JPH08149058A - ダイバーシティ制御装置 - Google Patents
ダイバーシティ制御装置Info
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- JPH08149058A JPH08149058A JP6285520A JP28552094A JPH08149058A JP H08149058 A JPH08149058 A JP H08149058A JP 6285520 A JP6285520 A JP 6285520A JP 28552094 A JP28552094 A JP 28552094A JP H08149058 A JPH08149058 A JP H08149058A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正しいスペクトラム拡散信号の最も高いレベ
ルの信号を入力し、しかも「高レベル狭帶域信号」を入
力しないアンテナを選択する、スペクトラム拡散通信用
ＡＧＣ付きダイバーシティ制御装置を提供することを目
的とする。 【構成】 複数のアンテナ１，２と、切り換えスイッチ
３と、信号分配器３ａと、ＲＦ／ＩＦ変換部４と、検波
回路５と、絶対値回路部６と、ＡＧＣ回路７と、ＡＧＣ
信号を変換する第一のＡ／Ｄ変換部８と、相関信号検出
回路９と、記憶部１０と、記憶データを比較する比較器
１１と、レベル検出部１３と、第二のＡ／Ｄ変換部１４
と、レベル判断部１５と、レベル記憶部１６と、記憶レ
ベルデータを比較するレベル比較部１７と、前記切り換
えスイッチを制御する制御部１２で構成し、相関信号検
出データがあり受信レベルの最も高い信号を受信し、且
つ、高レベル狭帶域信号の高い信号を受信しないアンテ
ナを選択するようにした。
ルの信号を入力し、しかも「高レベル狭帶域信号」を入
力しないアンテナを選択する、スペクトラム拡散通信用
ＡＧＣ付きダイバーシティ制御装置を提供することを目
的とする。 【構成】 複数のアンテナ１，２と、切り換えスイッチ
３と、信号分配器３ａと、ＲＦ／ＩＦ変換部４と、検波
回路５と、絶対値回路部６と、ＡＧＣ回路７と、ＡＧＣ
信号を変換する第一のＡ／Ｄ変換部８と、相関信号検出
回路９と、記憶部１０と、記憶データを比較する比較器
１１と、レベル検出部１３と、第二のＡ／Ｄ変換部１４
と、レベル判断部１５と、レベル記憶部１６と、記憶レ
ベルデータを比較するレベル比較部１７と、前記切り換
えスイッチを制御する制御部１２で構成し、相関信号検
出データがあり受信レベルの最も高い信号を受信し、且
つ、高レベル狭帶域信号の高い信号を受信しないアンテ
ナを選択するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空間ダイバーシティのう
ちの切り換え型ダイバーシティに係わり、とくにＡＧＣ
付きスペクトラム拡散通信用ダイバーシティ受信装置に
関する。
ちの切り換え型ダイバーシティに係わり、とくにＡＧＣ
付きスペクトラム拡散通信用ダイバーシティ受信装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】マルチパスフェージングにたいする技術
としてのダイバーシティは「空間ダイバーシティ」，
「周波数ダイバーシティ」，「時間ダイバーシティ」，
「指向性ダイバーシティ」，「偏波ダイバーシティ」，
「電磁界ダイバーシティ」等が考えられている。「空間
ダイバーシティ」は、復調信号の再生方法に分類し、図
４に示す「切り換え型」，図５に示す「直線合成型」，
図６び示す「２乗合成型」の３種類が代表的なものとし
て知られている。以上のうち、「切り換え型ダイバーシ
ティ」は図４に示すように、アンテナ入力端に切り換え
スイッチを設け、複数のアンテナを切り換えて、入力レ
ベルを検出・比較し、最も良い信号の得られるアンテナ
を選択する方法である。
としてのダイバーシティは「空間ダイバーシティ」，
「周波数ダイバーシティ」，「時間ダイバーシティ」，
「指向性ダイバーシティ」，「偏波ダイバーシティ」，
「電磁界ダイバーシティ」等が考えられている。「空間
ダイバーシティ」は、復調信号の再生方法に分類し、図
４に示す「切り換え型」，図５に示す「直線合成型」，
図６び示す「２乗合成型」の３種類が代表的なものとし
て知られている。以上のうち、「切り換え型ダイバーシ
ティ」は図４に示すように、アンテナ入力端に切り換え
スイッチを設け、複数のアンテナを切り換えて、入力レ
ベルを検出・比較し、最も良い信号の得られるアンテナ
を選択する方法である。
【０００３】従来、切り換え型ダイバーシティ受信器
は、図７に示すように、互いに空間的に離れた複数のア
ンテナと、前記アンテナを制御信号により選択する切り
換えスイッチと、前記選択するアンテナよりのＲＦ信号
を選択増幅し、ＲＦ周波数帯より中間周波数帯に変換す
るＲＦ／ＩＦ変換部と、一方で検波回路に入力する前記
ＲＦ／ＩＦ変換部よりの信号のレベルを検出するレベル
検出部と、このレベル信号を記憶する記憶部と、該記憶
するレベル信号を比較する比較部と、該比較部の比較結
果に基づいて前記切り換えスイッチを制御する制御部と
で構成し、つぎの方法で最良の・受信信号レベルが得ら
れるように制御している。その１方法として、前記複数
のアンテナを順次切り換え、前記ＲＦ／ＩＦ変換部より
の中間周波数信号のレベルを記憶して比較し、より高い
レベルの得られるアンテナを選択して、切り換えてい
る。他の方法として、前記複数のアンテナを順次切り換
え、前記ＲＦ／ＩＦ変換部よりの中間周波数信号のレベ
ルを記憶して比較し、レベルの高い信号を記憶部に残
し、最終的に最も高いレベルの信号を残すようにしてい
る。
は、図７に示すように、互いに空間的に離れた複数のア
ンテナと、前記アンテナを制御信号により選択する切り
換えスイッチと、前記選択するアンテナよりのＲＦ信号
を選択増幅し、ＲＦ周波数帯より中間周波数帯に変換す
るＲＦ／ＩＦ変換部と、一方で検波回路に入力する前記
ＲＦ／ＩＦ変換部よりの信号のレベルを検出するレベル
検出部と、このレベル信号を記憶する記憶部と、該記憶
するレベル信号を比較する比較部と、該比較部の比較結
果に基づいて前記切り換えスイッチを制御する制御部と
で構成し、つぎの方法で最良の・受信信号レベルが得ら
れるように制御している。その１方法として、前記複数
のアンテナを順次切り換え、前記ＲＦ／ＩＦ変換部より
の中間周波数信号のレベルを記憶して比較し、より高い
レベルの得られるアンテナを選択して、切り換えてい
る。他の方法として、前記複数のアンテナを順次切り換
え、前記ＲＦ／ＩＦ変換部よりの中間周波数信号のレベ
ルを記憶して比較し、レベルの高い信号を記憶部に残
し、最終的に最も高いレベルの信号を残すようにしてい
る。
【０００４】しかし、以上の方法をスペクトラム拡散
（直接拡散）変調方式のシステムに用いると、スペクト
ラム拡散された信号は、一般的な狭帯域の変調信号と比
較して遙に広帯域で、信号レベルも低いため、単純に信
号レベルだけで比較すると、同じ周波数帯で、スペクト
ラム拡散されていない狭帯域信号が存在すると、その狭
帯域信号を入力するアンテナを誤って選択してしまうと
いう問題があった。また、別の拡散符号で拡散変調され
た信号が、本来受信しようとする拡散変調信号よりレベ
ルが高い状態で入力されれば、レベルの高い状態で入力
するアンテナを誤って選択してしまうという問題があっ
た。いずれの場合も、希望する信号以外の信号がより高
いレベルで入力されるため、信号の復調が困難となり、
本来妨害に強いというスペクトラム拡散変調の特徴が損
なわれる。
（直接拡散）変調方式のシステムに用いると、スペクト
ラム拡散された信号は、一般的な狭帯域の変調信号と比
較して遙に広帯域で、信号レベルも低いため、単純に信
号レベルだけで比較すると、同じ周波数帯で、スペクト
ラム拡散されていない狭帯域信号が存在すると、その狭
帯域信号を入力するアンテナを誤って選択してしまうと
いう問題があった。また、別の拡散符号で拡散変調され
た信号が、本来受信しようとする拡散変調信号よりレベ
ルが高い状態で入力されれば、レベルの高い状態で入力
するアンテナを誤って選択してしまうという問題があっ
た。いずれの場合も、希望する信号以外の信号がより高
いレベルで入力されるため、信号の復調が困難となり、
本来妨害に強いというスペクトラム拡散変調の特徴が損
なわれる。
【０００５】これらの問題点を解決するため、スペクト
ラム拡散通信方式の場合、図８に示すように、復調処理
に用いられるＳＡＷ（表面弾性波）マッチドフィルタの
出力である相関信号を利用して検波する検波信号を絶対
値信号に変換し、この絶対値信号のレベルを比較してア
ンテナを切り換える方式が考えられている。しかし、こ
の方式はＡＧＣ回路がない状態では相関信号は受信レベ
ルに比例したレベルとなるので使用できるが、ＡＧＣ回
路を付加して、相関信号を一定のレベルに自動制御した
場合、絶対値信号のレベルの差がなくなるため、レベル
比較ができず使用することはできない。
ラム拡散通信方式の場合、図８に示すように、復調処理
に用いられるＳＡＷ（表面弾性波）マッチドフィルタの
出力である相関信号を利用して検波する検波信号を絶対
値信号に変換し、この絶対値信号のレベルを比較してア
ンテナを切り換える方式が考えられている。しかし、こ
の方式はＡＧＣ回路がない状態では相関信号は受信レベ
ルに比例したレベルとなるので使用できるが、ＡＧＣ回
路を付加して、相関信号を一定のレベルに自動制御した
場合、絶対値信号のレベルの差がなくなるため、レベル
比較ができず使用することはできない。
【０００６】そこで、ＡＧＣ増幅器を制御するＡＧＣ信
号を比較信号として使用することが考えられるが、この
場合は、相関信号のない、正しくない信号を受信したと
きに、ＡＧＣ信号が最大となるため、正しいアンテナを
選択できないという問題があり、この問題を解決するた
め、図９に示すように、各アンテナに対応するＡＧＣ信
号のレベルと、相関信号の有る無しを記憶部に記憶し、
相関信号のあるＡＧＣ信号のレベルを比較し、比較結果
に基づいて、アンテナを選択するように制御することが
考えられている。
号を比較信号として使用することが考えられるが、この
場合は、相関信号のない、正しくない信号を受信したと
きに、ＡＧＣ信号が最大となるため、正しいアンテナを
選択できないという問題があり、この問題を解決するた
め、図９に示すように、各アンテナに対応するＡＧＣ信
号のレベルと、相関信号の有る無しを記憶部に記憶し、
相関信号のあるＡＧＣ信号のレベルを比較し、比較結果
に基づいて、アンテナを選択するように制御することが
考えられている。
【０００７】ところで、直接拡散方式のスペクトラム拡
散変調の理論では、信号を広帶域に拡散させるため、
「高レベル狭帶域信号」による妨害に対して強いと言わ
れているが、影響が全く無いというわけではなくこのよ
うな「高レベル狭帶域信号」は無いほうがさらに品質の
良い通信が可能になる。しかし、上述したダイバーシテ
ィ制御装置では、「高レベル狭帶域信号」の有無は関係
なく制御しているので、「高レベル狭帶域信号」を受信
してしまう可能性があるという問題があった。
散変調の理論では、信号を広帶域に拡散させるため、
「高レベル狭帶域信号」による妨害に対して強いと言わ
れているが、影響が全く無いというわけではなくこのよ
うな「高レベル狭帶域信号」は無いほうがさらに品質の
良い通信が可能になる。しかし、上述したダイバーシテ
ィ制御装置では、「高レベル狭帶域信号」の有無は関係
なく制御しているので、「高レベル狭帶域信号」を受信
してしまう可能性があるという問題があった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、正しいスペクトラム拡散信号で、最も高
いレベルの信号を入力し、しかも「高レベル狭帶域信
号」の入力レベルの高い信号を入力しないアンテナを選
択する、スペクトラム拡散通信用のＡＧＣ付きダイバー
シティ制御装置を提供することを目的としている。
題点を解決し、正しいスペクトラム拡散信号で、最も高
いレベルの信号を入力し、しかも「高レベル狭帶域信
号」の入力レベルの高い信号を入力しないアンテナを選
択する、スペクトラム拡散通信用のＡＧＣ付きダイバー
シティ制御装置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、互いに空間的に離れた複数のアンテナと、
前記アンテナを制御信号により選択する切り換えスイッ
チと、前記切り換えスイッチで選択する信号を分配する
信号分配器と、該信号分配器よりのスペクトラム拡散変
調信号を選択増幅し、ＲＦ周波数帯より中間周波数帯に
変換するＲＦ／ＩＦ変換部と、前記中間周波数の信号を
入力して検波信号を出力する検波回路と、該検波回路よ
りの検波信号を絶対値信号に変換して出力する絶対値回
路部と、該絶対値回路部よりの絶対値信号より前記ＲＦ
／ＩＦ変換部を制御するＡＧＣ信号を発生するＡＧＣ回
路と、該ＡＧＣ回路よりのＡＧＣ信号をデジタル信号に
変換する第一のＡ／Ｄ変換部と、前記絶対値回路よりの
絶対値信号より相関信号を検出する相関信号検出回路
と、該相関信号検出回路よりの検出データと前記第一の
Ａ／Ｄ変換部よりのＡＧＣデータを一時記憶する記憶部
と、該記憶部に記憶する前記複数のアンテナに対応する
ＡＧＣデータを比較する比較器と、前記信号分配器より
の信号レベルを検出するレベル検出部と、該検出レベル
信号をデジタル信号に変換する第二のＡ／Ｄ変換部と、
前記検出レベル信号が所定のレベルより大きいことを判
断するレベル判断部と、前記第二のＡ／Ｄ変換部よりの
レベルデータとレベル判断部よりの判断結果を記憶する
レベル記憶部と、該レベル記憶部に記憶するレベルデー
タを比較するレベル比較部と、前記比較器よりの比較結
果と前記記憶部に記憶する複数のアンテナに対応する相
関データと、前記レベル比較部の比較結果およびレベル
判断結果に基づいて前記切り換えスイッチを制御する制
御信号を出力する制御部とで構成し、制御部よりの制御
信号により順次アンテナを切り換え、相関信号検出デー
タがあって受信レベルの最も高い信号を受信し、且つ、
高レベル狭帶域信号の高いレベルの信号を受信しないア
ンテナを選択するようにしている。
決するため、互いに空間的に離れた複数のアンテナと、
前記アンテナを制御信号により選択する切り換えスイッ
チと、前記切り換えスイッチで選択する信号を分配する
信号分配器と、該信号分配器よりのスペクトラム拡散変
調信号を選択増幅し、ＲＦ周波数帯より中間周波数帯に
変換するＲＦ／ＩＦ変換部と、前記中間周波数の信号を
入力して検波信号を出力する検波回路と、該検波回路よ
りの検波信号を絶対値信号に変換して出力する絶対値回
路部と、該絶対値回路部よりの絶対値信号より前記ＲＦ
／ＩＦ変換部を制御するＡＧＣ信号を発生するＡＧＣ回
路と、該ＡＧＣ回路よりのＡＧＣ信号をデジタル信号に
変換する第一のＡ／Ｄ変換部と、前記絶対値回路よりの
絶対値信号より相関信号を検出する相関信号検出回路
と、該相関信号検出回路よりの検出データと前記第一の
Ａ／Ｄ変換部よりのＡＧＣデータを一時記憶する記憶部
と、該記憶部に記憶する前記複数のアンテナに対応する
ＡＧＣデータを比較する比較器と、前記信号分配器より
の信号レベルを検出するレベル検出部と、該検出レベル
信号をデジタル信号に変換する第二のＡ／Ｄ変換部と、
前記検出レベル信号が所定のレベルより大きいことを判
断するレベル判断部と、前記第二のＡ／Ｄ変換部よりの
レベルデータとレベル判断部よりの判断結果を記憶する
レベル記憶部と、該レベル記憶部に記憶するレベルデー
タを比較するレベル比較部と、前記比較器よりの比較結
果と前記記憶部に記憶する複数のアンテナに対応する相
関データと、前記レベル比較部の比較結果およびレベル
判断結果に基づいて前記切り換えスイッチを制御する制
御信号を出力する制御部とで構成し、制御部よりの制御
信号により順次アンテナを切り換え、相関信号検出デー
タがあって受信レベルの最も高い信号を受信し、且つ、
高レベル狭帶域信号の高いレベルの信号を受信しないア
ンテナを選択するようにしている。
【００１０】
【作用】以上のように構成したので、本発明のダイバー
シティ受信装置によれば、複数のアンテナよりの信号を
分配器で分配し、該分配される信号よりスペクトラム拡
散変調信号をＲＦ／ＩＦ変換部で選択増幅および、ゲイ
ンコントロールし、中間周波数帯に変換し、該中間周波
数帯の信号をＳＡＷマッチドフィルタを通して得た相関
信号を遅延検波し、これを絶対値回路で絶対値信号に変
換し、この絶対値信号から作ったＡＧＣ信号を前記ＲＦ
／ＩＦ変換部にフィードバックするとともに、デジタル
信号に変換し、この変換したＡＧＣデータをアンテナ毎
に比較した結果と、前記絶対値信号より相関信号を検出
する相関信号検出データと、さらに、前記分配器よりの
信号レベルを所定レベルと比較して高レベル狭帶域信号
の有無を検出し、さらに、高レベル狭帶域信号のレベル
を比較した結果に基づいて、制御部が、相関信号のある
受信レベルが最も大きく、尚且つ、高レベル狭帶域信号
レベルの最も低い信号を入力するアンテナに切り換えて
いる。
シティ受信装置によれば、複数のアンテナよりの信号を
分配器で分配し、該分配される信号よりスペクトラム拡
散変調信号をＲＦ／ＩＦ変換部で選択増幅および、ゲイ
ンコントロールし、中間周波数帯に変換し、該中間周波
数帯の信号をＳＡＷマッチドフィルタを通して得た相関
信号を遅延検波し、これを絶対値回路で絶対値信号に変
換し、この絶対値信号から作ったＡＧＣ信号を前記ＲＦ
／ＩＦ変換部にフィードバックするとともに、デジタル
信号に変換し、この変換したＡＧＣデータをアンテナ毎
に比較した結果と、前記絶対値信号より相関信号を検出
する相関信号検出データと、さらに、前記分配器よりの
信号レベルを所定レベルと比較して高レベル狭帶域信号
の有無を検出し、さらに、高レベル狭帶域信号のレベル
を比較した結果に基づいて、制御部が、相関信号のある
受信レベルが最も大きく、尚且つ、高レベル狭帶域信号
レベルの最も低い信号を入力するアンテナに切り換えて
いる。
【００１１】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるダイバー
シティ受信装置を詳細に説明する。図１は本発明による
ダイバーシティ制御装置の一実施例を示すブロック図で
ある。図において、１は第一のアンテナ，２は第二のア
ンテナである。３は切り換えスイッチで、前記アンテナ
１及びアンテナ２を制御部１３よりの制御信号により切
り換えている。３ａは信号分配器で、前記切り換えスイ
ッチ３よりのＲＦ信号を分配して出力している。４はＲ
Ｆ／ＩＦ変換部で、前記切り換えスイッチで選択入力さ
れたスペクトラム拡散変調されたＲＦ帯の信号をバンド
パスフィルタ（ＢＰＦ）４１で選択し、リニア増幅器４
２で増幅し、さらに、ＡＧＣ増幅器４３でＡＧＣ信号に
よりレベルを一定にし、ダウンコンバータ４４で中間周
波数帯の信号に変換している。５は検波回路部で、受信
しようとする拡散符号で変調された信号を受信して、相
関信号を得ているＳＡＷマッチドフィルタ５１と、前記
相関信号を１拡散周期遅延している遅延回路５２と、前
記遅延前の相関信号と遅延後の相関信号とを乗算し、遅
延検波信号を出力している乗算器５３と、前記遅延検波
信号の高周波成分をカットして検波信号を出力している
ＬＰＦ（ローパスフィルタ）５４で構成している。６は
絶対値回路部で、前記検波信号を絶対値信号に変換して
いる。
シティ受信装置を詳細に説明する。図１は本発明による
ダイバーシティ制御装置の一実施例を示すブロック図で
ある。図において、１は第一のアンテナ，２は第二のア
ンテナである。３は切り換えスイッチで、前記アンテナ
１及びアンテナ２を制御部１３よりの制御信号により切
り換えている。３ａは信号分配器で、前記切り換えスイ
ッチ３よりのＲＦ信号を分配して出力している。４はＲ
Ｆ／ＩＦ変換部で、前記切り換えスイッチで選択入力さ
れたスペクトラム拡散変調されたＲＦ帯の信号をバンド
パスフィルタ（ＢＰＦ）４１で選択し、リニア増幅器４
２で増幅し、さらに、ＡＧＣ増幅器４３でＡＧＣ信号に
よりレベルを一定にし、ダウンコンバータ４４で中間周
波数帯の信号に変換している。５は検波回路部で、受信
しようとする拡散符号で変調された信号を受信して、相
関信号を得ているＳＡＷマッチドフィルタ５１と、前記
相関信号を１拡散周期遅延している遅延回路５２と、前
記遅延前の相関信号と遅延後の相関信号とを乗算し、遅
延検波信号を出力している乗算器５３と、前記遅延検波
信号の高周波成分をカットして検波信号を出力している
ＬＰＦ（ローパスフィルタ）５４で構成している。６は
絶対値回路部で、前記検波信号を絶対値信号に変換して
いる。
【００１２】７はＡＧＣ回路で、前記絶対値信号を入力
し、ピーク検波するピーク検波回路７１と、該ピーク検
波信号を滑らかな信号にするループフィルタ７２と、該
信号を基準信号と比較する基準比較回路７３と、直流分
をオフセットするＤＣオフセット回路７４とで構成し、
前記ＡＧＣ信号を生成している。８はＡ／Ｄ変換部で、
前記ＡＧＣ信号をデジタル信号に変換してＡＧＣデータ
としている。９は相関信号検出回路で、前記絶対値信号
より相関信号の有無を検出し、検出信号を相関検出デー
タとして出力している。１０は記憶部で、前記ＡＧＣデ
ータと検出データを前記複数のアンテナ番号に対応して
記憶している。１１は比較器で、前記記憶部に記憶する
ＡＧＣデータを比較して比較結果を制御部１２に入力し
ている。１２は前記制御部で、前記入力する比較結果
と、前記記憶部１０に記憶する相関検出データと、レベ
ル比較部１７よりのレベル比較結果および、レベル記憶
部１６に記憶するレベル判定結果を基に、前記切り換え
スイッチ３を切り換え制御している。
し、ピーク検波するピーク検波回路７１と、該ピーク検
波信号を滑らかな信号にするループフィルタ７２と、該
信号を基準信号と比較する基準比較回路７３と、直流分
をオフセットするＤＣオフセット回路７４とで構成し、
前記ＡＧＣ信号を生成している。８はＡ／Ｄ変換部で、
前記ＡＧＣ信号をデジタル信号に変換してＡＧＣデータ
としている。９は相関信号検出回路で、前記絶対値信号
より相関信号の有無を検出し、検出信号を相関検出デー
タとして出力している。１０は記憶部で、前記ＡＧＣデ
ータと検出データを前記複数のアンテナ番号に対応して
記憶している。１１は比較器で、前記記憶部に記憶する
ＡＧＣデータを比較して比較結果を制御部１２に入力し
ている。１２は前記制御部で、前記入力する比較結果
と、前記記憶部１０に記憶する相関検出データと、レベ
ル比較部１７よりのレベル比較結果および、レベル記憶
部１６に記憶するレベル判定結果を基に、前記切り換え
スイッチ３を切り換え制御している。
【００１３】１３はレベル検出部で、前記信号分配器３
ａよりの信号レベルを検出している。１４は第二のＡ／
Ｄ変換部で、前記レベル検出部よりの信号レベルをデジ
タル信号に変換している。１５はレベル判断部で、所定
の基準電圧を発生する基準電圧部１５ｂと、前記レベル
検出部１３よりの信号レベルが基準電圧より大きいか、
小さいかを判定するレベル判定部１５ａとで構成し、高
レベル狭帶域信号の有無を判断している。１６は前記レ
ベル記憶部で、前記Ａ／Ｄ変換部１４よりのレベルデー
タと、レベル判定部１５よりの判定結果を記憶してい
る。１７は前記レベル比較部で、前記レベル記憶部に記
憶する複数のアンテナに対応する信号レベルを比較して
いる。
ａよりの信号レベルを検出している。１４は第二のＡ／
Ｄ変換部で、前記レベル検出部よりの信号レベルをデジ
タル信号に変換している。１５はレベル判断部で、所定
の基準電圧を発生する基準電圧部１５ｂと、前記レベル
検出部１３よりの信号レベルが基準電圧より大きいか、
小さいかを判定するレベル判定部１５ａとで構成し、高
レベル狭帶域信号の有無を判断している。１６は前記レ
ベル記憶部で、前記Ａ／Ｄ変換部１４よりのレベルデー
タと、レベル判定部１５よりの判定結果を記憶してい
る。１７は前記レベル比較部で、前記レベル記憶部に記
憶する複数のアンテナに対応する信号レベルを比較して
いる。
【００１４】図２は本発明によるダイバーシティ制御装
置の別の実施例を示すブロック図である。図において、
図１と同一機能のものは同一記号を使用している。１２
ａは前記制御部で、前記入力する比較結果と、前記記憶
部１０に記憶する相関検出データと、レベル記憶部１６
ａに記憶する前記複数のアンテナに対応するレベル検出
結果を基に、前記切り換えスイッチ３を切り換え制御し
ている。
置の別の実施例を示すブロック図である。図において、
図１と同一機能のものは同一記号を使用している。１２
ａは前記制御部で、前記入力する比較結果と、前記記憶
部１０に記憶する相関検出データと、レベル記憶部１６
ａに記憶する前記複数のアンテナに対応するレベル検出
結果を基に、前記切り換えスイッチ３を切り換え制御し
ている。
【００１５】以上の構成において、つぎにその動作を説
明するが、まず、図１について説明する。制御部１２よ
りの制御信号により、第一のアンテナ１より入力するス
ペクトラム拡散変調されたＲＦ信号を、切り換えスイッ
チ３で選択し、信号分配器３ａを介して、ＲＦ／ＩＦ変
換部４に入力し、選択増幅およびレベルを一定にした
後、図３−ａに示す中間周波数帯のＩＦ信号Ｓ１に変換
している。該ＩＦ信号Ｓ１はＳＡＷマッチドフィルタ５
１を通して図３−ｂに示す相関信号Ｓ２を得て、遅延回
路５２と乗算器５３を介して遅延検波し、ＬＰＦ５４を
通して高周波成分をカットして図３−ｃに示す検波信号
Ｓ３を得ている。該検波信号Ｓ３は絶対値回路部６にて
図３−ｄに示す絶対値信号Ｓ４に変換し、ＡＧＣ回路７
および相関信号検出回路９に入力している。絶対値信号
Ｓ４はＡＧＣ回路７でピーク検波してループフィルタを
通して直流信号に変換し、基準信号と比較した後直流分
をオフセットしてＡＧＣ信号を得ている。このＡＧＣ信
号は、前記ＡＧＣ増幅器４３を制御するとともに、Ａ／
Ｄ変換器８でデジタル信号に変換し、ＡＧＣデータとし
て、アンテナ番号に対応して記憶部１０に記憶してい
る。絶対値信号Ｓ４はまた、相関信号検出回路９で相関
信号の有無を検出し、この検出データをアンテナ番号に
対応して前記記憶部１０に記憶している。前記記憶した
ＡＧＣデータはアンテナ番号毎に比較器１１にて比較さ
れ、その比較結果を出力している。また、信号分配器３
ａからの信号はレベル検出部１３にてレベルを検出し、
該検出信号をＡ／Ｄ変換部１４にてデジタル信号に変換
してレベル記憶部１６に記憶している。また、レベル検
出部１３よりのレベル信号は、レベル判定部１５ａにて
基準電圧部１５ａよりの所定の基準電圧と比較して、大
きい，小さいの判断をし、そのレベル判断結果を前記レ
ベル記憶部に記憶している。制御部１２は、前記記憶部
１０に記憶するアンテナ番号毎のＡＧＣデータ比較結果
と前記記憶部１０に記憶する相関データの有無検出デー
タと、レベル記憶部１６に記憶するレベル検出データお
よびレベル判断結果に基づいて、相関信号を発生する受
信レベルの最も高い信号で、尚且つ、高レベル狭帶域信
号のレベルの低い信号をアンテナより受信するように、
切り換え部３を制御している。
明するが、まず、図１について説明する。制御部１２よ
りの制御信号により、第一のアンテナ１より入力するス
ペクトラム拡散変調されたＲＦ信号を、切り換えスイッ
チ３で選択し、信号分配器３ａを介して、ＲＦ／ＩＦ変
換部４に入力し、選択増幅およびレベルを一定にした
後、図３−ａに示す中間周波数帯のＩＦ信号Ｓ１に変換
している。該ＩＦ信号Ｓ１はＳＡＷマッチドフィルタ５
１を通して図３−ｂに示す相関信号Ｓ２を得て、遅延回
路５２と乗算器５３を介して遅延検波し、ＬＰＦ５４を
通して高周波成分をカットして図３−ｃに示す検波信号
Ｓ３を得ている。該検波信号Ｓ３は絶対値回路部６にて
図３−ｄに示す絶対値信号Ｓ４に変換し、ＡＧＣ回路７
および相関信号検出回路９に入力している。絶対値信号
Ｓ４はＡＧＣ回路７でピーク検波してループフィルタを
通して直流信号に変換し、基準信号と比較した後直流分
をオフセットしてＡＧＣ信号を得ている。このＡＧＣ信
号は、前記ＡＧＣ増幅器４３を制御するとともに、Ａ／
Ｄ変換器８でデジタル信号に変換し、ＡＧＣデータとし
て、アンテナ番号に対応して記憶部１０に記憶してい
る。絶対値信号Ｓ４はまた、相関信号検出回路９で相関
信号の有無を検出し、この検出データをアンテナ番号に
対応して前記記憶部１０に記憶している。前記記憶した
ＡＧＣデータはアンテナ番号毎に比較器１１にて比較さ
れ、その比較結果を出力している。また、信号分配器３
ａからの信号はレベル検出部１３にてレベルを検出し、
該検出信号をＡ／Ｄ変換部１４にてデジタル信号に変換
してレベル記憶部１６に記憶している。また、レベル検
出部１３よりのレベル信号は、レベル判定部１５ａにて
基準電圧部１５ａよりの所定の基準電圧と比較して、大
きい，小さいの判断をし、そのレベル判断結果を前記レ
ベル記憶部に記憶している。制御部１２は、前記記憶部
１０に記憶するアンテナ番号毎のＡＧＣデータ比較結果
と前記記憶部１０に記憶する相関データの有無検出デー
タと、レベル記憶部１６に記憶するレベル検出データお
よびレベル判断結果に基づいて、相関信号を発生する受
信レベルの最も高い信号で、尚且つ、高レベル狭帶域信
号のレベルの低い信号をアンテナより受信するように、
切り換え部３を制御している。
【００１６】図２の場合は、信号分配器３ａよりの信号
は、レベル検出部１３にて検出する信号レベルを基準電
圧と比較判断し、その判断結果をレベル判断結果として
レベル記憶部１６に記憶される。 制御部１２ａは、前
記記憶部１０に記憶するアンテナ番号毎のＡＧＣデータ
比較結果と前記記憶部１０に記憶する相関データの有無
検出データと、レベル記憶部１６に記憶するレベル判断
結果に基づいて、相関信号を発生する受信レベルの最も
高い信号で、尚且つ、高レベル狭帶域信号の無い信号を
アンテナより受信するように、切り換え部３を制御して
いる。
は、レベル検出部１３にて検出する信号レベルを基準電
圧と比較判断し、その判断結果をレベル判断結果として
レベル記憶部１６に記憶される。 制御部１２ａは、前
記記憶部１０に記憶するアンテナ番号毎のＡＧＣデータ
比較結果と前記記憶部１０に記憶する相関データの有無
検出データと、レベル記憶部１６に記憶するレベル判断
結果に基づいて、相関信号を発生する受信レベルの最も
高い信号で、尚且つ、高レベル狭帶域信号の無い信号を
アンテナより受信するように、切り換え部３を制御して
いる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるダイ
バーシティ受信装置によれば、複数のアンテナよりの信
号を分配器で分配し、該分配される信号よりスペクトラ
ム拡散変調信号をＲＦ／ＩＦ変換部で選択増幅および、
ゲインコントロールし、中間周波数帯に変換し、該中間
周波数帯の信号をＳＡＷマッチドフィルタを通して得た
相関信号を遅延検波し、これを絶対値回路で絶対値信号
に変換し、この絶対値信号から作ったＡＧＣ信号を前記
ＲＦ／ＩＦ変換部にフィードバックするとともに、デジ
タル信号に変換し、この変換したＡＧＣデータをアンテ
ナ毎に比較した結果と、前記絶対値信号より相関信号を
検出する相関信号検出データと、さらに、前記分配器よ
りの信号レベルを所定レベルと比較して高レベル狭帶域
信号の有無を検出し、さらに、高レベル狭帶域信号のレ
ベルを比較した結果に基づいて、制御部が、相関信号の
ある受信レベルが最も大きく、尚且つ、高レベル狭帶域
信号レベルの最も低い信号を入力するアンテナに切り換
えているので、正しいスペクトラム拡散信号で、最も高
いレベルの信号を入力し、しかも「高レベル狭帶域信
号」の入力レベルの高い信号を入力しないアンテナを選
択する、スペクトラム拡散通信用のＡＧＣ付きダイバー
シティ制御装置を提供することができる。
バーシティ受信装置によれば、複数のアンテナよりの信
号を分配器で分配し、該分配される信号よりスペクトラ
ム拡散変調信号をＲＦ／ＩＦ変換部で選択増幅および、
ゲインコントロールし、中間周波数帯に変換し、該中間
周波数帯の信号をＳＡＷマッチドフィルタを通して得た
相関信号を遅延検波し、これを絶対値回路で絶対値信号
に変換し、この絶対値信号から作ったＡＧＣ信号を前記
ＲＦ／ＩＦ変換部にフィードバックするとともに、デジ
タル信号に変換し、この変換したＡＧＣデータをアンテ
ナ毎に比較した結果と、前記絶対値信号より相関信号を
検出する相関信号検出データと、さらに、前記分配器よ
りの信号レベルを所定レベルと比較して高レベル狭帶域
信号の有無を検出し、さらに、高レベル狭帶域信号のレ
ベルを比較した結果に基づいて、制御部が、相関信号の
ある受信レベルが最も大きく、尚且つ、高レベル狭帶域
信号レベルの最も低い信号を入力するアンテナに切り換
えているので、正しいスペクトラム拡散信号で、最も高
いレベルの信号を入力し、しかも「高レベル狭帶域信
号」の入力レベルの高い信号を入力しないアンテナを選
択する、スペクトラム拡散通信用のＡＧＣ付きダイバー
シティ制御装置を提供することができる。
【図１】本発明によるダイバーシティ制御装置の一実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図２】本発明によるダイバーシティ制御装置の別の実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図３】本発明によるＡＧＣ付きスペクトラム拡散通信
用ダイバーシティ制御装置の要部信号波形を示してい
る。
用ダイバーシティ制御装置の要部信号波形を示してい
る。
【図４】従来のダイバーシティ受信装置を示すブロック
図である。
図である。
【図５】従来のダイバーシティ受信装置を示すブロック
図である。
図である。
【図６】従来のダイバーシティ受信装置を示すブロック
図である。
図である。
【図７】従来の切り換え型ダイバーシティ受信装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図８】従来のスペクトラム拡散通信用ダイバーシティ
制御装置を示すブロック図である。
制御装置を示すブロック図である。
【図９】従来のＡＧＣ付きスペクトラム拡散通信用ダイ
バーシティ制御装置を示すブロック図である。
バーシティ制御装置を示すブロック図である。
１ 第一のアンテナ ２ 第二のアンテナ ３ 切り換えスイッチ ４ ＲＦ／ＩＦ変換部 ５ 検波回路部 ６ 絶対値回路 ７ ＡＧＣ回路 ８ Ａ／Ｄ変換部 ９ 相関信号検出回路 １０ 記憶部 １１ 比較器 １２ 制御部 １２ａ制御部 １３ レベル検出部 １４ 第二のＡ／Ｄ変換部 １５ レベル判断部 １５ａレベル判定部 １５ｂ基準電圧部 １６ レベル記憶部 １７ レベル比較部 ４１ バンドパスフィルタ ４２ リニア増幅器 ４３ ＡＧＣ増幅器 ４４ ダウンコンバータ ５１ ＳＡＷマッチドフィルタ ５２ 遅延回路 ５３ 乗算器 ５４ ローパスフィルタ ７１ ピーク検波回路 ７２ ループフィルタ ７３ 基準比較回路 ７４ ＤＣオフセット回路
Claims (6)
- 【請求項１】 互いに空間的に離れた複数のアンテナ
と、前記アンテナを制御信号により選択する切り換えス
イッチと、前記切り換えスイッチで選択する信号を分配
する信号分配器と、該信号分配器よりのスペクトラム拡
散変調信号を選択増幅し、ＲＦ周波数帯より中間周波数
帯に変換するＲＦ／ＩＦ変換部と、前記中間周波数の信
号を入力して検波信号を出力する検波回路と、該検波回
路よりの検波信号を絶対値信号に変換して出力する絶対
値回路部と、該絶対値回路部よりの絶対値信号より前記
ＲＦ／ＩＦ変換部を制御するＡＧＣ信号を発生するＡＧ
Ｃ回路と、該ＡＧＣ回路よりのＡＧＣ信号をデジタル信
号に変換するＡ／Ｄ変換部と、前記絶対値回路よりの絶
対値信号より相関信号を検出する相関信号検出回路と、
該相関信号検出回路よりの検出データと前記Ａ／Ｄ変換
部よりのＡＧＣデータを一時記憶する記憶部と、該記憶
部に記憶する前記複数のアンテナに対応するＡＧＣデー
タを比較する比較器と、前記信号分配器よりの信号レベ
ルを検出するレベル検出部と、該検出レベルを判断する
レベル判断部と、前記複数のアンテナに対応するレベル
判断結果を記憶するレベル記憶部と、前記比較器よりの
比較結果と前記記憶部に記憶する複数のアンテナに対応
する相関データおよび前記レベル記憶部に記憶する複数
のアンテナに対応するレベル判断結果に基づいて前記切
り換えスイッチを制御する制御信号を出力する制御部と
で構成し、制御部よりの制御信号により順次アンテナを
切り換え、相関信号検出データがあって受信レベルの最
も高い信号を受信し、且つ、高レベル狭帶域信号を受信
しないアンテナを選択するようにしていることを特徴と
するダイバーシティ制御装置。 - 【請求項２】 互いに空間的に離れた複数のアンテナ
と、前記アンテナを制御信号により選択する切り換えス
イッチと、前記切り換えスイッチで選択する信号を分配
する信号分配器と、該信号分配器よりのスペクトラム拡
散変調信号を選択増幅し、ＲＦ周波数帯より中間周波数
帯に変換するＲＦ／ＩＦ変換部と、前記中間周波数の信
号を入力して検波信号を出力する検波回路と、該検波回
路よりの検波信号を絶対値信号に変換して出力する絶対
値回路部と、該絶対値回路部よりの絶対値信号より前記
ＲＦ／ＩＦ変換部を制御するＡＧＣ信号を発生するＡＧ
Ｃ回路と、該ＡＧＣ回路よりのＡＧＣ信号をデジタル信
号に変換する第一のＡ／Ｄ変換部と、前記絶対値回路よ
りの絶対値信号より相関信号を検出する相関信号検出回
路と、該相関信号検出回路よりの検出データと前記第一
のＡ／Ｄ変換部よりのＡＧＣデータを一時記憶する記憶
部と、該記憶部に記憶する前記複数のアンテナに対応す
るＡＧＣデータを比較する比較器と、前記信号分配器よ
りの信号レベルを検出するレベル検出部と、該検出レベ
ル信号をデジタル信号に変換する第二のＡ／Ｄ変換部
と、前記検出レベル信号が所定のレベルより大きいこと
を判断するレベル判断部と、前記第二のＡ／Ｄ変換部よ
りのレベルデータとレベル判断部よりの判断結果を記憶
するレベル記憶部と、該レベル記憶部に記憶するレベル
データを比較するレベル比較部と、前記比較器よりの比
較結果と前記記憶部に記憶する複数のアンテナに対応す
る相関データと、前記レベル比較部の比較結果およびレ
ベル判断結果に基づいて前記切り換えスイッチを制御す
る制御信号を出力する制御部とで構成し、制御部よりの
制御信号により順次アンテナを切り換え、相関信号検出
データがあって受信レベルの最も高い信号を受信し、且
つ、高レベル狭帶域信号の高いレベルの信号を受信しな
いアンテナを選択するようにしていることを特徴とする
ダイバーシティ制御装置。 - 【請求項３】 前記記憶部は、複数のレジスタで構成し
ていることを特徴とする請求項１または請求項２記載の
ダイバーシティ制御装置。 - 【請求項４】 前記制御部は、電源投入時、および、前
記ＲＦ／ＩＦ変換部における受信チャンネルを切り換え
たとき、前記複数のアンテナを順次切り換えるようにし
ていることを特徴とする請求項１または請求項２記載の
ダイバーシティ制御装置。 - 【請求項５】 前記レベル判断部は、所定の基準電圧を
発生する基準電圧部と、前記レベル検出部よりの信号レ
ベルを基準電圧と比較して、その大小の結果を送出する
レベル判定部とで構成していることを特徴とする請求項
１または請求項２記載のダイバーシティ制御装置。 - 【請求項６】 前記レベル判断部は、信号をレベル検波
する検波部と、該検波信号をデジタル信号に変換するＡ
／Ｄ変換部と、所定のしきい値を記憶するテーブルと、
前記Ａ／Ｄ変換したレベルデータとテーブルよりのしき
い値を比較するデータ比較部とで構成していることを特
徴とする請求項１または請求項２記載のダイバーシティ
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6285520A JPH08149058A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | ダイバーシティ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6285520A JPH08149058A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | ダイバーシティ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08149058A true JPH08149058A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17692599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6285520A Pending JPH08149058A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | ダイバーシティ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08149058A (ja) |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP6285520A patent/JPH08149058A/ja active Pending
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