JPH0816334A - 赤外線データ通信装置 - Google Patents
赤外線データ通信装置Info
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- JPH0816334A JPH0816334A JP6151898A JP15189894A JPH0816334A JP H0816334 A JPH0816334 A JP H0816334A JP 6151898 A JP6151898 A JP 6151898A JP 15189894 A JP15189894 A JP 15189894A JP H0816334 A JPH0816334 A JP H0816334A
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Abstract
タ通信装置を提供する。 【構成】 パソコン側の赤外線データ通信装置にICカ
ードインタフェース114を設けたことにより、使用環
境に応じた最適なバッファメモリとしてICカードタイ
プのバッファRAM115を使用者が追加設置できる。
従来のパソコン・プリンタ間インタフェースである標準
パラレルインタフェースよりも高速なパラレルインタフ
ェースであるICカードインタフェース116を使用し
て、パソコンと赤外線データ通信装置とを接続すること
により、データ転送速度を向上させパソコンがプリント
アウト処理に占有される時間を短縮できる。ディップス
イッチ118により通信速度,通信パケット内部のプリ
ントデータサイズおよびバッファ容量のパラメータを変
更でき、使用者個々のプリントアウト環境に最適なパラ
メータを設定できる。
Description
を接続するケーブルを代替する赤外線データ通信装置に
関するものである。
A)の普及に伴いオフィス内には多数のパソコンと多数
のプリンタが備えられるようになっている。これらのパ
ソコンとプリンタ間を接続するケーブルの敷線には、ケ
ーブルの敷線を考慮した専用のOAデスクの使用や、オ
フィスの床をかさ上げしそこにできた空間を利用して敷
線を行うと言った方法が一般的にとられていたが、パソ
コンとプリンタ間を接続するケーブルそのものを無線デ
ータ通信装置によって代替すると言う方法が知られてい
る。
て電波を使用するものと、赤外線を使用するものとが知
られているが、前者には各種の法規制が存在することや
データが漏洩する可能性があること、および後者の装置
は比較的安価に実現できると言う観点から、範囲が限定
されたオフィス空間でのケーブル代替装置には赤外線を
通信媒体として使用する無線通信装置が有望であり、実
際に数社から製品として発表されている。
の赤外線データ通信装置について説明する。図4は従来
のデータのバッファ機能を有するパソコン側の赤外線デ
ータ通信装置の構成を示すブロック図、図5は従来のデ
ータのバッファ機能を有するプリンタ側の赤外線データ
通信装置の構成を示すブロック図である。
タポートに接続されるプリンタインタフェース、102
はプリンタインタフェース101を介して授受されるプ
リントデータのバッファリング処理および赤外線による
通信のプロトコル制御等をROM形式で内蔵し実行する
CPU、103はプリンタインタフェース101を介し
て得られるバイト単位のパラレル形式のプリントデータ
をシリアル形式のデータに変換するシリアルポート、1
04はシリアルポート103より入力されるシリアルデ
ータにFSK(周波数シフトキーイング)変調をかける
FSK変調回路、105はFSK変調回路104により
変調されたシリアルデータを増幅するアンプ、106は
FSK変調回路104により変調されアンプ105によ
り増幅されたシリアルデータを赤外線に変換し空間中に
放射する赤外線LED、107はプリンタ側の赤外線デ
ータ通信装置の赤外線LED206(図5)の放射する
赤外線を受信し電流に変換するフォトダイオード(以下
「赤外線PD」と記す)、108は赤外線PD107に
より受信されたプリンタ側の赤外線データ通信装置でF
SK変調されたシリアルデータを増幅するアンプ、10
9はアンプ108の出力であるプリンタ側の赤外線デー
タ通信装置でFSK変調されたシリアルデータを復調す
るFSK復調回路、110はFSK復調回路109によ
り復調されたシリアルデータをバイト単位のパラレル形
式のデータに変換するシリアルポート、111は赤外線
データ通信装置の動作を使用者に知らせるための可視光
LED等による表示器、112は赤外線データ通信装置
の装置番号等を使用者が設定するためのディップスイッ
チ、113はプリンタインタフェース101を介して得
られるプリントデータをCPU102の処理に従いバッ
ファリングするためのバッファRAMである。
タポートに接続されるプリンタインタフェース、202
はプリンタインタフェース201を介して授受されるプ
リントデータのバッファリング処理および赤外線による
通信のプロトコル制御等をROM形式で内蔵し実行する
CPU、203は赤外線による通信のプロトコルのステ
ータスデータ等をシリアル形式のデータに変換するシリ
アルポート、204はシリアルポート203より入力さ
れるシリアルデータにFSK(周波数シフトキーイン
グ)変調をかけるFSK変調回路、205はFSK変調
回路204により変調されたシリアルデータを増幅する
アンプ、206はFSK変調回路204により変調され
アンプ205により増幅されたシリアルデータを赤外線
に変換し空間中に放射する赤外線LED、207はパソ
コン側の赤外線データ通信装置の赤外線LED106
(図4)の放射する赤外線を受信し電流に変換するフォ
トダイオード(以下「赤外線PD」と記す)、208は
赤外線PD207により受信されたパソコン側の赤外線
データ通信装置でFSK変調されたシリアルデータを増
幅するアンプ、209はアンプ208の出力であるパソ
コン側の赤外線データ通信装置でFSK変調されたシリ
アルデータを復調するFSK復調回路、210はFSK
復調回路209により復調されたシリアルデータをバイ
ト単位のパラレル形式のデータに変換するシリアルポー
ト、211は赤外線データ通信装置の動作を使用者に知
らせるための可視光LED等による表示器、212は赤
外線データ通信装置の装置番号等を使用者が設定するた
めのディップスイッチ、213はパソコン側の赤外線デ
ータ通信装置より発信され本装置に受信されたデータを
CPU202の処理に従いバッファリングするためのバ
ッファRAMである。
タの流れに沿ってパソコン側の赤外線データ通信装置お
よびプリンタ側の赤外線データ通信装置の動作概要を説
明する。まず、図4に示すパソコン側の赤外線データ通
信装置の送信動作に注目して説明する。
プリンタの制御コードを含んだプリントデータは、CP
U102の管理の下でプリンタインターフェース101
を介してCPU102に取り込まれる。CPU102に
取り込まれたプリントデータは、パソコン側赤外線デー
タ通信装置とプリンタ側赤外線データ通信装置の間の通
信速度とパソコンのプリントデータ処理速度およびプリ
ンタのプリントデータ処理速度に影響されつつCPU1
02の処理によってバッファRAM113にバッファリ
ングされる。
れたプリントデータがある一定量を超えると、CPU1
02はプリンタインタフェース101を介して得られた
プリントデータに通信プロトコルを実現するための制御
データ等を付加してシリアルポート103に書き込み、
バイト単位のパラレル形式からシリアル形式への変換を
開始させる。
のパラレル形式からシリアル形式への変換が終了する
と、シリアルポート103はCPU102に変換が終了
したことを通知し、CPU102は次に変換するデータ
がある間はそのデータを順次シリアルポート103に書
き込む動作を続ける。このときCPU102は、パソコ
ン側の赤外線データ通信装置からプリンタ側の赤外線デ
ータ通信装置へのデータ転送をあらかじめ決められた固
定長のブロック毎に行ういわゆるパケット通信のプロト
コルを実現しつつ動作している。
のパラレル形式からシリアル形式に変換されたデータの
電気信号はFSK変調回路104に入力される。FSK
変調回路104は、シリアルポート103によりシリア
ル形式に変換されたデータの”1”,”0”にそれぞれ
対応してあらかじめ決められた周波数fc1,fc0を発生
し、アンプ105に出力する。
出力であるシリアルポート103によりシリアル形式に
変換されたデータの”1”,”0”にそれぞれ対応して
あらかじめ決められた周波数fc1,fc0の信号を増幅
し、赤外線LED106を駆動する。赤外線LED10
6は、FSK変調回路104の出力であるシリアルポー
ト103によりシリアル形式に変換されたデータの”
1”,”0”にそれぞれ対応してあらかじめ決められた
周波数fc1,fc0の信号にしたがって明滅する赤外線を
空間中に放射する。
タ通信装置の受信動作に注目して説明する。パソコン側
の赤外線データ通信装置の赤外線LED106より空間
中に放射された赤外線は、プリンタ側の赤外線データ通
信装置の赤外線PD207に到達すると、赤外線PD2
07の光電変換作用により電気信号に変換され、アンプ
208により増幅された後、FSK復調回路209に伝
達される。
プ208により増幅された電気信号は前述の説明より明
らかなように、パソコン側の赤外線データ通信装置のF
SK変調回路104の出力であるシリアルポート103
によりシリアル形式に変換されたデータの”1”,”
0”にそれぞれ対応してあらかじめ決められた周波数f
c1,fc0の信号成分を有するFSK信号であるから、こ
れがFSK変調回路104の動作と逆の動作を行うFS
K復調回路209に入力されると、その出力としてパソ
コン側の赤外線データ通信装置のシリアルポート103
によりシリアル形式に変換されたデータと同等な電気信
号が得られる。
電気信号がシリアルポート210に入力されると、シリ
アルポート210ではシリアルポート103と逆の動作
すなわちシリアル形式からバイト単位のパラレル形式へ
の変換動作が行われ、変換動作が終了するとCPU20
2に変換が終了したことを通知する。シリアル形式から
バイト単位のパラレル形式への変換が終了したことが通
知されると、CPU202はシリアルポート210から
の変換終了通知がこなくなるまでシリアルポート210
よりバイト単位のパラレルデータを読み出し、バッファ
RAM213に書き込む。
データの妥当性がデータの誤り検出を行うCRC(巡回
冗長検査)等によって確認されると、通信プロトコルを
実現するために付加された制御データ等を除外してパソ
コンが発行したプリントデータに復元し、プリンタイン
タフェース201を介してプリンタに出力する。さら
に、プリンタ側の赤外線データ通信装置からパソコン側
の赤外線データ通信装置への主として通信状況のステー
タスデータの送信について動作概要を説明する。
U202では、赤外線PD207,アンプ208,FS
K復調回路209およびシリアルポート210を介して
得られたパソコン側の赤外線データ通信装置が送信した
パケットデータに含まれるプリントデータの妥当性がC
RC等によって確認されると、プリントデータをプリン
タインタフェース201を介してプリンタに出力すると
ともに、受信が正常に行われかつ受信したデータが正し
いことを示すステータスデータを生成する。
データはシリアルポート203,FSK変調回路20
4,アンプ205,赤外線LED206を介して空間中
に放射される。パソコン側の赤外線データ通信装置で
は、空間中に放射されたデータを赤外線PD107によ
って受信すると、アンプ108,FSK復調回路109
およびシリアルポート110を介してCPU102に伝
達し、CPU102により受信に先立って送信したパケ
ットのプリンタ側の赤外線データ通信装置の受信状況を
評価する。
PU102は次のパケットを転送すべく動作するが、異
常と判定した場合はバッファRAM内のプリントデータ
を使用して再度転送する等の処理を行うべく動作する。
以上の説明では、パソコンの送信したプリントデータ
が、パソコン側の赤外線データ通信装置で赤外線に変換
されて空間中に放射され、プリンタ側の赤外線データ通
信装置により受信され、プリンタに伝達されるまでの概
略を説明したが、通信装置を実現する通信プロトコルの
詳細説明は本発明とは関係ないため省略する。
プリンタの使用環境の変化、特に新しいOSを使用して
大量のビットマップデータを転送する要求から、高速な
データの転送が必要となり、プリンタに高速なプリント
アウトを実現可能ないわゆるページプリンタと呼ばれる
型が主流となりつつある。
ぐインタフェースは従来通りのパラレルインタフェース
が未だ主体であって、転送速度の向上にもおのずと限界
があり、プリンタの持つ高速プリントアウト機能を十分
に生かすことができないでいる。また従来の赤外線デー
タ通信装置では、転送データの送受信のキーデバイスで
ある赤外線LED106,206および赤外線PD10
7,207の遮断周波数特性は高々数MHzであって、
転送データの信頼性を高めるためのデータ変調やエラー
訂正機能および通信上のプロトコル実現のオーバーヘッ
ドを考慮すると、実際のデータ転送速度は高々数百kb
psとなる。
おいて高速の処理を実現するためには、パソコン側の赤
外線データ通信装置に大量のデータバッファを設け、実
際にプリンタで実行されるプリントアウト処理が完了す
る以前にパソコンのプリントアウト処理を終了させる工
夫が考えられるが、赤外線データ通信装置の使用者全て
のパソコンおよびプリンタの使用環境が高速なデータ転
送を必要としているとは限らず、大量のデータバッファ
追加による装置価格の上昇が赤外線データ通信装置の普
及を妨げる要因となっている。
続されたパソコンからプリンタに転送されるプリントデ
ータは、すぐに転送可能でデータ量も少なくてすむJI
Sコード等のテキストデータであったり、転送の前にパ
ソコンによって計算処理を必要としデータ量も大きくな
るビットマップイメージのデータであったり、また赤外
線データ通信装置に接続されるパソコンとプリンタの処
理能力とその種類も非常に多くなっており、個々の使用
環境に最適な通信速度と通信パケット内部のプリントデ
ータサイズおよび最適のバッファ容量を一義的に決定す
ることは容易ではなく、使用者が望む最適のプリントア
ウト環境を実現するのは非常に困難になりつつあるとい
う欠点があった。
環境に最適かつ安価な赤外線データ通信装置を提供する
ことを目的とする。
ータ通信装置は、バッファ容量を追加するためのインタ
フェースを設けたことを特徴とする。請求項2記載の赤
外線データ通信装置は、パソコンとの接続にメモリイン
タフェースを用いたことを特徴とする。
通信速度,通信パケット内部のプリントデータサイズお
よびバッファ容量の通信パラメータの変更を可能にした
ことを特徴とする。請求項4記載の赤外線データ通信装
置は、バッファ容量を追加するためのインタフェースを
設け、パソコンとの接続にメモリインタフェースを用
い、通信速度,通信パケット内部のプリントデータサイ
ズおよびバッファ容量の通信パラメータの変更を可能に
したことを特徴とする。
するためのインタフェースを設けたことにより、例えば
ICカードタイプのメモリをパソコン側の赤外線データ
通信装置のバッファメモリとして使用でき、赤外線デー
タ通信装置が使用される環境に応じた最適なバッファメ
モリを使用者が該装置の購入後に追加設置可能となる。
フェースである標準パラレルインタフェースよりも高速
なパラレルインタフェースであるメモリインタフェース
を使用してパソコンと赤外線データ通信装置とを接続す
ることによって、パソコンとパソコン側の赤外線データ
通信装置間のデータ転送速度を向上させ、パソコンがプ
リントアウト処理に占有される時間を短縮することが可
能となる。
ントデータサイズおよびバッファ容量の通信パラメータ
の変更を可能にしたことにより、使用者個々のプリント
アウト環境に最適な通信パラメータの設定が可能とな
る。
照しながら説明する。図1はこの発明の一実施例である
パソコン側の赤外線データ通信装置のブロック図、図2
はこの発明の一実施例であるプリンタ側の赤外線データ
通信装置のブロック図であり、図4および図5中の符号
と同一のものは同一の機能を表しており、従来の技術で
説明しているので、ここでは追加あるいは変更されてい
るものについてのみ説明する。
のメモリをパソコン側の赤外線データ通信装置のバッフ
ァメモリとして使用可能とするために追加されたICカ
ードインタフェースであり、115は該装置の購入後に
使用者によってICカードインタフェース114を介し
て該装置のバッファRAMとして追加可能であるICカ
ードタイプのバッファRAMであり、116はパソコン
とパソコン側の赤外線データ通信装置とを接続するIC
カードインタフェースであり、117はICカードイン
タフェース116を介してパソコンより与えられるプリ
ントデータのバッファリング処理と赤外線による通信の
プロトコル制御および使用者により該装置の購入後に追
加されたICカードタイプのバッファRAM115の管
理等をROM形式で内蔵し実行するCPUであり、11
8は赤外線データ通信装置の装置番号および該装置の通
信速度と通信パケット内部のプリントデータサイズおよ
び最適のバッファ容量等のパラメータを使用者が設定す
るためのディップスイッチである。図2において、21
4はプリントデータのバッファリング処理と赤外線によ
る通信のプロトコル制御およびシリアルポート203お
よびシリアルポート210の変換速度,通信パケットの
データサイズ,通信バッファ容量をパソコン側の赤外線
データ通信装置により指示された値に変更する処理等を
ROM形式で内蔵し実行するCPUである。
タの流れに沿ってパソコン側の赤外線データ通信装置お
よびプリンタ側の赤外線データ通信装置の動作概要を説
明する。まず、図1に示すパソコン側の赤外線データ通
信装置の送信動作に注目して説明する。
プリンタの制御コードを含んだプリントデータは、CP
U117の管理の下でICカードインタフェース116
を介してCPU117に取り込まれる。CPU117に
取り込まれたプリントデータは、パソコン側赤外線デー
タ通信装置とプリンタ側赤外線データ通信装置の間の通
信速度、パソコンのプリントデータ処理速度およびプリ
ンタのプリントデータ処理速度に影響されつつCPU1
17の処理によって、バッファRAM113およびIC
カードインタフェース114を介して追加接続されたI
CカードタイプのバッファRAM115にバッファリン
グされる。
イプのバッファRAM115にバッファリングされたプ
リントデータがある一定量を超えると、CPU117は
ICカードインタフェース116を介して得られたプリ
ントデータに通信プロトコルを実現するための制御デー
タ等を付加してシリアルポート103に書き込み、バイ
ト単位のパラレル形式からシリアル形式への変換を開始
させる。
のパラレル形式からシリアル形式への変換が終了する
と、シリアルポート103はCPU117に変換が終了
したことを通知し、CPU117は次に変換するデータ
がある間はそのデータを順次シリアルポート103に書
き込む動作を続ける。このときCPU117は、パソコ
ン側の赤外線データ通信装置からプリンタ側の赤外線デ
ータ通信装置へのデータ転送をあらかじめ決められた固
定長のブロック毎に行ういわゆるパケット通信のプロト
コルを実現しつつ動作している。
のパラレル形式からシリアル形式に変換されたデータの
電気信号はFSK変調回路104に入力される。FSK
変調回路104は、シリアルポート103によりシリア
ル形式に変換されたデータの”1”,”0”にそれぞれ
対応してあらかじめ決められた周波数fc1,fc0を発生
し、アンプ105に出力する。
出力であるシリアルポート103によりシリアル形式に
変換されたデータの”1”,”0”にそれぞれ対応して
あらかじめ決められた周波数fc1,fc0の信号を増幅
し、赤外線LED106を駆動する。赤外線LED10
6は、FSK変調回路104の出力であるシリアルポー
ト103によりシリアル形式に変換されたデータの”
1”,”0”にそれぞれ対応してあらかじめ決められた
周波数fc1,fc0の信号にしたがって明滅する赤外線を
空間中に放射する。
ータ通信装置の受信動作に注目して説明をする。パソコ
ン側の赤外線データ通信装置の赤外線LED106より
空間中に放射された赤外線は、プリンタ側の赤外線デー
タ通信装置の赤外線PD207に到達すると、赤外線P
D207の光電変換作用により電気信号に変換され、ア
ンプ208により増幅された後、FSK復調回路209
に伝達される。
プ208により増幅された電気信号は前述の説明より明
らかなように、パソコン側の赤外線データ通信装置のF
SK変調回路104の出力であるシリアルポート103
によりシリアル形式に変換されたデータの”1”,”
0”にそれぞれ対応してあらかじめ決められた周波数f
c1,fc0の信号成分を有するFSK信号であるから、こ
れがFSK変調回路104の動作と逆の動作を行うFS
K復調回路209に入力されると、その出力としてパソ
コン側の赤外線データ通信装置のシリアルポート103
によりシリアル形式に変換されたデータと同等な電気信
号が得られる。
電気信号がシリアルポート210に入力されると、シリ
アルポート210はシリアルポート103と逆の動作す
なわちシリアル形式からバイト単位のパラレル形式への
変換動作が行われ、変換動作が終了するとCPU214
に変換が終了したことを通知する。シリアル形式からバ
イト単位のパラレル形式への変換が終了したことが通知
されると、CPU214はシリアルポート210からの
変換終了通知がこなくなるまでシリアルポート210よ
りバイト単位のパラレルデータを読み出し、バッファR
AM213に書き込む。
データの妥当性がCRC等によって確認されると、通信
プロトコルを実現するために付加された制御データ等を
除外してパソコンが発行したプリントデータに復元して
プリンタインタフェース201を介してプリンタに出力
する。さらに、プリンタ側の赤外線データ通信装置から
パソコン側の赤外線データ通信装置への主として通信状
況のステータスデータの送信について動作概要を説明す
る。
U214では、赤外線PD207,アンプ208,FS
K復調回路209およびシリアルポート210を介して
得られたパソコン側の赤外線データ通信装置が送信した
パケットデータに含まれるプリントデータの妥当性がC
RC等によって確認されると、プリントデータをプリン
タインタフェース201を介してプリンタに出力すると
ともに、受信が正常に行われかつ受信したデータが正し
いことを示すステータスデータを生成する。
データはシリアルポート203,FSK変調回路20
4,アンプ205,赤外線LED206を介して空間中
に放射される。パソコン側の赤外線データ通信装置で
は、空間中に放射されたデータを赤外線PD107によ
って受信すると、アンプ108,FSK復調回路109
およびシリアルポート110を介してCPU117に伝
達し、CPU117により受信に先立って送信したパケ
ットのプリンタ側の赤外線データ通信装置の受信状況を
評価する。
CPU117は次のパケットを転送すべく動作するが、
異常と判定した場合には、バッファRAM13およびI
CカードタイプのバッファRAM115内のプリントデ
ータを使用して再度転送する等の処理を行うべく動作す
る。また、使用者がディップスイッチ118によりそれ
ぞれ独立して設定した赤外線データ通信装置の通信速
度、通信パケット内部のプリントデータサイズおよび最
適のバッファ容量等のパラメータは、CPU117によ
って該装置の電源オン時に読み込まれ、図3に例示した
ような規定のパラメータテーブルにしたがって実際の装
置パラメータに変換される。
置購入時の通信パラメータのそれぞれの初期値が”0
0”で示される値であり、その他の値は使用者がディッ
プスイッチ118によりそれぞれ独立して設定できる値
であるとして、以下説明を続ける。パソコン側の赤外線
データ通信装置の電源オン時のディップスイッチ118
の設定が初期値と異なる場合、CPU117はシリアル
ポート103に書き込み動作を行った結果として赤外線
LED106を介して空間中に放射される赤外線によっ
て、プリンタ側の赤外線データ通信装置の通信パラメー
タである通信速度,データサイズ,バッファ容量をディ
ップスイッチ118の設定値に対応したそれぞれの値に
変更する指示を行う。
パラメータの変更指示を受信し、ステータスデータをパ
ソコン側の赤外線データ通信装置に転送した後、該装置
のCPU214はシリアルポート203およびシリアル
ポート210の変換速度,通信パケットのデータサイ
ズ,通信バッファ容量を指示された値に変更する。パソ
コン側の赤外線データ通信装置では、ステータスデータ
の受信をもってプリンタ側の赤外線データ通信装置が先
程転送した通信パラメータの変更指示を受理し、かつ実
行したことと判断し、以降の通信における通信パラメー
タであるシリアルポート103およびシリアルポート1
10の変換速度,通信パケットのデータサイズ,通信バ
ッファ容量をディップスイッチ118の設定値に対応し
たそれぞれの値に変更する。
ードインタフェース114を設け、ICカードタイプの
メモリ(ICカードタイプのバッファRAM115)を
パソコン側の赤外線データ通信装置のバッファメモリと
して使用可能とすることで、赤外線データ通信装置が使
用される環境に応じた最適のバッファメモリを使用者が
装置の購入後に追加設置可能となり、効率的なプリンタ
の使用環境を安価にて使用者に提供できる。
フェースである標準パラレルインタフェースよりも高速
なパラレルインタフェースであるICカードインタフェ
ース116を使用してパソコンと赤外線データ通信装置
とを接続することによって、パソコンとパソコン側の赤
外線データ通信装置間のデータ転送速度を向上させ、パ
ソコンがプリントアウト処理に占有される時間を短縮す
ることが可能となり、効率的なパソコンの使用環境を安
価にて使用者に提供できる。
のプリントデータサイズおよびバッファ容量といったパ
ラメータの最適化を望む使用者に対して、前記通信速
度,通信パケット内部のプリントデータサイズおよびバ
ッファ容量を、ディップスイッチ118によりそれぞれ
独立して変更可能とすることで、使用者個々のプリント
アウト環境に最適なパラメータを設定でき、効率的なパ
ソコンの使用環境を安価にて使用者に提供できる。
外線データ通信装置とを接続するインタフェースとして
ICカードインタフェース116を用いているが、同等
の機能を有する、例えば、ハードディスク等で使用され
ているSCSIインタフェースを用いても可能であるこ
とは言うまでもない。
を追加するためのインタフェースを設けたことにより、
例えばICカードタイプのメモリをパソコン側の赤外線
データ通信装置のバッファメモリとして使用でき、赤外
線データ通信装置が使用される環境に応じた最適なバッ
ファメモリを使用者が該装置の購入後に追加設置可能と
なり、効率的なプリンタの使用環境を安価にて使用者に
提供できる。
フェースである標準パラレルインタフェースよりも高速
なパラレルインタフェースであるメモリインタフェース
を使用してパソコンと赤外線データ通信装置とを接続す
ることによって、パソコンとパソコン側の赤外線データ
通信装置間のデータ転送速度を向上させ、パソコンがプ
リントアウト処理に占有される時間を短縮することが可
能となり、効率的なパソコンの使用環境を安価にて使用
者に提供できる。
ントデータサイズおよびバッファ容量の通信パラメータ
の変更を可能にしたことにより、使用者個々のプリント
アウト環境に最適な通信パラメータの設定が可能とな
り、効率的なパソコンの使用環境を安価にて使用者に提
供できる。
データ通信装置のブロック図である。
データ通信装置のブロック図である。
ーブルを示す図である。
ロック図である。
ロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 プリンタ側の赤外線データ通信装置と赤
外線によるデータの送受信を行うパソコン側の赤外線デ
ータ通信装置であって、 バッファ容量を追加するためのインタフェースを設けた
ことを特徴とする赤外線データ通信装置。 - 【請求項2】 プリンタ側の赤外線データ通信装置と赤
外線によるデータの送受信を行うパソコン側の赤外線デ
ータ通信装置であって、 前記パソコンとの接続にメモリインタフェースを用いた
ことを特徴とする赤外線データ通信装置。 - 【請求項3】 プリンタ側の赤外線データ通信装置と赤
外線によるデータの送受信を行うパソコン側の赤外線デ
ータ通信装置であって、 通信速度,通信パケット内部のプリントデータサイズお
よびバッファ容量の通信パラメータの変更を可能にした
ことを特徴とする赤外線データ通信装置。 - 【請求項4】 プリンタ側の赤外線データ通信装置と赤
外線によるデータの送受信を行うパソコン側の赤外線デ
ータ通信装置であって、 バッファ容量を追加するためのインタフェースを設け、
前記パソコンとの接続にメモリインタフェースを用い、
通信速度,通信パケット内部のプリントデータサイズお
よびバッファ容量の通信パラメータの変更を可能にした
ことを特徴とする赤外線データ通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151898A JPH0816334A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 赤外線データ通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151898A JPH0816334A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 赤外線データ通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0816334A true JPH0816334A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15528608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6151898A Pending JPH0816334A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 赤外線データ通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0816334A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5079088A (en) * | 1985-11-22 | 1992-01-07 | Paramount Technical Products, Inc. | Water barrier |
JP2020178334A (ja) * | 2019-04-17 | 2020-10-29 | 方可成 | 多重ビット光コンピューティングシステム |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP6151898A patent/JPH0816334A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5079088A (en) * | 1985-11-22 | 1992-01-07 | Paramount Technical Products, Inc. | Water barrier |
JP2020178334A (ja) * | 2019-04-17 | 2020-10-29 | 方可成 | 多重ビット光コンピューティングシステム |
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