JPH08168703A - 吐出ノズルおよび洗浄装置 - Google Patents
吐出ノズルおよび洗浄装置Info
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- B05B7/04—Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge
- B05B7/0416—Spray pistols; Apparatus for discharge with arrangements for mixing liquids or other fluent materials before discharge with arrangements for mixing one gas and one liquid
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- B05B15/654—Mounting arrangements for fluid connection of the spraying apparatus or its outlets to flow conduits whereby the jet can be oriented using universal joints
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Abstract
吐出することができるようにする。 【構成】 吐出ノズル10内の混合室14aに圧油供給
口11と空気供給口12とを開口させ、それぞれから圧
油と高圧空気とを供給し、基部14に連結された吐出管
17の吐出口13より混合した圧油と高圧空気とを吐出
させるようにしているため、空気圧を制御すれば吐出圧
を容易に変更でき、洗浄能力を向上させることができ
る。また、吐出管17の両側に形成した噴射口15b
1,15b2から高圧空気を噴射させて吐出管17の向
きを駆動することにより、吐出角度をも制御できるの
で、さらに洗浄能力を向上させることができる。
Description
出させながらブラシロールで洗浄する洗浄装置とこの洗
浄装置に使用して好適な吐出ノズルに関する。
図9に示すものが知られている。この洗浄装置1は、図
7に示すように、一連のプレスラインにおける第一工程
としての絞成形用プレス機2の前に設置されている。洗
浄装置1は、図8に示すように、洗浄する洗浄ワーク
(素材)3を挟持して送るための一対のピンチロール4
と、表面の汚れを擦り取るための一対のブラシロール5
と、ブラシロール5の当接部位に向けてその前後両面か
ら洗浄油を吐出させる四本の洗浄吐出ノズル6と、洗浄
後に洗浄ワーク3に付着している洗浄油を取り除く二対
のオイルカットロール7とを備えている。
一端を塞いだ丸パイプ6aの側壁に複数の丸孔6bを形
成してあり、丸パイプ6aの他端から圧油を供給して丸
孔6bから洗浄油を吐出させるようになっている。係る
構成において、洗浄装置1では、ピンチロール4が洗浄
ワーク3を挟み込みつつ回転して洗浄ワーク3を所定の
速度で送り、洗浄吐出ノズル6が洗浄ワーク3に向けて
洗浄油を吐出させながらブラシロール5が洗浄ワーク3
に付着しているゴミや汚れを洗浄し、オイルカットロー
ル7が洗浄ワーク3に残っている洗浄油をふき取る。こ
こにおいて、洗浄油は一本の丸パイプ6aに形成した複
数の丸孔6bから洗浄ワーク3に向けて吐出されるた
め、圧油の圧力が一定であれば丸孔6bの径に応じた一
定の量が吐出されることになる。
は圧力の強弱を付けた方が洗浄の効率が向上したり、大
小に応じて洗浄したい幅が変わってきたりするし、場合
によっては洗浄油を吹き付ける角度を変えたい場合もあ
る。しかしながら、上述した従来の洗浄装置において
は、洗う素材に応じて圧力の強弱を変えたり、洗浄油の
吐出範囲を選択したりすることができないという課題が
あった。
で、洗う素材に応じて適切に洗浄油などの圧油を吐出す
ることが可能な吐出ノズルを提供するとともにこれによ
って洗浄効果の高い洗浄装置を提供することを目的とす
る。
め、請求項1に係る吐出ノズルの発明は、圧油を供給さ
れる圧油供給口と高圧空気を供給される空気供給口と供
給される圧油と高圧空気とを混合して吐出する吐出口と
を具備する構成としてある。
記載の吐出ノズルにおいて、圧油供給口と空気供給口と
が開口する混合室を有する基部と、この基部に対して角
度変更可能に連結されて一端に上記吐出口を形成される
とともに他端を上記混合室に連通された吐出管と、この
吐出管の側面に高圧空気を噴射して所定の角度に駆動す
る駆動部を有する構成としてある。さらに、請求項3に
係る洗浄装置の発明は、洗浄ワークに圧油を吐出させな
がらブラシロールを回転させつつ当接させる洗浄装置で
あって、圧油を供給される圧油供給口と高圧空気を供給
される空気供給口と供給される圧油と高圧空気とを混合
して吐出する吐出口とを具備する複数の吐出ノズルと、
各吐出ノズルに対する高圧空気の噴射圧を個別に制御す
る圧力制御機構とを具備する構成としてある。
いては、吐出ノズルに圧油供給口と空気供給口とが形成
されており、供給される圧油と高圧空気とを混合して吐
出口より吐出する。ここにおいて、圧油を供給しながら
高圧空気の圧力を変化させると、噴射される圧油の勢い
が変わる。また、上記のように構成した請求項2に係る
発明においては、圧油供給口と空気供給口とが開口する
基部内の混合室にて圧油と高圧空気とを混合し、この基
部に対して角度変更可能に連結された吐出管の一端の吐
出口から混合した圧油と空気を噴射する。ここにおい
て、駆動部はこの吐出管の側面に高圧空気を噴射し、そ
の圧力で吐出管を所定の角度に駆動するため、吐出方向
を自在に変えられる。
る発明においては、洗浄ワークに圧油を吐出させながら
ブラシロールを回転させつつ当接させるときに、複数の
吐出ノズルにおいて供給される圧油と高圧空気とを混合
して吐出口より洗浄ワークに向けて吐出する。ここにお
いて、圧力制御機構は洗浄ワークに対応して各吐出ノズ
ルに対する高圧空気の噴射圧を個別に制御する。
どの圧油の圧力が一定でも、空気圧を変えて圧力を変更
でき、洗浄ワークに応じた幅広い洗浄方法を実施するこ
とが可能な吐出ノズルを提供することができる。複数の
吐出ノズルを設置して圧力を個別に制御すれば吐出位置
に応じた圧力とすることもできる。
管の角度を自在に変化させることができ、より洗浄効率
を高めることができる。更に、請求項3に係る発明によ
れば、洗浄ワークに対応して複数の吐出ノズルからの吐
出圧を自在に制御することができ、幅広い洗浄ワークの
種類に対応して幅広い洗浄方法を実施することができ
る。
する。図1は、本発明の一実施例に係る吐出ノズルを斜
視図により示しており、図2および図3は概略断面を示
し、図4は同吐出ノズルの装着状況を斜視図により示し
ている。
二面先細りテーパとした直方体状に形成されており、直
方体部分の後端には圧油供給口11と空気供給口12と
が開口し、テーパ状の先端部には吐出口13が開口して
いる。そして、複数の吐出ノズル10を概ね同一方向に
向けた状態で支持パイプ20に取り付けてある。吐出ノ
ズル10における円柱部分の後端側には内部に混合室1
4aを有する基部14が備えられており、その外周を覆
うとともに二面先細りテーパの外形をなすカバー15が
装着されている。
る供給パイプ21が連結されており、この供給パイプ2
1内のそれぞれの管が基部14内の混合室14aに連通
している。ここにおいて、供給パイプ21内のそれぞれ
の管が圧油と高圧空気とを供給しており、この意味で各
管が混合室14aに対面する領域が圧油供給口11と空
気供給口12となっている。本実施例においては、この
ような二重の管構造となっているが、混合室14aに連
通する二つの開口を形成し、別々の管を使用してそれぞ
れから圧油と高圧空気とを供給するようにしてもよい。
イント部16を回転可能に支持しており、このジョイン
ト部16を介して吐出管17が接続されている。ジョイ
ント部16は基部14に対して吐出管17を所定の角度
範囲内で揺動可能に支持するものであり、このとき吐出
管17は当該ジョイント部16を介して上記基部14内
の混合室14aに連通している。すなわち、ジョイント
部16には中央部分に連通孔16aを形成してあり、同
連通孔16aは一方において上記混合室14aに連通
し、他方において吐出管17に連通している。また、基
部14との接続面にはOリングなどによってシール構造
を施してあり、混合室14aは吐出管17にのみ連通す
る。吐出管17の先端は上記カバー15の先端を貫通し
ており、これに対応してカバー15の先端には吐出管1
7が揺動可能な程度の大きめの貫通孔15aを形成して
ある。また、カバー15の側面であって上記吐出管17
が揺動する側方には高圧空気の噴射口15b1,15b
2を形成してある。両噴射口15b1,15b2は図5
に示すように角度調整用空気供給パイプ22が連結さ
れ、上記供給パイプ21とともに空気圧制御部30に接
続されている。また、同噴射口15b1,15b2に対
面するように吐出管17の側面には板状の風受け板17
a,17aを装着してある。
コントローラ31による制御のもとで空気圧を制御する
角度調整用空気圧制御弁32と吐出圧調整用空気圧制御
弁33とを備えており、角度調整用空気圧制御弁32を
図示しない高圧空気の供給源と角度調整用空気供給パイ
プ22との間に介在させ、吐出圧調整用空気圧制御弁3
3を同供給源と供給パイプ21との間に介在させてい
る。係る構成により、空気圧制御弁用コントローラ31
の指令に従って各制御弁32,33が開閉し、角度調整
用空気供給パイプ22と供給パイプ21とに供給する空
気圧を制御する。ここにおいて、角度調整用空気圧制御
弁32は吐出管17の両側に設置されている噴射口15
b1,15b2から噴射される空気圧をそれぞれ制御し
ており、圧力差を設定することによって吐出管17の向
きを駆動する。
給パイプ21を介して混合室14a内に供給される空気
圧を制御しており、二重管構造の供給パイプ21より供
給される圧油とともに吐出管17を介して噴射される際
の吐出圧を決めることになる。本実施例においては、ジ
ョイント部16にて吐出管17を揺動可能に保持し、一
平面内での角度を変更可能にしている。しかし、同様の
ジョイント部を90度回転させて介在させることによ
り、縦横に揺動自在として角度の変更可能な範囲を大き
くすることもできる。このときには、カバー15に設置
する噴射口を増やし、三次元的に吐出方向を制御する。
この場合、噴射口としては必ずしも四つとは限らず、三
つ以上であれば制御することができる。また、一つの噴
射口に対してばねで吐出管17を付勢するようにすれば
さらに噴射口の数を低減させることもできる。
電動モータや油圧を利用して吐出管17の角度を駆動す
ることもできる。なお、洗浄装置は、図8に示した従来
の洗浄装置における洗浄油吐出ノズル6の代わりに上記
支持パイプ20にて支持された複数の吐出ノズル10を
装着するとともに上記空気圧制御部30を装着してあ
る。また、供給パイプ21を介して各吐出ノズル10に
供給する圧油についても個別に供給および非供給を選択
できるように圧油制御部40を備えてある。
説明する。洗浄装置で、ブラシロールにて鋼板を洗浄す
る際、吐出ノズル10から洗浄油を吐出する。洗浄油を
吐出するにあたり、圧油制御部40が吐出ノズル10の
混合室14a内に供給パイプ21を介して圧油を供給す
るとともに、空気圧制御部30は吐出圧調整用空気圧制
御弁33を開かせる。すると、圧油とともに高圧空気が
混合室14aに供給され、圧油は高圧空気とともにジョ
イント部16と吐出管17とを介して洗浄用ワークに吐
出される。このとき、空気圧制御部30は角度調整用空
気圧制御弁32を制御し、カバー15の両側面の噴射口
15b1,15b2から噴射する高圧空気の空気圧を制
御する。すなわち、必要に応じて左右の噴射圧に差を生
じさせ、高圧空気を風受け板17a,17aに当接させ
て吐出管17の角度を所望の方向に向けておく。例え
ば、図6に示すように、右方の噴射口15b2だけから
高圧空気を噴射させれば同高圧空気は右方の風受け板1
7aに強く当たるので吐出管17は左方に揺動し、吐出
方向を左方に向けることができる。このようにして吐出
方向を容易に変化させることにより、洗浄するワークに
応じた吐出角度を選択することができ、洗浄能力を向上
させることができる。
ことにより、圧油の量にかかわらず大きな圧力で洗浄油
を吹き付けることができるため、洗浄効果が非常に上が
る。また、空気圧を変化させることにより、洗浄油の吐
出圧を自在に変化できる。すなわち、圧油だけの場合は
圧油の圧力に脈動を与えなければならず、非常に困難で
あるが、本発明では空気圧だけを制御すればよいので容
易に洗浄油の吐出圧を変化させることができる。このよ
うにして洗浄効果が向上することにより、鋼板に付着す
る異物の除去率が向上し、不良品の発生を押さえること
ができる。また、鉄板に付着する洗浄油の量も低減させ
ることができ、洗浄油自体の汚染度合も低減できる。
0に対して複数個だけ並んで保持されている。洗浄する
鋼板の幅が狭い場合は、外側の吐出ノズル10に対する
圧油制御部40と空気圧制御部30が圧油と高圧空気の
供給を停止させる。これにより、洗浄用のワークがない
部分にまで洗浄油を吐出するロスがなくなる。このよう
に、吐出ノズル10内の混合室14aに圧油供給口11
と空気供給口12とを開口させ、それぞれから圧油と高
圧空気とを供給し、基部14に連結された吐出管17の
吐出口13より混合した圧油と高圧空気とを吐出させる
ようにしているため、空気圧を制御すれば吐出圧を容易
に変更でき、洗浄能力を向上させることができる。ま
た、吐出管17の両側に形成した噴射口15b1,15
b2から高圧空気を噴射させて吐出管17の向きを駆動
することにより、吐出角度をも制御できるので、さらに
洗浄能力を向上させることができる。
ある。
の断面図である。
断面の断面図である。
ある。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧油を供給される圧油供給口と高圧空気
を供給される空気供給口と供給される圧油と高圧空気と
を混合して吐出する吐出口とを具備することを特徴とす
る吐出ノズル。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の吐出ノズルにおい
て、圧油供給口と空気供給口とが開口する混合室を有す
る基部と、この基部に対して角度変更可能に連結されて
一端に上記吐出口を形成されるとともに他端を上記混合
室に連通された吐出管と、この吐出管の側面に高圧空気
を噴射して所定の角度に駆動する駆動部を有することを
特徴とする吐出ノズル。 - 【請求項3】 洗浄ワークに圧油を吐出させながらブラ
シロールを回転させつつ当接させる洗浄装置であって、
圧油を供給される圧油供給口と高圧空気を供給される空
気供給口と供給される圧油と高圧空気とを混合して吐出
する吐出口とを具備する複数の吐出ノズルと、各吐出ノ
ズルに対する高圧空気の噴射圧を個別に制御する圧力制
御機構とを具備することを特徴とする洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33494494A JP3596060B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 吐出ノズル |
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Publications (2)
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JPH08168703A true JPH08168703A (ja) | 1996-07-02 |
JP3596060B2 JP3596060B2 (ja) | 2004-12-02 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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-
1994
- 1994-12-19 JP JP33494494A patent/JP3596060B2/ja not_active Expired - Fee Related
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