JPH08167879A - 音声付加雑音機能を有する送受信装置 - Google Patents

音声付加雑音機能を有する送受信装置

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JPH08167879A
JPH08167879A JP30872594A JP30872594A JPH08167879A JP H08167879 A JPH08167879 A JP H08167879A JP 30872594 A JP30872594 A JP 30872594A JP 30872594 A JP30872594 A JP 30872594A JP H08167879 A JPH08167879 A JP H08167879A
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JP
Japan
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voice
noise
section
signal
noise component
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JP30872594A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamaguchi
武史 山口
Takashi Obara
隆 小原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側の通話環境を伝えることができ、しか
も符号化の誤りが少ない音声付加雑音機能を有する送受
信装置を提供すること。 【構成】 送信側では、音声信号に含まれる背景雑音を
除去する雑音除去手段103が設けられている。そし
て、音声がない区間には雑音除去手段103で生成され
た疑似雑音成分が受信側に送られる。これにより、受信
側では、送信側から送られる疑似雑音成分を利用して音
声に背景雑音を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル無線電話装
置などのように音声信号を扱う場合に、音声に雑音を付
加する機能を持たせた音声付加雑音機能を有する送受信
装置および送信装置、受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル無線電話装置を例にとり、従
来の送受信装置について、図3を参照して説明する。
【0003】301はマイクで、マイク301から音声
や背景雑音が取り込まれる。マイク301から取り込ま
れた音声や背景雑音はA/D変換器302でディジタル
信号に変換される。そして、ノイズキャンセラ303に
供給される。ノイズキャンセラ303は適応フィルタ3
03aや減算器303bなどから構成され、A/D変換
器302から出力された音声や背景雑音は減算器303
bに供給される。
【0004】また、マイク304から背景雑音が取り込
まれる。取り込まれた背景雑音はA/D変換器305で
ディジタル信号に変換される。その後、ノイズキャンセ
ラ303の適応フィルタ303aに加えられる。ノイズ
キャンセラ303は、適応フィルタ303aなどの働き
を利用して背景雑音をもとに疑似雑音成分を生成する。
この疑似雑音成分を減算器303に加えられる。
【0005】減算器303では、A/D変換器302か
ら供給される音声や背景雑音から、ノイズキャンセラ3
03から供給される疑似雑音成分が減算される。この減
算で、A/D変換器302出力に含まれる背景雑音が除
かれる。
【0006】ここで、背景雑音が除去される動作につい
て、図4を参照して説明する。なお図4では、図3に対
応する部分には同一の符号を付してある。301、30
4ははマイクで、マイク301、304にはA/D変換
器302、305が接続されている。A/D変換器30
2は減算器303bのプラス端子に接続され、減算器3
03bは出力端OUTに接続されている。また、A/D
変換器305は適応フィルタ303aに接続され、適応
フィルタ303aは減算器303bのマイナス端子に接
続されている。そして、減算器303bの出力が適応フ
ィルタ303aに加えられる構成になっている。
【0007】ここで、音声信号をS(Z)、背景雑音の
信号をN(Z)(ただしZ=EXP(2πjf/f
s):fsはサンプリング周波数)、音響特性をHa
(Z)、周囲の音響特性をHb(Z)とする。また、適
応フィルタ303aでは、学習同定法等の適応アルゴリ
ズムにより、マイク301、304から出力される信号
をもとに、音声信号S(Z)がない時の騒音の伝達関数
H(Z)が、H(Z)=Ha(Z)/Hb(Z)と推定
される。そして、疑似雑音伝送路Hhat (Z)(ほぼH
(Z)に等しい)を内部に合成し、疑似雑音Nhat
(Z)を生成する。なお、マイク301、304で取り
込まれた信号は、A/D変換器302、305でディジ
タル信号に変換される。したがって、この場合、離散信
号として扱うことができる。
【0008】上記した構成において、マイク301に
は、音声信号S(Z)、そして音響特性Ha(Z)を介
して背景雑音の信号N(Z)が入力される。また、マイ
ク304には、周囲の音響特性Hb(Z)を介して背景
雑音の信号N(Z)が入力される。
【0009】そして、減算器303bにおいて、マイク
301の出力信号Ya(Z)から、適応フィルタ303
bで生成された疑似雑音Nhat (Z)が減算され、雑音
成分が除去される。
【0010】ここで、減算器405の出力をE(Z)と
すると、
【数1】 となる。
【0011】この演算で、マイク301に混入した雑音
成分はほぼ除去される。なお、雑音成分が除かれた信号
は、VOX回路306(図3)に加えられる。VOX回
路306では、減算器303bから送られてくる信号に
ついて音声の有無を判定する(以下、音声がある場合を
有音、ない場合を無音という。)。なおVOX回路30
6の判定結果は、フレーム組立回路308に供給され
る。
【0012】ここで、VOX回路306の構成について
図5で説明する。INは入力端で、OUTは出力端であ
る。また、入力端INから分岐して、フレームエネルギ
ー検出回路501や有音/無音判定回路502が接続さ
れている。フレームエネルギー検出回路501は、送信
信号のサンプルパルス列を20〜40msの長さに区切
ったフレーム毎に、そのエネルギーの平均値SE(k)
を算出している。なお、エネルギーの平均値SE(k)
は、下記の計算式で算出される。また、Xk (n)はk
番目のフレームの入力信号サンプリング値を表し、Nは
1フレームのサンプル数を表している。
【0013】 また、有音/無音判定回路502は、フレームエネルギ
ー検出回路501で求められた平均エネルギーSE
(k)から、対応するフレームが有音か、無音かを判定
している。
【0014】なお、VOX回路307で、有音、無音が
判定された信号は、符号化回路307(図3)で符号化
される。符号化は、例えば、波形符号化と分析符号化の
組み合わせによるベクトル加算励振線形予測方式(VS
ELP)が用いられる。そして、符号化回路307で符
号化された信号はフレーム組立回路308に入力され、
伝送方式に合ったフレームデータに変換される。この
際、VOX回路306の判定結果をもとに、有音、無音
を識別するための判定データが付加される。例えば、有
音の場合はフレームの先頭にプリアンブルデータが付加
され、無音の場合はフレームの先頭にポストアンブルデ
ータが付加される。このような判定データによってフレ
ームデータが有音か無音かが受信側で判定される。な
お、フレーム組立回路308で生成されたフレームデー
タは、送信機309において周波数変換や増幅などの処
理が行われ、アンテナ310から無線送信される。
【0015】アンテナ310から送信された信号は、受
信側では、アンテナ311で受信される。そして、受信
機312で周波数変換や増幅などの処理が行われる。こ
の後、フレーム分解回路313を経て信号選択器314
に送られる。フレーム分解回路313では、プリアンブ
ルデータやポストアンブルデータが検出される。
【0016】信号選択器314は、フレーム分解回路3
13を通して送られてくるフレームデータを、プリアン
ブルデータが検出されたフレームについては有音データ
の復号回路315に送る。また、ポストアンブルデータ
が検出されたフレームについては無音データの復号回路
316に送る。
【0017】なお、送信側で雑音除去の処理がされない
場合は、無音状態の時は背景雑音のデータが送出され
る。したがって、この場合は、無音データの復号回路3
16において背景雑音が復元される。
【0018】なお、復号回路315、316から出力さ
れた信号は、それぞれ信号選択器317を経てD/A変
換318に送られる。そして、D/A変換318でアナ
ログ信号に変換される。アナログ信号に変換された音声
は、音声アナログ回路319で音声データに復元され、
スピーカ320で音声に変換される。
【0019】上記したように、雑音を除去するノイズキ
ャンセラ機能や音声の有無を判定して送信状態を制御す
るVOX機能を、送信側が備えている場合、ノイズキャ
ンセラ機能で雑音が除去されるため、有音の区間では、
背景雑音が少なく品質の良い音声が再生される。しか
し、無音の区間では、背景雑音が除かれているため無音
のまま再生される。このため、背景雑音などで表現され
る通話環境が受信側に伝わらない。この結果、再生され
た音声に自然感や臨場感が少ないものになってしまう。
このような不自然な感じをなくすために、送信側で雑音
を除去しない方法も考えられる。この場合、通話環境は
伝えられる。しかし、送信側で音声処理する際に、背景
雑音が含まれた音声を扱うことになり、音声の符号化処
理などにあたって符号化の誤りが生じやすい。また、V
OX回路で行う音声の有無の判定も難しくなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
音声送受信装置では、例えばノイズキャンセラ機能やV
OX機能を備えている場合、背景雑音が軽減された品質
の良い音声を再生できる。しかし、送信側の通話環境が
伝わらないため、自然感や臨場感が薄れてしまう。な
お、自然感や臨場感を出すために雑音を除去しない場合
は、通話環境は伝えられるものの、送信側で音声を符号
化する際に符号化の誤りを生じやい。また、VOX回路
における音声の有無の判定も難しくなる。
【0021】本発明は、上記した欠点を解決するもの
で、送信側の通話環境を伝えることができ、しかも符号
化の誤りが少ない音声付加雑音機能を有する送受信装置
および送信装置、受信装置を提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の音声付加雑音機
能を有する送受信装置は、疑似雑音成分を生成し、音声
信号に含まれる背景雑音を除去する雑音除去手段と、こ
の雑音除去手段で処理された信号に対して、所定の区間
ごとに音声の有無を判定する判定手段と、この判定手段
による判定が音声ありの区間では、前記雑音除去手段で
処理された音声信号を選択し、音声なしの区間では、前
記雑音除去手段で生成された疑似雑音成分を選択する選
択手段と、この選択手段で選択された音声信号と疑似雑
音成分を送信する送信手段と、この送信手段から送られ
てくる音声信号および疑似雑音成分を受信する受信手段
と、この受信手段で受信された音声信号および疑似雑音
成分を個別に復号する復号手段と、この復号手段で復号
された音声信号に、復号された疑似雑音成分を付加する
付加手段とで構成されている。
【0023】また、復号手段は、疑似雑音成分が復号さ
れた区間の次に、音声が有りと判定された区間が1つ以
上続く場合は、音声が有りと判定される区間では、音声
が有りと判定された区間の直前に位置する区間の疑似雑
音成分を出力する。
【0024】また、付加手段において音声に付加される
疑似雑音成分の大きさを、音声成分と疑似雑音成分の信
号レベルに応じて調整する手段を設けている。
【0025】なお、疑似雑音成分の送信においては、間
欠的または連続的に送信される。そして、疑似雑音成分
が間欠的に送信される場合には、復号手段では、疑似雑
音成分が送られてこない区間においては、直前の疑似雑
音成分を出力する。
【0026】
【作用】上記の構成によれば、送信側では、音声信号に
含まれる背景雑音を除去する雑音除去手段が設けられて
いる。また、音声がない区間には雑音除去手段で生成さ
れた疑似雑音成分が受信側に送られる。したがって、送
信側から送られる疑似雑音成分を利用して、受信側では
音声に背景雑音を付加することができ、自然感や臨場感
が得られる。この場合、音声の符号化は、雑音除去手段
で雑音が除去された信号に対して行っているので、符号
化の誤りを少なくできる。また、音声の有無の判定も雑
音除去手段で雑音が除去された信号に対して行うので、
判定の誤りも少なくできる。
【0027】また、音声が有りと判定される区間では、
音声が有りと判定された区間の直前に位置する区間の疑
似雑音成分を出力するので、全ての音声に対して雑音を
付加できる。また、音声に付加される雑音を、当該音声
の直前の雑音にする場合は、時間的に近くの雑音が付加
されるので自然感や臨場感を損うことが少ない。また、
音声に付加される疑似雑音成分の大きさを、音声成分や
疑似雑音成分の信号レベルに応じて調整することによ
り、適切な自然感や臨場感を得ることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を参
照して説明する。101はマイクで、マイク101から
音声が背景雑音と一緒に取り込まれる。マイク101か
ら取り込まれた音声や背景雑音はA/D変換器102で
ディジタル信号に変換される。その後、ノイズキャンセ
ラ103に加えられる。ノイズキャンセラ103は、適
応フィルタ103aや減算器103bなどから構成さ
れ、A/D変換器102から出力されるディジタル信号
は減算器103bのプラス端子に加えられる。
【0029】また、マイク104から背景雑音が取り込
まれる。この背景雑音はA/D変換器105でディジタ
ル信号に変換される。その後、ノイズキャンセラ103
の適応フィルタ103aに加えられ、背景雑音をもとに
疑似雑音成分が生成される。疑似雑音成分は2分され、
その1つは、減算器103bのマイナス端子に、もう1
つは、信号選択器106に加えられる。
【0030】減算器103bに加えられた疑似雑音成分
は、A/D変換器102から加えられる音声や背景雑音
と減算される。この減算で、音声成分に含まれる背景雑
音成分が取り除かれる。なお、背景雑音成分が除去され
る構成や、疑似雑音成分が生成される構成は従来技術で
説明した内容と同様であるので、重複する説明は省略す
る。
【0031】雑音成分が除かれた信号はVOX回路10
7を経て信号選択器106に加えられる。このとき、V
OX回路107では、減算器103bで処理された信号
が所定区間ごとにフレームに分割される。そして、各フ
レームの平均エネルギーSE(k)が検出され、対応す
るフレームにおける音声信号の有無が判定される。この
判定結果は、信号選択器(SEL)106やエンコーダ
回路108に送られる。 信号選択器106は、VOX
回路107の判定結果をもとに、音声ありと判定された
区間は音声成分をエンコーダ回路108に加え、また、
音声なしと判定された区間は疑似雑音成分をエンコーダ
回路108に加える。そして、エンコーダ回路108
は、音声信号や疑似雑音成分を符号化する。
【0032】ここで、これまでに説明した信号の波形に
ついて、例えば疑似雑音成分を連続的に送信する場合に
ついて図2で説明する。a)は背景雑音を含んだアナロ
グ音声信号、b)はノイズキャンセラで雑音が除去され
た音声信号、c)はノイズキャンセラで生成された疑似
雑音成分、d)はVOX回路で判定された音声の有無を
示す判定信号(なお、1は有音、0は無音に対応してい
る。)、e)はエンコーダ回路108(図1)に入力さ
れる信号である。
【0033】エンコーダ回路108で符号化されたデー
タは、フレーム組立回路109に入力され、伝送方式に
合ったフレームデータが構成される。このとき、VOX
回路107で判定された判定結果をもとに、音声ありと
判定されたデータの先頭にプリアンブルデータが付加さ
れ、また音声なしと判定されたデータの先頭にポストア
ンブルデータが付加される。このようなプリアンブルデ
ータやポストアンブルデータによって、受信側におい
て、各フレーム毎に有音か無音かが識別される。なお、
フレーム組立回路109でフレームデータに構成された
信号は、送信機110で周波数変換や増幅などの処理が
され、アンテナ111から無線送信される。 アンテナ
111から無線送信された信号は、受信側のアンテナ1
12で受信される。そして、受信機113で周波数変換
や増幅などの処理が行われ、フレーム分解回路114に
加えられる。フレーム分解回路114は、プリアンブル
データやポストアンブルデータを検出し、この検出結果
を信号選択器115に送る。
【0034】信号選択器115には、フレーム分解回路
114の検出結果とともに、受信されたフレームデータ
がフレーム分解回路114から供給されている。そし
て、信号選択器115は、フレーム分解回路114の検
出結果に応じて、2つの出力端のいずれか一方に信号を
出力する。例えば、有音と判定されたフレームは、有音
データの復号回路116に出力する。また、無音と判定
されたフレームは、無音データの復号回路117に出力
する。
【0035】復号回路116は音声データを復号し出力
する。このとき、復号回路116は、無音の区間(音声
データ入力がない区間)では無音の復号データを出力す
る。また、無音データの復号回路117は、無音の区間
では背景雑音データを復号し出力する。そして、有音の
区間(背景雑音データ入力がない区間)では、有音の区
間の直前に位置するフレーム、即ち背景雑音の復号デー
タを、有音の区間中、繰り返し出力する。なお、背景雑
音(疑似雑音)データが間欠的に送信される場合には、
雑音データのない区間においては、直前のフレームデー
タを繰り返し出力する。
【0036】なお、有音データの復号回路116出力は
加算器118に加えられる。また、無音データの復号回
路117出力は、利得調整器119を経て加算器118
に加えられ、復号回路116出力である音声に付加され
る。加算器118の出力は、その後、D/A変換器12
0でアナログ信号に変換され、アナログオーディオ部1
21で復元される。そして、スピーカ122から音声と
して出力される。
【0037】なお、利得調整器119は、音声に付加さ
れる背景雑音の大きさを調整している。この場合、利得
調整器119は、スイッチ123の切り換えにより、レ
ベル調整回路124の出力、あるいはボリューム125
出力のいずれかによって制御される。レベル調整回路1
24は、有音データの復号回路116や無音データの復
号回路117の各出力データをもとにレベル調整信号を
生成している。また、ボリューム125の調整は手動で
行われる。
【0038】上記したように本発明によれば、受信側に
おいて音声に背景雑音を付加することができる。そし
て、この場合、送信側における音声の符号化は、音声が
背景雑音から分離された状態で符号化される。したがっ
て、音声符号化の際の誤りを少なくできる。また、音声
の有無も、雑音除去された信号で行っているので、その
判定が確実に行える。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、受信側において音声に
背景雑音を付加することができ、しかも音声の符号化の
誤りが少なく、音声の有無の判定が確実な音声付加雑音
機能を有する送受信装置、および送信装置、受信装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する信号の波形図であ
る。
【図3】従来例を説明する回路構成図である。
【図4】ノイズキャンセラ機能を説明する回路構成図で
ある。
【図5】VOX機能を説明する回路構成図である。
【符号の説明】
101、104…マイク 103…ノイズキャンセラ 103a…適応フィルタ 103b…減算器 106…信号選択器 114…フレーム分解回路 116…有音データの復号回路 117…無音データの復号回路 118…加算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疑似雑音成分を生成し、音声信号に含ま
    れる背景雑音を除去する雑音除去手段と、この雑音除去
    手段で処理された信号に対して、所定の区間ごとに音声
    の有無を判定する判定手段と、この判定手段による判定
    が音声ありの区間では、前記雑音除去手段で処理された
    音声信号を選択し、音声なしの区間では、前記雑音除去
    手段で生成された疑似雑音成分を選択する選択手段と、
    この選択手段で選択された音声信号と疑似雑音成分を送
    信する送信手段と、この送信手段から送られてくる音声
    信号および疑似雑音成分を受信する受信手段と、この受
    信手段で受信された音声信号および疑似雑音成分を個別
    に復号する復号手段と、この復号手段で復号された音声
    信号に、復号された疑似雑音成分を付加する付加手段と
    を具備した音声付加雑音機能を有する送受信装置。
  2. 【請求項2】 復号手段は、疑似雑音成分が復号された
    区間の次に、音声が有りと判定された区間が1つ以上続
    く場合は、音声が有りと判定される区間では、音声が有
    りと判定された区間の直前に位置する区間の疑似雑音成
    分を出力することを特徴とする請求項1記載の音声付加
    雑音機能を有する送受信装置。
  3. 【請求項3】 付加手段において音声に付加される疑似
    雑音成分の大きさを、音声成分と疑似雑音成分の信号レ
    ベルに応じて調整する手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の音声付加雑音機能を有する送受信装置。
JP30872594A 1994-12-13 1994-12-13 音声付加雑音機能を有する送受信装置 Pending JPH08167879A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219240A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Yamaha Corp 放収音システム
US7706550B2 (en) 2004-01-08 2010-04-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Noise suppression apparatus and method

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