JPH08160846A - 航空機用訓練支援装置 - Google Patents
航空機用訓練支援装置Info
- Publication number
- JPH08160846A JPH08160846A JP30338294A JP30338294A JPH08160846A JP H08160846 A JPH08160846 A JP H08160846A JP 30338294 A JP30338294 A JP 30338294A JP 30338294 A JP30338294 A JP 30338294A JP H08160846 A JPH08160846 A JP H08160846A
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- JP
- Japan
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- training
- aircraft
- data
- machine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 学生機１機による飛行訓練を行えるように
し、また常に同一条件による再現性のある訓練を実施す
る事を可能とし、航空機による飛行訓練の訓練効率を上
げる航空機用訓練支援装置を提供する。 【構成】 プリプログラム設定装置１０と地上管制情報
設定装置１１との少なくとも一方によるＶＩＡ機体運動
諸元データと自機機体運動諸元データとによりＶＩＡ表
示データを作成しついでシンボルデータを作りＨＵＤ２
に表示するようにした。
し、また常に同一条件による再現性のある訓練を実施す
る事を可能とし、航空機による飛行訓練の訓練効率を上
げる航空機用訓練支援装置を提供する。 【構成】 プリプログラム設定装置１０と地上管制情報
設定装置１１との少なくとも一方によるＶＩＡ機体運動
諸元データと自機機体運動諸元データとによりＶＩＡ表
示データを作成しついでシンボルデータを作りＨＵＤ２
に表示するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機の飛行訓練を行
なう場合、ヘッドアップ・ディスプレイ（以下ＨＵＤと
称す：Head Up Display)上に仮想教官機（以下ＶＩＡと
称す：Virtual Instructor's Aircraff)のシンボルを表
示するようにした航空機用訓練支援装置に関する。
なう場合、ヘッドアップ・ディスプレイ（以下ＨＵＤと
称す：Head Up Display)上に仮想教官機（以下ＶＩＡと
称す：Virtual Instructor's Aircraff)のシンボルを表
示するようにした航空機用訓練支援装置に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来の航
空機の飛行訓練の一部に練習機による飛行訓練があり、
この場合図４に示すように教官機１Ｔと学生機１Ｓとが
ペアを組んで行なうことがある。このため、この種の訓
練にあっては、少なくとも２機の航空機が必要となり、
しかも訓練に当って学生機１Ｓがいつも同一条件で実施
できるとは限らないので再現性の無い訓練となり、評価
においても定量的な評価ができにくいことから、訓練効
率を下げる一因となっている。
空機の飛行訓練の一部に練習機による飛行訓練があり、
この場合図４に示すように教官機１Ｔと学生機１Ｓとが
ペアを組んで行なうことがある。このため、この種の訓
練にあっては、少なくとも２機の航空機が必要となり、
しかも訓練に当って学生機１Ｓがいつも同一条件で実施
できるとは限らないので再現性の無い訓練となり、評価
においても定量的な評価ができにくいことから、訓練効
率を下げる一因となっている。
【０００３】本発明は、上述の問題に鑑み、航空機を２
機必要とせず、再現性の良い訓練ができかつ定量的な評
価ができて訓練効率を向上する航空機用訓練支援装置の
提供を目的とする。
機必要とせず、再現性の良い訓練ができかつ定量的な評
価ができて訓練効率を向上する航空機用訓練支援装置の
提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、仮想教官機の機動を事前に入力したプリプログ
ラム設定装置と、仮想教官機の機動を遠隔操作により飛
行訓練中にリアルタイムに与える地上管制情報設定装置
との少なくとも一方と、上記プリプログラム設定装置と
地上管制情報設定装置との少なくとも一方にて得られた
仮想教官機機体運動諸元データと自機機体運動諸元デー
タとの相対関係から自機を基準とした仮想教官機データ
を作成する装置と、この装置による仮想教官機表示デー
タにてシンボルの情報を生成しシンボルデータとしてヘ
ッドアップ・ディスプレイに出力するシンボル生成装置
と、を有することを特徴とする。
発明は、仮想教官機の機動を事前に入力したプリプログ
ラム設定装置と、仮想教官機の機動を遠隔操作により飛
行訓練中にリアルタイムに与える地上管制情報設定装置
との少なくとも一方と、上記プリプログラム設定装置と
地上管制情報設定装置との少なくとも一方にて得られた
仮想教官機機体運動諸元データと自機機体運動諸元デー
タとの相対関係から自機を基準とした仮想教官機データ
を作成する装置と、この装置による仮想教官機表示デー
タにてシンボルの情報を生成しシンボルデータとしてヘ
ッドアップ・ディスプレイに出力するシンボル生成装置
と、を有することを特徴とする。
【０００５】
【作用】学生機のＨＵＤにて、自機を基準として教官機
のシンボルを外界視野に重ねて表示でき、しかも教官機
の機動をプリプログラムにて設定することにより、仮想
教官機で済み、しかも再現性の良い訓練ができ評価も定
量的に下すことができる。
のシンボルを外界視野に重ねて表示でき、しかも教官機
の機動をプリプログラムにて設定することにより、仮想
教官機で済み、しかも再現性の良い訓練ができ評価も定
量的に下すことができる。
【０００６】
【実施例】ここで、図１〜図３を参照して本発明の実施
例を説明する。図１は図４に対応する実施例の学生機の
練習の概念図であり、学生機１ＳのＨＵＤ２にはＶＩＡ
のシンボル３が表示されるものの、実際の教官機は飛行
していない。
例を説明する。図１は図４に対応する実施例の学生機の
練習の概念図であり、学生機１ＳのＨＵＤ２にはＶＩＡ
のシンボル３が表示されるものの、実際の教官機は飛行
していない。
【０００７】図２は航空機用訓練支援装置のブロック図
である。この装置は、まずプリプログラム設定装置１０
により事前に入力設定されたＶＩＡの機動に基づいてＶ
ＩＡ機体運動諸元データを作成する。また、飛行訓練中
にリアルタイムで、地上管制情報設定装置１１を通して
地上からのＶＩＡの機動の遠隔操作に基づいて、ＶＩＡ
機体運動諸元データを作成する。この場合、プリプログ
ラム設定装置１０と地上管制情報設定装置１１は、どち
らか一方のみでの運用も、または併用での運用も可能と
する。この後、ＶＩＡ機体運動諸元データと、自機機体
センサ１２より得られた自機機体運動諸元データが共に
ＶＩＡデータ作成装置１３に送られる。そこでは、ＶＩ
Ａ機体運動諸元データと自機機体運動諸元データの相対
関係から自機を基準としてＨＵＤ２に表示すべきＶＩＡ
表示用データの作成を行う。シンボル生成装置１４は、
ＶＩＡ表示用データを基にＨＵＤ２に表示すべきシンボ
ルの形、姿勢及び情報等を生成し、シンボルデータとし
てＨＵＤ２に送る。
である。この装置は、まずプリプログラム設定装置１０
により事前に入力設定されたＶＩＡの機動に基づいてＶ
ＩＡ機体運動諸元データを作成する。また、飛行訓練中
にリアルタイムで、地上管制情報設定装置１１を通して
地上からのＶＩＡの機動の遠隔操作に基づいて、ＶＩＡ
機体運動諸元データを作成する。この場合、プリプログ
ラム設定装置１０と地上管制情報設定装置１１は、どち
らか一方のみでの運用も、または併用での運用も可能と
する。この後、ＶＩＡ機体運動諸元データと、自機機体
センサ１２より得られた自機機体運動諸元データが共に
ＶＩＡデータ作成装置１３に送られる。そこでは、ＶＩ
Ａ機体運動諸元データと自機機体運動諸元データの相対
関係から自機を基準としてＨＵＤ２に表示すべきＶＩＡ
表示用データの作成を行う。シンボル生成装置１４は、
ＶＩＡ表示用データを基にＨＵＤ２に表示すべきシンボ
ルの形、姿勢及び情報等を生成し、シンボルデータとし
てＨＵＤ２に送る。
【０００８】ＨＵＤ２はパイロットに外界視野とＶＩＡ
シンボル３とを図３に示すように重ねて表示するもの
で、ハーフミラーをガラス面にコーティングしてあり、
外界視野はそのままストレートにパイロットに表示しシ
ンボル３は外界視野の視線方向とは垂直の方向から投影
し、ハーフミラー１５（図２参照）により両者を同時に
表示する表示装置である。
シンボル３とを図３に示すように重ねて表示するもの
で、ハーフミラーをガラス面にコーティングしてあり、
外界視野はそのままストレートにパイロットに表示しシ
ンボル３は外界視野の視線方向とは垂直の方向から投影
し、ハーフミラー１５（図２参照）により両者を同時に
表示する表示装置である。
【０００９】なお、ここでＶＩＡ機体運動諸元データと
自機機体運動諸元データは、位置、速度、加速度、姿
勢、角速度、角加速度からなる。また、シンボルデータ
は、ＶＩＡに関するデータと自機機体諸元に関するデー
タからなる。
自機機体運動諸元データは、位置、速度、加速度、姿
勢、角速度、角加速度からなる。また、シンボルデータ
は、ＶＩＡに関するデータと自機機体諸元に関するデー
タからなる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
常飛行訓練において複数機必要であったものが、教官機
の代わりに本航空機用訓練支援装置のＶＩＡ表示を用い
て、学生機１機のみで訓練を行う事も可能となり、経済
的な訓練となる。また、プリプログラム装置に同一内容
の教官機の飛行軌跡を事前に入力する事により、訓練の
内容も再現性のある定量的な評価のしやすい内容とする
事が可能となる。また、複数の学生に対しても同一の訓
練を施す事が可能となり訓練効率を上げる事が出来る。
更に、地上管制情報設定装置を通して地上からのリアル
タイムの教官指示も可能となり、現実に即応した訓練と
する事が出来る。
常飛行訓練において複数機必要であったものが、教官機
の代わりに本航空機用訓練支援装置のＶＩＡ表示を用い
て、学生機１機のみで訓練を行う事も可能となり、経済
的な訓練となる。また、プリプログラム装置に同一内容
の教官機の飛行軌跡を事前に入力する事により、訓練の
内容も再現性のある定量的な評価のしやすい内容とする
事が可能となる。また、複数の学生に対しても同一の訓
練を施す事が可能となり訓練効率を上げる事が出来る。
更に、地上管制情報設定装置を通して地上からのリアル
タイムの教官指示も可能となり、現実に即応した訓練と
する事が出来る。
【図１】本発明の実施例の飛行訓練の概念図。
【図２】ＨＵＤの表示例の説明図。
【図３】一実施例のブロック図。
【図４】従来の飛行訓練の概念図。
１Ｓ 学生機 １Ｔ 教官機 ２ ＨＵＤ ３ ＶＩＡのシンボル １０ プリプログラム設定装置 １１ 地上管制情報設定装置 １２ 自機機体センサ １３ ＶＩＡデータ作成装置 １４ シンボル生成装置 １５ ハーフミラー
Claims (1)
- 【請求項１】 仮想教官機の機動を事前に入力したプリ
プログラム設定装置と、 仮想教官機の機動を遠隔操作により飛行訓練中にリアル
タイムに与える地上管制情報設定装置との少なくとも一
方と、 上記プリプログラム設定装置と地上管制情報設定装置と
の少なくとも一方にて得られた仮想教官機機体運動諸元
データと自機機体運動諸元データとの相対関係から自機
を基準とした仮想教官機データを作成する装置と、 この装置による仮想教官機表示データにてシンボルの情
報を生成しシンボルデータとしてヘッドアップ・ディス
プレイに出力するシンボル生成装置と、 を有する航空機用訓練支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30338294A JPH08160846A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 航空機用訓練支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30338294A JPH08160846A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 航空機用訓練支援装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08160846A true JPH08160846A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17920349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30338294A Withdrawn JPH08160846A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 航空機用訓練支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08160846A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102890882A (zh) * | 2012-09-18 | 2013-01-23 | 天津空中代码工程应用软件开发有限公司 | 地面效应模拟器 |
| KR101451220B1 (ko) * | 2013-03-12 | 2014-10-16 | 한국항공우주산업 주식회사 | 모의 비행 훈련 장비 전용 모의 전방 상향 지시기 |
| JP2019159109A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 株式会社Ｓｕｂａｒｕ | 飛行訓練支援システム |
| WO2019218789A1 (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | 京东方科技集团股份有限公司 | 用于演示车载抬头显示装置的功能的方法、***及计算机可读存储介质 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP30338294A patent/JPH08160846A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102890882A (zh) * | 2012-09-18 | 2013-01-23 | 天津空中代码工程应用软件开发有限公司 | 地面效应模拟器 |
| KR101451220B1 (ko) * | 2013-03-12 | 2014-10-16 | 한국항공우주산업 주식회사 | 모의 비행 훈련 장비 전용 모의 전방 상향 지시기 |
| JP2019159109A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 株式会社Ｓｕｂａｒｕ | 飛行訓練支援システム |
| US11189190B2 (en) | 2018-03-13 | 2021-11-30 | Subaru Corporation | Flying training support system |
| WO2019218789A1 (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | 京东方科技集团股份有限公司 | 用于演示车载抬头显示装置的功能的方法、***及计算机可读存储介质 |
| US11376961B2 (en) | 2018-05-14 | 2022-07-05 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Method and system for demonstrating function of vehicle-mounted heads up display, and computer-readable storage medium |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020305 |