JPH08159351A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH08159351A
JPH08159351A JP6299557A JP29955794A JPH08159351A JP H08159351 A JPH08159351 A JP H08159351A JP 6299557 A JP6299557 A JP 6299557A JP 29955794 A JP29955794 A JP 29955794A JP H08159351 A JPH08159351 A JP H08159351A
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guide
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Tomio Hama
富夫 濱
Kiyoyasu Yamazaki
清康 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削加工によらず、短時間で製作が行える管
継手を提供すること。 【構成】ガイド筒体18の一端側は、管状の継手本体1
2の一端側と連結可能である。リング状のロック爪11
2はガイド筒体18内に配設され、ガイド筒体18の内
方に向けて延出する複数の弾性係止片114を有する。
開放筒体26は、ガイド筒体18の他端側内周面に、軸
線方向に沿って摺動自在に挿着され、挿入端部で弾性係
止片114を押動可能である。このガイド筒体18と開
放筒体26とは、金属材料を用いて絞り加工により形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管継手に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】圧力機器等に流体の流路管を接続する管
継手には種々のものが知られている。図8はその一般的
な管継手100を示す正面断面図であり、この図8を用
いて管継手100の構成について説明する。102は管
状の継手本体であり、左端側には管継手100自体を圧
力機器(不図示)等に螺着するための螺子部104が形
成されている。継手本体102は切削加工により製造さ
れており、従って材料には切削性の良い黄銅が一般的に
使用されている。
【0003】106はガイド筒体であり、左端側が継手
本体102の右端側内部に挿入されてカシメ等の手段に
より連結されている。ガイド筒体106も切削性の良い
黄銅を使用して形成されている。ガイド筒体106は継
手本体102にカシメにより固定されている。また、1
08はリング状のストッパであり、切削性の良い黄銅を
使用して形成され、ガイド筒体106の左端側内部にカ
シメにより固定されている。110は合成樹脂材料製の
開放筒体であり、ガイド筒体106の右端側内周面に、
軸線方向に沿って摺動自在に挿着されている。
【0004】112はリング状のロック爪であり、弾性
を有する薄肉(0.2ミリメートル程度)の金属平板
(燐青銅等)を用いて形成されている。ロック爪112
はガイド筒体106の内部であって、ストッパ108の
右端に配設され、ガイド筒体106の内方に向けて延出
する複数の弾性係止片114を有する。弾性係止片11
4は開放筒体110の内周面に沿って右端から挿入され
た合成樹脂製チューブ(不図示)の外壁に食い込み、チ
ューブを逆止してチューブの抜脱を防止する機能を有す
る。なお、開放筒体110をガイド筒体106内部に押
し込むと、開放筒体110の挿入端側で弾性係止片11
4がストッパ108方向に押動し、チューブの外壁への
食い込みが解除されてチューブを抜脱することが可能と
なる。なお、116はゴム材料を用いてリング状に形成
されたシールリングであり、挿入されたチューブの外壁
に密着して、流体の漏れを防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の管継手には次のような課題が有る。継手本体10
2、ガイド筒体106、およびストッパ108は切削加
工により製作されるために、製作に時間がかかる。さら
に、管継手100を製造する上で、まずガイド筒体10
6へロック爪112とストッパ108とを、ガイド筒体
106の端部(図8中の左端部)をカシメて固定し、ガ
イド筒体106を継手本体102へやはりカシメにより
固定する必要があり、一層製作に時間がかかる。また、
作業性を考慮して切削性の良い黄銅が使用されている
が、黄銅は腐食すると人体に対して有害な物質(緑青)
に変化する可能性がある。特にガイド筒体106の内周
面に緑青のような錆が発生すると開放筒体110をスム
ーズに軸線方向に沿って摺動させることが困難となり、
チューブの挿着、抜脱が容易に行えなくなる。また、錆
が流体内に混入する可能性もある。さらに、例えば流体
が高温である場合には、開放筒体110も当該温度を考
慮して黄銅製とする必要性が生ずるが、この場合には開
放筒体110にも錆が発生する可能性がある。このた
め、ガイド筒体106と開放筒体110との接触面に発
生した錆が流体内へ混入する可能性が一層高くなるとい
う課題も生ずる。このため、黄銅に代えて錆の発生しな
いステンレス鋼を使用すれば良いが、ステンレス鋼は硬
度が高く、切削加工がしずらく、仮に切削加工を行って
も製作費が高いために製品単価が上昇してしまうという
課題がある。従って、本発明は切削加工によらず、短時
間で製作が行える管継手を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は次の構成を備える。すなわち、管状の継手本体
と、一端側が前記継手本体の一端側と連結可能なガイド
筒体と、該ガイド筒体内に配設され、ガイド筒体の内方
に向けて延出する複数の弾性係止片を有するリング状の
ロック爪と、該ガイド筒体の他端側内周面に、軸線方向
に沿って摺動自在に挿着され、挿入端部で前記弾性係止
片を押動可能な開放筒体とを具備する管継手において、
前記ガイド筒体と前記開放筒体とは、金属材料を用いて
絞り加工により形成されていることを特徴とする。この
構成を採用すれば、ガイド筒体、開放筒体を切削加工す
る必要がなくなるために製作時間を短縮できると共に、
製造コストの低減も可能となる。また、前記ガイド筒体
と前記開放筒体とを、ステンレス鋼を用いて形成するこ
とも可能となり、錆の発生を防止することができる。
【0007】また、前記開放筒体の前記挿入端部の外周
面には、軸線方向に所定の長さを有する係合孔を周方向
に沿って複数形成し、前記ガイド筒体には、内方に向け
て延出されて前記係合孔と係合し、前記開放筒体の軸線
方向への移動を所定の距離に規制する係合突部を形成す
るようにすれば、開放筒体のガイド筒体への挿着も容易
に行えると共に、開放筒体のガイド筒体からの抜けも防
止できて好適である。具体的には、前記係合突部を、前
記ガイド筒体の一端側の先端部分がガイド筒体の内方に
折曲された切欠舌片にすれば良い。
【0008】また、前記継手本体と連結する前記ガイド
筒体の一端側は、継手本体の一端側外周面と嵌合すべく
拡径して形成し、前記ロック爪の外周縁は、前記継手本
体の一端面と前記拡径部の内端面との間で形成される環
状溝内に嵌装保持するようにすれば簡単な構造でロック
爪の保持が行える。また、前記ロック爪は、その内周縁
および外周縁のそれぞれから多数の放射状の切り込みが
交互に設けられて前記弾性係止片が形成されると共に、
外周縁側は一定幅に亘って前記開放筒体の挿入方向へ屈
曲される構成とすれば、チューブに食い込んだロック爪
を解除させる際に、放射状の切り込みが弾性係止片が軸
線方向に変形するための逃げとして作用することができ
る。また、外周縁側を一定幅に亘って前記開放筒体の挿
入方向へ屈曲させれば、ジグザグ状に形成されたロック
爪の全体的な強度を増すことが可能となる。
【0009】また、前記継手本体と連結する前記ガイド
筒体の一端側は、継手本体の一端側外周面と嵌合すべく
拡径して形成し、前記ロック爪の外周縁側を、一定幅に
亘って前記継手本体の一端側外周面に被装可能に屈曲
し、該屈曲部分が継手本体の一端側外周面とガイド筒体
の内周面との間で挟持されるようにすれば、ロック爪の
位置決めを容易に行える。
【0010】
【作用】管状の継手本体と、一端側が継手本体の一端側
と連結可能なガイド筒体と、該ガイド筒体内に配設さ
れ、ガイド筒体の内方に向けて延出する複数の弾性係止
片を有するリング状のロック爪と、ガイド筒体の他端側
内周面に、軸線方向に沿って摺動自在に挿着され、挿入
端部で弾性係止片を押動可能な開放筒体とから管継手は
構成され、その内のガイド筒体と開放筒体とは、金属材
料を用いて絞り加工により形成されている。従って、ガ
イド筒体と開放筒体を切削加工する必要がなくなるため
に製作時間を短縮できると共に、製造コストの低減も可
能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。なお、従来例と同一の構成について
は同一符号を付し、説明は省略する。 (第1実施例)まず、図1、図3、図4、図5と共に管
継手10の構造について説明する。12は管状の継手本
体であり、左端側外周面には管継手10自体を圧力機器
(不図示)等に螺着するための螺子部14が形成され、
右端側外周面には周溝16が形成されている。継手本体
12は切削加工により製造されており、従って材料には
切削性の良い黄銅が一般的に使用されている。なお、後
述するガイド筒体と連結する右端側のみを合成樹脂材料
を用いた筒体で形成するようにしても良い。
【0012】18はガイド筒体であり、ステンレス鋼を
用いて絞り加工により形成されている。ガイド筒体18
は、一端側(図1、図3中の左端側)が継手本体12の
右端側外周面と嵌合すべく拡径して形成されている(以
下、単に拡径部20)。この拡径部20には継手本体1
2に設けられた周溝16と嵌合する環状の突出部22が
内方に突出して全周に亘り形成されている。なお、この
突出部22や前述した周溝16は必ずしも全周に亘り形
成する必要はなく、一部のみに形成されていても良い。
また、継手本体12へのガイド筒体18の連結は、拡径
部20内へ継手本体12の右端側を圧入すれば良い。ま
た、他端側(図1、図3中の右端側)には、内方に向け
て延出する係合突部24が形成されている。この係合突
部24は、ガイド筒体18の左端側に位置する先端部分
がガイド筒体18の内方に折曲された切欠舌片に形成さ
れている。本実施例では、係合突部(切欠舌片)24は
周縁部分がコ字状に切り欠かれ、または打ち抜かれて方
形に形成されているが、三角、半円形等種々の形状であ
っても良い。また、ステンレス鋼により形成された切欠
舌片24の先端部分は、接合部分を中心として弾性を持
って円弧状に揺動可能である。
【0013】26は開放筒体であり、ステンレス鋼を用
いて絞り加工により形成されている。開放筒体26の外
径は、ガイド筒体18の右端側内径より若干小径に形成
され、ガイド筒体18の右端側内周面に、軸線方向に沿
って摺動自在に挿着されている。また、開放筒体26の
挿入端部の外周面には、軸線方向に所定の長さを有し、
切欠舌片24の先端部分と係合する係合孔28が周方向
に沿って切欠舌片24に対応して同数形成されている。
開放筒体26のガイド筒体18への挿着方法は、開放筒
体26をガイド筒体18の右端側から、開放筒体26の
挿入端側で切欠舌片24先端部分を拡径させつつ挿入す
れば良い。開放筒体26を挿入させ、切欠舌片24先端
部分が係合孔28位置まで来ると、拡径している切欠舌
片24の先端部分が弾性により係合孔28内に入り込
む。これにより切欠舌片24と係合孔28とが係合し
て、開放筒体26がガイド筒体18内に抜脱不能に挿着
される。また、挿着後は開放筒体26は、略係合孔28
の長さに軸線方向への移動が規制されることとなる。な
お、ガイド筒体18に切欠舌片24に代えて係合孔(不
図示)を設け、開放筒体26に外側右端方向へ延出し、
係合孔に入り込んで係合する切欠舌片を設けるようにし
ても良い。
【0014】ロック爪112は従来例と同様の構成を有
し、具体的には図4、図5に示すような形状に形成され
ている。詳細に構造について説明すると、ロック爪11
2は金属製(燐青銅等)のリング状平板を使用し、その
内周縁および外周縁のそれぞれから多数の放射状の切り
込みを交互に設けることで、ロック爪112はジグザグ
状の外形となり、中心に向かって延出する弾性係止片1
14が形成される。また、ロック爪112の外周縁側
は、一定幅に亘って開放筒体26の挿入方向側へ屈曲さ
れている。また、ロック爪112はこの外周縁が、継手
本体12の右端面(詳細には後述するストッパの右端
面)と拡径部20の内端面との間で形成される環状溝3
0内に嵌装保持されている。32はストッパであり、ス
テンレス鋼を用いて絞り加工により、テーパリング形状
に形成され、その周縁部分は継手本体12の右端面と拡
径部20の内端面との間で挟持されて、ガイド筒体18
内部に固定されている。このストッパ32はロック爪1
12に形成された弾性係止片114が開放筒体26の挿
入端により押動された際に、弾性係止片114がストッ
パ32の右端面と当接してその弾性限界を越えて変形し
ないようにするためのものである。ストッパ32は開放
筒体26の挿入方向に沿って順次縮径する形状となって
いる。また、継手本体12の内部に形成された第1段差
部34とストッパ32との間には、合成ゴム等の弾性材
料で形成されたシールリング36が配されている。
【0015】以上のような構成において、継手本体12
内に開放筒体26方向からチューブ38を挿入すると、
チューブ38が弾性係止片114を、その弾性力に抗し
つつチューブ38外壁面から離反するように押し広げな
がら移動する。そして、チューブ38は、その先端が継
手本体12内部に設けられた第2段差部40に当接する
所定位置まで挿入される。また、ロック爪112の外周
縁側は、一定幅に亘って開放筒体26の挿入方向側へ屈
曲されている。このため、弾性係止片114の先端部分
は、外周縁を支点として全体的に変形する(弾性係止片
114の連結部分が捩れて変形する)のとは異なり、屈
曲部分の基部付近(図4に示す一点鎖線部分)を支点と
して変形することとなり、弾性係止片114自体の強度
が高まるのでチューブ38への食い込みが確実に行え
る。また、ロック爪112全体の強度も増し、強いスプ
リング性が生じるので、チューブ38の抜脱を一層効果
的に防止できる。
【0016】次に、取り付けたチューブ38を管継手1
0から外す場合には、開放筒体26を左方向へ移動すれ
ば、開放筒体26の挿入端部がロック爪112の弾性係
止片114を左方向へ押動するため、弾性係止片114
のチューブ38外壁への食い込みが解除されて、チュー
ブ38を外すことが可能となる。なお、チューブ38に
食い込んだロック爪112を解除させる際に、放射状の
切り込みは弾性係止片114が軸線方向に変形するため
の逃げとして作用することができるので確実な解除動作
が行える。上述したように、ガイド筒体18と開放筒体
26は、絞り加工により形成されているため、従来例の
切削加工による製作と比べて短時間で製造することがで
きる。また、切削加工を必要としないために、切削加工
を容易に行えないステンレス鋼を使用することも可能と
なり、ガイド筒体18や開放筒体26という摺動部分に
錆が発生しなくなるので、管継手10自体の製品寿命が
長くなる。また、流体内に錆が混入することも防止でき
る。
【0017】(第2実施例)次に図2、図6、図7を用
いて第2実施例について説明する。なお、第1実施例と
同一の部材については第1実施例と同一の符号を付し、
説明を省略する。第1実施例と異なる部分は、ロック爪
42の構造と、ロック爪42の固定構造である。まず、
ロック爪42について図6、図7を用いて説明する。ロ
ック爪42は第1実施例と略同様に、金属製(燐青銅
等)のリング状平板を使用し、その内周縁および外周縁
のそれぞれから多数の放射状の切り込みを交互に設ける
ことで、ジグザグ状の外形に形成され、中心に向かって
延出する弾性係止片114が形成される。第1実施例の
ロック爪42と異なる部分は、各弾性係止片114を連
結する外周縁部分が同一方向に屈曲されて、筒状に形成
されている点である。また、ロック爪42の筒状に形成
された外周縁部分が、継手本体12の右端外周面に被装
可能なように、ロック爪42の厚さを考慮した縮径部4
4が継手本体右端部に形成されている。
【0018】続いて、ロック爪42の継手本体12への
固定構造について図2を用いて説明する。継手本体12
の右端部に、屈曲されて筒状に形成されたロック爪42
の外周縁部分が被装され、この状態において継手本体1
2の右端側をガイド筒体18内へ圧入する。これによ
り、外周縁部分(屈曲部分)が継手本体12の右端側外
周面とガイド筒体18の内周面との間で挟持される。
【0019】以上のような構成によれば、ロック爪42
の各弾性係止片114を連結する外周縁部分が筒状に屈
曲されているので、ロック爪42を取り付ける際には、
継手本体12の右端側外周面に筒状部分を被装すれば良
く、位置決めの必要がない。また、第1実施例と同様
に、ロック爪42の外周縁部分が挟持されているため、
弾性係止片114の先端は屈曲部分の基部付近を支点と
して変形することとなり、弾性係止片114自体の強度
が高まるのでチューブ38への食い込みが確実に行え
る。以上、本発明の好適な実施例について種々述べてき
たが、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、
例えばロック爪はその外周縁部分で屈曲させる構造とし
なくとも良い等、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに
多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る管継手を用いると、ガイド
筒体や開放筒体は絞り加工により形成されるため、従来
の切削加工に比べて短時間で製作することができ、製造
コストの低減が可能となる。また、カシメ作業も不要と
なるので一層製作時間を短縮できる。さらに、切削加工
が行い難いステンレス鋼を使用することもできるので、
錆の発生を防止することができ、製品寿命を延ばすこと
ができると共に、流体内への錆の混入という課題も解消
されるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管継手の第1実施例を示した側面
断面図。
【図2】本発明に係る管継手の第2実施例を示した側面
断面図。
【図3】図1の管継手の一部を切り欠いた分解斜視図。
【図4】図1のロック爪の正面図。
【図5】図4のA−A断面図。
【図6】図2のロック爪の正面図。
【図7】図6のB−B断面図。
【図8】従来の管継手の一例を示す側面断面図。
【符号の説明】
10 管継手 12 継手本体 18 ガイド筒体 26 開放筒体 112 ロック爪 114 弾性係止片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状の継手本体と、 一端側が前記継手本体の一端側と連結可能なガイド筒体
    と、 該ガイド筒体内に配設され、ガイド筒体の内方に向けて
    延出する複数の弾性係止片を有するリング状のロック爪
    と、 該ガイド筒体の他端側内周面に、軸線方向に沿って摺動
    自在に挿着され、挿入端部で前記弾性係止片を押動可能
    な開放筒体とを具備する管継手において、 前記ガイド筒体と前記開放筒体とは、金属材料を用いて
    絞り加工により形成されていることを特徴とする管継
    手。
  2. 【請求項2】 前記ガイド筒体と前記開放筒体とは、ス
    テンレス鋼を用いて形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記開放筒体の前記挿入端部の外周面に
    は、軸線方向に所定の長さを有する係合孔が周方向に沿
    って複数形成され、 前記ガイド筒体には、内方に向けて延出されて前記係合
    孔と係合し、前記開放筒体の軸線方向への移動を所定の
    距離に規制する係合突部が形成されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の管継手。
  4. 【請求項4】 前記係合突部は、前記ガイド筒体の一端
    側の先端部分がガイド筒体の内方に折曲された切欠舌片
    であることを特徴とする請求項3記載の管継手。
  5. 【請求項5】 前記継手本体と連結する前記ガイド筒体
    の一端側は、継手本体の一端側外周面と嵌合すべく拡径
    して形成され、 前記ロック爪の外周縁は、前記継手本体の一端面と前記
    拡径部の内端面との間で形成される環状溝内に嵌装保持
    されていることを特徴とする請求項1、2、3または4
    記載の管継手。
  6. 【請求項6】 前記ロック爪は、その内周縁および外周
    縁のそれぞれから多数の放射状の切り込みが交互に設け
    られて前記弾性係止片が形成されると共に、外周縁側は
    一定幅に亘って前記開放筒体の挿入方向へ屈曲されてい
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載
    の管継手。
  7. 【請求項7】 前記継手本体と連結する前記ガイド筒体
    の一端側は、継手本体の一端側外周面と嵌合すべく拡径
    して形成され、 前記ロック爪の外周縁側が、一定幅に亘って前記継手本
    体の一端側外周面に被装可能に屈曲され、 該屈曲部分が継手本体の一端側外周面とガイド筒体の内
    周面との間で挟持されていることを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の管継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013096529A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 管継手
WO2015151708A1 (ja) * 2014-04-02 2015-10-08 ニッタ株式会社 管継手

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JPS61502068A (ja) * 1984-05-08 1986-09-18 コドリ ソシエテ アノニム 配管用瞬時コネクタの改良

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JP2813552B2 (ja) 1998-10-22

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