JPH08160504A - 自動撮影装置 - Google Patents

自動撮影装置

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JPH08160504A
JPH08160504A JP30364094A JP30364094A JPH08160504A JP H08160504 A JPH08160504 A JP H08160504A JP 30364094 A JP30364094 A JP 30364094A JP 30364094 A JP30364094 A JP 30364094A JP H08160504 A JPH08160504 A JP H08160504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photographed
camera
person
chair
automatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP30364094A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Murakami
彰 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP30364094A priority Critical patent/JPH08160504A/ja
Publication of JPH08160504A publication Critical patent/JPH08160504A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICカードや運転免許証で顔写真を撮影する
際、オペレータの手を煩わさないで自動撮影がなされる
ようにする。 【構成】 被撮影者用の椅子21に光センサ、磁気セン
サ、メカニカル・スイッチ等の着席検知センサ22を埋め
込み、被撮影者が着席たことを検知するとその情報をカ
メラ11側へ伝達し、左右ズレと前後ズレがないよう調整
を行ったところでカメラ11によって自動的に撮影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転免許証やICカー
ド等の作製時に用いられる自動撮影装置で、特に椅子に
着席した人物像の自動撮影を行う自動撮影装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】運転免許証やICカード等には、その一
部に顔写真を写し込んだり、また別に撮影した顔写真を
貼り付けたりすることがなされている。これらの顔写真
を撮影するには、予め椅子と撮影装置とを適当な間隔を
もって対向して配置し、椅子に着席した被撮影者を撮影
者(オペレータ)はモニタを見ながら最適な撮影状態と
なったことを確認し、レリーズボタンを押して撮影する
ことがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来はオペレータの裁
量によって撮影のタイミングがとられていた。このこと
は、必ずしも被撮影者の意志や行動を反映してなされる
ものではなかった。本発明はオペレータの手を煩わすこ
となく、被撮影者の意志や行動を反映させて自動的にし
かも良好な条件下で撮影されるようにした自動撮影装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、カメラと対
向した位置に椅子を設け、前記椅子に着席した被写体の
撮影を行う自動撮影装置において、前記椅子には着席を
検知する着席検知手段を設け、前記着席検知手段が着席
を検知したときは、検知した信号を前記カメラに送信
し、前記カメラの自動撮影を可能としたことを特徴とす
る自動撮影装置によって達成される。
【0005】なお上記の自動撮影は、被写体の左右位置
を検知する左右位置検知手段を設け、該左右位置検知手
段が被写体が適正位置であることを検知したときに限り
自動撮影を可能とするよう構成することが好ましい実施
態様であり、更に加えてカメラから被写体までの撮影距
離を測定する測距手段を設け、該測距手段が所定範囲内
の距離にあることを検知したときに限り自動撮影を可能
とするよう構成することが好ましい実施態様である。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の説明を行う。図
1は本発明の自動撮影装置の一実施例を示すシステム構
成図である。
【0007】図1において、11はカメラで、ICカード
や運転免許証等に顔写真を撮影するようにしたカメラで
ある。12はモニタで、カメラ11によって撮影される範囲
がCRT上に表示される。モニタ12はオペレータによっ
て被撮影者を撮影するときには必須の部材であるが、本
発明の自動撮影装置ではオペレータによる操作は一切必
要としないので、なくとも差し支えない。13はカメラ支
持台で、カメラ11及びモニタ12を支持していて、撮影装
置1を構成している。
【0008】21は椅子で、31は背景板である。本発明の
自動撮影装置は、被撮影者が背景板31の前面に置かれた
椅子21に座ると、椅子21に設けた着席検知センサ22が着
席を検知し、検知した着席検知信号を撮影装置1に送る
と、椅子の方に向けて設置したカメラ11によって自動的
に被撮影者の撮影がなされるようにしたものである。
【0009】着席検知センサ22は、椅子21に埋め込んだ
りして取り付け、被撮影者が椅子21に着席したことで動
作するセンサで、例えば椅子21の座面21aに小孔を設
け、該小孔が着席した被撮影者のズボン等によって塞が
れたことによって着席を検知する発光素子と受光素子と
からなる光センサでもよいし、また座面21aにスポンジ
状の座ぶとんに該当する部材を設けておいて、被撮影者
が着席することで座ぶとんが潰れる方向に変形し或いは
圧力がかかるのを利用して着席を検知するようにした磁
気センサ、圧電センサ、マイクロスイッチ等の位置検知
センサ等でもよい。
【0010】着席検知センサ22による着席検知信号は撮
影装置1へ送信される。送信方式としては信号導線(電
線)や光ファイバ等を用いた有線方式でもよいし、光通
信、赤外光通信、電波通信などの無線方式でもよい。
【0011】本実施例の撮影装置1はコマンド指定がな
されるようになっていて、コマンド指定が無効の場合
は、着席検知センサ22からのON/OFF信号に関係な
く信号は全て無視される。コマンド指定が有効の場合は
Enableの状態となり着席検知センサ22の状態変化を監視
する。図2は撮影装置1と着席検知センサ22との間での
コマンド指定が有効の場合の情報の授受を示したもので
ある。着席検知センサ22が被撮影者の着席を検知し、O
Nの状態となると撮影装置1では起動を開始し、タイマ
によりセットされた一定時間カウントを行う。タイマの
カウント中には着席検知センサ22のON/OFFに関係
なくいわゆる2度座りや姿勢を整えて静止姿勢となるに
必要とする時間を与える。なおここで静止姿勢とは、椅
子21に着席状態から一寸腰を浮かして座り直す2度座り
や前後左右のバランスを整え終わって動作が止まった状
態をいう。タイムアウト後自動撮影を行ない、次に着席
検知センサ22がOFFとなった(被撮影者が椅子21から
立ち上がった)時点で撮影状態をリセットし次の被撮影
者が着席するのを待つ。
【0012】本実施例の自動撮影装置では、被撮影者が
着席状態にあって、前後ズレ及び横方向の左右ズレが直
された静止姿勢にあってはじめて自動撮影がなされる。
【0013】図3は被撮影者の横方向の左右ズレを検出
する方法の一例を示したもので、椅子21の背後にある背
景板31に横方向に一列の多数の受光センサ32を設け、前
面からの照射に対して着席した被撮影者によって遮られ
た影の部分(影の部分での受光センサ32の出力レベルは
“0”)と両側の被撮影者によって遮られない部分
1,x2(遮られない部分x1,x2での受光センサ32の
出力は“1”)とを測定して、下記のような判断と指示
を行う。
【0014】 x1−x2=△ε 中央部の適正位置に着席→自動撮影可 x1−x2>△ε 右寄りに着席→左方向に移動させる x2−x1<△ε 左寄りに着席→右方向に移動させる ただし、△εは中央部の適正とみなせる範囲で設定す
る。
【0015】被撮影者が右側又は左側に片寄って着席し
た場合には、音声信号又は文字信号によって左右何れか
に移動するようメッセージを出す。適正位置に着席した
か又は適正位置に被撮影者が移動したときは、“そのま
ま動かないで下さい。”等のメッセージを出す。
【0016】なお上記の実施例で、背景板31には横方向
に一列の受光センサ32を設けたが、これに代えて反射ミ
ラーを設け、前面から照射した光のカメラ側からの反射
ミラーによる反射光を検知することによって、受光セン
サを用いたと同様の左右のズレ検出を行うことができ
る。
【0017】図4は被撮影者の前後方向にズレを検出す
る方法の一例を示したもので、小型カメラで用いる測距
法を用い、例えばアクティブ方式による測距法ではカメ
ラ側から光などの信号を発し、被撮影者からの反射され
る情報に基づいて被撮影者までの距離L′を求め、被撮
影者が L−α≦L′≦L+β にあれば、前後方向のズレはないとして、音声信号又は
文字信号で“そのまま動かないで下さい。”等のメッセ
ージを出す。ここでLはカメラ11の撮影レンズの被写体
側の固定焦点距離、α,βは前方及び後方の被写界深度
である。
【0018】上記のような前後方向の調整を行わない
で、被撮影者が前後方向のズレを気にしないですむ方法
もある。例えば被撮影者が椅子21に着席した状態にあっ
ては前後にズレても撮影レンズの被写界深度内にあるよ
うな口径及び焦点距離をもったレンズをカメラ11に装着
するもので、かかる方法を採用した場合は、前後ズレに
ついての補正は不必要となる。
【0019】また前後ズレについての補正を不必要とす
る方法として、椅子21の背もたれの高さを高くして背も
たれに被撮影者の頭がつくように着席してもらう方法
で、これにより規制された位置より前後に頭を動かすこ
とができなくなる。なおこの場合には椅子21の背もたれ
にマイクロスイッチ等の頭が背もたれに接触しているか
否かを検知する検知部材を設け、被撮影者が着席状態に
あるにも拘らず検知部材が頭が背もたれに接触していな
い(OFFの状態)ことを検知したときは、“頭を背も
たれに着けて下さい。”等のメッセージを出し、頭が背
もたれに接触していること(ONの状態)を検知したと
きは“そのまま動かないで下さい。”等のメッセージを
出すようにすることもできる。
【0020】以上説明した本実施例の自動撮影装置で
は、被撮影者が着席することで、所定時間のタイマのカ
ウントを開始し、タイムアウトする時点で、着席状態に
あって前後ズレ及び横方向の左右ズレが直された静止姿
勢にあると、タイムアップと共にシャッタが切られて自
動撮影がなされる。図5に示したフローチャートは上記
のタイムカウントと並行に或いはタイムカウントを行わ
ないでなされる自動撮影のフローを示したものである。
なおこのフローにおいて、前後方向のズレの補正を必要
としない自動撮影装置では“前後ズレあるか?”のフロ
ーを省略し、また“撮影を行う旨の表示”についても省
略してよい。
【0021】なお上記の実施例では、被撮影者の座高の
相違に基づく上下方向のズレについて述べなかったが、
例えばカメラ11の前面に反射鏡を設け、被撮影者が自分
の顔が反射鏡に映っている状態(カメラに正対している
状態)になるよう、椅子21の座面の高さを被撮影者自身
が調整し、(この場合は椅子21はエレベータ機能付の椅
子を用いる)或いはカメラ11の取り付けられた雲台をリ
モコンによって俯仰させることで上下方向のズレの補正
を行うことが可能であって、かかる上下方向の補正を行
う作動を本発明の自動撮影装置のフロー内に組み込むよ
う構成することも可能である。
【0022】また上記説明を行った自動撮影装置では、
撮影と同時に補助光として図示しないストロボランプの
発光を行う構成となっているが、ストロボ発光と併用し
て或いはストロボ発光に代えて着席検知センサ22のON
(着席動作)によって白熱電燈等の照明ランプが点灯し
着席検知手段のOFF(立ち上がり動作)又は撮影終了
によって消灯するよう構成することも可能である。
【0023】
【発明の効果】着席を検知することによって自動撮影が
なされる本発明の自動撮影装置(請求項1)は、次の効
果が得られる。
【0024】・自動的に撮影がなされるので、オペレー
タを必要としないこととなって省人化が図れることとな
る。
【0025】・オペレータの意志によらないで、被撮影
者の行動に合わせた適当なタイミングで撮影がなされる
ので、失敗が少なくなり、省資源及びロス時間の低減が
図られることとなる。
【0026】・被撮影者はオペレータによって撮影され
るという心理的な圧迫感から開放されることとなる。
【0027】被撮影者の左右方向のズレを調整したうえ
で自動撮影がなされる実施例の自動撮影装置(請求項
2)では次の効果が得られる。
【0028】・先に説明した自動撮影装置の効果に加え
て、撮影された画面上で被撮影者は中央位置にあって、
良好な条件下で失敗のない正確な撮影がなされる。
【0029】更に被撮影者の左右方向のズレの調整がな
され、かつ被撮影者が所定距離にあるときに限り自動撮
影がなされる実施例の自動撮影装置(請求項3)では次
の効果が得られる。
【0030】・先に説明した自動撮影装置の効果に加え
て、撮影された画面上で被撮影者は中央位置にありかつ
ピントの鮮鋭度も良好で、失敗のない良好な条件下での
正確な撮影がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動撮影装置のシステム構成図。
【図2】撮影装置と着席検知センサとの間での情報の授
受を示したもの。
【図3】被撮影者の左右ズレを検出する方法を示す説明
図。
【図4】被撮影者の前後方向のズレを検出する方法を示
す説明図。
【図5】実施例の自動撮影のフローチャート図。
【符号の説明】
1 撮影装置 11 カメラ 12 モニタ 13 カメラ支持台 21 椅子 22 着席検知センサ 31 背景板 32 受光センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラと対向した位置に椅子を設け、前
    記椅子に着席した被写体の撮影を行う自動撮影装置にお
    いて、前記椅子には着席を検知する着席検知手段を設
    け、前記着席検知手段が着席を検知したときは、検知し
    た信号を前記カメラに送信し、前記カメラの自動撮影を
    可能としたことを特徴とする自動撮影装置。
  2. 【請求項2】 被写体の左右位置を検知する左右位置検
    知手段を設け、該左右位置検知手段が被写体が適正位置
    であることを検知したときに限り自動撮影を可能とした
    ことを特徴とする請求項1記載の自動撮影装置。
  3. 【請求項3】 カメラから被写体までの撮影距離を測定
    する測距手段を設け、該測距手段が所定範囲内の距離に
    あることを検知したときに限り自動撮影を可能としたこ
    とを特徴とする請求項2記載の自動撮影装置。
JP30364094A 1994-12-07 1994-12-07 自動撮影装置 Pending JPH08160504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30364094A JPH08160504A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 自動撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP30364094A JPH08160504A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 自動撮影装置

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Publication Number Publication Date
JPH08160504A true JPH08160504A (ja) 1996-06-21

Family

ID=17923436

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30364094A Pending JPH08160504A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 自動撮影装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08160504A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009181130A (ja) * 1999-11-26 2009-08-13 Toshiba Corp 顔画像撮影装置および顔画像撮影方法
KR100930160B1 (ko) * 2001-12-14 2009-12-07 소니 가부시끼 가이샤 화상 처리 장치 및 화상 처리 방법, 및 기록 매체

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