JPH08170437A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JPH08170437A
JPH08170437A JP33364594A JP33364594A JPH08170437A JP H08170437 A JPH08170437 A JP H08170437A JP 33364594 A JP33364594 A JP 33364594A JP 33364594 A JP33364594 A JP 33364594A JP H08170437 A JPH08170437 A JP H08170437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
pallet
bracket
rotation
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP33364594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Iwauchi
欽司 岩内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IWAUCHI KK
Original Assignee
IWAUCHI KK
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Publication date
Application filed by IWAUCHI KK filed Critical IWAUCHI KK
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Publication of JPH08170437A publication Critical patent/JPH08170437A/ja
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支柱内の回転螺杆に螺合したナットに車両搭
載用のパレットが取り付けられ、回転螺杆の回転駆動に
より前記パレットを支柱に沿って昇降する立体駐車装置
において、回転螺杆に螺合したナットが、常時車両によ
る多大な荷重を支えながら回転螺杆の回転により上下動
することで螺子溝が磨耗損傷し、これにより車両を搭載
したパレットが回転螺杆に沿って落下するという重大な
事故の発生を未然に防止できる安全な駐車装置を提供す
る。 【構成】 回転螺杆5に螺合される荷重受けナット9
を、車両搭載用パレット4の垂直ブラケット11に連結
固定するすると共に、荷重受けナット9の下方の回転螺
杆5には、垂直ブラケット11との接触により回転螺杆
5からの回転を阻止されるが、該ブラケット11とは固
定されない車両搭載用パレット4に対して無負荷なフリ
ーナット10を螺合したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車装置、詳細に
は、支柱内の回転螺杆に螺合したナットに車両搭載用の
パレットが取り付けられ、回転螺杆の回転駆動により前
記パレットを支柱に沿って昇降する立体駐車装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における立体駐車装置として、支柱
内に回転螺杆を配置して、この回転螺杆に螺合したナッ
トに車両を搭載するパレットを取り付け、この回転螺杆
の回転駆動によりナットを介してパレットを昇降する立
体駐車装置は、例えば実開平4−76876号等により
知られている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、このような立
体駐車装置においては、回転螺杆に螺合したナットに車
両を搭載するパレットが取り付けられて、回転螺杆の回
転駆動によりパレットと車両の荷重を支えたナットが上
下動するので、このナットは常時多大な荷重を受けるこ
とになり、螺子溝が磨耗により損傷する可能性を内蔵し
ている。そして、もしもいずれか一箇所の回転螺杆にお
けるかナットの螺子溝が磨耗により損傷した場合には、
別の回転螺杆におけるナットの螺子溝も損傷して、パレ
ットが落下するという重大な事故を引き起こす原因とな
るので、常に荷重を受けるナットが磨耗損傷しても事故
の発生を防止できる安全面の対策を講じておく必要があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の立体駐車装置における問題点を解消するための具
体的手段として、平行する支柱内に夫々回転螺杆を鉛直
に配置して、これらの回転螺杆に螺合する荷重受けナッ
トに車両搭載用パレットを取り付け、前記夫々の回転螺
杆の回転駆動により前記パレットを支柱に沿って昇降す
る立体駐車装置において、回転螺杆に螺合した荷重受け
ナットを前記パレットの垂直ブラケットに連結固定し、
前記荷重受けナットの下方の回転螺杆に、前記垂直ブラ
ケットとは固定されずに該ブラケットとの接触により回
転螺杆からの回転を阻止されるフリーナットを螺合した
ことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】この立体駐車装置では、車両搭載用パレットを
支持する垂直ブラケットに固定された荷重受けナットが
回転螺杆と螺合し、回転螺杆の回転により該パレットが
昇降するので、荷重受けナットが常にパレットおよび車
両の荷重を受け持つことになる。また、この荷重受けナ
ットの下方の回転螺杆に螺合した別のナットも、垂直ブ
ラケットとの接触により回転螺杆からの回転を阻止され
るので、荷重受けナットと同様、常に回転螺杆の回転に
より該螺杆に沿って昇降する。
【0006】しかし、下方ナットは、上方の荷重受けナ
ットとは異なり、前記垂直ブラケットとは固定されず
に、単に該ブラケットとの接触により回転螺杆からの回
転を阻止されるだけなので、その昇降に際して、垂直ブ
ラケットから車両搭載用パレットの荷重を全く受けるこ
となく無負荷の状態で昇降する。従って、このフリーナ
ットは昇降に際して荷重受けナットのような損傷を受け
ることがなく、上方の荷重受けナットが長期間の使用に
より損傷して落下した場合でも、フリーナットが回転螺
杆との螺着状態を維持して荷重受けナットを安全に支持
する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の立体駐車装置を図面に示す実
施例により説明すると、この装置は図2および図3に示
すように、連結材2の両端により一体に連結された左右
一対の平行な固定ベース1に立設された左右一対の支柱
3と、これらの支柱3に沿って昇降する車両搭載用のパ
レット4とからなっている。
【0008】両支柱3は、ウエブ3aを固定ベース1の
長さ方向と平行な向きに配置したH型鋼からなってお
り、夫々ウエブ3aの内側には上下両端を回転自在に軸
着した回転螺杆5が配置されている。これらの回転螺杆
5は、夫々下端に設けたスプロケット6の間を連結材2
の下面に配置したチェーン7により連結すると共に、一
方の支柱3の上端に取り付けたモータ8の回転を一方の
回転螺杆5の上端に伝えることにより、左右の回転螺杆
5が夫々同速度で同方向へ回転するようになっている。
【0009】前記回転螺杆5には、図1に示すように、
上下一対の荷重受けナット9及びフリーナット10が互
いに間隔を置いて螺合されており、上方の荷重受けナッ
ト9は、支柱3の内側に配置された前記パレット4を支
持するための垂直ブラケット11の表面にボルト12を
介して連結固定され、下方のフリーナット10は外面が
前記垂直ブラケット11の表面と接触することで回転螺
杆5からの回転を阻止されるように配置されている。
【0010】また、前記垂直ブラケット11の両側表面
には、支柱3におけるフランジ3bの外側と接触するガ
イドローラ13を有すると共に、前記荷重受けナット9
の取り付け位置下方には、荷重受けナット9とフリーナ
ット10との間隔を外部から確認するための窓孔14が
開設されている。
【0011】モータ8の回転により一方の回転螺杆5の
回転を、チェーン7を介して他方の回転螺杆5に伝える
と、パレット4を支持する垂直ブラケット11に固定さ
れた荷重受けナット9が回転螺杆5の回転を受け、垂直
ブラケット11を介して車両搭載用パレット4を昇降す
る。
【0012】車両を搭載したパレット4の昇降の際は、
垂直ブラケット11に固定された荷重受けナット9が回
転螺杆5の回転を受けるので、パレット4および車両の
荷重は、全て荷重受けナット9が受けることになる。一
方、下方のフリーナット10は、荷重受けナット9と同
様に回転螺杆5の回転を受けるが、このナット10は垂
直ブラケット11とは固定されずに、単に外面が該ブラ
ケット11との接触によって回転螺杆5からの回転を阻
止されるだけなので、その昇降に際して、垂直ブラケッ
ト11から車両搭載用パレットの荷重を全く受けること
なく無負荷の状態で昇降する。
【0013】
【発明の効果】上記のように、この発明の立体駐車装置
では、車両搭載用パレット4の垂直ブラケット11に、
回転螺杆5の回転を受けることで該パレット4の荷重を
支える荷重受けナット9の下方に、垂直ブラケット11
には固定されず、該ブラケット11との接触により回転
螺杆5の回転を阻止されるフリーナット10を設けたの
で、回転螺杆5の回転により荷重受けナット9とフリー
ナット10が夫々回転螺杆に沿って同時に昇降するが、
車両搭載用パレット4の荷重は荷重受けナット9のみが
受け、フリーナット10は荷重を全く受けることなく昇
降する。
【0014】そのため、荷重受けナット9は、回転螺杆
5との関係において、常に車両搭載用パレット4の荷重
を繰り返し受けることで、長期間にわたる使用の後に螺
子溝が磨耗して損傷を生ずることがあるとしても、フリ
ーナット10は荷重を全く受けることなく昇降するの
で、長期間にわたる使用によっても磨耗による損傷は生
じない。従って、この装置では、長期間にわたる使用の
後に荷重受けナット9の螺子溝が磨耗して、いずれか一
個もしくは複数個の荷重受けナット9が回転螺杆5から
脱落した場合でも、磨耗による損傷を受けることのない
下方のフリーナット10が、損傷した荷重受けナット9
を確実に受け止めて車両搭載用パレット4の完全落下を
防止でき、この種の装置の安全性を確保することができ
る。
【0015】また、荷重受けナット9とフリーナット1
0とを間隔を置いて回転螺杆5に螺合し、これらのナッ
トの回転を阻止する垂直ブラケット11に、両ナットの
間隔を確認できる窓孔14を設けた場合には、荷重受け
ナット9が磨耗による損傷を受けて回転螺杆5から脱落
した際に、外部から窓孔14を通して両ナットが重なっ
て荷重受けナット9を下方のフリーナット10が受け止
めている状態を確認することができ、直ちに修理するこ
とによって重大事故の発生を確実に予防することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体駐車装置における要部の構成
を示す断面図
【図2】装置全体の構成を示す側面図
【図3】装置全体の構成を示す平面図
【図4】要部の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1:固定ベース、 2:連結材、 3:支柱、 3a:
ウエブ、3b:フランジ、 4:車両搭載用パレット、
5:回転螺杆、6:スプロケット、 7:チェーン、
8:モータ、9:荷重受けナット、 10:フリーナ
ット、 11:垂直ブラケット、12:ボルト、 1
3:ガイドローラ、 14:窓孔、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行する支柱内に夫々回転螺杆を鉛直に
    配置して、これらの回転螺杆に螺合する荷重受けナット
    に車両搭載用パレットを取り付け、前記夫々の回転螺杆
    の回転駆動により前記パレットを支柱に沿って昇降する
    立体駐車装置において、回転螺杆に螺合した荷重受けナ
    ットを前記パレットの垂直ブラケットに連結固定し、前
    記荷重受けナットの下方の回転螺杆に、前記垂直ブラケ
    ットとは固定されずに該ブラケットとの接触により回転
    螺杆からの回転を阻止されるフリーナットを螺合したこ
    とを特徴とする立体駐車装置。
  2. 【請求項2】 垂直ブラケットに固定される荷重受けナ
    ットと垂直ブラケットには固定されないフリーナットと
    の間に間隔を設け、垂直ブラケットに前記両ナットの間
    隔を確認するための窓孔を開設した請求項1の立体駐車
    装置。
JP33364594A 1994-12-16 1994-12-16 立体駐車装置 Pending JPH08170437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33364594A JPH08170437A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 立体駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33364594A JPH08170437A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 立体駐車装置

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Publication Number Publication Date
JPH08170437A true JPH08170437A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18268378

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33364594A Pending JPH08170437A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 立体駐車装置

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JP (1) JPH08170437A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105041017A (zh) * 2015-08-14 2015-11-11 黄河科技学院 一种小型立体停车装置
CN105133896A (zh) * 2015-08-13 2015-12-09 郑俭余 单立柱路边停车库
CN105133894A (zh) * 2015-08-13 2015-12-09 郑俭余 一种无避让立体停车库

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105133896A (zh) * 2015-08-13 2015-12-09 郑俭余 单立柱路边停车库
CN105133894A (zh) * 2015-08-13 2015-12-09 郑俭余 一种无避让立体停车库
CN105041017A (zh) * 2015-08-14 2015-11-11 黄河科技学院 一种小型立体停车装置
CN105041017B (zh) * 2015-08-14 2017-04-05 黄河科技学院 一种小型立体停车装置

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