、
取付け部材は、メカシャーシへの螺着用に3箇所の締め
ネジ挿入用の挿通穴を具備し、メカシャーシは、取付け
部材の挿通穴に対応する位置に、スピンドルモータを保
持する取付け部材を、メカシャーシに締めネジにより螺
着するネジ止め部であるネジ穴を備え、ネジ止め部の内
1箇所は、ネジ止め部もしくはネジ止め部周辺部に、取
付け部材とメカシャーシの間に挟持する構成で位置補正
機構を備え、位置補正機構は、回動もしくは直進移動す
ることにより、メカシャーシもしくは取付け部材との接
触部を変化させ、取付け部材とメカシャーシとの隙間を
可変させる位置補正部材を具備し、メカシャーシもしく
は取付部材には位置補正部材との接触部に、支点部を形
成し、他のネジ止め部は、取付け部材とメカシャーシと
の間に挟持する形で弾性部材を備え、支点用突起部を支
点とし、弾性部材を挟持した、ネジ止め部の締めネジの
回動により、取付け部材とメカシャーシとの隙間を可変
可能としたことを特徴としている。
【0022】また、位置補正部材は、スピンドルモータ
の回転中心軸と略平行な回動中心軸を有し、メカシャー
シもしくは取付け部材上に回動自在に支持され、位置補
正部材の支点部との接触部は、回動により回動中心軸と
略平行方向に厚みの変化を生じるように形成され、メカ
シャーシと取付け部材との隙間を可変させることを特徴
とすることもできる。
【0023】また、位置補正部材は、スピンドルモータ
の回転中心軸と略直角な回動中心軸を有し、メカシャー
シもしくは取付け部材上に所定の距離を持って回動自在
に支持され、位置補正部材の支点部との接触部である外
周部は、回動により、接触部と回動中心軸との距離が変
化が生じるように形成され、メカシャーシと取付け部材
との隙間を可変させることを特徴としてもよい。
【0024】また、位置補正部材は、メカシャーシもし
くは取付け部材上に、スピンドルモータの回転中心軸と
略直角方向に直進移動自在に支持され、位置補正部材の
支点部との接触部は、移動により移動方向に略直角方向
に厚みの変化を生じるように形成され、メカシャーシと
取付け部材との隙間を可変させることを特徴とすること
もできる。
【0025】さらに支点部は、スピンドルモータの回転
中心と同一中心を持つ単一円周上で、光ピックアップの
移動方向に略垂直な、スピンドルモータの回転中心を通
る第1の直線との2つの交点のどちらか一方上に配置さ
れ、取付部材の3箇所の挿通穴は、円周と第1の直線と
の交点で支点部を配置しない交点上と、光ピックアップ
の移動方向に略平行な、スピンドルモータの回転中心を
通る第2の直線上と円周との交点の内、第1の直線を挟
み光ピックアップ配置側と逆側の交点上と、支点部もし
くは支点部周辺の所定の位置に配置されたことを特徴と
している。
【0026】加えて、取付け部材とメカシャーシの間
で、かつネジ止め部を除く任意の隙間に、防振用ダンパ
ー材を挟持したことを特徴としてもよい。
【0027】
【作用】本発明は上記した構成により、光ディスクに入
射する対物レンズからの光軸の傾き補正、および光ディ
スクの対物レンズからの光スポット入射面と対物レンズ
の距離の補正を、それぞれ独立して確実に調整する事を
可能とする。
【0028】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例の構成につい
て、図面を参照して説明する。
【0029】図1は本発明の第1の実施例の構成におけ
る光ディスク装置の上面図、図2は図1におけるR−
R’断面図、図3は図1におけるT−T’の要部断面
図、図4は光ディスク駆動部の上面図、図5は本発明の
第1の実施例における主要部品であるスペーサの装着法
を示す図である。
【0030】図1〜図5において、1は光ディスク、2
は光ディスク1を回転駆動するスピンドルモータ、2a
はスピンドル軸、3は光ディスク1を載置するターンテ
ーブル、4は対物レンズ4aを具備した光ピックアッ
プ、5はスピンドルモータを保持する取付け板、5a、
5b、5cはネジ挿入用の挿通穴、6a、6b、6cは
締めネジ、7は支点用球面部7aおよび装着溝7bを具
備したスペーサ、8a、8bは弾性部材であるコイルバ
ネ、9はメカシャーシ、9a、9b、9cは取付け板螺
着用ネジ穴である。
【0031】スピンドルモータ2は取付け板5により保
持し、メカシャーシ9に締めネジ6a、6b、6c、ス
ペーサ7、コイルバネ8a、8bを介して係着する。光
ディスク1は、スピンドル軸2aに固定されたターンテ
ーブル3上に載置し、スピンドルモータ2で回転駆動す
る。光ディスク1上に情報の記録、再生、消去を行うた
めに、光ディスク1面上に微小の光スポットを形成する
対物レンズ4aを備えた光ピックアップ4は、光ディス
ク1の略半径分の距離についてA矢印方向で直線移動す
る。3箇所の挿通穴5a、5b、5cは、図1〜図5に
示すように、スピンドルモータ2の回転中心と同心の円
Q上の、光ピックアップ4の移動方向Aで光ディスクの
中心を通る直線R−R’上の光ピックアップの配置側と
逆の交点に配置された挿通穴5aと、円Q上で、光ピッ
クアップ4の移動方向に略垂直で、スピンドルモータ2
のスピンドル軸2a中心を通る直線T−T’上との2箇
所の交点に配置された挿通穴5b、5cであり、挿通穴
5cにスペーサ7を挟持する構成としている。
【0032】なお、本実施例においては、説明を簡単に
するため、対物レンズ保持部材、対物レンズ駆動部、お
よび光ピックアップ移送手段等は省略している。
【0033】以下本発明の第1の実施例の詳しい動作に
ついて説明する。
【0034】取付け板5は、挟持したスペーサ7の支点
用球面部7aとメカシャーシ9の挿通穴5cの周囲の接
触部を支点とし、締めネジ6a、6bを回動することに
より、コイルバネ8a、8bが弾性変形し、メカシャー
シ9との隙間を可変する。すなわち、取付け板5で保持
されたスピンドルモータ2のスピンドル軸2a中心の取
付け角度を変化させることが可能となり、ターンテーブ
ル3に載置された光ディスク1に入射する対物レンズ4
aからの入射光の傾き補正を行うことができる。スペー
サ7を挟持したネジ止め部の締めネジ6cは、取付け板
5をメカシャーシ9に係着時、締め付けられた状態で、
傾き補正については、締めネジ6a、6bのみの回動で
行え、締めネジ6cを回動する必要はなく、調整の簡素
化・単純化が達成できる。ここで、スペーサ7は同一形
状で異なる厚みのスペーサを予め用意しておけば、スペ
ーサ7の厚みを変更することで、メカシャーシ9と取付
け板5との隙間が変更できるため、傾き補正に加えて、
光ディスク1の光スポット入射面と対物レンズ4aとの
距離(以下作動距離と略す)についても補正することが
できる。スペーサ7の交換装着については、締めネジ6
cを若干緩めた状態で、装着溝7bをガイドとしてスペ
ーサ7の入れ換えを行うことが可能であるため、取付け
板5をメカシャーシ9より取り外す必要はない。
【0035】また挿通穴5aに挿入する締めネジ6aを
回動し、光ディスク1のラジアル方向の傾き角θ1を補
正した場合、支点部および挿通穴5bはスピンドルモー
タの回転中心を通るT−T’上に配置されているため、
タンジェンシャル方向の傾き角θ2の発生もしくは拡大
を押え込むことが可能で、さらに作動距離の変動をも抑
制することができるため、調整が容易となる。
【0036】次に本発明の第2の実施例について図6を
用い説明する。
【0037】図6は本発明の第2の実施例における要部
断面図であって図3に対応する図である。図6におい
て、10は支点用突起部10aを形成したメカシャー
シ、11は平板スペーサである。その他の構成は図1〜
5を用い説明した第1の実施例と同様であるため、説明
を省略する。
【0038】図6に示すように、スペーサ11を単純な
平板とし、メカシャーシ10に支点用突起部10aを設
けた構成とすれば、スペーサ11の形状を簡素化するこ
とができる。
【0039】また図7に示す構成でも同様の結果がえら
れる。
【0040】図7は本発明の第2の実施例のその他の構
成を示す要部断面図である。
【0041】図7において、11は平板スペーサ、12
は支点用突起部12aを形成した取付け板である。
【0042】上述する第1、第2の実施例において、ス
ペーサ7もしくはスペーサ11を挟持する支点部を、挿
通穴5c部に配置した構成としたが、支点部が直線T−
T’と円Qとの交点である、挿通穴5b部に配置して同
様の結果が得られる。
【0043】次に本発明の第3の実施例について、図面
を参照して説明する。
【0044】図8は本発明の第3の実施例における光デ
ィスク駆動部の上面図、図9は本発明の第3の実施例に
おける要部断面図、図10は本発明の第3の実施例にお
ける主要部品である補正板の概略図、図11は本発明の
第3の実施例における位置補正機構の構成図である。
【0045】図8〜図11において、13は点Bの回り
に互いに等間隔に符号で13a、13b、13c、13
dで示される高さの異なる4個の突起部を有する補正板
で、14は補正板13の突起部と接触する支点用突起部
14aを具備したメカシャーシ、15は補正板13を点
Bを中心に回動自在に支持する取付け板である。
【0046】他の構成部品は、本発明の第1の実施例お
よび第2の実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0047】次に本発明の第3の実施例の動作について
説明する。
【0048】作動距離(光ディスク1の光スポット入射
面と対物レンズ4aとの距離)の補正時、補正板13は
点Bを回動中心とし、矢印C方向に回転させ、補正板1
3の突起部のいずれか一つを、メカシャーシ14の支点
用突起部14aと接触させ、締めネジ6cに螺着する。
作動距離の補正は、4個の突起部の高さの差により、メ
カシャーシ14と取付け板15との間隔を変更すること
で調整を行う。本実施例においては、補正板13の高さ
の異なる突起部を4箇所としたが、数について特に限定
するものではなく、例えば円周上で連続的に寸法変化が
得られる、くさび状の回動体を使用すればさらに微細な
調整を行うことが可能である。尚、補正板13の回動手
段について、特に限定するものではない。
【0049】次に本発明の第4の実施例について、図面
を参照して説明する。
【0050】図12は本発明の第4の実施例における光
ディスク駆動部の上面図、図13は本発明の第4の実施
例における要部断面図、図14−a、14−bは本発明
の第4の実施例における位置補正機構の動作図である。
【0051】図12〜図14において、16は取付け板
17から距離Gの位置に回転中心点Eを持ち支持され、
偏芯量dを有した偏芯ピンで、16aは偏芯ピンの外周
部、14は偏芯ピンの外周部16aと1点で接触する支
点用突起部14aを具備したメカシャーシである。他の
構成部品は、本発明の第1〜第3の実施例と同様である
ので、説明を省略する。
【0052】次に本発明の第4の実施例の位置補正機構
の動作を図14−a、図14−bを用い説明する。
【0053】偏芯ピン16は、取付け板17に一定の距
離Gの位置に回転中心Eを持ち固定されているため、回
転中心点Eで矢印F方向に回転させれば、回転中心点E
と偏芯ピン16の外周部16aがなす円周の中心との偏
芯量dにより、メカシャーシ14と取付け板17との間
隔が変更され、上記作動距離の調整をおこなうことがで
きる。尚、偏芯ピン16の回動手段は、どの様な手段に
よるものでも構わない。さらに、スピンドル軸中心と略
直角な回動中心を持ち、位置補正を行う構成であるなら
ば、偏芯ピンに限定するものではなく、例えばカム状の
機構であってもよい。
【0054】次に本発明の第5の実施例について、図面
を参照して説明する。
【0055】図15は本発明の第5の実施例における光
ディスク駆動部の上面図、図16は本発明の第5の実施
例における要部断面図、図17−a、17−bは図15
のG−G’断面を用いた位置補正機構の動作図である。
【0056】図15〜図17において、18は取付け板
19に移動方向Hで摺動可能に支持され斜面18aを具
備した、くさび板、14はくさび体の斜面18aと1点
で接触する支点用突起部14aを具備したメカシャーシ
である。
【0057】他の構成部品は、本発明の第1〜第4の実
施例と同様であるので、説明を省略する。
【0058】次に本発明の第5の実施例の動作を図17
−a、図17−bを用い説明する。矢印H方向にくさび
板18を摺動させると、メカシャーシ14の支点用突起
部14aと、くさび板18の斜面18aとの接触点が移
動する。この場合、斜面14aは移動方向に角度を有し
ているため、点Iから点Jまで移動すると、メカシャー
シ14と取付け板19の隙間が変化され、作動距離の調
整を行なうことができる。尚、くさび板18の摺動手段
は、どの様な手段によるものでも構わない。さらに、く
さび板18は斜面18aを有する形状としたが、摺動に
より、メカシャーシと取付け板との距離を変化させる構
成であるならば、この形状に限定するものではない。
【0059】上述する、本発明の第3の実施例、第4の
実施例および第5の実施例において、スピンドルモータ
2aの傾き調整は、第1の実施例、第2の実施例と同様
であるので説明を省略する。またそれぞれの実施例と
も、直線R−R’と円Qの交点上の締めネジを回動し、
光ディスクのラジアル方向の傾き角を補正する場合、支
点部およびコイルバネを挟持するもう一方の挿通穴は直
線T−T’と円Qとの交点上に配置されているため、タ
ンジェンシャル方向の傾き角の発生もしくは拡大を押え
込むことが可能で、さらに作動距離の変動をも抑制する
ことができるため、調整が容易となる。加えて、各位置
補正機構を取付け板上に支持し、メカシャーシ上に支点
用突起部を形成した構成としたが、位置補正機構をメカ
シャーシ上で支持し、取付け板に支点用突起部を形成す
る構成でも、同様の結果が得られる事は言うまでもな
い。
【0060】次に本発明の第6の実施例について、図面
を参照して説明する。
【0061】図18は本発明の第6の実施例における要
部断面図である。
【0062】図18において、20はメカシャーシ9と
取付け板5との間で、かつコイルバネ8a、8bおよび
スペーサ7を挟持しない任意の位置の隙間に挟持した防
振ゴムである。その他の構成部品は図1〜図5を用い説
明した第1の実施例と同様であるので説明を省略する。
【0063】防振ゴム20を挟持した構成とすれば、光
ディスクの回転駆動時、光ディスクからの不用な振動
を、光ピックアップへ伝達する事を防ぎ、安定した情報
の記録および再生を可能とする。また本実施例におい
て、防振用のダンパー材として防振ゴムを用いたが、振
動を抑制する材質であるならば、金属、樹脂、またはゲ
ル状のダンパー材等を用いても構わない 本発明の第1〜第6の実施例において、弾性部材をコイ
ルバネとしたが、弾性を有する部材であるならば、板バ
ネ、ゴム材、さらには市販のスプリングワッシャ等を用
いた構成でもよく、特にコイルバネに限定しないのは言
うまでもない。
【0064】
【発明の効果】本発明は、光ディスクと、光ディスクを
回転駆動するスピンドルモータと、スピンドルモータを
保持する取付け部材と、スピンドルモータのスピンドル
軸に固定され、光ディスクを載置可能なターンテーブル
と、光ディスク上に情報の記録または再生をおこなうた
めに微小な光スポットを形成する対物レンズを具備して
光ディスクの半径方向に移動する光ピックアップと、前
記各構成要素を搭載するメカシャーシとを備えた光ディ
スク装置において、取付け部材は、メカシャーシへの螺
着用に3箇所の締めネジ挿入用の挿通穴を具備し、メカ
シャーシは、取付け部材の挿通穴に対応する位置に、ス
ピンドルモータを保持する取付け部材をメカシャーシに
締めネジにより螺着する、ネジ止め部であるネジ穴を備
え、ネジ止め部の内1箇所は、取付け部材のメカシャー
シへの螺着時、光ディスクの光スポット入射面と対物レ
ンズとの距離を略正規の寸法となす所定の厚みを有すス
ペーサ部材を、メカシャーシと取付け部材に挟持する形
で配置し、スペーサ部材と、取付け部材もしくはメカシ
ャーシとの接触部に支点部を形成し、他のネジ止め部
は、取付け部材とメカシャーシとの間に挟持する形で弾
性部材を備え、支点部を支点として、弾性部材を挟持し
たネジ止め部の締めネジの回動により、取付け部材とメ
カシャーシとの隙間を可変可能としたことにより、弾性
部材を挟持したネジ止め部の締めネジのみを回動するこ
とで、弾性部材を弾性変形させ、取付け部材に固定され
たスピンドルモータのスピンドル軸の角度調整を行うた
め、極めて調整を簡素化することが可能となる。
【0065】また、スペーサ部材に、支点部となる支点
用突起部を形成した構成や、メカシャーシに、支点部と
なる支点用突起部を形成し、支点用突起部と取付け部材
で挟持し、支点用突起部が接触する平板のスペーサ部材
を具備したことを特徴とする構成、また、取付部材に、
支点部となる支点用突起部を形成し、支点用突起部とメ
カシャーシで挟持し、支点部が接触する平板のスペーサ
部材を具備した構成でも同様の効果がえられる。
【0066】また、スペーサ部材は、同一形状で厚みの
異なる複数種類のスペーサ部材からなり、取付け部材の
メカシャーシへの螺着時、スペーサ部材を任意の厚みに
交換可能な構成とすれば、スペーサ部材を挟持しない他
の2箇所のネジ止め部の締めネジを回動することによ
り、上述するように取付け部材に固定されたスピンドル
モータのスピンドル軸の角度を可変するとともに、光デ
ィスクの光スポット入射面と対物レンズとの距離につい
ても、挟持するスペーサ部材の厚みの変更により可変可
能とすることができる。すなわち、作動距離、光軸傾き
共に、簡単な構成で調整が可能とするだけでなく、それ
ぞれ独立した調整が可能となるため、調整が極めて単純
化され、各々部品精度を高めることなく、より安定した
信号検出を、短時間に安価で達成することができる。
【0067】さらに、光ディスクと、光ディスクを回転
駆動するスピンドルモータと、スピンドルモータを保持
する取付け部材と、スピンドルモータのスピンドル軸に
固定され、光ディスクを載置可能なターンテーブルと、
光ディスク上に情報の記録または再生をおこなうために
微小な光スポットを形成する対物レンズを具備して光デ
ィスクの半径方向に移動する光ピックアップと、前記各
構成要素を搭載するメカシャーシとを備えた光ディスク
装置において、取付け部材は、メカシャーシへの螺着用
に3箇所の締めネジ挿入用の挿通穴を具備し、メカシャ
ーシは、取付け部材の挿通穴に対応する位置に、スピン
ドルモータを保持する取付け部材を、メカシャーシに締
めネジにより螺着するネジ止め部であるネジ穴を備え、
ネジ止め部の内1箇所は、ネジ止め部もしくはネジ止め
部周辺部に、取付け部材とメカシャーシの間に挟持する
構成で位置補正機構を備え、位置補正機構は、回動もし
くは直進移動することにより、メカシャーシもしくは取
付け部材との接触部を変化させ、取付け部材とメカシャ
ーシとの隙間を可変させる位置補正部材を具備し、メカ
シャーシもしくは取付部材には位置補正部材との接触部
に、支点部を形成し、他のネジ止め部は、取付け部材と
メカシャーシとの間に挟持する形で弾性部材を備え、支
点用突起部を支点とし、弾性部材を挟持した構成によ
り、位置補正部材の回転もしくは直進移動による、メカ
シャーシもしくは取付部材上に設けられた支点用突起部
と位置補正部材の接触点の位置変化により、取付け部材
のメカシャーシへの係着時、取付け部材とメカシャーシ
との隙間、すなわち、光ディスクの光スポット入射面と
対物レンズとの距離を可変可能としているため、厚みの
異なるスペーサ部材を用いた構成よりさらに調整が簡素
化される。傾き調整については、上述する構成と同様で
あり、効果についても同様である。
【0068】位置補正部材の構成としては、スピンドル
モータの回転中心軸と略平行な回動中心軸を有し、メカ
シャーシもしくは取付け部材上に回動自在に支持され、
位置補正部材の支点部との接触部は、回動により回動中
心軸と略平行方向に厚みの変化を生じるように形成した
構成、もしくはスピンドルモータの回転中心軸と略直角
な回動中心軸を有し、メカシャーシもしくは取付け部材
上に所定の距離を持って回動自在に支持され、位置補正
部材の支点部との接触部である外周部は、回動により、
接触部と回動中心軸との距離が変化が生じるように形成
した構成、さらにはメカシャーシもしくは取付け部材上
に、スピンドルモータの回転中心軸と略直角方向に直進
移動自在に支持され、位置補正部材の支点部との接触部
は、移動により移動方向に略直角方向に厚みの変化を生
じるように形成した構成等があり、効果は同様に期待で
きる。
【0069】ここで、スピンドルモータの回動中心軸と
略平行な回動軸中心を有する構成は、特に装置の薄型化
を計ることが可能となる。
【0070】またスピンドルモータの回動中心軸と略直
角な移動方向を有する構成は、特に加工の簡素化が達成
できる。
【0071】さらに支点部は、スピンドルモータの回転
中心と同一中心を持つ単一円周上で、光ピックアップの
移動方向に略垂直な、スピンドルモータの回転中心を通
る第1の直線との2つの交点のどちらか一方上に配置さ
れ、取付部材の3箇所の挿通穴は、円周と第1の直線と
の交点で支点部を配置しない交点上と、光ピックアップ
の移動方向に略平行な、スピンドルモータの回転中心を
通る第2の直線上と円周との交点の内、第1の直線を挟
み光ピックアップ配置側と逆側の交点上と、支点部もし
くは支点部周辺の所定の位置に配置された構成とすれ
ば、第2の直線上に配置された締めネジを回動する、光
ディスクのラジアル方向の傾き調整時、タンゼンシャル
方向への傾きの発生をほぼ押え込みむことが可能となる
とともに、支点部が第1の直線上にあるため、ターンテ
ーブルのディスク載置面の位置変動も押え込むことが可
能なる。
【0072】加えて、取付け部材とメカシャーシとの間
で、かつ3箇所のネジ止め部を除く任意の隙間に、防振
用ダンパー材を挟持する構成とすれば、光ディスクから
の不用な振動を、光ピックアップへ伝達する事を防ぎ、
安定した情報の記録および再生を可能とする。
【0073】以上のように本発明は、簡単な構成で、光
ディスクの信号記録面と、光ディスクに入射する対物レ
ンズからの光軸の傾きの補正、および光ディスクの光ス
ポット入射面と対物レンズとの距離補正を、それぞれ独
立して調整することを可能とし、加工コスト、組立・調
整コストの低減をはかりつつ、装置の安定化、高精度化
を達成するといった数々の優れた効果を得ることを可能
としたスピンドルモータ固定機構を実現するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成における光ディス
ク装置の上面図である。
【図2】図1におけるR−R’断面図である。
【図3】図1におけるT−T’の要部断面図である。
【図4】光ディスク駆動部の上面図である。
【図5】第1の実施例における主要部品であるスペーサ
の装着法を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例における要部断面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例のその他の構成を示す要
部断面図である。
【図8】本発明の第3の実施例における光ディスク駆動
部の上面図である。
【図9】本発明の第3の実施例における要部断面図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施例における主要部品であ
る補正板の概略図である。
【図11】本発明の第3の実施例における位置補正機構
の構成図である。
【図12】本発明の第4の実施例における光ディスク駆
動部の上面図である。
【図13】本発明の第4の実施例における要部断面図で
ある。
【図14−a】、
【図14−b】本発明の第4の実施例における位置補正
機構の動作図である。
【図15】本発明の第5の実施例における光ディスク駆
動部の上面図である。
【図16】本発明の第5の実施例における要部断面図で
ある。
【図17−a】、
【図17−b】図15のG−G’断面を用いた位置補正
機構の動作図である。
【図18】本発明の第6の実施例における要部断面図で
ある。
【図19】従来の光ディスク装置の斜視図である。
【図20】従来のスピンドルモータ固定機構の概略図で
ある。
【図21】図20における従来のスピンドルモータ固定
機構の主要部構成図である。
【符号の説明】
1、101 光ディスク 2、102 スピンドルモータ 2a、102a スピンドル軸 3、103 ターンテーブル 4、104 光ピックアップ 4a、104a 対物レンズ 5、12、15、17、19、105 取付け板 5a、5b、5c ネジ挿入用挿通穴 6a、6b、6c 締めネジ 7 スペーサ 7a 支点用球面部 7b 装着溝 8a、8b コイルバネ 9、10、14、106 メカシャーシ 9a、9b、9c、106a ネジ穴 10a、12a、14a 支点用突起部 11 平板スペーサ 13 補正板 13a、13b、13c、13d 高さの異なる突起
部 16 偏芯ピン 16a 偏芯ピンの外周部 18 くさび板 18a くさび板の斜面部 105a 貫通穴 105b 開口部 107 ネジ軸 107a 調整溝 107b 球面部 107c、107d ネジ部 108 ナット 109 板バネ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを回転駆動するスピンドルモ
    ータと、前記スピンドルモータを保持する取付け部材
    と、前記スピンドルモータのスピンドル軸に固定され前
    記光ディスクの載置が可能なターンテーブルと、前記光
    ディスク上に情報の記録または再生をおこなうために微
    小な光スポットを形成する対物レンズを具備し、前記光
    ディスクの半径方向に移動する光ピックアップと、前記
    各構成要素を搭載するメカシャーシとを備えた光ディス
    ク装置において、 前記取付け部材は、前記メカシャーシへの螺着用に3箇
    所の締めネジ挿入用の挿通穴を具備し、前記メカシャー
    シは、前記取付け部材の前記挿通穴に対応する位置に、
    前記取付け部材を前記メカシャーシに前記締めネジによ
    り螺着する、ネジ止め部であるネジ穴を備え、前記ネジ
    止め部の内1箇所は、前記取付け部材の前記メカシャー
    シへの螺着時、前記光ディスクの前記光スポット入射面
    と前記対物レンズとの距離を略正規の寸法となす所定の
    厚みを有するスペーサ部材を、前記メカシャーシと前記
    取付け部材とに挟持する形で配置し、前記スペーサ部材
    と、前記取付け部材もしくは前記メカシャーシとの接触
    部に支点部を形成し、他の前記ネジ止め部は、前記取付
    け部材と前記メカシャーシとの間に挟持する形で弾性部
    材を備え、前記支点部を支点として、前記弾性部材を挟
    持した前記ネジ止め部の前記締めネジの回動により、前
    記取付け部材と前記メカシャーシとの隙間を可変可能と
    したことを特徴とするスピンドルモータ固定機構。
  2. 【請求項2】 前記スペーサ部材に、前記支点部となる
    支点用突起部を形成したことを特徴とする請求項1記載
    のスピンドルモータ固定機構。
  3. 【請求項3】 前記メカシャーシに、前記支点部となる
    支点用突起部を形成し、前記支点用突起部と前記取付け
    部材で挟持し、前記支点用突起部が接触する平板のスペ
    ーサ部材を具備したことを特徴とする請求項1記載のス
    ピンドルモータ固定機構。
  4. 【請求項4】 前記取付部材に、前記支点部となる支点
    用突起部を形成し、前記支点用突起部と前記メカシャー
    シで挟持し、前記支点部が接触する平板のスペーサ部材
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のスピンドル
    モータ固定機構。
  5. 【請求項5】 前記スペーサ部材は、同一形状で厚みの
    異なる複数種類の前記スペーサ部材からなり、前記取付
    け部材の前記メカシャーシへの螺着時、前記スペーサ部
    材を任意の厚みに交換可能な構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載のスピンドルモータ固定機構。
  6. 【請求項6】 光ディスクを回転駆動するスピンドルモ
    ータと、前記スピンドルモータを保持する取付け部材
    と、前記スピンドルモータのスピンドル軸に固定され前
    記光ディスクの載置が可能なターンテーブルと、前記光
    ディスク上に情報の記録または再生をおこなうために微
    小な光スポットを形成する対物レンズを具備し、前記光
    ディスクの半径方向に移動する光ピックアップと、前記
    各構成要素を搭載するメカシャーシとを備えた光ディス
    ク装置において、 前記取付け部材は、前記メカシャーシへの螺着用に3箇
    所の締めネジ挿入用の挿通穴を具備し、前記メカシャー
    シは、前記取付け部材の前記挿通穴に対応する位置に、
    前記スピンドルモータを保持する前記取付け部材を、前
    記メカシャーシに前記締めネジにより螺着するネジ止め
    部であるネジ穴を備え、前記ネジ止め部の内1箇所は、
    前記ネジ止め部もしくは前記ネジ止め部周辺部に、前記
    取付け部材と前記メカシャーシとの間に挟持する構成で
    位置補正機構を備え、前記位置補正機構は、回動もしく
    は直進移動することにより、前記メカシャーシもしくは
    前記取付け部材との接触部を変化させ、前記取付け部材
    と前記メカシャーシとの隙間を可変させる位置補正部材
    を具備し、前記メカシャーシもしくは前記取付部材には
    前記位置補正部材との接触部に、支点部を形成し、他の
    前記ネジ止め部は、前記取付け部材と前記メカシャーシ
    との間に挟持する形で弾性部材を備え、前記支点用突起
    部を支点とし、前記弾性部材を挟持した、前記ネジ止め
    部の前記締めネジの回動により、前記取付け部材と前記
    メカシャーシとの隙間を可変可能としたことを特徴とす
    るスピンドルモータ固定機構。
  7. 【請求項7】 前記位置補正部材は、前記スピンドルモ
    ータの回転中心軸と略平行な回動中心軸を有し、前記メ
    カシャーシもしくは前記取付け部材上に回動自在に支持
    され、前記位置補正部材の前記支点部との前記接触部
    は、前記回動により前記回動中心軸と略平行方向に厚み
    の変化を生じるように形成され、前記メカシャーシと前
    記取付け部材との隙間を可変させることを特徴とする請
    求項6に記載のスピンドルモータ固定機構。
  8. 【請求項8】 前記位置補正部材は、前記スピンドルモ
    ータの回転中心軸と略直角な回動中心軸を有し、前記メ
    カシャーシもしくは前記取付け部材上に所定の距離を持
    って回動自在に支持され、前記位置補正部材の前記支点
    部との前記接触部である外周部は、前記回動により、前
    記接触部と前記回動中心軸との距離が変化が生じるよう
    に形成され、前記メカシャーシと前記取付け部材との隙
    間を可変させることを特徴とする請求項6に記載のスピ
    ンドルモータ固定機構。
  9. 【請求項9】 前記位置補正部材は、前記メカシャーシ
    もしくは前記取付け部材上に、前記スピンドルモータの
    回転中心軸と略直角方向に直進移動自在に支持され、前
    記位置補正部材の前記支点部との前記接触部は、前記移
    動により前記移動方向に略直角方向に厚みの変化を生じ
    るように形成され、前記メカシャーシと前記取付け部材
    との隙間を可変させることを特徴とする請求項6に記載
    のスピンドルモータ固定機構。
  10. 【請求項10】 前記支点部は、前記スピンドルモータ
    の回転中心と同一中心を持つ単一円周上で、前記光ピッ
    クアップの移動方向に略垂直な、前記スピンドルモータ
    の回転中心を通る第1の直線との2つの交点のどちらか
    一方上に配置され、前記取付部材の3箇所の前記挿通穴
    は、前記円周と前記第1の直線との交点で前記支点部を
    配置しない交点上と、前記光ピックアップの移動方向に
    略平行な、前記スピンドルモータの回転中心を通る第2
    の直線上と前記円周との交点の内、前記第1の直線を挟
    み前記光ピックアップ配置側と逆側の交点上と、前記支
    点部もしくは前記支点部周辺の所定の位置に配置された
    ことを特徴とする請求項1または請求項6に記載のスピ
    ンドルモータ固定機構。
  11. 【請求項11】 取付け部材とメカシャーシとの間で、
    かつネジ止め部を除く任意の隙間に、防振用ダンパー材
    を挟持したことを特徴とする請求項1または請求項6に
    記載のスピンドルモータ固定機構。
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