JPH0815567A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH0815567A
JPH0815567A JP14817894A JP14817894A JPH0815567A JP H0815567 A JPH0815567 A JP H0815567A JP 14817894 A JP14817894 A JP 14817894A JP 14817894 A JP14817894 A JP 14817894A JP H0815567 A JPH0815567 A JP H0815567A
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optical fiber
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邦治 加藤
Shinichi Iwano
真一 岩野
Kazunori Kanayama
和則 金山
Akira Nagase
亮 長瀬
Masaru Kobayashi
勝 小林
Yasubumi Yamada
泰文 山田
Kaoru Yoshino
薫 吉野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ファイバ間あるいは光ファイバと光導波回路
間を光接続するにあたって低損失かつ低反射の多心光コ
ネクタを提供する。 【構成】光導波路間を相互に接続し且つ着脱可能な光コ
ネクタにおいて、光導波路としての第1及び第2の光フ
ァイバ4a、4b3、第1及び第2の光ファイバ4a、
4bを整列させるための整列用穴を有する整列部材1と
を具備し、対向配置された第1の光ファイバ4aと第2
の光ファイバ4bに対してその軸方向に所定の押圧力を
印加して整列部材1の整列用穴2に挿入し、そのほぼ中
央部で第1、第2の光ファイバ4a、4bの端面を密着
させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ間及び光フ
ァイバと光導波回路間を光接続する光コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多心光コネクタの一例を図15
(a)に示す。101a,101bは対向して接続され
る精密フェルール、102a,102bはテープファイ
バ、103はガイドピン、104はクランプ治具、10
5a,105bはフェルール端面に露出した光ファイ
バ、106はフェルール端面に形成されたガイド穴、1
07はフェルール端面に形成された光ファイバ挿入穴で
ある。本コネクタ構造では精密フェルール101a,1
01bの中に多数の光ファイバをアレイ状に配列したテ
ープファイバ102a,102bを収容固定し、ガイド
ピン103とガイド穴によって精密フェルール101
a,101b間の位置合わせがされ、クランプ治具10
3によって精密フェルール101a,101bの接続状
態を保持する形態を採っている。
【0003】図15(a)に示した従来の多心光コネク
タにおいて、光接続損失の増加要因は、図15(b)に
示すように、挿入される光ファイバの外径φf と光ファ
イバ挿入穴107の穴径φh との誤差Δφf 、挿入され
るガイドピン103の外径φp とガイド穴106の穴径
φphとの誤差Δφp 、ガイド穴106中心とi番目の光
ファイバ挿入穴107中心間の距離Xfiの、規定値Xsi
に対する相対位置誤差ΔXi =Xsi−Xfiである。第一
の要因に関しては、挿入する光ファイバの外径に対し
て、該光ファイバが挿入可能でかつΔφf が最小となる
光ファイバ挿入穴107を有する精密フェルールを選択
すれば誤差Δφf は、極力低減できる。第二の要因に関
しては、第一の要因と同様に、挿入されるガイド穴10
6に対して、Δφphが最小となる外径を有するガイドピ
ンを用意すれば誤差は、極力低減できる。これらに対し
て、プラスチック成形で製造される本精密フェルールに
おいて、第三の要因の位置誤差は、心数が増加し、ガイ
ド穴中心からの距離が増加するほど、絶対誤差が増大
し、低損失の接続がむずかしくなる欠点があった。さら
に、従来の多心光コネクタにおいては、接続部の反射を
防ぐために、屈折率整合剤の別部材が必要となる欠点が
あった。
【0004】図16には、1992年電子情報通信学会
春季大会C−243(栗間、秋田、村瀬、“V溝を用い
た光導波回路−ファイバ接続法”)に記載された、ファ
イバアレイと導波路との接続の一例を示した。121は
ファイバアレイ、122は光ファイバ、123はガイド
ピン、124a,124bはそれぞれファイバアレイ
側、導波路側のクランパ、125はアレイ端面に露出し
た光ファイバ、126a,126bはそれぞれファイバ
アレイと導波路上に形成されたガイドピン用V溝、12
7はファイバアレイ上に形成された光ファイバ搭載V
溝、128は導波路、129は導波路の端面に露出した
コア部、130は基板、131は基板130上に形成さ
れたガイドピン用V溝である。本光接続構造において
は、導波路側のガイド溝126b及びコア129の位置
関係は、接続すべきファイバアレイ121のガイドピン
用V溝126aと光ファイバ搭載溝127との規定位置
と互いに一致するよう形成されている。したがってガイ
ドピン123をガイドにして、ファイバアレイ121を
導波路128に機械的に接続すると、コア129とファ
イバアレイ121に固定された光ファイバ122が光接
続されることになる。
【0005】
【発明を解決しようとする課題】上記した従来の構成に
おいては、コア間隔はLSIなどの工程と同一のホトリ
ソグラフィにより決まるため、サブミクロン以下の高精
度に設定可能である。しかし、ファイバアレイ121側
においては、機械加工で製造される本ファイバアレイの
光ファイバ搭載V溝、上記の光ファイバ同士の接続で説
明したと同様、心数が増加し、ガイドピン用V溝からの
距離が増加するほど、絶対誤差が増大し、低損失の接続
がむずかしくなる欠点があった。さらに、本光接続にお
いては、接続部の反射を防ぐために、屈折率整合剤の別
部材が必要となる欠点があった。
【0006】本発明の光コネクタはこのような課題に着
目してなされたものであり、その目的とするところは、
光ファイバ間あるいは光ファイバと光導波回路間を光接
続するにあたって低損失かつ低反射の多心光コネクタを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、第1の発明に係る光コネクタは、光導波
路間を相互に接続し且つ着脱可能な光コネクタにおい
て、光導波路としての第1及び第2の光ファイバと、該
第1及び第2の光ファイバを整列させるための整列用穴
を有する整列部材とを具備し、対向配置された前記第1
の光ファイバと第2の光ファイバに対してその軸方向に
所定の押圧力を印加して前記整列部材の整列用穴に挿入
し、そのほぼ中央部で前記第1、第2の光ファイバの端
面を密着させる。
【0008】また、第2の発明に係る光コネクタは、第
1及び第2の光導波路間を相互に接続し且つ着脱可能な
光コネクタにおいて、第1の光導波路が光ファイバでか
つ第2の光導波路が平面基板に形成された光導波回路で
あり、前記光ファイバと前記光導波回路と前記光ファイ
バを整列するための整列用穴を有する整列部材を有し、
該整列用穴は少なくとも3個以上であり、左右両端以外
は前記光導波路回路の基板上の前記光ファイバを接続す
べき前記光導波回路端部に隣接して形成された均等な溝
の形成された部材と、少なくとも前記光ファイバが固定
される前記溝の左右側に位置する溝に固定される前記光
ファイバの外径よりもわずかに大きな外径を有する円筒
部材と、該円筒部材の上端を線接触部として該溝上を橋
渡しするように該円筒部材の上端部に固定された板状の
蓋とからなり、該光ファイバが前記溝と前記蓋で囲まれ
た空隙に前記導波回路側とは反対位置より挿入し、接続
状態では前記導波回路の端面部に前記光ファイバの端面
が密着するように前記光ファイバの軸方向より押圧力を
印加保持する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。まず、本実施例の概略を説明する。本実施
例は、光ファイバの外形を基準として、該光ファイバよ
りもわずかに外径の大きな部品が高さ基準として組み込
まれた精密スリーブを介して接続すべき光ファイバ同士
あるいは光ファイバと光導波回路を個別の整列溝により
接続することを最も主要な特徴とする。又、接続に際し
て、光ファイバを座屈させ、接続される光ファイバ同
士、あるいは光ファイバと光導波回路を密着させる点が
特徴である。また、光ファイバを精密フェルールあるい
はファイバアレイ部材として保持固定して、一体化部品
としていない点が従来技術と異なる。
【0010】図1は本発明の第一実施例を説明する光フ
ァイバ間接続図であって、テープファイバが整列用穴に
挿入される前の状態を示している。1は整列部材、2は
整列用穴、2tは整列穴テーパ部、4a,4bはテープ
ファイバである。この図では8心のテープファイバを例
として示している。
【0011】図2は対向するテープファイバ4a,4b
がそれぞれの整列用穴2内で接続された状態を示してい
る。4a′,4b′は、各テープファイバの座屈部であ
る。各テープファイバ4a,4bは、図1に示すように
対向する位置より、整列用穴に向かって挿入される。こ
の際、各テープファイバは所定の整列用穴に容易に挿入
可能なように、水平及び垂直方向に対しては整列用穴の
位置とテープファイバを保持する部材との相対位置を概
ね合わせておく。図1に示して有るように、整列用穴2
の挿入部にテーパ2tが形成してあると、ファイバ挿入
が容易になるし、ファイバ先端を破損する危険がなくな
る利点がある。テープファイバ4a,4bを挿入後、各
ファイバの先端同士は該穴の長手方向のほぼ中央部で接
触し、さらに所定の押圧力を加え各テープファイバに座
屈部4a′,4b′を形成し、該ファイバ先端を確実に
密着させる。これによって各ファイバ同士は光学接続が
達成される。この際、ファイバ先端部には予め凸球面加
工を実施しておくことで、ファイバ同士は容易にフィジ
カルコンタクトが達成されるため、低接続損失及び高反
射減衰量が得られる。
【0012】図3は本発明の第2の実施例を示してい
る。4′は光ファイバ、4cはコア、4dはクラッド、
4eは光ファイバ端面である。図3(a)は、端面4e
全体が凸球面形状の場合をしめしており、図3(b)は
コア4c部分のみが凸形状をしている場合を示してい
る。この凸球面加工は、化学的選択エッチングやアーク
放電、ガラスや樹脂のディッピングや塗布等の手段によ
り形成できる。ここで、凸球面とは、必ずしも球状にな
っている必要はなく、光ファイバのコアがクラッドより
突出している形状であれば十分である。
【0013】図4は整列用部材1に形成された整列用穴
の実施例を説明する図である。図4(a)は図1乃至図
3に示したものをファイバ挿入方向より見た状態を示し
ており、4′は光ファイバで、整列用穴2にわずかなク
リアランスで挿入されている状態を示している。図4
(b)は第3の実施例であり、2はおむすび形状の整列
用穴、2aは光ファイバの接触位置、2bは間隙、2
t′は整列穴テーパ部である。接触位置2aは、図4
(b)で示すように光ファイバの外周部の3箇所に位置
し、厳密にはわずかのクリアランスを有して、光ファイ
バの整列を行う。本形状の利点は、3点支持形状による
光ファイバの安定な整列機能と、間隙による空気穴とし
ての機能である。間隙2bの存在は、光ファイバを対向
する位置より整列用穴2に挿入する際に、内部に閉じこ
められた空気を無理なく排出し、ファイバ同士の接続に
支障が生じないようにするためである。整列穴テーパ部
2t′は、上述と同じく挿入を容易にする。この整列用
穴の形状は、本実施例では、おむすび形としたが、光フ
ァイバの整列と空気抜け間隙が確保できれば、本形状に
限定されるものではない。
【0014】整列部材1において、整列用穴2の位置
は、ある基準面、例えば整列部材1の底面もしくは上面
に対しては数十ミクロン程度の精度でかまわない。それ
は、対向するファイバ同士が整列用穴の中で接続される
ためであり、したがって整列用穴2の相互間の位置精度
も、テープファイバが無理なく挿入できればよく、サブ
ミクロンの精度は必要ない。本実施例の整列用穴を有す
る整列部材の材質は、セラミックスやガラス、プラスチ
ック等精密加工が可能であれば、なんら材料的に限定さ
れない。
【0015】図5は本発明の第4の実施例を示す。第1
の実施例に対して、整列部材1に形成された整列用穴2
を2次元に配列したもので、テープファイバも2次元配
置し、一度に多数の光ファイバを接続することが可能で
ある。本実施例では、整列用穴2は水平方向に2列であ
るが、必要に応じて多数列構成が可能である。
【0016】図6は本発明の第5の実施例を説明する光
ファイバ間接続図であって、テープファイバが整列溝に
挿入される前の状態を示している。11は基板、2′は
整列用V溝、3は蓋、4a,4bはテープファイバであ
る。この図では8心のテープファイバを例として示して
いる。図7は対向するテープファイバ4a,4bがそれ
ぞれの整列用V溝2′上で接続された状態を示してい
る。4a′,4b′は、各テープファイバの座屈部であ
る。
【0017】図6、7で使用される整列用V溝2′と蓋
3の実施例を図8(a)、(b)に示す。5a,5bは
精密円筒部材、6a,6bは蓋3と基板11とを固定す
る固定剤である。
【0018】図6、7に示したファイバ整列用の部材
は、図8(a)で示したように、整列用V溝2′の形成
された基板11の、テープファイバの挿入される両側に
位置するV溝に、該テープファイバの外径よりわずかに
大きな外径を有する精密円筒部材5a,5bを設定し、
固定剤6a,6bにより蓋3と基板11とを固定させて
構成される。図8(b)はファイバ整列用部材の第二の
実施例であり、図8(a)の蓋3の代わりに、V溝の形
成された基板11と同一部材を用いた例である。これら
整列用V溝部材を用いて、図6、7に示した光コネクタ
が構成される。
【0019】各テープファイバ4a,4bは、図6に示
すように対向する位置より、整列用V溝に向かって挿入
される。この際、各テープファイバは所定の整列用V溝
に容易に挿入可能なように、水平方向に対しては整列用
V溝基板の位置とテープファイバを保持する部材との相
対位置を概ね合わせておく。垂直方向に対しては、テー
プファイバの挿入方向を水平方向若しくは若干上方向よ
り斜めにし、図6の蓋3よりも突き出たV溝上に進入す
るように設定しておくとより挿入がより容易となる。テ
ープファイバ4a,4bを挿入後、各ファイバの先端同
志は該V溝の長手方向のほぼ中央部で接触し、さらに所
定の押圧力を加え各テープファイバに座屈部4a′,4
b′を形成し、該ファイバ先端を密着させる。これによ
って各ファイバ同志は光学接続が達成される。この際、
上述したように、ファイバ先端部には予め凸球面加工を
実施しておくことで、ファイバ同志は容易にフィジカル
コンタクトが達成されるため、低接続損失及び高反射減
衰量が得られる。
【0020】図8(a)で示した整列用V溝部材におい
て、基板11上の複数個の整列用V溝2′の深さは相対
精度としてサブミクロンの精度を要求されるが、ある基
準面、例えば基板11の底面もしくは上面に対しては数
十ミクロン程度の精度でかまわない。さらに、挿入する
ファイバの外径よりもわずかに大きな精密円筒部材5
a,5bを配置・固定しておくことで、ファイバを挿抜
するためのクリアランスを設定することが可能である。
V溝間の水平方向の位置精度も、テープファイバが無理
なく挿入できればよく、サブミクロンの精度は必要な
い。精密円筒部材5a、5bは、現在の加工技術で容易
に大量に製造できることから、安価に入手可能である。
一例としては、光ファイバ自体を精密円筒部材として使
用することも可能である。図8(a)、(b)では固定
剤6a,6bにより蓋3と基板11を固定しているが、
固定剤を用いずにクランプ治具にて各精密円筒部材のあ
る両側部分を機械的に挟み込んで蓋3と基板11、円筒
部材5a、5bを一体部品としても良い。
【0021】精密円筒部材5a、5bが接触/固定する
蓋3部分の長手方向の中央部分の一部に穴をあけ、この
穴より固定剤6を注入し、蓋3と基板11、精密円筒部
材5a、5bとの固定を行っても良い。本構成では、整
列溝形状をV溝としている。これは、ファイバ挿入時に
整列用溝内にある空気をV溝の隙間より抜く事ができ、
ファイバ挿入を容易にする利点がある。さらに、挿入フ
ァイバのクリアランスを確保する機能は、両側のV溝に
3点支持で固定された精密円筒部材5が果たしているた
め、V字の形状は、厳密には、正確なV字形状でなくと
も、ファイバの整列および、空気ぬきは可能である。
【0022】基板11や蓋3の材料としては、セラミッ
クスやガラス、プラスチック等精密加工が可能であれ
ば、なんら材料的に限定されないのは自明である。固定
剤6としても、基板11や蓋3、精密円筒部材5a、5
bの材質・表面処理に応じて半田、接着剤、低融点ガラ
ス等各種の固定剤が適用可能である。
【0023】またV溝部材として図8(b)で示したよ
うに、V溝の形成された同一基板11、11を対向させ
て使用することも可能である。この場合、V溝の深さ方
向は図3(a)と同様の精度であるが、上下のV溝によ
りファイバを整列させるために水平方向にもミクロンオ
ーダーの精度が要求される。
【0024】図9は本発明の第6の実施例を示す。7は
整列用V溝テーパ部、8は蓋テーパ部であり、光ファイ
バの挿入部の開口部を広くし、挿入がより容易となる構
造を提供するものである。テーパの形状は、ファイバ挿
入時にファイバ先端に無理な力がかからないよう適切に
設計/製作すれば良い。また、基板11と蓋3のファイ
バ挿入方向の端面位置は、図9では同一平面上になく基
板側が突き出た形状であるが、図10に示すように、テ
ーパを設けた場合は、該二つの端面が同一平面上にあっ
てもファイバ挿入は容易に可能である。即ち、図6、7
で述べたような、テープファイバの挿入方向を水平方向
より若干上方向より斜めにして進入しなくとも容易にフ
ァイバを整列用V溝に挿入できる。このテーパは基板が
ガラスの場合、化学的エッチングで容易に形成できる。
【0025】図11は本発明の第7の実施例を示す図で
ある。図11(a)は、1組の基板11と蓋3、精密円
筒部材5a,5bと固定剤6a,6bで構成される整列
用V溝部材を積層状に2層だけ積み上げ、互いに固定し
た例を示している。図11(b)は、第1の基板11a
に第2の基板11bを積層しさらに蓋3を固定した構造
を示している。図12には、図11(b)の整列用V溝
部材を使用した場合の本実施例の光コネクタの構成例を
示した。テープファイバも対向する位置でそれぞれ積層
状に配置され、テープファイバが整列用V溝に挿入後
は、図7で示した状態で各ファイバは光接続される。図
11では2層に積層された場合を示しているが、原理的
には何層にでも拡張は可能であり、V溝の数も必要に応
じて設定して置けば良いのは明白である。図13は本発
明の第8の実施例で、光ファイバと光導波回路間の光接
続を実現するための構造を提供するものである。11は
基板であり、片端部にはファイバ整列用V溝2′が形成
されている。7は光導波回路、8は光導波回路7とテー
プファイバと光接続を行うコアが露出した光導波回路端
面である。整列用V溝2′と蓋3とは、図8(a)など
で示した構成であり、テープファイバ4の挿入方法は、
第一の実施例で説明したのと同様の方法で行い、座屈部
4′が形成されて光接続が完了する。挿入を容易にする
ため、テーパを設けることも可能である。テープファイ
バ先端を凸球面加工しておくことによって、光導波回路
端面8とテープファイバ4とを容易に低反射・低損失で
光接続できる。
【0026】図14(a)、(b)は本発明の第9の実
施例で、図14(a)は光ファイバ挿入方向より見た場
合のファイバ挿入・接続時の構造図であり、図14
(b)は光ファイバ光軸中心で切った場合の断面構図で
あり、9は座ぐり部である。光導波回路端面8と整列用
V溝2′とのコーナー部の加工だけによる接続不良を防
ぐため、座ぐり部9を採っておくことも、高品質の接続
には有用である。
【0027】本実施例での整列用V溝2′は、光導波回
路7の製造工程で形成可能でありホトリソグラフィによ
り製作可能であるため、V溝と光導波回路端面8の各コ
アとの水平方向の位置は、サブミクロン以下の精度で合
う。このV溝形成は、基板11がSi基板の場合、異方
性エッチングにより容易に形成可能であり、高さ方向も
整列用V溝2′のマスク幅により制御可能である。また
ドライエッチングでも形成可能である。
【0028】これまでに述べてきた実施例での整列用V
溝の形成は、化学的加工の他、機械的加工、成形等基板
の材質や構造に合わせて、種々の方法が適用できる。本
整列用V溝基板は一括工程により、多数のV溝部品が製
作可能であり、精密円筒部材も光ファイバ自体を活用で
きることから、安価に作製できる利点がある。蓋と一体
になった整列用V溝部材としても、長い部材を用いて蓋
と精密円筒部材を一括固定したのち、個別に切り出す等
の工夫で安価に作製可能である。
【0029】図1乃至図7に示す実施例の光コネクタに
おいては、裸のファイバを挿抜するが、光ファイバ自体
の機械的強度を向上するために、ファイバ表面にカーボ
ンや他の補強材を薄膜状にコートしてももちろん構わな
い。ファイバ自体のガラス表面にTi等をドープし、ガ
ラス表面に圧縮応力を生じさせた表面強化ガラスファイ
バとしても強度向上が可能である。ファイバの機械的強
度向上法は、これに限定される事なく外径精度さえ確保
できていれば、ここで言及した以外の方法が採用できる
ことは明白である。
【0030】上記した実施例によれば、多心の光ファイ
バをその外径精度自体と精密円筒部材を使ったV溝を使
う事によって整列させて多心光ファイバの水平方向の位
置精度を大幅に緩和しているので、構成部品を安価に提
供できる利点と、ファイバ先端の凸球面形状とファイバ
の座屈により低損失・低反射な光接続を容易に提供でき
る利点がある。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、光ファイバ間あるいは
光ファイバと光導波回路間を光接続するにあたって低損
失かつ低反射の多心光コネクタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例で整列用穴によるテープ
ファイバの挿入前の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例でテープファイバ同士の
光接続時の斜視図である。
【図3】(a)は光ファイバ先端全体が凸球面加工され
た構造の第2の実施例であり、(b)は光ファイバ先端
のコア部分が凸球面加工された構造の第2の実施例であ
る。
【図4】(a)は本発明の第1の実施例の整列用穴の正
面図であり、(b)は本発明の第3の実施例で、整列用
穴を3点支持形状にした場合の正面図である。
【図5】本発明の第4の実施例で、整列用穴を2次元に
配置した場合の斜視図である。
【図6】本発明の第5の実施例でテープファイバ同士の
ファイバ挿入前の斜視図である。
【図7】本発明の第5の実施例でテープファイバ同士の
光接続時の斜視図である。
【図8】(a)は本発明の第5の実施例で示した整列用
V溝の第1の実施例の断面図であり、(b)は本発明の
第5の実施例で示した整列用V溝の第2の実施例の断面
図である。
【図9】本発明の第6の実施例で、整列用V溝と蓋のフ
ァイバ挿入部にテーパ状の面取りを追加した場合の斜視
図である。
【図10】本発明の第6の実施例で、整列用V溝と蓋の
ファイバ挿入部にテープ状の面取りを追加した場合の斜
視図である。
【図11】(a)は本発明の第7の実施例で、整列用V
溝を積層状に積み上げた場合の第1のファイバ整列部の
断面図であり、(b)は本発明の第7の実施例で、整列
用V溝を積層状に積み上げた場合の第2のファイバ整列
の断面図である。
【図12】本発明の第7の実施例で、整列用V溝を積層
状に積み上げた場合の第2の整列用V溝を採用した多心
光コネクタの斜視図である。
【図13】本発明の第8の実施例で、テープファイバと
光導波回路とを光接続する多心光コネクタの構成例であ
る。
【図14】(a)は本発明の第9の実施例で、テープフ
ァイバと光導波回路とを光接続する多心光コネクタの座
ぐり部形成時の正面図であり、(b)は本発明の第9の
実施例で、テープファイバと光導波回路とを光接続する
多心光コネクタの座ぐり部形成時の断面図である。
【図15】(a)は光ファイバ同士を接続する従来の多
心光コネクタの第一の例であり、(b)は従来の多心光
コネクタの第一の例において位置精度を説明する図であ
る。
【図16】従来の光コネクタの第二の例である。
【符号の説明】
1…整列部材、2…整列用穴、2t,2t′…整列穴テ
ーパ部、2′…整列用V溝、3…蓋、4a,4b…テー
プファイバ、4a′,4b′…各テープファイバの座屈
部、4′…光ファイバ、4c…コア、4d…クラッド、
4e,4e′…端面、5a,5b…精密円筒部材、6
a,6b…固定材、7…光導波回路、8…光導波回路端
面、11…基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 亮 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 勝 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 泰文 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 吉野 薫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路間を相互に接続し且つ着脱可能
    な光コネクタにおいて、 光導波路としての第1及び第2の光ファイバと、 該第1及び第2の光ファイバを整列させるための整列用
    穴を有する整列部材とを具備し、 対向配置された前記第1の光ファイバと第2の光ファイ
    バに対してその軸方向に所定の押圧力を印加して前記整
    列部材の整列用穴に挿入し、そのほぼ中央部で前記第
    1、第2の光ファイバの端面を密着させるようにしたこ
    とを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の光ファイバが進入す
    る開口部側で前記第1及び第2の光ファイバが接触する
    前記接触用穴の角部が同心円状に面取りされている事を
    特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の光ファイバの先端部
    のコアがクラッドより突きだした凸形状を成すことを特
    徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記整列用穴の形状が、概ね前記第1及
    び第2の光ファイバの円筒外周の3点で接触し、この接
    触点間においては前記整列用穴の内周と前記第1及び第
    2の光ファイバ外周部に間隙を有することを特徴とする
    請求項1記載の光コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記整列用穴が整列用部材の端面に2次
    元状に配置され、前記第1及び第2の光ファイバもこれ
    に対応して2次元配置されたことを特徴とする請求項1
    記載の光コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記整列部材が、 少なくとも3個以上の均等な溝の形成された部材と、 少なくとも前記第1及び第2の光ファイバが設定される
    前記溝の左右側に位置する溝に固定される前記第1及び
    第2の光ファイバの外径よりもわずかに大きな外径を有
    する円筒部材と、 該円筒部材の上端を線接触部として該溝上を橋渡しする
    ように該円筒部材の上端部に固定された板状の蓋とから
    構成され、 対向配置された前記第1の光ファイバと第2の光ファイ
    バに対してその軸方向に所定の押圧力を印加して前記溝
    と前記蓋で囲まれた所定の空隙に、前記整列部材の整列
    用穴に挿入し、そのほぼ中央部で前記第1、第2の光フ
    ァイバの端面を密着させるようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の光コネクタ。
  7. 【請求項7】 第1及び第2の光導波路間を相互に接続
    し且つ着脱可能な光コネクタにおいて、 第1の光導波路が光ファイバでかつ第2の光導波路が平
    面基板に形成された光導波回路であり、前記光ファイバ
    と前記光導波回路と前記光ファイバを整列するための整
    列用穴を有する整列部材を有し、 該整列用穴は少なくとも3個以上であり、左右両端以外
    は前記光導波路回路の基板上の前記光ファイバを接続す
    べき前記光導波回路端部に隣接して形成された均等な溝
    の形成された部材と、 少なくとも前記光ファイバが固定される前記溝の左右側
    に位置する溝に固定される前記光ファイバの外径よりも
    わずかに大きな外径を有する円筒部材と、 該円筒部材の上端を線接触部として該溝上を橋渡しする
    ように該円筒部材の上端部に固定された板状の蓋とから
    なり、 該光ファイバが前記溝と前記蓋で囲まれた空隙に前記導
    波回路側とは反対位置より挿入し、接続状態では前記導
    波回路の端面部に前記光ファイバの端面が密着するよう
    に前記光ファイバの軸方向より押圧力を印加保持するこ
    とを特徴とする光コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバが進入する開口部側で前
    記光ファイバが接触する前記蓋及び前記溝の角部がテー
    パ状に面取りされている事を特徴とする請求項6または
    請求項7記載の光コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記光ファイバの外周部に保護層が形成
    されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    に記載の光コネクタ。
  10. 【請求項10】 前記整列用溝がV字形状を有すること
    を特徴とする請求項6または請求項7記載の光コネク
    タ。
  11. 【請求項11】 前記蓋の円筒部材と接触する側の面上
    に溝を形成した事を特徴とする請求項6または7記載の
    光コネクタ。
  12. 【請求項12】 前記蓋の円筒部材と接触する側の面上
    の溝がV字形状を有することを特徴とする請求項6また
    は請求項7記載の光コネクタ。
  13. 【請求項13】 前記整列用溝が少なくとも2個以上積
    層状に積まれたことを特徴とする請求項6または請求項
    7記載の光コネクタ。
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