JPH08154012A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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Publication number
JPH08154012A
JPH08154012A JP6292876A JP29287694A JPH08154012A JP H08154012 A JPH08154012 A JP H08154012A JP 6292876 A JP6292876 A JP 6292876A JP 29287694 A JP29287694 A JP 29287694A JP H08154012 A JPH08154012 A JP H08154012A
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JP
Japan
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circuit
switching means
main body
switching
loop antenna
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JP6292876A
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English (en)
Inventor
Futoshi Deguchi
太志 出口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体からの影響を受け難く、かつ幅広い周波
数帯域において電波を送受信することが可能な携帯無線
機を提供することを目的とする。 【構成】 送信回路16、受信回路17及び切換回路1
8を備えた本体12と、切換回路18と電気的に接続し
たループアンテナ11と、ループアンテナ11の終端部
19とグランドとなる本体12表面との間に設けられた
第1切換手段20とを備え、切換回路18からの信号に
より、第1切換手段20は静電容量の異なる第1コンデ
ンサー21、第2コンデンサー22のどちらかを切換ス
イッチ23によって選択する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電波を送受信すること
によって通信を行う携帯無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯無線機には、その使用周波数
の約1/4波長の長さを有するアンテナが使用されてい
る。このようなアンテナを備えた携帯用無線機について
以下に説明する。
【0003】図3は従来の携帯無線機の部分斜視図であ
り、図3は斜視図、回路図及びブロック図を混在させた
複合図となっている。図3において、1は使用周波数の
約1/4の奇数倍の長さを有するアンテナ、2は送信回
路6、受信回路7及び送信回路6と受信回路7との切り
換えを行う切換回路8を備えた本体、3はアンテナ1の
入出力端子、4は入出力端子3につながる中心導体、4
は本体2と接地したグランドである。また、本体2は金
属製シールドケースにより構成されている。
【0004】以上のように構成された携帯端末機につい
て、以下にその動作について説明する。図3に示すよう
に、アンテナ1から電波を送信する場合は、送信回路6
から出力された送信信号が切換回路8、さらに中心導体
4を介して入出力端子3から入力され、アンテナ1から
電波として送信される。また、受信する場合には、アン
テナ1によって電波を受信し、入出力端子3から出力さ
れる受信信号を中心導体4、切換回路8を介して受信回
路7で処理を行っていた。
【0005】また、アンテナ1には、上記したような使
用周波数の約1/4波長の長さを有するアンテナだけで
なく、三角形や四角形の形状を有するループアンテナも
用いられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、本体2がアンテナ1の接地体として働くこ
とになるが、アンテナ部1に使用周波数の約1/4波長
の長さのアンテナを用いた場合において、仮に使用周波
数がVHF帯域の周波数150MHz、波長2mであっ
た場合、1/4波長は50cmであるためアンテナ1に
は約50cmの長さが必要となる。ところが携帯無線機
の本体2は携帯性の面から全長が20cm以下のものが
多く存在し、このような携帯無線機では波長の長さに対
して本体2の全長が小さすぎて、アンテナ1の接地体と
しての役割を十分に果たすことができない。このため、
使用者が通信を行う際に手で本体2を持つと、使用者の
手を介して電流が流れてしまうために、アンテナ利得の
低下やアンテナVSWR(電圧定在波比)の悪化を引き
起こし、特に遠距離通信における通信性能の低下につな
がるといった問題点を有していた。
【0007】また、アンテナ1として、使用周波数の約
1/4波長の長さのアンテナではなくループアンテナを
用いると、人体による影響を防ぐことができるが、携帯
無線機に用いられる1/4波長アンテナやループアンテ
ナでは、比較的単純なアンテナであるため使用可能な周
波数帯域が狭く、送信周波数と受信周波数とが異なる場
合などでは、通信性能が低下するといった問題点を有し
ていた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、人体からの影響を受け難く、且つ幅広い周波数帯
域において電波を送受信することが可能な携帯無線機を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、通信を行うための内部回路と、表面に導体
部分を有する本体と、一端が本体内の内部回路と電気的
に接続したループアンテナと、ループアンテナの終端部
に接続されると共に、グランドとなる本体表面に接続さ
れた第1の切換手段とを備え、第1の切換手段は、互い
に異なる値の静電容量を有すると共に、予め所定の周波
数に前記ループアンテナが同調するように静電容量を設
定された複数のコンデンサーから1つコンデンサーを選
択する構成とした。
【0010】また、本体内の内部回路は送信回路、受信
回路及び送信回路と受信回路との切換を行う切換回路を
備えていると共に、第1の切換手段に接続した複数のコ
ンデンサーは、送信周波数と受信周波数それぞれにルー
プアンテナが同調するように予め静電容量が設定されて
おり、第1の切換手段は切換回路からの送信時あるいは
受信時を示す信号によってコンデンサーの選択を行う構
成とした。
【0011】通信を行うための内部回路と、表面に導体
部分を有する本体と、一端が本体内の内部回路と電気的
に接続したループアンテナと、ループアンテナの終端部
に接続されると共に、グランドとなる本体表面に接続さ
れた第2の切換手段とを備え、第2の切換手段は、互い
に異なる路線長を有すると共に、予め所定の周波数に前
記ループアンテナが同調するように路線長を設定された
複数の伝送線路から1つの伝送線路を選択する構成とし
た。
【0012】また、本体内の内部回路は送信回路、受信
回路及び送信回路と受信回路との切換を行う切換回路を
備えていると共に、第2の切換手段に接続した複数の伝
送線路は、送信周波数と受信周波数それぞれにループア
ンテナが同調するように予め路線長が設定されており、
第2の切換手段は切換回路からの送信時あるいは受信時
を示す信号によって伝送線路の選択を行う構成とした。
【0013】通信を行うための内部回路と、表面に導体
部分を有する本体と、一端が本体内の内部回路と電器的
に接続したループアンテナと、互いに異なる値の静電容
量を有する複数のコンデンサーから1つのコンデンサー
を選択する第1の切換手段と、互いに異なる路線長を有
する複数の伝送線路から1つの伝送線路を選択する第2
の切換手段とを備え、第1の切換手段と第2の切換手段
は、ループアンテナの終端部と本体の表面との間に直列
に配設された構成とした。
【0014】また、第1及び第2の切換手段は、本体内
の内部回路からの信号によってそれぞれ切換を行うもの
であり、いづれか一方の切換手段と本体内の内部回路と
の間には、他方の切換手段の選択結果を考慮して切換を
行うように制御する制御手段が設けられている構成とし
た。
【0015】
【作用】この構成により、ループアンテナの終端部と本
体表面との間に設けられ、静電容量の異なる複数のコン
デンサーを備えた第1の切換手段において、通信を行う
際に1つのコンデンサーを選択する。
【0016】また、複数のコンデンサーの静電容量を予
め送信周波数、受信周波数のそれぞれにループアンテナ
が同調するように設定し、送信時あるいは受信時の際
に、予め設定したコンデンサーを選択する。
【0017】ループアンテナの終端部と本体表面との間
に設けられ、路線長の異なる複数の伝送線路を備えた第
2の切換手段において、通信を行う際に1つの伝送線路
を選択する。
【0018】また、複数の伝送線路の路線長を予め送信
周波数、受信周波数のそれぞれにループアンテナが同調
するように設定し、送信時あるいは受信時の際に、予め
設定した伝送線路を選択する。
【0019】ループアンテナの終端部と本体表面との間
に、第1の切換手段と第2の切換手段とを直列に配設
し、通信を行う際にそれぞれ1つのコンデンサー、1つ
の伝送線路を選択する。
【0020】また、いずれか一方の切換手段と本体内の
内部回路との間に制御手段を設け、この制御手段により
他方の切換手段の選択結果を考慮して選択を行う。
【0021】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例における携帯
無線機の部分断面図であり、斜視図、回路図及びブロッ
ク図を混在させた複合図となっている。図1において、
11はループアンテナ、12は金属製シールドケースで
ある携帯無線機の本体、13はループアンテナ11の入
出力端子、14は入出力端子13につながる中心導体、
15は本体12と接地したグランドである。16は送信
信号を出力する送信回路、17は受信信号を入力する受
信回路、18は送信時と受信時との切り換えを行う切換
回路である。20はループアンテナ11の終端部19に
設けられた第1切換手段であり、静電容量の異なる第1
コンデンサー21,第2コンデンサー22を有すると共
に、第1コンデンサー21と第2コンデンサー22との
切り換えを行う切換スイッチ23を有している。24は
第1切換手段20と本体12の切換回路18とを接続す
る制御信号線である。また、第1制御手段20はループ
アンテナ11の一端19に接続されると共に、本体12
の表面に接地されている。
【0023】以上のように構成された携帯無線機につい
て、以下にその動作について説明を行う。ただし、上記
した携帯無線機は、送信時と受信時とでは使用周波数が
異なるものとする。
【0024】図1に示すように、ループアンテナ11の
長さをLとし、コンデンサー21,22の静電容量をそ
れぞれC1,C2とする。ここで、ループアンテナ11
の長さL、コンデンサー21の静電容量C1は、予めル
ープアンテナ11が送信周波数と同調するように設定さ
れ、コンデンサー22の静電容量C2は、予めループア
ンテナ11の長さLを考慮して受信周波数と同調するよ
うに設定される。また、送信回路16及び受信回路17
は、切換回路18を介してループアンテナ11に接続さ
れている。
【0025】まず、携帯無線機から送信を行う場合、本
体12の表面に設けられた外部切換スイッチ(図示せ
ず)を使用者が送信側にセットする。この外部切換スイ
ッチ(図示せず)は、切換回路18に接続しており、切
換回路18は送信時であることを示す信号を制御信号線
24を介して第1切換手段20に送る。第1切換手段2
0はこの信号を受信し、切換スイッチ23を第1コンデ
ンサー21側にセットする。これによりループアンテナ
11は送信周波数に同調することになる。このとき、送
信回路16から高周波の送信信号が出力されると、送信
信号は切換回路18を介し、中心導体14を経て入出力
端子13に入力され、ループアンテナ11から電波とし
て送信される。
【0026】次に携帯無線機で受信を行う場合、本体1
2外部に設けられた外部切換スイッチ(図示せず)を使
用者が受信側に切り換えると、切換回路18は受信時で
あることを示す信号を制御信号線24を介して第1切換
手段20に送る。第1切換手段20はこの信号を受信す
ると、受信切換スイッチ23を第2コンデンサー22側
に切り換える。これによりループアンテナ11は受信周
波数に同調することになる。このときループアンテナ1
1によって電波を受信し、入出力端子13から出力され
る受信信号を、中心導体14、切換回路18を介して受
信回路17で受けて処理を行う。
【0027】なお、本実施例では、第1切換手段20に
おいて選択可能なコンデンサーは2つであったが3つ以
上であっても構わない。
【0028】以上のように本実施例では、ループアンテ
ナ11の終端部19に、各々が予め送信時もしくは受信
時の周波数に同調するように静電容量を設定された第1
コンデンサー21、第2コンデンサー22を備えた第1
切換手段20を設け、送信時と受信時との場合に応じ
て、第1コンデンサー21と第2コンデンサー22との
切換を切換スイッチ23によって行うことにより、送信
と受信の場合で使用周波数が異なる場合であっても、ル
ープアンテナ11を送信周波数、受信周波数それぞれに
同調させることができる。
【0029】(実施例2)以下に本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0030】図2は本発明の第2の実施例における携帯
無線機の部分断面図であり、斜視図、回路図及びブロッ
ク図を混在させた複合図となっている。図2において、
31は第1伝送線路、32は第2伝送線路であり、第1
伝送線路31と第2伝送線路32とでは路線長が異なっ
ている。33は第2切換手段であり、第1伝送経路31
と第2伝送経路32とを切り換える切換スイッチ34を
有している。35は制御回路であり、第2切換手段33
と切換回路18とを接続する制御信号線36の途中に設
けられている。なお、第1の実施例と同様のものについ
ては同じ符号を付している。また、第1の実施例と同様
に本実施例の携帯無線機においても、切換回路18と接
続し、使用者が送信と受信との切換を行う外部切換スイ
ッチ(図示せず)を設けている。
【0031】本実施例の構成が第1の実施例の構成と異
なるのは、第1切換手段20に第2切換手段33を直列
に接続し、第1切換手段20において選択されたコンデ
ンサーと第2切換手段33において選択された伝送線路
との接続によりループアンテナ11が使用周波数に同調
することから、選択するパターンが増え第1の実施例よ
りもさらに幅広い周波数帯域において通信を行うことが
できるように構成した点である。
【0032】以上のように構成された携帯無線機につい
て、以下にその動作について説明を行う。ただし、上記
した携帯無線機は送信と受信とで使用周波数が異なって
いるものとする。
【0033】図2に示すように、ループアンテナ11の
終端部19には、第1の実施例と同様に、第1コンデン
サー21、第2コンデンサー22とそれらコンデンサー
を切り換える切換スイッチ23とを有した第1切換手段
が接続される。第1切換手段20には第2切換手段33
が接続され、第2切換手段33の切換スイッチ34は、
第1伝送線路31と第2伝送線路32とを切り換えるも
のである。また、第1伝送線路31と第2伝送線路32
はそれぞれグランド15(あるいは本体12)に接地さ
れている。なお、第1伝送線路31、第2伝送線路32
は、基板上に設けられたストリップ基板や銅線などが考
えられ、その形状としてクランク状、あるいはジグザグ
状といったものが考えられる。
【0034】ここでループアンテナ11の長さをL、第
1コンデンサー21、第2コンデンサー22の静電容量
をC1、C2、第1伝送線路31、第2伝送線路32の
長さをL1、L2とした場合、ループアンテナ11の長
さLを考慮し、送信時の周波数と同調するように第1コ
ンデンサー21の静電容量C1、第1伝送線路31の長
さL1が予め設定される。また、受信時の周波数と同調
するように第2コンデンサー22の静電容量C2、第2
伝送線路32の長さL2が予め設定される。
【0035】まず、携帯無線機で送信する場合、使用者
は外部切換スイッチ(図示せず)を送信側にセットす
る。切換回路18は、制御信号線24を介して第1切換
手段20に送信時であること示す信号を送ると共に、制
御信号線36を介して第2切換手段33に対しても送信
時であることを示す信号を送る。ここで、第1切換手段
20は切換スイッチ23を第1コンデンサー21に、第
2切換手段33は切換スイッチ34を第1伝送線路31
にそれぞれセットする。これによりループアンテナ11
は送信周波数に同調することになる。このとき、送信回
路16から出力される高周波の送信信号は、切換回路1
8、中心導体14を介して入出力端子13に入力され、
ループアンテナ11から電波として送信される。
【0036】次に、携帯無線機で受信する場合、使用者
が外部切換スイッチ(図示せず)を受信側に切り換え
る。切換回路18は、制御信号線24を介して第1切換
手段20に、制御信号線36を介して第2切換手段33
にそれぞれ受信時であることを伝える。ここで、第1切
換手段20は切換スイッチ23を第2コンデンサー22
に、第2切換手段33は切換スイッチ34を第2伝送線
路32にそれぞれ切り換える。これにより、ループアン
テナ11は受信周波数に同調する。このときループアン
テナ11によって電波を受信し、入出力端子13から出
力される受信信号を、中心導体14、切換回路18を介
して受信回路17で受けて処理を行う。
【0037】なお、第1切換手段20におけるコンデン
サーの数、第2切換手段における伝送線路の数をさらに
増やし、コンデンサーと伝送経路との多数の組み合わせ
によって使用可能な周波数の幅を広げても良い。
【0038】また、上記した実施例では、予め決められ
た送信周波数と受信周波数にループアンテナが同調する
ように、一義的に第1手段20、第2切換手段33にお
いて選択を行ったものであるが、第1切換手段20のコ
ンデンサーと第2切換手段33の伝送線路との組み合せ
によりある所定の周波数にループアンテナ11が同調す
るように、第1切換手段20の選択結果を考慮して第2
制御手段33での伝送線路の選択を行う際には、第2制
御手段33を制御回路35により制御することも考えら
れる。
【0039】以上のように本実施例では、ループアンテ
ナ11の終端部19に、第1コンデンサー21、第2コ
ンデンサー22とを備えた第1切換手段20を設けると
共に、この第1切換手段20に接続し、第1伝送線路3
1、第2伝送線路32とを備えた第2切換手段33を設
けたことにより、第1切換手段20、第2切換手段33
それぞれにおいてコンデンサー、伝送線路を選択するこ
とにより、ループアンテナ11を使用周波数の同調させ
ることから、より幅広い周波数帯域において無線通信を
行うことができる。
【0040】なお、第2切換手段33を、第1の実施例
における第1切換手段20のように単独で使用してもよ
いことは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、ループアンテナ
の終端部と本体表面との間に、静電容量の異なる複数の
コンデンサーを備えた第1の切換手段、あるいは路線長
の異なる複数の伝送線路を備えた第2の切換手段を設
け、使用周波数に応じてコンデンサー、あるいは伝送線
路を選択し、ループアンテナを使用周波数に同調させる
ことができるので、小型の携帯無線機にループアンテナ
を用いた場合であっても通信時における人体からの影響
を受け難く、アンテナ利得の高い優れた携帯無線機を実
現できるものである。
【0042】また、ループアンテナの終端部と本体表面
との間に、複数のコンデンサーを備えた第1の切換手段
と、複数の伝送線路を備えた第2の切換手段とを設け、
直列に配設した第1の切換手段と第2の切換手段とにお
いて、それぞれコンデンサー及び伝送線路を選択するこ
とによって、ループアンテナを使用周波数に同調させる
ことができるので、小型の携帯無線機にループアンテナ
を用いた場合であっても、人体からの影響を受け難く、
よりアンテナ利得の高い優れた携帯無線機を実現できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における携帯無線機の部
分断面図
【図2】本発明の第2の実施例における携帯無線機の部
分断面図
【図3】従来の携帯端末機の部分断面図
【符号の説明】
11 ループアンテナ 12 本体 16 送信回路 17 受信回路 18 切換回路 20 第1切換手段(第1の切換手段) 21 第1コンデンサー 22 第2コンデンサー 23、34 切換スイッチ 24、36 制御信号線 31 第1伝送線路 32 第2伝送線路 33 第2切換手段(第2の切換手段) 35 制御回路(制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信を行うための内部回路と、表面に導体
    部分を有する本体と、一端が前記本体内の前記内部回路
    と電気的に接続したループアンテナと、前記ループアン
    テナの終端部に接続されると共に、グランドとなる前記
    本体表面に接続された第1の切換手段とを備え、前記第
    1の切換手段は、互いに異なる値の静電容量を有すると
    共に、予め所定の周波数に前記ループアンテナが同調す
    るように静電容量を設定された複数のコンデンサーから
    1つコンデンサーを選択するものであることを特徴とす
    る携帯無線機。
  2. 【請求項2】前記本体内の前記内部回路は送信回路、受
    信回路及び前記送信回路と前記受信回路との切換を行う
    切換回路を備えていると共に、前記第1の切換手段に接
    続した複数のコンデンサーは、送信周波数と受信周波数
    それぞれに前記ループアンテナが同調するように予め静
    電容量が設定されており、前記第1の切換手段は前記切
    換回路からの送信時あるいは受信時を示す信号によって
    コンデンサーの選択を行うことを特徴とする請求項1記
    載の携帯無線機。
  3. 【請求項3】通信を行うための内部回路と、表面に導体
    部分を有する本体と、一端が前記本体内の前記内部回路
    と電気的に接続したループアンテナと、前記ループアン
    テナの終端部に接続されると共に、グランドとなる前記
    本体表面に接続された第2の切換手段とを備え、前記第
    2の切換手段は、互いに異なる路線長を有すると共に、
    予め所定の周波数に前記ループアンテナが同調するよう
    に路線長を設定された複数の伝送線路から1つの伝送線
    路を選択するものであることを特徴とする携帯無線機。
  4. 【請求項4】前記本体内の前記内部回路は送信回路、受
    信回路及び前記送信回路と前記受信回路との切換を行う
    切換回路を備えていると共に、前記第2の切換手段に接
    続した複数の伝送線路は、送信周波数と受信周波数それ
    ぞれに前記ループアンテナが同調するように予め路線長
    が設定されており、前記第2の切換手段は前記切換回路
    からの送信時あるいは受信時を示す信号によって伝送線
    路の選択を行うことを特徴とする請求項3記載の携帯無
    線機。
  5. 【請求項5】通信を行うための内部回路と、表面に導体
    部分を有する本体と、一端が前記本体内の前記内部回路
    と電器的に接続したループアンテナと、互いに異なる値
    の静電容量を有する複数のコンデンサーから1つのコン
    デンサーを選択する第1の切換手段と、互いに異なる路
    線長を有する複数の伝送線路から1つの伝送線路を選択
    する第2の切換手段とを備え、前記第1の切換手段と前
    記第2の切換手段は、前記ループアンテナの終端部と前
    記本体の表面との間に直列に配設されたことを特徴とす
    る携帯無線機。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2の切換手段は、前記本体
    内の前記内部回路からの信号によってそれぞれ切換を行
    うものであり、いずれか一方の切換手段と前記本体内の
    前記内部回路との間には、他方の切換手段の選択結果を
    考慮して切換を行うように制御する制御手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項5記載の携帯無線機。
JP6292876A 1994-11-28 1994-11-28 携帯無線機 Pending JPH08154012A (ja)

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