JPH08152961A - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

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JPH08152961A
JPH08152961A JP6296787A JP29678794A JPH08152961A JP H08152961 A JPH08152961 A JP H08152961A JP 6296787 A JP6296787 A JP 6296787A JP 29678794 A JP29678794 A JP 29678794A JP H08152961 A JPH08152961 A JP H08152961A
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JP
Japan
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magnet
pointing device
fixed
detection
circuit board
Prior art date
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Withdrawn
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JP6296787A
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English (en)
Inventor
Masuo Yagi
益男 八木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポインティングデバイスに関し、キー入力装
置に組み込むことができ、その中の可動体が簡単且つ確
実に適切な姿勢で保持されるようにすることを目的とす
る。 【構成】 キートップ12と検出用磁石14とを含む可
動体と、該可動体を旋回可能に支持するための球面支持
部22aを有する支持部材22と、該検出用磁石の磁力
を検出する磁気検出手段26と、該磁気検出手段を吸引
する磁極配置で該球面支持部と整列した位置に固定され
た固定磁石28とからなる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばキー入力装置に組
み込むことのできるポインティングデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】各種情報機器や、メカトロ機器の入力装
置として、キー入力装置が普及している。キー入力装置
はスクリーンのカーソルを移動させるための上下及び左
右の移動キーを含んでいる。さらに、キー入力装置には
マウス等のポインティングデバイスを接続でき、より操
作性を向上させることができるようになっている。しか
し、マウス等のポインティングデバイスは外部接続機器
であるので、マウス等のポインティングデバイスを別に
収納しなければならず、また、操作スペースが必要であ
るので、スペースの制約のあるところでは使用しにくい
ことがある。
【0003】そこで、キー入力装置に直接に組み込むこ
とのできるポインティングデバイスが求められる。この
ようなポインティングデバイスとして、本願の発明者は
図6に示すようなものを使用している。図6において、
ポインティングデバイス50は、キートップ52と検出
用磁石54とを含み、これらの部材は一体的にホルダ5
6に取りつけられている。ポインティングデバイス50
のハウジング58はキー入力装置の筺体の一部となるプ
リント基板60に取りつけられ、ハウジング58の中心
部には球面支持部62aを有する支持部材62が配置さ
れている。ホルダ56の対応する凹部が球面支持部62
aに係合し、よってキートップ52と検出用磁石54は
球面支持部62aを中心として旋回可能である。
【0004】スプリング64がハウジング58とホルダ
56との間に配置される。このスプリング64は引っ張
りスプリングであり、キートップ52と検出用磁石54
とを支持したホルダ56を旋回可能にハウジング58に
対して拘束する。さらに、検出用磁石54の磁力を検出
する磁気検出手段として、ホールセンサ66が設けられ
る。ホールセンサ66は検出用磁石54が倒れる方向の
磁力の変化を検出し、よって検出出力が図示しない制御
装置に送られてキートップ52の操作方向を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したポインティン
グデバイス50においては、スプリング64が次のよう
な複数の作用を達成しなければならない。すなわち、ス
プリング64は、ホルダ56及びその組立体をしっかり
と保持し、ホルダ56がハウジング58に対してまっす
ぐに位置するようにし、キートップ52を操作したらす
ぐにまっすぐな位置に復元するようにし、そしてキート
ップ52を操作するときに手頃の操作感触が得られるよ
うにしなければならない。このため、スプリング64の
精度管理がかなり困難となるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、キー入力装置に組み込む
ことができ、その中の可動体が簡単且つ確実に適切な姿
勢で保持されるようにしたポインティングデバイスを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるポインティ
ングデバイスは、キートップ12と検出用磁石14とを
含む可動体と、該可動体を旋回可能に支持するための球
面支持部22aを有する支持部材22と、該検出用磁石
の磁力を検出する磁気検出手段26と、該磁気検出手段
を吸引する磁極配置で該球面支持部と整列した位置に固
定された固定磁石28とからなることを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】上記構成においては、検出用磁石が移動可能に
設けられ、磁気検出手段が検出用磁石の磁力を検出する
ことにより、キートップの操作方向を読み取る。固定磁
石はこのような検出用磁石に対して互いに吸引する磁極
配置で配置され、この吸引力が、キートップと検出用磁
石とを含む可動体を球面支持部に吸引保持するととも
に、キートップが操作された場合にキートップを元の位
置に戻すように作用する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1実施例のポインティング
デバイス10を示す断面図である。ポインティングデバ
イス10は、キートップ12と検出用磁石14とを含
み、これらの部材は一体的にホルダ16に取りつけられ
ている。キートップ12と、検出用磁石14と、ホルダ
16とは一体的な可動体となる。
【0010】ポインティングデバイス10のハウジング
18はキー入力装置の筺体の一部となるプリント基板2
0に取りつけられる。ハウジング18の内面側の爪18
aがプリント基板20の穴に弾性的に嵌めこまれる。ハ
ウジング18の外周面は旋回するキートップ12の脚部
と接触するしないかというような球面の一部として形成
される。
【0011】球面支持部22aを有する支持部材22が
プリント基板20のハウジング18の中心に相当する位
置に取りつけられている。ホルダ16の対応する凹部が
球面支持部22aに係合し、よってキートップ12と検
出用磁石14を含む可動体は球面支持部22aを中心と
して旋回可能である。検出用磁石14の磁力を検出する
磁気検出手段として、ホールセンサ26がハウジング1
8内で支持部材22のまわりに配置され、プリント基板
20に取りつけられる。プリント基板20はホールセン
サ26に接続される導体パターン(図示せず)を有す
る。従って、ホールセンサ26は検出用磁石14の磁力
を検出することにより、図示しない制御装置でキートッ
プ12の操作方向を読み取ることができる。
【0012】さらに、固定磁石28がホールセンサ26
を挟んで検出用磁石14の反対側で球面支持部22aと
整列した位置に固定される。図1においては、固定磁石
28はプリント基板20の裏面に接着される。
【0013】図2に示されるように、固定磁石28は検
出用磁石14に対して互いに吸引する磁極(S、N)配
置で配置される。この吸引力が、キートップ12と検出
用磁石14とを含む可動体を球面支持部22aに吸引保
持する。また、固定磁石28と検出用磁石14とは同軸
線上に配置されているので、この磁石の吸引力は、固定
磁石28及び検出用磁石14の軸線を中心とする磁界が
矢印で示されるように形成され、よって(検出用磁石1
4が図2に破線で示されるように)キートップ12が操
作された場合にキートップ14を元の位置に戻すように
作用する。
【0014】図3は本発明の第2実施例のポインティン
グデバイス10を示す断面図である。ポインティングデ
バイス10は、前記第1実施例と同様に、キートップ1
2と、検出用磁石14と、ホルダ16と、プリント基板
20に取りつけられるハウジング18と、ホルダ16に
係合する球面支持部22aを有する支持部材22と、ホ
ールセンサ26と、固定磁石28とからなる。
【0015】この実施例では、固定磁石28はプリント
基板20に設けた穴20aに挿入され、プリント基板2
0に接着される。この場合にも、固定磁石28は検出用
磁石14を吸引する磁極配置で球面支持部22aと整列
した位置に固定される。従って、この場合にも、この吸
引力が、キートップ12と検出用磁石14とを含む可動
体を球面支持部22aに吸引保持し、そして、キートッ
プ12が操作された場合にキートップ14を元の位置に
戻すように作用する。この実施例では、固定磁石28は
検出用磁石14との間の距離を小さくできるので、吸引
力が大きくなり、また固定磁石28をポインティングデ
バイス10の中心に位置させるのにも有効である。
【0016】図4は本発明の第3実施例のポインティン
グデバイス10を示す断面図である。ポインティングデ
バイス10は、前記第1実施例と同様に、キートップ1
2と、検出用磁石14と、ホルダ16と、プリント基板
20に取りつけられるハウジング18と、ホルダ16に
係合する球面支持部22aを有する支持部材22と、ホ
ールセンサ26と、固定磁石28とからなる。固定磁石
28は図1の実施例と同様にプリント基板20裏面にに
接着される。
【0017】この実施例では、スプリング30がキート
ップ12とハウジング18との間に配置されている。ハ
ウジング18はプリント基板20に固定された部材であ
る。あるいは、スプリング30はキートップ12とプリ
ント基板20との間に配置されることもできる。本発明
では、キートップ12と検出用磁石14とホルダ16と
からなる可動体は固定磁石28により吸引保持されてい
るので、スプリング30はこの可動体を保持する作用を
果たさなくてもよく、よってスプリング30は圧縮スプ
リングでもよい。このスプリングは、キートップ52を
操作するときに手頃の操作感触が得られるように補助的
に作用するものである。
【0018】さらに、磁気シールド板32が固定磁石2
8を覆って設けられる。同様の磁気シールド板32を検
出用磁石14側に設けることができる。この場合にも、
キートップ12の内面に磁気シールドを設けるのが好ま
しい。このように、磁気シールド板32を設けることに
より、磁気がポインティングデバイス10及びキー入力
装置の内外に洩れるのを防止する。
【0019】図5は本発明の第4実施例のポインティン
グデバイス10を示す断面図である。ポインティングデ
バイス10は、前記第1実施例と同様に、キートップ1
2(図示略)と、検出用磁石14と、ホルダ16と、プ
リント基板20に取りつけられるハウジング18と、ホ
ルダ16に係合する球面支持部22aを有する支持部材
22と、ホールセンサ26と、固定磁石28とからな
る。
【0020】この実施例では、固定磁石28はプリント
基板20の裏面に接着され、中心部に穴28aを有す
る。支持部材22は下方突起22bを有し、この下方突
起22bはプリント基板20に設けた穴を通って固定磁
石28の穴28aに嵌合する。このようにして、支持部
材22と固定磁石28とが直接的に係合して同軸線上で
位置出しされることになる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構造が簡単な、組立易い、より安価な組立型ポインティ
ングデバイスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のポインティングデバイス
を示す断面図である。
【図2】図1の検出用磁石と固定磁石の関係を示す図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例のポインティングデバイス
を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施例のポインティングデバイス
を示す断面図である。
【図5】本発明の第4実施例のポインティングデバイス
を示す断面図である。
【図6】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
12…キートップ 14…検出用磁石 16…ホルダ 18…ハウジング 20…プリント基板 22…支持部材 22a…球面支持部 26…ホールセンサ 28…固定磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キートップ(12)と検出用磁石(1
    4)とを含む可動体と、該可動体を旋回可能に支持する
    ための球面支持部(22a)を有する支持部材(22)
    と、該検出用磁石の磁力を検出する磁気検出手段(2
    6)と、該磁気検出手段を吸引する磁極配置で該球面支
    持部と整列した位置に固定された固定磁石(28)とか
    らなることを特徴とするポインティングデバイス。
  2. 【請求項2】 該球面状支持部材及び該磁気検出手段は
    プリント基板の一方の側に固定され、該固定磁石は実質
    的に該プリント基板の他方の側に固定されることを特徴
    とする請求項1に記載のポインティングデバイス。
  3. 【請求項3】 該固定磁石は少なくともその一部が該プ
    リント基板に設けた穴に挿入されることを特徴とする請
    求項2に記載のポインティングデバイス。
  4. 【請求項4】 スプリングがキートップと該プリント基
    板あるいは該プリント基板に固定された部材との間に配
    置されることを特徴とする請求項2に記載のポインティ
    ングデバイス。
  5. 【請求項5】 該支持部材と該固定磁石とが直接的に係
    合する位置出し手段を含むことを特徴とする請求項1に
    記載のポインティングデバイス。
  6. 【請求項6】 該検出用磁石及び該固定磁石の少なくと
    も一方側に磁気シールド板を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のポインティングデバイス。
JP6296787A 1994-11-30 1994-11-30 ポインティングデバイス Withdrawn JPH08152961A (ja)

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