JPH08157865A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH08157865A JPH08157865A JP33074994A JP33074994A JPH08157865A JP H08157865 A JPH08157865 A JP H08157865A JP 33074994 A JP33074994 A JP 33074994A JP 33074994 A JP33074994 A JP 33074994A JP H08157865 A JPH08157865 A JP H08157865A
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- Japan
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- alkyl
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 口紅、ファンデーション等のメイクアップ汚
れと皮脂等の汚れの両者を一回の洗浄操作で同時に除去
でき、かつ良好な泡立ち等の泡性能を兼ね備えている
上、長期保存安定性、特に低温での安定性に優れ、しか
も使用性も良好であり、品質的に十分満足できる洗浄剤
組成物を得る。 【構成】 （１）下記一般式（１） Ｒ1ＣＯＯＭ …（１） （但し、式中Ｒ1は炭素数７〜２１のアルキル基又はア
ルケニル基、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム又はアルキロールアミンである。）で示され
る脂肪酸石鹸 （２）多価アルコール （３）下記一般式（２）で示されるポリアルキレングリ
コール 【化１】 （但し、式中Ｒ2は炭素数８〜２２の脂肪族アルコール
残基、Ｙは炭素数８〜２２の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基であり、ｎは４０〜８０の数である。）を配合する。
れと皮脂等の汚れの両者を一回の洗浄操作で同時に除去
でき、かつ良好な泡立ち等の泡性能を兼ね備えている
上、長期保存安定性、特に低温での安定性に優れ、しか
も使用性も良好であり、品質的に十分満足できる洗浄剤
組成物を得る。 【構成】 （１）下記一般式（１） Ｒ1ＣＯＯＭ …（１） （但し、式中Ｒ1は炭素数７〜２１のアルキル基又はア
ルケニル基、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム又はアルキロールアミンである。）で示され
る脂肪酸石鹸 （２）多価アルコール （３）下記一般式（２）で示されるポリアルキレングリ
コール 【化１】 （但し、式中Ｒ2は炭素数８〜２２の脂肪族アルコール
残基、Ｙは炭素数８〜２２の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基であり、ｎは４０〜８０の数である。）を配合する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、口紅、ファンデーショ
ン等のメイクアップ汚れと皮脂等の汚れとの両者を一回
の洗浄操作で除去できる高い洗浄力及び優れた泡性能を
有し、かつ剤を手に取って顔に塗布して汚れと馴染ませ
る際の使用性、更には長期保存安定性に優れた洗浄剤組
成物に関する。
ン等のメイクアップ汚れと皮脂等の汚れとの両者を一回
の洗浄操作で除去できる高い洗浄力及び優れた泡性能を
有し、かつ剤を手に取って顔に塗布して汚れと馴染ませ
る際の使用性、更には長期保存安定性に優れた洗浄剤組
成物に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
洗顔時に口紅、ファンデーション等のメイクアップ汚れ
と皮脂等の汚れを除去するためには、メイク汚れをクレ
ンジング剤で除去した後、もう一度別の洗浄剤を用いて
洗浄するといった２度の洗浄操作を行う必要があり、非
常に面倒であった。
洗顔時に口紅、ファンデーション等のメイクアップ汚れ
と皮脂等の汚れを除去するためには、メイク汚れをクレ
ンジング剤で除去した後、もう一度別の洗浄剤を用いて
洗浄するといった２度の洗浄操作を行う必要があり、非
常に面倒であった。
【０００３】そこで、最近では、口紅、ファンデーショ
ン等のメイクアップ汚れと皮脂等の汚れの両者に対して
高い洗浄力を持つ洗浄剤組成物として、ポリエーテル変
性シリコーンと多価アルコール等の分子内に水酸基を含
有する物質とを組み合わせたもの（特開平５−１７９２
９３号公報記載）や、ポリエチレングリコールジオレイ
ン酸エステル等を配合したもの（特開平６−１０７５２
１号公報記載）などが提案されている。
ン等のメイクアップ汚れと皮脂等の汚れの両者に対して
高い洗浄力を持つ洗浄剤組成物として、ポリエーテル変
性シリコーンと多価アルコール等の分子内に水酸基を含
有する物質とを組み合わせたもの（特開平５−１７９２
９３号公報記載）や、ポリエチレングリコールジオレイ
ン酸エステル等を配合したもの（特開平６−１０７５２
１号公報記載）などが提案されている。
【０００４】しかしながら、これら洗浄剤組成物は、メ
イクアップ汚れと皮脂等の汚れとの両者の汚れを落とす
洗浄力という点では優れているものの、ほとんど泡立た
ないなど、洗浄剤として重要な泡立ち等の泡性能の面で
は満足できるものではない。
イクアップ汚れと皮脂等の汚れとの両者の汚れを落とす
洗浄力という点では優れているものの、ほとんど泡立た
ないなど、洗浄剤として重要な泡立ち等の泡性能の面で
は満足できるものではない。
【０００５】一方、泡立ち等の泡性能が良好で、かつ皮
脂等の汚れに対して高い洗浄性をもつ洗浄剤として、石
鹸系の洗浄剤が以前から広く用いられている。しかし、
この石鹸系の洗浄剤は、泡立ちがよく、また皮脂等の汚
れに対しても高い効果がある反面、口紅、ファンデーシ
ョン等のメイクアップ汚れに対しては、十分な洗浄力が
得られない上、低温保存下で結晶が析出するなどの欠点
もある。更に、この点の改善のため、上記石鹸系洗浄剤
に低級アルコール、多価アルコール等のハイドロトロー
プ剤を配合することが提案されているが、この方法では
系の粘度が極端に低くなり、手に取った時にこぼれるな
ど使用性の点で不具合を生じるという問題があった。
脂等の汚れに対して高い洗浄性をもつ洗浄剤として、石
鹸系の洗浄剤が以前から広く用いられている。しかし、
この石鹸系の洗浄剤は、泡立ちがよく、また皮脂等の汚
れに対しても高い効果がある反面、口紅、ファンデーシ
ョン等のメイクアップ汚れに対しては、十分な洗浄力が
得られない上、低温保存下で結晶が析出するなどの欠点
もある。更に、この点の改善のため、上記石鹸系洗浄剤
に低級アルコール、多価アルコール等のハイドロトロー
プ剤を配合することが提案されているが、この方法では
系の粘度が極端に低くなり、手に取った時にこぼれるな
ど使用性の点で不具合を生じるという問題があった。
【０００６】従って、上記問題点のない優れた品質を有
する洗浄剤組成物の開発が望まれていた。
する洗浄剤組成物の開発が望まれていた。
【０００７】本発明は上記要望に応えるためになされた
もので、口紅、ファンデーション等のメイクアップ汚れ
と皮脂等の汚れとの両者の汚れに対して優れた洗浄性を
有し、かつ泡立ち等の泡性能にも優れている上、長期保
存安定性、特に低温での安定性に優れ、かつ使用性も良
好な洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
もので、口紅、ファンデーション等のメイクアップ汚れ
と皮脂等の汚れとの両者の汚れに対して優れた洗浄性を
有し、かつ泡立ち等の泡性能にも優れている上、長期保
存安定性、特に低温での安定性に優れ、かつ使用性も良
好な洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一般式
（１） Ｒ1ＣＯＯＭ …（１） （但し、式中Ｒ1は炭素数７〜２１のアルキル基又はア
ルケニル基であり、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム又はアルキロールアミンである。）で
示される脂肪酸石鹸と、多価アルコールと、下記一般式
（２）で示されるポリアルキレングリコールとを配合す
ることにより、口紅、ファンデーション等のメイクアッ
プ汚れと皮脂等の汚れとの両者の汚れを一回の洗浄操作
で同時に満足に洗浄し得る優れた洗浄性を有し、洗顔時
の洗浄操作を簡略化でき、かつ泡立ち等の泡性能にも優
れ、洗浄操作を快適に行うことができると共に、長期保
存安定性、特に低温での安定性に優れ、しかも剤を手に
取った時から顔に塗布して汚れと馴染ませる際までに手
からこぼれることもなく適度な粘度を持ち、使用性の点
でも満足できる高品質の洗浄剤組成物が得られることを
知見し、本発明をなすに至った。
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一般式
（１） Ｒ1ＣＯＯＭ …（１） （但し、式中Ｒ1は炭素数７〜２１のアルキル基又はア
ルケニル基であり、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム又はアルキロールアミンである。）で
示される脂肪酸石鹸と、多価アルコールと、下記一般式
（２）で示されるポリアルキレングリコールとを配合す
ることにより、口紅、ファンデーション等のメイクアッ
プ汚れと皮脂等の汚れとの両者の汚れを一回の洗浄操作
で同時に満足に洗浄し得る優れた洗浄性を有し、洗顔時
の洗浄操作を簡略化でき、かつ泡立ち等の泡性能にも優
れ、洗浄操作を快適に行うことができると共に、長期保
存安定性、特に低温での安定性に優れ、しかも剤を手に
取った時から顔に塗布して汚れと馴染ませる際までに手
からこぼれることもなく適度な粘度を持ち、使用性の点
でも満足できる高品質の洗浄剤組成物が得られることを
知見し、本発明をなすに至った。
【０００９】
【化２】 （但し、式中Ｒ2は炭素数８〜２２の脂肪族アルコール
残基、Ｙは炭素数８〜２２の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基であり、ｎは４０〜８０の数である。）
残基、Ｙは炭素数８〜２２の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基であり、ｎは４０〜８０の数である。）
【００１０】従って、本発明は、上記一般式（１）で示
される脂肪酸石鹸と、多価アルコールと、上記一般式
（２）で示されるポリアルキレングリコールとを含有し
てなることを特徴とする洗浄剤組成物を提供する。
される脂肪酸石鹸と、多価アルコールと、上記一般式
（２）で示されるポリアルキレングリコールとを含有し
てなることを特徴とする洗浄剤組成物を提供する。
【００１１】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、本発明の洗浄剤組成物は、脂肪酸石鹸と、多価アル
コールと、ポリアルキレングリコールとを含有してなる
ものである。
と、本発明の洗浄剤組成物は、脂肪酸石鹸と、多価アル
コールと、ポリアルキレングリコールとを含有してなる
ものである。
【００１２】ここで、第一成分の脂肪酸石鹸としては、
下記一般式（１） Ｒ1ＣＯＯＭ …（１） （但し、式中Ｒ1は炭素数７〜２１のアルキル基又はア
ルケニル基であり、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム又はアルキロールアミンイオンであ
る。）で示されるものが使用される。
下記一般式（１） Ｒ1ＣＯＯＭ …（１） （但し、式中Ｒ1は炭素数７〜２１のアルキル基又はア
ルケニル基であり、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム又はアルキロールアミンイオンであ
る。）で示されるものが使用される。
【００１３】上記式（１）の脂肪酸石鹸において、その
脂肪酸部分（Ｒ1ＣＯＯ）としては、例えばカプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、イソス
テアリン酸、パルミトオレイン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂
脂肪酸等の残基が挙げられる。また、その対イオン
（Ｍ）としては、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金
属、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属、
アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン
等のアルキロールアミンなどのイオンが挙げられる。
脂肪酸部分（Ｒ1ＣＯＯ）としては、例えばカプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、イソス
テアリン酸、パルミトオレイン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂
脂肪酸等の残基が挙げられる。また、その対イオン
（Ｍ）としては、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金
属、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属、
アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン
等のアルキロールアミンなどのイオンが挙げられる。
【００１４】このような上記式（１）の脂肪酸石鹸とし
ては、具体的にラウリン酸トリエタノールアミン塩、ミ
リスチン酸トリエタノールアミン塩、パルミチン酸トリ
エタノールアミン塩、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミ
ン塩等が好適に用いられ、これらの１種を単独又は２種
以上を組み合わせて使用することができる。
ては、具体的にラウリン酸トリエタノールアミン塩、ミ
リスチン酸トリエタノールアミン塩、パルミチン酸トリ
エタノールアミン塩、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミ
ン塩等が好適に用いられ、これらの１種を単独又は２種
以上を組み合わせて使用することができる。
【００１５】また、これら脂肪酸石鹸の配合量は、組成
物全体の３〜３０％（重量％、以下同様）、特に５〜２
５％とすることが望ましく、３％に満たないと十分な泡
立ち及び汚れ落ち効果が得られない場合があり、３０％
を超えると低温で結晶を析出するなど不具合を生じ、本
来の目的を達成し得ない場合がある。
物全体の３〜３０％（重量％、以下同様）、特に５〜２
５％とすることが望ましく、３％に満たないと十分な泡
立ち及び汚れ落ち効果が得られない場合があり、３０％
を超えると低温で結晶を析出するなど不具合を生じ、本
来の目的を達成し得ない場合がある。
【００１６】次に、第二成分の多価アルコールとして
は、例えばプロピレングリコール、１，３−ブチレング
リコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコ
ール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、エリス
リトール、ペンタエリスリトール、ソルビタン、グルコ
ース、ソルビトール等が挙げられ、中でも１，３−ブチ
レングリコール、ヘキシレングリコール、ソルビトール
等が望ましい。なお、これら多価アルコールは、１種類
を単独で又は２種類以上を組み合わせて使用できる。
は、例えばプロピレングリコール、１，３−ブチレング
リコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコ
ール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、エリス
リトール、ペンタエリスリトール、ソルビタン、グルコ
ース、ソルビトール等が挙げられ、中でも１，３−ブチ
レングリコール、ヘキシレングリコール、ソルビトール
等が望ましい。なお、これら多価アルコールは、１種類
を単独で又は２種類以上を組み合わせて使用できる。
【００１７】多価アルコールの配合量は、組成物全体の
１〜３０％、特に５〜２５％が望ましく、１％より少な
いと十分なメイク落とし効果及び低温安定化効果が得ら
れない場合があり、３０％を超えると系の粘度が低くな
り過ぎて本来の目的を達成し得ない場合がある。
１〜３０％、特に５〜２５％が望ましく、１％より少な
いと十分なメイク落とし効果及び低温安定化効果が得ら
れない場合があり、３０％を超えると系の粘度が低くな
り過ぎて本来の目的を達成し得ない場合がある。
【００１８】第三成分のポリアルキレングリコールとし
ては、下記一般式（２）で示されるものが使用される。
ては、下記一般式（２）で示されるものが使用される。
【００１９】
【化３】 （但し、式中Ｒ2は炭素数８〜２２の脂肪族アルコール
残基、Ｙは炭素数８〜２２の直鎖又は分枝鎖状のアルキ
ル基であり、ｎは４０〜８０の数である。）
残基、Ｙは炭素数８〜２２の直鎖又は分枝鎖状のアルキ
ル基であり、ｎは４０〜８０の数である。）
【００２０】上記式（２）において、Ｒ2としては、例
えば牛脂アルコール残基、ヘキシルアルコール残基、ベ
ヘニルアルコール残基等が挙げられる。また、Ｙとして
は、炭素数が１０〜１８のアルキル基が好適である。ｎ
は４０〜８０、好ましくは５０〜６０の数である。
えば牛脂アルコール残基、ヘキシルアルコール残基、ベ
ヘニルアルコール残基等が挙げられる。また、Ｙとして
は、炭素数が１０〜１８のアルキル基が好適である。ｎ
は４０〜８０、好ましくは５０〜６０の数である。
【００２１】このような上記式（２）のポリアルキレン
グリコールとして具体的には、ポリオキシエチレン牛脂
アルキルヒドロキシミリスチレンエーテル（６０Ｅ．
Ｏ）等を有効に用いることができる。
グリコールとして具体的には、ポリオキシエチレン牛脂
アルキルヒドロキシミリスチレンエーテル（６０Ｅ．
Ｏ）等を有効に用いることができる。
【００２２】上記式（２）のポリアルキレングリコール
は、１種を単独で使用しても２種以上を組み合わせて使
用してもよいが、その配合量は、組成物全体の０．２〜
１５％、特に０．５〜１０％が好適であり、０．２％に
満たないと十分な粘度及びメイク落とし効果が得られな
い場合があり、１５％を超えると低温保存下で系の分離
が起こるなどの不具合が生じる場合がある。
は、１種を単独で使用しても２種以上を組み合わせて使
用してもよいが、その配合量は、組成物全体の０．２〜
１５％、特に０．５〜１０％が好適であり、０．２％に
満たないと十分な粘度及びメイク落とし効果が得られな
い場合があり、１５％を超えると低温保存下で系の分離
が起こるなどの不具合が生じる場合がある。
【００２３】本発明の洗浄剤組成物には、上記必須成分
以外にその他の任意成分を本発明の効果を妨げない範囲
で適宜配合することができる。任意成分としては、例え
ばアルキル硫酸エステル塩、Ｎ−アシル−Ｎ−アルキル
−β−アラニン塩、Ｎ−アシルサルコシン塩等のアニオ
ン界面活性剤、脂肪酸アルカノールアマイド、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、アルキルアミンオキシド
等の非イオン界面活性剤、アルキルアミドプロピルベタ
イン等の両性界面活性剤、高級アルコール、シリコーン
油、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコールの脂
肪酸エステル類等の油性成分、ヒドロキシエチルセルロ
ース（ダイセル化学工業社製）、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース（信越化学工業社製）、ヒドロキシセル
ロース等の水溶性高分子化合物、ポリマーＪＲ（ユニオ
ンカーバイドコーポレーション社製）、ポリコートＮＨ
（ヘンケル社製）、マーコート５５０（メルク社製）、
ガフカット７５５（ＧＡＦ社製）等のカチオン性高分子
化合物、アクリル樹脂分散液、ビタミン、抗炎症剤等の
薬剤、殺菌剤、防腐剤、ｐＨ調整剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、香料、
外観変化剤、ナイロン、ポリエチレン等のポリマー微粉
末等が挙げられる。なお、これら任意成分の添加量は、
本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができ
る。
以外にその他の任意成分を本発明の効果を妨げない範囲
で適宜配合することができる。任意成分としては、例え
ばアルキル硫酸エステル塩、Ｎ−アシル−Ｎ−アルキル
−β−アラニン塩、Ｎ−アシルサルコシン塩等のアニオ
ン界面活性剤、脂肪酸アルカノールアマイド、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、アルキルアミンオキシド
等の非イオン界面活性剤、アルキルアミドプロピルベタ
イン等の両性界面活性剤、高級アルコール、シリコーン
油、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリコールの脂
肪酸エステル類等の油性成分、ヒドロキシエチルセルロ
ース（ダイセル化学工業社製）、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース（信越化学工業社製）、ヒドロキシセル
ロース等の水溶性高分子化合物、ポリマーＪＲ（ユニオ
ンカーバイドコーポレーション社製）、ポリコートＮＨ
（ヘンケル社製）、マーコート５５０（メルク社製）、
ガフカット７５５（ＧＡＦ社製）等のカチオン性高分子
化合物、アクリル樹脂分散液、ビタミン、抗炎症剤等の
薬剤、殺菌剤、防腐剤、ｐＨ調整剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、香料、
外観変化剤、ナイロン、ポリエチレン等のポリマー微粉
末等が挙げられる。なお、これら任意成分の添加量は、
本発明の効果を妨げない範囲で通常量とすることができ
る。
【００２４】本発明の洗浄剤組成物は、その剤型につい
て特に制限はないが、例えばシャンプー、ポディーシャ
ンプー、洗顔料等として好適に適用され、中でも本発明
の優れたメイク落とし効果を最大限に利用する上からメ
イク落とし洗顔料としての利用が最も好ましい。
て特に制限はないが、例えばシャンプー、ポディーシャ
ンプー、洗顔料等として好適に適用され、中でも本発明
の優れたメイク落とし効果を最大限に利用する上からメ
イク落とし洗顔料としての利用が最も好ましい。
【００２５】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、口紅、ファン
デーション等のメイクアップ汚れと皮脂等の汚れの両者
を一回の洗浄操作で同時に除去できるため、従来のよう
にメイク汚れをクレンジング剤で除去した後、もう一度
別の洗浄剤を用いて洗浄するといった２度の洗浄操作を
簡略化できる上、良好な泡立ち等の泡性能を兼ね備えて
いるため快適に洗浄操作を行うことができる。更に、本
発明組成物は、石鹸系の洗浄剤の欠点であった長期保存
安定性、特に低温での安定性が改善され、かつ使用性も
良好であり、品質的にも十分満足のいくものである。
デーション等のメイクアップ汚れと皮脂等の汚れの両者
を一回の洗浄操作で同時に除去できるため、従来のよう
にメイク汚れをクレンジング剤で除去した後、もう一度
別の洗浄剤を用いて洗浄するといった２度の洗浄操作を
簡略化できる上、良好な泡立ち等の泡性能を兼ね備えて
いるため快適に洗浄操作を行うことができる。更に、本
発明組成物は、石鹸系の洗浄剤の欠点であった長期保存
安定性、特に低温での安定性が改善され、かつ使用性も
良好であり、品質的にも十分満足のいくものである。
【００２６】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の％はいずれも重量％であ
る。
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の％はいずれも重量％であ
る。
【００２７】また、各例に先立ち、各例で採用した試料
の調製方法及び評価方法を説明する。 試料の調製：各例に示す成分を８０℃にて溶解、攪拌、
混合した後、室温まで冷却して試料とした。 評価方法： メイク落とし効果：女性１０名（専門パネラー）が本発
明品、比較品を使用後、下記基準でメイク落とし効果を
官能的に比較し、５点満点で採点を行った。また、その
評価点の合計により下記基準で評価を行った。 ５点：非常に良く落ちる ○：評価点合計が４０点以上 ４点：良く落ちる △：評価点合計が２５〜３９点 ３点：落ちる ×：評価点合計が２４点以下 ２点：やや落ちにくい １点：水洗いと同等 泡立ち：女性１０名（専門パネラー）が各試料を使用
し、洗顔時の泡立ち時の泡立ちの良否を判断して下記基
準で評価を行った。 ○：満足であると判断した人が７人以上 △：満足であると判断した人が４〜６人 ×：満足であると判断した人が３人以下 使用感：女性１０名（専門パネラー）が各試料を使用
後、さっぱり感、ぬるつき、残存感等の使用感の良否を
判断して下記基準で評価を行った。 ○：良いと判断した人が７人以上 △：良いと判断した人が４〜６人 ×：良いと判断した人が３人以下 取り扱い性：女性１０名（専門パネラー）が各試料を使
用し、手への取り易さ、取り扱い易さ等を判断して下記
基準で評価を行った。 ○：良いと判断した人が７人以上 △：良いと判断した人が４〜６人 ×：良いと判断した人が３人以下 低温安定性：透明容器に収納した試料を−５℃の恒温室
内に１カ月間保存し、試料の外観を肉眼で観察して下記
基準で低温安定性を評価した。 ○：均一透明 ×：沈澱析出
の調製方法及び評価方法を説明する。 試料の調製：各例に示す成分を８０℃にて溶解、攪拌、
混合した後、室温まで冷却して試料とした。 評価方法： メイク落とし効果：女性１０名（専門パネラー）が本発
明品、比較品を使用後、下記基準でメイク落とし効果を
官能的に比較し、５点満点で採点を行った。また、その
評価点の合計により下記基準で評価を行った。 ５点：非常に良く落ちる ○：評価点合計が４０点以上 ４点：良く落ちる △：評価点合計が２５〜３９点 ３点：落ちる ×：評価点合計が２４点以下 ２点：やや落ちにくい １点：水洗いと同等 泡立ち：女性１０名（専門パネラー）が各試料を使用
し、洗顔時の泡立ち時の泡立ちの良否を判断して下記基
準で評価を行った。 ○：満足であると判断した人が７人以上 △：満足であると判断した人が４〜６人 ×：満足であると判断した人が３人以下 使用感：女性１０名（専門パネラー）が各試料を使用
後、さっぱり感、ぬるつき、残存感等の使用感の良否を
判断して下記基準で評価を行った。 ○：良いと判断した人が７人以上 △：良いと判断した人が４〜６人 ×：良いと判断した人が３人以下 取り扱い性：女性１０名（専門パネラー）が各試料を使
用し、手への取り易さ、取り扱い易さ等を判断して下記
基準で評価を行った。 ○：良いと判断した人が７人以上 △：良いと判断した人が４〜６人 ×：良いと判断した人が３人以下 低温安定性：透明容器に収納した試料を−５℃の恒温室
内に１カ月間保存し、試料の外観を肉眼で観察して下記
基準で低温安定性を評価した。 ○：均一透明 ×：沈澱析出
【００２８】〔実施例、比較例〕表１〜３に示す組成を
有する洗浄剤組成物を上記方法で調製し、上記方法に従
ってその性能評価を行った。結果を表１〜３に示す。
有する洗浄剤組成物を上記方法で調製し、上記方法に従
ってその性能評価を行った。結果を表１〜３に示す。
【００２９】表１〜３の結果より、本発明の洗浄剤組成
物は、洗浄力、泡立ち、使用感、取り扱い性、低温安定
性に優れていることが確認された。
物は、洗浄力、泡立ち、使用感、取り扱い性、低温安定
性に優れていることが確認された。
【００３０】
【表１】
【００３１】
【表２】
【００３２】
【表３】
【００３３】〔実施例３０〕 ラウリン酸トリエタノールアミン ５％ ミリスチン酸トリエタノールアミン １５ ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド ３ セトステアリルアルコール １ ポリオキシエチレン牛脂アルキルヒドロキシミリスチレン ５ エーテル（６０Ｅ．Ｏ） ヘキシレングリコール １５ ソルビット １０ 香料 ０．５ 酸化防止剤 ０．１精製水 残 部 計 １００．０％ メイク落とし効果 …○ 泡立ち …○ 使用感 …○ 取り扱い性 …○ 低温安定性 …○
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樹下 基孝 東京都墨田区本所１丁目３番７号 ライオ ン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 （１）下記一般式（１） Ｒ1ＣＯＯＭ …（１） （但し、式中Ｒ1は炭素数７〜２１のアルキル基又はア
ルケニル基であり、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム又はアルキロールアミンである。）で
示される脂肪酸石鹸 （２）多価アルコール （３）下記一般式（２）で示されるポリアルキレングリ
コール 【化１】 （但し、式中Ｒ2は炭素数８〜２２の脂肪族アルコール
残基、Ｙは炭素数８〜２２の直鎖又は分枝鎖状アルキル
基であり、ｎは４０〜８０の数である。）を含有してな
ることを特徴とする洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33074994A JPH08157865A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33074994A JPH08157865A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08157865A true JPH08157865A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18236128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33074994A Pending JPH08157865A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08157865A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0916334A1 (en) * | 1997-11-07 | 1999-05-19 | Unilever Plc | Detergent composition |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP33074994A patent/JPH08157865A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0916334A1 (en) * | 1997-11-07 | 1999-05-19 | Unilever Plc | Detergent composition |
| US6114290A (en) * | 1997-11-07 | 2000-09-05 | Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. | Detergent composition |
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