JPH08166946A - 文書処理方法及びその装置 - Google Patents

文書処理方法及びその装置

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JPH08166946A
JPH08166946A JP6309223A JP30922394A JPH08166946A JP H08166946 A JPH08166946 A JP H08166946A JP 6309223 A JP6309223 A JP 6309223A JP 30922394 A JP30922394 A JP 30922394A JP H08166946 A JPH08166946 A JP H08166946A
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JP6309223A
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English (en)
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Koji Kikuchi
浩司 菊池
Yoichi Sakamoto
陽一 坂本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作成済み文書の変更に際して、文書に対する
影響を極力少なくして操作者による文書変更と其の履歴
の編集を簡単にし、円滑な作業の運営を可能にする文書
処理方法及びその装置を提供する。 【構成】 文書の変更を行った場合に、変更した場所を
文書中に登録し([変更X])、該変更した場所に対応
して、文書変更の履歴データを文書データ領域外の履歴
データ領域に記憶する(7a〜7d)。なお、前記変更
した場所の登録と共に、文書データ領域外に前記履歴デ
ータ領域を確保し、確保された前記履歴データ領域を表
示する。また、前記変更した場所を指示すると、前記履
歴データ領域に記憶された履歴データを表示する。ま
た、前記履歴データ領域に記憶された履歴データを印刷
する。また、前記履歴データは、文書の最終ページとし
て一括表示及び印刷される。また、文書変更の履歴デー
タを文書データ領域外の履歴データ領域に記憶し、文書
の所望挿入位置の指定に基づいて、前記履歴データを前
記指定された挿入位置に文書データとして取り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワードプロセッサ等の文
書処理装置や画像処理装置等での文書編集に係わる文書
処理方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書処理装置又は画像処理装置で
作成した文書や画像等を後日編集した際には、同一文書
中に文書行として設定行や設定カラムを確保し、この設
定行や設定カラムに変更履歴を入力して保持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の文書処
理装置や画像処理装置では、加えた変更履歴によって文
書が複雑になり、ページ番号のずれ込みが発生したり、
更に文書として扱われる為に常に表示されて文書として
の美観が損なわれたりするため、再編集を余儀なくされ
て非常に面倒であり、作業効率の低下という改善すべき
点があった。
【0004】本発明は、前記従来の欠点を除去し、作成
済み文書の変更に際して、文書に対する影響を極力少な
くして操作者による文書変更と其の履歴の編集を簡単に
し、円滑な作業の運営を可能にする文書処理方法及びそ
の装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の文書処理方法は、入力された文書の編集
及び再編集が可能な文書処理装置における文書処理方法
であって、文書の変更を行った場合に、変更した場所を
文書中に登録し、該変更した場所に対応して、文書変更
の履歴データを文書データ領域外の履歴データ領域に記
憶することを特徴とする。
【0006】ここで、前記履歴データ領域は文書書式の
中で設定されている。また、前記履歴データ領域は、ボ
トムマージン量と、レフトマージン位置ならびにライト
マージン位置で示されるマージン幅により限定されるフ
ッタ領域である。また、前記変更した場所の登録と共
に、文書データ領域外に前記履歴データ領域を確保する
行程と、確保された前記履歴データ領域を表示する行程
とを更に備える。また、前記変更した場所を指示する
と、前記履歴データ領域に記憶された履歴データを表示
する行程を更に備える。また、前記履歴データ領域に記
憶された履歴データを印刷する行程を更に備える。ま
た、前記履歴データは、文書の最終ページとして一括表
示及び印刷される。
【0007】又、本発明の文書処理方法は、入力された
文書の編集及び再編集が可能な文書処理装置における文
書処理方法であって、文書変更の履歴データを文書デー
タ領域外の履歴データ領域に記憶し、文書の所望挿入位
置の指定に基づいて、前記履歴データを前記指定された
挿入位置に文書データとして取り込むことを特徴とす
る。ここで、前記履歴データを文書に挿入する際に、頁
からのオーバーフローを感知したら操作者にその旨を通
知する行程と、操作者の選択に基づいて、挿入を中止す
るか既存の最終頁に継続する頁として一括登録するかを
選択する行程とを更に備える。
【0008】又、本発明の文書処理装置は、入力された
文書の編集及び再編集が可能な文書処理装置において、
文書本体を記憶する領域と書式を記憶する領域とからな
る文書記憶手段と、文書の変更を行った変更場所の指示
に基づいて、変更を表す文字を前記変更場所に挿入する
変更文字挿入手段と、前記変更位置に対応して、文書変
更の履歴データを記憶する履歴データ領域を文書データ
領域外に確保して、前記履歴データ領域を前記書式中で
定義する履歴データ領域確保手段と、入力される文書変
更の履歴データを前記履歴データ領域に記憶する履歴デ
ータ記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0009】ここで、確保された前記履歴データ領域を
表示する領域表示手段と、前記履歴データ領域内に履歴
データを入力して編集する履歴データ入力手段とを更に
備える。また、前記変更を表す文字を指示すると、前記
履歴データ領域に記憶された履歴データを表示する履歴
データ表示手段を更に備える。また、前記履歴データ領
域に記憶された履歴データを印刷する履歴データ印刷手
段を更に備える。また、前記履歴データの表示及び印刷
が指示された場合に、文書の最終ページとして一括表示
及び印刷するための一括手段を更に備える。
【0010】又、本発明の文書処理装置は、入力された
文書の編集及び再編集が可能な文書処理装置において、
文書変更の履歴データを文書データ領域外の履歴データ
領域に記憶する履歴データ記憶手段と、文書の所望挿入
位置の指定に基づいて、前記履歴データを前記指定され
た挿入位置に文書データとして挿入する履歴データ挿入
手段とを備えることを特徴とする。ここで、前記履歴デ
ータ挿入手段は、履歴データを文書に挿入する際に、頁
からのオーバーフローを感知したら操作者にその旨を通
知する通知手段と、操作者の選択に基づいて、挿入を中
止するか既存の最終頁に継続する頁として一括登録する
かを選択する選択手段とを更に備える。
【0011】又、本発明の文書処理装置は、入力された
文書の編集及び再編集が可能な文書処理装置において、
文書本体を記憶する領域と書式を記憶する領域とからな
る文書記憶手段と、文書の変更を行った変更場所の指示
に基づいて、変更を表す文字を前記変更場所に挿入する
変更文字挿入手段と、入力される文書変更の履歴データ
を、ボトムマージン量と、レフトマージン位置ならびに
ライトマージン位置で示されるマージン幅により限定さ
れるフッタ領域からなる履歴データ領域に記憶する履歴
データ記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】以上の構成により、作成済み文書の変更に際し
て、その履歴を記憶しておく必要が発生した場合に、文
書に対する影響を極力少なくして操作者による文書変更
と其の履歴の編集を簡単にし、円滑な作業の運営を可能
にすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面により詳細
に説明する。 <本実施例の文書処理装置の構成例>図1は本実施例に
おける文書処理装置としての日本語ワードプロセッサの
構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、1は中央処理装置(CP
U)であり、2のROMに記憶されたプログラムに基づ
き、この装置全体の制御及び演算処理等を行うものであ
る。2は前述のとおり読出専用メモリ(ROM)であ
り、システム起動プログラムおよびフォントデータなど
の記憶領域及び後述する図4,図5,図9〜図11,図
14,図15の各フローチャートに示す手順を記憶する
領域、置換文字コードテーブルの記憶領域である。4は
外部読出専用メモリ(外部ROM)であり、システムプ
ログラムや文字などの外部記憶領域である。
【0015】5はキーボード制御部(KBC)であり、
6のキーボード(KB)よりキー入力データを受け取
り、CPU1へ送る。このキーボード6により、フォン
トサイズを変更したい文字の指定やフォントサイズの指
定等をすることができ、この指定されたデータはRAM
3に保存される。7はディスプレイ制御部(CRT
C)、8はディスプレイ装置(CRT)であり、CRT
8はCRTC7よりデータを受け取り表示する。9はデ
ィスク制御部(DKC)であり、データ伝送等の制御を
行うものである。10のフロッピーディスク(FD)
と、11のハードディスク(HD)は外部記憶装置であ
り、プログラム及びデータを記憶させておき、CPU1
は実行時に必要に応じて参照しあるいはプログラム又は
データをRAM3へロードする。
【0016】この外部記憶装置に文字を記憶することも
できる。12は作成した文書を印刷するためのプリンタ
である。13はシステムバスであり、上述の構成要素間
のデータの通路を成すものである。 [実施例1] <本実施例の構成>本実施例の処理は、以下の5つの処
理により構成される。
【0017】(1)文書書式設定処理 (2)文書編集処理(通常文書の編集を行う) (3)変更履歴登録編集処理 (4)データ記憶処理(変更内容、日付、変更者名など
を記憶する) (5)指示処理(変更履歴内容のマージ表示、マージ印
刷の指示を行う) <本実施例の処理の流れ>CPU1の制御のもとにKB
6で入力されたデータを文書書式設定処理(1)で設定
された文書書式に従って、文書編集処理(2)において
文字および文書を編集し、表示器8に表示する。作成さ
れた文書に対し変更が発生した場合には、変更履歴登録
編集処理(3)でその位置およびコメント等のデータを
編集し、データ記憶処理(4)で記憶部に保存する。変
更履歴の表示/印刷の指示を指示処理(5)により解析
し、操作者の指定に従って記憶されたデータを文書中に
合成する。そのようにして作成された文書を外部又は内
部記憶装置に保存する。
【0018】<文書書式の設定>まず、文書書式設定処
理(1)により、本体文書の書式の中に変更履歴登録編
集エリアを設ける。これは、画面上に表示したダイアロ
グにおいて、各値を数値入力やカーソル移動などで設定
することにより行われる。しかし、その方法は任意であ
り限定するものでない。
【0019】具体的な文書書式設定の例を図2を用いて
説明する。図2において、2aは例えばA4縦用紙と
し、2bはトップマージン、2cはボトムマージンのエ
リアである。2d,2eは左右のホットゾーンまたはレ
フトマージン、ライトマージンと呼ばれるエリアであ
る。2fは本体文書編集エリアであり、2gは変更履歴
を合成する領域である。
【0020】これら書式データは、図3の例のように、
文書フォーマットとしてRAM3上の文書書式部(フォ
ーマット)に格納される。図3において、3aはトップ
マージン量(2bに相当)、3fはボトムマージン量
(2cに相当)、3gはレフトマージン位置(2dに相
当)、3hはライトマージン位置(2eに相当)、3i
はページ長(A4縦幅からトップマージン2bおよびボ
トムマージン2cを除いた長さに相当)、3jは変更履
歴をマージする縦位置(2gの上部)、3kは変更履歴
領域の縦幅であり、3lはその横幅である。そして3m
はテキスト部である。
【0021】<文書編集及び変更履歴の登録編集>以
下、本発明を実現する主要な処理である変更履歴登録編
集処理を中心に説明する。尚、本実施例の処理動作を示
すフローチャートの全体図を図4に示し、変更履歴の登
録編集の処理動作を示すフローチャートを図5に示す。
図4において、ステップS40では、文書編集全体を制
御する部分で文書編集の終了を検査する。ステップS4
1では、一般的な文書編集処理を行う。ステップS42
では、編集文書に対する任意の指示操作(例えば、メニ
ューバーからの指示や、機能指示キーによる指示等)が
行われた場合に、これを判定する。
【0022】ステップS42での判定に従って、ステッ
プS43,S44,S45のそれぞれに分岐する。ステ
ップS43は変更履歴機能であり、詳細は図5を用いて
説明する。ステップS44ではファイル管理処理を行
い、ステップS45では印刷を行う。次に図5を用い
て、上記ステップS43の変更履歴編集処理について説
明する。まず、操作者は文書編集で変更した位置にカー
ソルを移動し、前述の変更履歴編集のモードの指示をす
る。
【0023】ステップS50では、その時点のカーソル
位置を検出し、ステップS51で変更履歴登録マークの
設定/表示を行う。次に、その位置とリンクされた編集
領域を確保し、ステップS52で設定画面を表示する。
その際に確保される編集領域は、母体文書に確保する
か、母体文書とは分離されたメモリに確保し母体文書と
連結しておくなど幾つか考えられるが、ここでの説明は
これを限定するものではない。ステップS53では、表
示された設定画面から変更履歴が登録される。ステップ
S54では、ステップS50からステップS53の処理
を継続するか否かを制御する。
【0024】更に具体的には、図2に示す編集エリア2
fについて文書変更を行い、変更履歴の登録を任意の手
段により指定すると、図6のように、該当するカーソル
位置に[変更1]のようなマークが自動的に表示された
後、変更履歴を設定する領域2gが現れ、カーソルが領
域2gの第1項目に位置して変更履歴の入力モードに入
る。その際の編集方法は通常の文書編集と同様であり、
フォント種類・文字サイズ及び文字属性が任意に指定可
能である。
【0025】図7に記憶領域内に確保された編集領域の
内容例を示す。図7で、7aは[変更1]のページ番号
及び行番号である。7bは変更内容の簡単なコメント、
7cは変更日付であり、特にRTC(リアルタイムクロ
ック)機能を有する場合は、RTCからデータを取り出
しマージする処理を設けることでより効果的となる。そ
の取込処理は既知の方法でよく、限定するものではな
い。7dは変更者名である。これらの入力終了後、所定
のキー操作などにより変更履歴登録編集(ステップS4
3)を抜け、通常の文書編集に復帰する。以後同様に、
[変更2]、[変更3]、…の登録を行なう。
【0026】<変更履歴の再編集>既存のマークにカー
ソルを位置し、変更履歴の表示/印刷処理内で変更履歴
再編集モードを選択すると、図2の変更履歴を設定する
領域2gにその内容が現れ、該当する項目にカーソルを
位置して再編集を可能にする。図8にその例を示す。本
例では3個の変更履歴の例を挙げたが、その個数は任意
である。
【0027】変更履歴再編集処理の手順をフローチャー
トを図9に示す。なお、図9のステップS91〜S94
は、新たな変更履歴の登録であり図5に示すステップS
51〜S54と同様である。異なる部分としては、ステ
ップS95においてステップS90で検出したカーソル
位置が既に登録マークのある位置ならば、ステップS9
6へ進み、まず変更履歴設定領域をステップS92と同
様に表示して、次のステップS97で既存の登録マーク
が所有する変更履歴データを表示する。次にステップS
98で、この変更履歴内容に対して更に再編集を行う。
【0028】<変更履歴のマージ表示/印刷>変更履歴
登録編集処理によって本体文書内の定められた位置に変
更履歴をマージ表示・印刷するか否かの選択をメニュー
等に設け、編集者に指定を行わせてマージを選択された
場合には、変更履歴データを取込みながら表示・印刷を
実施する。変更履歴登録編集処理の指定方法は各文書編
集の最も適した処理でよい。
【0029】変更履歴のマージ表示/印刷の処理手順の
例をフローチャートして図10に示す。図10におい
て、ステップ100〜S105は図4のステップS40
〜S45と同様である。図10のステップ106では、
変更履歴機能が選択された時に、編集か表示/印刷かを
選択させ、もし表示/印刷を選択した場合には、ステッ
プS108で変更履歴のマージ表示/印刷の詳細指定を
行い、ステップS109でマージ表示/印刷をおこな
う。また、ステップS102で印刷が選択された場合
も、ステップS107へ進んで通常の印刷かマージ印刷
かを選択させ、マージ印刷の場合にはステップS108
の処理へ進む。以上が図10の処理である。
【0030】以上の方法で、登録・編集された変更履歴
データは、印刷/表示を任意に行うことができ、文書中
に変更履歴を設定するのに簡単で且つ効率よく実施する
ことができる。 [実施例2]前記実施例1においては、文書書式の中に
変更履歴の編集エリアを設定すると、通常の文書エリア
のページ長が小さくなり操作者の意志に反してそのペー
ジ内で文書が完結しなくなる不具合や、変更履歴がない
場合には変更履歴の表示/印刷エリアが文書中に無駄に
存在する不具合などが発生する場合がある。
【0031】それらの不具合の解決方法として、変更履
歴の表示/印刷エリアを文書の最終ページに継続するペ
ージとして一括登録する方法が本実施例である。まず、
本実施例の処理手順を図11のフローチャートに示す。
図11においてステップS110〜S119は図10の
ステップS100〜S109と同様である。
【0032】異なるのは、変更履歴が選択(ステップS
112)された場合に、ステップS120に示すよう
に、母体文書の行数が変更された場合は、ステップS1
22に進み最終頁へ一括表示を行う所である。また、変
更履歴編集(ステップS113)において変更履歴文書
の領域が変更された場合も、ステップS121から同様
ステップS120の処理へ進む。また、ステップS11
8において文書書式中に変更履歴の表示/印刷エリアを
設定する際に、ステップS123で、文書中に設ける
(ステップS124)か、最終ページに一括して設ける
(ステップS122)かの選択を行なわせ、後者を選択
された場合それに従って実施する。
【0033】図12に表示/印刷エリアを最終ページに
一括して設けた例を図示する。最終ページが変更履歴一
覧となる。前者が選択された場合は前記実施例1となる
が、選択後の編集においてページ長を変更した場合、操
作者に自動的に最終ページの選択に切り替えたことを通
知すると、文書編集エリアがより有効に使えることにな
り、さらに前記実施例と同様の効果も得られる。
【0034】[実施例3]本実施例は、文書書式の中に
変更履歴の表示/印刷エリアを設定せずに、変更履歴の
登録編集及びその組込みを行なう場合の例である。この
場合のRAM3上の文書構造を図13に示す。図13の
フォーマットでは、図3におけるフォーマットの3aか
ら3jは実施例1と同様である。変更した部分は、3
k’を外部変更履歴領域の縦幅とし、3l’を外部変更
履歴領域の横幅とし、その領域の大きさだけ外部に履歴
領域があるとした。
【0035】本実施例の処理手順を示すフローチャート
を図14に示した。図14においてステップS140〜
S148は図9のステップS90〜S98同様である。
図14のステップS149とステップS155とは、外
部に変更履歴の表示/印刷エリアを設定するかどうかの
判断であり、設定しない場合は次のステップS143並
びにステップS147へ処理を移す。また、ステップS
150は、変更履歴の表示/印刷エリアの設定モードを
呼び出すか否がを判定し、呼び出す場合はステップS1
51で挿入位置を指定する。
【0036】以下、本実施例の具体的動作を説明する。
文書編集で作成された文書の変更位置にカーソルを移動
し文書変更を行なった後、変更履歴の登録編集を行なう
必要が発生した場合に、変更履歴登録編集を任意の操作
により起動する。その時点で先のカーソル位置に変更さ
れたことを示すマークを表示する。これは実施例1の図
6と同様である。但し、実施例3では図6における[変
更1]、[変更2]、[変更3]を、変更履歴データに
付けたグループ名とする所が異なる。
【0037】[変更1]の具体的な内容を登録する際
に、図13の3k’及び3l’で示す大きさに相当する
登録編集画面を表示し、変更履歴の内容を入力させ、R
AM3上の記憶領域に最適な形式で格納する。このデー
タのフォーマットは実施例1の図7と同様である。次
に、変更履歴登録編集処理では、文書中の所望の挿入位
置をキーボード6やマウスなどの入力手段、またはメニ
ューやダイアログを用いた数値入力によって指定させ、
その位置情報を取得する。実行を指示されたら、文書編
集の記憶領域に対し、グループ名を基に登録されている
データと挿入位置情報とを任意の方法で渡す。その方法
は限定されるものではない。
【0038】文書編集処理では、受け取った変更履歴デ
ータを本体文書の指定された挿入位置に文書データとし
て取り込む。その方法は、既知の方法として認識されて
いる文書挿入や文節挿入のような方法でよい。合成され
た文書は、以後、通常の文書編集の対象となり、その状
態をCRT8で示し操作者に認識される。その後は実施
例1と同様の処理である。
【0039】以上述べてきたことにより、実施例3は実
施例1と同様の効果があり、更に変更履歴の挿入位置を
各グループデータ毎に任意の場所に指定することが可能
になり、実施例1での不具合も解決できる。 [実施例4]前記実施例において、文書中に変更履歴デ
ータを挿入することによってページ構成が変ったり、そ
れを修正するために膨大な時間を費やさなければならな
い不具合が考えられる。その不具合を解決したのが本実
施例である。
【0040】実施例4の処理手順を図15のフローチャ
ートを図15に示す。図15において、ステップS16
0〜S174は図11のステップS110〜S123同
様である。但し、図15のステップS170で、最終頁
に一括表示するか表示しないかの選択処理を、ページ長
変更によるオーバーフローを検知することで行う。一
方、ステップS172は変更履歴編集におけるページ長
変更によるオーバーフローを検知する処理であり、ステ
ップS170同様に、検知した場合はステップS175
へ処理を移す。
【0041】すなわち、変更履歴を本体文書に挿入する
際に、ページ長を管理する制御ルーチンで1ページのオ
ーバーフローを感知したら、操作者にその旨を通知し、
挿入を中止するか、既存の最終ページに継続するページ
として一括登録するかを選択させる。前者では挿入を中
止しデータを保存するのみとなる。後者では実施例2の
最終ページ一括登録を選択された場合と同様の処理とな
る。
【0042】以上の方法により、実施例3と同様の効果
がある上、更に、実施例3のページ構成が変ったり、そ
れを修正するために膨大な時間を費やさなければならな
いという不具合が解決できる。 [実施例5]実施例1に於いて、変更履歴領域を確保す
ることにより、母体文書の入力領域が小さくなり文書を
完結するのに多数頁費やすなどの不具合が考えられる。
【0043】それを解決する処理として、変更履歴領域
を設定されているフッタ領域に置き代える例を述べる。
図3の3j・3k・3lで示される変更履歴の位置およ
び大きさを設けることなく、3fで示すボトムマージ
ン、3g・3hで示すマージン幅によりフッタ領域の大
きさを変更履歴領域として認識する。それにより変更履
歴編集処理は、前述の実施例1と同様に実施できる。
【0044】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】本発明により、作成済み文書の変更に際
して、文書に対する影響を極力少なくして操作者による
文書変更と其の履歴の編集を簡単にし、円滑な作業の運
営を可能にする文書処理方法及びその装置を提供でき
る。変更履歴の登録・編集が簡単に行なえることによ
り、さらに文書表現を豊かにすることが可能になる上、
その修正作業の効率を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における文書処理装置の概略を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例で引用した印字用紙形式の例を示す図
である。
【図3】本実施例で述べるRAM上の文書構成を示す図
である。
【図4】本実施例における文書編集全体のフローチャー
トである。
【図5】本実施例における変更履歴登録のフローチャー
トである。
【図6】本実施例における変更履歴を示すマークを示す
図である。
【図7】本実施例における変更履歴を示すマークに対応
する変更履歴データを示す図である。
【図8】本実施例における変更履歴再編集での表示/印
刷例を示す図である。
【図9】本実施例における変更履歴再編集を示すフロー
チャートである。
【図10】本実施例における変更履歴の表示/印刷を示
すフローチャートである。
【図11】実施例2における変更履歴の一括表示/印刷
を示すフローチャートである。
【図12】実施例2における変更履歴の最終頁登録例を
示す図である。
【図13】実施例3で述べるRAM上の文書構成を示す
図である。
【図14】実施例3における変更履歴挿入手順を示すフ
ローチャートである。
【図15】実施例4における変更履歴領域のオーバーフ
ロー処理のフローチャートである。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文書の編集及び再編集が可能
    な文書処理装置における文書処理方法であって、 文書の変更を行った場合に、変更した場所を文書中に登
    録し、 該変更した場所に対応して、文書変更の履歴データを文
    書データ領域外の履歴データ領域に記憶することを特徴
    とする文書処理方法。
  2. 【請求項2】 前記履歴データ領域は文書書式の中で設
    定されていることを特徴とする請求項1記載の文書処理
    方法。
  3. 【請求項3】 前記履歴データ領域は、ボトムマージン
    量と、レフトマージン位置ならびにライトマージン位置
    で示されるマージン幅により限定されるフッタ領域であ
    ることを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  4. 【請求項4】 前記変更した場所の登録と共に、文書デ
    ータ領域外に前記履歴データ領域を確保する行程と、 確保された前記履歴データ領域を表示する行程とを更に
    備えることを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  5. 【請求項5】 前記変更した場所を指示すると、前記履
    歴データ領域に記憶された履歴データを表示する行程を
    更に備えることを特徴とする請求項1記載の文書処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記履歴データ領域に記憶された履歴デ
    ータを印刷する行程を更に備えることを特徴とする請求
    項1記載の文書処理方法。
  7. 【請求項7】 前記履歴データは、文書の最終ページと
    して一括表示及び印刷されることを特徴とする請求項5
    または6記載の文書処理方法。
  8. 【請求項8】 入力された文書の編集及び再編集が可能
    な文書処理装置における文書処理方法であって、 文書変更の履歴データを文書データ領域外の履歴データ
    領域に記憶し、 文書の所望挿入位置の指定に基づいて、前記履歴データ
    を前記指定された挿入位置に文書データとして取り込む
    ことを特徴とする文書処理方法。
  9. 【請求項9】 前記履歴データを文書に挿入する際に、
    頁からのオーバーフローを感知したら操作者にその旨を
    通知する行程と、 操作者の選択に基づいて、挿入を中止するか既存の最終
    頁に継続する頁として一括登録するかを選択する行程と
    を更に備えることを特徴とする請求項8記載の文書処理
    方法。
  10. 【請求項10】 入力された文書の編集及び再編集が可
    能な文書処理装置において、 文書本体を記憶する領域と書式を記憶する領域とからな
    る文書記憶手段と、 文書の変更を行った変更場所の指示に基づいて、変更を
    表す文字を前記変更場所に挿入する変更文字挿入手段
    と、 前記変更位置に対応して、文書変更の履歴データを記憶
    する履歴データ領域を文書データ領域外に確保して、前
    記履歴データ領域を前記書式中で定義する履歴データ領
    域確保手段と、 入力される文書変更の履歴データを前記履歴データ領域
    に記憶する履歴データ記憶手段とを備えることを特徴と
    する文書処理装置。
  11. 【請求項11】 確保された前記履歴データ領域を表示
    する領域表示手段と、 前記履歴データ領域内に履歴データを入力して編集する
    履歴データ入力手段とを更に備えることを特徴とする請
    求項10記載の文書処理装置。
  12. 【請求項12】 前記変更を表す文字を指示すると、前
    記履歴データ領域に記憶された履歴データを表示する履
    歴データ表示手段を更に備えることを特徴とする請求項
    10記載の文書処理装置。
  13. 【請求項13】 前記履歴データ領域に記憶された履歴
    データを印刷する履歴データ印刷手段を更に備えること
    を特徴とする請求項12記載の文書処理装置。
  14. 【請求項14】 前記履歴データの表示及び印刷が指示
    された場合に、文書の最終ページとして一括表示及び印
    刷するための一括手段を更に備えることを特徴とする請
    求項12または13記載の文書処理装置。
  15. 【請求項15】 入力された文書の編集及び再編集が可
    能な文書処理装置において、 文書変更の履歴データを文書データ領域外の履歴データ
    領域に記憶する履歴データ記憶手段と、 文書の所望挿入位置の指定に基づいて、前記履歴データ
    を前記指定された挿入位置に文書データとして挿入する
    履歴データ挿入手段とを備えることを特徴とする文書処
    理装置。
  16. 【請求項16】 前記履歴データ挿入手段は、履歴デー
    タを文書に挿入する際に、頁からのオーバーフローを感
    知したら操作者にその旨を通知する通知手段と、操作者
    の選択に基づいて、挿入を中止するか既存の最終頁に継
    続する頁として一括登録するかを選択する選択手段とを
    更に備えることを特徴とする請求項15記載の文書処理
    装置。
  17. 【請求項17】 入力された文書の編集及び再編集が可
    能な文書処理装置において、 文書本体を記憶する領域と書式を記憶する領域とからな
    る文書記憶手段と、 文書の変更を行った変更場所の指示に基づいて、変更を
    表す文字を前記変更場所に挿入する変更文字挿入手段
    と、 入力される文書変更の履歴データを、ボトムマージン量
    と、レフトマージン位置ならびにライトマージン位置で
    示されるマージン幅により限定されるフッタ領域からな
    る履歴データ領域に記憶する履歴データ記憶手段とを備
    えることを特徴とする文書処理装置。
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