JPH08168190A - バッテリーの充電制御回路 - Google Patents

バッテリーの充電制御回路

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JPH08168190A
JPH08168190A JP31196494A JP31196494A JPH08168190A JP H08168190 A JPH08168190 A JP H08168190A JP 31196494 A JP31196494 A JP 31196494A JP 31196494 A JP31196494 A JP 31196494A JP H08168190 A JPH08168190 A JP H08168190A
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JP
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battery
voltage
headlamp
generator
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JP31196494A
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Hisayoshi Hiraiwa
久佳 平岩
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/92Energy efficient charging or discharging systems for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors specially adapted for vehicles

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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドランプの印加電圧の制御、並びに、バ
ッテリーの充電制御を行うこと。 【構成】自動二輪車におけるエンジンの回転に応じて発
電機によって発電された電力によりヘッドランプを点灯
するとともにバッテリーの充電を制御するバッテリーの
充電制御回路において、発電機の出力を全波整流してバ
ッテリーに印加することにより当該バッテリーを充電
し、バッテリーの電圧を検出し、以って、当該電圧が所
定の充電電圧に満たない場合に、バッテリー用の全波整
流手段からバッテリーへの通電を制御するとともに、ヘ
ッドランプの電圧を検出し、以って、当該ヘッドランプ
の電圧が所定の電圧値以内となるように、発電機からヘ
ッドランプへの通電を制御するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車等に用いら
れるバッテリーの充電制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は自動二輪車等に用いられるバッテ
リーの充電制御回路の一例を示す。この図において、1
は発電機、2は交流式のヘッドランプ、3は充電制御回
路(「レギュレータ」とも呼ぶ。)、4はバッテリー、
5はDC負荷を示す。ここで、ヘッドランプ2には、発
電機1の中間タップ1aを介して交流電圧が印加され
る。充電制御回路3は、ヘッドランプ電圧検出回路6、
バッテリー電圧検出回路7、及びサイリスタS1、S2
より構成される。ヘッドランプ電圧検出回路6は、ヘッ
ドランプ2に印加される電圧が所定の電圧を超えたこと
を検出した場合、サイリスタS1をONとし、以って、
発電機1の発生する交流電圧のうち負側半波を短絡す
る。一方、バッテリー電圧検出回路7は、バッテリー電
圧が所定の電圧に満たない場合にサイリスタS2をON
として、前記交流電圧の正側半波分をバッテリー4に印
加し、バッテリー4を充電する。
【0003】上記の図2に示す回路はAC/DC方式と
も呼ばれ、小排気量の自動二輪車等に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記図2に示
すものにおいては、発電機1から出力される交流電圧の
うち、正側半波をサイリスタS2により半波整流してバ
ッテリー4に充電するため、発電機1の発生する電力を
効率良くバッテリー4の充電に利用することができず、
バッテリー4の充電量をアップするには、発電機1とし
て大型のものを使用する必要があり、回路の大型化及び
コスト高を招くという欠点がある。
【0005】また、前記図2に示すものにおいては、発
電機1に中間タップ1aを必要とし、このため、比較的
コスト高となり、また、回路全体を小型化しにくいとい
う欠点がある。これを改善すべく、ヘッドランプ2をオ
ーバータップ側に接続することもできるが、そうする
と、ヘッドランプ2の印加電圧が高くなってしまい、従
って、サイリスタS1による短絡の度合いが増えてしま
う。その結果、いわゆる電機子反作用により正側の発生
電圧が降下し、その場合には、例えサイリスタS2をO
Nとしてもバッテリー4に充分な充電電流を供給するこ
とができなくなってしまうという欠点が生ずる。
【0006】さらに、図2に示すものにおいては、ヘッ
ドランプ2への印加電圧の制御を、サイリスタS1をO
Nとして発電機1の発生する交流電圧のうち負側半波を
短絡する短絡制御により行っているため、電流が流れて
当該発電機1が発熱し、発電機1の寿命が短くなるとい
う欠点もあった。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、発電機から出力される交流電圧を効率良くバッテ
リーの充電に利用することにより、発電機の大型化及び
コスト高を招くことなく、バッテリーの充電量をアップ
することができるとともに、発電機コイルに中間タップ
を必要とせず、かつ、発電機の発熱を抑えて発電機の長
寿命化が可能なバッテリーの充電制御回路を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載のバッテリーの充電制御回路は、自
動二輪車におけるエンジンの回転に応じて発電機によっ
て発電された電力によりヘッドランプを点灯するととも
にバッテリーの充電を制御するバッテリーの充電制御回
路において、発電機の出力を全波整流してバッテリーに
印加するバッテリー用の全波整流手段と、バッテリーの
電圧を検出し、以って、当該電圧が所定の充電電圧に満
たない場合に、バッテリー用の全波整流手段からバッテ
リーに充電せしめる充電制御手段と、ヘッドランプの電
圧を検出し、以って、当該ヘッドランプの電圧が所定の
電圧値以内となるように、発電機からヘッドランプへの
通電を制御するヘッドランプ電圧制御手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0009】この請求項1では、ヘッドランプは交流式
の負荷であるため、基本的に発電機の出力を整流せずに
ヘッドランプに印加するように構成しても良く、この場
合には、例えば、ヘッドランプ電圧制御手段として、発
電機とヘッドランプとの間にスイッチング素子を設け、
このスイッチング素子によってヘッドランプへの通電を
ON/OFF制御するように構成したものが用いられ
る。
【0010】請求項2では、前記請求項1記載のバッテ
リーの充電制御回路において、前記発電機の出力を全波
整流してヘッドランプに印加するヘッドランプ用の全波
整流手段を備え、前記バッテリー用の全波整流手段及び
ヘッドランプ用の全波整流手段は、それぞれ2つのサイ
リスタと2つのダイオードとからなるブリッジ回路によ
って構成されており、各全波整流手段の2つのダイオー
ドが共用されていることを特徴とする。
【0011】この請求項2では、前記充電制御手段及び
ヘッドランプ電圧制御手段としては、例えば、バッテリ
ー及びヘッドランプの電圧を検出し、この検出電圧に基
づいて、バッテリー用及びヘッドランプ用の全波整流手
段の一部を構成するサイリスタをON/OFF制御する
ものが用いられるが、これに限定されるものではなく、
バッテリー用及びヘッドランプ用の全波整流手段と負荷
であるバッテリー及びヘッドランプとの間にスイッチン
グ素子を設け、このスイッチング素子によってバッテリ
ー及びヘッドランプへの通電をON/OFF制御するよ
うに構成しても良い。
【0012】なお、発電機の出力を整流してヘッドラン
プに印加する場合には、ヘッドランプ用の整流手段とし
て、必ずしも全波整流手段を用いる必要はなく、半波の
整流手段を用いても良い。
【0013】
【作用】請求項1記載の回路においては、バッテリー用
の全波整流手段によって、発電機の出力を全波整流して
バッテリーに印加するように構成されているので、発電
機から出力される電力を効率良くバッテリーの充電に利
用することができる。また、ヘッドランプには、ヘッド
ランプ電圧制御手段によって、ヘッドランプの電圧を検
出し、以って、当該ヘッドランプの電圧が所定の電圧値
以内となるように、発電機からヘッドランプへの通電を
制御するように構成されているので、発電機コイルに中
間タップを設けることなくヘッドランプに所定の電圧を
印加することができ、しかも、短絡制御方式ではなく、
ヘッドランプ電圧制御手段によってヘッドランプへの通
電を制御する開放制御方式を採用したため、発電機の発
熱を抑えることができる。
【0014】また、請求項2に記載する如く、発電機の
出力を全波整流してヘッドランプに印加するヘッドラン
プ用の全波整流手段を備え、バッテリー用及びヘッドラ
ンプ用の全波整流手段の2つのダイオードを共用するこ
とにより、全波整流手段の部品点数を減らすことができ
る。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係るバッテリー
の充電制御回路並びにその周辺回路を示す。この図にお
いて、21は交流発電機、22はAC負荷としてのヘッ
ドランプ、23は充電制御回路、24はバッテリー、2
5はDC負荷、26はメインスイッチ、27はフューズ
を示す。また、充電制御回路23は、ヘッドランプ電圧
制御回路28、バッテリー電圧制御回路29、ヘッドラ
ンプ用の全波整流回路30、バッテリー用の全波整流回
路31より構成される。ヘッドランプ用の全波整流回路
30は、サイリスタS21、S22、及びダイオードD
21、D22のブリッジ回路からなるとともに、バッテ
リー用の全波整流回路31は、サイリスタS23、S2
4、及びダイオードD21、D22のブリッジ回路から
なる。ダイオードD21、D22は、ヘッドランプ用の
全波整流回路30とバッテリー用の全波整流回路31に
共用されている。
【0016】32はバッテリー端子外れ時の電源確保の
ための全波の整流回路であり、ダイオードD23、D2
4及びダイオードD21、D22からなるブリッジ回路
によって構成されている。この場合、ダイオードD2
1、D22は、ヘッドランプ用の全波整流回路30等と
共用されている。この電源確保のための整流回路32
は、以下の作用を行う。まず、バッテリー端子が外れる
と、バッテリー24からヘッドランプ電圧制御回路28
及びバッテリー電圧制御回路29に当該制御回路28、
29を駆動するための電圧が印加されず、このため、サ
イリスタS21〜S24が作動せしない。したがって、
ヘッドランプ22やバッテリー24側に電力が供給され
なくなってしまう。そこで、これを防止するために、発
電機21の出力を整流してヘッドランプ電圧制御回路2
8及びバッテリー電圧制御回路29を駆動する整流回路
32が設けられている。なお、この整流回路32は、半
波整流を行うものであっても勿論よい。
【0017】上記の図1に示す回路において、バッテリ
ー24は、バッテリー用の全波整流回路31を構成する
サイリスタS23、S24の接続点とダイオードD2
1、D22の接続点との間に接続されている。バッテリ
ー電圧制御回路29は、バッテリー24の両端の電圧を
検出し、バッテリー24の電圧が設定電圧に満たない場
合にサイリスタS23、S24をONにし、これによ
り、バッテリー24の充電を行う。そして、バッテリー
24の電圧が設定電圧を超えた場合には、サイリスタS
23、S24をOFFにして、バッテリー24への電力
の供給を停止する。
【0018】また、図1において、ヘッドランプ22
は、ヘッドランプ用の全波整流回路30を構成するサイ
リスタS21、S22の接続点とダイオードD21、D
22の接続点との間に接続されている。ヘッドランプ電
圧制御回路28は、直接ヘッドランプ22の両端の電圧
を検出し、その検出電圧が所定の電圧を超えた場合にサ
イリスタS21、S22をOFFにする。
【0019】以上の構成において、この実施例に係るバ
ッテリーの充電制御回路では、上記のサイリスタS2
3、S24及びダイオードD21、D22により、発電
機21の出力が全波整流されてバッテリー24に印加さ
れ、以って、バッテリー24が充電される。この場合、
発電機21の出力は、全波整流されてバッテリー24に
印加されるので、発電機21で発電される電力を効率良
く利用することができ、発電機21を大型化することな
く、バッテリー24の充電量をアップすることができ
る。そのため、バッテリー24で駆動するDC負荷25
の容量や種類を増加させた場合でも、バッテリー24の
過放電状態を防止することができ、バッテリー24が充
電不足の状態に陥ったり、また、バッテリー24の寿命
が縮まったりするのを防止できる。
【0020】また、上記のサイリスタS21、22及び
ダイオードD21、D22により、発電機21の出力が
全波整流されてヘッドランプ22に印加され、以って、
ヘッドランプ22が点灯する。その際、ヘッドランプ電
圧制御回路28は、直接ヘッドランプ22の両端の電圧
を検出し、その検出電圧が所定の電圧を超えた場合にサ
イリスタS21、S22をOFFにする。従って、発電
機21に中間タップを設けなくとも、ヘッドランプ22
の印加電圧を所定の電圧に制御でき、従来回路と同様の
作用効果が得られる。また、中間タップを設けない分、
小型化を図ることができ、また、製造費用も抑えられ
る。
【0021】さらに、図1に示すものにおいては、ヘッ
ドランプ22への印加電圧が所定の電圧値以内となるよ
うに、ヘッドランプ電圧制御回路28によってヘッドラ
ンプ用の全波整流回路30を構成するサイリスタS2
1、S22をON/OFF制御し、ヘッドランプ22へ
の印加電圧が所定の電圧値を超えた場合には、サイリス
タS21、S22をOFFにして開放制御するので、従
来のように、電流が流れることがなく、発電機21の発
熱を防止することができ、発電機1の長寿命化が可能と
なる。
【0022】ところで、上述した実施例においては、ヘ
ッドランプ電圧制御回路28とバッテリー電圧制御回路
29とが独立に作動するようになっているが、単独で作
動することの欠点が生じることもある。
【0023】例えば、ヘッドランプ22の電圧及びバッ
テリー24の電圧が共に所定の電圧より低下すると、発
電機21の出力は、ヘッドランプ用の全波整流回路30
及びバッテリー用の全波整流回路31を介してヘッドラ
ンプ22及びバッテリー24に同時に印加される。この
場合、発電機21の出力容量が不足し、バッテリー24
等に充分な電圧を印加することができなくなることがあ
る。
【0024】そこで、図1に示す回路において、必要に
応じて、ヘッドランプ電圧制御回路28とバッテリー電
圧制御回路29との間を信号線40で互いに接続して制
御信号のやりとりを行い、両者が連動するように構成し
ても良い。
【0025】この場合には、ヘッドランプ電圧制御回路
28とバッテリー電圧制御回路29によって検出された
電圧検出信号に、それぞれ所定の重み付けを施して用い
るようにする。例えば、自己の回路の電圧検出信号に
は、「1」の重み付けをし、他方の制御回路の電圧検出
信号には「0.3」の重み付けをする。なお、これらの
重み付けは、ヘッドランプ電圧制御回路28及びバッテ
リー電圧制御回路29の制御特性を予め調べることによ
って適宜設定すればよい。
【0026】ここで、上述のような重み付けを行った場
合の制御例を説明する。今、バッテリー24の印加電圧
が所定の電圧を超えているが、ヘッドランプ22の印加
電圧が所定の電圧を下回っている場合を想定する。この
とき、バッテリー電圧制御回路29がバッテリー24へ
の通電を単独で制御するとすれば、バッテリー用のサイ
リスタS22、S23のOFF状態のデューティが増加
するか又はサイリスタS22、S23が完全にOFF状
態となる。すると、発電機21のいわゆる電機子反作用
等により、その影響がヘッドランプ22側に現れ、ヘッ
ドランプ電圧制御回路28によってヘッドランプ22の
印加電圧を上昇させる際に、ヘッドランプ22の印加電
圧が一時的に所定の電圧より上昇する場合が生じる虞れ
がある。一方、上述のように、重み付けを行う制御の場
合は、例えば、バッテリー電圧制御回路29の検出電圧
に「0.3」の重み付けを施してヘッドランプ電圧制御
回路28に送る。このとき、このヘッドランプ電圧制御
回路28は、自己の検出電圧の重み付けを「1」とする
が、これに応じた電圧上昇の動作を行うのではなく、
「1」−「0.3」=「0.7」の電圧上昇の動作を行
う。これにより、ヘッドランプ22の印加電圧が所定の
電圧より上昇するのを防止することが可能となる。同様
にして、ヘッドランプ22とバッテリー24の電圧が共
に低い場合、あるいは、共に高い場合などにおいても、
適切な分配勾配をもった電圧制御を行うことができる。
【0027】尚、上記実施例のバッテリーの充電制御回
路では、単相タイプの発電機を用いた場合について説明
したが、三相タイプの発電機でも同様に適用することが
できる。
【0028】
【発明の効果】上記の如く、本発明は、自動二輪車等に
おけるエンジンの回転に応じて発電機によって発電され
た電力によりヘッドランプを点灯するとともにバッテリ
ーの充電を制御するバッテリーの充電制御回路におい
て、発電機の出力を全波整流してバッテリーに印加する
ようにしたので、発電機から出力される電力を効率良く
バッテリーの充電に利用することができ、大型化及びコ
スト高を招くことなく、バッテリーの容量をアップする
ことができる。また、ヘッドランプの電圧を検出し、以
って、当該ヘッドランプの電圧が所定の電圧値以内とな
るように、発電機からヘッドランプへの通電を制御する
ようにしたので、発電機コイルに中間タップを設けるこ
となく、ヘッドランプに所定の電圧を印加することがで
きる。しかも、ヘッドランプの印加電圧の制御は、短絡
制御方式ではなく、ヘッドランプ電圧制御手段によって
ヘッドランプへの通電そのものを制御する開放制御方式
を採用したため、電流が流れることがないので、発電機
の発熱を抑えることができ、発電機の長寿命化が可能と
なるという効果を奏する。また、ヘッドランプ用の全波
整流手段を設け、バッテリー用の全波整流手段及びヘッ
ドランプ用の全波整流手段の一部を構成する2つのダイ
オードを共用すると、部品点数を少なくすることがで
き、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るバッテリーの充電制
御回路及びその周辺回路を示す回路図である。
【図2】 従来より用いられているヘッドランプ制御/
バッテリー充電制御のための回路例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】 1 発電機 1a 中間タップ 2 ヘッドランプ 3 充電制御回路 4 バッテリー 5 負荷 6 ヘッドランプ電圧検出回路 7 バッテリー電圧検出回路 S1、S2 サイリスタ 21 発電機 22 ヘッドランプ 23 充電制御回路 24 バッテリー 25 DC負荷 26 メインスイッチ 27 フューズ 28 ヘッドランプ電圧制御回路 29 バッテリー電圧制御回路 30 ヘッドランプ用の全波整流回路 31 バッテリー用の全波整流回路 S21〜S24 サイリスタ D21〜D24 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/06 Z 9472−5H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動二輪車におけるエンジンの回転に応
    じて発電機によって発電された電力によりヘッドランプ
    を点灯するとともにバッテリーの充電を制御するバッテ
    リーの充電制御回路において、 発電機の出力を全波整流してバッテリーに印加するバッ
    テリー用の全波整流手段と、 バッテリーの電圧を検出し、以って、当該電圧が所定の
    充電電圧に満たない場合に、バッテリー用の全波整流手
    段からバッテリーに充電せしめる充電制御手段と、 ヘッドランプの電圧を検出し、以って、当該ヘッドラン
    プの電圧が所定の電圧値以内となるように、発電機から
    ヘッドランプへの通電を制御するヘッドランプ電圧制御
    手段と、 を具備することを特徴とするバッテリーの充電制御回
    路。
  2. 【請求項2】 前記発電機の出力を全波整流してヘッド
    ランプに印加するヘッドランプ用の全波整流手段を備
    え、前記バッテリー用の全波整流手段及びヘッドランプ
    用の全波整流手段は、それぞれ2つのサイリスタと2つ
    のダイオードとからなるブリッジ回路によって構成され
    ており、各全波整流手段の2つのダイオードが共用され
    ていることを特徴とする請求項1記載のバッテリーの充
    電制御回路。
JP31196494A 1994-12-15 1994-12-15 バッテリーの充電制御回路 Pending JPH08168190A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095455A1 (fr) * 2000-06-06 2001-12-13 Mitsuba Corporation Eclairage a lampe et controleur de charge de batterie

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095455A1 (fr) * 2000-06-06 2001-12-13 Mitsuba Corporation Eclairage a lampe et controleur de charge de batterie
JP4615821B2 (ja) * 2000-06-06 2011-01-19 株式会社ミツバ ランプ点灯及びバッテリ充電制御装置

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