JPH08155329A - 混合物選別装置 - Google Patents

混合物選別装置

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JPH08155329A
JPH08155329A JP29858394A JP29858394A JPH08155329A JP H08155329 A JPH08155329 A JP H08155329A JP 29858394 A JP29858394 A JP 29858394A JP 29858394 A JP29858394 A JP 29858394A JP H08155329 A JPH08155329 A JP H08155329A
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政克 林
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Yoshiyuki Takamura
Tsutomu Hasegawa
勉 長谷川
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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合物の選別が効率良く且つ精度良く行え、
さらに分別能力のアップが容易に達成できる構成とす
る。 【構成】 水路1a内には液媒体が貯留されており、こ
の液媒体は循環装置3によって水路1a内を循環する。
ホッパー5から投入された混合物は水中水路7を通って
選別部10に送られる。選別部10では、混合物は液媒
体との比重差によって浮上・沈降する。浮上した物は搬
出装置13で搬出され、沈降した物は循環流と渦Cによ
って更に比重別に選別されてから、搬出装置11,12
によって搬出される。本発明では、小水路1a以外に小
水路は図の紙面垂直方向にも複数設けられており、各小
水路ごとに循環流の流速が変えられるようになってい
る。これにより、選別が効率良く且つ精度良く行え、分
別能力のアップが容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は混合物選別装置に係り、
特に、比重の異なる被選別物が色々と混ぜ合わされてい
る場合に、被選別物を比重別に選別する混合物選別装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】多量に排出される一般廃棄物あるいは産
業廃棄物の中でも、プラスチック系の廃棄物は増加の一
途をたどり、その処理対策に苦慮しているのが現状にあ
る。廃プラスチックの処理において、これを焼却すれば
有毒ガスを発生して公害問題を招き、また、これを埋立
て処分すれば容積率が大きいために埋立て後の地盤沈下
などの不安定性を生じさせ、かつ、広大な土地を必要と
する。
【0003】とりわけ、大形化してきている産業廃棄物
の処理に関しては、廃プラスチックを分別して除去しな
い限り、焼却時に高温燃焼が必要となり焼却炉の耐久性
が問題となる。また、埋立て処分する場合には、埋立て
処分費、運送経費などの処理経費の高騰などの問題も抱
えている。
【0004】そこで、このような廃プラスチックを埋立
て処分することなく、分別処理する方法として、特開昭
52−86452号公報に記載された静電分別法や、特
開昭50−142681号公報に記載された液体サイク
ロン法などが知られている。
【0005】上記従来技術において、静電分別法は、種
々なる素材から構成されるプラスチックフィルムの集積
体を、プラスチックフィルムに生じた静電気が消滅しな
い時間内に直流高電圧を印加した電極板の間を通過させ
て、静電気の符号(正,負)あるいは帯電量によって、
このフィルムが正の電極板或いは負の電極板に吸引・反
発されることを利用して、プラスチックフィルムを種類
別に選別するものである。すなわち、廃プラスチックを
高電圧の電場内を通過させ静電誘導による吸着力、反発
力の差を利用して分別する方法である。
【0006】しかし、静電分別方法では、廃プラスチッ
ク破砕片の大きさ(質量)によって分離効率が異なるな
どの問題があるとともに、高電圧発生設備、原料乾燥設
備、微粉砕設備等が必要になり、設備費が高くなる欠点
があった。
【0007】液体サイクロン法は、分別容器の上部から
容器壁に対して接線方向に液体と廃プラスチック破砕片
を送入し、容器壁面に沿って液体の下降旋回流を、中心
部に上昇旋回流を形成せしめ、プラスチック破砕片のう
ち液体との比重差の大きなものを下降旋回流に乗せて沈
降させ容器下部から排出し、液体との比重差の小さいも
のは上昇旋回流に吸引して上昇させ、容器上部から溢流
させるようにして廃プラスチックを選別するものであ
る。すなわち、廃プラスチック破砕片を液体の旋回流を
利用し比重の差によって分別する方法で、静電分別方法
のように設備費が高くなるといった欠点はない。
【0008】また、特開昭56−56246号公報や本
願と同一出願人による特願平4−338360号には、
液体との比重差を利用してプラスチックを選別した場合
に、浮上したプラスチックを更に2種類に分別したり、
沈降したプラスチックを更に2種類に分別したりする方
法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の液体サイクロン法では、液媒体と廃プラスチッ
ク破砕片を分別容器に送入する液循環ポンプの消費動力
が大きくなることや、廃プラスチック破砕片の大きさ
(質量)によって分別の効率が異なるなどの問題があ
る。
【0010】また、上記従来技術ではいずれのものも、
選別能力のアップを図ろうとしても、それができないと
いう問題がある。廃プラスチック等の量は前述したよう
に増加の一途をたどり、その増加に応じて選別能力のア
ップを図ることは非常に重要なことであり、選別能力の
アップができるようにとの強い要望がある。
【0011】本発明の目的は、廃プラスチック破砕片等
の混合物を選別する場合の選別効率が良く、かつ装置の
消費動力も少なく、しかも選別能力のアップが極めて容
易な混合物選別装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、液媒体が貯留された液媒体槽と、前記液
媒体槽内で液媒体に循環流を発生させる循環流発生手段
と、比重の異なる物体が混合された被選別物を、前記液
媒体槽内に循環流の上流側から投入する投入手段と、前
記液媒体槽内に設けられ、前記投入手段によって投入さ
れ循環流に乗って流れてきた前記被選別物を、液媒体と
の比重差を利用して比重別に選別する選別手段と、前記
選別手段で選別した被選別物を外部に搬出する搬出手段
と、を備えた混合物選別装置において、前記液媒体槽内
に複数に分割した小水路を設け、前記各小水路ごとに前
記循環流発生手段、投入手段および選別手段を設置する
とともに、前記搬出手段を前記各小水路の全てで共用す
る構成にしたものである。
【0013】また、本発明は、液媒体が貯留された液媒
体槽と、前記液媒体槽内で液媒体に循環流を発生させる
循環流発生手段と、比重の異なる物体が混合された被選
別物を、前記液媒体槽内に循環流の上流側から投入する
投入手段と、投入した前記被選別物を液媒体中で撹拌す
ることにより、被選別物に付着していた泡を除去する消
泡手段と、前記液媒体槽内に設けられ、前記消泡手段に
よって消泡され循環流に乗って流れてきた前記被選別物
を、液媒体より比重の小さい被選別物は浮上させ、比重
の大きい被選別物は沈降させて選別するとともに、沈降
した被選別物を循環流を利用して更に比重別に選別する
選別手段と、前記選別手段で選別した被選別物を外部に
搬出する搬出手段と、を備えた混合物選別装置におい
て、前記液媒体槽内に複数に分割した小水路を設け、前
記各小水路ごとに前記循環流発生手段、投入手段、消泡
手段および選別手段を設置するとともに、前記搬出手段
を前記各小水路の全てで共用する構成にしたものであ
る。
【0014】また、上記構成の混合物選別装置におい
て、循環流の流速を前記各小水路ごとに調整する循環流
流速調節手段を付加することもできる。前記投入手段
は、被選別物をサイズ別に分類してから、前記各小水路
にサイズ別に投入するよう構成され、また前記選別手段
は、前記液媒体槽内で循環流の一部に渦を発生させるこ
とにより、沈降した被選別物を更に比重別に選別するよ
う構成されている。また、上記混合物選別装置は、金属
やプラスチックの選別を行うための廃棄物処理装置に設
置することができる。
【0015】
【作用】上記構成の混合物選別装置の作用を、被選別物
がプラスチック廃棄物である場合を例として説明する。
大量に排出されるプラスチック廃棄物の主なものの比重
は、ポリエチレンで0.90〜0.98、ポリプロピレン
で0.90〜0.96、ポリスチレンで1.02〜1.1
5、ABS樹脂で1.03〜1.09、フェノール樹脂で
1.25〜1.30、ポリ塩化ビニルで1.33〜1.45
であり、これらの比重は水の比重に近いことから、比重
選別用の液媒体として水が使用される。
【0016】上記構成の混合物選別装置によれば、分割
された各小水路に投入手段から投入されたプラスチック
廃棄物は、各小水路ごとに循環流に乗って選別手段が設
けられた所まで送られる。選別手段が設けられた所で
は、水より比重の小さなポリエチレン、ポリプロピレン
は水面に浮上し、水より比重の大きなポリスチレン、A
BS樹脂、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニルは液媒体槽
の底部に沈降することにより、プラスチックを各小水路
ごとに比重別に選別することができる。そして、各小水
路ごとに選別されたプラスチックは比重別に共用の搬出
手段により外部に搬出される。
【0017】消泡手段が設けられていると、投入手段か
ら投入されたプラスチック廃棄物表面に付着していた気
泡を除去できる。すなわち、プラスチック廃棄物を水中
に投入したとき、プラスチック廃棄物の表面には気泡が
付着してプラスチックの見掛け比重が小さくなり選別が
不正確になるが、各小水路ごとに消泡手段を設けておけ
ば、プラスチック廃棄物表面に付着した気泡を容易に除
去してから、選別手段が設けられた所へプラスチック廃
棄物を送ることができる。
【0018】また、沈降した被選別物を循環流を利用し
て更に比重別に選別する機能を選別手段に持たせておけ
ば、沈降した被選別物を更に細かく選別できる。液媒体
槽の底部に沈むプラスチックの中でも、ポリスチレン、
ABS樹脂はフェノール樹脂、ポリ塩化ビニルと比較す
ると比重が小さく、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニルよ
り沈降速度が遅いので循環流に乗って下流側に運ばれる
ものが多い。そこで、選別手段が設けられた液媒体槽の
底部に例えば循環流の流れ方向に沿って複数の受け函を
備えておけば、上流側の受け函には比重の大きなポリ塩
化ビニル、フェノール樹脂が多く入り、下流側の受け函
になるに従ってポリスチレン、ABS樹脂が多く入る。
この場合、液媒体槽内で循環流の一部に渦を発生させる
機能を選別手段に持たせておけば、上流側と下流側の受
け函への選別を精度良く行うことができる。すなわち、
発生した渦によって、比重の軽いポリスチレン、ABS
樹脂はポリ塩化ビニール、フェノール樹脂より高く浮き
上がり循環流に乗って下流側の受け函に流れていき、ポ
リスチレン、ABS樹脂が上流側の受け函に入るのを回
避できる。
【0019】さらに、被選別物をサイズ別に分類する機
能を投入手段に持たせ、さらに循環流の流速を各小水路
ごとに調整する循環流流速調節手段を設けておけば、選
別の精度をより一層向上させることができる。プラスチ
ック廃棄物の大きさが種々雑多の場合には、投入手段に
おいてプラスチック廃棄物を大きさごとに分類し、これ
を大きさごとに小水路に分けて投入する。小水路側では
大きなプラスチック廃棄物が投入される小水路の流速は
速く、また小さなプラスチック廃棄物が投入される小水
路の流速は遅くなるよう、選別するプラスチック廃棄物
の大きさに応じた適切な流速を設定しておく。このよう
にすると、その選別の精度がより良好になるとともに、
プラスチック廃棄物の大きさの広い範囲に渡って良好な
選別が可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。 (第1実施例)図1および図2は本発明の第1実施例で
あり、本発明をプラスチックの選別に適用した一例を示
している。図1は、そのプラスチック選別装置の平面を
示している。図1において、1a,1b,1c,1dは
水路分割板2a,2b,2cによって仕切られた小水路
であり、小水路1a,1b,1c,1d内にはプラスチ
ックを比重選別する為の液媒体が入れられている。この
液媒体は循環するようになっている。すなわち、小水路
1a,1b,1c,1d内の液媒体は循環装置3により
吸い込まれて、給水口4a,4b,4c,4dから各小
水路1a,1b,1c,1dに給水される。ここで、小
水路1a,1b,1c,1dは各々同じ構成をしている
ので、以下の説明では小水路1aについて述べる。
【0021】図2は小水路1aについての縦断面図であ
る。図2において、小水路1aの上方にはホッパー5が
設置されている。このホッパー5からは、比重の異なる
プラスチックの混合物からなる被選別物が小水路1aに
投入される。また小水路1aには撹拌装置6aが設けら
れ、ホッパー5より投入された被破砕物の表面に付着し
た気泡を除去することができる。撹拌装置6aが設けら
れた小水路1aは、上部ガイド8と下部ガイド9(どち
らも下流側へ向けて水路を下げるようにガイド面が傾斜
している)により形成される水中水路7となっている。
【0022】水中水路7の下流側には選別部10が形成
されている。そして、選別部10には、選別された被選
別物を外部に取り出すための沈降物第一搬出装置11、
沈降物第二搬出装置12および浮上物搬出装置13が設
けられている。選別部10の底部は仕切り14によって
受け函15,16が形成されており、これらの受け函1
5,16内に搬出装置11,12が設置されている。す
なわち、搬出装置11,12は水路分割板2a,2b,
2cの底部近傍に形成された空隙を介して、小水路1
a,1b,1c,1dにほぼ直角方向に設置されてい
る。
【0023】選別部10の下流側には、循環装置3に接
続された排水部17が設けられている。排水部17はス
トレーナ18、抵抗板19および排水ダクト20から構
成されている。また、選別部10の底部には噴射口21
が設けられており、循環装置3からの液媒体を弁22に
よって流量を調節して、受け函15の底部に向かって噴
射するようになっている。
【0024】なお、循環装置3は循環流発生手段を、ホ
ッパー5は投入手段を、撹拌装置6a〜6dは消泡手段
を、選別部10は選別手段を、搬出装置11,12,1
3は搬出手段をそれぞれ構成している。
【0025】以上の構成において、ホッパー5から小水
路1aに投入された比重の異なる混合プラスチックから
なる被選別物は、給水口4aから噴射される液媒体によ
り小水路1a内に押し込まれる。このときプラスチック
類は表面に気泡が付着することが多く、この付着気泡は
比重選別の選別効率に大きく影響するため気泡の除去が
必要である。このため、本実施例では撹拌装置6aを設
け、この撹拌装置6aの撹拌作用により、プラスチック
表面に付着した気泡の除去を行うようにしている。この
ようにして表面に付着した気泡を除去された被選別物は
空気に触れて気泡が再び付着しないように、上部ガイド
8および下部ガイド9により形成される水中水路7内を
矢印Aのように搬送されて選別部10に到達する。
【0026】選別部10ではポリエチレンやポリプロピ
レンなどの液媒体より比重の小さな被選別物は浮上し
て、液媒体水面23に集まる。一方、ポリスチレン、A
BS樹脂、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニルなどの液媒
体より比重の大きな被選別物は沈降して受け函15,1
6内に入るが、沈降する被選別物の中でもポリスチレ
ン、ABS樹脂などの比重の小さいものは循環流に乗っ
て主として受け函16に入り、フェノール樹脂、ポリ塩
化ビニールなどの比重の大きなものは沈降が速いので主
として受け函15に入る。ところが、循環流だけの選別
では完全ではなく、受け函15には、比重の比較的小さ
いポリスチレンやABS樹脂の一部も入ってしまう。
【0027】そこで、本実施例では、比重の比較的小さ
いものが受け函15内に入らないようにするために噴射
口21が設けられている。すなわち、噴射口21より矢
印Bのように液媒体を受け函15の底方向に向けて噴射
することによって、受け函15内には水中水路7内の矢
印A方向の流れに沿ったほぼ垂直な渦Cが発生し、この
渦Cの上昇流により、比重の小さなポリスチレン、AB
S樹脂は高く浮き上がり再び循環流に乗って受け函16
へと流れていく。一方、比重の大きなポリ塩化ビニー
ル、フェノール樹脂は渦Cの下降流により受け函15内
へ戻される。この作用により、沈降するプラスチック間
での選別が一層効果的に行われる。
【0028】この作用により選別部10で沈降する被選
別物も比重差によってさらに選別することが可能とな
る。このようにして選別されたプラスチックの塩化ビニ
ール系は沈降物第一搬出装置11によって、スチレン系
は沈降物第二搬出装置12によって、浮上したプラスチ
ックは浮上物搬出装置13によってそれぞれ外部に取り
出される。
【0029】一方、液媒体は選別部10を経た後、排水
部17を介して循環装置3に吸入される。ここで、排水
部17はストレーナ18、抵抗板19および排水ダクト
20から構成されているが、ストレーナ18は循環装置
3に被選別物が吸入されるのを防止するために設けたも
のであり、抵抗板19と排水ダクト20は循環装置3が
液媒体を吸入したときに生ずる渦の影響を防止するとと
もに、選別部10内の循環流の速度分布を均一化するた
めに設けたものである。本実施例ではストレーナ18と
抵抗板19が別々に設けられているが、兼用して一つに
することも可能である。
【0030】本実施例では、選別部10において、水路
分割板2a,2b,2cの下端を選別部10の底から浮
かせて空隙を設け、その空隙内に沈降物第一搬出装置1
1と沈降物第二搬出装置12を設置したが、これは小水
路1a,1b,1c,1dで沈降物第一搬出装置11と
沈降物第二搬出装置12を共用して、プラスチック選別
装置を小型化するために行ったもので、上記の両搬出装
置11,12を各小水路ごとに設けることも可能であ
る。
【0031】また、本実施例では、選別部10におい
て、水路分割板2a,2b,2cの上端を水面下に保持
し、浮上したプラスチックが選別部10をながれる循環
流によって小水路1a,1b,1c,1dを横切って浮
上物搬出装置13の所に集めるようになっているが、浮
上物搬出装置13の反対側に浮上物搬出装置13の方向
へ向けた複数のノズルより水を噴射して、水面に浮上物
搬出装置13に向けた表面流を形成させると、この表面
流よって浮上プラスチックの収集を積極的に行うことが
できる。
【0032】さらに、本実施例では気泡分離用の撹拌装
置にプロペラ式を使用し、各流路に個々に設けるように
しているが、この撹拌装置を貫流式またはフラッパー式
等にして水路分割板2a,2b,2cを貫いた一個にす
ることも可能である。
【0033】本実施例のプラスチック選別装置は小水路
を増設することが可能である。例えば、図3に示すよう
な小水路ユニット25を用意し、この小水路ユニット2
5を既設の小水路側面に設置するようにすれば良い。こ
の場合、小水路ユニット25の一方の側面には平板26
を取り付け、選択部10の底部や上部から液媒体が流出
しないようにする必要がある。なお、小水路ユニット2
5を複数個用意すれば、大規模なプラスチック選別装置
を実現することができる。
【0034】(第2実施例)図4は本発明の第2実施例
を示し、プラスチック選別装置の平面図である。本実施
例の特徴は、第1実施例のプラスチック選別装置におい
て、給水口4a,4b,4c,4dのそれぞれの手前
に、各小水路1a,1b,1c,1d内へ給水する液媒
体の量をそれぞれ調節するように調節弁30a,30
b,30c,30dと、噴射口21からの各小水路1
a,1b,1c,1dへの液媒体の噴射量を調節する調
節弁31a,31b,31cを設けたものである。これ
らの調節弁30a〜30dおよび31a〜31cは選別
を可能にするプラスチックの大きさの範囲を拡大するた
めに設けたものである。すなわち、流体の中で流れるプ
ラスチックなどの固体は小さくなると大きなものより浮
遊しやすくなる。このような小さなプラスチックを沈降
させるには流速を遅くする必要がある。本実施例ではこ
の考えに基づいて各小水路1a,1b,1c,1dにお
ける流速を変えるようにしたものである。
【0035】このように各小水路ごとに流速を変えるこ
とにより、流速の比較的速い小水路では大きなプラスチ
ックの選別を行い、流速の遅い小水路では小さなプラス
チックの選別を行うというように、選別を小水路ごとに
分けることにより各小水路を流れるプラスチックに最適
な流速を選定できるようになり、選別精度の向上が可能
になるとともに、プラスチックの大きさの広い範囲で選
別が可能になる。
【0036】また、各小水路の流速の調節は、各小水路
の後端部に設けられている抵抗板16の抵抗を各小水路
ごとに変えることによっても可能であるとともに、前記
調節弁30a〜30dおよび31a〜31cと組み合わ
せることにより一層確実に流速の調節が可能となる。
【0037】図5は上記プラスチック選別装置に分級装
置35を設けた一例である。分級装置35は、各種の材
質が混合したプラスチックは篩い等を用いて大,中,小
のように大きさごとに分級する。大,中,小の3種類の
分級であるから、プラスチック選別装置側も小水路は1
a,1b,1cの3種類が設けられている。そして、分
級されたプラスチックはそのサイズごとに各小水路1
a,1b,1cにそれぞれ投入される。小水路の液媒体
の流速は小水路1aが最も速く、小水路1b、小水路1
cの順に遅くしてあるので、投入されるプラスチックの
大きさは小水路1aでは大、小水路1bでは中、小水路
1cでは小となる。その結果、上述したように、投入さ
れた混合プラスチックは各小水路ではそこ投入されるプ
ラスチックの大きさに適した流速で選別されるので精度
良く選別が可能となる。図5のように3種類に分級して
実験したところ、1〜100mmの混合プラスチックが
98%程度の十分な精度で選別が可能となった。
【0038】以上の実施例における噴射口21への液媒
体の供給は給水口4a,4b,4c,4dへ液媒体を供
給する循環装置3と共用しているが、各液媒体の供給量
をより正確にするために、循環装置を各々独立に設ける
ようにしても良い。
【0039】(第3実施例)図6は本発明の第3実施例
を示している。図5は、第2実施例で示した分級装置を
有するプラスチック選別装置を廃棄物処理装置に設置し
た一例である。図6において、50は廃棄物を概ね種類
別に分けて貯蔵するストックヤード、51はストックヤ
ード50から前処理装置52に廃棄物を供給する供給装
置である。前処理装置52は冷媒回収部53と大形硝子
取り出し部54からなっている。また、55は一段ない
し二段の破砕機からなる破砕装置、56は軽量物分別装
置、57は金属分別装置である。金属分別装置57は磁
気選別機58と非鉄金属選別機59から構成される。ま
た60は分級装置を有するプラスチック選別装置であ
る。
【0040】以上の構成により、本廃棄物処理装置は金
属の選別とともにプラスチックが材質ごとに選別回収が
可能となり、本装置で処理することによりシュレッダー
ダスト等の埋立て処理するものを極力減量することが可
能となる。
【0041】次に、本廃棄物処理装置における処理フロ
ーを、廃棄家電品の処理を例として説明する。収集車に
よって収集された廃棄家電品はストックヤード50に冷
蔵庫、エアコン、テレビ、洗濯機他と概ね4種類に分類
されて貯蔵される。ストックヤード50に貯蔵された廃
棄家電品は供給装置51により種類別に取り出され前処
理装置52に送られる。前処理装置52では廃棄家電品
が冷蔵庫、エアコンの場合にはまず矢印100に示すよ
うに後で述べる冷媒回収部53により冷凍機内の冷媒を
抜取り、矢印101で示すように冷媒を回収する。廃棄
家電品がテレビの場合には、矢印102に示すように、
大形硝子類取り出し部54によりブラウン管を取りはず
す。ここで大形硝子類取り出し部54はハンマーで硝子
を数回たたいて破砕して分別する衝撃タイプの破砕機又
はプレスなどの圧縮力でガラスを破砕して分別する構造
を用いることができる。
【0042】これらの前処理が行われた廃棄家電品は矢
印104で示すように破砕装置55へ送られる。また、
廃棄家電品が洗濯機等で、冷蔵庫、エアコン、テレビ以
外の廃棄家電品の場合には、矢印103および104に
示すように直接破砕装置55に送られる。破砕装置55
は、1段ないし2段の破砕機構で50〜100mm程度
の大きさに破砕するとともに材料ごとに遊離される。特
に冷蔵庫の場合には発泡ウレタンを薄い鉄板から遊離さ
せる必要があり、このためには多段の破砕機構が有利で
ある。
【0043】破砕装置55により破砕され、材料ごとに
遊離された廃棄物は矢印105で示すように軽量物分別
装置56へ送られ、軽量物分別装置56により発泡ウレ
タン等の発泡成形材を分離されて、発泡成形材は軽い廃
棄物として矢印107で示すように発泡材回収装置61
に送られ、発泡成形材を分別された重い廃棄物は矢印1
06で示すように金属分別装置57に送られる。
【0044】ここで、軽量物分別装置56の構造の1つ
としては発泡成形材がそのほかの廃棄物と比較して非常
に軽い性質を利用して、破砕装置55を出た廃棄物に空
気を吹き付けて発泡成形材を飛ばし、その発泡成形材を
分別する構造を用いることが可能である。また別の構造
としては、傾斜式の振動コンベアを使用し、軽い発泡成
形材を上部から、重いその他の廃棄物を下部から取り出
す構造のものを用いることができる。
【0045】金属分別装置57ではまず磁気選別機58
で鉄系の金属が分別され、矢印108で示すように鉄系
として回収される。つぎに非鉄金属選別機59で非鉄系
の金属が分離され、矢印109で示すように回収され
る。この結果、残りの廃棄物の内容はプラスチック類が
主となる。このプラスチック系の廃棄物は、矢印110
で示すようにプラスチック選別装置60に送られる。
【0046】プラスチック選別置60には分級装置35
が設けられており、分級装置35ではプラスチックを
大,中,小の3種類に分級するとともに、特に細かいも
の(砂等)はダストとして矢印111に示すようにダス
トとして取り出す。分級装置35で大,中,小に分けら
れたプラスチックはそれぞれ矢印112,113,11
4に示すように送られて小水路1a,1b,1cに投入
される。小水路1a,1b,1c内の液媒体の流速は、
それぞれ投入されるプラスチックの大きさに合わせて設
定されている。すなわち、小水路1aは最も速く、小水
路1bは中程度、小水路1cは最も遅くなっているの
で、各小水路でプラスチックは矢印115に示すポリエ
チレンやポリプロピレンからなる再生利用の容易なオレ
フィン系のプラスチックが殆どのグループと、矢印11
6に示すポリスチレンやABS樹脂からなる再生利用可
能なスチレン系のプラスチックが主体のグループと、矢
印117に示す再利用時塩素ガスの発生等で再利用困難
な塩化ビニール系のプラスチックが大部分を占めるグル
ープの3種類に効率良く選別され、回収される。
【0047】一方、軽量物分別装置56で分離された発
泡成形物は、矢印107で示すように発泡材回収装置6
1に送られ、発泡剤回収装置61により固体の樹脂部分
と気体の発泡剤とに分離され、ここで固体の樹脂部分は
矢印118で示すように分別されて回収され、発泡剤は
液化されて矢印119に示すように回収される。
【0048】以上のように分別、回収することにより、
従来は回収を行うことができなかった冷媒及び発泡剤の
フロンの回収が可能になる。また、金属類の回収に加え
プラスチック類も分別処理して再利用に適したプラスチ
ック類が資源として回収できるので、埋立て処理にする
廃棄物の量を大幅に減少させることが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
小水路ユニットを増設することにより、選別能力を容易
に増加させることができる。また、小水路ごとに循環流
の流速を変え、さらに小水路ごとに大きさの異なる被選
別物を投入するようにすれば、選別を精度良く且つ効率
良く行うことが可能となる。さらに、循環流を発生させ
る装置の消費動力も少なく、しかも工業的に大量の処理
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるプラスチック選別装
置の平面図である。
【図2】図1に示したプラスチック選別装置の断面図で
ある。
【図3】小水路ユニットの斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例によるプラスチック選別装
置の平面図である。
【図5】分級装置を有するプラスチック選別装置の平面
図である。
【図6】プラスチック選別装置を廃棄物処理装置に設置
した場合の図である。
【符号の説明】
1a〜1d 小水路 2a〜2c 水路分割板 3 循環装置 4a〜4d 給水口 5 ホッパー 6a〜6d 撹拌装置 7 水中水路 8 上部ガイド 9 下部ガイド 10 選別部 11 沈降物第一搬出装置 12 沈降物第二搬出装置 13 浮上物搬出装置 14 仕切り 15,16 受け函 17 排水部 18 ストレーナ 19 抵抗板 20 排水ダクト 21 噴射口 22 弁 25 小水路ユニット 26 平板 30a〜30d,21a〜21c 調節弁 35 分級装置 50 ストックヤード 51 供給装置 52 前処理装置 53 冷媒回収部 54 大型硝子取り出し部 55 破砕装置 56 軽量物分別装置 57 金属分別装置 58 磁気選別機 59 非鉄金属選別機 60 プラスチック選別装置 61 発泡剤回収装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒金 伸明 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液媒体が貯留された液媒体槽と、前記液
    媒体槽内で液媒体に循環流を発生させる循環流発生手段
    と、比重の異なる物体が混合された被選別物を、前記液
    媒体槽内に循環流の上流側から投入する投入手段と、前
    記液媒体槽内に設けられ、前記投入手段によって投入さ
    れ循環流に乗って流れてきた前記被選別物を、液媒体と
    の比重差を利用して比重別に選別する選別手段と、前記
    選別手段で選別した被選別物を外部に搬出する搬出手段
    と、を備えた混合物選別装置において、 前記液媒体槽内に複数に分割した小水路を設け、前記各
    小水路ごとに前記循環流発生手段、投入手段および選別
    手段を設置するとともに、前記搬出手段を前記各小水路
    の全てで共用する構成にしたことを特徴とする混合物選
    別装置。
  2. 【請求項2】 液媒体が貯留された液媒体槽と、前記液
    媒体槽内で液媒体に循環流を発生させる循環流発生手段
    と、比重の異なる物体が混合された被選別物を、前記液
    媒体槽内に循環流の上流側から投入する投入手段と、投
    入した前記被選別物を液媒体中で撹拌することにより、
    被選別物に付着していた泡を除去する消泡手段と、前記
    液媒体槽内に設けられ、前記消泡手段によって消泡され
    循環流に乗って流れてきた前記被選別物を、液媒体より
    比重の小さい被選別物は浮上させ、比重の大きい被選別
    物は沈降させて選別するとともに、沈降した被選別物を
    循環流を利用して更に比重別に選別する選別手段と、前
    記選別手段で選別した被選別物を外部に搬出する搬出手
    段と、を備えた混合物選別装置において、 前記液媒体槽内に複数に分割した小水路を設け、前記各
    小水路ごとに前記循環流発生手段、投入手段、消泡手段
    および選別手段を設置するとともに、前記搬出手段を前
    記各小水路の全てで共用する構成にしたことを特徴とす
    る混合物選別装置。
  3. 【請求項3】 液媒体が貯留された液媒体槽と、前記液
    媒体槽内で液媒体に循環流を発生させる循環流発生手段
    と、比重の異なる物体が混合された被選別物を、前記液
    媒体槽内に循環流の上流側から投入する投入手段と、投
    入した前記被選別物を液媒体中で撹拌することにより、
    被選別物に付着していた泡を除去する消泡手段と、前記
    液媒体槽内に設けられ、前記消泡手段によって消泡され
    循環流に乗って流れてきた前記被選別物を、液媒体より
    比重の小さい被選別物は浮上させ、比重の大きい被選別
    物は沈降させて選別するとともに、沈降した被選別物を
    循環流を利用して更に比重別に選別する選別手段と、前
    記選別手段で選別した被選別物を外部に搬出する搬出手
    段と、を備えた混合物選別装置において、 前記液媒体槽内に複数に分割した小水路を設け、前記各
    小水路ごとに前記循環流発生手段、投入手段、消泡手段
    および選別手段を設置するとともに、前記搬出手段を前
    記各小水路の全てで共用し、かつ循環流の流速を前記各
    小水路ごとに調整する循環流流速調節手段を設けたこと
    を特徴とする混合物選別装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の選別装置におい
    て、 前記選別手段は、前記液媒体槽内で循環流の一部に渦を
    発生させることにより、沈降した被選別物を更に比重別
    に選別することを特徴とする混合物選別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2又は3に記載の選別装置に
    おいて、 前記投入手段は、被選別物をサイズ別に分類してから、
    前記各小水路にサイズ別に投入することを特徴とする混
    合物選別装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の混合物
    選別装置が設置されたことを特徴とする廃棄物処理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104931A (ja) * 1999-10-01 2001-04-17 Arou Ecology & Engineering Overseas 1999 Ltd 廃棄物の処理システム
JP2005095810A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Dowa Mining Co Ltd 混合粒体の分離方法
CN102284343A (zh) * 2011-08-05 2011-12-21 潍坊金丝达实业有限公司 改进的垃圾淘洗机

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