JPH08170732A - ラバーガスケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はケーシングとカバー部材との間をシ
ールするガスケット本体の両側を遮蔽してガスケット本
体の劣化を防止するよう構成されたラバーガスケットを
提供することを目的とする。 【構成】 ラバーガスケット６は、シリンダヘッド１の
シート面３とシリンダヘッドカバー２のシート面５との
間に介在し、両部材間をシールする。また、ラバーガス
ケット６は、補強用の芯板９と、芯板９の上下面に設け
られシート面３，５間で圧縮されて両部材間をシールす
るガスケット本体１０，１１と、ガスケット本体１０，
１１の内側及び外側を遮蔽するようにガスケット本体１
０，１１と一体的に設けられたリップ部１２，１３とよ
りなる。ガスケット本体１０，１１及びリップ部１２，
１３は、弾性を有するゴム製であり、リップ部１２，１
３の方がガスケット本体１０，１１よりも弾性係数が小
さく、小さな押圧力で容易に撓む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はケーシングとケーシング
の開口を塞ぐカバー部材との間をシールするラバーガス
ケットに関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、ケーシングとケーシングの開口
を塞ぐカバー部材との間をシールするシール構造として
は、ゴム製のＯリングよりなるラバーガスケットが使用
されており、ケーシングとカバー部材の周縁部分に設け
られたフランジとの間でＯリングを圧縮するようなシー
ル構造が知られている。また、板状のゴム板等をカバー
部材の輪郭に応じた形状に打ち抜いたラバーガスケット
により両部材間をシールするシール構造もある。

【０００３】このようなシール構造に使用されるラバー
ガスケットは、ケーシング内部の流体あるいはケーシン
グ外部の空気を遮断するため、直接ケーシング内部の流
体又は空気に接触して劣化したり、亀裂が生じたりする
といった問題があった。ここで、上記ラバーガスケット
の劣化問題に関する具体例として、シリンダヘッド（ケ
ーシングに相当する）とシリンダヘッドカバー（カバー
部材に相当する）との間をシールするシール構造につい
て説明する。

【０００４】内燃機関のシリンダヘッドにおいては、吸
気弁，排気弁を有する動弁機構及び各動弁機構を動作さ
せるカムシャフト等の各動作部分や軸受に潤滑用のオイ
ルを供給している。そのため、シリンダヘッドの上部と
シリンダヘッドカバーの周縁に形成されたフランジ部分
との間には、オイル漏れを防止するラバーガスケットが
圧縮状態で介在している。

【０００５】このようなシール構造では、シリンダヘッ
ドに供給されたオイルがラバーガスケットの内側表面に
直接付着するため、オイルの浸透あるいはオイルに添加
された各種添加剤（例えば、オイル酸化防止剤等）によ
る劣化、及びエンジン熱の変化によりラバーガスケット
が軟化又は硬化して亀裂が生ずることがある。このよう
な、オイルによるラバーガスケットの劣化や亀裂の発生
を防止するため、例えば実開昭５８−１６３６５５号公
報にみられるように、シリンダヘッドとシリンダヘッド
カバーのフランジとの間にラバーガスケットを介在させ
ると共に、シリンダヘッドカバーのフランジより内側に
下方に突出する鍔部を設けた構成が知られている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の構成では、シリンダヘッドカバーのフランジより内
側に鍔部を突出させてシリンダヘッドの各動作部分から
飛散したオイルが鍔部によりシリンダヘッドとシリンダ
ヘッドカバーとの間に至ることを防止するようにしてい
るが、鍔部とシリンダヘッドとの間に隙間があるため、
この隙間にオイルが侵入してラバーガスケットに付着す
ることがある。

【０００７】従って、上記のようにシリンダヘッドとシ
リンダヘッドカバーとの間を遮蔽する鍔部をシリンダヘ
ッドカバーに設けた構成としてもオイルがラバーガスケ
ットに付着することを防止することができず、ラバーガ
スケットの劣化を防止することができないといった課題
がある。また、ラバーガスケットの外側は空気に接触し
ているので、ラバーガスケットの外側表面が空気中の酸
素により酸化して劣化が促進されて硬化したり、あるい
は空気中のオゾンによりオゾンクラック（亀裂）が生ず
るといった課題がある。

【０００８】そこで、本発明は上記課題に鑑み、ケーシ
ングとカバー部材との間をシールするガスケット本体の
両側を遮蔽してガスケット本体の劣化を防止することを
目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明は、ケーシングと
該ケーシングの開口を塞ぐカバー部材との間に介在し、
両部材間をシールするラバーガスケットにおいて、前記
ケーシングと前記カバー部材との間をシールするガスケ
ット本体の内側又は外側の少なくとも一方に該ガスケッ
ト本体を遮蔽するように形成された補助ガスケットを設
け、該補助ガスケットは弾性係数が前記ガスケット本体
よりも小さいことを特徴とする。

【００１０】

【作用】本発明によれば、ケーシングとカバー部材との
間をシールするガスケット本体にガスケット本体を遮蔽
するように形成された補助ガスケットを設けると共に、
補助ガスケットの弾性係数をガスケット本体よりも小さ
くすることにより、補助ガスケットがケーシング内部や
外部とガスケット本体との間を遮蔽することができるの
で、ケーシング内部の流体又は空気が直接ガスケット本
体に接触することが防止される。これにより、ガスケッ
ト本体がケーシング内部の流体又は空気により劣化した
り、亀裂が生じたりすることが防止されて、ガスケット
本体の耐久性が向上する。

【００１１】

【実施例】図１乃至図３に本発明によるラバーガスケッ
トの第１実施例、及びラバーガスケットの第１実施例が
適用されたシリンダヘッドとシリンダヘッドカバーのシ
ール構造を示す。尚、図１は内燃機関のシリンダヘッド
にシリンダヘッドカバーを取り付けた状態の縦断面図、
図２はシリンダヘッドカバーを上方からみたの平面図、
図３はラバーガスケットの断面を拡大した縦断面図であ
る。

【００１２】各図中、シリンダヘッド（ケーシング）１
の上部周縁部分には、シリンダヘッドカバー（カバー部
材）２が取り付けられる取付面としても機能するシート
面３が設けられている。また、シリンダヘッド１の上部
開口を塞ぐシリンダヘッドカバー２の下部周縁部分に
は、シリンダヘッド１に固定されるフランジ４が設けら
れ、フランジ４の下面にはシート面５が形成されてい
る。

【００１３】シリンダヘッドカバー２は、下部周縁部分
のシート面５をシリンダヘッド１のシート面３に対向さ
せた状態でシリンダヘッド１の上部に固定される。６は
ラバーガスケットで、上記シリンダヘッド１のシート面
３とシリンダヘッドカバー２のシート面５との間に介在
している。このラバーガスケット６は、シリンダヘッド
１とシリンダヘッドカバー２との間を全周にわたりシー
ルするようにフランジ４の輪郭形状に対応した形状に成
型されており、シリンダヘッド１内部のオイルが外部に
漏れることを防止する。

【００１４】本実施例では、シリンダヘッドカバー２の
上部からシリンダヘッド１のネジ孔（図示せず）に螺合
する３本の締付ボルト７を締め付けることにより、シリ
ンダヘッドカバー２がシリンダヘッド１に固定される。
そして、上記ラバーガスケット６は、締付ボルト７の締
め付けにより上下方向から圧縮されてシート面３，５間
をシールする。

【００１５】また、締付ボルト７が挿通されるシリンダ
ヘッドカバー２の挿通孔と締付ボルト７との間は、締付
ボルト７の締め付けと共にシールワッシャ８によりシー
ルされる。ここで、本発明の要部を構成する上記ラバー
ガスケット６の断面形状について説明する。

【００１６】ラバーガスケット６は、図３に拡大して示
されるように、補強用の芯板９と、芯板９の上下面に設
けられシート面３，５間で圧縮されて両部材間をシール
するガスケット本体１０，１１と、ガスケット本体１
０，１１の内側及び外側を遮蔽するようにガスケット本
体１０，１１と一体的に設けられたリップ部１２，１３
とを有し、左右方向及び上下方向に対称な形状になって
いる。

【００１７】ラバーガスケット６は、金属製の芯板９の
上下面にほぼ半円形のガスケット本体１０，１１が、ま
たガスケット本体１０，１１の内側及び外側には補助ガ
スケットとしてのリップ部１２，１３がそれぞれ芯板９
と一体に成形されて造られたものである。そして、ガス
ケット本体１０，１１及びリップ部１２，１３は、弾性
を有するゴム製であり、リップ部１２，１３の方がガス
ケット本体１０，１１よりも上下方向に突出するように
形成されている。

【００１８】また、リップ部１２，１３は、先端ほど薄
くなるように成形された薄いゴム片であり、弾性係数
（ばね定数とも言う）がガスケット本体１０，１１より
も小さい。さらに、各リップ部１２，１３は、基端部１
２ｂ，１３ｂのみがガスケット本体１０，１１と一体と
なるように形成され、先端部分１２ａ，１３ａがシリン
ダヘッド１の内側、外側に向かって傾斜しているため、
比較的小さな押圧力でも容易に撓むようになっている。

【００１９】上記構成のラバーガスケット６を装着して
シリンダヘッドカバー２を締付ボルト７の締め付けによ
りシリンダヘッド１に固定する際に、リップ部１２，１
３の先端部分１２ａ，１３ａがシリンダヘッド１のシー
ト面３及びシリンダヘッドカバー２のシート面５に当接
してガスケット本体１０，１１よりも先に湾曲した状態
に弾性変形する。そして、シート面３及びシート面５
は、ガスケット本体１０，１１に当接し、ガスケット本
体１０，１１は弾性変形した状態に保持される。

【００２０】尚、ラバーガスケット６の各リップ部１
２，１３は、先端部分１２ａ，１３ａが撓み易く且つ傾
斜しているので、シリンダヘッド１の取り付け過程で先
端部分１２ａ，１３ａがめくれたりせずに押圧方向に撓
むことができる。図４に圧縮されたラバーガスケット６
の取付状態を拡大して示す。ラバーガスケット６のガス
ケット本体１０，１１は、シート面３，５間で上下方向
から圧縮されることによりシート面３，５に密着する。
その結果、シリンダヘッド１とシリンダヘッドカバー２
との間は、シールされる。

【００２１】また、各リップ部１２，１３は、前述した
ようにシリンダヘッドカバー２がシリンダヘッド１に固
定される過程で先端部分１２ａ，１３ａがシート面３，
５に押圧されて押圧方向に湾曲状に撓み、その状態で保
持される。そして、湾曲状に撓んだリップ部１２，１３
は、ガスケット本体１０，１１の両側を遮断する。この
ようにして、ガスケット本体１０，１１の両側がリップ
部１２，１３によりシリンダヘッド１の内部及びシリン
ダヘッド１の外部と遮断され、シリンダヘッド１内部の
オイルや、空気中のオゾンがガスケット本体１０，１１
に接触することが防止される。そのため、オイル浸透や
オイルの添加剤によるガスケット本体１０，１１の劣化
や亀裂発生を防止できると共に、空気によるガスケット
本体１０，１１の酸化や空気中のオゾンによるオゾンク
ラック発生を防止することができる。

【００２２】その結果、上記シート面３，５間をシール
するガスケット本体１０，１１の劣化や亀裂発生が効果
的に防止されるため、ガスケット本体１０，１１は長期
間ゴムとしての弾性を維持することができ、シール効果
を長期間持続することができる。即ち、ラバーガスケッ
ト６自体の耐久性を向上させることができる。また、リ
ップ部１２，１３は、オイルや空気に接触しているが、
剛性が低く小さい荷重で撓んでいるため、亀裂が発生し
にくい。そのため、リップ部１２，１３自体も長期間遮
蔽効果を持続することができ、このことからもガスケッ
ト本体１０，１１の寿命を延ばすことができる。

【００２３】また、ラバーガスケット６にはシリンダヘ
ッド１を介してエンジン熱が伝わるが、リップ部１２，
１３によりオイルや空気が遮断されてガスケット本体１
０，１１がオイルや空気の影響を受けないため、エンジ
ン熱によるガスケット本体１０，１１の劣化促進が防止
される。さらに、シリンダヘッド１とシリンダヘッドカ
バー２とは、両部材間にラバーガスケット６が介在して
非接触状態となるため、シリンダヘッド１の振動が弾性
を有するラバーガスケット６により吸収されてシリンダ
ヘッドカバー２に直接伝わることがない。従って、ラバ
ーガスケット６によってシリンダヘッド１周辺の振動に
伴う騒音が小さく抑えられるため、エンジンの静粛性を
高めることが可能になる。

【００２４】また、ラバーガスケット６は、上記のよう
にガスケット本体１０，１１がリップ部１２，１３によ
りオイルや空気から保護される構成であるので、耐候
性、耐油性を有する高価なゴム材料を使用する必要がな
く、製造コストを安価に抑えることができる。しかも、
耐候性、耐油性を有するゴム材料は、一般に低温特性が
悪化する傾向にあるが、本発明のように通常のゴム材料
を使用することを可能にしてラバーガスケット６の耐寒
性を維持することができる。従って、気温の低い寒冷地
で使用される場合に有利である。

【００２５】尚、上記第１実施例のラバーガスケット６
において、芯板９は必ずしも必要でないため、芯板９を
外した構成としても良い。図５及び図６に本発明の第２
実施例を示す。図５に第２実施例のラバーガスケットの
拡大断面を示し、図６に第２実施例のラバーガスケット
の取付状態を示す。

【００２６】両図に示されるように、ラバーガスケット
２１は、シート面３，５間で圧縮されて両部材間をシー
ルするガスケット本体２２と、ガスケット本体２２の内
側及び外側を遮蔽するようにガスケット本体２２と一体
的に設けられたリップ部２３，２４とよりなる。リップ
部２３，２４は、断面が楕円形状とされたガスケット本
体２２の上部両側を基端部２３ｂ，２４ｂとして、先端
部分２３ａ，２４ａが斜め下方に延在するようにガスケ
ット本体２２と一体に成形される。

【００２７】また、リップ部２３，２４は、先端ほど薄
くなるように成形された薄いゴム片であり、弾性係数が
ガスケット本体２２よりも小さい。そのため、リップ部
２３，２４は、比較的小さな押圧力で容易に撓むように
なっている。本実施例では、シート面５にガスケット本
体２２の上部が嵌合する溝２５が設けられている。この
溝２５は断面がほぼ半円形とされており、溝２５内には
ガスケット本体２２の上部だけでなくリップ部２３，２
４の基端部２３ｂ，２４ｂも嵌合される。

【００２８】そして、ガスケット本体２２は上部が溝２
５に内面に密着して下方に圧縮されると共に、下部がシ
ート面３に当接して上方に圧縮される。このようにガス
ケット本体２２は、シリンダヘッド１とシリンダヘッド
カバー２との間で圧縮されてシート面３，５間をシール
する。また、リップ部２３，２４の先端部分２３ａ，２
４ａは、図６に示されるようにシート面３に当接するこ
とにより横方向に広がるように弾性変形する。そのた
め、溝２５から突出したガスケット本体２２の下部は、
シート面３に当接して内側，外側に撓んだリップ部２
３，２４の先端部分２３ａ，２４ａにより遮蔽される。

【００２９】このようにして、ガスケット本体２２の両
側がリップ部２３，２４によりシリンダヘッド１の内部
及びシリンダヘッド１の外部と遮断され、シリンダヘッ
ド１内部のオイルや、空気中のオゾンがガスケット本体
２２に接触することが防止される。そのため、前述した
第１実施例と同様にオイル浸透やオイルの添加剤による
ガスケット本体２２の劣化や亀裂発生を防止できると共
に、空気によるガスケット本体２２の酸化や空気中のオ
ゾンによるオゾンクラック発生を防止することができ
る。

【００３０】その結果、上記シート面３，５間をシール
するガスケット本体２２の劣化や亀裂発生が効果的に防
止されるため、ガスケット本体２２は長期間ゴムとして
の弾性を維持することができ、シール効果を長期間持続
することができる。即ち、ラバーガスケット２１自体の
耐久性を向上させることができる。尚、上記実施例で
は、シリンダヘッド１とシリンダヘッドカバー２との間
をシールするシール構造を一例として説明したが、これ
に限らず、例えばクランクケースとオイルパンとの間を
シールするシール構造にも適用できるのは勿論である。
また、本発明はケーシングとケーシングの開口を塞ぐカ
バー部材との間をシールする構成であれば適用できるの
で、上記実施例のような内燃機関とは関係のない部分の
シール構造にも適用できるのは言うまでもない。

【００３１】さらに、上記各実施例では、ガスケット本
体の両側にリップ部を設けたが、これに限らず、シール
構造に応じてガスケット本体の内側だけにリップ部を設
けても良いし、あるいはガスケット本体の外側だけにリ
ップ部を設けるようにしても良い。

【００３２】

【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、ケーシン
グとカバー部材との間をシールするガスケット本体にガ
スケット本体を遮蔽するように形成された補助ガスケッ
トを設けると共に、補助ガスケットの弾性係数をガスケ
ット本体よりも小さくしたため、補助ガスケットにより
ケーシング内部や外部とガスケット本体との間を遮断す
ることができる。そのため、ケーシング内部の流体又は
空気が直接ガスケット本体に接触することを防止でき、
これにより、ガスケット本体がケーシング内部の流体又
は空気により劣化したり、亀裂が生じたりすることを防
止できる。その結果、ガスケット本体のシール効果を長
期間持続することができ、ラバーガスケット自体の耐久
性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるラバーガスケットの第１実施例が
適用されたシリンダヘッド及びシリンダヘッドカバーの
縦断面図である。

【図２】シリンダヘッドカバーの平面図である。

【図３】ラバーガスケットの断面形状を拡大して示す縦
断面図である。

【図４】ラバーガスケットがシリンダヘッドとシリンダ
ヘッドカバーとの間で圧縮された装着状態を示す縦断面
図である。

【図５】第２実施例のラバーガスケットの断面形状を拡
大して示す縦断面図である。

【図６】図５に示すラバーガスケットがシリンダヘッド
とシリンダヘッドカバーとの間で圧縮された装着状態を
示す縦断面図である。

【符号の説明】

１ シリンダヘッド ２ シリンダヘッドカバー ３，５ シート面 ４ フランジ ６，２１ ラバーガスケット ９ 芯板 １０，１１，２１ ガスケット本体 １２，１３，２３，２４ リップ部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ケーシングと該ケーシングの開口を塞ぐ
   カバー部材との間に介在し、両部材間をシールするラバ
   ーガスケットにおいて、 前記ケーシングと前記カバー部材との間をシールするガ
   スケット本体の内側又は外側の少なくとも一方に該ガス
   ケット本体を遮蔽するように形成された補助ガスケット
   を設け、 該補助ガスケットは弾性係数が前記ガスケット本体より
   も小さいことを特徴とするラバーガスケット。